JP2003227020A - 衣服用パッドの製造方法及び衣服用パッド - Google Patents
衣服用パッドの製造方法及び衣服用パッドInfo
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Abstract
ルト接着シート(14)が添設された衣服用パッド(1)、及
び、その製造方法に於いて、衣服用パッド(1)の外周の
ほつれ防止の為の前記オーバーロックを不要ならしめて
製造効率の向上を図ると共に、適用対象たる衣服に対す
る結合力が強く且つ伸縮性に優れた衣服用パッド(1)を
提供できるようにする。 【解決手段】 表裏に貫通する開口が形成されたホット
メルト接着シート(14)の外周全域と、前記ホットメルト
接着シート(14)に重ね合わされるシート状のパッド主体
(10)の外周全域とを、これらホットメルト接着シート(1
4)とパッド主体(10)の相互間内に侵入するように内側に
折り返した状態で縫合する。
Description
造方法及び衣服用パッドに関するもの、特に、主として
運動用衣服に貼着することにより生地の補強や、外部か
らの衝撃吸収の機能を発揮する衣服用パッドを製造する
方法及び衣服用パッドに関するものである。
ムの膝部等に添設される衣服用パッドとして、家庭用ア
イロンの熱で上記衣服に溶着する形式のものが知られて
いる。この衣服用パッドは、図5に示すように、表生地
(11)、発泡ウレタンシート(12)及び裏生地(13)からなる
パッド主体(10)の裏面に、前記パッド主体(10)と同じ大
きさのホットメルト接着シート(14)が裏打ちされた構成
を有している。
で製造される。同一形状の裏生地(13)、発泡ウレタンシ
ート(12)及び表生地(11)をこの順序で下方から積層した
状態でこれらをキルティング状に縫合し、その後、この
縫合物の外周のほつれを防止するために、該縫合物の外
周全域をオーバーロック(19)して補強し、これにより、
パッド主体(10)を造る。
と同一形状のホットメルト接着シート(14)を溶着する
と、目的物たる衣服用パッド(1)が完成する。このもの
では、衣服の内面にホットメルト接着シート(14)側から
衣服用パッド(1)を重ね、この状態で衣服の外面を家庭
用アイロンなどで加熱押圧すると、前記ホットメルト接
着シート(14)を介して衣服用パッド(1)が衣服に溶着さ
れ、これにより、衣服へのパッド取り付け作業が完了す
る。しかしながら、既述従来の手法で衣服用パッド(1)
を製造する場合には次の問題があった。
ほつれ防止の為にオーバーロック(19)をする作業が必要
となり、製造効率が悪くなる。
ト(14)の外周が正確に一致するようにこれらが表裏に重
なっていない場合は、パッド主体(10)の裏面外周にホッ
トメルト接着シート(14)が付着しない領域が部分的に形
成され、該領域が衣服に溶着しない。従って、かかる場
合は、衣服に溶着しない前記外周領域が衣服から浮き上
がるから、繰り返される洗濯等によって前記浮き上がり
部から衣服用パッド(1)の剥離が進行し易くなる。
ットメルト接着シート(14)で裏面全体が覆われた構造に
なっている。従って、仮にパッド主体(10)が伸縮性に優
れた素材で構成されていても、ホットメルト接着シート
(14)が伸縮性の悪い素材で構成されている場合は、該ホ
ットメルト接着シート(14)と同様に衣服用パッド(1)全
体の伸縮性が悪くなる。従って、衣服用パッド(1)を衣
服の膝等の屈曲する部位に適用すると、屈曲する膝の形
状に倣って伸張しにくくなる。
みてなされたもので、『シート状のパッド主体(10)の裏
面にホットメルト接着シート(14)が添設された衣服用パ
ッド(1)、及び、その製造方法』に於いて、衣服用パッ
ド(1)の外周のほつれ防止の為の前記オーバーロック(1
9)を不要ならしめて製造効率の向上を図ると共に、適用
対象たる衣服に対する結合力が強く且つ伸縮性に優れた
衣服用パッド(1)を提供できるようにすることを課題と
する。
るための1項の発明の技術的手段は、『前記ホットメル
ト接着シート(14)を前記パッド主体(10)の表面に重ねた
状態でこれら両者の重ね合わせ部の外周を縫合すること
によって複合シート状中間品を作る縫合工程と、前記縫
合工程の前又は後に於いて、前記ホットメルト接着シー
ト(14)の一部を切ることにより該ホットメルト接着シー
ト(14)に開口を形成する開口形成工程と、前記縫合工程
及び開口形成工程の後に、前記開口に前記パッド主体(1
0)全体を通過させることによって前記複合シート状中間
品を裏返す裏返し工程と』ことである。
ットメルト接着シート(14)をパッド主体(10)の表面に重
ねた状態でこれらの重ね合わせ部の外周を縫合する縫合
工程が終わると、パッド主体(10)とホットメルト接着シ
ート(14)の外周縁が外部に露出した状態の複合シート状
中間品が得られる。一方、上記縫合工程の前又は後にホ
ットメルト接着シート(14)の一部に、後述の裏返し工程
の実行に必要な開口を形成する。
された開口にパッド主体(10)全体を通過させることによ
って前記複合シート状中間品の内外面を反転させる為の
裏返し工程を実行する。すると、外周にオーバーロック
(19)が施されていない上記パッド主体(10)やホットメル
ト接着シート(14)の外周が、これらパッド主体(10)とホ
ットメルト接着シート(14)の相互間の内部空間に収容さ
れて隠れた状態になり、これにより、オーバーロック(1
9)が施されていない上記パッド主体(10)等の外周が外部
に露出しなくなる。従って、既述従来のようにパッド主
体(10)外周のほつれ防止対策としてのオーバーロック(1
9)の作業が不要になる。
服用パッド(1)を作ると、パッド主体(10)とホットメル
ト接着シート(14)との線状の縫合域が衣服用パッド(1)
の最外周に位置する。これにより、衣服用パッド(1)を
構成するパッド主体(10)とホットメルト接着シート(14)
の外周が正確に一致した状態になり、ホットメルト接着
シート(14)が衣服用パッド(1)の外周からはみ出した
り、又、衣服用パッド(1)の外周縁の一部にホットメル
ト接着シート(14)の非添設域が形成される不都合がな
い。
用パッド(1)の裏面に添設されているホットメルト接着
シート(14)には、既述裏返し工程の実行に必要な開口が
形成されている。従って、伸縮性の劣る素材でホットメ
ルト接着シート(14)が形成されている場合でも、衣服用
パッド(1)は前記開口を拡大させる方向に伸縮し易くな
る。
の技術的手段は、『表裏に貫通する複数の線状切込みが
直列状に間隔を置いて配列されているホットメルト接着
シート(14)を作る工程と、前記ホットメルト接着シート
(14)をシート状のパッド主体(10)の表面に重ねた状態で
これら両者の重ね合わせ部の外周を縫合することによっ
て複合シート状中間品を作る縫合工程と、前記縫合工程
後に、前記ホットメルト接着シート(14)を前記複数の切
込みに沿って部分的に切り離すことによって該ホットメ
ルト接着シート(14)に開口を形成する開口形成工程と、
前記開口形成工程後に、前記開口に前記パッド主体(10)
全体を通過させることによって前記複合シート状中間品
を裏返す裏返し工程と、を備えた』ことである。
されたホットメルト接着シート(14)とパッド主体(10)の
外周を縫合した後に、複数の切込みに沿ってホットメル
ト接着シート(14)を部分的に切り離すと、裏返し工程の
実行に必要な開口が形成される。従って、該開口の形成
後に既述1項の発明と同様に複合シート状中間品の裏返
し工程を実行することができる。
ホットメルト接着シート(14)の片面には補強用メッシュ
シートが添設されており、前記縫合工程は、前記ホット
メルト接着シート(14)に於ける前記補強用メッシュシー
トの非添設側表面を前記パッド主体(10)の表面に重ねた
状態でこれら両者の重ね合わせ部の外周を縫合する』も
のとすれば、補強用メッシュシートによってホットメル
ト接着シート(14)の強度向上が図れ、これにより、前記
裏返し工程を実行する際にホットメルト接着シート(14)
が破損しにくくなる。
パッド主体(10)は、表生地の裏面に発泡ウレタンシート
が縫合されている』ものとすれば、発泡ウレタンシート
が衝撃緩衝機能を発揮する。
用パッドの発明の技術的手段は、『表裏に貫通する開口
が形成されたホットメルト接着シート(14)の外周全域
と、前記ホットメルト接着シート(14)に重ね合わされる
シート状のパッド主体(10)の外周全域が、これらホット
メルト接着シート(14)とパッド主体(10)の相互間内に侵
入するように内側に折り返された状態で縫合されてい
る』ことである。
材でホットメルト接着シート(14)が形成されている場合
でも、衣服に溶着された衣服用パッド(1)は前記開口を
拡大させる方向に伸縮し易くなる。
ルト接着シート(14)に於ける、前記パッド主体(10)側の
面には補強用メッシュシートが添設されている』もので
は、補強用メッシュシートによってホットメルト接着シ
ート(14)の強度向上が図れる。従って、衣服用パッド
(1)の取り扱い時に上記ホットメルト接着シート(14)が
破れる心配が少なくなる。
パッド主体(10)は、発泡ウレタンシートとその外面を覆
う表生地が縫合されたシート体である』ものでは、発泡
ウレタンシートが衝撃緩衝機能を発揮する。
ド主体(10)外周のほつれ防止のために該パッド主体(10)
の外周全域を縫い上げるオーバーロック(19)の作業が不
要になるから、衣服用パッド(1)の製造効率が向上す
る。
(14)の外周が正確に一致した状態になるから、パッド主
体(10)の裏面外周の一部にホットメルト接着シート(14)
の非添設域が形成される不都合がない。よって、衣服用
パッド(1)の外周全域が衣服に確実に溶着され、これに
より、該衣服用パッド(1)が外周から剥離する心配が少
なくなる。
ト(14)が形成されている場合でも、衣服用パッド(1)は
前記開口を拡大させる方向に伸縮し易くなる。従って、
衣服の膝等の屈曲部に適用した場合には、該膝の屈曲に
倣って衣服用パッド(1)が容易に伸縮変形しやすくな
る。3項及び6項のものでは、補強用メッシュシートに
よってホットメルト接着シート(14)の強度向上が図れ
る。
態を説明する。 [全体構成について]図1に示すように、本実施の形態に
係る衣服用パッド(1)は、表裏に貫通する開口(15)が形
成されたホットメルト接着シート(14)とパッド主体(10)
の夫々の外周縁全域が、これらホットメルト接着シート
(14)とパッド主体(10)の相互間内に折り返された状態で
縫合された構造を有している。
(10)は、図2の(ロ)に示すように、衝撃緩衝性を確保
する為の発泡ウレタンシート(31)と表生地(32)を重ねて
格子状の縫い目を形成するように縫合したものである。
尚、表生地(32)としては例えば綿ポリエステル混合繊維
からなる編成物を使用することが出来る一方、発泡ウレ
タンシート(31)としては厚さ3mmのポリウレタン発泡
体を使用することができる。
記パッド主体(10)の裏面に添設されるホットメルト接着
シート(14)は、図2の(ロ)に示すように、補強用メッ
シュシート(16)が添設されたものであり、ホットメルト
接着シート(14)としては、例えば、溶融温度約120℃
のポリウレタンフォームを使用することができる一方、
補強用メッシュシート(16)としては、布製のものを使
用することができる。
パッド(1)の製造方法を説明する。先ず、片面に補強用
メッシュシート(16)が添設されたホットメルト原反シー
ト(図示せず)を準備し、これを、完成品たる衣服用パ
ッド(1)の外形よりも一回り大きな外形に打抜くか又は
裁断し、これにより、ホットメルト接着シート(14)を作
る。又、このとき、ホットメルト接着シート(14)には、
その表裏に貫通する複数(本実施の形態では2個)の切
込み(21)(21)を所定間隔を置いて直列状に形成する。
地(32)が縫合されたパッド用原反シート(図示せず)を
準備し、これを、上記ホットメルト接着シート(14)と同
一形状に打ち抜くか又は裁断し、これにより、パッド主
体(10)を作る。
(イ)に示すように、ホットメルト接着シート(14)に於
ける補強用メッシュシート(16)の非添設側表面と発泡ウ
レタンシート(31)とが対向するように、該ホットメルト
接着シート(14)とパッド主体(10)を重ね合わせる。そし
て、これらパッド主体(10)とホットメルト接着シート(1
4)の重ね合わせ部の外周を全域的に縫合すると、図3に
示すように、外周全域に縫い目(24)が形成された複合シ
ート状中間品(26)が完成し、これにより、縫合工程が終
了する。
3の状態に於いて、切込み(21)(21)の相互間を挟みやカ
ッタ等で切断することによってこれら切込み(21)(21)を
繋げる。これにより、切込み(21)(21)に沿ってホットメ
ルト接着シート(14)を切り離し、これにより、後述の裏
返し工程の実行に必要な開口(2)を形成すると、開口形
成工程が終了する。
シート状中間品(26)が完成した状態で、パッド主体(10)
の生地を開口(2)に通過させることによって前記複合シ
ート状中間品(26)を全体的に裏返す。即ち、複合シート
状中間品(26)の内・外面を反転させるように全体を裏返
す。そして、この裏返す作業を行う際には、補強用メッ
シュシート(16)の補強機能によってホットメルト接着シ
ート(14)が破損する心配が少なくなる。
図2の(ロ)に示すように、パッド主体(10)やホットメ
ルト接着シート(14)の外周の縫い目(24)部分が、これら
パッド主体(10)とホットメルト接着シート(14)の相互間
に形成される内部空間内に収容されて隠れた状態にな
る。これにより、パッド主体(10)の外周のほつれ防止の
為に必要であった既述オーバーロックの作業が不要にな
る。又、複合シート状中間品(26)を裏返した状態では、
ホットメルト接着シート(14)に於ける補強用メッシュシ
ート(16)の非添設側表面が外部に露出した状態になる。
これにより、裏返し工程が終了する。
後に、衣服用パッド(1)の外周に沿って更に縫合部(27)
を形成して端末処理をしている。このものでは、複合シ
ート状中間品(26)を裏返すことによって衣服用パッド
(1)が作られるから、衣服用パッド(1)の最外周に沿って
縫い目(24)が形成された状態になる。従って、衣服用パ
ッド(1)を構成するパッド主体(10)とホットメルト接着
シート(14)の外周が正確に一致した状態になる。よっ
て、衣服用パッド(1)の外周の一部にホットメルト接着
シート(14)の非添設域が形成される不都合がなく、衣服
用パッド(1)の外周縁全域が衣服に確実に溶着される。
ド(1)を衣服の内面に取り付ける作業を図4に基づいて
説明する。先ず、衣服(51)を裏返すことによってその内
面を外部に露出させる。次に、図4の(イ)に示すよう
に、外部に露出した衣服(51)の内面に対して衣服用パッ
ド(1)をホットメルト接着シート(14)側から重ねる。そ
して、衣服用パッド(1)よりも一回り大きな熱可塑性仮
止めシート(53)を別途準備し、該熱可塑性仮止めシート
(53)で衣服用パッド(1)を覆った後、該熱可塑性仮止め
シート(53)の周縁部(57)を家庭用アイロンで加熱押圧す
る。すると、熱可塑性仮止めシート(53)の周縁部(57)が
衣服(51)に溶着され、これにより、衣服用パッド(1)が
衣服(51)の目的位置に仮止めされた状態になる。熱可塑
性仮止めシート(53)を用いて衣服用パッド(1)を仮止め
するのは、パッド主体(10)側からアイロンを衣服(51)側
に押圧した場合には、厚みの大きなパッド主体(10)の断
熱作用によりホットメルト接着シート(14)が溶融しにく
いことから、衣服用パッド(1)の仮止めが困難になるか
らである。
態で衣服(51)の表面からアイロン(55)で加熱押圧する
と、ホットメルト接着シート(14)が溶融して衣服(51)と
衣服用パッド(1)の発泡ウレタン(31)とが溶着される。
その後、不要になった熱可塑性仮止めシート(53)を剥離
すると、衣服用パッド(1)の取り付け作業が完了する。
トメルト接着シート(14)の開口(2)に対応する部分が衣
服(51)に溶着していないから、ホットメルト接着シート
(14)や補強用メッシュシート(16)が伸縮性の劣る素材で
形成されている場合でも、上記開口(2)を拡大させる方
向に衣服用パッド(1)が伸縮し易くなる。よって、衣服
用パッド(1)を膝等の屈曲部に適用した場合には、該膝
の屈曲に倣って衣服用パッド(1)が容易に伸縮変形しや
すくなる。
着シート(14)をパッド主体(10)に逢着し、その後に切込
み(21)(21)の相互間を切り離すことによって開口(2)を
形成したが、パッド主体(10)に逢着する前のホットメル
ト接着シート(14)に単一の開口(2)を予め形成しておい
ても良い。
ッド(1)を溶着することにより、破れ補修用のパッドと
して使用できることは言うまでもない。この場合、一枚
の厚手の布をパッド主体(10)として使用しても良い。
一部切り欠きの斜視図
製造工程を説明する図
Claims (7)
- 【請求項1】 シート状のパッド主体(10)の裏面にホッ
トメルト接着シート(14)が添設された衣服用パッド(1)
の製造方法に於いて、 前記ホットメルト接着シート(14)を前記パッド主体(10)
の表面に重ねた状態でこれら両者の重ね合わせ部の外周
を縫合することによって複合シート状中間品を作る縫合
工程と、 前記縫合工程の前又は後に於いて、前記ホットメルト接
着シート(14)の一部を切ることにより該ホットメルト接
着シート(14)に開口を形成する開口形成工程と、 前記縫合工程及び開口形成工程の後に、前記開口に前記
パッド主体(10)全体を通過させることによって前記複合
シート状中間品を裏返す裏返し工程と、を備えた衣服用
パッドの製造方法。 - 【請求項2】 シート状のパッド主体(10)の裏面にホッ
トメルト接着シート(14)が添設された衣服用パッド(1)
の製造方法に於いて、 表裏に貫通する複数の線状切込みが直列状に間隔を置い
て配列されているホットメルト接着シート(14)を作る工
程と、 前記ホットメルト接着シート(14)をシート状のパッド主
体(10)の表面に重ねた状態でこれら両者の重ね合わせ部
の外周を縫合することによって複合シート状中間品を作
る縫合工程と、 前記縫合工程後に、前記ホットメルト接着シート(14)を
前記複数の切込みに沿って部分的に切り離すことによっ
て該ホットメルト接着シート(14)に開口を形成する開口
形成工程と、 前記開口形成工程後に、前記開口に前記パッド主体(10)
全体を通過させることによって前記複合シート状中間品
を裏返す裏返し工程と、を備えた衣服用パッドの製造方
法。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の衣服用パッドの
製造方法に於いて、 前記ホットメルト接着シート(14)の片面には補強用メッ
シュシートが添設されており、 前記縫合工程は、前記ホットメルト接着シート(14)に於
ける前記補強用メッシュシートの非添設側表面を前記パ
ッド主体(10)の表面に重ねた状態でこれら両者の重ね合
わせ部の外周を縫合する、衣服用パッドの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3の何れかに記載の
衣服用パッドの製造方法に於いて、 前記パッド主体(10)は、表生地の裏面に発泡ウレタンシ
ートが縫合されている、衣服用パッドの製造方法。 - 【請求項5】 表裏に貫通する開口が形成されたホット
メルト接着シート(14)の外周全域と、前記ホットメルト
接着シート(14)に重ね合わされるシート状のパッド主体
(10)の外周全域が、これらホットメルト接着シート(14)
とパッド主体(10)の相互間内に侵入するように内側に折
り返された状態で縫合されている、衣服用パッド。 - 【請求項6】 請求項5に記載の衣服用パッドに於い
て、 前記ホットメルト接着シート(14)に於ける、前記パッド
主体(10)側の面には補強用メッシュシートが添設されて
いる、衣服用パッド。 - 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載の衣服用パ
ッドに於いて、 前記パッド主体(10)は、発泡ウレタンシートとその外面
を覆う表生地が縫合されたシート体である、衣服用パッ
ド。
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KR101604734B1 (ko) | 2015-10-06 | 2016-03-18 | 최낙종 | 열 접착방식 엠보싱 패치의 제조방법 |
CN114746252A (zh) * | 2019-11-21 | 2022-07-12 | 美多绿汽车皮革株式会社 | 层叠成形体及其制造方法 |
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