JP2003226684A - 芳香族トリブロモメチルスルホニル誘導体およびその製造方法 - Google Patents
芳香族トリブロモメチルスルホニル誘導体およびその製造方法Info
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- JP2003226684A JP2003226684A JP2002021509A JP2002021509A JP2003226684A JP 2003226684 A JP2003226684 A JP 2003226684A JP 2002021509 A JP2002021509 A JP 2002021509A JP 2002021509 A JP2002021509 A JP 2002021509A JP 2003226684 A JP2003226684 A JP 2003226684A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 活性線のスペクトルを有効に利用でき、ハロ
ゲン化ラジカルの発生効率が良い新規化合物およびその
製造方法を提供すること。 【解決手段】 新規な芳香族トリブロモメチルスルホニ
ル誘導体およびフェニルチオ酢酸類またはその塩を酸化
および臭素化することを特徴とする芳香族トリブロモメ
チルスルホニル誘導体の製造方法。好ましくは、塩基と
水の存在下に、あるいは次亜臭素酸塩を用いてフェニル
チオ酢酸類またはその塩を酸化および臭素化する芳香族
トリブロモメチルスルホニル誘導体の製造方法。ここ
で、塩基は、アルカリ金属水酸化物が好ましい。また、
次亜臭素酸塩は、次亜臭素酸ナトリウムまたは次亜臭素
酸カリウムが好ましい。
ゲン化ラジカルの発生効率が良い新規化合物およびその
製造方法を提供すること。 【解決手段】 新規な芳香族トリブロモメチルスルホニ
ル誘導体およびフェニルチオ酢酸類またはその塩を酸化
および臭素化することを特徴とする芳香族トリブロモメ
チルスルホニル誘導体の製造方法。好ましくは、塩基と
水の存在下に、あるいは次亜臭素酸塩を用いてフェニル
チオ酢酸類またはその塩を酸化および臭素化する芳香族
トリブロモメチルスルホニル誘導体の製造方法。ここ
で、塩基は、アルカリ金属水酸化物が好ましい。また、
次亜臭素酸塩は、次亜臭素酸ナトリウムまたは次亜臭素
酸カリウムが好ましい。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、芳香族トリブロモ
メチルスルホニル誘導体およびその製造方法に関する。
さらに詳しくは、活性線の照射によりハロゲン化ラジカ
ルを発生する能力を有する新規化合物である芳香族トリ
ブロモメチルスルホニル誘導体およびその製造方法に関
する。
メチルスルホニル誘導体およびその製造方法に関する。
さらに詳しくは、活性線の照射によりハロゲン化ラジカ
ルを発生する能力を有する新規化合物である芳香族トリ
ブロモメチルスルホニル誘導体およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】トリハロメチルスルホニル誘導体は、可
視光、紫外光、赤外光、レーザー光等の活性線の照射に
より、ハロゲン化ラジカルを発生するためラジカル重合
開始剤として、また、ハロゲン化水素を発生するため光
酸発生剤として有用であり、さらに、ハロゲン化銀写真
およびハロゲン化銀を用いた熱現像感光材料のかぶり防
止剤としても有用な化合物である。したがって、トリハ
ロメチルスルホニル誘導体は、フォトレジスト等の感光
性樹脂組成物の構成成分、ハロゲン化銀写真およびハロ
ゲン化銀を用いた熱現像感光材料の構成成分として有用
な化合物である。
視光、紫外光、赤外光、レーザー光等の活性線の照射に
より、ハロゲン化ラジカルを発生するためラジカル重合
開始剤として、また、ハロゲン化水素を発生するため光
酸発生剤として有用であり、さらに、ハロゲン化銀写真
およびハロゲン化銀を用いた熱現像感光材料のかぶり防
止剤としても有用な化合物である。したがって、トリハ
ロメチルスルホニル誘導体は、フォトレジスト等の感光
性樹脂組成物の構成成分、ハロゲン化銀写真およびハロ
ゲン化銀を用いた熱現像感光材料の構成成分として有用
な化合物である。
【0003】しかしながら、これらの化合物において
は、活性線のスペクトル範囲内に有効吸収波長がないた
め増感剤と併せて用いる必要があったり、また光は吸収
するがラジカルや酸の発生効率が悪かったりする等の問
題点を有している。
は、活性線のスペクトル範囲内に有効吸収波長がないた
め増感剤と併せて用いる必要があったり、また光は吸収
するがラジカルや酸の発生効率が悪かったりする等の問
題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、活性
線のスペクトルを有効に利用でき、ハロゲン化ラジカル
の発生効率が良い新規化合物およびその製造方法を提供
することにある。
線のスペクトルを有効に利用でき、ハロゲン化ラジカル
の発生効率が良い新規化合物およびその製造方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、芳香族トリブロモメチ
ルスルホニル誘導体が、活性線のスペクトルを有効に利
用でき、ハロゲン化ラジカルの発生効率が良く、フォト
レジスト等の感光性樹脂組成物の構成成分、ハロゲン化
銀写真およびハロゲン化銀を用いた熱現像感光材料の構
成成分として有用であることを見出した。
を解決すべく鋭意検討した結果、芳香族トリブロモメチ
ルスルホニル誘導体が、活性線のスペクトルを有効に利
用でき、ハロゲン化ラジカルの発生効率が良く、フォト
レジスト等の感光性樹脂組成物の構成成分、ハロゲン化
銀写真およびハロゲン化銀を用いた熱現像感光材料の構
成成分として有用であることを見出した。
【0006】すなわち、本発明は、下記一般式(1);
【0007】
【化12】
【0008】(式中、Rは、下記一般式(i);
【0009】
【化13】
(式中、R1およびR2は、それぞれ水素あるいは炭素
数が1〜4のアルキル基を示す。)、
数が1〜4のアルキル基を示す。)、
【0010】下記一般式(ii);
【0011】
【化14】
(式中、nは3〜5の整数を表す。)
【0012】または下記式(iii)
【0013】
【化15】
【0014】で示される基を示す。)
【0015】で表される芳香族トリブロモメチルスルホ
ニル誘導体、および下記一般式(2);
ニル誘導体、および下記一般式(2);
【0016】
【化16】
(式中、Mは水素原子またはアルカリ金属原子を、R
は、前記一般式(1)と同様の基を示す。)
は、前記一般式(1)と同様の基を示す。)
【0017】で表されるフェニルチオ酢酸類またはその
塩を酸化および臭素化することを特徴とする前記一般式
(1)で表される芳香族トリブロモメチルスルホニル誘
導体の製造方法に関する。
塩を酸化および臭素化することを特徴とする前記一般式
(1)で表される芳香族トリブロモメチルスルホニル誘
導体の製造方法に関する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の芳香族トリブロモメチル
スルホニル誘導体は、下記一般式(1)で表される化合
物である。
スルホニル誘導体は、下記一般式(1)で表される化合
物である。
【0019】
【化17】
【0020】式中、Rは下記式(i)、(ii)または(i
ii)で表される基を示す。
ii)で表される基を示す。
【0021】
【化18】
【0022】式(i)中のR1およびR2は、それぞれ
水素あるいは炭素数が1〜4のアルキル基であり、具体
的にはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基およびse
c−ブチル基を例示することができる。また、式(ii)
中のnは、3〜5の整数を示す。
水素あるいは炭素数が1〜4のアルキル基であり、具体
的にはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基およびse
c−ブチル基を例示することができる。また、式(ii)
中のnは、3〜5の整数を示す。
【0023】ここで、前記一般式(1)で表される芳香
族トリブロモメチルスルホニル誘導体の具体例として
は、1−アミノスルホニル−4−トリブロモメチルスル
ホニルベンゼン、1−N,N−ジエチルアミノスルホニ
ル−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼン、1−モ
ルホリノスルホニル−4−トリブロモメチルスルホニル
ベンゼン、1−ピペリジノスルホニル−4−トリブロモ
メチルスルホニルベンゼン、1−ピロリジノスルホニル
−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼン等が挙げら
れる。
族トリブロモメチルスルホニル誘導体の具体例として
は、1−アミノスルホニル−4−トリブロモメチルスル
ホニルベンゼン、1−N,N−ジエチルアミノスルホニ
ル−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼン、1−モ
ルホリノスルホニル−4−トリブロモメチルスルホニル
ベンゼン、1−ピペリジノスルホニル−4−トリブロモ
メチルスルホニルベンゼン、1−ピロリジノスルホニル
−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼン等が挙げら
れる。
【0024】前記一般式(1)で表される芳香族トリブ
ロモメチルスルホニル誘導体の製造方法としては、特に
限定されず、例えば、下記一般式(2)で表されるフェ
ニルチオ酢酸類またはその塩を酸化および臭素化して芳
香族トリブロモメチルスルホニル誘導体とする方法等が
挙げられる。
ロモメチルスルホニル誘導体の製造方法としては、特に
限定されず、例えば、下記一般式(2)で表されるフェ
ニルチオ酢酸類またはその塩を酸化および臭素化して芳
香族トリブロモメチルスルホニル誘導体とする方法等が
挙げられる。
【0025】
【化19】
【0026】式中、Mは水素原子またはアルカリ金属原
子を、Rは前記一般式(1)と同様の基を示す。また、
アルカリ金属原子の具体例としては、ナトリウム原子、
カリウム原子等が挙げられる。
子を、Rは前記一般式(1)と同様の基を示す。また、
アルカリ金属原子の具体例としては、ナトリウム原子、
カリウム原子等が挙げられる。
【0027】ここで前記一般式(2)で表されるフェニ
ルチオ酢酸類の具体例としては、4−アミノスルホニル
フェニルチオ酢酸、4−N,N−ジエチルアミノスルホ
ニルフェニルチオ酢酸、4−モルホリノスルホニルフェ
ニルチオ酢酸、4−ピペリジノスルホニルフェニルチオ
酢酸、4−ピロリジノスルホニルフェニルチオ酢酸等が
挙げられる。
ルチオ酢酸類の具体例としては、4−アミノスルホニル
フェニルチオ酢酸、4−N,N−ジエチルアミノスルホ
ニルフェニルチオ酢酸、4−モルホリノスルホニルフェ
ニルチオ酢酸、4−ピペリジノスルホニルフェニルチオ
酢酸、4−ピロリジノスルホニルフェニルチオ酢酸等が
挙げられる。
【0028】前記フェニルチオ酢酸類またはその塩を酸
化および臭素化する方法としては、(A)塩基と水の存
在下に臭素を用いて酸化および臭素化を同時に行う方
法、(B)次亜臭素酸塩を用いて酸化および臭素化を同
時に行う方法等が挙げられる。
化および臭素化する方法としては、(A)塩基と水の存
在下に臭素を用いて酸化および臭素化を同時に行う方
法、(B)次亜臭素酸塩を用いて酸化および臭素化を同
時に行う方法等が挙げられる。
【0029】前記(A)塩基と水の存在下に臭素を用い
て酸化および臭素化を同時に行う方法において用いられ
る臭素の使用量は、フェニルチオ酢酸類またはその塩1
モルに対して、5〜20モル、好ましくは5.5〜15
モルであることが望ましい。臭素の使用量が5モル未満
の場合、反応が完結しにくくなるおそれがある。また、
臭素の使用量が20モルを超える場合、使用量に見合う
効果がなく経済的に不利である。
て酸化および臭素化を同時に行う方法において用いられ
る臭素の使用量は、フェニルチオ酢酸類またはその塩1
モルに対して、5〜20モル、好ましくは5.5〜15
モルであることが望ましい。臭素の使用量が5モル未満
の場合、反応が完結しにくくなるおそれがある。また、
臭素の使用量が20モルを超える場合、使用量に見合う
効果がなく経済的に不利である。
【0030】前記塩基としては、特に限定されないが、
水酸化リチウム、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属水酸化物等が挙げられる。中でも水
酸化ナトリウムが好適に用いられる。
水酸化リチウム、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属水酸化物等が挙げられる。中でも水
酸化ナトリウムが好適に用いられる。
【0031】塩基の使用量は、臭素1モルに対して、2
〜8モル、好ましくは2.1〜5モルであることが望ま
しい。塩基の使用量が2モル未満の場合、反応が完結し
にくくなるおそれがある。また、塩基の使用量が8モル
を超える場合、使用量に見合う効果がなく経済的に不利
である。
〜8モル、好ましくは2.1〜5モルであることが望ま
しい。塩基の使用量が2モル未満の場合、反応が完結し
にくくなるおそれがある。また、塩基の使用量が8モル
を超える場合、使用量に見合う効果がなく経済的に不利
である。
【0032】前記水の量は、特に限定されないが、前記
塩基1モルに対して、40〜800gであることが望ま
しい。
塩基1モルに対して、40〜800gであることが望ま
しい。
【0033】前記(B)次亜臭素酸塩を用いて酸化およ
び臭素化を同時に行う方法において用いられる次亜臭素
酸塩としては、特に限定されないが、次亜臭素酸ナトリ
ウム、次亜臭素酸カリウム等の次亜臭素酸のアルカリ金
属塩等が挙げられる。中でも、次亜臭素酸ナトリウムが
好適に用いられる。
び臭素化を同時に行う方法において用いられる次亜臭素
酸塩としては、特に限定されないが、次亜臭素酸ナトリ
ウム、次亜臭素酸カリウム等の次亜臭素酸のアルカリ金
属塩等が挙げられる。中でも、次亜臭素酸ナトリウムが
好適に用いられる。
【0034】前記次亜臭素酸塩の使用量は、フェニルチ
オ酢酸類またはその塩1モルに対して、5〜20モル、
好ましくは6〜15モルである。次亜臭素酸塩の使用量
が5モル未満の場合、反応が完結しにくくなるおそれが
ある。また、次亜臭素酸塩の使用量が20モルを超える
場合、使用量に見合う効果がなく経済的に不利である。
オ酢酸類またはその塩1モルに対して、5〜20モル、
好ましくは6〜15モルである。次亜臭素酸塩の使用量
が5モル未満の場合、反応が完結しにくくなるおそれが
ある。また、次亜臭素酸塩の使用量が20モルを超える
場合、使用量に見合う効果がなく経済的に不利である。
【0035】前記次亜臭素酸塩の濃度は、特に限定され
ないが、工業的には10〜30重量%のものが有利に使
用できる。
ないが、工業的には10〜30重量%のものが有利に使
用できる。
【0036】前記(A)および(B)の方法における反
応温度は、0〜80℃、好ましくは5〜75℃の範囲で
あることが望ましい。反応温度が0℃未満の場合、反応
速度が遅く、反応に長時間を要するおそれがある。ま
た、反応温度が80℃を超える場合、反応速度は速くな
るが、副生成物が増加し収率が低下するおそれがある。
反応時間は反応温度により異なるが、通常、5〜20時
間である。
応温度は、0〜80℃、好ましくは5〜75℃の範囲で
あることが望ましい。反応温度が0℃未満の場合、反応
速度が遅く、反応に長時間を要するおそれがある。ま
た、反応温度が80℃を超える場合、反応速度は速くな
るが、副生成物が増加し収率が低下するおそれがある。
反応時間は反応温度により異なるが、通常、5〜20時
間である。
【0037】前記(A)および(B)の方法において
は、反応は、通常、不均一系で進行するため、相間移動
触媒を添加して反応を円滑に進行させることができる。
前記相間移動触媒としては特に限定されるものではな
く、公知の相間移動触媒を用いることができるが、触媒
としての能力の高さから、テトラブチルアンモニウムク
ロライド、テトラブチルアンモニウムブロマイド等の第
4級アンモニウム塩、テトラブチルホスホニウムクロラ
イド、テトラブチルホスホニウムブロマイド等の第4級
ホスホニウム塩等が好適に用いられる。
は、反応は、通常、不均一系で進行するため、相間移動
触媒を添加して反応を円滑に進行させることができる。
前記相間移動触媒としては特に限定されるものではな
く、公知の相間移動触媒を用いることができるが、触媒
としての能力の高さから、テトラブチルアンモニウムク
ロライド、テトラブチルアンモニウムブロマイド等の第
4級アンモニウム塩、テトラブチルホスホニウムクロラ
イド、テトラブチルホスホニウムブロマイド等の第4級
ホスホニウム塩等が好適に用いられる。
【0038】相間移動触媒の使用量はフェニルチオ酢酸
類またはその塩に対して、0.1〜50重量%、好まし
くは1〜20重量%であることが望ましい。相間移動触
媒の使用量が0.1重量%未満の場合、触媒効果が十分
にあらわれないおそれがある。また、相間移動触媒の使
用量が50重量%を超える場合、それに見合う効果が得
られず経済的に不利である。
類またはその塩に対して、0.1〜50重量%、好まし
くは1〜20重量%であることが望ましい。相間移動触
媒の使用量が0.1重量%未満の場合、触媒効果が十分
にあらわれないおそれがある。また、相間移動触媒の使
用量が50重量%を超える場合、それに見合う効果が得
られず経済的に不利である。
【0039】前記(A)および(B)の方法において原
料であるフェニルチオ酢酸類および生成物である芳香族
トリブロモメチルスルホニル誘導体が水不溶性であるた
め、反応は固−液の不均一2相系で行われる。したがっ
て、反応終了後に通常の濾過操作のみで容易に芳香族ト
リブロモメチルスルホニル誘導体を単離することができ
る。
料であるフェニルチオ酢酸類および生成物である芳香族
トリブロモメチルスルホニル誘導体が水不溶性であるた
め、反応は固−液の不均一2相系で行われる。したがっ
て、反応終了後に通常の濾過操作のみで容易に芳香族ト
リブロモメチルスルホニル誘導体を単離することができ
る。
【0040】一方、モノクロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン等の有機溶媒を用いて液−液の不均一2相系で反応
を行うこともできる。その際、反応終了後に、通常の分
液操作をせずに冷却することにより芳香族トリブロモメ
チルスルホニル誘導体を析出させて単離することができ
る。
ゼン等の有機溶媒を用いて液−液の不均一2相系で反応
を行うこともできる。その際、反応終了後に、通常の分
液操作をせずに冷却することにより芳香族トリブロモメ
チルスルホニル誘導体を析出させて単離することができ
る。
【0041】有機溶媒の使用量は、フェニルチオ酢酸類
またはその塩1モルに対して、500〜2000gであ
ることが望ましい。
またはその塩1モルに対して、500〜2000gであ
ることが望ましい。
【0042】前記一般式(2)で表されるフェニルチオ
酢酸類またはその塩の製造方法としては、例えば、下記
一般式(3)で表されるハロゲン化ベンゼン類とチオグ
リコール酸を有機溶媒中、塩基の存在下に反応させる方
法が挙げられる。
酢酸類またはその塩の製造方法としては、例えば、下記
一般式(3)で表されるハロゲン化ベンゼン類とチオグ
リコール酸を有機溶媒中、塩基の存在下に反応させる方
法が挙げられる。
【0043】
【化20】
【0044】式中、Rは、前記一般式(1)と同様の基
を示す。また、Xはハロゲン原子を示し、その具体例と
しては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
等が挙げられる。
を示す。また、Xはハロゲン原子を示し、その具体例と
しては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
等が挙げられる。
【0045】前記ハロゲン化ベンゼン類とチオグリコー
ル酸との反応に用いられる有機溶媒としては、特に限定
されないが、エチレングリコール、スルホランおよび
N,N−ジメチルホルムアミド等が挙げられる。中でも
エチレングリコールが好適に用いられる。
ル酸との反応に用いられる有機溶媒としては、特に限定
されないが、エチレングリコール、スルホランおよび
N,N−ジメチルホルムアミド等が挙げられる。中でも
エチレングリコールが好適に用いられる。
【0046】有機溶媒の使用量は、ハロゲン化ベンゼン
類1モルに対して、100〜3000g、好ましくは3
00〜1500gであることが望ましい。有機溶媒の使
用量が100g未満の場合、反応が円滑に進行しにくく
なるおそれがある。また、有機溶媒の使用量が3000
gを超える場合、容積効率が悪化し経済的でない。
類1モルに対して、100〜3000g、好ましくは3
00〜1500gであることが望ましい。有機溶媒の使
用量が100g未満の場合、反応が円滑に進行しにくく
なるおそれがある。また、有機溶媒の使用量が3000
gを超える場合、容積効率が悪化し経済的でない。
【0047】前記反応において用いられる塩基として
は、特に限定されないが、水酸化リチウム、水酸化ナト
リウムおよび水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物
等が挙げられる。中でも、水酸化カリウムが好適に用い
られる。
は、特に限定されないが、水酸化リチウム、水酸化ナト
リウムおよび水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物
等が挙げられる。中でも、水酸化カリウムが好適に用い
られる。
【0048】塩基の使用量は、ハロゲン化べンゼン類1
モルに対して、2〜6モル、好ましくは2〜3モルであ
ることが望ましい。塩基の使用量が2モル未満の場合、
未反応のハロゲン化ベンゼン類が多くなり収率が低下す
るおそれがある。また、塩基の使用量が6モルを超える
場合、それに見合う効果が得られず経済的に不利であ
る。
モルに対して、2〜6モル、好ましくは2〜3モルであ
ることが望ましい。塩基の使用量が2モル未満の場合、
未反応のハロゲン化ベンゼン類が多くなり収率が低下す
るおそれがある。また、塩基の使用量が6モルを超える
場合、それに見合う効果が得られず経済的に不利であ
る。
【0049】前記反応において用いられるチオグリコー
ル酸の使用量は、ハロゲン化ベンゼン類1モルに対し
て、1〜1.5モル、好ましくは1.1〜1.3モルで
あることが望ましい。チオグリコール酸の使用量が1モ
ル未満の場合、反応が完結しにくくなるおそれがある。
また、チオグリコール酸の使用量が1.5モルを超える
場合、使用量に見合う効果がなく経済的でない。
ル酸の使用量は、ハロゲン化ベンゼン類1モルに対し
て、1〜1.5モル、好ましくは1.1〜1.3モルで
あることが望ましい。チオグリコール酸の使用量が1モ
ル未満の場合、反応が完結しにくくなるおそれがある。
また、チオグリコール酸の使用量が1.5モルを超える
場合、使用量に見合う効果がなく経済的でない。
【0050】反応温度は、80〜160℃、好ましくは
90〜140℃であることが望ましい。反応温度が80
℃未満の場合、反応速度が遅く、反応に長時間を要する
おそれがある。また、反応温度が160℃を超える場
合、反応速度は速くなるが、副生成物が増加し収率が低
下するおそれがある。反応時間は、反応温度により異な
るが、通常2〜20時間である。
90〜140℃であることが望ましい。反応温度が80
℃未満の場合、反応速度が遅く、反応に長時間を要する
おそれがある。また、反応温度が160℃を超える場
合、反応速度は速くなるが、副生成物が増加し収率が低
下するおそれがある。反応時間は、反応温度により異な
るが、通常2〜20時間である。
【0051】なお、前記反応においては、ハロゲン化ベ
ンゼン類と塩基を含む反応液にチオグリコール酸を滴下
しても良いし、またハロゲン化ベンゼン類にチオグリコ
ール酸と塩基を含む混合液を滴下しても良い。
ンゼン類と塩基を含む反応液にチオグリコール酸を滴下
しても良いし、またハロゲン化ベンゼン類にチオグリコ
ール酸と塩基を含む混合液を滴下しても良い。
【0052】反応終了後、反応液に水を添加し、塩酸、
硫酸等の酸を添加してpH1〜3に調整することにより
結晶を析出させる。析出した結晶を濾過することによ
り、フェニルチオ酢酸類を単離することができる。また
反応液をそのまま濾過することによりフェニルチオ酢酸
類のリチウム塩、フェニルチオ酢酸類のナトリウム塩お
よびフェニルチオ酢酸類のカリウム塩等のフェニルチオ
酢酸の塩を単離することができる。
硫酸等の酸を添加してpH1〜3に調整することにより
結晶を析出させる。析出した結晶を濾過することによ
り、フェニルチオ酢酸類を単離することができる。また
反応液をそのまま濾過することによりフェニルチオ酢酸
類のリチウム塩、フェニルチオ酢酸類のナトリウム塩お
よびフェニルチオ酢酸類のカリウム塩等のフェニルチオ
酢酸の塩を単離することができる。
【0053】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例により何ら制約を受
けるものではない。
明するが、本発明はこれらの実施例により何ら制約を受
けるものではない。
【0054】実施例1(4−アミノスルホニルフェニル
チオ酢酸の製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた50
0mL容の4つ口フラスコに4−ブロモベンゼンスルホ
ンアミド23.6g(0.1モル)、エチレングリコー
ル80gを仕込み、80〜90℃で1時間を要してチオ
グリコール酸13.8g(0.15モル)と95重量%
水酸化カリウム17.6g(0.3モル)を溶解したエ
チレングリコール溶液56gとの混合液を滴下した。滴
下終了後、110〜120℃で16時間反応させた。反
応終了後、得られた反応液を室温まで冷却した後、水1
50gを添加し、反応液のpHが3になるまで希硫酸を
滴下して結晶を析出させた。得られた結晶を濾過、水
洗、乾燥して4−アミノスルホニルフェニルチオ酢酸1
9.0g(0.077モル)を得た。4−ブロモベンゼ
ンスルホンアミドに対する収率は、77%であった。
チオ酢酸の製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた50
0mL容の4つ口フラスコに4−ブロモベンゼンスルホ
ンアミド23.6g(0.1モル)、エチレングリコー
ル80gを仕込み、80〜90℃で1時間を要してチオ
グリコール酸13.8g(0.15モル)と95重量%
水酸化カリウム17.6g(0.3モル)を溶解したエ
チレングリコール溶液56gとの混合液を滴下した。滴
下終了後、110〜120℃で16時間反応させた。反
応終了後、得られた反応液を室温まで冷却した後、水1
50gを添加し、反応液のpHが3になるまで希硫酸を
滴下して結晶を析出させた。得られた結晶を濾過、水
洗、乾燥して4−アミノスルホニルフェニルチオ酢酸1
9.0g(0.077モル)を得た。4−ブロモベンゼ
ンスルホンアミドに対する収率は、77%であった。
【0055】実施例2(1−アミノスルホニル−4−ト
リブロモメチルスルホニルベンゼンの製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに27重量%次亜臭素酸ナ
トリウム水溶液220.0g(0.5モル)を仕込み、
実施例1で得られた4−アミノスルホニルフェニルチオ
酢酸12.4g(0.05モル)と水酸化ナトリウム
2.1g(0.05モル)を水50gに溶解した溶液を
5〜15℃で2時間を要して滴下した。滴下終了後、1
5〜25℃で20時間反応させた。反応終了後、水20
0gを添加し、反応液を希硫酸にて中和し、反応生成物
を濾過、洗浄、乾燥して、白色結晶の1−アミノスルホ
ニル−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼン14.
8g(0.031モル)を得た。4−アミノスルホニル
フェニルチオ酢酸に対する収率は、63%であった。
リブロモメチルスルホニルベンゼンの製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに27重量%次亜臭素酸ナ
トリウム水溶液220.0g(0.5モル)を仕込み、
実施例1で得られた4−アミノスルホニルフェニルチオ
酢酸12.4g(0.05モル)と水酸化ナトリウム
2.1g(0.05モル)を水50gに溶解した溶液を
5〜15℃で2時間を要して滴下した。滴下終了後、1
5〜25℃で20時間反応させた。反応終了後、水20
0gを添加し、反応液を希硫酸にて中和し、反応生成物
を濾過、洗浄、乾燥して、白色結晶の1−アミノスルホ
ニル−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼン14.
8g(0.031モル)を得た。4−アミノスルホニル
フェニルチオ酢酸に対する収率は、63%であった。
【0056】得られた1−アミノスルホニル−4−トリ
ブロモメチルスルホニルベンゼンは、以下の物性を有す
ることから同定することができた。
ブロモメチルスルホニルベンゼンは、以下の物性を有す
ることから同定することができた。
【0057】MS(CI):m/e 474
融点(分解点):227.6℃
IR(KBr):3575、3097、1369、13
46、1290、1176、1157、1081、83
3、742、615、569、476(cm−1) 元素分析値:C 17.6% H 1.2% N 2.
9% Br 51.0%S 13.7% (理論値:C 17.81% H 1.28% N
2.97% Br 50.79% S 13.59%1 H NMR(d6−DMSO):δ7.80(s、2
H)、8.06〜8.41(m、4H) 紫外部極大吸収:230nm
46、1290、1176、1157、1081、83
3、742、615、569、476(cm−1) 元素分析値:C 17.6% H 1.2% N 2.
9% Br 51.0%S 13.7% (理論値:C 17.81% H 1.28% N
2.97% Br 50.79% S 13.59%1 H NMR(d6−DMSO):δ7.80(s、2
H)、8.06〜8.41(m、4H) 紫外部極大吸収:230nm
【0058】実施例3(4−N,N−ジエチルアミノス
ルホニルフェニルチオ酢酸の製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた1L
容の4つ口フラスコにチオグリコール酸11.1g
(0.12モル)、95重量%水酸化カリウム17.7
g(0.3モル)、エチレングリコール75gを仕込
み、80〜90℃に保温した1−クロロ−4−N,N−
ジエチルアミノスルホニルベンゼン24.7g(0.1
モル)、エチレングリコール75gよりなる溶液を、8
0〜90℃で1時間を要して滴下した。滴下終了後、1
20〜130℃で7時間反応させた。反応終了後、得ら
れた反応液を室温まで冷却した後、水500gを添加
し、反応液のpHが3になるまで希硫酸を滴下して結晶
を析出させた。得られた結晶を濾過、水洗、乾燥して4
−N,N−ジエチルアミノスルホニルフェニルチオ酢酸
22.4g(0.074モル)を得た。1−クロロ−4
−N,N−ジエチルアミノスルホニルベンゼンに対する
収率は、74%であった。
ルホニルフェニルチオ酢酸の製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた1L
容の4つ口フラスコにチオグリコール酸11.1g
(0.12モル)、95重量%水酸化カリウム17.7
g(0.3モル)、エチレングリコール75gを仕込
み、80〜90℃に保温した1−クロロ−4−N,N−
ジエチルアミノスルホニルベンゼン24.7g(0.1
モル)、エチレングリコール75gよりなる溶液を、8
0〜90℃で1時間を要して滴下した。滴下終了後、1
20〜130℃で7時間反応させた。反応終了後、得ら
れた反応液を室温まで冷却した後、水500gを添加
し、反応液のpHが3になるまで希硫酸を滴下して結晶
を析出させた。得られた結晶を濾過、水洗、乾燥して4
−N,N−ジエチルアミノスルホニルフェニルチオ酢酸
22.4g(0.074モル)を得た。1−クロロ−4
−N,N−ジエチルアミノスルホニルベンゼンに対する
収率は、74%であった。
【0059】実施例4(1−N,N−ジエチルアミノス
ルホニル−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼンの
製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに実施例3で得られた4−
N,N−ジエチルアミノスルホニルフェニルチオ酢酸1
5.2g(0.05モル)、水酸化ナトリウム2.4g
(0.06モル)、水200gを仕込み、10〜20℃
で6時間を要して27重量%次亜臭素酸ナトリウム水溶
液220.0g(0.5モル)を滴下した。滴下終了
後、20〜30℃で20時間反応させた。反応終了後、
反応生成物を濾過、洗浄、乾燥して、白色結晶の1−
N,N−ジエチルアミノスルホニル−4−トリブロモメ
チルスルホニルベンゼン23.2g(0.044モル)
を得た。4−N,N−ジエチルアミノスルホニルフェニ
ルチオ酢酸に対する収率は、88%であった。
ルホニル−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼンの
製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに実施例3で得られた4−
N,N−ジエチルアミノスルホニルフェニルチオ酢酸1
5.2g(0.05モル)、水酸化ナトリウム2.4g
(0.06モル)、水200gを仕込み、10〜20℃
で6時間を要して27重量%次亜臭素酸ナトリウム水溶
液220.0g(0.5モル)を滴下した。滴下終了
後、20〜30℃で20時間反応させた。反応終了後、
反応生成物を濾過、洗浄、乾燥して、白色結晶の1−
N,N−ジエチルアミノスルホニル−4−トリブロモメ
チルスルホニルベンゼン23.2g(0.044モル)
を得た。4−N,N−ジエチルアミノスルホニルフェニ
ルチオ酢酸に対する収率は、88%であった。
【0060】得られた1−N,N−ジエチルアミノスル
ホニル−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼンは、
以下の物性を有することから同定することができた。
ホニル−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼンは、
以下の物性を有することから同定することができた。
【0061】MS(CI):m/e 529
融点:233.3℃
分解点:244.9℃
IR(KBr):3095、2854、2360、13
44、1176、1160、1101、948、72
7、599(cm−1) 元素分析値:C 24.8% H 2.6% N 2.
7% Br 45.8%S 12.0% (理論値:C 25.02% H 2.67% N
2.65% Br 45.39% S 12.14%)1 H NMR(CDCl3):δ1.16(t、6
H)、3.31(q、4H)、8.04(m、2H)、
8.38(m、2H) 紫外部極大吸収:221、262nm
44、1176、1160、1101、948、72
7、599(cm−1) 元素分析値:C 24.8% H 2.6% N 2.
7% Br 45.8%S 12.0% (理論値:C 25.02% H 2.67% N
2.65% Br 45.39% S 12.14%)1 H NMR(CDCl3):δ1.16(t、6
H)、3.31(q、4H)、8.04(m、2H)、
8.38(m、2H) 紫外部極大吸収:221、262nm
【0062】実施例5(4−モルホリノスルホニルフェ
ニルチオ酢酸の製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた50
0mL容の4つ口フラスコに1−クロロ−4−モルホリ
ノスルホニルベンゼン26.2g(0.1モル)、水酸
化カリウム17.7g(0.3モル)、エチレングリコ
ール80gを仕込み、80〜90℃で1時間を要してチ
オグリコール酸12.0g(0.13モル)を滴下し
た。滴下終了後、120〜130℃で9時間反応させ
た。反応終了後、得られた反応液を室温まで冷却した
後、水150gを添加し、反応液のpHが3になるまで
希硫酸を滴下して結晶を析出させた。得られた結晶を濾
過、水洗、乾燥して4−モルホリノスルホニルフェニル
チオ酢酸24.8g(0.078モル)を得た。1−ク
ロロ−4−モルホリノスルホニルベンゼンに対する収率
は、78%であった。
ニルチオ酢酸の製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた50
0mL容の4つ口フラスコに1−クロロ−4−モルホリ
ノスルホニルベンゼン26.2g(0.1モル)、水酸
化カリウム17.7g(0.3モル)、エチレングリコ
ール80gを仕込み、80〜90℃で1時間を要してチ
オグリコール酸12.0g(0.13モル)を滴下し
た。滴下終了後、120〜130℃で9時間反応させ
た。反応終了後、得られた反応液を室温まで冷却した
後、水150gを添加し、反応液のpHが3になるまで
希硫酸を滴下して結晶を析出させた。得られた結晶を濾
過、水洗、乾燥して4−モルホリノスルホニルフェニル
チオ酢酸24.8g(0.078モル)を得た。1−ク
ロロ−4−モルホリノスルホニルベンゼンに対する収率
は、78%であった。
【0063】実施例6(1−モルホリノスルホニル−4
−トリブロモメチルスルホニルベンゼンの製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに実施例5で得られた4−
モルホリノスルホニルフェニルチオ酢酸15.9g
(0.05モル)、10重量%水酸化ナトリウム水溶液
320g(0.8モル)を仕込み、15〜25℃で3時
間を要して臭素47.9g(0.3モル)を滴下した。
滴下終了後、20〜30℃で10時間反応させた。反応
終了後、反応生成物を濾過、洗浄、乾燥して、白色結晶
の1−モルホリノスルホニル−4−トリブロモメチルス
ルホニルベンゼン23.2g(0.043モル)を得
た。4−モルホリノスルホニルフェニルチオ酢酸に対す
る収率は、86%であった。
−トリブロモメチルスルホニルベンゼンの製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに実施例5で得られた4−
モルホリノスルホニルフェニルチオ酢酸15.9g
(0.05モル)、10重量%水酸化ナトリウム水溶液
320g(0.8モル)を仕込み、15〜25℃で3時
間を要して臭素47.9g(0.3モル)を滴下した。
滴下終了後、20〜30℃で10時間反応させた。反応
終了後、反応生成物を濾過、洗浄、乾燥して、白色結晶
の1−モルホリノスルホニル−4−トリブロモメチルス
ルホニルベンゼン23.2g(0.043モル)を得
た。4−モルホリノスルホニルフェニルチオ酢酸に対す
る収率は、86%であった。
【0064】得られた1−モルホリノスルホニル−4−
トリブロモメチルスルホニルベンゼンは、以下の物性を
有することから同定することができた。
トリブロモメチルスルホニルベンゼンは、以下の物性を
有することから同定することができた。
【0065】MS(CI):m/e 543
融点(分解点):273.5℃
IR(KBr):2981、2362、1581、13
36、1288、1162、1088、1016、72
3、721、603、570(cm−1) 元素分析値:C 24.5% H 2.2% N 2.
6% Br 44.0%S 12.0% (理論値:C 24.37% H 2.23% N
2.58% Br 44.22% S 11.83%)1 H NMR(d6−DMSO):δ2.97(m、4
H)、3.65(m、4H)、8.12(d、2H)、
8.45(d、2H) 紫外部極大吸収:225nm
36、1288、1162、1088、1016、72
3、721、603、570(cm−1) 元素分析値:C 24.5% H 2.2% N 2.
6% Br 44.0%S 12.0% (理論値:C 24.37% H 2.23% N
2.58% Br 44.22% S 11.83%)1 H NMR(d6−DMSO):δ2.97(m、4
H)、3.65(m、4H)、8.12(d、2H)、
8.45(d、2H) 紫外部極大吸収:225nm
【0066】実施例7(4−ピペリジノスルホニルフェ
ニルチオ酢酸の製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに1−クロロ−4−ピペリ
ジノスルホニルベンゼン52.0g(0.2モル)、エ
チレングリコール142gを仕込み、80〜90℃で1
時間を要してチオグリコール酸24.0g(0.26モ
ル)と95重量%水酸化カリウム33.8g(0.57
モル)のエチレングリコール溶液125gとの混合液を
滴下した。滴下終了後、110〜120℃で10時間反
応させた。反応終了後、得られた反応液を室温まで冷却
した後、水400gを添加し、反応液のpHが3になる
まで希硫酸を滴下して結晶を析出させた。得られた結晶
を濾過、水洗、乾燥して4−ピペリジノスルホニルフェ
ニルチオ酢酸47.3g(0.15モル)を得た。1−
クロロ−4−ピペリジノスルホニルベンゼンに対する収
率は、75%であった。
ニルチオ酢酸の製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに1−クロロ−4−ピペリ
ジノスルホニルベンゼン52.0g(0.2モル)、エ
チレングリコール142gを仕込み、80〜90℃で1
時間を要してチオグリコール酸24.0g(0.26モ
ル)と95重量%水酸化カリウム33.8g(0.57
モル)のエチレングリコール溶液125gとの混合液を
滴下した。滴下終了後、110〜120℃で10時間反
応させた。反応終了後、得られた反応液を室温まで冷却
した後、水400gを添加し、反応液のpHが3になる
まで希硫酸を滴下して結晶を析出させた。得られた結晶
を濾過、水洗、乾燥して4−ピペリジノスルホニルフェ
ニルチオ酢酸47.3g(0.15モル)を得た。1−
クロロ−4−ピペリジノスルホニルベンゼンに対する収
率は、75%であった。
【0067】実施例8(1−ピペリジノスルホニル−4
−トリブロモメチルスルホニルベンゼンの製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに実施例7で得られた4−
ピペリジノスルホニルフェニルチオ酢酸15.7g
(0.05モル)、30重量%水酸化ナトリウム水溶液
106.6g(0.8モル)、テトラブチルアンモニウ
ムブロマイド1gを仕込み、25〜35℃で3時間を要
して臭素47.9g(0.3モル)を滴下した。滴下終
了後、35〜45℃で3時間反応させた。反応終了後、
反応生成物を濾過、洗浄、乾燥して、白色結晶の1−ピ
ペリジノスルホニル−4−トリブロモメチルスルホニル
ベンゼン21.6g(0.04モル)を得た。4−ピペ
リジノスルホニルフェニルチオ酢酸に対する収率は、8
0%であった。
−トリブロモメチルスルホニルベンゼンの製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに実施例7で得られた4−
ピペリジノスルホニルフェニルチオ酢酸15.7g
(0.05モル)、30重量%水酸化ナトリウム水溶液
106.6g(0.8モル)、テトラブチルアンモニウ
ムブロマイド1gを仕込み、25〜35℃で3時間を要
して臭素47.9g(0.3モル)を滴下した。滴下終
了後、35〜45℃で3時間反応させた。反応終了後、
反応生成物を濾過、洗浄、乾燥して、白色結晶の1−ピ
ペリジノスルホニル−4−トリブロモメチルスルホニル
ベンゼン21.6g(0.04モル)を得た。4−ピペ
リジノスルホニルフェニルチオ酢酸に対する収率は、8
0%であった。
【0068】得られた1−ピペリジノスルホニル−4−
トリブロモメチルスルホニルベンゼンは、以下の物性を
有することから同定することができた。
トリブロモメチルスルホニルベンゼンは、以下の物性を
有することから同定することができた。
【0069】MS(CI):m/e 541
融点(分解点):232.4℃
IR(KBr):3094、2942、2850、14
69、1441、1348、1285、1172、10
91、1011、836、724、544(cm −1) 元素分析値:C 26.7% H 2.7% N 2.
6% Br 44.3%S 11.9% (理論値:C 26.69% H 2.61% N
2.59% Br 44.38% S 11.87%)1 H NMR(d6−DMSO):δ1.40(m、2
H)、1.54(m、4H)、2.99(t、4H)、
8.10(d、2H)、8.41(d、2H) 紫外部極大吸収:225、255nm
69、1441、1348、1285、1172、10
91、1011、836、724、544(cm −1) 元素分析値:C 26.7% H 2.7% N 2.
6% Br 44.3%S 11.9% (理論値:C 26.69% H 2.61% N
2.59% Br 44.38% S 11.87%)1 H NMR(d6−DMSO):δ1.40(m、2
H)、1.54(m、4H)、2.99(t、4H)、
8.10(d、2H)、8.41(d、2H) 紫外部極大吸収:225、255nm
【0070】実施例9(4−ピロリジノスルホニルフェ
ニルチオ酢酸の製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに1−クロロ−4−ピロリ
ジノスルホニルベンゼン24.5g(0.1モル)、エ
チレングリコール80gを仕込み、80〜90℃で1時
間を要してチオグリコール酸12.0g(0.13モ
ル)と95重量%水酸化カリウム16.5g(0.28
モル)のエチレングリコール溶液54gとの混合溶液を
滴下した。滴下終了後、110〜120℃で7時間反応
させた。反応終了後、得られた反応液を室温まで冷却し
た後、水500gを添加し、反応液のpHが3になるま
で希硫酸を滴下して結晶を析出させた。得られた結晶を
濾過、水洗、乾燥して4−ピロリジノスルホニルフェニ
ルチオ酢酸24.1g(0.08モル)を得た。1−ク
ロロ−4−ピロリジノスルホニルベンゼンに対する収率
は、80%であった。
ニルチオ酢酸の製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに1−クロロ−4−ピロリ
ジノスルホニルベンゼン24.5g(0.1モル)、エ
チレングリコール80gを仕込み、80〜90℃で1時
間を要してチオグリコール酸12.0g(0.13モ
ル)と95重量%水酸化カリウム16.5g(0.28
モル)のエチレングリコール溶液54gとの混合溶液を
滴下した。滴下終了後、110〜120℃で7時間反応
させた。反応終了後、得られた反応液を室温まで冷却し
た後、水500gを添加し、反応液のpHが3になるま
で希硫酸を滴下して結晶を析出させた。得られた結晶を
濾過、水洗、乾燥して4−ピロリジノスルホニルフェニ
ルチオ酢酸24.1g(0.08モル)を得た。1−ク
ロロ−4−ピロリジノスルホニルベンゼンに対する収率
は、80%であった。
【0071】実施例10(1−ピロリジノスルホニル−
4−トリブロモメチルスルホニルベンゼンの製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに実施例9で得られた4−
ピロリジノスルホニルフェニルチオ酢酸15.1g
(0.05モル)、水酸化ナトリウム2.4g(0.0
6モル)、水200gを仕込み、40〜50℃で6時間
を要して27重量%次亜臭素酸ナトリウム水溶液22
0.0g(0.5モル)を滴下した。滴下終了後、40
〜50℃で3時間反応させた。反応終了後、反応生成物
を濾過、洗浄、乾燥して、白色結晶の1−ピロリジノス
ルホニル−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼン2
2.4g(0.043モル)を得た。4−ピロリジノス
ルホニルフェニルチオ酢酸に対する収率は、85%であ
った。
4−トリブロモメチルスルホニルベンゼンの製造) 攪拌機、温度計、冷却器および滴下ロートを備えた10
00mL容の4つ口フラスコに実施例9で得られた4−
ピロリジノスルホニルフェニルチオ酢酸15.1g
(0.05モル)、水酸化ナトリウム2.4g(0.0
6モル)、水200gを仕込み、40〜50℃で6時間
を要して27重量%次亜臭素酸ナトリウム水溶液22
0.0g(0.5モル)を滴下した。滴下終了後、40
〜50℃で3時間反応させた。反応終了後、反応生成物
を濾過、洗浄、乾燥して、白色結晶の1−ピロリジノス
ルホニル−4−トリブロモメチルスルホニルベンゼン2
2.4g(0.043モル)を得た。4−ピロリジノス
ルホニルフェニルチオ酢酸に対する収率は、85%であ
った。
【0072】得られた1−ピロリジノスルホニル−4−
トリブロモメチルスルホニルベンゼンは、以下の物性を
有することから同定することができた。
トリブロモメチルスルホニルベンゼンは、以下の物性を
有することから同定することができた。
【0073】MS(CI):m/e 527
融点(分解点):221.9℃
IR(KBr):3095、2954、2883、15
82、1394、1352、1290、1155、10
14、836、726、570(cm−1) 元素分析値:C 25.1% H 2.4% N 2.
7% Br 45.5%S 12.0% (理論値:C 25.11% H 2.30% N
2.66% Br 45.57% S 12.19%)1 H NMR(d6−DMSO):δ1.45(m、4
H)、3.22(t、4H)、8.29(d、2H)、
8.41(d、2H) 紫外部極大吸収:225、260nm
82、1394、1352、1290、1155、10
14、836、726、570(cm−1) 元素分析値:C 25.1% H 2.4% N 2.
7% Br 45.5%S 12.0% (理論値:C 25.11% H 2.30% N
2.66% Br 45.57% S 12.19%)1 H NMR(d6−DMSO):δ1.45(m、4
H)、3.22(t、4H)、8.29(d、2H)、
8.41(d、2H) 紫外部極大吸収:225、260nm
【0074】
【発明の効果】本発明によると、活性線のスペクトルを
有効に利用でき、ハロゲン化ラジカルの発生効率が良
く、フォトレジスト等の感光性樹脂組成物の構成成分、
ハロゲン化銀写真およびハロゲン化銀を用いた熱現像感
光材料の構成成分として有用である芳香族トリブロモメ
チルスルホニル誘導体およびその製造方法を提供するこ
とができる。
有効に利用でき、ハロゲン化ラジカルの発生効率が良
く、フォトレジスト等の感光性樹脂組成物の構成成分、
ハロゲン化銀写真およびハロゲン化銀を用いた熱現像感
光材料の構成成分として有用である芳香族トリブロモメ
チルスルホニル誘導体およびその製造方法を提供するこ
とができる。
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フロントページの続き
(72)発明者 鈴木 三千雄
兵庫県加古郡播磨町宮西346番地の1 住
友精化株式会社精密化学品研究所内
Fターム(参考) 4H006 AA01 AA02 AB40 AB76 BA65
BB31 BC10 BC31 BC34 BE36
BE53 TA02 TB81 TC37
4H039 CA53 CA99 CC60 CD10
Claims (9)
- 【請求項1】下記一般式(1); 【化1】 (式中、Rは、下記一般式(i); 【化2】 (式中、R1およびR2は、それぞれ水素あるいは炭素
数が1〜4のアルキル基を示す。)、下記一般式(i
i); 【化3】 (式中、nは3〜5の整数を表す。) または下記式(iii); 【化4】 で示される基を示す。)で表される芳香族トリブロモメ
チルスルホニル誘導体。 - 【請求項2】下記一般式(2); 【化5】 (式中、Mは水素原子またはアルカリ金属原子を、R
は、下記一般式(i); 【化6】 (式中、R1およびR2は、それぞれ水素あるいは炭素
数が1〜4のアルキル基を示す。)、下記一般式(i
i); 【化7】 (式中、nは3〜5の整数を表す。) または下記式(iii); 【化8】 で示される基を示す。)で表されるフェニルチオ酢酸類
またはその塩を酸化および臭素化することを特徴とする
下記一般式(1); 【化9】 (式中、Rは、前記一般式(2)と同様の基を示す。)
で表される芳香族トリブロモメチルスルホニル誘導体の
製造方法。 - 【請求項3】塩基と水の存在下に臭素を用いて酸化およ
び臭素化することを特徴とする請求項2記載の芳香族ト
リブロモメチルスルホニル誘導体の製造方法。 - 【請求項4】塩基が、アルカリ金属水酸化物である請求
項3記載の芳香族トリブロモメチルスルホニル誘導体の
製造方法。 - 【請求項5】次亜臭素酸塩を用いて、酸化および臭素化
することを特徴とする請求項2記載の芳香族トリブロモ
メチルスルホニル誘導体の製造方法。 - 【請求項6】次亜臭素酸塩が、次亜臭素酸ナトリウムま
たは次亜臭素酸カリウムである請求項5記載の芳香族ト
リブロモメチルスルホニル誘導体の製造方法。 - 【請求項7】下記一般式(3); 【化10】 (式中、Xはハロゲン原子を、Rは、前記一般式(1)
と同様の基を示す。)で表されるハロゲン化ベンゼン類
とチオグリコール酸を有機溶媒中、塩基の存在下に反応
させることを特徴とする下記一般式(2); 【化11】 (式中、Mは水素原子またはアルカリ金属原子を、R
は、前記一般式(1)と同様の基を示す。)で表される
フェニルチオ酢酸類またはその塩の製造方法。 - 【請求項8】有機溶媒が、エチレングリコールである請
求項7記載のフェニルチオ酢酸類またはその塩の製造方
法。 - 【請求項9】塩基が、アルカリ金属水酸化物である請求
項7記載のフェニルチオ酢酸類またはその塩の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002021509A JP2003226684A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | 芳香族トリブロモメチルスルホニル誘導体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002021509A JP2003226684A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | 芳香族トリブロモメチルスルホニル誘導体およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003226684A true JP2003226684A (ja) | 2003-08-12 |
Family
ID=27744735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002021509A Pending JP2003226684A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | 芳香族トリブロモメチルスルホニル誘導体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003226684A (ja) |
-
2002
- 2002-01-30 JP JP2002021509A patent/JP2003226684A/ja active Pending
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