JP2003226307A - 包装機における袋口部折畳み装置 - Google Patents

包装機における袋口部折畳み装置

Info

Publication number
JP2003226307A
JP2003226307A JP2002021717A JP2002021717A JP2003226307A JP 2003226307 A JP2003226307 A JP 2003226307A JP 2002021717 A JP2002021717 A JP 2002021717A JP 2002021717 A JP2002021717 A JP 2002021717A JP 2003226307 A JP2003226307 A JP 2003226307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding
margin
sealing surface
folding member
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002021717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3908044B2 (ja
Inventor
Yoshio Kito
義雄 鬼頭
Shigekazu Miwa
恵運 三和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Machinery Co Ltd
Original Assignee
Fuji Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machinery Co Ltd filed Critical Fuji Machinery Co Ltd
Priority to JP2002021717A priority Critical patent/JP3908044B2/ja
Publication of JP2003226307A publication Critical patent/JP2003226307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3908044B2 publication Critical patent/JP3908044B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closing Of Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】外形サイズの異なる物品に対しても良好な状態
で包装する。 【解決手段】袋に収容された物品(サンドイッチ)から
突出して開放された袋口部の折畳み代を物品の封緘面に
対し四方から折畳む。第二折畳み板18と第三折畳み板
23との夫々は、封緘面の上部方向へ離間した位置から
封緘面に近接する方向へ向けて接近しながら、該各折畳
み板18,23が相互に離間した位置から近接する方向
へ向けて進む移動軌跡Lに設定されている。第一折畳み
板14は、封緘面の上部方向へ離間した位置から封緘面
に近接する方向に向けて接近しながら進む移動軌跡に設
定されている。第三折畳み板23は、第三折畳み代を折
畳む際に、第三折畳み代を第二折畳み板18とで部分的
に押し付けながら進むように設定されている。第三折畳
み代は、長過ぎる場合、第二折畳み板18と折返し板3
0との間の所定間隔Sで折り返される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋に収容された例
えば三角柱形状のサンドイッチ等の物品から突出して開
放された袋口部を封緘して包装する包装機において、こ
の袋口部を四方から折畳む袋口部折畳み装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】特願2001−64890号や特願20
01−279630号に記載の包装機においては、三角
サンドイッチ等の物品を収容した袋の袋口部を形成する
四つの折畳み代のうち、まず、第一折畳み代、第二折畳
み代及び第三折畳み代をそれぞれ第一折畳み部材、第二
折畳み部材及び第三折畳み部材により物品の封緘面に対
し順次折畳んだ後、最後に、第四折畳み代を第四折畳み
部材により折畳むとともに、物品の封緘面で各折畳み代
を順次重ねた未封止面にテープ片を貼着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記包装機において
は、各折畳み部材の動作が一定の回転半径による回動に
より、各折畳み代を順次折畳むように構成されている。
その場合、封緘面から突出する折畳み代が封緘面の外周
縁部を折曲基端として封緘面に沿って折畳まれる際に、
折曲基端部の位置が必ずしも一定とならず、折曲基端部
に膨らみが生じる場合がある。
【0004】また、三角サンドイッチ等の物品は一般に
手作業により製造されているため、内容物の種類や内容
物の盛付けの仕方等の相違により、外形サイズが必ずし
も一定せず、外形サイズにばらつきが生じ易い。そのよ
うな物品を封緘する場合に、物品のサイズが設定値以下
であると、物品と袋との間に必要以上の隙間が生じる。
従って、包装状態が悪くなって商品価値が低下する。
【0005】さらに、三角サンドイッチ等の物品は前述
したように外形サイズにばらつきが生じ易いため、サイ
ズの異なる物品を一種類の袋により封緘する場合、折畳
み代が物品のサイズと比較して長過ぎると、折畳み代が
物品の封緘面から外側へ突出するおそれがある。従っ
て、包装状態が悪くなって商品価値が低下するので、そ
の折畳み代の突出部分を作業者が切断する必要があっ
た。
【0006】この発明は、外形サイズの異なる物品に対
しても良好な状態で包装することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】後記実施
形態の図面(図1〜3、図4(a)、図5(a)及び図
6(a)に示す第一実施形態、図1〜3、図4(b)、
図5(b)及び図6(b)に示す第二実施形態)の符号
を援用して本発明を説明する。
【0008】* 請求項1の発明(第一実施形態に対
応) この発明にかかる包装機の袋口部折畳み装置は下記のよ
うに構成されている。この包装機(封緘機)において
は、袋50に収容されたサンドイッチ(物品60)から
突出して開放された袋口部51の折畳み代52,53,
54,55を四方から折畳んで包装する。前記折畳み代
52,53,54,55のうち、サンドイッチ(物品6
0)の重ね方向(左右方向Y)に向けて形成される封緘
面61の一側辺に位置する第一折畳み代52を前記封緘
面61に沿って折畳んで押圧する第一折畳み部材12
と、前記第一折畳み代52と直交する一方の側に位置す
る第二折畳み代53を、前記封緘面61に沿って折畳ま
れた第一折畳み代52に対し重ねて折畳む第二折畳み部
材18と、前記第二折畳み部材18と対向する側に位置
する第三折畳み代54を、前記封緘面61に沿って折畳
まれた第二折畳み代53に対し重ねて折畳む第三折畳み
部材21とを備えている。
【0009】前記第二折畳み部材18と第三折畳み部材
21との夫々は、前記封緘面61の上部方向(上方域)
へ離間した位置から封緘面61に近接する方向へ向けて
接近しながら、該各折畳み部材18,21が相互に離間
した位置から近接する方向へ向けて進む移動軌跡Lに設
定されている。
【0010】この発明では、前記第二折畳み部材18及
び第三折畳み部材21の移動軌跡Lの設定により、第二
折畳み代53及び第三折畳み代54をサンドイッチ(物
品60)の封緘面61上へ向けて押し付けるとともに、
第二折畳み代53及び第三折畳み代54が延設される袋
口部51の両側の基端部53a,54aから良好に折畳
み形成することができる。従って、特に外形サイズにば
らつきのあるサンドイッチ(物品60)を封緘する場合
でも、折畳み基端部に膨らみを生ずることなく袋50を
サンドイッチ(物品60)に密着させ易くなって緩みの
少ない良好な包装状態にすることができる。
【0011】* 請求項2の発明(第一実施形態に対
応) この発明は、請求項1の発明を前提として下記のように
構成されている。前記第一折畳み部材12は、前記封緘
面61の上部方向(上方域)へ離間した位置から封緘面
61に近接する方向に向けて接近しながら進む移動軌跡
Lに設定されている。この発明では、前記第一折畳み部
材12の移動軌跡Lの設定により、第一折畳み代52を
サンドイッチ(物品60)の封緘面61上へ向けて押し
付けるとともに、第一折畳み代52及び第四折畳み代5
5が延設される袋口部51の両側の基端部52a,55
aから良好に折畳み形成することができる。従って、特
に外形サイズにばらつきのあるサンドイッチ(物品6
0)を封緘する場合でも、袋50をサンドイッチ(物品
60)により一層密着させ易くなって緩みの少ない良好
な包装状態にすることができる。
【0012】* 請求項3の発明(第一実施形態に対
応) この発明は、請求項1または請求項2の発明を前提とし
て下記のように構成されている。
【0013】前記第三折畳み部材21は、第三折畳み代
54を折畳む際に、第三折畳み代54を第二折畳み部材
53に部分的に押し付けながら進むように設定されてい
る。この発明では、第三折畳み代54を封緘面61に沿
って折畳む際に張力を付与して行うことで、サンドイッ
チ(物品60)と袋50とが一層密着して緩みの少ない
良好な包装状態にすることができる。
【0014】* 請求項4の発明(第一実施形態に対
応) この発明は、請求項1または請求項2または請求項3の
発明を前提として下記のように構成されている。
【0015】前記第一折畳み部材12は、サンドイッチ
(物品60)の重ね方向(左右方向Y)に離間する両端
縁部14b,14cの間隔が、第一折畳み代52を封緘
面61に折畳んだ作動位置Nにおいて前記封緘面61に
おけるサンドイッチ(物品60)の重ね寸法以下に設定
されている。
【0016】前記第二折畳み部材18は、第二折畳み代
53及び前記第一折畳み部材12の上部で第二折畳み代
53を挟持しない僅かな隙間Gを有して重合するととも
に、この第二折畳み部材18における第三折畳み54代
側の端縁部18aは、前記封緘面61における第三折畳
み代54側の端縁部61dを超えない位置に設定されて
いる。
【0017】前記第三折畳み部材21は、第三折畳み代
54及び前記第二折畳み部材18の上部で第三折畳み代
54を挟持しない僅かな隙間Gを有して重合するととも
に、この第三折畳み部材21における第二折畳み代53
側の端縁部23aは、前記第一折畳み部材12との重合
域を超える位置まで延出するように設定されている。
【0018】また、この第三折畳み部材21における第
二折畳み部材18との重合対向面側には突出部(突出片
24)を形成している。この突出部24は、前記第三折
畳み代54を第二折畳み部材18に対し押圧して移動す
ることで第三折畳み代54に張力を付与して折畳むとと
もに、少なくとも第三折畳み代54の折畳み完了後にお
いて第三折畳み代54に対する押圧を解除し得る位置ま
で移動して第二折畳み部材18と第三折畳み部材21と
の対向面に所定の間隔Sを付与するように設定されてい
る。
【0019】この発明では、第二折畳み部材18及び第
三折畳み部材21に面する隙間Gを有していることに加
え、第三折畳み部材21の突出部24により、第三折畳
み部材21に面する間隔Sを確実に維持するので、第二
折畳み代53及び第三折畳み代54を挟持することなく
保持することができる。そのため、後述する実施形態で
説明するように第四折畳み代55を折畳む場合、第二折
畳み代53及び第三折畳み代54を第二折畳み部材18
及び第三折畳み部材21から容易に外すことができる。
なお、サンドイッチ(物品60)では、その封緘面61
に弾力があるため、第一折畳み部材12に面する隙間を
形成しない場合でも、第一折畳み代52を第一折畳み部
材12から容易に外すことができる。従って、第四折畳
み代55を折畳む場合、既に折畳まれた第一折畳み代5
2、第二折畳み代53及び第三折畳み代54が第一折畳
み部材12、第二折畳み部材18及び第三折畳み部材2
1に引っ掛かって引き戻されることはなくなり、より一
層良好な包装状態にすることができる。
【0020】* 請求項5の発明(第二実施形態に対
応) この発明にかかる包装機の袋口部折畳み装置は下記のよ
うに構成されている。この包装機(封緘機)において
は、袋50に収容された物品60から突出して開放され
た袋口部51の折畳み代52,53,54,55を四方
から折畳んで包装する。前記折畳み代52,53,5
4,55のうち、第一折畳み代52を前記物品60の封
緘面61に沿って折畳んで押圧する第一折畳み部材12
と、前記第一折畳み代52と直交する一方の側に位置す
る第二折畳み代53を、前記封緘面61に沿って折畳ま
れた第一折畳み代52に対し重ねて折畳む第二折畳み部
材18と、前記第二折畳み部材18と対向する側に位置
する第三折畳み代54を、前記封緘面61に沿って折畳
まれた第二折畳み代53に対し重ねて折畳む第三折畳み
部材21とを備えている。
【0021】前記第一折畳み部材12は、前記物品60
の封緘面61における第一折畳み代52が延出する一側
辺に沿った方向(左右方向Y)に離間する両端縁部14
b,14cが、第一折畳み代52を封緘面61に折畳ん
だ作動位置Nにおいて該封緘面61内に位置するように
設定されている。
【0022】前記第二折畳み部材18は、第二折畳み代
53及び前記第一折畳み部材12の上部で第二折畳み代
53を挟持しない僅かな隙間Gを有して重合するととも
に、この第二折畳み部材18における第三折畳み代54
側の端縁部18aは、前記封緘面61との重合域内に位
置するように設定されている。
【0023】前記第二折畳み部材18の上部には前記第
三折畳み部材21を挿入し得る間隔Sを空けて折返し部
材(折返し板30)を配設している。前記第三折畳み部
材21は、第三折畳み代54及び前記第二折畳み部材1
8と前記折返し部材30との間で第三折畳み代54を挟
持しない僅かな隙間Gを有して重合するとともに、この
第三折畳み部材21における第二折畳み代53側の端縁
部23aは、前記封緘面61との重合域内に位置するよ
うに設定されている。
【0024】前記第三折畳み代21が物品60の封緘面
61に沿って折畳まれた際に、折畳み端部が封緘面61
の端縁部61dから突出する寸法である場合には、折畳
み端部が第二折畳み部材18と前記折返し部材30との
間の前記間隔Sで折り返されるように構成される。この
折畳み端部には、第三折畳み代54の先端部、または、
第三折畳み代54の内面で折り返されて第三折畳み代5
4の先端部よりも突出する第二折畳み代53あるいはこ
れらの両第三折畳み代54,53の重なった先端部が含
まれる。
【0025】この発明では、第三折畳み代54が折畳ま
れる際に、各折畳み代54,53が物品60のサイズと
比較して長過ぎる場合に折り返されるので、第三折畳み
代54や第二折畳み代53が物品60の封緘面61から
外側へ突出することはなくなる。従って、例えばサンド
イッチのように挟み込む内容物の種類で重ね厚さが変化
する等、特にサイズの異なる物品60を一種類の袋50
により封緘する場合でも、良好な包装状態にすることが
できる。また、第二折畳み部材18及び第三折畳み部材
21に面する隙間Gを有しているので、後述する実施形
態で説明するように第四折畳み代55を折畳む場合、請
求項3の発明と同様な効果を奏する。
【0026】* 請求項6の発明(第一実施形態及び第
二実施形態に対応) この発明は、請求項1から請求項5のうちいずれかの請
求項の発明を前提として下記のように構成されている。
【0027】前記第三折畳み部材21は、第三折畳み代
54に対する折畳み時に第二折畳み代53側の端縁部2
3aで第三折畳み代54を第二折畳み部材18に圧接す
る押圧手段(圧縮コイルばね25)を備えている。この
発明では、第二折畳み部材18に対して第三折畳み代5
4を所定圧で押え付けながら張力を付与した状態で折畳
むことができる。従って、より一層良好な包装状態にす
ることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】まず、本発明の第一実施形態にか
かる包装機(封緘機)及びその袋口部折畳み装置につい
て図1〜3、図4(a)、図5(a)及び図6(a)を
参照して説明する。
【0029】図1で概略的に示す包装機は、特願200
1−64890号や特願2001−279630号に記
載のものと同種のものであって、図3(a)に示すよう
に、可動支持体2に取り付けられた受け具1を備えてい
る。この可動支持体2は、回動中心線2aを中心に所定
円周角度θの範囲で往復動し得る回動体3と、この回動
体3に対し支持されて直線的に往復動し得る支持腕4と
を備えている。前記受け具1は、この支持腕4に取着さ
れ、図示しない駆動手段により往復動する前記回動体3
及び支持腕4を介して、図1に示す物品供給位置Pと袋
口部折畳み位置Qと物品解放位置Rとの間で往復動す
る。
【0030】前記受け具1が袋口部折畳み位置Qと物品
解放位置Rとの間で往復動する水平方向を前後方向Xと
し、この前後方向Xに対し横方向に交差する方向を左右
方向Yとし、この前後方向X及び左右方向Yに対し縦方
向に交差する方向を上下方向Zとする。この前後方向X
のうち、受け具1が物品解放位置Rへ向かう搬出向きX
R側を前側(前方)とし、その反対向きXQ側を後側
(後方)とする。この左右方向Yのうち、一側方を左側
(左方)とし、他側方を右側(右方)とする。
【0031】開放状態の袋50(袋状フィルム)に収容
された物品60(三角柱形状のサンドイッチ)は、供給
コンベヤ5より順次搬送されて、物品供給位置Pで待機
位置にある受け具1に収納される。物品60が供給コン
ベヤ5から受け具1に至るまでの間においては、図2
(a)に示すように、袋50における開放された袋口部
51が物品60から上方へ突出した形態となっている。
この袋口部51は、後側の第一折畳み代52と左側の第
二折畳み代53と右側の第三折畳み代54と前側の第四
折畳み代55とにより形成されている。物品60の上面
である封緘面61は、四角面であり、袋口部51内に露
出してこれらの折畳み代52,53,54,55で囲ま
れている。そして、この物品60は前記ちなみに、袋5
0に収容された物品60であるサンドイッチの重ね方向
は左右方向Yになる。
【0032】前記袋口部折畳み位置Qにある受け具1の
後方には、図3(a)に示すように、前記第一折畳み代
52を物品60の封緘面61に沿って折畳む第一折畳み
機構6(後で詳述)が前記可動支持体2に隣接して配設
されている。この袋口部折畳み位置Qにある受け具1の
左方には、図4(a)に示すように、前記第二折畳み代
53を物品60の封緘面61に沿って折畳む第二折畳み
機構7(後で詳述)が配設されている。この袋口部折畳
み位置Qにある受け具1の右方には、図4(a)に示す
ように、前記第三折畳み代54を物品60の封緘面61
に沿って折畳む第三折畳み機構8(後で詳述)が配設さ
れている。この袋口部折畳み位置Qにある受け具1の前
方には、図1に示すように、前記第四折畳み代55を物
品60の封緘面61に沿って折畳む第四折畳み機構9
(後で詳述)がテープ貼着機構10とともに配設されて
いる。
【0033】前記受け具1が前記袋口部折畳み位置Qか
ら前方へ水平移動した前記物品解放位置Rでは、前記第
四折畳み機構9及びテープ貼着機構10がこの受け具1
の上方に位置する。
【0034】* 図3(a)に示す前記第一折畳み機構
6 上下方向Zへ延びるレバー11が前後方向Xへ所定角度
範囲で往復揺動可能に支持され、このレバー11の上端
部には第一折畳み部材12が回動支点12aを中心に上
下方向Zへ回動可能に支持されている。この第一折畳み
部材12においては、レバー11の上端部に対し回動可
能に支持されたブラケット13から第一折畳み板14
(第一折畳み部材)が袋口部折畳み位置Qにある受け具
1に向けて延設されている。なお、この第一折畳み板1
4は、後述する第二折畳み板18及び第三折畳み板23
と同様に、各種プラスチックフィルム等の袋素材との摩
擦抵抗が少ないカーボンプレート(CFRP)等の材質
により形成されている。このブラケット13の下方でレ
バー11の上端部にストッパ15が取着されている。こ
のブラケット13とレバー11との間に引張りコイルば
ね16が連結され、前記受け具1が前記袋口部折畳み位
置Qにある状態ではこの引張りコイルばね16の弾性力
によりブラケット13が第一折畳み板14とともに下方
へ回動してストッパ15に当接する。この袋口部折畳み
位置Qでは、図示しない駆動機構により前記レバー11
が揺動すると、前記第一折畳み板14は、この受け具1
から後方へ離間する待機位置Mと、この受け具1の上方
に至る作動位置Nとを取る。前記受け具1が前記物品供
給位置Pにある状態では、この第一折畳み板14が前記
可動支持体2の回動体3の一部により前記引張りコイル
ばね16の弾性力に抗して持ち上げられる。
【0035】* 図4(a)に示す前記第二折畳み機構
7 上下方向Zへ延びるレバー17が回動支点17aを中心
に左右方向Yへ所定角度範囲で往復揺動可能に支持さ
れ、このレバー17の上端部には左側の第二折畳み板1
8(第二折畳み部材)が取着されて袋口部折畳み位置Q
にある受け具1に向けて延設されている。前記受け具1
が前記袋口部折畳み位置Qにある状態では、駆動機構の
一部をなすリンク機構19でリンク19aが上下動して
このレバー17が左右方向Yへ揺動すると、前記第二折
畳み板18は、この受け具1から左方へ離間する待機位
置Mと、この受け具1の上方に至る作動位置Nとを取
る。
【0036】* 図4(a)に示す前記第三折畳み機構
8 上下方向Zへ延びるレバー20が回動中支点20aを中
心に左右方向Yへ所定角度範囲で往復揺動可能に支持さ
れ、このレバー20の上端部には右側の第三折畳み部材
21が回動支点21aを中心に上下方向Zへ回動可能に
支持されている。この第三折畳み部材21においては、
レバー20の上端部に対し回動可能に支持されたブラケ
ット22から第三折畳み板23(第三折畳み部材)が袋
口部折畳み位置Qにある受け具1に向けて延設されてい
る。図5(a)及び図6(a)に示すように、この第三
折畳み板23の先端縁部23a(左端縁部)の下側には
弾性を有する突出片24(突出部)が取着されている。
このレバー20の上端部には圧縮コイルばね25が取り
付けられ、この圧縮コイルばね25の弾性力によりブラ
ケット22が第三折畳み板23とともに下方へ向けて付
勢されている。前記受け具1が前記袋口部折畳み位置Q
にある状態では、駆動機構の一部をなすリンク機構26
でリンク26aが上下動してこのレバー20が左右方向
Yへ揺動すると、前記第三折畳み板23は、この受け具
1から右方へ離間する待機位置Mと、この受け具1の上
方に至る作動位置Nとを取る。なお、第三折畳み板23
を下方へ向けて付勢し得る押圧手段としては、前記圧縮
コイルばね25に代えて、引張りコイルばねなどの他の
付勢部材を採用してもよい。
【0037】* 図1に示す前記第四折畳み機構9 前記テープ貼着機構10はテープ搬送コンベヤ27を備
え、このテープ搬送コンベヤ27のテープ引き出し終端
部から前記袋口部折畳み位置Qの方向に離間した位置に
第四折畳み代55を折畳む第四折畳み部材28が配設さ
れている。この第四折畳み部材28は、テープ搬送コン
ベヤ27とともに前後方向Xへ往復移動し、前記受け具
1が前記袋口部折畳み位置Qにある状態では、この受け
具1から前方へ離間する待機位置と、この受け具1の上
方に至る作動位置とを取る。
【0038】* 前記各折畳み機構6,7,8,9によ
る袋口部51の折畳み作用 前記受け具1が前記物品供給位置Pにある状態で、図2
(a)に示すように、開放された袋口部51が物品60
から上方へ突出した状態にある袋詰め品が、受け具1に
供給されると、図3(a)に示す噴出口部29からエア
が筒状口部51の第一折畳み代52に向けて吹き付けら
れ、第一折畳み代52が物品60の封緘面61に向けて
補助的に折り曲げられる。また、この受け具1が物品供
給位置Pから前記袋口部折畳み位置Qに至るまでに、エ
アの吹き付けが継続されるとともに、待機位置Mにある
第一折畳み部材12が前下方へ回動され、その第一折畳
み板14の先端縁部14a(前端縁部)は、前記封緘面
61の上部方向(上方域)へ離間した位置から封緘面6
1に近接する方向に向けて接近しながら前進する。そし
て、この第一折畳み板14が図3(b)に示す移動軌跡
Lを描きながら物品60の封緘面61とほぼ平行になる
作動位置Nに至る。その作動位置Nで、第一折畳み代5
2は、物品60の封緘面61に対し第一折畳み板14に
より押圧される。これにより第3折畳み板54は、図2
(b)に示すように物品60の封緘面61に沿うように
後方から折畳まれて保持される。
【0039】次に、前記袋口部折畳み位置Qで待機位置
Mの第二折畳み板18が右下方へ回動すると、その第二
折畳み板18の先端縁部18a(右端縁部)は、前記封
緘面61の上部方向(上方域)へ離間した位置から封緘
面61に近接する方向へ向けて接近しながら、右進する
ことにより、第二折畳み板18と第三折畳み板23とが
相互に離間した位置から近接する方向へ向けて進むよう
に移動する。そして、この第二折畳み板18が図6
(a)に示す移動軌跡Lを描きながら物品60の封緘面
61とほぼ平行になる作動位置Nに至る。その作動位置
Nで、第二折畳み代53は、第二折畳み板18によりそ
の上部が覆われて保持される。これにより第二折畳み代
53は、図2(c)に示すように物品60の封緘面61
に沿って折畳まれた第一折畳み代52に対し前記第一折
畳み板14の上部で折り重なるように左方から折畳まれ
る。
【0040】また、待機位置Mにある第三折畳み板23
が左下方へ回動すると、その第三折畳み板23の先端縁
部23a(左端縁部)は、前記封緘面61の上部方向
(上方域)へ離間した位置から封緘面61に近接する方
向へ向けて接近しながら、左進することにより、第二折
畳み板18と第三折畳み板23とが相互に離間した位置
から近接する方向へ向けて進むように移動する。その移
動時、第三折畳み板23は、第三折畳み代54を折畳む
際、第三折畳み代54を第二折畳み板18に部分的に押
し付ける。そして、この第三折畳み板23が図6(a)
に示す移動軌跡Lを描きながら物品60の封緘面61と
ほぼ平行になる作動位置Nに至る。その作動位置Nに至
る前に、この第三折畳み板23の先端縁部23aにある
突出片24が、第二折畳み板18における第三折畳み板
23との対向面に対し第三折畳み代54を圧縮コイルば
ね25の弾性力により押圧して第二折畳み板18上を移
動することで、第三折畳み代54は張りが付与された状
態となる。その後、その作動位置Nに至るまでに、突出
板24が第三折畳み代54から外れて第三折畳み代54
に対する押圧が解除される。その作動位置Nで、第三折
畳み代54は、第三折畳み板23により上部が覆われて
保持される。これにより第三折畳み代54は、図2
(d)に示すように、封緘面61に沿って折畳まれた第
一折畳み代52に重合している第二折畳み代53に対し
右方から折畳まれて前記第二折畳み板18を介して重ね
られる。
【0041】前述したように、第一折畳み代52と第二
折畳み代53と第三折畳み代54とに対する折畳み完了
状態W(前記各折畳み板14,18,23が作動位置N
にあるとき)では、図5(a)及び図6(a)に示すよ
うに、物品60の封緘面61上に第一折畳み代52と第
一折畳み板14と第二折畳み代53と第二折畳み板18
と第三折畳み代54と第三折畳み板23とが順次重ねら
れる。第一折畳み板14は、サンドイッチ(物品60)
の重ね方向(左右方向Y)に離間する左右両端縁部14
b,14cの間隔が、第一折畳み代52を封緘面61に
折畳んだ作動位置Nにおいて封緘面61におけるサンド
イッチ(物品60)の重ね寸法以下に設定されている。
前記第二折畳み板18は、第二折畳み代53及び第一折
畳み板14の上部で第二折畳み代53を挟持しない僅か
な隙間Gを有して重合している。この第二折畳み板18
の先端縁部18a(右端縁部)は、第一折畳み14の左
端縁部14bを超え、封緘面61の右端縁部61dを超
えない位置で第一折畳み板14の右端縁部14cの付近
に設定されている。前記第三折畳み板23は、第三折畳
み代54及び第二折畳み板18の上部で第三折畳み代5
4を挟持しない僅かな隙間Gを有して重合している。こ
の第三折畳み板23の先端縁部23a(左端縁部)は、
第一折畳み板14との重合域を超える位置まで延出する
ように、物品60の封緘面61の左端縁部61cを超え
る位置に設定されている。また、前記第一折畳み板14
の先端縁部14a(前端縁部)は物品60の封緘面61
の前後両端縁部61a,61b間で前端縁部61aの付
近に設定される。前記第二折畳み板18の前端縁部18
bと前記第三折畳み板23の前端縁部23bとは、物品
60の封緘面61の前端縁部61aを超え、上下方向Z
で互いに一致する。前記第二折畳み板18の後端縁部1
8cの一部には、第一折畳み板14の左右両端縁部14
b,14c間で、第二折畳み板18の先端縁部18a
(右端縁部)から後方へ向かうに従い左方へ傾斜する斜
辺部18dが形成されている。前記第三折畳み板23の
後端縁部23cの一部には、第一折畳み板14の左右両
端縁部14b,14c間で、後方へ向かうに従い右方へ
傾斜する斜辺部23dが形成されている。これらの斜辺
部18d,23dは、この第一折畳み板14の左右両端
縁部14b,14c間の中央部上方で互いに交差する。
【0042】このようにして各折畳み代52,53,5
4が三方(後方、左方、右方)から物品60の封緘面6
1に沿って折畳まれた後、第四折畳み部材28とテープ
貼着機構10のテープ搬送コンベヤ27とが、袋口部折
畳み位置Qにある受け具1の上方へ移動する。その際、
第四折畳み代55は、待機位置Mから作動位置Nになっ
た第四折畳み部材28により押え付けられ、図2(e)
に示すように第二折畳み代53の上部に沿って折畳まれ
た第三折畳み代54に対し前記第三折畳み板23の上部
に重なるように前方から折畳まれる。次に、前記テープ
搬送コンベヤ27が下動すると、図1に示すテープロー
ル62から引き出されて切断されたテープ片63(図2
(f)参照)の端部が、折畳まれた第四折畳み代55上
に貼着される。次に、受け具1が搬送途中位置Qから物
品解放位置Rへ向けて移動する際に、第四折畳み部材2
8とテープ搬送コンベヤ27とが受け具1に対し略同じ
位置関係を保ったまま、作動位置Nから待機位置Mに戻
る。その移動途中で、前記各折畳み代52,53,5
4,55からなる袋50の未封止面56が前記第一折畳
み板14、第二折畳み板18及び第三折畳み板23から
外れる。これにより、図2(e)に示すように、袋50
の未封止面56において、物品60の封緘面61で重合
された三方の各折畳み代52,53,54上に第四折畳
み代55がさらに重合される。そして、この袋50の未
封止面56が受け具1の移動に伴い移動すると、図2
(f)に示すように、前記テープ片63の全体が袋50
の未封止面56に貼り付けられる。その後、図1に示す
ように、包装品70として搬出される。
【0043】次に、本発明の第二実施形態にかかる袋詰
め包装機(封緘機)の袋口部折畳み装置について、第一
実施形態との相違点を中心に、図1〜3、図4(b)、
図5(b)及び図6(b)を参照して説明する。
【0044】前記第一実施形態の第二折畳み機構7にお
いて第二折畳み板18の上側には、図4(b)に示すよ
うに折返し板30(折返し部材)が所定間隔Sを空けて
取着されている。この折返し板30の先端縁部30a
(右端縁部)は第二折畳み板18上に面し、この折返し
板30の先端縁部30aと第二折畳み板18の先端縁部
18a(右端縁部)との間は折返し口31で開放されて
いる。また、前記第一実施形態の第三折畳み機構8にお
いて第三折畳み板23に取着された突出片24が省略さ
れているとともに、この第三折畳み板23上にはその先
端縁部23aの付近で受台32が取着されている。この
受台32は、前記折返し板30の先端縁部30a(右端
縁部)に隣接してこの先端縁部30aとほぼ面一にな
り、前述したように前記テープ片63が袋50の未封止
面56に貼り付けられる際、テープ片63の支えとな
る。
【0045】第一折畳み代52と第二折畳み代53と第
三折畳み代54とに対する折畳み完了状態W(前記各折
畳み板14,18,23が作動位置Nにあるとき)は、
図5(b)及び図6(b)に示すように、前記第一実施
形態の場合と下記のように異なる。
【0046】第一実施形態と同様に、前記第二折畳み板
18が第二折畳み代53及び第一折畳み板14の上部で
第二折畳み代53を挟持しない僅かな隙間Gを有して重
合しているとともに、この第二折畳み板18の右端縁部
18aが封緘面61との重合域内に位置するように設定
されている。前記第三折畳み板23は、第三折畳み代5
4及び第二折畳み板18と折返し板30との間で第三折
畳み代54を挟持しない僅かな隙間Gを有して重合す
る。この第三折畳み板23の左端縁部23aも、封緘面
61との重合域内に位置するように設定されている。前
記折返し部材30の先端縁部30a(右端縁部)は、第
一折畳み板14の左右両端縁部14b,14c間で左端
縁部14bの付近に設定される。この第三折畳み板23
の先端縁部23a(左端縁部)は、第二折畳み板18と
折返し板30との間の所定間隔Sで、この折返し板30
の先端縁部30aを超えるが、物品60の封緘面61の
左端縁部61cを超えないように設定される。第三折畳
み板23により折畳まれた第三折畳み代54は、物品6
0の封緘面61の左右方向Yの寸法と比較して長過ぎる
場合、第二折畳み板18と折返し板30との間の所定間
隔Sで、第二折畳み板18と第三折畳み板23との間を
通ってこの第三折畳み板23の先端縁部23a(左端縁
部)で左方から右方へ反転され、さらにこの第三折畳み
板23と折返し板30との間を通るように右方へ折り返
される。なお、第三折畳み代54が折畳まれた際に、物
品60の封緘面61における左端縁部61cから突出す
る折畳み端部には、前記第三折畳み代54のみならず、
前記第三折畳み代54の内面で折り返されて第三折畳み
代54の先端部よりも突出する第二折畳み代53あるい
はこれらの両折畳み代54,53の重なり合った先端部
が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態にかかる包装機の一部を概略的に示
す側面図である。
【図2】 物品に対する袋の折畳み工程を示す斜視図で
ある。
【図3】 (a)は実施形態にかかる第一折畳み機構の
概略側面図であり、(b)は実施形態にかかる第一折畳
み部材の作動位置に至るまでの移動軌跡図である。
【図4】 (a)は第一実施形態にかかる第二折畳み機
構と第三折畳み機構との概略部分断面図であり、(b)
は第二実施形態にかかる第二折畳み機構と第三折畳み機
構との概略部分断面図である。
【図5】 (a)は第一実施形態にかかる第一折畳み部
材、第二折畳み部材及び第三折畳み部材との作動位置に
おける重合折畳み完了状態を示す部分平面図であり、
(b)は第二実施形態にかかる第一折畳み部材、第二折
畳み部材及び第三折畳み部材との作動位置における重合
折畳み完了状態を示す部分平面図である。
【図6】 (a)は第一実施形態にかかる第二折畳み部
材及び第三折畳み部材における作動位置に至るまでの移
動軌跡図であり、(b)は第二実施形態にかかる第二折
畳み部材及び第三折畳み部材における作動位置に至るま
での移動軌跡図である。
【符号の説明】
6…第一折畳み機構、7…第二折畳み機構、8…第三折
畳み機構、9…第四折畳み機構、12…第一折畳み部
材、14b…左端縁部、14c…右端縁部、18…第二
折畳み板(第二折畳み部材)、18a…先端縁部(右端
縁部)、21…第三折畳み部材、23a…先端縁部(左
端縁部)、24…突出片板(突出部)、25…圧縮コイ
ルばね(押圧手段)、30…折返し板(折返し部材)、
50…袋、51…袋口部、52…第一折畳み代、53…
第二折畳み代、54…第三折畳み代、60…物品(サン
ドイッチ)、61…物品封緘面、61c…封緘面左端縁
部、61d…封緘面右端縁部、70…包装品、G…隙
間、S…間隔、W…折畳み完了状態、X…前後方向、Y
…左右方向(サンドイッチの重ね方向)。
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月5日(2002.2.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】* 前記各折畳み機構6,7,8,9によ
る袋口部51の折畳み作用 前記受け具1が前記物品供給位置Pにある状態で、図2
(a)に示すように、開放された袋口部51が物品60
から上方へ突出した状態にある袋詰め品が、受け具1に
供給されると、図3(a)に示す噴出口部29からエア
が筒状口部51の第一折畳み代52に向けて吹き付けら
れ、第一折畳み代52が物品60の封緘面61に向けて
補助的に折り曲げられる。また、この受け具1が物品供
給位置Pから前記袋口部折畳み位置Qに至るまでに、エ
アの吹き付けが継続されるとともに、待機位置Mにある
第一折畳み部材12が前下方へ回動され、その第一折畳
み板14の先端縁部14a(前端縁部)は、前記封緘面
61の上部方向(上方域)へ離間した位置から封緘面6
1に近接する方向に向けて接近しながら前進する。そし
て、この第一折畳み板14が図3(b)に示す移動軌跡
Lを描きながら物品60の封緘面61とほぼ平行になる
作動位置Nに至る。その作動位置Nで、第一折畳み代5
2は、物品60の封緘面61に対し第一折畳み板14に
より押圧される。これにより第一折畳み代52は、図2
(b)に示すように物品60の封緘面61に沿うように
後方から折畳まれて保持される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋に収容されたサンドイッチから突出し
    て開放された袋口部の折畳み代を四方から折畳んで包装
    する包装機において、 前記折畳み代のうち、サンドイッチの重ね方向に向けて
    形成される封緘面の一側辺に位置する第一折畳み代を前
    記封緘面に沿って折畳んで押圧する第一折畳み部材と、
    前記第一折畳み代と直交する一方の側に位置する第二折
    畳み代を、前記封緘面に沿って折畳まれた第一折畳み代
    に対し重ねて折畳む第二折畳み部材と、前記第二折畳み
    部材と対向する側に位置する第三折畳み代を、前記封緘
    面に沿って折畳まれた第二折畳み代に対し重ねて折畳む
    第三折畳み部材とを備え、 前記第二折畳み部材と第三折畳み部材との夫々は、前記
    封緘面の上部方向へ離間した位置から封緘面に近接する
    方向へ向けて接近しながら、該各折畳み部材が相互に離
    間した位置から近接する方向へ向けて進む移動軌跡に設
    定されていることを特徴とする包装機における袋口部折
    畳み装置。
  2. 【請求項2】 前記第一折畳み部材は、前記封緘面の上
    部方向へ離間した位置から封緘面に近接する方向に向け
    て接近しながら進む移動軌跡に設定されていることを特
    徴とする請求項1に記載の包装機における袋口部折畳み
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第三折畳み部材は、第三折畳み代を
    折畳む際に、第三折畳み代を第二折畳み部材に部分的に
    押し付けながら進むように設定されていることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の包装機における袋
    口部折畳み装置。
  4. 【請求項4】 前記第一折畳み部材は、サンドイッチの
    重ね方向に離間する両端縁部の間隔が、第一折畳み代を
    封緘面に折畳んだ作動位置において前記封緘面における
    サンドイッチの重ね寸法以下に設定され、 前記第二折畳み部材は、第二折畳み代及び前記第一折畳
    み部材の上部で第二折畳み代を挟持しない僅かな隙間を
    有して重合するとともに、この第二折畳み部材における
    第三折畳み代側の端縁部は、前記封緘面における第三折
    畳み代側の端縁部を超えない位置に設定され、 前記第三折畳み部材は、第三折畳み代及び前記第二折畳
    み部材の上部で第三折畳み代を挟持しない僅かな隙間を
    有して重合するとともに、この第三折畳み部材における
    第二折畳み代側の端縁部は、前記第一折畳み部材との重
    合域を超える位置まで延出するように設定され、 また、この第三折畳み部材における第二折畳み部材との
    重合対向面側には突出部を形成し、この突出部は、前記
    第三折畳み代を第二折畳み部材に対し押圧して移動する
    ことで第三折畳み代に張力を付与して折畳むとともに、
    少なくとも第三折畳み代の折畳み完了後において第三折
    畳み代に対する押圧を解除し得る位置まで移動して第二
    折畳み部材と第三折畳み部材との対向面に所定の間隔を
    付与するように設定されていることを特徴とする請求項
    1または請求項2または請求項3に記載の包装機におけ
    る袋口部折畳み装置。
  5. 【請求項5】 袋に収容された物品から突出して開放さ
    れた袋口部の折畳み代を四方から折畳んで包装する包装
    機において、 前記折畳み代のうち、第一折畳み代を前記物品の封緘面
    に沿って折畳んで押圧する第一折畳み部材と、前記第一
    折畳み代と直交する一方の側に位置する第二折畳み代
    を、前記封緘面に沿って折畳まれた第一折畳み代に対し
    重ねて折畳む第二折畳み部材と、前記第二折畳み部材と
    対向する側に位置する第三折畳み代を、前記封緘面に沿
    って折畳まれた第二折畳み代に対し重ねて折畳む第三折
    畳み部材とを備え、 前記第一折畳み部材は、前記物品の封緘面における第一
    折畳み代が延出する一側辺に沿った方向に離間する両端
    縁部が、第一折畳み代を封緘面に折畳んだ作動位置にお
    いて該封緘面内に位置するように設定され、 前記第二折畳み部材は、第二折畳み代及び前記第一折畳
    み部材の上部で第二折畳み代を挟持しない僅かな隙間を
    有して重合するとともに、この第二折畳み部材における
    第三折畳み代側の端縁部は、前記封緘面との重合域内に
    位置するように設定され、 前記第二折畳み部材の上部には前記第三折畳み部材を挿
    入し得る間隔を空けて折返し部材を配設し、 前記第三折畳み部材は、第三折畳み代及び前記第二折畳
    み部材と前記折返し部材との間で第三折畳み代を挟持し
    ない僅かな隙間を有して重合するとともに、この第三折
    畳み部材における第二折畳み代側の端縁部は、前記封緘
    面との重合域内に位置するように設定され、 前記第三折畳み代が物品の封緘面に沿って折畳まれた際
    に、折畳み端部が封緘面の端縁部から突出する寸法であ
    る場合には、折畳み端部が第二折畳み部材と前記折返し
    部材との間の前記間隔で折り返されるように構成される
    ことを特徴とする包装機における袋口部折畳み装置。
  6. 【請求項6】 前記第三折畳み部材は、第三折畳み代に
    対する折畳み時に第二折畳み代側の端縁部で第三折畳み
    代を第二折畳み部材に圧接する押圧手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれかの
    請求項に記載の包装機における袋口部折畳み装置。
JP2002021717A 2002-01-30 2002-01-30 包装機における袋口部折畳み装置 Expired - Fee Related JP3908044B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002021717A JP3908044B2 (ja) 2002-01-30 2002-01-30 包装機における袋口部折畳み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002021717A JP3908044B2 (ja) 2002-01-30 2002-01-30 包装機における袋口部折畳み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003226307A true JP2003226307A (ja) 2003-08-12
JP3908044B2 JP3908044B2 (ja) 2007-04-25

Family

ID=27744881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002021717A Expired - Fee Related JP3908044B2 (ja) 2002-01-30 2002-01-30 包装機における袋口部折畳み装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3908044B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108162491A (zh) * 2017-11-22 2018-06-15 昆明理工大学 一种试卷袋密封折盖装置
JP2020023334A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 スキューズ株式会社 包装装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108162491A (zh) * 2017-11-22 2018-06-15 昆明理工大学 一种试卷袋密封折盖装置
JP2020023334A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 スキューズ株式会社 包装装置
JP7316769B2 (ja) 2018-08-06 2023-07-28 Idec株式会社 包装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3908044B2 (ja) 2007-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011116436A (ja) 製袋包装機
JP2008189332A (ja) 熱封止装置およびこれを備えた包装装置
JP4664122B2 (ja) 2つの収容室を有する2液袋包装袋を製造する製造方法および縦型充填包装機
JP2003226307A (ja) 包装機における袋口部折畳み装置
JPH0472123A (ja) 弾性のある不定形品の包装方法および包装装置
JPH09124007A (ja) 包装袋の自動開口装置およびこれを使用する物品の自動袋詰方法
JP4472268B2 (ja) 袋包装機
JP6334283B2 (ja) 包装機及び包装方法
JP3244972U (ja) 密封包装体
JPH0639705U (ja) 自動包装機の耳折り装置
JP4741636B2 (ja) 横形製袋充填機におけるエンドシール部のしわ取り装置
JP2000335510A (ja) 和菓子等の包装装置
JP2005059936A (ja) 縦型多列四方シール自動充填包装機における縦シール機構
JP3730388B2 (ja) 袋の開口端の折り畳み方法および折り畳み装置
JP2001018904A (ja) バックインボックスの封函装置
CN111936305B (zh) 包装用片材的制造方法、包装用片材坯料的制造方法以及食品用包装袋
JP2510707B2 (ja) 製袋充填包装装置の角底成形方法及び角底成形機構
JPH09277406A (ja) 製袋機
JP2013252901A (ja) 製袋包装機
JPH0728804U (ja) 連続包装品用切断装置
JPH11152106A (ja) 自動包装装置
JP6336771B2 (ja) 包装装置及び包装方法
JP2676308B2 (ja) サンドイッチ等の軟質被包装物の包装方法および装置
JPH07125717A (ja) サンドイッチ包装装置
JP2005289498A (ja) ロータリー式自動包装機におけるノッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20060113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060718

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20070117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees