JP2003225749A - ダイカスト用スリーブ - Google Patents

ダイカスト用スリーブ

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JP2003225749A
JP2003225749A JP2002025229A JP2002025229A JP2003225749A JP 2003225749 A JP2003225749 A JP 2003225749A JP 2002025229 A JP2002025229 A JP 2002025229A JP 2002025229 A JP2002025229 A JP 2002025229A JP 2003225749 A JP2003225749 A JP 2003225749A
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JP
Japan
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sleeve
die casting
lining layer
die
lining
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JP2002025229A
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Yasushi Fukase
瀬 泰 志 深
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶損、カジリ、摩耗が少なく、端面部のライ
ニング層が剥離し難い、高寿命のダイカスト用スリーブ
を提供する。 【解決手段】 このダイカスト用スリーブは、固定型3
3と移動型37との間に形成されるキャビティ55に溶
湯を供給する湯口ブッシュ41の前記キャビティ55側
端部内周に、面取り面45を形成し、湯口ブッシュ41
の内周面とともに面取り面45にも耐食耐摩耗合金から
なるライニング層49を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウムやマ
グネシウムダイカスト機の射出機構を構成するダイカス
ト用スリーブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイカスト機のプランジャス
リーブや湯口ブッシュには、SKD61(JIS)など
の工具鋼が使用されている。プランジャスリーブ内に給
湯された溶融AlやMgは摺動するプランジャチップに
より金型側に押し出される。そして、プランジャチップ
が湯口ブッシュに到達するあたりから、チップが高速で
前進し、金型キャビティ内に溶融金属を射出し鋳造を行
う。また、射出時には、溶融金属に高い圧力を作用させ
る。
【0003】鋳造品は、金型、プランジャチップ、およ
び湯口ブッシュにより冷却され、固化したら金型から取
り出して、次の鋳造準備を行う。この作業の繰り返しに
より、前記プランジャスリーブや湯口ブッシュは、チッ
プとの摩耗によりクリアランスが増大し、かじりを生じ
てしまう。また、溶融Alの接触による溶損(腐食)に
よりクリアランスが増大し、かじりを生じ、短期間で使
用不能となる問題を抱えている。
【0004】このような問題に対応するため、図7及び
図8に示すように、プランジャスリーブ11内径部に耐
食耐摩耗合金のライニング13を設けた高機能スリーブ
やブッシュが、開発商品化されている(プランジャスリ
ーブと湯口ブッシュが一体型となったスリーブも存在す
る)。
【0005】しかしながら、このようなスリーブは、金
型側端面部において、内周面にライニングされた耐食耐
摩耗合金が剥離しやすいという問題を生じている。この
剥離が生ずると、破片が製品内に混入する。また、チッ
プ-スリーブ、湯口ブッシュ間に溶融金属が入り込み、
かじりやチップの詰まりを引き起こす。このため、鋳造
品の充填不足、製品の抜き取り不良等さまざまな弊害を
生じる。
【0006】ここで、この剥離の原因を考えてみる。図
7に示すように、鋳造品Cを移動型15と固定型17か
らなる金型から取り出す際に、鋳造品Cを移動型15と
共に固定型17から引き離すが、この際、鋳造品Cとラ
イニング13の金型側端面部とが固着していると、ライ
ニングの金型側端面部に大きな力が加わる。この力によ
って、ライニング13に剥離Sが生ずる。また、図8に
示すように、プランジャチップ19によって、鋳造品C
をスリーブ11より押し出す際、プランジャチップ19
のライニング13に対する摺動により力が加わる。この
力により、ライニング13の金型側端面部に剥離Sが生
ずる。
【0007】このような原因によるライニングの剥離を
減少させるために、スリーブ、湯口ブッシュの金型と接
する端面に、図9及び図10に示すように、面取り21
を施すことが行われている。このようにすることによっ
て、製品取りだし時の力が軽減される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内径面
に耐食耐摩耗合金をライニング後、面取りする方法によ
っては、図9に示すように、端面付近のライニング層が
非常に薄くなる。また、ライニング層が薄い場合又は面
取り寸法が大きい場合には、図10に示す面取り面25
のように、ライニング層がなくなってしまうことがあ
る。このようにライニング層が極端に薄くなると、外力
に対し、亀裂が生じやすく、上記固着や摺動による剥離
を抑えることができるにしても、早期にライニング層の
剥離が発生する。
【0009】また、ライニング層そのものを厚くする方
法もあるが、このようにすると、クラックが発生しやす
くなり寿命が短くなる。
【0010】一方、図11に示すように、スリーブ、ブ
ッシュ11のライニング13の両端面に鋼材27を配置
し、ライニングの剥離を防止する方法もある。しかしな
がら、この方法は、鋼材部の耐腐食(溶損)、耐摩耗性
が低いため、かじり、腐食が生じ易く、早期に使用不能
となる。また、製作も困難となる。
【0011】本発明は、上記の問題を解決するために考
案されたものであり、耐食耐摩耗性に優れ、剥離しにく
いライニングを形成することによって、高寿命なダイカ
スト用スリーブを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
固定型と移動型との間に形成される空間に溶湯を供給す
るスリーブの前記空間に接する端部内周に、面取り面を
形成し、前記スリーブの内周面とともに前記面取り面に
も耐食耐摩耗合金からなるライニング層を形成したこと
である。
【0013】本発明の第2の特徴は、前記スリーブは湯
口ブッシュを含むことである。
【0014】本発明の第3の特徴は、前記面取り面は、
R面取り、パッキン面取り、抜き勾配のいずれか1つを
含むことである。
【0015】本発明の第4の特徴は、前記ライニング層
は、溶射-再溶融、拡散接合、焼結接合、ろう付けのう
ちいずれか1つの方法で形成されることである。
【0016】本発明の第5の特徴は、前記面取り面の前
記スリーブの内周面に対する角度は、45°以下であ
り、前記ライニング層の膜厚は、1.0mm以上である
ことである。
【0017】本発明の第6の特徴は、前記ライニング層
を形成する合金は、0.6〜3.2重量%のBと、0.
5〜8重量%のSiと、5〜37重量%のMoと、残部
Niおよび不可避的不純物とからなり、Ni基の結合相
にNi硼化物およびMo硼化物が分散している耐食耐摩
耗性高強度Ni基合金であることである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1ないし図3を参照して説明する。
【0019】図1において、符号31は固定ダイプレー
トを示す。この固定ダイプレート31には、固定型33
が装着されており、この固定型33には、固定型33と
の間にキャビティ35を形成する移動型37が接離可能
に対向配置されている。また、固定ダイプレート31に
形成された孔部には、プランジャスリーブ39が挿入し
て配設されている。このプランジャスリーブ39の先端
側には、固定型33を貫通して配設された湯口ブッシュ
41が接続されている。
【0020】図2は、この湯口ブッシュ41の内周部を
拡大して示したものである。この図にも示すように、湯
口ブッシュ41のうち湯道36を臨む移動型側の端部に
は、面取り面45が形成されている。この面取り面45
の湯口ブッシュ内周面47に対する角度は、45度以下
になされている。そして、この湯口ブッシュ内周面47
と面取り面45には共に、均一なライニング層49が施
されている。このライニング層49は、Ni-B-Si-Mo 系
の耐摩耗合金を溶射-再溶融、拡散接合、焼結接合、ろ
う付けにて形成したものであって、その膜厚は、1.0
mm以上になされている。
【0021】このような湯口ブッシュ41及びプランジ
ャスリーブ39には、図1に示すように、ロッド51が
挿入されている。このロッド51の先端には、プランジ
ャチップ53が設けられており、湯口ブッシュ41のラ
イニング層49内周面に摺動可能に挿入されている。そ
して、このプランジャチップ53を押し込むことによっ
て、溶湯55をキャビティ35に圧入するようになって
いる。
【0022】このように、本実施の形態にあっては、湯
口ブッシュ41のうち湯道36を臨む移動型側の端部
に、面取り面45を形成し、この湯口ブッシュ内周面4
7と面取り面45には共に、均一な厚さの耐食及び耐摩
耗性合金のライニング層49が施されている。それ故、
面取りを施しても極端に薄いライニング層が形成される
ことがなく、端面まで確実にライニングを施すことがで
き、剥離を防止することができる。また、面取り面45
を形成したことによって、鋳造品抜き取り時の抵抗が小
さくなるため、プランジャスリーブ39、湯口ブッシュ
41に働く力を低減することができ、ライニング層の剥
離を防止することができる。従って、溶損、カジリ、摩
耗が少なく、端面部のライニング層が剥離し難い、高寿
命の湯口スリーブを得ることができる。
【0023】また、ライニング層49は、Ni-B-Si-Mo
系の耐摩耗合金を溶射-再溶融、拡散接合、焼結接合、
ろう付けにて形成したものであるから、ライニング層と
基材(鋼材系)は冶金的に接合している。したがって、
クラックの発生と同時にライニング層が脱落してしまう
ことを防止することができ、ライニング層が剥離し難く
なる。
【0024】さらに、面取り面については、面取り面の
スリーブ基材内周面に対する角度は大きい方が抜き取り
時の抵抗は小さくなるが、ライニング層端面と面取り面
とのなす角度は鋭くなる。角度が鋭くなると層が薄くな
り、小さい力でクラックが発生しやすくなり、また応力
集中も起こり易くなる。これに対して、本実施の形態で
は、面取り面45のスリーブ基材内周面に対する角度を
45度以下にしているので、ライニング層端面と面取り
面とのなす角度が大きくすることができ、従って、ライ
ニング層の剥離を防止することができる。
【0025】また、ライニング層49の膜厚を1.0m
m以上にしているから、面取り部が薄肉になるのを防止
することができ、剥離を防止することができる。なお、
ライニング層の膜厚については、必要以上に厚くする必
要はなく、プランジャスリーブ、湯口ブッシュの中央部
と同じ肉厚であれば十分である。
【0026】さらに、ライニング層49は、Ni-B-Si-Mo
系の耐摩耗合金で構成されている。このNi-B-Si-Mo 系
合金は、溶融金属(特にAl)に対する耐腐食(溶損)性
に優れるとともに、チップとの摺動に対する耐摩耗性に
優れ、強度靱性も充分で、ダイカスト機用部材に適して
いる。したがって、耐腐食、耐摩耗性に優れたライニン
グ層を提供することができる。具体的には、以下のよう
な合金1ないし4が好ましい。
【0027】合金1:0.6〜3.2重量%のBと、
0.5〜8重量%のSiと、5〜37重量%のMoと、
残部Niおよび不可避的不純物とからなり、Ni基の結
合相にNi硼化物およびMo硼化物が分散している耐食
耐摩耗性高強度Ni基合金。
【0028】合金2:1.1〜2.5重量%のBと、
4.0〜6.5重量%のSiと、8.0〜17重量%の
Moと、残部Niおよび不可避的不純物とからなり、N
i基の結合相にNi−Mo硼化物が分散しているNi基
合金。
【0029】合金3:1.1〜2.5重量%のBと、
4.0〜6.5重量%のSiと、8.0〜17重量%の
Moと、2〜12重量%のCrと、残部Niおよび不可
避的不純物からなり、Ni基の結合相にNi−Mo複硼
化物が分散しているNi基合金。
【0030】合金4:1.1〜2.5重量%のBと、1
1〜20重量%のMoと、4.0〜6.5重量%のSi
と、残部Niおよび不可避的不純物からなり、Ni基の
結合相にNi−Mo複硼化物が分散しているNi基合
金。
【0031】なお、上記実施の形態においては、プラン
ジャスリーブと湯口ブッシュとが別体になされている例
を示しているが、これに限る必要はなく、これらが一体
に形成されており、その先端内周面に面取り面が形成さ
れていてもよい。
【0032】また、面取り面については、図2に示すよ
うなものの他、図3に示すようなR面取り57でもよ
い。この場合は、図中角度θは45度以下が望ましく、
15度が最適である。さらに、この他にも、パッキン面
取り、抜き勾配等で面取り面を形成してもよい。
【0033】次に、本実施の形態についての実験例につ
いて説明する。
【0034】まず、以下の手順でダイカスト用スリーブ
(湯口ブッシュ+プランジャスリーブ一体型)を作製し
た。
【0035】S48C材をを図4に示すように機械加
工し、スリーブ基材を製作する。
【0036】このスリーブ基材を脱脂、乾燥後、内径
面にNi-B-Si-Mo 合金(アトマイズ)を粉末フレーム溶
射する。
【0037】1050℃に真空加熱し、溶射層を再溶
融処理する。
【0038】機械加工によりスリーブ形状に加工す
る。
【0039】このようにして製造されたダイカスト用ス
リーブ(以下、本願スリーブという)の金型側端面の内
径部を図5に示す。
【0040】また、比較のため従来形式のスリーブ(以
下、比較例スリーブという)も製造した。この比較例ス
リーブの金型側端面の内径部を図6に示す。
【0041】このようにして作製した一体型の本願スリ
ーブをコールドチャンバ方式の500tonアルミダイ
カスト機に取り付けて鋳造を行った。鋳造条件は溶湯:
ADC12、溶湯温度:660℃、潤滑剤は油性タイプ
を用い、チップへ滴下した。
【0042】その結果、以下のような利点がえられた。
【0043】比較例スリーブは、3ヶ月使用した時点
で剥離が確認され、6ヶ月使用した時点で寿命を迎え
た。原因は金型側端面の剥離であった。
【0044】本願スリーブは、6ヶ月以上使用した現
在、金型側端面の剥離は確認されない。したがって、比
較例の2倍以上の寿命が予測される。
【0045】比較例スリーブは、使用3〜4ヶ月目か
ら、プランジャチップの交換頻度(約10000ショッ
ト)が多くなった。
【0046】本願スリーブは使用6ヶ月以上経過した
が、プランジャチップの交換頻度(寿命)は約3000
0ショットである。
【0047】比較例スリーブと本願スリーブの製造費
はほぼ同等であった。
【0048】このように、本願スリーブは比較例スリー
ブに対して大幅にその性能を向上させていることがわか
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、固定型と移動型との間に形成される空間に溶湯を供
給するスリーブの空間に接する端部内周に、面取り面を
形成し、スリーブの内周面とともに面取り面にも耐食耐
摩耗合金からなるライニング層を形成しているから、面
取りを施しても極端に薄いライニング層が形成されるこ
とがなく、端面まで確実にライニングを施すことがで
き、剥離を防止することができる。また、面取り面を形
成したことによって、鋳造品抜き取り時の抵抗が小さく
なるため、スリーブに働く力を低減することができ、ラ
イニングの剥離を防止することができる。従って、溶
損、カジリ、摩耗が少なく、端面部のライニング層が剥
離し難い、高寿命のダイカスト用スリーブを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるダイカスト用湯口
ブッシュを示す軸断面図。
【図2】図1に示すダイカスト用湯口ブッシュの要部を
示す拡大断面図。
【図3】図2に示すダイカスト用湯口ブッシュの要部の
他の実施の形態を示す拡大断面図。
【図4】実験例に使用したダイカスト用スリーブの基材
を示す軸断面図。
【図5】実験例で使用した本願発明に係るダイカスト用
スリーブの要部を示す拡大断面図。
【図6】実験例で使用した従来技術に属するダイカスト
用スリーブの要部を示す拡大断面図。
【図7】従来のダイカスト用スリーブにおいて、鋳造品
を移動型と共に固定型から引き離す際に、ライニング端
部が剥離する状態を示す断面図。
【図8】従来のダイカスト用スリーブにおいて、プラン
ジャチップによって、鋳造品をスリーブより押し出す際
に、ライニング端部が剥離する状態を示す断面図。
【図9】従来の面取り付きダイカスト用スリーブにおい
て、端部付近のライニング層が非常に薄くなる場合を示
す断面図。
【図10】従来の面取り付きダイカスト用スリーブにお
いて、端部付近のライニング層がなくなる場合を示す断
面図。
【図11】従来の面取り付きダイカスト用スリーブにお
いて、ライニングの両端面に鋼材を配置した場合を示す
断面図。
【符号の説明】
33 固定型 35 キャビティ 36 湯道 37 移動型 41 湯口ブッシュ 45 面取り面 49 ライニング層 57 面取り面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定型と移動型との間に形成される空間に
    溶湯を供給するスリーブの前記空間に接する端部内周
    に、面取り面を形成し、前記スリーブの内周面とともに
    前記面取り面にも耐食耐摩耗合金からなるライニング層
    を形成したことを特徴とするダイカスト用スリーブ。
  2. 【請求項2】前記スリーブは湯口ブッシュを含むことを
    特徴とする請求項1に記載のダイカスト用スリーブ。
  3. 【請求項3】前記面取り面は、R面取り、パッキン面取
    り、抜き勾配のうちいずれか1つを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載のダイカスト用スリーブ。
  4. 【請求項4】前記ライニング層は、溶射-再溶融、拡散
    接合、焼結接合、ろう付けのうちいずれか1つの方法で
    形成されることを特徴とする請求項1に記載のダイカス
    ト用スリーブ。
  5. 【請求項5】前記面取り面の前記スリーブの内周面に対
    する角度は、45°以下であり、前記ライニング層の膜
    厚は、1.0mm以上であることを特徴とする請求項1
    に記載のダイカスト用スリーブ。
  6. 【請求項6】前記ライニング層を形成する合金は、0.
    6〜3.2重量%のBと、0.5〜8重量%のSiと、
    5〜37重量%のMoと、残部Niおよび不可避的不純
    物とからなり、Ni基の結合相にNi硼化物およびMo
    硼化物が分散している耐食耐摩耗性高強度Ni基合金で
    あることを特徴とする請求項1に記載のダイカスト用ス
    リーブ。
JP2002025229A 2002-02-01 2002-02-01 ダイカスト用スリーブ Withdrawn JP2003225749A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100356218C (zh) * 2004-02-20 2007-12-19 刘锦濡 金属袖管及其制法

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