JP2003224677A - 情報提供システム、並びに、情報処理装置および方法 - Google Patents

情報提供システム、並びに、情報処理装置および方法

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JP2003224677A
JP2003224677A JP2002023701A JP2002023701A JP2003224677A JP 2003224677 A JP2003224677 A JP 2003224677A JP 2002023701 A JP2002023701 A JP 2002023701A JP 2002023701 A JP2002023701 A JP 2002023701A JP 2003224677 A JP2003224677 A JP 2003224677A
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JP2002023701A
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Kunio Fukuda
邦夫 福田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より好適に情報を提供することができるよう
にする。 【解決手段】 通信装置51のRFIDリーダ63は、RFID
による無線通信を用いて、RFIDタグ21に記憶されてい
る携帯電話機52に関する情報を取得する。その情報に
基づいて、通信装置51のブルートゥースモジュール6
4は、携帯電話機52のブルートゥースモジュール71
とブルートゥースを用いた無線通信を行い、携帯電話機
52にダイヤルアップ接続を要求する。携帯電話機がネ
ットワークにダイヤルアップ接続すると、ブルートゥー
スモジュール64は、広告IDおよび携帯電話機52の電
子メールアドレスを携帯電話機52およびネットワーク
2を介して情報提供サーバ5に供給する。情報提供サー
バ5は、広告IDに対応する広告データを、電子メールア
ドレス宛に電子メールとして送信することで、携帯電話
機52に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報提供システム、
並びに、情報処理装置および方法に関し、特に、より好
適に情報を提供することができるようにした情報提供シ
ステム、並びに、情報処理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、駅構内や電車内、または
街中等に設置される広告物は、広告主のホームページの
アドレスを示すURL(Uniform Resource Locator)が掲
載されるようになった。これは、広告物のみでは宣伝し
たい物の内容を細かく示すことが困難であるため、イン
ターネットを介して、より詳細な内容が掲載されたホー
ムページを閲覧してもらうようにするためである。
【0003】しかしながら、例えば街中等に設置された
広告物を見たユーザがそこに掲載されているURLのホー
ムページにアクセスするために、ユーザは、そのURL
を、暗記したり、メモを取ったりして、インターネット
に接続可能な通信装置に入力しなければならず、非常に
煩雑な作業を必要とした。
【0004】これに対して、通信機能を備えたPDA(Per
sonal Digital Assistants)やインターネットへの接続
機能を備えた携帯電話機等を利用した無線広告システム
が考えられている。
【0005】図1は、従来の無線広告システムの構成例
を示す図である。
【0006】図1において、通信装置1は、街中等に設
置された、広告を掲載する広告物であり、RFID(Radio
Frequency IDentification)を用いて、近接された携帯
電話機3に付加されたRFIDタグ21と近距離無線通信を
行う。
【0007】RFIDシステムは、タグとリーダ/ライタと
から構成されるシステムで、タグに格納された情報をリ
ーダにより非接触に読み取ったり、ライタを用いて外部
からの情報を非接触にタグに記録したりすることができ
るシステムである。タグとリーダ/ライタ間の通信方式
には、例えば、電磁結合方式、電磁誘導方式、マイクロ
波方式、および光方式等があり、それぞれ、使用周波
数、通信可能距離、通信速度、または、信号の指向性や
干渉等によるシステムの安定度等が異なるので、システ
ムの用途に最適な通信方式が選択される。
【0008】従って、RFIDシステムに用いられるRFIDタ
グも、その使い方により、形状や特性が多様に存在す
る。RFIDタグの形状には、ラベル形、カード形、コイン
形、スティック形等がある。これらの形状はアプリケー
ションと密接な関係があり、例えば人が持つものは、カ
ード形あるいはラベル形をキーホルダ形状に加工したも
のが主流である。また、半導体のキャリアIDとしてはス
ティック形が主流となる。また、通信距離は、1mm程度
のものから5m程度のものまで存在し、システムの用途
に最適なものが使用される。
【0009】図1において、通信装置1は、インターネ
ットに代表されるネットワーク2に接続されており、同
様にネットワーク2に接続された情報提供サーバ5と通
信を行う。また、携帯電話機3は、電子メール機能やWE
B閲覧機能等を有しており、図示せぬ電話回線網等を介
してネットワーク2に接続されている基地局4と無線通
信を行うことで、ネットワーク2を介して情報提供サー
バ5と通信を行う。
【0010】通信装置1は、各部を制御する制御部1
1、ディスプレイ等により構成され、広告内容を表示す
る表示部12、ネットワーク2に接続され、ネットワー
ク2との通信を行うネットワーク接続部13、および、
アンテナ14Aを介して携帯電話機3に付加されたRFID
タグ21と近距離無線通信を行い、RFIDタグ21に記憶
されている情報を取得するRFIDリーダ14により構成さ
れている。
【0011】携帯電話機3のユーザは予めこのサービス
に登録しており、携帯電話機3に付加されたRFIDタグ2
1は、登録されたユーザに対して配布、貸与、または販
売されるものである。このRFIDタグ21には、例えば、
携帯電話機3の電子メールアドレス等の、ユーザがサー
ビスを受けるために必要な情報が記憶されている。
【0012】次に、動作を説明する。街中等に設置され
た通信装置1の制御部11は、表示部12を制御して、
内蔵する記憶部(図示せず)に予め記憶されている広告
内容を表示させる。携帯電話機3のユーザは、その広告
内容を閲覧し、さらに詳しい情報が欲しい場合、携帯電
話機3に付加されたRFIDタグ21を通信装置1に近接さ
せる。
【0013】RFIDタグ21が近接され、通信可能範囲内
に位置されると、通信装置1のRFIDリーダ14は、制御
部11に制御されて、アンテナ14Aを介して、RFIDタ
グ21と近距離無線通信を行い、RFIDタグ21より、携
帯電話機3の電子メールアドレス情報を取得する。
【0014】ところで、表示部12に表示される広告内
容には、識別情報である広告IDがその内容ごとに割り当
てられており、制御部11に内蔵される記憶部に記憶さ
れている。制御部11は、RFIDタグ21が近接され、携
帯電話機3のメールアドレス情報を取得したときに、表
示部12に表示されている広告に対応する広告IDを、記
憶部より取得する。そして、制御部11は、ネットワー
ク接続部13を制御して、その広告IDを、携帯電話機3
の電子メールアドレスとともに、ネットワーク2を介し
て情報提供サーバ5に供給する。
【0015】情報提供サーバ5は、取得した電子メール
アドレスに基づいて、取得した広告IDに対応する、詳細
な広告内容からなる広告データを電子メールとして、ネ
ットワーク2および基地局4を介して携帯電話機3に供
給する。
【0016】以上のように構成することで、携帯電話機
3のユーザは、携帯電話機3に付加されたRFIDタグ21
を通信装置1に近接するだけで、通信装置1の表示部1
2に表示された広告のより詳しい内容を取得することが
できる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような方法において、通信装置1は、ネットワーク2に
接続されている必要があり、そのために、接続に要する
インフラの整備やコスト等の面から設置場所が制限され
てしまうという課題があった。
【0018】これに対して、RFIDによる近距離無線通信
機能を携帯電話機3に備えさせ、通信装置1より広告に
関する情報を取得できるようにし、さらに、その取得し
た情報に基づいて、情報提供サーバ5にアクセスして目
的の情報を取得するようにすることが考えられるが、上
述したような機能を有する携帯電話機またはPDA等を新
たに開発する必要があり、このサービスを実用化するた
めには、さらに、その携帯電話機やPDAの普及を待たな
ければならない。
【0019】また、通信装置1のRFIDリーダ14が近距
離無線通信によりRFIDタグ21から情報を取得したか否
かをユーザがすぐに確認するためには、通信装置1は、
表示部12にその旨を表示しなければならず、その場
合、ユーザのプライバシー上好ましくないという課題が
あった。これに対して、表示部12に、ユーザに関する
情報を表示せずに、受信したことだけを伝えるメッセー
ジを表示する方法も考えられるが、通信装置1に複数の
RFIDタグが同時に近接された場合、表示部12に表示さ
れたメッセージが、どのユーザに対するものであるかを
判別することが困難となってしまう。
【0020】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、既存の携帯型通信装置に対応し、ユーザの
プライバシーを保護可能であり、広告の設置場所を制限
されずに、より好適に情報を提供する情報提供システム
を容易に実現することができるようにするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報提供
システムは、コンテンツの提供に関する要求を受け付け
る第1の情報処理装置と、コンテンツの提供を要求する
第2の情報処理装置と、ネットワークに接続され、コン
テンツを提供する第3の情報処理装置とを備える情報提
供システムであって、第1の情報処理装置は、互いに異
なる通信方式により第2の情報処理装置と無線通信を行
う第1の無線通信部および第2の無線通信部、並びに、
コンテンツに関する情報を含むコンテンツ情報を記憶す
る第1の記憶部を有し、第1の無線通信部を用いた無線
通信により、第2の情報処理装置から、第2の情報処理
装置の通信の設定に関する情報を含む設定情報を取得す
る第1の取得手段と、第1の取得手段により取得された
設定情報に基づいて、第2の無線通信部を用いた無線通
信を確立する確立手段と、確立手段により確立された第
2の無線通信部を用いた無線通信を利用して、設定情
報、および第1の記憶部により記憶されているコンテン
ツ情報を、ネットワークに接続された第2の情報処理装
置から、ネットワークを介して、第3の情報処理装置に
供給する第1の供給手段とを備え、第2の情報処理装置
は、互いに異なる方法で第1の情報処理装置と無線通信
を行う第3の無線通信部および第4の無線通信部、他の
情報処理装置とネットワークに接続するための無線通信
を行う、第3の無線通信部および第4の無線通信部と異
なる第5の無線通信部、並びに、設定情報を記憶する第
2の記憶部を有し、第3の無線通信部を用いた無線通信
により、第2の記憶部に記憶されている設定情報を、第
1の情報処理装置に供給する第2の供給手段と、第5の
無線通信部を用いた無線通信により、他の情報処理装置
を介して接続されたネットワークを介して、第3の情報
処理装置よりコンテンツを取得する第2の取得手段とを
備え、第3の情報処理装置は、コンテンツを記憶する第
3の記憶部を有し、第1の情報処理装置より、第2の情
報処理装置を介して、設定情報およびコンテンツ情報を
取得する第3の取得手段と、第3の取得手段により取得
された、設定情報およびコンテンツ情報に基づいて、第
3の記憶部により記憶されているコンテンツを、ネット
ワークを介して、第2の情報処理装置に提供する提供手
段とを備えることを特徴とする。
【0022】本発明の第2の情報提供システムは、他の
情報処理装置が有するコンテンツの提供に関する要求を
受け付ける第1の情報処理装置と、コンテンツの提供を
要求する第2の情報処理装置とを備える情報提供システ
ムであって、第1の情報処理装置は、互いに異なる通信
方式により第2の情報処理装置と無線通信を行う第1の
無線通信部および第2の無線通信部、並びに、コンテン
ツに関する情報を含むコンテンツ情報を記憶する第1の
記憶部を有し、第1の無線通信部を用いた無線通信によ
り、第2の情報処理装置から、第2の情報処理装置の通
信の設定に関する情報を含む設定情報を取得する第1の
取得手段と、第1の取得手段により取得された設定情報
に基づいて、第2の無線通信部を用いた無線通信を確立
する確立手段と、第1の記憶部により記憶されているコ
ンテンツ情報を、第2の無線通信部を用いた無線通信に
より、第2の情報処理装置に供給する第1の供給手段と
を備え、第2の情報処理装置は、互いに異なる方法で第
1の情報処理装置と無線通信を行う第3の無線通信部お
よび第4の無線通信部、並びに、設定情報を記憶する第
2の記憶部を有し、第3の無線通信部を用いた無線通信
により、第2の記憶部に記憶されている設定情報を、第
1の情報処理装置に供給する第2の供給手段と、第4の
無線通信部を用いた無線通信により、第1の情報処理装
置よりコンテンツ情報を取得する第2の取得手段と、第
2の取得手段により取得されたコンテンツ情報の記憶を
制御する記憶制御手段と、記憶制御手段により記憶が制
御されたコンテンツ情報に基づいて、他の情報処理装置
よりコンテンツを取得する第3の取得手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0023】本発明の第1の情報処理装置は、コンテン
ツに関する情報を含むコンテンツ情報を記憶する記憶手
段と、近接された第1の他の情報処理装置と第1の無線
通信を行う第1の無線通信手段と、第1の無線通信手段
による第1の無線通信を用いて、第1の他の情報処理装
置より、第1の他の情報処理装置の通信の設定に関する
情報を含む設定情報を取得する取得手段と、取得手段に
より取得された設定情報に基づいて、第1の他の情報処
理装置と第2の無線通信を行う、第1の無線通信手段と
異なる第2の無線通信手段と、第2の無線通信手段によ
る第2の無線通信を用いて、第1の他の情報処理装置の
動作を制御する動作制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0024】前記第1の無線通信の通信方式は、RFIDで
あり、第2の無線通信の通信方式は、ブルートゥースで
あるようにすることができる。
【0025】前記設定情報は、第2の無線通信手段によ
る第2の無線通信に必要な、第1の他の情報処理装置の
アドレス情報およびパスキーを含むようにすることがで
きる。
【0026】前記設定情報は、第1の他の情報処理装置
の電子メールアドレスをさらに含むようにすることがで
きる。
【0027】前記コンテンツ情報は、第2の他の情報処
理装置が要求されたコンテンツを特定するためのID情報
を含むようにすることができる。
【0028】前記コンテンツ情報は、第2の他の情報処
理装置の、コンテンツの提供に関する要求を受け付ける
アドレス情報をさらに含むようにすることができる。
【0029】前記記憶手段に記憶されているコンテンツ
情報、および、取得手段により取得された設定情報を含
む、第2の他の情報処理装置がコンテンツを提供するの
に必要な提供情報を、第2の他の情報処理装置に供給す
る提供情報供給手段をさらに備え、動作制御手段は、第
1の他の情報処理装置の動作を制御して、第2の他の情
報処理装置が接続されているネットワークに接続させ、
提供情報供給手段は、第2の無線通信手段による第2の
無線通信を用いて、第1の他の情報処理装置から、動作
制御手段の制御により第1の他の情報処理装置が接続さ
れたネットワークを介して、提供情報を第2の他の情報
処理装置に供給するようにすることができる。
【0030】前記記憶手段に記憶されているコンテンツ
情報を含む、第1の他の情報処理装置がコンテンツの提
供を要求するのに必要な要求情報を、第1の他の情報処
理装置に供給する要求情報供給手段をさらに備え、動作
制御手段は、第1の他の情報処理装置の動作を制御し
て、要求情報供給手段により供給した要求情報を記憶さ
せるようにすることができる。
【0031】前記コンテンツ情報を含む画像情報を表示
する表示手段と、記憶手段に記憶されているコンテンツ
情報の中から、供給するコンテンツに関する情報を選択
する選択手段とをさらに備え、表示手段は、記憶手段に
記憶されているコンテンツ情報のうち、互いに異なる情
報を含む複数の画像情報を、所定の時間ごとに切り替え
ながら、順に表示し、選択手段は、取得手段により第1
の他の情報処理装置に関する情報が取得された時点にお
いて、表示手段に表示されている画像情報に含まれるコ
ンテンツ情報を、供給するコンテンツ情報として選択す
るようにすることができる。
【0032】本発明の第1の情報処理方法は、コンテン
ツに関する情報を含むコンテンツ情報を記憶する記憶手
段と、近接された第1の他の情報処理装置と第1の無線
通信を行う第1の無線通信手段と、第1の他の情報処理
装置と第2の無線通信を行う、第1の無線通信手段と異
なる第2の無線通信手段とを備え、第1の他の情報処理
装置より、第2の他の情報処理装置が有するコンテンツ
の提供に関する要求を受け付ける情報処理装置の情報処
理方法であって、第1の無線通信手段による第1の無線
通信を用いて、第1の他の情報処理装置の通信の設定に
関する情報を含む設定情報であって、第2の無線通信手
段が第1の他の情報処理装置と第2の無線通信を行うの
に必要な情報の取得を制御する取得制御ステップと、取
得制御ステップの処理により取得が制御された設定情報
に基づいて行われる、第2の無線通信手段による第2の
無線通信を用いて、第1の他の情報処理装置の動作を制
御する動作制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0033】本発明の第2の情報処理装置は、コンテン
ツの提供に関する要求を受け付ける第1の他の情報処理
装置に、第2の他の情報処理装置が有するコンテンツの
提供を要求する情報処理装置であって、通信の設定に関
する情報を含む設定情報を記憶する設定情報記憶手段
と、近接された第1の他の情報処理装置と第1の無線通
信を行う第1の無線通信手段と、第1の無線通信手段に
よる第1の無線通信を用いて、第1の他の情報処理装置
に、設定情報記憶手段に記憶された設定情報を供給する
供給手段と、第1の他の情報処理装置と第2の無線通信
を行う、第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手
段と、第2の他の情報処理装置よりコンテンツを取得す
るコンテンツ取得手段とを備えることを特徴とする。
【0034】前記第2の他の情報処理装置が接続された
ネットワークに接続するために、ネットワークに接続さ
れた第3の他の情報処理装置と第3の無線通信を行う、
第1の無線通信手段および第2の無線通信手段と異なる
第3の無線通信手段をさらに備え、コンテンツ取得手段
は、第3の無線通信手段を用いた第3の無線通信によ
り、ネットワークを介して、第2の他の情報処理装置か
らコンテンツを取得するようにすることができる。
【0035】前記第2の無線通信手段を用いた第2の無
線通信により、第1の他の情報処理装置が有するコンテ
ンツに関する情報を含むコンテンツ情報を取得するコン
テンツ情報取得手段と、コンテンツ情報取得手段により
取得されたコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記
憶手段とをさらに備え、コンテンツ取得手段は、コンテ
ンツ情報記憶手段により記憶されているコンテンツ情報
に基づいて、コンテンツを取得するようにすることがで
きる。
【0036】前記コンテンツ情報は、第2の他の情報処
理装置が要求されたコンテンツを特定するためのID情報
を含むようにすることができる。
【0037】本発明の第2の情報処理方法は、通信の設
定に関する情報を含む設定情報を記憶する設定情報記憶
手段と、近接された第1の他の情報処理装置と第1の無
線通信を行う第1の無線通信手段と、第1の他の情報処
理装置と第2の無線通信を行う、第1の無線通信手段と
異なる第2の無線通信手段とを備え、コンテンツの提供
に関する要求を受け付ける第1の他の情報処理装置に、
第2の他の情報処理装置が有するコンテンツの提供を要
求する情報処理装置の情報処理方法であって、第1の無
線通信手段による第1の無線通信を用いた、第1の他の
情報処理装置への、設定情報記憶手段に記憶された設定
情報の供給を制御する供給制御ステップと、第2の他の
情報処理装置からのコンテンツの取得を制御するコンテ
ンツ取得制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0038】本発明の第1の情報提供システムにおいて
は、コンテンツの提供に関する要求を受け付ける第1の
情報処理装置と、コンテンツの提供を要求する第2の情
報処理装置と、ネットワークに接続され、コンテンツを
提供する第3の情報処理装置とが備えられ、第1の情報
処理装置においては、第2の情報処理装置から、第2の
情報処理装置の通信の設定に関する情報を含む設定情報
が取得され、その取得された設定情報に基づいて無線通
信が確立され、設定情報およびコンテンツ情報が、ネッ
トワークに接続された第2の情報処理装置から、ネット
ワークを介して、第3の情報処理装置に供給され、第2
の情報処理装置においては、設定情報が第1の情報処理
装置に供給され、コンテンツがネットワークを介して第
3の情報処理装置より取得され、第3の情報処理装置に
おいては、設定情報およびコンテンツ情報が、第1の情
報処理装置より取得され、その設定情報およびコンテン
ツ情報に基づいて、第3の記憶部により記憶されている
コンテンツが、第2の情報処理装置に提供される。
【0039】本発明の第2の情報提供システムにおいて
は、他の情報処理装置が有するコンテンツの提供に関す
る要求を受け付ける第1の情報処理装置と、コンテンツ
の提供を要求する第2の情報処理装置とが備えられ、第
1の情報処理装置においては、第2の情報処理装置か
ら、第2の情報処理装置の通信の設定に関する情報を含
む設定情報が取得され、その設定情報に基づいて、無線
通信が確立され、コンテンツ情報が第2の情報処理装置
に供給され、第2の情報処理装置においては、設定情報
が第1の情報処理装置に供給され、第1の情報処理装置
よりコンテンツ情報が取得され、その取得されたコンテ
ンツ情報の記憶が制御され、そのコンテンツ情報に基づ
いて、他の情報処理装置よりコンテンツが取得される。
【0040】本発明の第1の情報処理装置および方法に
おいては、コンテンツに関する情報を含むコンテンツ情
報が記憶され、近接された第1の他の情報処理装置と第
1の無線通信が行われ、第1の他の情報処理装置より第
1の他の情報処理装置の通信の設定に関する情報を含む
設定情報が取得され、その取得された設定情報に基づい
て、第1の他の情報処理装置と第2の無線通信が行わ
れ、第1の他の情報処理装置の動作が制御される。
【0041】本発明の第2の情報処理装置および方法に
おいては、通信の設定に関する情報を含む設定情報が記
憶され、近接された第1の他の情報処理装置と第1の無
線通信が行われ、第1の他の情報処理装置に、記憶され
ている設定情報が供給され、第1の他の情報処理装置と
第2の無線通信が行われ、第2の他の情報処理装置より
コンテンツが取得される。
【0042】
【発明の実施の形態】図2は本発明を適用した無線広告
システムの構成例を示す図である。
【0043】図2において、通信装置51は、図1に示
す通信装置1と同様に、街中等に設置され、広告を掲載
する広告物であり、RFID(Radio Frequency IDentifica
tion)を用いて、近接された携帯電話機52に付加され
たRFIDタグ21と近距離無線通信を行う。
【0044】また、携帯電話機52は、電子メール機能
やWEB閲覧機能等を有しており、図示せぬ電話回線網等
を介してネットワーク2に接続されている基地局4と無
線通信を行うことで、ネットワーク2を介して情報提供
サーバ5と通信を行う。さらに、通信装置51および携
帯電話機52には、ブルートゥース(Bluetooth(登録
商標))を用いた近距離無線通信機能が備えられてお
り、通信装置51および携帯電話機52は、上述したRF
IDを用いた近距離無線通信の他に、ブルートゥースを用
いた近距離無線通信を行うことができる。
【0045】ブルートゥースは、主に携帯情報端末機器
向けの近距離無線通信技術であり、例えば、ノートパソ
コンやPDA、携帯電話などにおいて、ケーブルを使わず
に互いに接続し、音声やデータをやりとりすることがで
きる。ブルートゥースは、免許なしで自由に使うことの
できる2.45GHz帯の電波を利用し、1Mbpsの速度で
通信を行うことができる。ブルートゥースはIrDA(Infr
ared Data Association)のような赤外線通信方式と違
って、機器間の距離が10m以内であれば障害物があっ
ても利用することができる。また、ブルートゥースは
0.5平方インチの小型のトランシーバを利用するた
め、IrDAに比べ消費電力が小さく、製造コストも低く抑
えられる。
【0046】なお、このようなブルートゥースを用いた
近距離無線通信機能が備えられた、携帯電話機等の携帯
型情報端末機器は既に存在しており、実際に販売されて
いる。
【0047】通信装置51は、各部を制御する制御部6
1、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal D
isplay)などよりなるディスプレイ等により構成され、
広告内容を表示する表示部62、アンテナ63Aを介し
て携帯電話機52に付加されたRFIDタグ21とRFIDを用
いた近距離無線通信を行い、RFIDタグ21に記憶されて
いる情報を取得するRFIDリーダ63、および、アンテナ
64Aを介して携帯電話機52とブルートゥースを用い
た近距離無線通信を行うブルートゥースモジュール64
により構成されている。
【0048】通信装置51の設置場所は、電源の供給が
可能な位置であれば、どこでもよい。図1の通信装置1
と異なりネットワーク2に直接接続されていないので、
例えば、山中等のようにインフラが整備されていない場
所や、自動車や電車等の移動体に代表される、ネットワ
ーク2に容易に接続できない場所であってもよい。ま
た、電源の供給についても、バッテリを用いるようにす
れば、さらに広範囲な場所に設置可能である。
【0049】また、通信装置51は、図1に示した通信
装置1と同様に、広告物として表示部62に広告内容を
直接表示させるだけでなく、例えば、ポスターの裏側に
設置したり、オブジェの内部に設置したりする等して、
通信装置51の存在をユーザに意識させないようにして
もよい。そのように設置される場合、通信装置51は、
表示部62を備えていなくてもよい。
【0050】携帯電話機52に付加されたRFIDタグ21
は、登録されたユーザに対して配布、貸与、または販売
されるものであり、携帯電話機52のユーザは予めこの
サービスに登録している。このRFIDタグ21には、例え
ば、携帯電話機52の電子メールアドレスおよびブルー
トゥースのID情報等の、ユーザがサービスを受けるため
に必要な情報が記憶されている。
【0051】なお、RFIDタグ21は、どのような形状で
あってもよく、携帯電話機52に装着可能な形状にして
もよいし、キーホルダ形状などのように、ユーザが容易
に携帯電話機52と一緒に携帯することができる形状に
してもよい。また、図2においては、RFIDタグ21は、
携帯電話機52の右上部に装着しているが、RFIDタグ2
1を携帯電話機52に装着する場合、その装着位置はど
こでもよい。
【0052】なお、既存の携帯電話機を利用するために
は、RFIDタグ21が携帯電話機52とは別体で構成さ
れ、上述したように、サービスに登録したユーザの携帯
電話機52に付加されるようにするのが好ましい。しか
しながら、これに限らず、携帯電話機52がRFIDタグ2
1、またはそれと同等の機能を内蔵するようにしてもよ
い。
【0053】携帯電話機52は、ブルートゥースモジュ
ール71を内蔵しており、通信装置51とブルートゥー
スを用いた近距離無線通信を行う。なお、通信を確立す
る際には、RFIDタグ21より取得されたブルートゥース
のID情報に含まれる携帯電話機52のアドレス情報およ
びパスキー等が用いられる。
【0054】そして、このブルートゥースを用いた近距
離無線通信により、通信装置51からダイヤルアップ接
続を要求されると、携帯電話機52は、基地局4を介し
て、所定の通信先にダイヤルアップ接続を行い、ネット
ワーク2に接続する。携帯電話機52がネットワーク2
に接続されると、通信装置51は、携帯電話機52、基
地局4、およびネットワーク2を介して、携帯電話機5
2の電子メールアドレスおよび指定された広告に対応す
る広告IDを情報提供サーバ5に供給する。なお、通信装
置51から携帯電話機52へのデータの供給は、ブルー
トゥースを用いて行われる。
【0055】また、ダイヤルアップ接続先は、予め決め
られており、通信装置51が記憶しているようにしても
よい。これにより、例えば、接続先をフリーダイヤル等
の無料通話可能な電話番号にしておくことで、携帯電話
機52がネットワーク2に接続するために必要な電話料
金を無料にすることができる。
【0056】図3は、図2に示す通信装置51の詳細な
構成例を示す図である。
【0057】図3において、制御部61は、CPU(Centr
al Processing Unit)111、ROM(Read Only Memor
y)112、およびRAM(Random Access Memory)113
により構成されている。CPU111は、ROM112に記憶
されているプログラム、または記憶部123からRAM1
13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実
行する。RAM113にはまた、CPU111が各種の処理を
実行する上において必要なデータなども適宜記憶され
る。CPU111、ROM112、およびRAM113は、バス
114を介して相互に接続されている。このバス114
にはまた、入出力インタフェース120も接続されてい
る。
【0058】入出力インタフェース120には、キーボ
ード、マウスなどよりなる入力部121、スピーカ等に
より構成され、広告の音声情報を出力する音声出力部1
22、ハードディスクなどより構成される記憶部12
3、表示部62、RFIDリーダ63、およびブルートゥー
スモジュール64が接続されている。
【0059】記憶部123には、各種の処理を実行する
ためのデータやプログラム等が記憶されており、CPU1
11に制御され、RAM113にそれらのデータやプログ
ラムを供給する。また、記憶部123は、後述するよう
に、RFIDリーダ63を介して取得された携帯電話機52
の通信に関する情報(以下、携帯電話機情報と称する)
等を記憶する。
【0060】入出力インタフェース120にはまた、必
要に応じてドライブ130が接続され、磁気ディスク1
41、光ディスク142、光磁気ディスク143、或い
は半導体メモリ144などが適宜装着され、それらから
読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて
記憶部123にインストールされる。
【0061】図4は、図2に示す通信装置51のブルー
トゥースモジュール64の構成例を示すブロック図であ
る。
【0062】図4において、CPU151は、ROM152に
格納されている制御プログラムをRAM153に展開し、
ブルートゥースモジュール64の全体の動作を制御す
る。これらのCPU151乃至RAM153は、バス155を
介して相互に接続されている。このバス155には、ま
た、フラッシュメモリ154が接続されている。
【0063】フラッシュメモリ154には、例えば、そ
れぞれのブルートゥースデバイスに設定されているブル
ートゥースデバイス名、および、それぞれのブルートゥ
ースデバイスに対して固有なブルートゥースアドレスな
どが記憶されている。
【0064】このブルートゥースアドレスは、48ビッ
トの識別子であり、それぞれのブルートゥースデバイス
に対して固有(一義的)であることから、ブルートゥー
スデバイスの管理に関する様々な処理に利用される。
【0065】例えば、ピコネット内同期を確立するため
には、全てのスレーブがマスタの周波数ホッピングパタ
ーンに関する情報を取得している必要があり、この周波
数ホッピングパターンは、マスタのブルートゥースアド
レスに基づいてスレーブにより算出されるようになされ
ている。
【0066】それぞれのスレーブは、ピコネット内同期
を確立するための「呼び出し(Page)」により取得した
ブルートゥースアドレスや、マスタのブルートゥースア
ドレスの、上述した28ビットの部分と、同様にマスタ
から通知されたブルートゥースクロックに基づいて、周
波数ホッピングパターンを算出することができる。
【0067】図4の説明に戻り、フラッシュメモリ15
4には、また、ピコネット内同期確立後に、通信相手の
ブルートゥースアドレス、および、送信するデータを暗
号化したり復号したりするためのリンクキーなどが記憶
され、必要に応じてCPU151に提供される。
【0068】トランシーバ161は、GFSK(Gaussian Fr
equency Shift Keying)変調部、GFSK復調部、スペクト
ラム拡散部、逆スペクトラム拡散部、或いはホッピング
シンセサイザ部等より構成され、ベースバンド制御部1
62から供給されてきた信号に各種の処理を施し、アン
テナ64Aに出力するとともに、アンテナ64Aから供
給されてきた信号に各種の処理を施し、得られた信号を
ベースバンド制御部162に出力する。
【0069】トランシーバ161を構成するGFSK変調部
は、ベースバンド制御部162から供給されてきたデー
タの高域成分をフィルタにより制限し、1次変調として
周波数変調を行い、取得したデータをスペクトラム拡散
部に出力する。スペクトラム拡散部は、上述したように
して算出され、ホッピングシンセサイザ部から通知され
る周波数ホッピングパターンに基づいて搬送周波数を切
り替え、供給されてきたデータに対してスペクトラム拡
散を施した後に得られた信号をアンテナ89に出力す
る。ブルートゥースにおいては、スペクトラム拡散部
は、625μ秒毎に周波数をホッピングさせて、データ
を送信するようになされている。
【0070】また、トランシーバ161を構成する逆ス
ペクトラム拡散部は、ホッピングシンセサイザ部から通
知される周波数ホッピングパターンに基づいて受信周波
数をホッピングさせ、例えば、携帯電話機52から送信
されてきた信号を取得する。また、逆スペクトラム拡散
部は、取得した信号を逆スペクトラム拡散し、携帯電話
機52からの信号を再生した後に得られた信号をGFSK復
調部に出力する。GFSK復調部は、逆スペクトラム拡散部
から供給されてきた信号をGFSK復調し、得られたデータ
をベースバンド制御部162に出力する。
【0071】トランシーバ161は、2.4GHz帯を使
用して、スペクトラム拡散が施された信号をアンテナ6
4Aから送信する。また、トランシーバ161は、アン
テナ64Aからの受信信号を逆スペクトラム拡散部に出
力する。
【0072】ベースバンド制御部162は、バス155
に接続され、CPU151からの指示に基づいて、トラン
シーバ161の制御、リンクの制御、パケットの制御、
論理チャネルの制御、セキュリティの制御などの各種の
制御、および誤り訂正符号化、復号、或いはデータのラ
ンダム化などの処理を行い、入出力インタフェース16
3から供給されてきたデータをアナログ変換してトラン
シーバ161に出力するとともに、トランシーバ161
から供給されてきた信号をディジタル変換して得られた
データを入出力インタフェース163に出力する。
【0073】入出力インタフェース163は、CPU15
1からの指示に基づいて、図3の入出力インタフェース
120を介してCPU111から供給されてきたデータ、
およびベースバンド制御部162から供給されてきたデ
ータの入出力を管理する。
【0074】なお、携帯電話機52に内蔵されるブルー
トゥースモジュール71も、図4に示したブルートゥー
スモジュール64と同様の構成を有しているため、その
説明は省略する。また、以下において、適宜、ブルート
ゥースモジュール64とブルートゥースモジュール71
のCPUをCPU151A、およびCPU151Bとそれぞれ称
する。他の構成についても同様とする。
【0075】図5は、図2に示す通信装置51のRFIDリ
ーダ63の詳細な構成例を示すブロック図である。
【0076】IC180は、CPU181、ROM182、RAM
183、SCC(Serial CommunicationController)18
4、SPU(Signal Processing Unit)186、これらのC
PU181乃至SPU186を相互に接続するバス185、
復調部187、変調部188、並びに、発信回路189
により構成されている。
【0077】CPU181は、ROM182に格納されている
制御プログラムをRAM183に展開し、例えば、RFIDタ
グ21から送信されてきた応答データや、図3のCPU1
11から供給されてきた制御信号に基づいて、各種の処
理を実行する。例えば、CPU181は、RFIDタグ21に
送信するコマンドを生成し、それを、バス185を介し
てSPU186に出力したり、RFIDタグ21から送信され
てきたデータの認証処理などを行ったりする。
【0078】また、CPU181は、RFIDタグ21が近接
され、後述する各部の処理により機器情報が通知されて
きたとき、CPU111の指示に基づいて、それをブルー
トゥースモジュール64に通知するなどの処理を行う。
【0079】SCC184は、図3のCPU111から供給さ
れてきたデータを、バス185を介してCPU181に供
給したり、CPU181から、バス185を介して供給さ
れてきたデータをCPU111に出力したりする。
【0080】SPU186は、RFIDタグ21からの応答デ
ータが復調部187から供給されてきたとき、そのデー
タに対して、例えば、BPSK(Binary Phase Shift Keyin
g)復調(マンチェスターコードのデコード)などを施
し、取得したデータをCPU181に供給する。また、SPU
186は、RFIDタグに送信するコマンドがバス185を
介して供給されてきたとき、そのコマンドにBPSK変調
(マンチェスターコードへのコーディング)を施し、取
得したデータを変調部188に出力する。
【0081】アンテナ63Aは、所定の電磁波を輻射
し、それに対する負荷の変化に基づいて、RFIDタグ21
が近接されたか否かを検出する。そして、例えば、RFID
タグ21が近接されたとき、アンテナ64Aは、RFIDタ
グ21と各種のデータを送受信する。
【0082】図6は、図2に示す携帯電話機52の構成
例を示す図である。
【0083】図6に示すように、携帯電話機52は、各
部を統括的に制御する主制御部200に対して、電源回
路部201、操作入力制御部202、LCD制御部20
5、多重分離部207、変復調回路部208、音声コー
デック209、およびブルートゥースモジュール71が
メインバス210を介して互いに接続されるとともに、
画像デコーダ206、多重分離部207、記録再生部2
12、変復調回路部208、音声コーデック209が同
期バス211を介して互いに接続されて構成されてい
る。
【0084】電源回路201は、ユーザの操作により終
話または電源キーがオン状態にされると、バッテリパッ
クから各部に対して電力を供給することにより、携帯電
話機52を動作可能な状態に起動する。
【0085】携帯電話機52は、CPU、ROM、およびRAM
等で構成される主制御部200の制御に基づいて、例え
ば、音声通話モード時にマイクロフォン223で集音し
た音声信号を音声コーデック209によってディジタル
音声データに変換し、これを変復調回路部208でスペ
クトラム拡散処理し、変復調回路部208に接続されて
いる送受信回路部222でディジタルアナログ変換処理
および周波数変換処理を施したあとにアンテナ222A
を介して送信する。
【0086】また、携帯電話機52は、音声通話モード
時にアンテナ222Aで受信した受信信号を増幅して周
波数変換処理およびアナログディジタル変換処理を施
し、変復調回路部258でスペクトラム逆拡散処理し、
音声コーデック209によってアナログ音声信号に変換
した後、これをスピーカ224を介して出力する。
【0087】さらに、携帯電話機52は、データ通信モ
ード時に電子メールを送信する場合、操作キー203お
よびジョグダイヤル204の操作によって入力された電
子メールのテキストデータを、操作入力制御部202を
介して主制御部200に送出する。
【0088】主制御部200は、テキストデータを変復
調回路部208でスペクトラム拡散処理し、送受信回路
部222でディジタルアナログ変換処理、および周波数
変換処理を施した後にアンテナ222Aを介して、基地
局4へ送信する。
【0089】これに対して、携帯電話機52は、データ
通信モード時に電子メールを受信する場合、アンテナ2
22Aを介して基地局4から受信した受信信号を変復調
回路部208でスペクトラム逆拡散処理して、元のテキ
ストデータを復元した後、LCD制御部205を介して、
液晶ディスプレイ221に電子メールとして表示させ
る。
【0090】この後携帯電話機52は、ユーザの操作に
応じて、受信した電子メールを、記録再生部212を介
して、メモリスティック(登録商標)225に記録する
ことも可能である。
【0091】携帯電話機52は、また、データ通信モー
ド時に例えば、簡易ホームページ等にリンクされた動画
像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ222A
を介して基地局4から受信した受信信号を変復調回路部
208でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる
多重化データを多重分離部207に送出する。
【0092】多重分離部207は、多重化データを分離
することにより符号化画像データと音声データとに分離
し、同期バス261を介して当該符号化画像データを画
像デコーダ206に供給するとともに、当該音声データ
を音声コーデック209に供給する。
【0093】画像デコーダ206は、符号化画像データ
をMPEG2(Moving Picture(coding)Expert Group2)
やMPEG4等の所定の符号化方式に対応した復号化方式で
デコードすることにより再生動画像データを生成し、こ
れを、LCD制御部205を介して液晶ディスプレイ22
1に供給し、これにより、例えば、簡易ホームページに
リンクされた動画像ファイルに含まれる動画データが表
示される。
【0094】このとき、同時に音声コーデック209
は、音声データをアナログ音声信号に変換した後、これ
をスピーカ224に供給し、これにより、例えば、簡易
ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる
音声データが再生される。
【0095】この場合も、電子メールの場合と同様に、
携帯電話機52は、受信した簡易ホームページ等にリン
クされたデータをユーザの操作により記録再生部212
を介してメモリスティック225に記録することが可能
である。
【0096】また、ブルートゥースモジュール71は、
主制御部200に制御され、図4において説明したブル
ートゥースモジュール64の場合と同様に、アンテナ7
1Aを介して、通信装置51とブルートゥースを用いた
無線通信を行う。
【0097】図7は、図2に示すRFIDタグ21の構成例
を示すブロック図である。
【0098】図7において、RFIDタグ21は、例えば、
アンテナ(ループアンテナ)21Aと、それ以外の構成
が1チップに格納されたIC250から構成され、電磁誘
導を利用して、例えば、通信装置51のRFIDリーダ63
と各種のデータを半二重通信する。
【0099】CPU251は、ROM252に格納されている
制御プログラムをRAM253に展開し、RFIDタグ21の
全体の動作を制御する。例えば、CPU251は、通信装
置51のRFIDリーダ63から輻射されている電磁波がア
ンテナ21Aにおいて受信されたとき、それに応じて、
EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Rea
d Only Memory)254に設定されている携帯電話機情
報をRFIDリーダ63に通知する。
【0100】このEEPROM254に格納されている携帯電
話機情報は、ユーザがこのサービスに登録し、RFIDタグ
21がユーザに配布された時点で既に設定されている。
この携帯電話機情報は、基本的には変更不要のデータで
あるが、例えば、ユーザが携帯電話機52の電子メール
アドレスを変更する等して、登録内容に変更がある場
合、ライタにより変更可能である。その際、外部からの
設定変更に際しては、所定の認証が必要とされるように
してもよい。
【0101】SPU256は、復調部257で復調された
データがBPSK変調されている場合、図示せぬPLL部から
供給されるクロック信号に基づいて、そのデータの復調
(マンチェスターコードのデコード)を行い、復調した
データを、バス255を介してCPU251等に適宜出力
する。
【0102】また、SPU256は、バス255を介して
供給されてきたデータにBPSK変調(マンチェスターコー
ドへのコーディング)を行い、それを変調部258に出
力する。
【0103】変調部258は、アンテナ21Aの負荷の
変動により、アンテナ21Aにおいて受信されている、
例えば、RFIDリーダ63からの変調波をASK変調し、そ
の変調成分を、アンテナ21Aを介してRFIDリーダ63
に送信する(RFIDリーダ63のアンテナ63Aの端子電
圧を変動させる)(ロードスイッチング方式)。
【0104】復調部257は、アンテナ21Aを介して
受信した変調波(ASK変調波)を包絡線検波して復調
し、復調後のデータをSPU256に出力する。アンテナ
21Aにおいては、例えば、RFIDリーダ63から輻射さ
れる所定の周波数の電磁波により共振が生じている。
【0105】電源生成部260は、アンテナ21Aにお
いて励起された交流磁界を整流し、安定化した後、各部
に直流電源として供給する。例えば、通信装置51のRF
IDリーダ63等から輻射される電磁波の電力は、RFIDタ
グ21に必要な電力を賄う磁界を発生させるように調整
されている。
【0106】図8は、図2に示す情報提供サーバ5の構
成例を示すブロック図である。
【0107】図8において、CPU311は、ROM312に
記憶されているプログラム、または記憶部323からRA
M313にロードされたプログラムに従って、ライセン
スの発行に関する各種の処理を実行する。RAM313に
はまた、CPU311が各種の処理を実行する上において
必要なデータなども適宜記憶される。CPU311、ROM3
12、およびRAM313は、バス314を介して相互に
接続されている。このバス314にはまた、入出力イン
タフェース320も接続されている。
【0108】入出力インタフェース320には、キーボ
ード、マウスなどよりなる入力部321、ディスプレイ
やスピーカなどよりなる出力部322、ハードディスク
などにより構成される記憶部323、モデム、ターミナ
ルアダプタなどにより構成される通信部324が接続さ
れている。
【0109】記憶部323には、供給用の広告データ等
のデータや、各種の処理を実行するためのプログラム等
が記憶されており、CPU311に制御され、RAM313に
データやプログラムを供給する。
【0110】通信部324は、ネットワーク2に接続さ
れ、ネットワーク2を介した通信処理を行う。例えば、
通信部324は、携帯電話機52およびネットワーク2
を介して、通信装置51より供給された広告ID情報およ
び携帯電話機52の電子メールアドレス等の情報を取得
し、取得した広告ID情報に対応する広告データを電子メ
ールとして、取得した電子メールアドレス宛に送信す
る。
【0111】入出力インタフェース320にはまた、必
要に応じてドライブ330が接続され、磁気ディスク3
41、光ディスク342、光磁気ディスク343、或い
は半導体メモリ344などが適宜装着され、それらから
読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて
記憶部323にインストールされる。
【0112】次に図2の無線広告システムの動作につい
て説明する。例えば、通信装置51は、広告物として、
街頭に設置されており、通信装置51の制御部61は、
表示部62を制御して、ディスプレイに広告物を表示さ
せている。また、制御部61は、同時に音声出力部12
2を制御し、対応する音声データをスピーカより出力し
ている。このように設置された通信装置51のCPU11
1は、広告を表示部62に表示させるとともに、携帯電
話機52に付加されたRFIDタグの検出を行い、携帯電話
機52からのコンテンツ供給の要求を受け付ける。
【0113】図9のフローチャートを参照して、通信装
置51による情報提供管理処理を説明する。
【0114】最初に、ステップS1において、通信装置
51のCPU111は、RFIDリーダ63を制御して、RFID
タグ21の検索を開始する。RFIDリーダ63のCPU18
2は、入出力インタフェース120、SCC184、およ
びバス185を介して取得したCPU111からの制御情
報に基づいて、アンテナ63Aを制御して、所定の電磁
波の輻射を開始させる。
【0115】そして、CPU111は、ステップS2にお
いて、RFIDリーダ63を制御して、RFIDリーダ63の通
信可能範囲内にRFIDタグ21が存在するか否かを判定
し、存在すると判定するまで待機する。上述したよう
に、RFIDタグ21は、RFIDリーダ63より輻射された電
磁波を取得すると、応答信号を供給する。RFIDリーダ6
3のCPU181は、この応答信号を検出することで、RFI
Dタグ21が通信可能範囲内に存在することを認識し、C
PU111に通知する。CPU111は、これにより、RFID
タグ21がRFIDリーダ63の通信可能範囲内に存在する
か否かを判定する。
【0116】そして、RFIDリーダ63の通信可能範囲内
にRFIDタグ21が存在すると判定した場合、CPU111
は、ステップS3に進み、RFIDリーダ63を介して、RF
IDタグ21に、携帯電話機52の電子メールアドレス、
ブルートゥースのアドレス情報、およびパスキーを含む
携帯電話機情報の供給を要求し、ステップS4におい
て、RFIDタグ21より携帯電話機情報を取得したか否か
を判定し、取得したと判定するまで待機する。
【0117】取得したと判定した場合、CPU111は、
ステップS5に進み、現在表示部62に表示されている
広告の広告IDを取得する。そして、取得した携帯電話機
52のブルートゥースのアドレス情報、およびパスキー
等に基づいて、CPU111は、ステップS6において、
通信確立処理を実行する。通信確立処理の詳細は、図1
0のフローチャートを参照して後述する。
【0118】通信確立処理が終了すると、CPU111
は、ステップS7において、通信確立処理の処理結果に
基づいて、携帯電話機52との通信が確立したか否かを
判定する。確立したと判定した場合、CPU111は、ス
テップS8に進み、ブルートゥースモジュール64を制
御して、ブルートゥースを用いた近距離通信により、通
信相手の携帯電話機52にダイヤルアップ接続を要求す
る。携帯電話機52は、この要求に基づいて、基地局4
を介してダイヤルアップ接続処理を行う。
【0119】そして、ステップS9に進み、CPU111
は、ブルートゥースモジュール64を制御して、携帯電
話機52がダイヤルアップ接続に成功し、ネットワーク
2に接続されたか否かを判定する。接続されたと判定し
た場合、CPU111は、ステップS10において、ブル
ートゥースモジュール64を制御して、携帯電話機5
2、基地局4、およびネットワーク2を介して、広告ID
および携帯電話機52の電子メールアドレスを情報提供
サーバ5に供給する。
【0120】そして、供給が完了すると、CPU111
は、ステップS11において、ブルートゥースモジュー
ル64を制御して、通信相手の携帯電話機52に、ダイ
ヤルアップ接続による回線の切断を要求し、ステップS
12において、回線が切断されたか否かを判定し、切断
されたと判定するまで待機する。
【0121】CPU111は、回線が切断されたと判定し
た場合、ステップS13において、ブルートゥースモジ
ュール64を制御して、携帯電話機とのブルートゥース
を用いた通信を終了し、情報提供管理処理を終了する。
【0122】なお、ステップS7において、携帯電話機
52との通信が確立しなかったと判定した場合、CPU1
11は、情報提供管理処理を終了する。
【0123】また、ステップS9において、携帯電話機
52が何らかの理由によりダイヤルアップ接続に失敗
し、接続されていないと判定した場合、CPU111は、
ステップS14に進み、ダイヤルアップ接続処理の再試
行をするか否かを判定する。再試行すると判定した場
合、CPU111は、ステップS8に戻り、それ以降の処
理を繰り返す。また、ステップS14において、再試行
しないと判定した場合、CPU111は、情報提供管理処
理を終了する。
【0124】以上のように、通信装置51は、情報提供
管理処理を行い、携帯電話機52からの広告情報の供給
に関する要求を受け付ける。なお、CPU111は、情報
提供管理処理が終了すると、再度、情報提供処理を新た
に実行し、新たな要求を受け付ける。
【0125】図9のステップS10の処理において、広
告IDおよび携帯電話機52の電子メールアドレスを供給
された情報提供サーバ5は、取得した広告IDに対応する
広告データを電子メールとして、取得した電子メールア
ドレス宛てに送信する。送信された電子メールは、ネッ
トワーク2を介して、携帯電話機52に供給される。携
帯電話機52が取得した電子メールを液晶ディスプレイ
221に表示させることにより、携帯電話機52のユー
ザは、要求した広告データを閲覧することができる。
【0126】これにより、携帯電話機52のユーザは、
広告が表示されている通信装置51に携帯電話機52を
近接させるだけで、現在表示されている広告に関連した
詳細情報等を取得することができる。
【0127】また、通信装置51は、携帯電話機52を
介して、情報提供サーバ5にデータを供給するので、例
えば、携帯電話機52のブルートゥース通信機能が起動
していない場合等においては、情報提供サーバ5にデー
タを供給することができない。すなわち、携帯電話機5
2のユーザが興味の無い広告データを勝手に供給される
ようなことが抑制される。例えば、携帯電話機52のユ
ーザは、通信装置51に表示される広告を見て興味があ
る場合のみ、携帯電話機52のブルートゥース通信機能
を起動させるようにしておけば、通信装置51に接近し
ても、興味の無い広告を勝手に供給されてしまうという
ようなことを防ぐことができる。
【0128】なお、以上においては、通信装置51は、
携帯電話機52にダイヤルアップにより基地局4を介し
て、ネットワーク2に接続するように説明したが、これ
に限らず、ネットワーク2に接続可能であれば、例え
ば、パケット通信等のように、どのような接続方法であ
ってもよい。
【0129】次に図10のフローチャートを参照して、
図10のステップS6の処理において実行される、通信
装置51による通信確立処理の詳細を説明する。
【0130】最初に、ステップS31において、通信装
置51のCPU111は、図9のステップS4において取
得したと判定した携帯電話機52の携帯電話機情報に基
づいて、呼び出し処理を実行する。
【0131】ブルートゥースモジュール64のCPU15
1は、CPU111からの指示に基づいて、取得したブル
ートゥースアドレスを有する機器に対して「呼び出し」
を実行する。なお、この「呼び出し」とは、特定のブル
ートゥースデバイスを指定して、ブルートゥース通信を
開始するための要求、および同期を確立するための各種
の情報の送受信を行うための処理である。
【0132】具体的には、通信装置51より携帯電話機
52に、IDパケットが供給され、携帯電話機52より通
信装置51にFHSパケットが供給され、交換された属性
情報に基づいて、周波数軸の同期、および時間軸の同期
が確立される。例えば、通信装置51の属性情報には、
ブルートゥースモジュール64のブルートゥースアドレ
スとブルートゥースクロックに関する情報が含まれてい
る。
【0133】ステップS32において、通信装置51の
CPU111は、ステップS31において実行された呼び
出し処理に対応する応答を取得したか否かを判定する。
取得したと判定した場合、CPU111は、ステップS3
3に進み、取得した携帯電話機情報に基づいて、接続要
求処理を実行する。そして、ステップS34において、
その際、パスキーを用いた認証処理が必要か否かを判定
する。
【0134】認証処理が必要と判定した場合、CPU11
1は、ステップS35において、ブルートゥースモジュ
ール64を制御して、取得した携帯電話機情報に含まれ
るパスキーを用いて認証処理を実行する。具体的には、
ブルートゥース64のCPU151は、CPU111に制御さ
れて、携帯電話機情報に含まれるパスキーを携帯電話機
情報52のブルートゥースモジュール71に供給する。
そして、CPU151は、認証処理が成功した場合、ブル
ートゥースモジュール71より認証処理結果を取得す
る。なお、失敗した場合は、CPU151には、エラーメ
ッセージが供給される。
【0135】ステップS36において、CPU111は、
取得した応答に基づいて、通信装置51が認証されたか
否かを判定する。そして、認証されたと判定した場合、
CPU111は、ステップS37に進み、ブルートゥース
による通信を確立する。ブルートゥースによる通信を確
立したCPU111は、通信確立処理を終了し、図9のス
テップS7に進む。
【0136】また、ステップS32において、呼び出し
処理に対応する応答を取得していないと判定した場合、
CPU111は、ステップS38に進み、エラー処理を実
行し、通信確立処理を終了し、図9のステップS7に進
む。
【0137】また、ステップS34において、パスキー
を用いた認証処理が必要でないと判定した場合、CPU1
11は、ステップS37に進む。
【0138】さらに、ステップS36において、認証さ
れていないと判定した場合、CPU111は、ステップS
38に進み、エラー処理を実行し、通信確立処理を終了
し、図9のステップS7に進む。
【0139】以上のようにして、ブルートゥースによる
通信が確立される。
【0140】次に、図11のフローチャートを参照し
て、RFIDタグ21による携帯電話機情報供給処理を説明
する。RFIDタグ21は、通信装置51による、図9のス
テップS1乃至S4の処理に対応して、RFIDタグ21が
予め記憶している、携帯電話機52の電子メールアドレ
ス等が含まれる携帯電話機情報を、通信装置51に供給
する。
【0141】最初に、RFIDタグ21のCPU251は、ス
テップS51において、RFIDリーダ63のアンテナ63
Aが輻射する電磁波を受信したか否かを判定し、受信し
たと判定するまで待機する。つまり、RFIDタグ21のCP
U251は、RFIDリーダ63からの電磁波を受信可能な
範囲にRFIDタグ21が位置するまで、すなわち、RFIDリ
ーダ63と通信可能になるまで待機する。
【0142】例えば、ユーザにより、RFIDタグ21が移
動されるなどして、RFIDタグ21を検索中のRFIDリーダ
63の通信可能範囲内に位置し、RFIDリーダ63のアン
テナ63Aが輻射する電磁波を受信したと判定した場
合、CPU251は、ステップS52に進み、アンテナ2
1Aを介して、電磁波を受信したことを示す受信確認を
RFIDリーダ63に供給する。
【0143】そして、CPU251は、ステップS53に
進み、アンテナ21Aを制御して、RFIDリーダ63よ
り、携帯電話機情報の供給が要求されたか否かを判定
し、要求されたと判定するまで待機する。受信確認を取
得した通信装置51のRFIDリーダ63は、図9のステッ
プS3において、携帯電話機情報の供給をRFIDタグ21
に要求する。携帯電話機情報の供給が要求されたと判定
した場合、CPU251は、ステップS54に進み、EEPRO
M254に記憶してある携帯電話機情報をRFIDリーダ6
3に供給する。
【0144】携帯電話機情報を供給したCPU251は、
携帯電話機情報供給処理を終了する。
【0145】なお、上述した携帯電話機情報には、この
携帯電話機情報の使用可能期限に関する情報等含まれて
いるようにし、通信装置51が携帯電話機情報を取得し
た際にその使用可能期限を参照するようにし、使用可能
期限を過ぎている場合、情報提供管理処理を終了するよ
うにしてもよい。これにより、サービス提供者は、サー
ビス提供期間を設定することができるようになる。な
お、この使用可能期限を過ぎているか否かの判断は、RF
IDタグ21で行うようにしてもよい。
【0146】次に、図12のフローチャートを参照し
て、携帯電話機52による通信確立処理を説明する。こ
の処理は、図10を参照して説明した通信装置51によ
る通信確立処理に対応して実行される処理である。
【0147】最初にステップS71において、携帯電話
機52の主制御部200は、通信装置51より呼び出し
要求を取得したか否かを判定し、取得したと判定するま
で待機する。通信装置51のCPU111は、図9のステ
ップS31の処理において、携帯電話機52に対して呼
び出し処理を実行する。この呼び出し処理において、CP
U111は、携帯電話機52に呼び出し要求を供給す
る。携帯電話機52の主制御部200は、この呼び出し
要求を取得したか否かを判定する。
【0148】呼び出し要求を取得したと判定した場合、
主制御部200は、ステップS72に進み、ステップS
72において、取得した呼び出し要求に対応する応答を
通信装置51に供給する応答処理を実行する。この応答
は、図10のステップS32において、通信装置51に
取得される。
【0149】ステップS73において、主制御部200
は、通信装置51より接続要求を取得したか否かを判定
し、取得したと判定するまで待機する。接続要求は、図
10のステップS33において実行される接続要求処理
において、携帯電話機52に供給される。
【0150】接続要求を取得したと判定した場合、主制
御部200は、ステップS74に進み、パスキーによる
認証が完了しているか否かを判定し、完了していないと
判定した場合、主制御部200は、ステップS75に進
み、パスキーを用いて、通信装置51の認証処理を実行
する。認証処理が完了すると、主制御部200はステッ
プS77に進む。
【0151】また、ステップS74において、携帯電話
機52が以前に通信装置51と通信を行っており、パス
キーによる認証処理が完了していると判定された場合、
主制御部200は、ステップS76に進み、既に有して
いるリンクキーを用いて認証処理を行う。リンクキーを
用いた認証処理が完了すると主制御部200はステップ
S77に進む。
【0152】ステップS77において、主制御部200
は、ステップS75、または、ステップS76の認証処
理結果に基づいて、通信装置51の認証ができたか否か
を判定する。そして、主制御部200は、ステップS7
8に進み、認証完了結果を通信装置51に供給する。通
信装置51は、図10のステップS36において、この
認証処理結果を取得する。
【0153】認証完了結果を供給した主制御部200
は、ステップS79に進み、ブルートゥースによる通信
を確立する。この処理は、図10のステップS37に対
応する。通信を確立した主制御部200は、通信確立処
理を終了する。
【0154】また、ステップS77において、認証に失
敗し、認証ができなかったと判定した場合、主制御部2
00は、ステップS80に進み、エラー処理を行い、通
信確立処理を終了する。
【0155】以上のようにして、携帯電話機52は、通
信装置51との通信を確立する。
【0156】なお、以上において、ユーザはRFIDタグ2
1を付加した携帯電話機52を使用するように説明した
が、これに限らず、ブルートゥース通信機能およびネッ
トワーク2に接続可能な無線通信機能を備えたPDA等の
携帯型情報端末装置であってもよい。
【0157】以上のように構成することで、通信装置5
1は、直接ネットワーク2に接続する必要が無いため、
ネットワーク2に接続するのが難しい場所においても、
容易に設置することができる。
【0158】また、ブルートゥースによる通信機能を備
えた携帯電話機やPDAは、既に存在しているので、情報
の受け手となる携帯型情報処理端末を新規に開発する必
要が無いので、上述したような無線広告システムを容易
に実現することができる。
【0159】さらに、RFIDによる無線通信が行われた
後、ブルートゥースによる無線通信が行われるので、RF
IDタグ21に記憶されている情報が通信装置51に供給
されたか否かを、通信装置51の表示部62に表示させ
ることなく、確認することができる。なお、通信装置5
1は、携帯電話機情報の受信完了通知を、ブルートゥー
スによる無線通信を用いて、携帯電話機52に供給し、
液晶ディスプレイ221に表示させたりすることも可能
である。
【0160】また、以上において説明した無線広告シス
テムは、後述するように他の構成により実現することが
できる。
【0161】図13は、本発明を適用した無線広告シス
テムの他の構成例を示す図である。
【0162】図13において、RFIDタグ21には、携帯
電話機52のブルートゥースのアドレスやパスキーが含
まれる携帯電話機情報が予め記憶されている。
【0163】通信装置51の表示部62に表示された広
告を見た携帯電話機52のユーザは、その広告につい
て、さらに詳細な情報が欲しい場合、携帯電話機52に
付加されているRFIDタグ21を通信装置51のRFIDリー
ダ63に近接させる。
【0164】RFIDリーダ63は、上述した無線広告シス
テムの場合と同様に、アンテナ63Aより電磁波を輻射
し、RFIDタグ21を検索している。そして、RFIDタグ2
1がRFIDリーダ63の通信可能範囲に位置されると、RF
IDによる無線通信が行われ、RFIDタグ21が記憶してい
る携帯電話機情報がRFIDリーダ63を介して、通信装置
51に供給される。通信装置51は、取得した携帯電話
機情報に含まれるブルートゥースのアドレス情報および
パスキーを用いて、携帯電話機52とブルートゥースに
よる無線通信を確立する。
【0165】そして、通信装置51は、そのブルートゥ
ースによる無線通信を用いて、表示していた広告に対応
する広告IDおよびURL情報等を、携帯電話機52に供給
し、携帯電話機52に記憶させる。このとき、通信装置
51は、OBEX(OBject EXchange protocol)というブル
ートゥースで規定されたファイル転送用プロトコルを用
いて、広告IDおよびURL情報等を携帯電話機52に供給
することができる。すなわち、通信装置51は、必要で
あれば、この広告IDおよびURL情報等を用いて、携帯電
話機52が有するアドレス帳機能のデータを更新するこ
とができる。
【0166】携帯電話機52は、取得した広告IDおよび
URL情報を保存しているので、後で、必要なときに、ダ
イヤルアップ接続等によりネットワーク2に接続できる
環境において、ネットワーク2を介して情報提供サーバ
5の指定されたURLにアクセスし、取得した広告IDを供
給し、対応する広告データを取得することができる。
【0167】次に、図14のフローチャートを参照し
て、この場合に実行される、通信装置による情報提供管
理処理を説明する。なお、図14において、ステップS
101乃至ステップS104の処理は、それぞれ対応す
る図9におけるステップS1乃至S4の処理と同様であ
るので、その説明は省略する。
【0168】図14において、通信装置51のCPU11
1は、ステップS101において、RFIDタグ21の検索
を開始し、ステップS102において、RFIDリーダ63
の通信可能範囲内にRFIDタグ21が存在するか否かを判
定し、存在すると判定するまで待機する。そして、CPU
111は、ステップS103において、携帯電話機情報
の供給をRFIDタグ21に要求し、ステップS104にお
いて、RFIDタグ21より携帯電話機情報を取得したか否
かが判定され、取得したと判定するまで待機する。
【0169】携帯電話機情報を取得したと判定したCPU
111は、ステップS105に進み、現在表示されてい
る広告の広告IDおよび対応するURL情報を取得する。そ
して、CPU111は、ステップS106において、通信
確立処理を実行する。この通信確立処理は、図9のステ
ップS6の処理(図10)と同様であるので、その説明
は省略する。
【0170】そして、通信確立処理が終了したCPU11
1は、ステップS107に進み、携帯電話機52とのブ
ルートゥースによる無線通信が確立したか否かを判定す
る。確立したと判定した場合、CPU111は、ステップ
S108に進み、ブルートゥースによる無線通信を用い
て、広告IDおよびURL情報を携帯電話機52に供給
する。供給が完了すると、CPU111は、ステップS1
09において、携帯電話機52との通信を終了し、情報
提供管理処理を終了する。
【0171】また、ステップS107において、携帯電
話機52との通信が確立していないと判定した場合、CP
U111は、情報提供管理処理を終了する。
【0172】以上のように、通信装置51は、広告ID
情報およびURL情報を携帯電話機52に供給する。
【0173】なお、その他の処理については、図2に示
す無線広告システムの場合と同様であるので、その説明
は省略する。
【0174】以上のように構成することで、携帯電話機
52は、通信装置51より供給された広告に関する情報
を一度保存するため、ユーザが好みのタイミングで目的
の広告データを取得することができる。
【0175】すなわち、この場合において、通信装置5
1より広告に関する情報を取得する際に、携帯電話機5
2はネットワーク2に接続可能な環境下にいる必要がな
い。従って、通信装置51を設置する際に、その場所に
おいて携帯電話機52がネットワーク2に接続可能であ
るか否かを考慮する必要がなくなり、通信装置51が設
置可能な場所をさらに拡大することができる。
【0176】さらに、以上において、携帯電話機52
は、基地局4を介してネットワーク2に接続することが
できる通信機能を備えているが、図13に示すシステム
構成の場合、ネットワーク2に接続する通信機能を備え
てないPDA等の携帯型情報処理端末装置であってもよ
い。
【0177】その場合、例えば、PDAに広告のURL情報等
を記憶させたユーザは、ネットワーク2に接続可能な情
報処理装置が設置されている場所に移動し、PDAをその
情報処理装置に接続し、PDAから情報処理装置にデータ
を転送させる。そして、ユーザは、その情報処理装置を
操作して、ネットワーク2に接続し、ネットワーク2を
介して、情報提供サーバ5にデータを供給し、目的の広
告データを取得する。以上のようにして、ユーザは、そ
の情報処理装置を操作して取得した広告データを視聴す
ることができる。また、ユーザは、取得した広告データ
を情報処理装置からPDAに転送させ、PDAを操作して広告
データを視聴することももちろん可能である。
【0178】なお、PDAが、接続された情報処理装置を
介してネットワーク2に接続できるようにし、URL情報
等のデータを、情報処理装置およびネットワーク2を介
して、情報提供サーバ5に供給することができるように
してもよい。その場合、ユーザは、PDAを操作して、情
報提供サーバ5が提供する広告データをPDAに取得さ
せ、視聴する。
【0179】なお、以上においては、広告物に表示され
ている広告の詳細情報を取得するように説明したが、こ
れに限らず、取得するデータはなんでもよく、例えば、
映画や番組などのコンテンツデータであってもよい。ま
た、取得するデータは、例えば、映像データ、画像デー
タ、音声データ、または、文字データ等であるが、これ
に限らず何でもよい。
【0180】以上において、本発明を適用した情報提供
システムを構成する、通信装置51、携帯電話機52、
および情報提供サーバ5等の各装置は、それぞれ1台ず
つで構成されるように説明したが、これに限らず、複数
台により構成されていてもよい。
【0181】なお、以上において、システムとは、複数
の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0182】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや
記録媒体からインストールされる。
【0183】この記録媒体は、装置本体とは別に、ユー
ザにプログラムを提供するために配布される、プログラ
ムが記録されている磁気ディスク(フロッピディスクを
含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only
Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁
気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半
導体メモリなどよりなるパッケージメディアにより構成
されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態で
ユーザに提供される、プログラムが記録されているROM
などで構成される。
【0184】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0185】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報提供システ
ム、並びに、情報処理装置および方法によれば、より好
適に情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の無線広告システムの構成例を示す図であ
る。
【図2】本発明を適用した無線広告システムの構成例を
示す図である。
【図3】図2に示す通信装置の詳細な構成例を示す図で
ある。
【図4】図2に示す通信装置のブルートゥースモジュー
ルの構成例を示すブロック図である。
【図5】図2に示す通信装置のRFIDリーダの詳細な構成
例を示すブロック図である。
【図6】図2に示す携帯電話機の構成例を示す図であ
る。
【図7】図2に示すRFIDタグの構成例を示すブロック図
である。
【図8】図2に示す情報提供サーバの構成例を示すブロ
ック図である。
【図9】通信装置による情報提供管理処理を説明するフ
ローチャートである。
【図10】図10のステップS6の処理において実行さ
れる、通信装置による通信確立処理の詳細を説明するフ
ローチャートである。
【図11】RFIDタグによる携帯電話機情報供給処理を説
明する。
【図12】携帯電話機による通信確立処理を説明するフ
ローチャートである。
【図13】本発明を適用した無線広告システムの他の構
成例を示す図である。
【図14】この場合に実行される、通信装置による情報
提供管理処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
2 ネットワーク, 4 基地局, 5 情報提供サー
バ, 21 RFIDタグ, 51 通信装置, 52 携
帯電話機, 61 制御部, 62 表示部,63 RF
IDリーダ, 63A アンテナ, 64 ブルートゥー
スモジュール, 64A アンテナ, 71 ブルート
ゥースモジュール, 151 CPU,152 ROM, 1
53 RAM, 154 フラッシュメモリ, 161
トランシーバ, 162 ベースバンド制御部, 16
3 入出力インタフェース,181 CPU, 182 R
OM、 183 RAM, 184 SCC, 186 SPU,
187 復調部, 188 変調部, 189 発振
回路, 251 CPU, 252 ROM, 253 RA
M, 254 EEPROM, 256 SPU, 257 復調
部, 258 変調部, 259 発振回路, 260
電源生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 109M Fターム(参考) 5K024 AA77 BB04 CC11 DD01 DD02 FF06 GG01 5K067 AA21 BB04 BB32 DD11 DD17 EE02 EE16 EE35 FF02 FF07 FF23 HH13 HH23 KK15 5K101 KK02 KK16 LL12 MM07 NN18 NN21 PP03 PP04 TT01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツの提供に関する要求を受け付
    ける第1の情報処理装置と、 前記コンテンツの提供を要求する第2の情報処理装置
    と、 ネットワークに接続され、前記コンテンツを提供する第
    3の情報処理装置とを備える情報提供システムであっ
    て、 前記第1の情報処理装置は、 互いに異なる通信方式により前記第2の情報処理装置と
    無線通信を行う第1の無線通信部および第2の無線通信
    部、並びに、前記コンテンツに関する情報を含むコンテ
    ンツ情報を記憶する第1の記憶部を有し、 前記第1の無線通信部を用いた無線通信により、前記第
    2の情報処理装置から、前記第2の情報処理装置の通信
    の設定に関する情報を含む設定情報を取得する第1の取
    得手段と、 前記第1の取得手段により取得された前記設定情報に基
    づいて、前記第2の無線通信部を用いた無線通信を確立
    する確立手段と、 前記確立手段により確立された前記第2の無線通信部を
    用いた無線通信を利用して、前記設定情報、および前記
    第1の記憶部により記憶されている前記コンテンツ情報
    を、前記ネットワークに接続された前記第2の情報処理
    装置から、前記ネットワークを介して、前記第3の情報
    処理装置に供給する第1の供給手段とを備え、 前記第2の情報処理装置は、 互いに異なる方法で前記第1の情報処理装置と前記無線
    通信を行う第3の無線通信部および第4の無線通信部、
    他の情報処理装置と前記ネットワークに接続するための
    無線通信を行う、前記第3の無線通信部および第4の無
    線通信部と異なる第5の無線通信部、並びに、前記設定
    情報を記憶する第2の記憶部を有し、 前記第3の無線通信部を用いた無線通信により、前記第
    2の記憶部に記憶されている前記設定情報を、前記第1
    の情報処理装置に供給する第2の供給手段と、 前記第5の無線通信部を用いた無線通信により、前記他
    の情報処理装置を介して接続された前記ネットワークを
    介して、前記第3の情報処理装置より前記コンテンツを
    取得する第2の取得手段とを備え、 前記第3の情報処理装置は、 前記コンテンツを記憶する第3の記憶部を有し、 前記第1の情報処理装置より、前記第2の情報処理装置
    を介して、前記設定情報および前記コンテンツ情報を取
    得する第3の取得手段と、 前記第3の取得手段により取得された、前記設定情報お
    よび前記コンテンツ情報に基づいて、前記第3の記憶部
    により記憶されている前記コンテンツを、前記ネットワ
    ークを介して、前記第2の情報処理装置に提供する提供
    手段とを備えることを特徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】 他の情報処理装置が有するコンテンツの
    提供に関する要求を受け付ける第1の情報処理装置と、 前記コンテンツの提供を要求する第2の情報処理装置と
    を備える情報提供システムであって、 前記第1の情報処理装置は、 互いに異なる通信方式により前記第2の情報処理装置と
    無線通信を行う第1の無線通信部および第2の無線通信
    部、並びに、前記コンテンツに関する情報を含むコンテ
    ンツ情報を記憶する第1の記憶部を有し、 前記第1の無線通信部を用いた無線通信により、前記第
    2の情報処理装置から、前記第2の情報処理装置の通信
    の設定に関する情報を含む設定情報を取得する第1の取
    得手段と、 前記第1の取得手段により取得された前記設定情報に基
    づいて、前記第2の無線通信部を用いた無線通信を確立
    する確立手段と、 前記第1の記憶部により記憶されている前記コンテンツ
    情報を、前記第2の無線通信部を用いた無線通信によ
    り、前記第2の情報処理装置に供給する第1の供給手段
    とを備え、 前記第2の情報処理装置は、 互いに異なる方法で前記第1の情報処理装置と前記無線
    通信を行う第3の無線通信部および第4の無線通信部、
    並びに、前記設定情報を記憶する第2の記憶部を有し、 前記第3の無線通信部を用いた無線通信により、前記第
    2の記憶部に記憶されている前記設定情報を、前記第1
    の情報処理装置に供給する第2の供給手段と、 前記第4の無線通信部を用いた無線通信により、前記第
    1の情報処理装置より前記コンテンツ情報を取得する第
    2の取得手段と、 前記第2の取得手段により取得された前記コンテンツ情
    報の記憶を制御する記憶制御手段と、 前記記憶制御手段により記憶が制御された前記コンテン
    ツ情報に基づいて、前記他の情報処理装置より前記コン
    テンツを取得する第3の取得手段とを備えることを特徴
    とする情報提供システム。
  3. 【請求項3】 第1の他の情報処理装置より、第2の他
    の情報処理装置が有するコンテンツの提供に関する要求
    を受け付ける情報処理装置であって、 前記コンテンツに関する情報を含むコンテンツ情報を記
    憶する記憶手段と、 近接された前記第1の他の情報処理装置と第1の無線通
    信を行う第1の無線通信手段と、 前記第1の無線通信手段による前記第1の無線通信を用
    いて、前記第1の他の情報処理装置より、前記第1の他
    の情報処理装置の通信の設定に関する情報を含む設定情
    報を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された前記設定情報に基づい
    て、前記第1の他の情報処理装置と第2の無線通信を行
    う、前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手
    段と、 前記第2の無線通信手段による前記第2の無線通信を用
    いて、前記第1の他の情報処理装置の動作を制御する動
    作制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の無線通信の通信方式は、RFID
    であり、 前記第2の無線通信の通信方式は、ブルートゥースであ
    ることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記設定情報は、前記第2の無線通信手
    段による前記第2の無線通信に必要な、前記第1の他の
    情報処理装置のアドレス情報およびパスキーを含むこと
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記設定情報は、前記第1の他の情報処
    理装置の電子メールアドレスをさらに含むことを特徴と
    する請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記コンテンツ情報は、前記第2の他の
    情報処理装置が要求された前記コンテンツを特定するた
    めのID情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の情
    報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記コンテンツ情報は、前記第2の他の
    情報処理装置の、前記コンテンツの提供に関する要求を
    受け付けるアドレス情報をさらに含むことを特徴とする
    請求項3に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段に記憶されている前記コン
    テンツ情報、および、前記取得手段により取得された前
    記設定情報を含む、前記第2の他の情報処理装置が前記
    コンテンツを提供するのに必要な提供情報を、前記第2
    の他の情報処理装置に供給する提供情報供給手段をさら
    に備え、 前記動作制御手段は、前記第1の他の情報処理装置の動
    作を制御して、前記第2の他の情報処理装置が接続され
    ているネットワークに接続させ、 前記提供情報供給手段は、前記第2の無線通信手段によ
    る前記第2の無線通信を用いて、前記第1の他の情報処
    理装置から、前記動作制御手段の制御により前記第1の
    他の情報処理装置が接続された前記ネットワークを介し
    て、前記提供情報を前記第2の他の情報処理装置に供給
    することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段に記憶されている前記コ
    ンテンツ情報を含む、前記第1の他の情報処理装置が前
    記コンテンツの提供を要求するのに必要な要求情報を、
    前記第1の他の情報処理装置に供給する要求情報供給手
    段をさらに備え、 前記動作制御手段は、前記第1の他の情報処理装置の動
    作を制御して、前記要求情報供給手段により供給した前
    記要求情報を記憶させることを特徴とする請求項3に記
    載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記コンテンツ情報を含む画像情報を
    表示する表示手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記コンテンツ情報の中
    から、供給する前記コンテンツに関する情報を選択する
    選択手段とをさらに備え、 前記表示手段は、前記記憶手段に記憶されている前記コ
    ンテンツ情報のうち、互いに異なる情報を含む複数の前
    記画像情報を、所定の時間ごとに切り替えながら、順に
    表示し、 前記選択手段は、前記取得手段により前記第1の他の情
    報処理装置に関する情報が取得された時点において、前
    記表示手段に表示されている前記画像情報に含まれる前
    記コンテンツ情報を、供給する前記コンテンツ情報とし
    て選択することを特徴とする請求項3に記載の情報処理
    装置。
  12. 【請求項12】 コンテンツに関する情報を含むコンテ
    ンツ情報を記憶する記憶手段と、 近接された第1の他の情報処理装置と第1の無線通信を
    行う第1の無線通信手段と、 前記第1の他の情報処理装置と第2の無線通信を行う、
    前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段と
    を備え、前記第1の他の情報処理装置より、第2の他の
    情報処理装置が有する前記コンテンツの提供に関する要
    求を受け付ける情報処理装置の情報処理方法であって、 前記第1の無線通信手段による前記第1の無線通信を用
    いて、前記第1の他の情報処理装置の通信の設定に関す
    る情報を含む設定情報であって、前記第2の無線通信手
    段が前記第1の他の情報処理装置と前記第2の無線通信
    を行うのに必要な情報の取得を制御する取得制御ステッ
    プと、 前記取得制御ステップの処理により取得が制御された前
    記設定情報に基づいて行われる、前記第2の無線通信手
    段による前記第2の無線通信を用いて、前記第1の他の
    情報処理装置の動作を制御する動作制御ステップとを含
    むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 【請求項13】 コンテンツの提供に関する要求を受け
    付ける第1の他の情報処理装置に、第2の他の情報処理
    装置が有する前記コンテンツの提供を要求する情報処理
    装置であって、 通信の設定に関する情報を含む設定情報を記憶する設定
    情報記憶手段と、 近接された前記第1の他の情報処理装置と第1の無線通
    信を行う第1の無線通信手段と、 前記第1の無線通信手段による前記第1の無線通信を用
    いて、前記第1の他の情報処理装置に、前記設定情報記
    憶手段に記憶された前記設定情報を供給する供給手段
    と、 前記第1の他の情報処理装置と第2の無線通信を行う、
    前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段
    と、 前記第2の他の情報処理装置より前記コンテンツを取得
    するコンテンツ取得手段とを備えることを特徴とする情
    報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の他の情報処理装置が接続さ
    れたネットワークに接続するために、前記ネットワーク
    に接続された第3の他の情報処理装置と第3の無線通信
    を行う、前記第1の無線通信手段および第2の無線通信
    手段と異なる第3の無線通信手段をさらに備え、 前記コンテンツ取得手段は、前記第3の無線通信手段を
    用いた前記第3の無線通信により、前記ネットワークを
    介して、前記第2の他の情報処理装置から前記コンテン
    ツを取得することを特徴とする請求項13に記載の情報
    処理装置。
  15. 【請求項15】 前記第2の無線通信手段を用いた前記
    第2の無線通信により、前記第1の他の情報処理装置が
    有する前記コンテンツに関する情報を含むコンテンツ情
    報を取得するコンテンツ情報取得手段と、 前記コンテンツ情報取得手段により取得された前記コン
    テンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶手段とをさら
    に備え、 前記コンテンツ取得手段は、前記コンテンツ情報記憶手
    段により記憶されている前記コンテンツ情報に基づい
    て、前記コンテンツを取得することを特徴とする請求項
    13に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記コンテンツ情報は、前記第2の他
    の情報処理装置が要求された前記コンテンツを特定する
    ためのID情報を含むことを特徴とする請求項13に記載
    の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 通信の設定に関する情報を含む設定情
    報を記憶する設定情報記憶手段と、 近接された第1の他の情報処理装置と第1の無線通信を
    行う第1の無線通信手段と、 前記第1の他の情報処理装置と第2の無線通信を行う、
    前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段と
    を備え、コンテンツの提供に関する要求を受け付ける前
    記第1の他の情報処理装置に、第2の他の情報処理装置
    が有する前記コンテンツの提供を要求する情報処理装置
    の情報処理方法であって、 前記第1の無線通信手段による前記第1の無線通信を用
    いた、前記第1の他の情報処理装置への、前記設定情報
    記憶手段に記憶された前記設定情報の供給を制御する供
    給制御ステップと、 前記第2の他の情報処理装置からの前記コンテンツの取
    得を制御するコンテンツ取得制御ステップとを含むこと
    を特徴とする情報処理方法。
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