JP2003224654A - 携帯端末 - Google Patents
携帯端末Info
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Abstract
防止するためにパスワードの入力などの煩雑な操作が所
有者に必要であると共に、適正にパスワードを入力した
状態で第三者に渡ってしまうと、不正な使用を防止する
ことができない問題があった。 【解決手段】本発明の携帯端末は、操作者の操作に応じ
て複数の機能を実行するものであって、第1の機能を実
行させる操作を検出する検出手段と、前記検出手段によ
り、前記携帯端末を所有者による携帯端末の使用を前提
とした第1のモードと、第三者による携帯端末の使用を
前提とした第2のモードの何れかに切り換える切換手段
を備えたものである。
Description
ものである。
DA等の携帯端末は所有者にとって大切なデータ、例え
ば住所、電話番号、生年月日などの所有者や親戚、友人
等を特定するデータ、また仕事上の機密データ等が多数
記録されている。また、携帯電話やPHS等の移動体通
信機能を備えた携帯端末の場合には、基地局から電波が
届く範囲であれば、どのような場所であっても発着信が
可能である。
出時に所有者によって携帯されるものであるため、外出
中に置忘れや盗難に遭ったりする可能性が高く、一旦不
当に携帯端末を取得されてしまうと、記憶してある大切
なデータを盗み見されたり、無断で通話されたりしてし
まう問題があった。
使用者が所有者本人であることを確かめるべく携帯端末
の電源投入時に、パスワードの入力を求めるようにした
ものが実用化されている。しかし、このパスワード方式
だと、携帯端末の電源投入の都度、パスワードの入力を
行わなければならず、日常的に頻繁に携帯端末を使用す
る所有者にとっては実用に則さない方式であった。ま
た、電源を投入したまま置忘れや盗難に遭ったりした場
合には、不当に利用されることを防ぐことが出来なかっ
た。
には、携帯端末の電源を投入する際、電源投入キーと所
定キーの多重押しによって所有者の確認を行うものが提
案されている。しかし、この多重押し方式のものは、携
帯端末の電源投入時の所有者確認の方法が比較的簡易に
済むという利点は認められるが、前述のパスワード方式
と同様に、電源を投入したまま置忘れや盗難に遭ったり
した場合には、不当に使用されることを防ぐことは出来
ない。従って、所有者に煩雑な確認操作を求めず、且つ
電源を投入したまま置忘れや盗難に遭ったりした場合で
あっても不当な使用を防止できる携帯端末が求められて
いる。
に、本発明の携帯端末は、操作者の指示操作に応じて複
数の機能を実行する携帯端末において、第1の機能を実
行させる指示操作を検出する検出手段と、前記検出手段
により、前記携帯端末を所有者による携帯端末の使用を
前提とした第1のモードと第三者による携帯端末の使用
を前提とした第2のモードの何れかに切り換える切換手
段を備えたものである。
されている住所録表示機能、電話番号表示機能、登録デ
ータの検索機能、カレンダー機能、メモ機能、スケジュ
ール機能、携帯端末の各種設定機能、音楽再生機能、画
像データ表示機能などを意味し、単なる電源キー押しに
よる電源投入動作は含まないものである。
は、電話発信機能、電話着信機能、電話通信によるメー
ル機能、インターネット検索機能なども含まれるものと
する。
帯端末の使用を前提としたモードであり、携帯端末が上
記した複数の機能を制限なく実行できる状態を原則的に
意味するが、例えば、一部の機能のみパスワード方式で
保護する機能を携帯端末が備えていた場合にあっては、
そのパスワードで保護されていない機能について実行で
きる状態を意味するものとする。
三者による携帯端末の使用を前提としたモードであり、
上記した第1のモードとは異なるモードを意味する。
に携帯端末の特定の機能の実行を制限することや、請求
項4等に示すように第三者により操作が行われたことを
報知することが含まれる。
煩雑な確認操作を求めず、且つ電源を投入したまま置忘
れや盗難に遭ったりした場合であっても不当な使用を防
止できる携帯端末を提供することができる。
ードでは少なくとも第2の機能の実行を制限するもので
ある。
記した複数の機能の内、少なくとも他人に実行されるの
が好ましくない機能を原則的に意味するが、全ての機能
を制限することも含まれるものとする。
とが好ましい機能の例としては、住所録表示機能、電話
番号表示機能、登録データの検索機能、メモ機能や、電
話機能を備えた携帯端末においては、更に、電話発信機
能、電話着信機能、電話通信によるメール機能、インタ
ーネット検索機能などが主にある。
よる操作が行われている場合には、上記の実行を制限す
ることが好ましい機能の実行を制限できる。
煩雑な確認操作を求めず、且つ電源を投入したまま置忘
れや盗難に遭ったりした場合であっても、他人に実行さ
れるのが好ましくない機能の実行を制限することによ
り、不当な使用を防止できる携帯端末を提供することが
できる。
は電話機能を備えると共に、第2の機能を電話発信機能
としたものである。
煩雑な確認操作を求めず、且つ電源を投入したまま置忘
れや盗難に遭ったりした場合であっても、他人による電
話発信を防止することができる。
ードでは第三者による操作が行われたことを報知するも
のである。
を示す報知とは、警報の報知であったり、予め設定され
ている連絡先への電話やメール機能等を用いた通知であ
って、第三者の不正な使用を抑止するためや、この不正
な使用を所有者や通信事業者に知らしめるために行われ
るものを意味する。
煩雑な確認操作を求めず、且つ電源を投入したまま置忘
れや盗難に遭ったりした場合であっても、他人による不
正使用を抑止したり、所有者や通信事業者に知らしめる
ためすることができる。
は電話機能を備えると共に、特定の電話番号に発信する
ことにより第三者による操作が行われたことを報知する
ものである。
煩雑な確認操作を求めず、且つ電源を投入したまま置忘
れや盗難に遭ったりした場合であっても、所有者や通信
事業者に電話又はメールで知らしめることができる。
ーの第1の組み合わせ指示操作と、第2の組み合わせ指
示操作とによって前記第1の機能の実行を指示するもの
であって、前記検出手段は、前記第1の組み合わせ指示
操作によって第1の機能を実行させる指示操作を検出す
るものである。
キーの第1の組み合わせ操作と、第2の組み合わせ操作
とは、例えば、第1の機能を携帯端末の電話番号の表示
機能とすると、メニュー画面から選択して実行できる
他、短縮したキーの操作によっても実行できるようにし
たものであって、前者の例として、例えば、メニューキ
ー押しと十字キー数回押しと決定キー押しの組み合わせ
の所謂メニュー選択操作で電話番号の表示機能を実行で
きようにし、後者の例として、例えば、右カーソルキー
押しと0(ゼロ)キー押しの組み合わせの所謂短縮キー
操作(キーオービタレーションとも言う)で同じ機能を
実行できるようにしたものを意味する。
短縮キーの操作を常時行うだけで煩雑な確認操作が不用
となる一方、電源を投入したまま置忘れや盗難に遭った
りした場合であっても、第三者がメニュー選択操作によ
って第三者による操作であることを検出することがで
き、不当な使用を防止できる携帯端末を提供することが
できる。
能から任意の機能を前記第1の機能として設定する設定
手段を備えたものである。
通信事業者、携帯端末製造者の何れかが予め設定できる
ものであって、より好ましくは、所有者も設定できるも
のでである。ここで、第三者によって自由に設定できな
いようにするため、この設定手段をパスワード入力によ
って保護してもよい。また、設定される機能は1つでも
よいし、また任意の数の機能を設定することも含むもの
とする。
自分が使用することの無い機能を設定しておくことや、
複数のキーの組み合わせ操作で同一機能の実行が可能で
ある機能自体が複数存在する場合には、その中の任意の
数の機能を設定できるので、所有者の煩雑な確認操作が
不用となる一方、電源を投入したまま置忘れや盗難に遭
ったりした場合であっても、第三者のメニュー選択操作
等の多様な機能の選択操作に応じて第三者による操作を
より確度が高く検出することができ、不当な使用をより
確実に防止できる携帯端末を提供することができる。
共に、前記第1の機能が前記携帯端末の電話番号の表示
であるものである。
話番号を記憶しておけば自己の携帯端末の電話番号表示
機能を実行する必要がない点と、第三者が取得した携帯
端末を悪用する際に、第三者は先ず必要となるその携帯
端末の電話番号を先ず調べるだろうという予測に着目し
たものである。
煩雑な確認操作が不用となる一方、電源を投入したまま
置忘れや盗難に遭ったりした場合であっても、所有者が
まず操作することのない携帯端末の電話番号表示機能の
操作に応じて第三者による操作を検出するため、より確
度が高く検出できると共に、不当な使用をより各日に防
止できる携帯端末を提供することができる。
がら詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態の構成
を示したブロック図であり、1はアンテナ、2は無線
部、3は制御部、4は記憶部である。また、5は表示
部、6は操作部、8は音声処理部であり、制御部3は、
無線部2、音声処理部8、表示部5、操作部6を記憶部
4に記憶されている制御ソフトやアプリケーションソフ
トに基づき制御を行うものである。
とが接続されており、前述したアンテナ1と無線部2な
どと協働して通信回線などを介して音声通話が可能にな
っている。
ョンソフトの他に、操作部6の操作等によって入力され
た住所録データ、電話番号帳データ、メモデータ、スケ
ジュールデータ、更に、個人データなどが記憶されてい
る。
第三者に使用されていることを検知すると報知を行うた
めに警報音を出力するためのものである。
してあるアプリケーションソフトなどによって、記憶部
4に記憶されている住所録データ、電話番号帳データ、
メモデータ、スケジュールデータ、更に、個人データな
どを用いた住所録表示機能、電話番号表示機能、登録デ
ータの検索機能、カレンダー機能、メモ機能、スケジュ
ール機能、各種設定機能、音楽再生機能、画像データ表
示機能、電話発信機能、電話着信機能、メール機能、イ
ンターネット検索機能などを実行することができる。
を示すフローチャートである。
ップS100にて第1モードに設定される。この第1モ
ードとは所有者による携帯端末の使用を前提としている
モードを意味するものである。
の操作キーの操作が行われたか否かを検出する。
S101の検出を繰り返し、キー操作が検出された場合
にはステップS102に進む。
帯端末7が有する複数の機能の内で、所定の第1の機能
を選択し実行を指示するものであるか否かを検出する。
する必要がない機能や、全く実行する必要がない機能な
どが好ましく、例えば、携帯端末7の電話番号表示など
であり(携帯端末7の所有者が自己の電話番号を記憶し
ておくことにより、所有者は携帯端末7に備わっている
電話番号表示機能を実行する必要がなくなるため)、携
帯端末7の工場出荷時に予め決められているものであっ
てもよいし、また、所有者が事前に操作部6の操作によ
って設定できるものであってもよい。
いる複数の機能の内、略1つの機能であってもよいし、
電話番号表示及び電話送信機能など複数の機能の組み合
わせであってもよいものとする。
する機能として選択されなかった場合には、ステップS
103に進んで実際に選択された、例えばメモ機能など
の機能を実行しステップS101に戻る。
が実行する機能として選択された場合には、ステップS
104に進み、実際に選択された、例えば携帯端末7の
電話番号表示の実行を禁止する。そしてステップS10
5に進み第2のモードに自動的に移行する。
者ではない第3者によって携帯端末7が使用されてるこ
とを前提としたものであって、言い換えれば不正に使用
される恐れがあるモードを意味している。
06の報知動作が行われる。このステップS106の報
知動作はサブルーチンになっており、実際の報知動作は
後述する図3に示すフローチャートによって報知が行わ
れる。
了するとステップS107に進み、操作部6の操作キー
の操作が行われたか否かを検出する。
S107の検出を繰り返し、キー操作が検出された場合
にはステップS108に進む。
帯端末7が有する複数の機能の内で、所定の第1の機能
または第2の機能を選択し実行を指示するものであるか
否かを検出する。この第2の機能とは、所有者にとって
度々実行する機能であって、第三者には知られたくない
データを表示するものや勝手に有料である電話通話を行
う機能であり、例えば、携帯端末7の個人データの表示
機能、電話帳表示機能、住所録表示機能、電話発信機
能、更に、インターネット検索機能などであり、携帯端
末7の工場出荷時に予め決められているものであっても
よいし、また、所有者が事前に操作部6の操作によって
設定できるものであってもよい。
いる複数の機能の内、略1つの機能であってもよいし、
電話帳表示機能及び電話発信機能など複数の機能の組み
合わせであってもよいものとする。
能が実行する機能として選択された場合には、ステップ
S109に進み、その選択された機能の実行を禁止し、
ステップS107に戻るよう動作する。
の機能以外の機能として、例えば、メモ帳機能など第三
者に実行されても秘匿したいデータなどが見られる恐れ
がない機能や、電話発信機能など電話料金の支払いを被
る恐れがない機能が選択された場合には、ステップS1
11に進む。
実行し、ステップS107に戻るよう動作する。
れていない場合には、ステップS112に進む。ステッ
プS112ではステップS107で検出されたキー操作
がパスワードの入力であるか否かを検出する。
い入力であったことが検出されると、続くステップS1
13に進み、第1のモードに自動的に復帰してステップ
S100の処理に戻る。
い入力ではないキー操作であったことが検出されると、
第2のモードを保持したままステップS107に戻り、
操作キーの入力待ちの処理を行う。
報知動作を説明する。
と、ステップS200に進み、携帯端末7の記憶部4に
記憶されている個人データ又は住所録データ等から所有
者の電話番号を検索し、その電話番号に発信する。
信されたか否かを検出し、着信されるまで、ステップS
201を繰り返す動作を行う。
たことが検出された場合には、ステップS202に進
み、図1では図示しない音声合成部によって携帯端末7
が第三者によって使用されている旨音声により報知し、
所有者に注意を促す。
加入し携帯端末7を登録している通信事業者の電話番号
を記憶部4から検索し、その電話番号に発信を行う。
1と同様の処理が行われ、実際に着信が行われるとステ
ップS205に進む。
て、ステップS202と同様に音声合成によって第三者
に不当に使用される恐れがある旨報知し、通信事業者に
よる携帯端末7の電話の発信及び着信の制限を促す。
警報部11による所定時間のビープ音の報音を行い、第
三者に警告を与えるものである。
ステップS107に進み、後続する処理を実行すること
となる。
よる電話報知であるが、本発明はこれに限定されず、例
えば、メール送信などによって報知するようにしてもよ
いものとする。
パスワードの入力が必要になるなどの従来のものと比較
し、所有者に煩雑な確認操作を求めずに、不当な使用を
防止することができる。
力した後に携帯端末7を紛失した場合、第三者による不
正な使用を防止できなかったが、本発明のものは携帯端
末7がどのような状態で紛失しても有効に第三者の使用
を防止できる効果を奏することができる。
有者が事前に設定登録することが可能であるため、より
柔軟に第三者による不正な使用を防止することが可能と
なる。
4の携帯端末7の外観図と、図5の第2の動作のフロー
チャートに基づき説明を行う。
図1符合が同じものは同一のものを示している。図4に
て12は十字方向キーであり、表示部5に表示されたメ
ニューの選択などに用いられるものである。また、13
はメニューキーであり、表示部5が待ち受け画面の際に
このメニューキーを操作すると待ち受け画面から直ちに
メニュー選択画面に切り換わるものである。
によって表示部5の表示がメニュー画面に切り換わった
後に、十字方向キー12の下方向に4回の操作(十字方
向キーの上下の操作によって、表示部5に表示されてい
る後述する決定キーで選択できる各種機能がスクロール
する)と十字方向キー12の真中に配置されている決定
キーの操作によって電話番号表示機能が実行する機能と
して選択されるものとする。
るのはテンキーを含む各種操作キーであり、これらキー
は総括して操作部6に該当する。
5が待ち受け画面の状態において、十字方向キー12の
左方向を操作すると短縮キー操作の画面に切り換わり、
この十字方向キー12の左方向の操作の後にテンキーに
よる操作を行うと、テンキーの「0」から「9」又は
「*」と「#」の操作に応じて、電話番号表示機能やそ
の他の機能が選択され実行される。
左方向の操作の後、テンキーの「0」キーの操作によっ
て自動的に電話番号表示機能が選択されるものとする。
S300にて第1モードに設定される。この第1モード
とは所有者による携帯端末の使用を前提としているモー
ドを意味するものである。
の操作キーの操作が行われたか否かを検出する。
S301の検出を繰り返し、キー操作が検出された場合
にはステップS302に進む。
帯端末7が有する複数の機能の内で、前述した短縮キー
操作である十字方向キー12の左方向の操作とテンキー
の「0」キーの操作による電話番号表示機能を選択し実
行を指示するものであるか否かを検出する。
って電話番号表示機能が実行する機能として選択された
場合には、ステップS303に進み、実際に電話番号表
示機能を実行してステップS301に戻って処理を繰り
返す。
操作による電話番号表示機能の指示操作でないと判断し
た場合には、ステップ304に進み、ステップS304
にてメニュー選択操作によって電話番号表示機能を選択
し実行を指示するものであるか否かが検出される。
表示機能の実行の指示ではないと判断した場合には、ス
テップS305に進み、実際に実行のため選択された機
能、例えばメモ機能などが実行処理され、ステップS3
01に戻って処理が続行される。
択操作による電話番号表示機能の実行の指示であると判
断した場合には、ステップS306に進み、第三者によ
って操作がなされていると検知し、第三者によって不正
に使用される恐れがある第2のモードに自動的に遷移す
る。
末7の操作方法を熟知して初めて利用できるものであ
り、自己が日常的に所有して頻繁に使用していない携帯
端末の場合にはまず利用できないと推測される。
は、短縮キー操作によって機能を選択するほうが操作が
簡易であるため、わざわざ操作回数が多く操作が面倒な
メニュー画面からの選択操作を行わないのが一般的にも
なっている。
い第三者に不当に取得された場合には、まず短縮キー操
作はされず、メニュー画面から各種機能を選択して実行
を試みるものと推測される。
キー操作が行われた場合には所有者が指示操作している
と判断する一方、メニュー画面から機能を選択する指示
操作が行われた場合には第三者が操作していると判断す
るものである。
308の報知動作が行われる。このステップS308
は、先に説明した図2のフォローチャートのステップS
106の報知動作と同様に、サブルーチンになってお
り、実際の報知動作は前述した図3に示すフローチャー
トに従って報知が行われる。
るとステップS309に進み、操作部6の操作キーの操
作が行われたか否かを検出する。
S309の検出を繰り返し、キー操作が検出された場合
にはステップS310に進む。
帯端末7が有する複数の機能の内で、電話発信の機能を
選択し実行を指示するものであるか否かを検出するステ
ップS310にて電話発信機能が実行する機能として選
択された場合には、ステップS311に進み、その電話
発信の機能の実行を禁止し、ステップS309に戻るよ
う動作する。
能以外の機能として、例えば、メモ帳機能など第三者に
実行されても秘匿したいデータなどが見られる恐れがな
い機能や、電話発信機能など電話料金の支払いを被る恐
れがない機能が選択された場合には、ステップS313
に進み、その機能を実行してステップS309に戻る。
指示操作されたのではない場合には、ステップS314
に進む。ステップS314ではステップS309で検出
されたキー操作がパスワードの入力であるか否かを検出
する。
い入力であったことが検出されると、続くステップS3
15に進み、第1のモードに自動的に復帰してステップ
S301の処理に戻る。
しい入力ではないキー操作であったことが検出される
と、第2のモードを保持したままステップS309に戻
り、操作キーの入力待ちの処理を行う。
によれば、第三者に実行されたくない機能を電話発信の
みとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
所有者が事前に多数の機能を設定登録することが可能で
あってもよい。
によれば、第三者の使用を検出するために、同一機能を
選択するのに辺り2通りの指示操作方法があるものとし
て電話番号表示機能を採用しているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、他の機能であって2通りの指
示操作方法があるものであれば適宜採用することができ
るものとする。また、略一の機能のみを対象とするので
はなく、例えば、電話番号表示機能と住所録表示機能と
電話帳表示機能とがそれぞれ2通りの指示操作方法を有
していれば、何れか一つの機能を短縮キー操作以外で選
択されたら直ちに第2のモードに遷移するようにしても
よい。
有者の指示操作とする例を示したが、短縮キー操作以外
で同じように2種類の指示操作がある場合には、どちら
か一方の指示操作を所有者の指示操作と判断し他方の指
示操作を第三者の指示操作と判断するようにしてもよ
い。
パスワードの入力が必要になるなどの従来のものと比較
し、所有者に煩雑な確認操作を求めずに、不当な使用を
防止することができる。
力した後に携帯端末7を紛失した場合、第三者による不
正な使用を防止できなかったが、本発明のものは携帯端
末7がどのような状態で紛失しても有効に第三者の使用
を防止できる効果を奏することができる。
たが、本発明の携帯端末は、上述の実施の形態例にのみ
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
によれば、所有者に煩雑な確認操作を求めず、且つ電源
を投入したまま置き忘れや盗難に遭ったりした場合であ
っても不当な使用を防止できる効果を奏する。
ある。
チャートである。
ャートである。
チャートである。
Claims (8)
- 【請求項1】操作者の指示操作に応じて複数の機能を実
行する携帯端末において、 第1の機能を実行させる指示操作を検出する検出手段
と、 前記検出手段により、前記携帯端末を所有者による携帯
端末の使用を前提とした第1のモードと第三者による携
帯端末の使用を前提とした第2のモードの何れかに切り
換える切換手段を備えたことを特徴とする携帯端末。 - 【請求項2】前記第2のモードでは少なくとも第2の機
能の実行を制限することを特徴とする請求項1記載の携
帯端末。 - 【請求項3】前記携帯端末は電話機能を備えると共に、 第2の機能が電話発信機能であることを特徴とする請求
項2記載の携帯端末。 - 【請求項4】前記第2のモードでは第三者による操作が
行われたことを報知することを特徴とする請求項1乃至
4記載の携帯端末。 - 【請求項5】前記携帯端末は電話機能を備えると共に、 特定の電話番号に発信することにより第三者による操作
が行われたことを報知することを特徴とする請求項4記
載の携帯端末。 - 【請求項6】前記携帯端末は、複数の操作キーの第1の
組み合わせ指示操作と、第2の組み合わせ指示操作とに
よって前記第1の機能の実行を指示するものであって、 前記検出手段は、前記第1の組み合わせ指示操作によっ
て第1の機能を実行させる指示操作を検出するものであ
ることを特徴とする請求項1乃至5記載の携帯端末。 - 【請求項7】前記携帯端末は、前記複数の機能から任意
の機能を前記第1の機能として設定する設定手段を備え
たことを特徴とする請求項1乃至6記載の携帯端末。 - 【請求項8】前記携帯端末は電話機能を備えると共に、 前記第1の機能が前記携帯端末の電話番号の表示である
ことを特徴とする請求項1乃至7記載の携帯端末。
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JP2010279069A (ja) * | 2010-08-10 | 2010-12-09 | Kyocera Corp | 携帯電話装置及び携帯電話装置の使用管理方法 |
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- 2002-01-29 JP JP2002020163A patent/JP4018910B2/ja not_active Expired - Fee Related
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