JP2003223985A - 電磁波遮蔽構造及び電子レンジ - Google Patents

電磁波遮蔽構造及び電子レンジ

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JP2003223985A
JP2003223985A JP2002283601A JP2002283601A JP2003223985A JP 2003223985 A JP2003223985 A JP 2003223985A JP 2002283601 A JP2002283601 A JP 2002283601A JP 2002283601 A JP2002283601 A JP 2002283601A JP 2003223985 A JP2003223985 A JP 2003223985A
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opening
door
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shielding
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Young-Min Lee
ヨウン−ミン リー
Yong-Seog Jeon
ヨン−ソグ ジョン
Jong-Kwan Ryu
ジョン−カン リュ
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    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/76Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings
    • H05B6/763Microwave radiation seals for doors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/02Doors specially adapted for stoves or ranges

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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で製品の全体の大きさをコンパク
ト化し、電磁波を效率的に遮蔽し得る電磁波遮蔽構造を
提供する。 【解決手段】 電磁波が共振するように内部空間が形成
されて、開口2aを有するキャビティ2と、開口2aを開閉
するためのドア5と、を包含して構成される電磁波を利
用する機器において、電磁波がキャビティ2の外部に漏
出しないように、開口2aの縁2b及びドア5の縁5aに形成
される等価インピーダンス回路がLC共振回路になるよう
に電磁波遮蔽構造を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波を利用する
機器に係るもので、詳しくは、電磁波が共振するキャビ
ティの外部への電磁波を遮蔽し得る電磁波遮蔽構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レンジは、図11に示したよう
に、電磁波エネルギー源(microwaveenergy source;図
示されず)と、共振器(resonator)1とを包含して構成さ
れ、共振器1は、開口2aを有するキャビティ(cavity)2及
び開口2aを開閉するように共振器1に軸支されたドア5
を包含して構成され、ドア5を閉じるときは、キャビテ
ィ2とドア5間に隙間が存在し、この隙間は、本質的に共
振器1から電磁波エネルギーが漏出するスロット導波管
(slot waveguide)を形成する。
【0003】このような電磁波エネルギーの漏洩を防止
するために電子レンジのドア5に電磁波吸収物質(フェ
ライトゴム(ferrite rubber))を使用するか又は、図1
2及び図13に示したように、ドア5の周囲又は開口2aの周
囲に電磁波遮蔽用チョーク(choke)7を装着する。図中、
符号6はチョーク7を被覆する非電導性のチョークカバー
を、2bは開口2aの縁面を夫々示したものである。
【0004】電磁波遮蔽用チョーク7は、1/4波長(quart
er wave)の分散パラメータ(distributed parameter)
チョークをドアの外周縁に形成し、電磁波エネルギーの
電子レンジの共振器から漏出する基本波(fundamental
wave)成分を效果的に遮蔽する。
【0005】基本波以外の高調波(harmonics)の遮蔽ま
で考慮した装置もあり、その一例が米国特許第4、659、
891号に記載された多重モード抑制チョーク(multi-mode
sealing choke)である。併し、高調波まで遮蔽する
ためには、一般に複雑な構造物を必要とする。
【0006】電子レンジのドアとキャビティ間に形成さ
れるスロット導波管からの電磁波エネルギーの漏洩を防
止する多重モード電磁波遮蔽用抑制チョークの一例で、
設計上の利点を総合的に備えたものとして、S.Ohkava、
H.Watanave、K.Kaneが提出した論文"High Resonance
Door Seal for Microwave Oven" (Microwave Powe
r Symposium Digest、1978)に記載された多重モード
電磁波遮蔽用抑制(sealing)チョークがある。
【0007】上記の多重モード電磁波遮蔽用抑制チョー
クは、強力に結合された直列LC回路(series LC circu
it)が遮蔽される電磁波のウェーブベクトル(vector)と
交差する所定線上に沿って1/4波長チョーク内に装着さ
れ、同時に並列LC回路(parallel LC circuit)が1/4波
長チョーク内に装着されている。
【0008】又、これらの2つの1/4チョークは、結合
口を通ってスロット導波管と結合され、それらのLC回路
は、分布定数回路(distributed parameter circuit)
に構成されている。
【0009】しかし、このような構成は、その構造が非
常に複雑で、大きいため、量産することが難しいので、
いままでの電子レンジのドアの技術的発展は、高性能の
ドアを小型化し、低廉に具現し得る方向に進んできた。
【0010】一方、従来の電磁波遮蔽構造として、米国
特許4、584、447号、4、742、201号及び4、645、892号
などに記載されたものがある。
【0011】米国特許4、584、447号に記載のものは、
伝送線路(transmission line)の不連続性を利用して
既存の1/4波長抑制チョークより短距離でインピーダン
ス(impedance)反転を起しているが、この構造は、量産
性が難しく、機械的に脆弱な構造を有し、性能面におい
て制限された範囲の電波入射角でのみ秀れた特性を有し
ている。
【0012】そこで、このような構造を改善したものと
して、米国特許4、742、201に記載された電磁波遮蔽構
造があるが、この構造も、量産性及び機械的な強度をあ
る程度改善した点以外には特別な利点はない。
【0013】又、米国特許4、645、892号に示された電
磁波遮蔽構造は、量産性の面で従来の方法と異なって、
1つの鉄板によりスクリーンのホールを作って、屈曲さ
れた部分をダイスにて切断することにより、ドアの量産
性を大幅に改善した構造であるが、キャビティ内部のギ
ャップ(gap)開始点からショート壁(short wall)まで約
1/2波長の距離が必要であるため、全体的に装置の大き
さが大きくなる問題点がある。又、制限された範囲の電
波入射角でのみ秀れた特性を有する。
【0014】又、電磁波エネルギーの漏洩を防止するた
めの従来の電磁波遮蔽構造は、全てがチョークを用いて
伝送線路の一方側のラインに1/4波長の分散回路を構成
し、伝送線路を切ってしまうという概念の遮蔽構造であ
った。
【0015】従って、広い電波入射角に対する遮蔽特性
がよいが、このような性能の改善のためには構造が複雑
になるという問題点があった。
【0016】又、チョークの大きさが電磁波の波長の長
さに関係するため、電磁波遮蔽構造を小さく設計するの
に限界があった。
【0017】
【特許文献1】米国特許第4,659,891号明細書
【特許文献2】米国特許第4,584,447号明細書
【特許文献3】米国特許第4,742,201号明細書
【特許文献4】米国特許第4,645,892号明細書
【非特許文献1】S.Ohkava、H.Watanave、K.Kane,"Hig
h Resonance Door Seal for Microwave Oven" (M
icrowave Power Symposium Digest、1978)
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような従
来の電子レンジの電磁波漏洩遮蔽装置は、実際の電子レ
ンジに適用し得る製品としては提供できない状況であっ
て、構造も複雑になるという不都合な点があった。
【0019】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、簡単な構造を有して製品の全体の大き
さをコンパクト化することができ、電磁波を效率的に遮
蔽し得る電磁波遮蔽構造を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係る電磁波遮蔽構造は、電磁波が共
振するように内部空間が形成され、かつ開口を有するキ
ャビティと、上記の開口を開閉するためのドアと、を包
含して構成された電磁波を利用する機器であって、電磁
波が上記のキャビティの外部に漏出しないように、上記
の開口の縁及び上記のドアの縁に形成される等価インピ
ーダンス回路はLC共振回路であることを特徴とする。
【0021】又、本発明は、電磁波が共振するように内
部空間が形成され、かつ開口を有するキャビティと、上
記の開口を開閉するためのドアと、を包含して構成され
る電子レンジであって、電磁波が上記のキャビティの外
部に漏出しないように、上記の開口の縁及び上記のドア
の縁に形成される等価インピーダンス回路はLC共振回路
であることを特徴とする。
【0022】又、本発明は、電磁波が共振するように内
部空間が形成され、かつ開口を有するキャビティと、上
記の開口を開閉するためのドアと、を包含して構成され
る電子レンジであって、電磁波が上記のキャビティの外
部に漏出しないように、上記の開口の縁及び上記のドア
の縁の断面に形成される等価回路はLC共振回路であるこ
とを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。
【0024】本発明に係る電磁波遮蔽構造は、図11に示
したように、電磁波(microwave)が共振するように内部
空間が形成され、開口(opening)2aを有するキャビティ
(cavity)2と、キャビティ2の側方に軸支された開口2aを
開閉するためのドア5と、を包含して構成される電子レ
ンジのような、電磁波を利用する機器(apparatus)の電
磁波遮蔽構造である。
【0025】特に、本発明に係る電磁波遮蔽構造は、開
口2aの縁(rim)2b及びドア5の縁(rim)5aが形成する等価
インピーダンス回路(equivalent impedance circuit)
がLC共振回路(resonant circuit)であることを特徴と
する。
【0026】又、このようなLC共振回路は多様な形態に
構成されるが、本発明に係る電磁波遮蔽構造のLC共振回
路の実施形態として、図1に示したように、第1コンデン
サC1と、この第1コンデンサC1と直列で、互に並列に連
結されたインダクタLと第2コンデンサC2と、を包含して
構成され、このLC共振回路のリアクタンスは共振周波数
に対して0値を有する。
【0027】即ち、上記のLC共振回路のインピーダンス
Zは次の式1のように表され、共振周波数に対してはこの
中のリアクタンスXが0値を有する。 (式1) Z=R+jX ここで、リアクタンスXが0であるとき、上記のLC共振回
路は共振し、共振周波数f0は次の式2のように表され
る。 (式2)
【0028】
【数1】
【0029】ここで、Lは全インダクタンス、Cは全キャ
パシタンスを夫々示す。
【0030】又、本発明に係る電磁波遮蔽構造は、従来
の電磁波遮蔽構造の分散パラメータチョーク(distribut
ed choke)とは異なって、伝送線路(transmission lin
e)間の集中定数(lumped parameter)のインダクタンス
Lと、キャパシタンスCと、を包含してLC共振回路が構
成される。
【0031】このようなLC共振回路は、リアクタンスX
が0であるときで、特に、R≒0であるときは、図2に示し
たように、伝送線路がZ=Z0≒0である短絡状態になって
上記のLC共振回路に入射して進行した電磁波が全て反射
される。
【0032】従って、本発明に係る電磁波遮蔽構造は、
従来の、抑制フィルタが伝送線路の一方側ラインを断線
させる構造のものであって、この構造物が分散パラメー
タ素子に構成された電磁波遮蔽構造とは異なって、伝送
線路間に連結されて短絡させる構造である。又、本発明
に係る電磁波遮蔽構造は、集中定数素子と同様な特性を
有して、電磁波を全反射させるということが実験的に証
明された。
【0033】特に、本発明に係る電磁波遮蔽構造は、イ
ンダクタンスL及びキャパシタンスCを調整することによ
って、構造上、ドア5の縁5aと対向する開口2aの縁面2b
との間の間隔、接触面積、ドア5のフレーム及びキャビ
ティ2本体の材質、ドア5の縁5aと開口2aの縁2b間に位置
するカバーの誘電率などを変化させるか又は、ドア5の
縁5aの断面のサイズを変化させることによって、図3に
示したように、共振周波数値f0を変化させて遮蔽(Cut o
ff)しようとする周波数帯域(band width)を調整する
ことができるので、遮蔽しようとする周波数の遮蔽特性
を向上させることができる。
【0034】また、本発明に係る電磁波遮蔽構造から成
るLC共振回路の構造は、その構成が容易である。
【0035】本発明に係る電磁波遮蔽構造は、図4乃至7
に示したように、開口2aの縁5aに一体に形成された遮蔽
部10の内側の外周辺部に伝導性のない材質のカバー部13
が結合されると共に、外側にドアパネル(door panel)1
5とスクリーン14とが夫々結合され、遮蔽部10には、伝
送線路間に図1に示したような集中定数素子によるLC回
路が構成される。図4の矢印は電磁波の進行を示す。
【0036】遮蔽部10、開口2aの縁2bによって形成され
る等価インピーダンス回路(equivalent impedance ci
rcuit)は、図7に示したように、LC回路として簡単な構
造物に具現することができる。即ち、ドア5及び開口2a
の縁2bが形成する導波管(waveguide)内に装着される構
成として、第4遮蔽部10dと開口2aの縁2b間にはキャパシ
タンスC1が、第4遮蔽部10dと第1遮蔽部10a間にはキャパ
シタンスC2が形成される。また上記の遮蔽部内にはイン
ダクタンスLが形成される。
【0037】本発明に係る電磁波遮蔽構造の実施形態の
遮蔽部10は、金属板材にプレス加工を施し、ドア5の内
側に結合されるドアパネル部11に、遮蔽部10が一体に屈
曲形成される。
【0038】即ち、遮蔽部10は、図5に示したように、
長方形状に形成されて、開口2aの縁面2bと平行になるよ
うに形成されたドアパネル部11と、このドアパネル部11
の下方に連続してそれに垂直にキャビティ2の外側方向
に屈曲形成された第1遮蔽部10aと、この第1遮蔽部10aか
ら連続してドアパネル部11の水平方向にキャビティ2の
外側方向に延長形成された第2遮蔽部10bと、この第2遮
蔽部10bに連結して上部方向に垂直に所定間隔を置いて
複数個屈曲形成された第3遮蔽部10cと、この第3遮蔽部1
0cに連結して第2遮蔽部10bと平行に第1遮蔽部10a方向
に、所定間隔T(図7参照)を有して複数個屈曲形成さ
れた第4遮蔽部10dと、を包含して構成されている。
【0039】即ち、第4遮蔽部10dの上面は、ドアパネル
部11の上面と所定間隔△B(図6参照)を有して長方形に
形成される。
【0040】又、第3遮蔽部10cには、電磁波遮蔽効果を
向上させるため、長方形板が所定間隔を有して夫々形成
されて、それらの長方形板の下部にプレス加工等によっ
て、例えば後述する図9に示されるように、複数のスロ
ット13aが反復して形成されている。
【0041】又、図6に示すように、第4遮蔽部10dの始
端(第3遮蔽部10cの上面)からドアパネル部11まで
(第1遮蔽部10aの上面まで)の距離をA、第4遮蔽部10d
の終端からドアパネル部11までの距離を△Aとして、第3
遮蔽部10cの長さをB-△Bとするとき、通常の電子レンジ
に使用される電磁波の波長を考慮する場合、本発明に係
る電磁波遮蔽構造における上記のAは14.0mm以下、Bは1
8.0mm以下、各第4遮蔽部10dの間隔T(図7参照)は20.0
mm以下に設計値を決定する。
【0042】このとき、遮蔽部10の構造は、キャパシタ
及びインダクタンスに構成されたLC回路であって広い遮
蔽帯域を有し、導波管内に結合されたLC回路が漏洩する
電波のウェーブベクトル(wave vector)と交差する所定
地点に装着される(前記のS.Ohkava他の論文参照)。
【0043】本発明に係る電磁波遮蔽構造では、電子レ
ンジのような電磁波を利用する機器のキャビティ2の開
口2aがドア5により閉められるとき、電磁波エネルギー
源のマグネトロン(図示されず)は、多重モードの共振
器に複雑な形態のフィールド分布を作って、平面波(pla
ne wave)がドア5とキャビティ2の前面パネル間に形成
される導波管に任意の角度で入射する。
【0044】上記の平面波が導波管を通って電磁波遮蔽
構造の遮蔽部10に伝達され、上記の導波管を励起させ
る。このとき、遮蔽部10は、入射する平面波を抑制し、
導波管の断面に位置したLC共振回路システムにより、傾
斜して入射する入射波に対する電力伝達係数は、次のよ
うな式3によって定義される。(式3)
【0045】
【数2】
【0046】式中、 Tpa:エネルギー伝達係数、 M:LC回路の相互インダクタンス、 BL:多重モード抑制フィルタの長さ、 L:LC回路のインダクタンス、 K:LC回路の個数、 k:電磁波の波長、 d:LC回路の有効断面積、 θ:多重モード抑制フィルタへの平面波の入射角、そし
て B1:電力伝達係数を無次元化するための値(大きさは1
を有する)、である。
【0047】上記式3によると、伝達電力が最小になる
ときは、直角に、即ちθ=0°で入射する場合である。
伝達電力は、M(LC回路間の結合)を低減させるか又は、
LC共振回路のL又は共振回路の数Kを増大させることによ
って低減させることができる。従って、電磁波遮蔽構造
の各パラメータを最適化することによって、入射角に係
る電力伝達の依存性を最小化し得るし、広い入射角の電
磁波に対して低い伝達係数を有するようにすることがで
きる。本発明に係る電磁波遮蔽構造を成すLC共振回路
は、ドア5の縁5aの長さ方向に複数個形成することがで
き、その等価回路は、複数のLC共振回路が並列に結合さ
れた形態を成す。
【0048】そして、上記の結合された回路中、最小限
1つの回路を抑制しようとする周波数附近にチューニン
グ(tuning)させることによって、周波数バンド(frequen
cyband)を広げることができ、また、上記の結合された
回路の異った各システムのLC回路を、高調源の各抑制し
ようとする周波数の高調波に該当する周波数にチューニ
ングすることによって、これらの周波数の遮蔽をするこ
ともできる。
【0049】このとき、第1キャパシタC1は、開口2aの
縁面2bと第4遮蔽部10dとの間に形成されるキャパシタ
として、1次的にキャビティ2から入射する電磁波を遮
蔽する作用する。
【0050】即ち、図2に示したように、多重モードフ
ィルタ型電磁波遮蔽構造では、インピーダンスZのリア
クタンスXが"0"になることによって、短絡状態になるた
め、電磁波がそれ以上進行することができなくなって、
図3に示したように、X軸を周波数、Y軸を減衰量として
表示すると、グラフの下方の頂点が通常の電子レンジで
遮断周波数(cut off frequency)になる2.456GHzにな
って本発明の構造により最も多くの減衰が生ずることを
確認することができる。
【0051】このように構成される本発明に係る電磁波
遮蔽構造は遮蔽部の幅及び厚さを従来の電磁波遮蔽構造
より小さくすることにより、図8(a), (b)に示したよう
に、従来の電磁波遮蔽構造を有する電子レンジのキャビ
ティの厚さD1より、本発明の場合の厚さD2を薄くして、
接触するキャビティの開口縁面の面積を低減して、外郭
サイズを同じにする場合内部キャビティの容積を大きく
設計することができる。
【0052】一方、本発明に係る電磁波遮蔽構造は、図
4乃至7に示された実施形態以外にも、等価インピーダン
ス回路が図1に示したようなLC回路を満足する条件下で
多様に構成されることができる。
【0053】又、本発明に係る電磁波遮蔽構造の他の実
施形態として、図9に示したように、基本的な構造は図4
の実施形態と同様であるが、量産性を考慮して遮蔽部10
の第3遮蔽部10cの下方に第2遮蔽部10bから延長された
延長部20cを形成して屈曲を容易にし、第3遮蔽部10cに
ラッチ(図示されず)又はカバー部13が結合される結合ス
ロット13aを穿孔形成して使用することもできる。
【0054】又、本発明に係る電磁波遮蔽構造の更に別
の実施形態として、図10に示したように、図9に示した
ような遮蔽部10の第3遮蔽部10cの下方に第2遮蔽部10bか
ら屈曲延長された延長部20cに、結合スロット13bを穿孔
形成して使用することもできる。
【0055】また、ドア5の縁5aの各隅部分は、電磁波
の遮蔽効果を向上させるため、第1遮蔽部10aと第2遮蔽
部10bとが形成する境界線を、直線又は曲線状に形成す
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電磁
波遮蔽構造においては、キャビティの開口附近を沿っ
て、ドア及び前面パネルから成る導波管の内部に部分的
に形成されて、電磁波遮蔽構造のパラメータを最適化す
ることができ、また、広い入射角度の電磁波の透過を低
減することができて、入射角度による透過依存度を最小
化し得るという効果がある。
【0057】又、遮蔽可能な入射角の範囲を広げること
ができるという、技術的効果を奏し得るという効果があ
る。
【0058】又、本発明に係る電磁波遮蔽構造において
は、ドア5の縁5aを、誘電加熱装置に使用されるよう
に、最小1つのLC回路のキャパシタンス、本発明の実施
例ではC1の1電極に使用することで、電磁波遮蔽構造の
大きさを低減することができ、装置の全体的大きさを低
減し得るという効果がある。
【0059】又、本発明に係る電磁波遮蔽構造において
は、複数のLC結合回路中最小1つのLC回路を遮蔽する周
波数の附近にチューニングすることによって、広いバン
ド特性を有することができ、使用要求条件を低減し得る
という効果がある。
【0060】又、従来の電磁波遮蔽構造は、波長の大き
さによってその大きさが制限されるが、本発明に係る電
磁波遮蔽構造においては、LC回路の各パラメータを最適
化し、電磁波遮蔽構造の幅及び厚さを従来より低減する
ことができるため、ドアの厚さを薄くすることができ、
接触するキャビティの開口縁面の面積を低減することに
よって、同様な外郭サイズで内部キャビティの容積を大
きく設計して製品の信頼性を向上し得るという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁波遮蔽構造を示した等価イン
ピーダンス回路図である。
【図2】本発明に係る電磁波遮蔽構造の電磁波遮蔽原理
を示した回路図である。
【図3】本発明に係る電磁波遮蔽構造の減衰特性を示し
たグラフである。
【図4】本発明の電磁波遮蔽構造の第1実施形態を示し
た部分断面図である。
【図5】図4の電磁波遮蔽構造を示した斜視図である。
【図6】図5の電磁波遮蔽構造のII-II'線の断面図であ
る。
【図7】図4の電磁波遮蔽構造によって形成される等価
インピーダンス回路の構成を示した斜視図である。
【図8】(a),(b)は従来の電磁波遮蔽構造を有する電
子レンジと本発明に係る電磁波遮蔽構造を有する電子レ
ンジとを比較した比較図である。
【図9】本発明に係る電磁波遮蔽構造の他の実施形態を
示した部分斜視図である。
【図10】本発明に係る電磁波遮蔽構造の更に別の実施
形態を示した部分斜視図である。
【図11】従来の電子レンジの構成を示した斜視図であ
る。
【図12】図11のA部分の拡大断面図である。
【図13】図11の電子レンジのドアの縁を示した部分斜
視図である。
【符号の説明】
2…キャビティ 2a…開口 2b…開口の縁面 5…ドア 5a…ドアの縁 C1 …第1コンデンサ C2 …第2コンデンサ L…インダクタ 10…遮蔽部 10a…第1遮蔽部 10b…第2遮蔽部 10c…第3遮蔽部 10d…第4遮蔽部 11…ドアパネル部 13…カバー部 13a…スロット 13b…結合スロット 14…スクリーン 15…ドアパネル 20c…延長部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン ヨン−ソグ 大韓民国,ギョンギ−ド,ブチョン,ウォ ンミ−グ,サン−ドン,サランメウル ア パートメント 1620−1203 (72)発明者 リュ ジョン−カン 大韓民国,ソウル,ノウォン−グ,ウォル ギェ 2−ドン,チョンベク アパートメ ント 301−1206 Fターム(参考) 3K090 GA03 JA01 JA05 3L086 AA01 BC06 DA02 DA19 DA30

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波が共振するように内部空間が形成
    されて、開口を有するキャビティと、前記開口を開閉す
    るためのドアと、を包含して構成される電磁波を利用す
    る機器の電磁波遮蔽構造であって、 電磁波が前記キャビティの外部に漏出しないように、前
    記開口の縁及び前記ドアの縁に形成される等価インピー
    ダンス回路がLC共振回路であることを特徴とする電磁波
    遮蔽構造。
  2. 【請求項2】 前記ドアの縁は、 前記開口の縁面と平行になるように形成されたドアパネ
    ル部と、 前記ドアパネル部に連続して該ドアパネル部に垂直に前
    記キャビティの外側方向に屈曲形成された第1遮蔽部
    と、 前記第1遮蔽部から連続して前記ドアパネル部に水平な
    方向に前記キャビティの外側方向に屈曲形成された第2
    遮蔽部と、 前記第2遮蔽部に連結して該第2遮蔽部に垂直に前記キ
    ャビティの方向に部分的に屈曲延長形成された第3遮蔽
    部と、 前記第3遮蔽部に連結して前記第2遮蔽部と平行に前記第
    1遮蔽部の方向に屈曲形成された第4遮蔽部と、を包含し
    て構成されることを特徴とする請求項1に記載の電磁波
    遮蔽構造。
  3. 【請求項3】 前記LC共振回路は、 第1コンデンサと、 該第1コンデンサと連結されて、並列に形成されたイン
    ダクタンス及び第2コンデンサと、を包含して構成さ
    れ、前記LC共振回路のリアクタンスが0であることを特
    徴とする請求項2に記載の電磁波遮蔽構造。
  4. 【請求項4】 前記第4遮蔽部と前記開口部の縁面とは
    第1コンデンサを形成し、前記第4遮蔽部の端部と前記第
    1遮蔽部とは第2コンデンサを形成し、前記第1、2及び第
    3遮蔽部はインダクタンスを形成することを特徴とする
    請求項2に記載の電磁波遮蔽構造。
  5. 【請求項5】 前記第1遮蔽部から前記第3遮蔽部までの
    距離は、15mm以下であることを特徴とする請求項2に記
    載の電磁波遮蔽構造。
  6. 【請求項6】 前記第3遮蔽部及び第4遮蔽部は、前記ド
    アの縁の長さ方向に複数個配列されることを特徴とする
    請求項2に記載の電磁波遮蔽構造。
  7. 【請求項7】 前記第3遮蔽部の各幅は、前記第4遮蔽部
    の前記ドアの縁の長さ方向の各長さと相違するように形
    成されることを特徴とする請求項6に記載の電磁波遮蔽
    構造。
  8. 【請求項8】 前記各第4遮蔽部間の間隔は20mm以下で
    あることを特徴とする請求項6に記載の電磁波遮蔽構
    造。
  9. 【請求項9】 前記第3遮蔽部には、前記ドアの縁を被
    覆する非電導性のカバーを装着するための複数の穴が穿
    孔形成されることを特徴とする請求項2に記載の電磁波
    遮蔽構造。
  10. 【請求項10】 前記第4遮蔽部から前記開口の縁面ま
    での距離は、前記ドアパネル部から前記開口の縁部まで
    の距離よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の
    電磁波遮蔽構造。
  11. 【請求項11】 前記第4遮蔽部と前記開口の縁面間
    に、前記第4遮蔽部を被覆する非電導性のカバーが被覆
    されて構成されることを特徴とする請求項10に記載の電
    磁波遮蔽構造。
  12. 【請求項12】 前記LC共振回路は、リアクタンスが0
    であることを特徴とする請求項1に記載の電磁波遮蔽構
    造。
  13. 【請求項13】 前記LC共振回路は、第1コンデンサ
    と、前記第1コンデンサと連結されて、互に並列に形成
    されたインダクタンス及び第2コンデンサと、を包含し
    て構成され、前記LC共振回路のリアクタンスが0である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電磁波遮蔽構造。
  14. 【請求項14】 前記LC共振回路の共振周波数は、遮蔽
    される周波数値を有することを特徴とする請求項1に記
    載の電磁波遮蔽構造。
  15. 【請求項15】 前記LC共振回路は、共振周波数が相互
    に相違する値を有する前記ドアの縁の長さ方向の複数の
    LC共振回路に構成されることを特徴とする請求項1に記
    載の電磁波遮蔽構造。
  16. 【請求項16】 電磁波が共振するように内部空間が形
    成されて開口を有するキャビティと、前記開口を開閉す
    るためのドアと、を包含して構成される電子レンジの電
    磁波遮蔽構造であって、 電磁波が前記キャビティの外部に漏出しないように、前
    記開口の縁及び前記ドアの縁に形成される等価インピー
    ダンス回路はLC共振回路であることを特徴とする電子レ
    ンジの電磁波遮蔽構造。
  17. 【請求項17】 電磁波が共振するように内部空間が形
    成されて開口を有するキャビティと、前記開口を開閉す
    るためのドアと、を包含して構成される電子レンジであ
    って、 電磁波が前記キャビティの外部に漏出しないように、前
    記開口の縁及び前記ドアの縁の断面に形成される等価回
    路はLC共振回路であることを特徴とする電子レンジ。
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