JP2003223585A - 情報提供装置及びプログラム - Google Patents

情報提供装置及びプログラム

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JP2003223585A
JP2003223585A JP2002019698A JP2002019698A JP2003223585A JP 2003223585 A JP2003223585 A JP 2003223585A JP 2002019698 A JP2002019698 A JP 2002019698A JP 2002019698 A JP2002019698 A JP 2002019698A JP 2003223585 A JP2003223585 A JP 2003223585A
Authority
JP
Japan
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keyword
content
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database
keywords
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Application number
JP2002019698A
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English (en)
Inventor
Hideaki Yamagata
秀明 山形
Toshihiro Suzuki
俊博 鈴木
Koichi Inoue
浩一 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公開コンテンツとして提供する情報を十分絞
込むことを可能として、2次コンテンツ受信者に対して
有用な情報を提供し、公開コンテンツによる広告等の効
果を充分に発揮できるようにする。 【解決手段】 1次コンテンツを解析し、公開コンテン
ツのロケーションをキーワードに対応付けて登録するデ
ータベースを参照して1次コンテンツからデータベース
に登録されたキーワードを抽出する(ステップS20
1)。抽出した各キーワードを用いてデータベースに登
録されているロケーションの公開コンテンツを全文検索
し(ステップS206)、この全文検索の結果に基づい
てデータベースに登録されているロケーションのうち所
定のものを獲得する(ステップS202〜S210)。
その後、1次コンテンツ中のキーワードに対して、獲得
したロケーションにアクセスするためのアンカーを付与
し、これによって2次コンテンツを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上か
らアクセス可能な公開コンテンツに関する情報を提供
し、その公開コンテンツに対するアクセスを提供する情
報提供装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットは、その爆発的な普及に
伴い、情報流通のための手段として重要度を増してきて
いる。
【0003】インターネットが情報流通のための手段と
して有効に機能するためには、情報検索機能の充実が不
可欠である。このような情報検索機能については、検索
エンジンと呼ばれる技術が開発され、広く普及してい
る。このような情報検索エンジンは、一般的には、ある
特定のキーワードを入力すると、そのキーワードを含む
公開コンテンツ(ホームページ)の検索を実行するよう
になっている。
【0004】一方、インターネットの普及によって生じ
た情報流通革命に着目し、インターネットを利用した各
種の広告が急速な普及を遂げている。このような広告
は、多くの場合、公開コンテンツの中に広告領域を設
け、この広告領域に広告を添付するのが一般的である。
つまり、インターネット上で公開されている公開コンテ
ンツは、それが特定の会員等の特定人にだけ提供される
ものであるか広く一般の不特定人に提供されるものであ
るかを問わず、一般的には、HTML言語で記述されて
いるハイパーテキストであり、ここに広告を添付するの
は容易である。そして、こうして広告が添付された公開
コンテンツは、WWW(World Wide Web)技術によって
配信され、ユーザーはブラウザを用いて公開コンテンツ
を閲覧することが可能である。そして、このような広告
にはアンカーが付され、ユーザーが広告領域に添付され
たテキストや画像である広告をマウスディバイス等によ
ってその広告をクリックすることで、広告されているサ
ービスが存在するインターネット上のロケーションをア
クセスすることができるような仕組みになっている。こ
のような仕組みは、一般的に、リンクが張られていると
呼ばれている。つまり、その広告とその広告主のウエブ
サイトとがリンク付けられているわけである。
【0005】また、インターネット上での広告に関して
は、ホームページと呼ばれている公開コンテンツばかり
でなく、電子メールのコンテンツにも添付されるような
仕組みが普及しつつある。一例として、ユーザーがある
プロバイダとの間でインターネット接続に関する契約を
交わした場合、そのプロバイダ経由で送信される電子メ
ールに広告が添付されるという仕組みが実用化されてい
る。このような契約では、たとえばインターネットの接
続料金等について、ユーザーは利益を享受し得るように
なっている。
【0006】図26は、何らかのコンテンツに添付され
た広告の一例を模式的に示している。つまり、このコン
テンツは、紀行文である読み物1001を本来的な内容
としているが、その周囲に広告領域1002が設けら
れ、ここに2つの広告1003、1004が添付されて
いる。これらの広告1003、1004には、それぞ
れ、広告主のウエブサイト1003a、1004aに対
するアンカーが付されている。そこで、このコンテンツ
を閲覧した者がその広告1003又は1004をマウス
ディバイス等によってクリックすると、クリックした広
告にリンクするウエブサイト1003a又は1004a
の閲覧画面となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、広告主にと
っては、自らが提供するサービスにできるだけ多くのユ
ーザーを呼び込むことができるような広告が望ましい。
そのためには、 ・コンテンツを閲覧したユーザーに好感を持ってもらう ・できるだけ多くのコンテンツに広告を出す ・自らのサービスに興味を持ちそうなユーザー層に広告
を見てもらう という面を向上させたい。
【0008】ところが、特開平11−175628号公
報に示されている例も含む従来のインターネット上での
広告方法では、コンテンツに添付された広告のために、
本来の内容が妨げられ、広告がかえって逆効果となって
しまうという問題がある。
【0009】以下、図27に基づいて、この問題を考え
る。図27は、電子メールに広告が添付された画面表示
例を示す模式図である。
【0010】図27(a)に示すように、このコンテン
ツでは、メール本文2001が本来的な内容を構成す
る。そして、その周囲に広告領域2002が設けられ、
この広告領域2002に画像データによる複数個の広告
2003〜2007が添付されている。このようなコン
テンツは、インターネット上で一般的に見ることができ
るコンテンツである。
【0011】ところが、一見しても分かるように、画面
中を示す広告の割合が極めて大きい。このため、本来の
コンテンツに集中しにくくなり、場合によっては、その
コンテンツの本来的な内容をなすメール本文2001が
どこにあるのかが分からない場合も生ずる。このため、
広告主の印象が悪くなってしまうことが予想される。
【0012】これは、数値的にも、図27(b)に示す
ように、コンテンツ全体の面積は800×600=48
0000画素であるのに対して、コンテンツの本来的な
内容をなすメール本文2001は400×200=80
000画素しかなく、よって、広告領域2002の面積
は、480000−8000=400000画素もある
ことになる。これは、広告面積比として見ると、400
000/480000=0.83ということになり、コ
ンテンツ全体の83パーセントもの領域を広告2003
〜2007が占めていることになる。
【0013】さらに問題なのは、その場合のデータ内容
やデータサイズである。つまり、図27(c)に示すよ
うに、テキストデータであるメール本文2001のデー
タサイズは200バイトであるのに対し、広告2003
〜2007のデータサイズは一つが4000バイトとし
ても、4000×5=20000バイトものデータサイ
ズとなってしまう。これは、広告2003〜2007に
は画像データが用いられるのが普通だからである。そこ
で、データサイズ比として見ると、20000/200
=100、つまり、広告2003〜2007がメール本
文2001の100倍ものデータサイズとなっている。
このため、ユーザーが使用するコンピュータにおいてコ
ンテンツの読み込みに時間がかかり、肝心のメール本文
2001をなかなか見ることができないという煩わしさ
が生ずる。これは、通信回線の品質が低くデータ転送速
度が遅い環境では深刻な問題である。このため、ユーザ
ーはコンテンツが開くまで待たなければならず、これに
よって、広告主に対する印象が悪くなる可能性がある。
【0014】このような問題を解決するため、本出願人
は、特願2000−360442(平成12年11月2
8日出願(本出願時において未出願公開))において、
次のような技術を提案している。すなわち、情報仲介者
はインターネットなどのネットワーク上で情報仲介サー
バーを運用する。そして、まず、コンテンツ作成者が送
信した文字情報を含む電子メールなどの1次コンテンツ
を解析し、インターネット上の公開コンテンツのロケー
ションをキーワードに対応付けて登録するデータベース
を参照して、1次コンテンツからデータベースに登録さ
れたキーワードを抽出する。次に、抽出したキーワード
をキーとしてデータベースを検索し、抽出したキーワー
ドに対応付けられた公開コンテンツのロケーションを獲
得する。そして、1次コンテンツ中のキーワードに対し
て、獲得したロケーションにアクセスするためのアンカ
ーを付与し、これによって電子メールなどの2次コンテ
ンツを作成する。そして、この2次コンテンツを1次コ
ンテンツの代わりに宛先に送信する。
【0015】かかる技術によれば、1次コンテンツ中の
キーワードに対応した広告のアンカーが付与された2次
コンテンツを受信することができ、受信者は当該アンカ
ーが示すロケーションの広告を閲覧することができるの
で、コンテンツに添付された広告のために、本来の内容
が妨げられ、広告がかえって逆効果となってしまうとい
う不具合が生じないようにすることができる。
【0016】しかしながら、かかる技術を用いた場合
に、公開コンテンツとして提供する情報の絞込みが不十
分であると、2次コンテンツ受信者に対して有用な情報
を提供することができず、公開コンテンツによる広告等
の効果が充分な効果を発揮することができないという不
具合がある。
【0017】この発明の目的は、公開コンテンツとして
提供する情報を十分絞込むことを可能として、2次コン
テンツ受信者に対して有用な情報を提供し、公開コンテ
ンツによる広告等の効果を充分に発揮できるようにする
ことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、文字情報を含む1次コンテンツを解析し、公開コン
テンツのロケーションをキーワードに対応付けて登録す
るデータベースを参照して前記1次コンテンツから前記
データベースに登録されたキーワードを抽出するキーワ
ード抽出手段と、抽出した各キーワードを用いて前記デ
ータベースに登録されているロケーションの公開コンテ
ンツを全文検索し、この全文検索の結果に基づいて前記
データベースに登録されているロケーションのうち所定
のものを獲得するロケーション獲得手段と、前記1次コ
ンテンツ中のキーワードに対して、獲得したロケーショ
ンにアクセスするためのアンカーを付与し、これによっ
て2次コンテンツを作成する2次コンテンツ作成手段
と、を具備する情報提供装置である。
【0019】したがって、1次コンテンツから抽出した
キーワードに対応するロケーションの公開コンテンツを
全文検索し、この全文検索の結果に基づいてデータベー
スに登録されているロケーションを獲得する。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記ロケーション獲得手段は、前記抽
出した各キーワードのAND検索として前記全文検索を
行なう。
【0021】したがって、1次コンテンツから抽出した
キーワードのAND検索として全文検索を行なうことが
できる。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記ロケーション獲得手段は、前記公
開コンテンツのうち前記全文検索により抽出した各キー
ワードの中で含まれている数が上位にあるもののロケー
ションを獲得する。
【0023】したがって、全文検索により抽出したキー
ワードの数が上位にある公開コンテンツを選び、アンカ
ーを付与することができる。
【0024】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明は、前記2次コンテンツ作成手段は、前記公開コ
ンテンツのうち前記全文検索により抽出した各キーワー
ドの中で含まれている数が上位にある各キーワードで1
次コンテンツに含まれているものに対し、前記ロケーシ
ョン獲得手段で獲得したロケーションにアクセスするた
めのアンカーを付与し、これによって2次コンテンツを
作成する。
【0025】したがって、全文検索により抽出したキー
ワードの数が上位にある公開コンテンツを選び、2次コ
ンテンツ中の当該キーワードに対して、選んだ公開コン
テンツのアンカーを付与することができる。
【0026】請求項5に記載の発明は、文字情報を含む
1次コンテンツを解析し、公開コンテンツのロケーショ
ンを複数のキーワードに対応付けて登録するデータベー
スを参照して前記1次コンテンツから前記データベース
に登録されたキーワードを抽出するキーワード抽出手段
と、抽出した各キーワードを対象に前記ロケーションご
とに前記データベースを検索し、抽出した各キーワード
が対応付けられている数が上位にあるロケーションを抽
出するロケーション獲得手段と、前記1次コンテンツ中
のキーワードに対して、獲得したロケーションにアクセ
スするためのアンカーを付与し、これによって2次コン
テンツを作成する2次コンテンツ作成手段と、を具備す
る情報提供装置である。
【0027】したがって、1次コンテンツから抽出した
キーワードが対応付けられている数が上位にある公開コ
ンテンツのロケーションを獲得する。
【0028】請求項6に記載の発明は、文字情報を含む
1次コンテンツを解析し、公開コンテンツのロケーショ
ンを複数のキーワードに対応付け、また、各キーワード
にポイントを付して登録するデータベースを参照して前
記1次コンテンツから前記データベースに登録されたキ
ーワードを抽出するキーワード抽出手段と、抽出した各
キーワードをキーに前記ロケーションごとに前記データ
ベースを検索し、抽出した各キーワードが対応付けられ
ている数が上位にあるロケーションを抽出するロケーシ
ョン獲得手段と、この抽出したロケーションに対応付け
られているキーワードで、かつ、前記キーワード抽出手
段で1次コンテンツから抽出されたキーワードのうち、
ポイントが上位にあるものを選択し、この選択した1次
コンテンツ中のキーワードに対して、獲得したロケーシ
ョンにアクセスするためのアンカーを付与し、これによ
って2次コンテンツを作成する2次コンテンツ作成手段
と、を具備する情報提供装置である。
【0029】したがって、1次コンテンツから抽出した
キーワードが対応付けられている数が上位にある公開コ
ンテンツのロケーションを獲得し、また、獲得したロケ
ーションに対応付けられているキーワードで、かつ、1
次コンテンツから抽出されたキーワードのうち、ポイン
トが上位にあるものを選択し、1次コンテンツ中の選択
したキーワードに獲得したロケーションのアンカーを付
与する。
【0030】請求項7に記載の発明は、文字情報を含む
1次コンテンツを解析し、公開コンテンツのロケーショ
ンを複数のキーワードに対応付け、また、各キーワード
にポイントを付して登録するデータベースを参照して前
記1次コンテンツから前記データベースに登録されたキ
ーワードを抽出するキーワード抽出手段と、抽出した各
キーワードをキーに前記ロケーションごとに前記データ
ベースを検索し、対応している各キーワードに付されて
いるポイントの合計が上位にあるロケーションを抽出す
るロケーション獲得手段と、前記1次コンテンツ中のキ
ーワードに対して、獲得したロケーションにアクセスす
るためのアンカーを付与し、これによって2次コンテン
ツを作成する2次コンテンツ作成手段と、を具備する情
報提供装置である。
【0031】したがって、1次コンテンツから抽出した
キーワードに付されているポイントの合計が上位にある
公開コンテンツのロケーションを獲得する。
【0032】請求項8に記載の発明は、文字情報を含む
1次コンテンツを解析し、公開コンテンツのロケーショ
ンを複数のキーワードに対応付け、また、各キーワード
にポイントを付して登録するデータベースを参照して前
記1次コンテンツから前記データベースに登録されたキ
ーワードを抽出するキーワード抽出手段と、抽出した各
キーワードをキーに前記ロケーションごとに前記データ
ベースを検索し、対応している各キーワードに付されて
いるポイントの合計が上位にあるロケーションを抽出す
るロケーション獲得手段と、この抽出したロケーション
に対応付けられているキーワードで、かつ、前記キーワ
ード抽出手段で1次コンテンツから抽出されたキーワー
ドのうち、ポイントが上位にあるものを選択し、この選
択した1次コンテンツ中のキーワードに対して、獲得し
たロケーションにアクセスするためのアンカーを付与
し、これによって2次コンテンツを作成する2次コンテ
ンツ作成手段と、を具備する情報提供装置である。
【0033】したがって、1次コンテンツから抽出した
キーワードに付されているポイントの合計が上位にある
公開コンテンツのロケーションを獲得し、また、獲得し
たロケーションに対応付けられているキーワードで、か
つ、1次コンテンツから抽出されたキーワードのうち、
ポイントが上位にあるものを選択し、1次コンテンツ中
の選択したキーワードに獲得したロケーションのアンカ
ーを付与する。
【0034】請求項9に記載の発明は、文字情報を含む
1次コンテンツを解析し、公開コンテンツのロケーショ
ンをキーワードに対応付けて登録するデータベースを参
照して前記1次コンテンツから前記データベースに登録
されたキーワードを抽出するキーワード抽出処理と、抽
出した各キーワードを用いて前記データベースに登録さ
れているロケーションの公開コンテンツを全文検索し、
この全文検索の結果に基づいて前記データベースに登録
されているロケーションのうち所定のものを獲得するロ
ケーション獲得処理と、前記1次コンテンツ中のキーワ
ードに対して、獲得したロケーションにアクセスするた
めのアンカーを付与し、これによって2次コンテンツを
作成する2次コンテンツ作成処理と、をコンピュータに
実行させるコンピュータに読み取り可能なプログラムで
ある。
【0035】したがって、1次コンテンツから抽出した
キーワードに対応するロケーションの公開コンテンツを
全文検索し、この全文検索の結果に基づいてデータベー
スに登録されているロケーションを獲得する。
【0036】
【発明の実施の形態】〔全体の概略構成〕本発明の実施
の形態を図面に基づいて説明する。本基本システム構成
例は、インターネットを利用した構成例である。
【0037】図1は、全体の概略構成を示す模式図であ
る。図1中、電子データの通信網であるネットワークと
して機能するインターネット101が仮想的に示されて
おり、インターネット101を経由して、コンテンツ送
信クライアント102、2次コンテンツ受信クライアン
ト103、情報仲介サーバー104、情報提供サイト1
05及びサービス提供サイト106が接続可能となって
いる。
【0038】ここで、コンテンツ送信クライアント10
2は、コンテンツの作成者が利用するクライアント端末
である。情報仲介サーバー104は、情報仲介者が運営
する情報仲介用のサーバーであり、コンテンツ送信クラ
イアント102からインターネット101を経由して送
信された電子メール等の1次コンテンツ201を加工し
て2次コンテンツ202を作成するのに用いる(図6〜
図8参照)。2次コンテンツ受信クライアント103
は、情報仲介サーバー104で作成されたコンテンツが
配信されるクライアント端末であり、システム構成によ
っては、コンテンツ送信クライアント102と2次コン
テンツ受信クライアント103とが同一のクライアント
端末であることがあり得る。情報提供サイト105及び
サービス提供サイト106は、公開コンテンツ提供手
段、公開コンテンツ提供処理を実現するものであり、公
開コンテンツ203(図8参照)を提供するインターネ
ット101上で公開されている情報提供者及びサービス
提供者が運営するウエブサイトである。公開コンテンツ
203は、会員向にクローズされたものであっても、広
く一般に公開されたものであっても、インターネット1
01上で閲覧可能なものであれば、その種類を問わな
い。
【0039】ここで、情報仲介サーバー104は、コン
テンツ送信クライアント102からインターネット10
1を経由して送信された電子メール等のコンテンツを受
信し、それを加工して2次コンテンツを作成し、その加
工後の2次コンテンツを宛先に送信する。このような処
理を実行するために、情報仲介サーバー104は、デー
タベースとしてのキーワードデータベース108に接続
されており、このキーワードデータベース108から必
要なデータを得る。情報仲介サーバー104における2
次コンテンツ202の作成処理については後述するが、
図1には、その処理を実行するための機能ブロック図が
示されている。つまり、情報仲介サーバー104は、キ
ーワード抽出部109及び2次コンテンツ作成部110
を有し、キーワードデータベース108はキーワード検
索部111、データ保存部112及びデータ登録部11
3を有する。
【0040】図2は、各部で用いられるコンピュータの
基本構成を示すブロック図である。前述したコンテンツ
送信クライアント102、2次コンテンツ受信クライア
ント103、情報仲介サーバー104、キーワードデー
タベース108、情報提供サイト105及びサービス提
供サイト106は、すべてコンピュータである。その概
略構造としては、図2に示すように、各種演算処理を実
行して各部を集中制御するCPU114及びメモリ11
5を基本構成とするマイクロコンピュータを主体とし
て、このマイクロコンピュータに、通信装置116、ハ
ードディスク117、表示装置118、入力装置11
9、及びCD−ROMドライブ120がバス接続された
構成となっている。そして、ハードディスク117に
は、CPU114及びメモリ115を基本構成とするマ
イクロコンピュータに所定の処理を実行させるためのデ
ータコードを記述するプログラム121がインストール
されている。このプログラム121は、一般的にはCD
−ROM等に格納された形態でパッケージングされてお
り、CD−ROMドライブ120でのリード動作によっ
てハードディスク117にインストールされる。もっと
も、CD−ROMというのは一例であり、プログラムを
格納する記憶媒体としては、フレキシブルディスク等の
磁気的な記録媒体でも、CD−RやDVD−ROM、D
VD−RAM等の光学的な記憶媒体でも、どのようなも
のであっても良い。更には、プログラム121は、イン
ターネット101等のネットワークを経由して通信装置
116を介して取り込まれ、ハードディスク117にイ
ンストールされたものであっても良い。プログラム12
1を記憶するものは、如何なるものであってもプログラ
ムを格納する記憶媒体になり得る。
【0041】図3は、データベースの一例を示す模式図
である。このデータベース122は、キーワードデータ
ベース108中のデータ保存部112に保存されてお
り、キーワード122aに対応させて公開コンテンツ2
03のロケーションとしてのURL122bが格納され
ている。ここで、キーワード122aとURL122b
との対応関係は、本システムの使用用途に応じて適宜規
定し得る。例えば、検索用の情報提供システムとして構
築する場合には、キーワード122aのメタファとなり
得る情報を含む公開コンテンツ203のURL122b
が格納される。一例として、「タンチョウ」というキー
ワード122aに対しては、「WEB動物図鑑」のUR
L122bが格納されるという具合である(図3及び図
8参照)。これに対して、広告用の情報提供システムと
して構築する場合には、キーワード122aに対して広
告に関する公開コンテンツ203のURL122bが格
納される。この場合、キーワード122aと公開コンテ
ンツ203との関係は、公開コンテンツ203がキーワ
ード122aのメタファをなすような関係であっても、
広告主が所望のキーワード122aを購入したというよ
うな動機付けで関連付けられるような関係であっても、
どのような関係であっても良い。例えば、「ツアー」と
いうキーワード122aに対しては「ABC観光
(株)」の公開コンテンツ203、「スキー」というキ
ーワード122aに対しては「新潟スキー場」の公開コ
ンテンツ203、「夜行バス」というキーワード122
aに対しては「XYZ交通」の公開コンテンツ203が
それぞれメタファを構成する(図12参照)。
【0042】図9は、データベース122の別の一例を
示す模式図である。このデータベース122では、キー
ワード122aにURL122b及び地域情報122c
が対応付けられて格納されている。例えば、「野鳥」と
いうキーワード122aに対して、「鎌倉/湘南」とい
う地域情報122cが格納されている場合には、公開コ
ンテンツ203として、「鎌倉野鳥愛好会」の公開コン
テンツ203のURL122bが格納されている。
【0043】ここで、図1中に、情報仲介サーバー10
4において2次コンテンツ202の作成処理を実行する
ための機能ブロック図を示したが、この機能ブロック図
に示されている機能は、実際には、図2に示すハードウ
エア構成によって実現される。具体的には、キーワード
抽出部109は、コンテンツ送信クライアント102か
ら送信された1次コンテンツ201であるメール本文か
らキーワードを抽出する。この際、情報仲介サーバー1
04のハードディスク117にインストールされたプロ
グラム121に従い情報処理を行なうCPU114及び
メモリ115は、メール本文に対して形態素解析を施
し、キーワードを抽出する。そして、キーワードデータ
ベース108も、そのハードディスク117にインスト
ールされたプログラム121に従い情報処理を行なうC
PU114及びメモリ115が所定の処理を実行する。
つまり、キーワードデータベース108は、そのデータ
保存部112に、データ登録部113を経て登録された
図3又は図9に示すようなデータベース122を保存し
ている。そこで、キーワードデータベース108は、キ
ーワードを抽出した情報仲介サーバー104からの指示
によって、キーワード検索部111がデータ保存部11
2に格納されたデータベース122から情報仲介サーバ
ー104において抽出されたキーワード122aを検索
し、そのキーワード122aに対応付けられたURL1
22bを獲得する。そして、キーワードデータベース1
08は、獲得したURL122bを情報仲介サーバー1
04に送信する。情報仲介サーバー104は、その2次
コンテンツ作成部110において、コンテンツ送信クラ
イアント102から送信された1次コンテンツ201で
あるメール本文に対して、受信したURL122bを付
与する。ここでの処理は、メール本文をHTMLテキス
トに変換し、その中にアンカーとしてURL122bを
付与するという処理を実行する(図7参照)。こうし
て、2次コンテンツ202が作成される。
【0044】情報仲介サーバー104は、作成した2次
コンテンツ202をインターネット101上で公開する
こともできるし、インターネット101を介してコンテ
ンツ送信クライアント102に返送することも、インタ
ーネット101を介して2次コンテンツ受信クライアン
ト103に配信することもできる。これらの公開、返送
及び配信の各機能は、周知技術によって実現されるた
め、その説明は省略する。
【0045】〔第1の基本システム構成例〕前記の技術
を用いた第1の基本システム構成例について図1ないし
図8に基づいて説明する。
【0046】図4は、データ及び貨幣の交換を伴うビジ
ネス方法を示す模式図である。本例は、コンテンツ送信
クライアント102を用いて1次コンテンツを作成する
コンテンツ作成者に対して、情報仲介サーバー104が
検索情報を提供する情報提供システムとして構築されて
いる。つまり、本例では、コンテンツ作成者は2次コン
テンツの受信者であり、この者は、情報仲介サーバー1
04を用いたビジネスを行なう情報仲介者に会費を支払
う。ここでの会費の支払いは、情報処理を利用した銀行
からの振込み処理、情報処理を利用したデポジット金額
の引き落とし処理等、データ処理によって実現すること
もできる。情報仲介者は、情報提供サイト105を用い
たビジネスを行なう情報提供者に対して、報償金を支払
い、情報提供者によるその者のウエブサイトの維持と質
の向上を支援する。そして、情報仲介者は、コンテンツ
作成者から送信された1次コンテンツに基づいて2次コ
ンテンツを作成し、これをコンテンツ作成者でもあるコ
ンテンツ受信者に返信する。
【0047】これにより、コンテンツ作成者兼コンテン
ツ受信者は、自分が作成した1次コンテンツ201であ
るメール本文に対して、そのメール本文からキーワード
として抽出された名詞にURLにアクセスすることがで
きるアンカーが付与された2次コンテンツ202を受け
取ることができ、この2次コンテンツ202のキーワー
ドを、入力装置119である例えばマウスディバイスに
よってクリックすることで、そのキーワードに付与され
たアンカーが指定するURLにアクセス可能となる。
【0048】このようなシステム構成上、情報仲介サー
バー104と組で使用されるキーワードデータベース1
08のデータ保存部112には、情報提供サイト105
のURL122bがキーワード122aと対応付けられ
たデータベース122が格納される(図3参照)。この
場合、情報提供を目的としているため、キーワード12
2aとURL122bによってロケーション指定される
公開コンテンツ203とは、公開コンテンツ203がキ
ーワード122aに対してメタファの関係を構成するよ
うに選択される。例えば、「北海道」というキーワード
122aに対しては「北海道振興協会のページ」のUR
L122bが対応付けられ、「釧路湿原」というキーワ
ード122aに対しては「道東観光情報」のURL12
2bが対応付けられ、「タンチョウ」というキーワード
122aに対しては「WEB動物図鑑」のURL122
bが対応付けられている。
【0049】図5は2次コンテンツの作成処理の流れを
示すフローチャート、図6はキーワード抽出処理の流れ
を示す模式図、図7は2次コンテンツの作成時における
HTML文書作成手順を示す模式図、図8は完成した2
次コンテンツの一例を示す模式図である。
【0050】ここで、図5を参照しながら情報仲介サー
バー104がそのハードディスク117にインストール
されたプログラム121に従い実行する処理の流れを説
明する。まず、情報仲介サーバー104は、インターネ
ット101を経由してコンテンツ送信クライアント10
2から送信された原文、つまり、1次コンテンツ201
(図6(a)参照)を受信し、これをメモリ115に保
存する(ステップS101)。この原文は、例えば、
「今度の休みは北海道を旅行したい。特に釧路湿原を回
って、タンチョウを見たい。」というようなテキスト文
である。そして、その原文に対して公知の形態素解析を
施し(ステップS102)、テキストデータを分割して
品詞情報を持つ小さな語句とする。つまり、上記のテキ
スト文であれば、「今度/の/休み/は/北海道/を/
旅行/し/たい/。/特に/釧路湿原/を/回っ/て
/、/タンチョウ/を/見/たい/。」という語句が得
られる(図6(b)参照)。そこで、これらの語句から
キーワード候補を抽出するために(図6(c)参照)、
分割された語句から最初の語句を取り出し(ステップS
103)、その語句が名詞であるかどうかを判定する
(ステップS104)。その語句が名詞であるとの判定
は、その後句がキーワード候補であることの判定を意味
する。そこで、その語句がキーワード候補であると判定
されたら(ステップS104のY)、次に、それがキー
ワード122aであるかどうかの判定処理を行なう(ス
テップS105)。ここでのキーワード122aかどう
かの判定は、そのキーワード候補である語句が図3に示
すデータベース122に登録されているかどうかを判定
することを意味する。そこで、このステップS105で
の処理は、キーワードデータベース108のキーワード
検索部111に対して検索指示をかけることによる。情
報仲介サーバー104は、キーワードデータベース10
8からの返答によってその語句がキーワード122aで
あるかどうかを認識する。キーワードデータベース10
8からの返答には、そのキーワード122aに対応付け
られたURL122bが含まれている。そこで、キーワ
ード122aであった場合には(ステップS105の
Y)、その語句をHTMLのアンカータグで挟み、その
アンカータグにキーワード122aと共にキーワードデ
ータベース108から送信されたURL122bを挿入
し、これをメモリ115中のバッファ領域に出力する
(ステップS107)。これに対して、ステップS10
4でキーワード候補が名詞では無いと判定された場合
(ステップS104のN)、又は、ステップS105で
キーワード候補がキーワード122aではないと判定さ
れた場合(ステップS105のN)には、その後句をそ
のままメモリ115中のバッファ領域に出力する(ステ
ップS106)。その後、キーワード候補中における次
の語句の有無が判定され(ステップS108)、次の語
句がある場合には次の語句を取り出して(ステップS1
09)、ステップS104の判定処理にリターンする。
【0051】ここで、ステップS106及びステップS
107の実行によってメモリ115中のバッファ領域に
出力された語句及びアンカータグで挟まれたキーワード
122aは、図7に示すように、HTML文書を構成す
る。そこで、図5に示す処理が終了した場合には、メモ
リ115中のバッファ領域に図7に例示するようなHT
ML文書が完成し、これによって、1次コンテンツ20
1に基づいて2次コンテンツ202が作成される。
【0052】情報仲介サーバー104は、こうして作成
した2次コンテンツ202をインターネット101経由
で2次コンテンツ受信クライアント103に配信する。
本基本システム構成例では、2次コンテンツ受信クライ
アント103は、コンテンツ送信クライアント102で
ある。もっとも、2次コンテンツ受信クライアント10
3とコンテンツ送信クライアント102とは別のコンピ
ュータであっても良い。これは、コンテンツ送信クライ
アント102から情報仲介サーバー104への1次コン
テンツ201の送信に際し、2次コンテンツ202の配
信先を指示する配信先指示情報を送信情報に含ませてお
けば容易に実現される。
【0053】2次コンテンツ受信クライアント103で
は、配信された2次コンテンツ202をブラウザで表示
した場合、2次コンテンツ202中のアンカータグで挟
まれたキーワード122aがアンダーラインや別色表示
等の手法で強調表示される(図8参照)。そして、これ
らのキーワード122aをマウスディバイス等でクリッ
クすると、アンカータグで挟まれたURL122bがイ
ンターネット101を経由してインターネットプロバイ
ダに送信され、そのURL122bを持つ公開コンテン
ツ203にアクセスすることができ、その公開コンテン
ツ203の内容を2次コンテンツ受信クライアント10
3においてブラウズすることが可能となる。こうして、
コンテンツ作成者兼2次コンテンツ受信者に情報の提供
がなされる。
【0054】ここで、図8より明らかなように、2次コ
ンテンツ202は、図6(a)に示す1次コンテンツ2
01に対して外見上大きく変化しない。このため、コン
テンツの表示内容が見易いものとなる。また、2次コン
テンツ202は、1次コンテンツ201に対してURL
122bを指定するアンカーが付加されているに過ぎな
いため、1次コンテンツ201と比較してデータサイズ
が激増するようなことがない。したがって、見易さ及び
データサイズの両面から、2次コンテンツ202の閲覧
者であるコンテンツ作成者兼2次コンテンツ受信者に、
不愉快な思いをさせることを防止することができる。
【0055】また、情報検索という側面からは、単純な
キーワード検索と異なり、自然言語中のキーワードにU
RLが付加されるという検索手法が採用されるため、情
報検索希望者により希望に沿う情報を提供することが可
能となる。
【0056】〔第2の基本システム構成例〕前記の技術
を用いて行なう第2の基本システム構成例を図9及び図
10に基づいて説明する。図9はデータベース122の
一例を示す模式図、図10は1次コンテンツ201と完
成した2次コンテンツ202との一例を示す模式図であ
る。なお、第1の基本システム構成例と同一部分は同一
符号で示し説明も省略する。
【0057】本例では、前述した地域情報122cを含
むデータベース122が用いられる。そこで、キーワー
ド122aに基づくURL122bの検索に当たり、地
域情報122cが考慮される。
【0058】つまり、コンテンツ送信クライアント10
2から情報仲介サーバー104に送信する1次コンテン
ツ201としての送信テキストには、「local:」
に続けて地域の名称を書き込む。すると、情報仲介サー
バー104においては、キーワード122aにURL1
22b及び地域情報122cを対応付けられて格納する
図9に例示するデータベース122を検索し、キーワー
ド122aと地域情報122cとの両面からキーワード
122aを検索する。例えば、図9中、「野鳥」という
キーワード122aには、「新横浜/港北」という地域
情報122cと「鎌倉/湘南」という地域情報122c
とが含まれている。そこで、1次コンテンツ201中に
「local:新横浜」という地域指定名称が含まれて
いるとすると、情報仲介サーバー104は、「新横浜/
港北」という地域情報122cを含んでいる「野鳥」と
いうキーワード122aのみを検索する。これにより、
情報仲介サーバー104は、1次コンテンツ201中の
「野鳥」というキーワード122aに、「新横浜/港
北」という地域情報122cを含んでいる「野鳥」とい
うキーワード122aに対応付けられたURL122b
のみのアンカーを付与して2次コンテンツ202を作成
する(図10参照)。その結果、本基本システム構成例
では、2次コンテンツ202の閲覧者がより興味を持ち
そうな公開コンテンツ203のアンカーをキーワードに
付加することができ、したがって、公開コンテンツ20
3の利用価値をより一層高めることができる。
【0059】〔第3の基本システム構成例〕前記の技術
を用いて行なう第3の基本システム構成例について図1
1及び図12に基づいて説明する。図11はデータ及び
貨幣の交換を伴うビジネス方法を示す模式図、図12は
1次コンテンツと完成した2次コンテンツとの一例を示
す模式図である。なお、第1〜第2の基本システム構成
例と同一部分は同一符号で示し説明も省略する。
【0060】図11に示すように、本例では、情報仲介
者は、例えばインターネットプロバイダである。コンテ
ンツ作成者は、インターネットプロバイダである情報仲
介者とインターネット接続契約を結ぶ。この契約として
は、インターネット接続料を無料にする等の特典をコン
テンツ作成者に付与する代わりに、その者の電子メール
に広告を付するという契約である。この場合、情報仲介
サーバー104がデータ処理による課金システムを備え
ているとすると、ここでは、情報仲介サーバー104
は、コンテンツ作成者の接続料を無料とするようなデー
タ処理を実行することになる。広告は、情報仲介者に広
告料を支払っているサービス提供者の広告である。つま
り、情報仲介者はサービス提供者から広告料を受け取
り、その代わりにコンテンツ作成者と無料のインターネ
ット接続契約を結び、このコンテンツ作成者の電子メー
ルを必ず情報仲介者経由で2次コンテンツ受信者に配信
されるようにする、というシステム構成である。ここで
の広告料の支払いは、情報処理を利用した銀行からの振
込み処理、情報処理を利用したデポジット金額の引き落
とし処理等、データ処理によって実現することもでき
る。したがって、情報仲介者は、コンテンツ作成者から
送信された電子メールという1次コンテンツにサービス
提供者の広告を付与し、2次コンテンツ受信者に配信す
るという処理が行なわれる。この場合、コンテンツ作成
者と2次コンテンツ受信者とは、基本的には異なる人で
ある。
【0061】より具体的な例としては、図12に示すよ
うに、コンテンツ作成者が、「スキーへいく件ですが、
良いツアーは見つかりましたか?夜行バスを利用すれ
ば、安くあがりそうですね。」というメール本文を作成
し、これを1次コンテンツとしてコンテンツ送信クライ
アント102から情報仲介サーバー104に送信した場
合を想定する。この場合、図5に示すステップS105
において、「スキー」、「ツアー」及び「夜行バス」が
キーワード122aとして検索された場合、情報仲介サ
ーバー104では、それぞれのキーワード122aに対
応付けられた「新潟スキー場」、「ABC観光(株)」
及び「XYZ交通」という公開コンテンツ203にアク
セスするためのURL122bがそれらのキーワード1
22aにそれぞれアンカーとして付与された2次コンテ
ンツ202が作成され、これが2次コンテンツ受信者の
2次コンテンツ受信クライアント103にインターネッ
ト101経由で送信される。この場合、コンテンツ送信
クライアント102と2次コンテンツ受信クライアント
103とは、基本的に異なる所有者に所有されたコンピ
ュータである。
【0062】そこで、そのような2次コンテンツ202
を受信した2次コンテンツ受信クライアント103の表
示装置118では、図12に広告付きメールとして示す
ような表示をブラウズすることが可能となる。そして、
2次コンテンツ受信クライアント103では、「スキ
ー」、「ツアー」及び「夜行バス」のそれぞれのキーワ
ードをクリックすることで、それぞれにアンカーとして
付与されたURL122bによって指定される公開コン
テンツ203をブラウズできる。
【0063】以上の処理がハードウエア上でどのように
実行されるかについては、前記した第1、第2の基本シ
ステム構成例で説明したとおりなので、その説明は省略
する。
【0064】〔URLの選択等について〕以上の基本シ
ステム構成例などにおいて、公開コンテンツ203とし
て提供する情報の絞込みが不十分であると、2次コンテ
ンツ受信者に対して有用な情報を提供することができ
ず、公開コンテンツ203による広告等の効果が充分な
効果を発揮することができない。
【0065】そこで、キーワード122aに関連したU
RL122bを抽出する際には、URL122bが示す
公開コンテンツ203について、キーワード122aの
全文検索等の処理を行ない、有用な情報となる公開コン
テンツ203のURL122bを的確に抽出できるよう
にする。かかる処理の複数例を、以下の(1)〜(6)
で説明する。
【0066】(1)全文検索その1 図13、図14は、この処理について説明するフローチ
ャートである。図13、図14に示すように、まず、電
子メールなどの1次コンテンツ201からキーワード1
22aを抽出する(ステップS201)。この抽出した
キーワード122aの数をN個とし、その各キーワード
122aをK(1)〜K(N)とする。このキーワード
122aの抽出は、図5を参照して前記した方法と同様
の手段で行なうことができる。ステップS201により
キーワード抽出手段を実現している。
【0067】そして、キーワードデータベース108に
M個のURL122bが登録されていて、これをU
(1)〜U(M)とすると、各キーワードK(1)〜K
(N)について、各URL122b(U(1)〜U
(M))が示す公開コンテンツ203の全文検索処理を
行なう(ステップS205〜S209)。全文検索処理
については多くの手法が提案されて、これは周知の技術
であるため、詳細な説明は省略する。
【0068】URL122b(U(1)〜U(M))が
示す公開コンテンツ203について全て、各キーワード
K(1)〜K(N)の全文検索処理が終了したときは
(ステップS202のN)、C(n)の値が最大となる
nを求める(ステップS210)。なお、ステップS2
10の例では最大値を求めているが、一定程度以上の上
位にあるもの(例えば、上位3位まで等)を全て求める
ようにしてもよい(後述するステップS310,S31
6,S412,S512,S612,S712について
も同様である)。
【0069】すなわち、全文検索処理により、キーワー
ドK(i)がヒットした(U(j)がロケーションを示
す公開コンテンツ203中にキーワードK(i)が存在
した)(ステップS207のY)ときは、そのヒット件
数C(j)をカウントするので(ステップS208)、
最も多くのキーワードK(n)を含む公開コンテンツ2
03を特定することができ、キーワードK(1)〜K
(N)のAND検索を行なうことができる。ステップS
202〜S210によりロケーション獲得手段を実現し
ている。
【0070】そして、最も多くのキーワードK(n)を
含む公開コンテンツ203をキーワードK(1)〜K
(N)で全文検索処理し、この公開コンテンツ203の
URL122b(U(m))のアンカーを、1次コンテ
ンツ201中に含まれるキーワード122aであって、
全文検索処理でヒットしたものに対して埋め込んで、2
次コンテンツ202を作成する(ステップS211〜S
216)。そして、作成した2次コンテンツ202を送
信する(ステップS217)。ステップS211〜S2
17により2次コンテンツ作成手段を実現している。
【0071】なお、URL122bは1つだけ選択する
のではなく、多くのキーワードK(n)にヒットした上
位から順に複数個選択するようにするなどして、それぞ
れのキーワード122aの候補に適宜割り振る等の方法
も考えられる。このように、複数のキーワード122b
のAND検索を用いて、2次コンテンツ202にアンカ
ーを付与する公開コンテンツ203(のURL122
b)を選択することで、2次コンテンツ受信者にとって
必要な情報が掲載された公開コンテンツ203の抽出精
度が高くなる。
【0072】(2)全文検索その2 図15、図16は、この処理について説明するフローチ
ャートである。図15、図16において、ステップS3
01〜ステップS310の処理は、全文検索その1のス
テップS201〜ステップS210の処理と同様であ
る。ステップS301によりキーワード抽出手段を、ス
テップS302〜S310によりロケーション獲得手段
を実現している。これにより、各キーワードK(1)〜
K(N)について、各URL122b(U(1)〜U
(M))が示す公開コンテンツ203の全文検索処理を
行ない、最も多くのキーワードK(n)を含む公開コン
テンツ203を特定して、キーワードK(1)〜K
(N)のAND検索を行なうことができる。
【0073】この全文検索その2の処理が全文検索その
1の処理と相違する点は、最も多くのキーワードK
(n)を含む公開コンテンツ203を全文検索して(ス
テップS313)、この公開コンテンツ203中で最大
頻出のキーワード(K(p))を求め(ステップS31
4,S316)、1次コンテンツ201に含まれている
最大頻出のキーワードK(p)に対して、最も多くのキ
ーワードK(1)〜K(n)を含む公開コンテンツ20
3のURL122bのアンカーを埋め込んで、2次コン
テンツ202を作成する(ステップS311〜S31
7)。ステップS311〜S317により2次コンテン
ツ作成手段を実現している。
【0074】(3)データベース検索その1 図17、図18は、この処理について説明するフローチ
ャートである。以下の例では、第1〜第3の基本システ
ム構成例と同様に、キーワードデータベース108でキ
ーワード検索を行なうが、その手法が第1〜第3の基本
システム構成例で説明したものとは異なっている。
【0075】すなわち、この例でも、電子メールなどの
1次コンテンツ201からキーワード122aを抽出す
る(ステップS401)。ステップS401によりキー
ワード抽出手段を実現している。キーワードデータベー
ス108には、M個のURL122bが登録され、この
各URL122bに対応して複数のキーワード122a
が登録されている。この各URL122bのキーワード
122aの数をV(n)個とする。そして、1次コンテ
ンツ201から抽出した各キーワード122aを対象
に、URL122bごとに各キーワード122aをキー
ワードデータベース108で検索し、URL122bご
とにキーワード122aのヒット数を求める(ステップ
S402〜S411)。次に、ヒットしたキーワード1
22aを最も多く含むURL122bを抽出する(ステ
ップS412)。ステップS402〜S412によりロ
ケーション獲得手段を実現している。
【0076】そして、キーワードデータベース108の
検索で抽出されたURL122aに対応付けられている
キーワード122aと同一の1次コンテンツ201中の
語句(キーワード122a)に対しては、当該URL1
22aアンカーを埋め込んで(ステップS413〜S4
20)、2次コンテンツ202を作成する。ステップS
413〜S420により2次コンテンツ作成手段を実現
している。
【0077】(4)データベース検索その2 図19、図20は、この処理について説明するフローチ
ャートである。このデータベース検索その2の処理にお
いて、ステップS501〜S512の処理は、データベ
ース検索その1のステップS401〜S412の処理と
同様であり、これにより、1次コンテンツ201から抽
出されたキーワード122aを対象に、URL122b
ごとに各キーワード122aをキーワードデータベース
108で検索し、URL122bごとにキーワード12
2aのヒット数を求め、このヒットしたキーワード12
2aを最も多く含むURL122bが抽出される。ステ
ップS501によりキーワード抽出手段を、ステップS
502〜S512によりロケーション獲得手段を実現し
ている。
【0078】このデータベース検索その2で使用するキ
ーワードデータベース108では、URL122bに対
応している複数の各URL122bには、ポイント50
1(1以上の値)が付されている。図21は、このよう
なキーワードデータベース108の例である。そして、
キーワードデータベース108でヒットしたキーワード
122aを最も多く含むURL122bが抽出されると
(ステップS512)、先のデータベース検索(ステッ
プS501)で抽出されたキーワード122aであっ
て、かつ、1次コンテンツ201から抽出されたキーワ
ード122aのうち、最もポイント501が高い語句を
選択し(ステップS513〜S520)、その語句に対
応したURL122bのアンカーを埋め込んで(ステッ
プS521)、1次コンテンツ201から2次コンテン
ツ202を作成し、送信する(ステップS522)。ス
テップS513〜S521により2次コンテンツ作成手
段を実現している。
【0079】例えば、図21の例で、キーワード122
aを最も多く含むURL122bとして“http://www.x
xx.yyy”が選択された場合、「北海道」「旅行」という
2つのキーワード122aにヒットしているが、ポイン
ト501が高い「北海道」に対してURL122bのア
ンカーが付与される。
【0080】(5)データベース検索その3 図22、図23において、この処理について説明するフ
ローチャートである。このデータベース検索その3の処
理においても、データベース検索その2の処理と同様
に、1次コンテンツ201からキーワードを抽出する
(ステップS611)。ステップS611によりキーワ
ード抽出手段を実現している。そして、この抽出された
キーワード122aを対象に、URL122bごとに各
キーワード122aをキーワードデータベース108
(図21参照)で検索し、URL122bごとにキーワ
ード122aがヒットしたときは、そのヒットしたキー
ワード122aに付されているポイント501を、当該
URL122bごとに加算していき(ステップS602
〜S611)、この加算したポイントの最も多いURL
122bを抽出する(ステップS612)。ステップS
602〜S612によりロケーション獲得手段を実現し
ている。
【0081】そして、このURL122bに対応付けら
れているキーワード122aで、1次コンテンツ201
中においてキーワードデータベース108でヒットした
ものと同じ語句に当該URL122bのアンカーを埋め
込んで(ステップS613〜S619)、2次コンテン
ツ202を作成し、この2次コンテンツ202を送信す
る(ステップS620)。ステップS613〜S619
により2次コンテンツ作成手段を実現している。
【0082】(6)データベース検索その4 図24、図25において、この処理について説明するフ
ローチャートである。このデータベース検索その4の処
理においても、データベース検索その3の処理と同様
に、1次コンテンツ201からキーワードを抽出する
(ステップS701)。ステップS701によりキーワ
ード抽出手段を実現している。そして、この抽出された
キーワード122aを対象に、URL122bごとに各
キーワード122aをキーワードデータベース108
(図21参照)で検索し、URL122bごとにキーワ
ード122aがヒットしたときは、そのヒットしたキー
ワード122aに付されているポイント501を、当該
URL122bごとに加算していき(ステップS702
〜S711)、この加算したポイントの最も多いURL
122bを抽出する(ステップS712)。ステップS
702〜S712によりロケーション獲得手段を実現し
ている。
【0083】そして、キーワードデータベース108で
ヒットしたキーワード122aを最も多く含むURL1
22bが抽出されると(ステップS712)、前記のス
テップS513〜S520と同様に、先のデータベース
検索で抽出されたURL122bに付されているキーワ
ード122aであって、かつ、1次コンテンツ201か
ら抽出されたキーワード122aのうち、最もポイント
501が高い語句を選択し(ステップS713〜S72
0)、その語句に対応したURL122bのアンカーを
埋め込んで(ステップS721)、1次コンテンツ20
1から2次コンテンツ202を作成し、送信する(ステ
ップS722)。ステップS713〜ステップS721
により2次コンテンツ作成手段を実現している。
【0084】
【発明の効果】請求項1,9に記載の発明は、1次コン
テンツから抽出したキーワードに対応するロケーション
の公開コンテンツを全文検索し、この全文検索の結果に
基づいてデータベースに登録されているロケーションを
獲得するので、公開コンテンツとして提供する情報を十
分絞込むことができ、2次コンテンツ受信者に対して有
用な情報を提供し、公開コンテンツによる広告等の効果
を充分に発揮することができる。
【0085】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、1次コンテンツから抽出したキーワー
ドのAND検索として全文検索を行なうことができるの
で、公開コンテンツとして提供する情報を更に十分絞込
むことができ、2次コンテンツ受信者に対して更に有用
な情報を提供し、公開コンテンツによる広告等の効果を
更に充分に発揮することができる。
【0086】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、全文検索により抽出したキーワードの
数が上位にある公開コンテンツを選び、アンカーを付与
することができるので、公開コンテンツとして提供する
情報を更に十分絞込むことができ、2次コンテンツ受信
者に対して更に有用な情報を提供し、公開コンテンツに
よる広告等の効果を更に充分に発揮することができる。
【0087】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、全文検索により抽出したキーワードの
数が上位にある公開コンテンツを選び、2次コンテンツ
中の当該キーワードに対して、選んだ公開コンテンツの
アンカーを付与することができるので、公開コンテンツ
として提供する情報を更に十分絞込むことができ、2次
コンテンツ受信者に対して更に有用な情報を提供し、公
開コンテンツによる広告等の効果を更に充分に発揮する
ことができる。
【0088】請求項5に記載の発明は、1次コンテンツ
から抽出したキーワードが対応付けられている数が上位
にある公開コンテンツのロケーションを獲得するので、
公開コンテンツとして提供する情報を十分絞込むことが
でき、2次コンテンツ受信者に対して有用な情報を提供
し、公開コンテンツによる広告等の効果を充分に発揮す
ることができる。
【0089】請求項6に記載の発明は、1次コンテンツ
から抽出したキーワードが対応付けられている数が上位
にある公開コンテンツのロケーションを獲得し、また、
獲得したロケーションに対応付けられているキーワード
で、かつ、1次コンテンツから抽出されたキーワードの
うち、ポイントが上位にあるものを選択し、1次コンテ
ンツ中の選択したキーワードに獲得したロケーションの
アンカーを付与するので、公開コンテンツとして提供す
る情報を更に十分絞込むことができ、2次コンテンツ受
信者に対して更に有用な情報を提供し、公開コンテンツ
による広告等の効果を更に充分に発揮することができ
る。
【0090】請求項7に記載の発明は、1次コンテンツ
から抽出したキーワードに付されているポイントの合計
が上位にある公開コンテンツのロケーションを獲得する
ので、公開コンテンツとして提供する情報を十分絞込む
ことができ、2次コンテンツ受信者に対して有用な情報
を提供し、公開コンテンツによる広告等の効果を充分に
発揮することができる。
【0091】請求項8に記載の発明は、1次コンテンツ
から抽出したキーワードに付されているポイントの合計
が上位にある公開コンテンツのロケーションを獲得し、
また、獲得したロケーションに対応付けられているキー
ワードで、かつ、1次コンテンツから抽出されたキーワ
ードのうち、ポイントが上位にあるものを選択し、1次
コンテンツ中の選択したキーワードに獲得したロケーシ
ョンのアンカーを付与するので、公開コンテンツとして
提供する情報を更に十分絞込むことができ、2次コンテ
ンツ受信者に対して更に有用な情報を提供し、公開コン
テンツによる広告等の効果を更に充分に発揮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の全体の概略構成を示す
模式図である。
【図2】各部で用いられるコンピュータの基本構成を示
すブロック図である。
【図3】第1の基本システム構成例として、データベー
スの一例を示す模式図である。
【図4】データ及び貨幣の交換を伴うビジネス方法を示
す模式図である。
【図5】2次コンテンツの作成処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図6】キーワード抽出処理の流れを示す模式図であ
る。
【図7】2次コンテンツの作成時におけるHTML文書
作成手順を示す模式図である。
【図8】完成した2次コンテンツの一例を示す模式図で
ある。
【図9】第2の基本システム構成例で用いるデータベー
スの一例を示す模式図である。
【図10】1次コンテンツと完成した2次コンテンツと
の一例を示す模式図である。
【図11】第3の基本システム構成例として、データ及
び貨幣の交換を伴うビジネス方法を示す模式図である。
【図12】1次コンテンツと完成した2次コンテンツと
の一例を示す模式図である。
【図13】全文検索その1を説明するフローチャートで
ある。
【図14】同フローチャートである。
【図15】全文検索その2を説明するフローチャートで
ある。
【図16】同フローチャートである。
【図17】キーワード検索その1を説明するフローチャ
ートである。
【図18】同フローチャートである。
【図19】キーワード検索その2を説明するフローチャ
ートである。
【図20】同フローチャートである。
【図21】キーワード検索その2で用いるキーワードデ
ータベースの説明図である。
【図22】キーワード検索その3を説明するフローチャ
ートである。
【図23】同フローチャートである。
【図24】キーワード検索その4を説明するフローチャ
ートである。
【図25】同フローチャートである。
【図26】従来の一例として、広告が添付されたコンテ
ンツ例を示す模式図である。
【図27】従来の一例として、電子メールに広告が添付
された画面表示例を示す模式図である。
【符号の説明】
106 情報提供装置 121 プログラム 122 データベース 122a キーワード 122b ロケーション(URL) 201 1次コンテンツ 202 2次コンテンツ 203 公開コンテンツ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170Z 419 419B (72)発明者 井上 浩一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B075 KK33 KK37 ND20 NK32 NK44 PP24 5B085 AA08 BG04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字情報を含む1次コンテンツを解析
    し、公開コンテンツのロケーションをキーワードに対応
    付けて登録するデータベースを参照して前記1次コンテ
    ンツから前記データベースに登録されたキーワードを抽
    出するキーワード抽出手段と、 抽出した各キーワードを用いて前記データベースに登録
    されているロケーションの公開コンテンツを全文検索
    し、この全文検索の結果に基づいて前記データベースに
    登録されているロケーションのうち所定のものを獲得す
    るロケーション獲得手段と、 前記1次コンテンツ中のキーワードに対して、獲得した
    ロケーションにアクセスするためのアンカーを付与し、
    これによって2次コンテンツを作成する2次コンテンツ
    作成手段と、を具備する情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記ロケーション獲得手段は、前記抽出
    した各キーワードのAND検索として前記全文検索を行
    なう、請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記ロケーション獲得手段は、前記公開
    コンテンツのうち前記全文検索により抽出した各キーワ
    ードの中で含まれている数が上位にあるもののロケーシ
    ョンを獲得する、請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 【請求項4】 前記2次コンテンツ作成手段は、前記公
    開コンテンツのうち前記全文検索により抽出した各キー
    ワードの中で含まれている数が上位にある各キーワード
    で1次コンテンツに含まれているものに対し、前記ロケ
    ーション獲得手段で獲得したロケーションにアクセスす
    るためのアンカーを付与し、これによって2次コンテン
    ツを作成する、請求項3に記載の情報提供装置。
  5. 【請求項5】 文字情報を含む1次コンテンツを解析
    し、公開コンテンツのロケーションを複数のキーワード
    に対応付けて登録するデータベースを参照して前記1次
    コンテンツから前記データベースに登録されたキーワー
    ドを抽出するキーワード抽出手段と、 抽出した各キーワードを対象に前記ロケーションごとに
    前記データベースを検索し、抽出した各キーワードが対
    応付けられている数が上位にあるロケーションを抽出す
    るロケーション獲得手段と、 前記1次コンテンツ中のキーワードに対して、獲得した
    ロケーションにアクセスするためのアンカーを付与し、
    これによって2次コンテンツを作成する2次コンテンツ
    作成手段と、を具備する情報提供装置。
  6. 【請求項6】 文字情報を含む1次コンテンツを解析
    し、公開コンテンツのロケーションを複数のキーワード
    に対応付け、また、各キーワードにポイントを付して登
    録するデータベースを参照して前記1次コンテンツから
    前記データベースに登録されたキーワードを抽出するキ
    ーワード抽出手段と、 抽出した各キーワードをキーに前記ロケーションごとに
    前記データベースを検索し、抽出した各キーワードが対
    応付けられている数が上位にあるロケーションを抽出す
    るロケーション獲得手段と、 この抽出したロケーションに対応付けられているキーワ
    ードで、かつ、前記キーワード抽出手段で1次コンテン
    ツから抽出されたキーワードのうち、ポイントが上位に
    あるものを選択し、この選択した1次コンテンツ中のキ
    ーワードに対して、獲得したロケーションにアクセスす
    るためのアンカーを付与し、これによって2次コンテン
    ツを作成する2次コンテンツ作成手段と、を具備する情
    報提供装置。
  7. 【請求項7】 文字情報を含む1次コンテンツを解析
    し、公開コンテンツのロケーションを複数のキーワード
    に対応付け、また、各キーワードにポイントを付して登
    録するデータベースを参照して前記1次コンテンツから
    前記データベースに登録されたキーワードを抽出するキ
    ーワード抽出手段と、 抽出した各キーワードをキーに前記ロケーションごとに
    前記データベースを検索し、対応している各キーワード
    に付されているポイントの合計が上位にあるロケーショ
    ンを抽出するロケーション獲得手段と、 前記1次コンテンツ中のキーワードに対して、獲得した
    ロケーションにアクセスするためのアンカーを付与し、
    これによって2次コンテンツを作成する2次コンテンツ
    作成手段と、を具備する情報提供装置。
  8. 【請求項8】 文字情報を含む1次コンテンツを解析
    し、公開コンテンツのロケーションを複数のキーワード
    に対応付け、また、各キーワードにポイントを付して登
    録するデータベースを参照して前記1次コンテンツから
    前記データベースに登録されたキーワードを抽出するキ
    ーワード抽出手段と、 抽出した各キーワードをキーに前記ロケーションごとに
    前記データベースを検索し、対応している各キーワード
    に付されているポイントの合計が上位にあるロケーショ
    ンを抽出するロケーション獲得手段と、 この抽出したロケーションに対応付けられているキーワ
    ードで、かつ、前記キーワード抽出手段で1次コンテン
    ツから抽出されたキーワードのうち、ポイントが上位に
    あるものを選択し、この選択した1次コンテンツ中のキ
    ーワードに対して、獲得したロケーションにアクセスす
    るためのアンカーを付与し、これによって2次コンテン
    ツを作成する2次コンテンツ作成手段と、を具備する情
    報提供装置。
  9. 【請求項9】 文字情報を含む1次コンテンツを解析
    し、公開コンテンツのロケーションをキーワードに対応
    付けて登録するデータベースを参照して前記1次コンテ
    ンツから前記データベースに登録されたキーワードを抽
    出するキーワード抽出処理と、 抽出した各キーワードを用いて前記データベースに登録
    されているロケーションの公開コンテンツを全文検索
    し、この全文検索の結果に基づいて前記データベースに
    登録されているロケーションのうち所定のものを獲得す
    るロケーション獲得処理と、 前記1次コンテンツ中のキーワードに対して、獲得した
    ロケーションにアクセスするためのアンカーを付与し、
    これによって2次コンテンツを作成する2次コンテンツ
    作成処理と、をコンピュータに実行させるコンピュータ
    に読み取り可能なプログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015203934A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 富士通株式会社 制御方法、制御プログラム、制御装置、文字または音声メッセージの処理方法、文字または音声メッセージの処理プログラム、および文字または音声メッセージの処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015203934A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 富士通株式会社 制御方法、制御プログラム、制御装置、文字または音声メッセージの処理方法、文字または音声メッセージの処理プログラム、および文字または音声メッセージの処理装置

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