JP2003222524A - 多数の言語及び形式をサポートするナビゲーションシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる種類のエンドユーザコンピューティン
グプラットフォーム及び異なる言語でのナビゲーション
関連情報を提供する。 【解決手段】 ナビゲーションシステムはナビゲーショ
ン関連情報サーバと顧客インターフェースサーバとを含
む。各顧客インターフェースサーバはエンドユーザ計算
プラットフォームを有するエンドユーザからナビゲーシ
ョン関連情報のため要求を受取る。エンドユーザはデー
タネットワークを介してエンドユーザ計算プラットフォ
ームから顧客インターフェースサーバへナビゲーション
関連情報のため要求を送る。顧客インターフェースサー
バはナビゲーション関連情報サーバから言語及び形式の
独立したナビゲーション関連情報を要求する。ナビゲー
ション関連情報サーバは顧客インターフェースサーバか
ら要求を受取る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の背景】本発明は、ナビゲーションシステムに関
し、より詳細には、本発明は１以上の他のサーバに言語
及び形式独立のナビゲーション関連情報を供給する中央
に配置されたサーバを含み、順番に、言語及び形式独立
のナビゲーション関連情報を使用し、エンドユーザに供
給される特定のナビゲーション命令を定式化するナビゲ
ーションシステムに関する。

【０００２】ナビゲーションシステムは、所望の目的地
への経路を計算し、計算された経路に従うための案内を
供給し、地図を表示する等のような、いろいろな有用な
特徴を提供する。ナビゲーション関連の特徴を伝えるナ
ビゲーションシステムのためのいろいろなコンピュータ
アーキテクチャがある。ナビゲーションシステムのため
のアーキテクチャの一つのタイプでは、エンドユーザは
電子装置を使用し、遠隔に配置されたサーバからナビゲ
ーション情報を得る。エンドユーザの電子装置は、特に
設計されたナビゲーションシステムユニットのような、
特定の目的の装置と同様に、携帯電話、個人デジタル補
助手段（ＰＤＡ）、パーソナルコンピュータ（デスクト
ップ及び携帯）のような通常の目的の装置を含んでいて
もよい。これらのエンドユーザの装置は通信ネットワー
クを介して遠隔に配置されたサーバにナビゲーション関
連情報のための要求を送るために使用される。通信ネッ
トワークはインターネット又は他のタイプの通信媒体を
含んでいてもよい。遠隔に配置されたサーバはエンドユ
ーザの装置からナビゲーション情報のための要求を受取
る時、それは１以上のデータベースに含まれるナビゲー
ションアプリケーションソフトウェアプログラム及び地
図データを使用し、要求に対する応答を決定し、その
後、通信媒体を介してエンドユーザに応答を送る。この
タイプのナビゲーションシステムの例は、米国特許No.
5,543,789に開示されており、その全明細はここにイン
コーポレイテッドバイリファレンスされている。

【０００３】このタイプのナビゲーションシステムアー
キテクチャは幾つかの利点を供給する。１つの利点は更
新された地図データを供給することに関するものであ
る。ナビゲーションシステムにより使用される地図デー
タを更新する必要性は絶えずある。例えば、新しい通り
が建設されたり、道路建設により道路が閉鎖されて迂回
路ができたり、新しい店がオープンしたり、公示速度制
限が変わったり、交差点で新しい方向転換制限ができた
り、通りが改名されたり等である。これらの種類の変更
は地図領域の通行に影響を与えることがある。したがっ
て、ナビゲーションシステムにより使用される地図デー
タは、表示された地理的特徴の変更を正確に反映させる
ために、定期的に更新されるべきである。エンドユーザ
が単一の中央サーバからナビゲーション関連情報を得る
コンピュータア−キテクチャは地図データの更新に関し
て利点を提供する。エンドユーザが中央サーバからナビ
ゲーション関連サービスを得るコンピュータア−キテク
チャにより、更新は中央サーバと関連する地図データベ
ースにのみ適用されることが必要である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】エンドユーザが中央サ
ーバからナビゲーションサービスを得ることでナビゲー
ションシステムアーキテクチャと関連した利点がある
が、取組む必要がある問題がある。１つの問題はいろい
ろな異なる言語においてナビゲーション関連情報を供給
することに関する。例として、いくつかのエンドユーザ
は英語でナビゲーション情報を欲しがることがあるが、
他のエンドユーザはフランス語、スペイン語、又は別の
言語でナビゲーション情報を欲しがることがある。別の
問題は、いろいろな形式のためナビゲーション関連情報
を供給することに関する。例として、あるエンドユーザ
はナビゲーション関連情報を示す地図の地理的画像をサ
ポートするシステムを有していることがあるが、他のエ
ンドユーザはテキスト命令のみをサポートするシステム
を有していることがある。ナビゲーションサーバはいろ
いろな異なる言語及びいろいろな異なるタイプのエンド
ユーザシステムをサポートするのが望ましい。しかし、
これは、異なる言語の数と同様に、異なるタイプのエン
ドユーザシステムがかなり多数にのぼるので、達成する
ことが困難なことがある。したがって、異なる種類のエ
ンドユーザコンピューティングプラットフォーム及び異
なる言語でのナビゲーション関連情報の提供を促進する
改善の必要性がある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】これらの及び他の目的を
達成するため、本発明は言語及び形式独立の形式でナビ
ゲーション関連情報を供給するナビゲーション関連情報
サーバを含むシステム及び方法を備えている。ナビゲー
ション関連情報サーバは１以上の顧客インターフェース
サーバからナビゲーション関連情報のための要求に応答
する。各顧客インターフェースサーバはエンドユーザコ
ンピューティングプラットフォームを有するエンドユー
ザからのナビゲーション関連情報のための要求を受取
る。エンドユーザはデータネットワークを介してエンド
ユーザコンピューティングプラットフォームから顧客イ
ンターフェースサーバにナビゲーション関連情報のため
の要求を送る。エンドユーザに応答するため、顧客イン
ターフェースサーバはナビゲーション関連情報サーバか
ら言語及び形式独立ナビゲーション関連情報を要求す
る。ナビゲーション関連情報サーバは顧客インターフェ
ースサーバから要求を受取る。ナビゲーション関連情報
のため各要求に応えるため、ナビゲーション関連情報サ
ーバは１以上の地図データベースを使用し、言語及び形
式独立データ構造を定式化する。これらの言語及び形式
独立データ構造は顧客インターフェースサーバに送られ
る。顧客インターフェースサーバはナビゲーション関連
情報サーバから言語及び形式独立応答を受取り、エンド
ユーザに送られる言語及び形式特有の応答を定式化す
る。

【０００６】一実施例では、ナビゲーション関連の情報
サーバにより供給される言語及び形式独立データ構造は
ＸＭＬ形式である。顧客インターフェースサーバはＸＭ
Ｌスタイル集を使用し、エンドユーザに送られる言語及
び形式特有の応答を定式化する。

【０００７】

【発明の実施の形態】Ｉ．ナビゲーションシステムの概
要 図１は地図領域１００を示している。地図領域１００
は、大都市又は田舎領域、州、国、又はそれらの組合
せ、又は比較可能なサイズの他の領域に対応していても
よい。道路網１０４は地図領域１００に配置されてい
る。

【０００８】ナビゲーションシステム１１０は地図領域
１００においてエンドユーザ（例えば、他の人々及び商
店と同様に、車両運転手及び乗客）の役に立つ。ナビゲ
ーションシステム１１０はナビゲーション関連サービス
を得るためにエンドユーザにより使用される。ナビゲー
ション関連サービスは、経路計算及び案内を含む、道路
網１０４に沿った通行に関する情報を含んでいる。ナビ
ゲーション関連サービスはまた人々及び商店発見サービ
ス（例えば、電子的な職業別及び個人別電話帳）、地図
表示、関心地点の調査、目的地選択等を含んでいる。

【０００９】ナビゲーションシステム１１０はハードウ
ェア、ソフトウェア及びデータの組合せである。ナビゲ
ーションシステム１１０は遠隔の構成、すなわち、エン
ドユーザから離れて配置されたハードウェア、ソフトウ
ェア又はデータ、及びローカルの構成、すなわち、物理
的にエンドユーザに配置されたハードウェア及び又はソ
フトウェアを含んでいる。

【００１０】ナビゲーションシステム１１０のローカル
構成は、エンドユーザにより操作されるいろいろな電子
装置及びコンピュータプラットフォーム１３０を含み、
ナビゲーションシステム１１０を使用してナビゲーショ
ン関連サービスを要求すると共に得る。これらのいろい
ろなエンドユーザのコンピュータプラットフォーム
（「エンドユーザ電子装置」又は「クライアントコンピ
ューティングプラットフォーム」等とも呼ばれている）
は、車両１３４に配置される特に設計されるナビゲーシ
ョンシステム装置のような特別の目的の装置と同様に、
携帯電話、個人デジタル補助手段（ＰＤＡ、パームパイ
ロット（登録商標）型の装置）、パーソナルコンピュー
タ（デスクトップ及び携帯）のような通常の目的の装置
を含んでいてもよい。

【００１１】エンドユーザ装置１３０は適切なハードウ
ェア及びソフトウェアを有し、データネットワーク１４
０を介してデータを送受信する。データネットワーク１
４０は、将来利用可能となる技術及び又はプロトコルと
同様に、現在利用可能な適切な技術及び又はプロトコル
を使用してもよい。例えば、データネットワーク１４０
はＷＡＰ、ＴＣＰ／ＩＰ、ｉモード等を使用してもよ
い。１以上のプロトコルは適切な会話と共にデータネッ
トワークで使用されてもよい。データネットワーク１４
０はインターネットを含んでいてもよい。

【００１２】データネットワークは無線部分１４２を含
んでいてもよい。無線部分１４２は、セルラ、ＰＣＳ、
衛星、ＦＭ、無線、又は将来開発される技術を含む、無
線通信の適切な形により実施されてもよい。無線部分１
４２は、トランスポンダタワー、アンテナタワー、ＦＭ
タワー、衛星、又は他の適切な手段等の１以上の送信機
１４４を含んでいてもよい。送信機１４４はネットワー
ク１４０への適切な通信リンク１４６を含んでいる。こ
のリンク１４６は地上基地であってもよく、無線であっ
てもよい。送信機１４４はモバイルエンドユーザコンピ
ューティングプラットフォーム１３０と双方向通信を可
能にする適切な技術を含んでいる。

【００１３】II．ナビゲーション関連情報サーバ及び顧
客インターフェースサーバ ナビゲーションシステム１１０の遠隔の構成はナビゲー
ション関連情報サーバ２００及び１以上の顧客インター
フェースサーバ２０２（１），２０２（２）．．．．を
含んでいる。図２はナビゲーション関連情報サーバ２０
０の構成の幾つか及び顧客インターフェースサーバ２０
２（１）の一つを示すブロック図である。（顧客インタ
ーフェースサーバ２０２（１）は同様又は同一の構成を
有するすべての他の顧客インターフェースサーバを代表
している。）

【００１４】Ａ．顧客インターフェースサーバ２０２
（１） 顧客インターフェースサーバ２０２（１）は顧客インタ
ーフェースプロバイダ２２０により維持されると共に管
理される。

【００１５】顧客インターフェースサーバ２０２は通信
システム２２２を含んでいる。通信システム２２２はデ
ータネットワーク１４０とインターフェースする。通信
システム２２２は適切なハードウェア及びソフトウェア
を有し、データネットワーク１４０を介してエンドユー
ザ電子装置１３０からメッセージを受取ると共にそれに
メッセージを送る。通信システム２２２はまたナビゲー
ション関連情報サーバ２００からメッセージを受取るこ
とができると共にそれにメッセージを送ることができ
る。一実施例では、ナビゲーション関連サーバ２００と
通信するために顧客インターフェースサーバ２０２
（１）により使用されるネットワークはエンドユーザ電
子装置１３０と通信するために使用される同一のデータ
ネットワーク（すなわち、ネットワーク１４０）であ
る。

【００１６】顧客インターフェースサーバ２０２（１）
には顧客インターフェースアプリケーション２３０が含
まれている。顧客インターフェースアプリケーション２
３０の一つは加入者サービスアプリケーション２３４で
ある。顧客インターフェースプロバイダ２２０により供
給されるサービスの幾つか又はすべてを使用するため、
エンドユーザは加入者となることを要求されることがあ
る。加入者サービスアプリケーション２３４はこの機能
をサポートするサービスを供給する。加入者サービスの
幾つかは、登録、支払、更新、加入者状況の確認、ター
ゲット広告等を含んでいる。加入者サービスアプリケー
ション２３４はいろいろな加入者に関するいろいろな種
類の情報を含む加入者データベース２３５を使用しても
よい。

【００１７】顧客インターフェースサーバ２０２（１）
の顧客インターフェースアプリケーション２３０の間に
はデータ会話アプリケーション２４０の含まれている。
データ会話アプリケーション２４０はナビゲーション関
連情報サービスを要求するメッセージをエンドユーザ装
置１３０から受取り、エンドユーザにより望まれるナビ
ゲーション関連情報のタイプに関する適切な内容を得
て、エンドユーザの要求に応答するために必要とされる
ナビゲーション関連データのためナビゲーション関連情
報サーバ２００に送る要求を定式化する。データ会話ア
プリケーション２４０はまたナビゲーション関連データ
を含むデータメッセージをナビゲーション関連情報サー
バ２００から受取り、ナビゲーション関連情報サーバ２
００から受取ったメッセージからナビゲーション関連情
報を得て、意味のある言語及び形式特有のナビゲーショ
ン案内又は他の情報をエンドユーザのため定式化し、意
味のある言語及び形式特有の案内又は他の情報をエンド
ユーザコンピューティングプラットフォーム１３０に送
信する。データ会話アプリケーション２４０はより詳細
に後述する。

【００１８】Ｂ．ナビゲーション関連情報サーバ ナビゲーション関連情報サーバ２００はナビゲーション
関連情報プロバイダ２６０により維持されると共に管理
される。

【００１９】ナビゲーション関連情報サーバ２００は通
信システム２６６を含んでいる。通信システム２６６は
データネットワークとインターフェースする。ナビゲー
ション関連情報サーバ２００と関連する通信システム２
６６は適切なハードウェア及びソフトウェアを有し、一
実施例ではデータネットワーク１４０であるデータネッ
トワークを介して他の顧客インターフェースサーバ２０
２（２）．．．と同様に、顧客インターフェースサーバ
２０２（１）からメッセージを受取ると共にそれにメッ
セージを送る。

【００２０】ナビゲーション関連情報のサーバ２００に
関連するのは１以上の地図データベース２７０である。
地図データベース２７０はナビゲーションサービスサー
バ２００に配置される媒体に格納されている。将来開発
される記憶媒体と同様に、固定又はハードディスク、Ｄ
ＶＤディスク又は他の現在利用可能な記憶媒体を含め
て、いろいろな記録媒体が使用されてもよい。

【００２１】地図データベース２７０は、（図１の地図
領域１００のような）１以上の地図領域又は適用区域内
又はそれらに関する道路及び交差点についての情報を含
んでいる。この情報は、道路の通行方向の制限（例え
ば、一方通行の通り）、方向転換制限、通りの住所、通
りの名称、速度制限等のような、範囲の地図領域の道路
の位置を特定するデータを含むと共に道路に関する特徴
についてのデータをも含んでいる。地図データベース２
７０はまた、ホテル、レストラン、博物館、競技場、事
務所、自動車販売代理店、自動修理店等のような地図領
域の関心点についての情報をも含んでいてよい。地図デ
ータベース２７０はまた、都市、町、又は他の共同体の
ような場所についての情報を含んでいてもよい。地図デ
ータベース２７０は地図領域についての他のデータを含
んでいてもよい。

【００２２】一実施例では、地図データ２７０及びそこ
に含まれるデータは、イリノイ州、シカゴ市のナビゲー
ションテクノロジーズ社により供給される。しかし、他
のエンティティにより開発されると共に供給されるデー
タベースはまたそこに開示された幾つかの実施例の使用
に適していてもよいことが理解される。

【００２３】地図データベース２７０は各種異なる形及
び又は形式をとってもよい。地図データベースは各種ナ
ビゲーション関連情報及び機能の供給を促進するため１
以上の形式で組織されてもよい。一定のナビゲーション
関連機能の性能を高めるために地図データベースを組織
する方法は、米国特許No.5,974,419、5,968,109、及び
5,953,722に説明されており、その全明細はここにイン
コーポレイテッドバイリファレンスされている。

【００２４】地図データベース２７０を組織するために
使用される一形式はナビゲーションテクノロジーズ社に
より供給されるＳＤＡＬ（登録商標）形式である。本実
施例は特定の形式に限定されるものではなく、他の形式
が使用されてもよい。

【００２５】III．ナビゲーションアプリケーション ナビゲーション関連情報サーバ２００に関連しているの
はナビゲーションアプリケーション２８０である。ナビ
ゲーションアプリケーション２８０は別の構成要素のア
プリケーション（プログラム、サブプログラム、ルーチ
ン、ツールとも呼ばれる）から形成されてもよい。ナビ
ゲーションアプリケーション２８０は定義されたプログ
ラミングインターフェースを介して一緒に作動する。ナ
ビゲーションアプリケーション２８０はナビゲーション
関連情報のいろいろな異なるタイプを供給するためナビ
ゲーション関連情報サーバ２００に関連する地図データ
ベース２７０を使用する。

【００２６】図３はナビゲーション関連情報サーバ２０
０に幾つかのナビゲーション関連アプリケーション２８
０を示している。図３に示されたアプリケーションに加
えて、ナビゲーション関連情報サーバ２００は他のナビ
ゲーションアプリケーションを含んでいてもよい。

【００２７】ナビゲーションアプリケーション２８０は
ナビゲーション関連情報サーバ２００により実行される
特定のナビゲーション機能を供給するプログラムであ
る。図３の実施例では、ナビゲーションアプリケーショ
ン２８０は地図データベース２７０からデータを要求す
ると共に獲得し、顧客インターフェースサーバ２０２
（１），２０２（２）．．．からナビゲーション情報の
ためその要求を満たすためにそのデータを使用する。ナ
ビゲーションアプリケーション２８０は地図データベー
ス２７０から直接地図データを獲得してもよく、又は代
わりに、ナビゲーションアプリケーション２８０はイン
ターフェースレイヤ２８４及びオペレーティングシステ
ム２８６を介してデータを獲得してもよい。

【００２８】図３に示されているように、ナビゲーショ
ンアプリケーション２８０は管理アプリケーション２８
８を含んでいる。管理アプリケーション２８８はナビゲ
ーション関連情報サーバ２００のナビゲーションアプリ
ケーションに総合的なインターフェースを供給するプロ
グラム又はルーチンである。

【００２９】ナビゲーション関連情報サーバ２００のナ
ビゲーションアプリケーション２８０の間には経路計算
アプリケーション２９０がある。図３の実施例では、経
路計算アプリケーション２９０はナビゲーションマネー
ジャ２８８からその入力を受取る。経路計算アプリケー
ション２９０は少なくとも起点及び所望の目的地を明ら
かにするデータの形式の入力を受取る。経路計算アプリ
ケーション２９０はまた経路の計算に影響を与えるさら
なる入力情報をも受取ってもよい。例えば、経路計算ア
プリケーション２９０へのさらなる入力は有料道路又は
高速道路等の回避のようなユーザの好みを明記するデー
タを含んでいてもよい。入力は経路計算に影響を与える
ことがある経路が開始される日時を明確にするデータを
含んでいてもよい。

【００３０】起点及び目的地の部分を確認するデータを
与えて、経路計算のアプリケーション２９０は地図デー
タベース２７０からのデータを使用し、起点と目的地の
間の経路を計算する。経路計算アプリケーション２９０
はこの目的のため各種手段又はアルゴリズムを使用して
もよい。例えば、経路計算アプリケーション２９０はＡ
^*アルゴリズム又はDykstraアルゴリズムのいずれかを使
用してもよい。代わりに、経路計算アプリケーション２
９０は米国特許No.6,192,314に開示された経路を計算す
るための法方を使用してもよく、その全明細はここにイ
ンコーポレイテッドバイリファレンスされている。米国
特許No.6,192,314に開示された方法は経路が計算可能な
幾つかの方法だけを表わしており、ここにクレームされ
た主題は経路計算の特定の方法に限定されるものではな
い。現在公知な又は将来開発される適切な経路計算方法
が使用されてもよい。

【００３１】使用される方法に拘らず、経路計算アプリ
ケーション２９０は起点と目的地の間の法的に有効な解
決経路を形成する連続した道路（又はそのセグメント）
を確認するリストの形式の出力を供給する。「法的に有
効な解決経路」は、一方通行の通り、方向転換制限等の
ような、公知の交通制限に適合している。経路計算アプ
リケーション２９０により使用される方法は１以上の所
定の基準に合せるため解決経路を最適化するように設計
されてもよい。そのような基準は好くなとも通行時間、
最短距離、最少方向転換等を含んでいてもよい。経路計
算アプリケーション２９０により使用される方法が１以
上の基準のため最適化される解決経路を見出すように設
計された場合、解決経路は理想的にはこれらの１以上の
基準にも合致する。

【００３２】図３の実施例では、経路計算アプリケーシ
ョン２９０の出力は経路計算対象３０２の形式である。
図４は経路計算対象３０２の構成要素を表わす図であ
る。経路計算対象３０２は複数の道路セグメントのデー
タエンティティ（すなわち、seg1,seg2,seg3...seg
(n)）を明らかにする整列リスト３０４を含んでいる。
複数のデータエンティティは経路計算アプリケーション
２９０により計算される起点と目的地の間の連続する案
内可能経路を形成する道路セグメントを表わしている。
これらのセグメントは連続経路を形成するので、それぞ
れのセグメントはリストの後続セグメントとノードを共
有する。例えば、図４に示されているように、セグメン
ト”seg2”及び”seg3”が共通のノード”Ｎ３”を有す
るように示されている。経路計算対象３０２は道路セグ
メントのデータエンティティの整列リストに加えて他の
情報３０６を含んでいてもよい。

【００３３】図３を参照すると、経路計算対象３０２は
経路計算アプリケーション２９０により作られるが、経
路案内アプリケーション３１０への入力として使用され
る。（経路案内アプリケーション３１０はナビゲーショ
ンアプリケーション２８０のもう一つのものである。）
経路案内アプリケーション３１０は操作方法生成アプリ
ケーション３２０から成る。操作方法生成アプリケーシ
ョン３２０は経路計算アプリケーション２９０により形
成された経路計算対象３０２をその入力として使用す
る。操作方法生成アプリケーション３２０により行われ
る機能を供給する方法は米国特許No.6,199,013に開示さ
れ、その全明細はここにインコーポレイテッドバイリフ
ァレンスされている。ここで説明される操作方法生成ア
プリケーション３２０は関連特許に開示された主題に類
似している。）操作方法生成アプリケーション３２０は
少なくとも２つの機能を行う。操作方法生成アプリケー
ション３２０は経路計算対象３０２のセグメントデータ
エンティティの整列リストの情報を使用し、計算された
経路に沿ったどの位置をエンドユーザに操作又アドバイ
ザリ命令で解説すべきか決定する。さらに、解説が必要
であると決定されたそれぞれの位置のため、操作方法生
成アプリケーション３２０は特定の位置のため操作又は
アドバイザリ命令を与えるのに必要な情報を収集する。

【００３４】これらの機能を実行するには、操作方法生
成アプリケーション３２０は２つの対象を使用する。図
５を参照すると、操作方法生成アプリケーション３２０
は（操作方法生成）構成対象３３０及び操作方法生成対
象３４０を含んでいる。（操作方法生成）構成対象３３
０は操作規則３３２を含んでいる。これらの操作規則３
３２は経路計算対象３０２のデータ及び地図データベー
ス２７０からのデータを使用して適用される。これらの
規則は計算された経路に沿った位置を操作命令でいつ解
説すべきかを決定する。上述したように、経路計算対象
３０２は道路セグメントを表わすデータエンティティの
リスト３０４を含んでいる。このリストは連続する経路
を形成する道路セグメントを表わしているので、リスト
３０４のデータエンティティにより表わされたそれぞれ
の道路セグメントはリストの近接のデータエンティティ
により表わされた道路セグメントでノード（すなわち、
「終点」）を共有する。操作規則３３２はリスト０４の
これらのノードのそれぞれに適用される。

【００３５】操作規則３３２を適用するにおいて、計算
された経路の通行方向が考慮に入れられる。したがっ
て、計算された経路が操作規則３３２により試験される
ノードに導くセグメントは入口セグメントとして確認さ
れる。計算された経路が操作規則３３２により試験され
るノードから導くセグメントは出口セグメントとして確
認される。さらに、計算された経路の一部分ではない
が、入口及び出口セグメントでこの同じノードを共有す
るすべての他の道路セグメントは確認される。すべての
これらの道路セグメントを表わすデータエンティティは
データベース２７０から得られる。

【００３６】操作規則３３２は表３３３の形式で供給さ
れる。表は複数の操作タイプ３３４及び複数の操作状態
試験３３５を定義する。これらの操作タイプ３３４のそ
れぞれは計算された経路から試験されるノードで生成可
能な特定の種類の構成の変化を特徴付ける。それぞれの
操作タイプ３３４は特有の符号又は数字を割当てられ
る。

【００３７】それぞれの操作状態試験３３５は正又は負
の返答だけを受け入れるように定式化されている。表３
３３で定義されたそれぞれの操作タイプ３３４は複数の
操作状態試験３３５の特有のサブセットと関連してい
る。それぞれの操作状態試験３３５は、（入口セグメン
ト、出口セグメント、利用可能及び利用不可能なセグメ
ントと関連するデータのような）データベース２７０か
ら得られたデータエンティティのデータを使用し、操作
状態試験で特定された状態が満足されるかどうかを確か
める。計算された経路３０４のそれぞれのノードのた
め、操作タイプ３３４と関連するすべての操作状態試験
が満足された場合、操作命令はノード位置のため要求さ
れる。

【００３８】解説を要求する操作方法生成アプリケーシ
ョンにより決定されるそれぞれの位置のため、操作方法
生成アプリケーション３２０は操作方法データ構造３５
０を形成し、操作方法生成対象３４０に操作方法データ
構造を付加する。操作方法生成アプリケーション３２０
により形成されたそれぞれの操作方法データ構造３５０
は経路に沿った位置でエンドユーザに操作命令を供給す
るために必要な情報を含み、解説がエンドユーザに供給
されるために決定される。操作方法データ構造のために
要求される幾つかのデータは、操作命令がノードの位置
で要求されるかどうかを決定するために試験されたセグ
メントデータエンティティに含まれるか又はそれから得
られる。さらなるデータは操作方法生成構成対象により
データベース２７０から得られ又は導かれるために要求
されてもよい。

【００３９】図６はそれぞれの操作方法データ構造３５
０に含まれる種類のデータを示している。一実施例で
は、操作方法データ構造３５０はＣデータ構造として形
成されている。地図データベースから必要な又は得られ
るさらなるデータと同様に、操作方法と関連するノード
を共有するセグメントデータエンティティからのデータ
を使用して、操作方法生成対象３４０は操作方法データ
構造３５０の各種メンバに対応するデータを収集する。
データはそれらが利用可能な範囲で収集される。利用さ
れるデータがない場合（例えば、操作位置の道路の一つ
の名前がない場合）、データ構造のメンバは空のままで
あってもよい。

【００４０】データ構造３５０にはノードで合致するセ
グメントの数を確認するフィールド３５０（１）（１）
が含まれている。ノードへの入口及び出口セグメント３
５０（１）（２），３５０（１）（３）が確認される。
それぞれのセグメント（入口及び出口）のため、データ
構造３５０は、（もしあれば）セグメント３５０（２）
（４）の名称、セグメント（例えば、制御された入口、
通り、傾斜路）３５０（２）（６）のデータベース分
類、及び入口セグメント３５０（２）（８）に対するセ
グメントの角度の確認を提供する。さらに、データ構造
はまた、（上述したような）操作タイプ３５０（４）
（２）、次の操作３５０（４）（４）への距離、及び操
作が複数の操作３５０（４）（１）に含まれるかどうか
を明らかにするために使用可能なフィールドをも含んで
いる。（複数の操作は、操作命令が要求されると決定さ
れる位置が別の近接位置に非常に近く、同時にエンドユ
ーザに２以上の操作命令を表わすのが好ましいことを操
作命令が要求されると決定される時に操作方法生成対象
により定義されてもよい。複数の操作が定義される距離
は構成可能であり、道路セグメントに沿った速度制限、
距離、ランク等を含む各種要因の関数であってもよ
い。）

【００４１】データ構造はまた出口道路のためのコンテ
キスト情報を供給するためのフィールドを含んでいても
よい。この種の情報は、出口セグメントの名称がない時
のように、操作方法構造の他の情報が完全に出口を説明
するのに十分でない時に有用となることがある。コンテ
キスト情報のためのフィールドは、（名称がない時のよ
うに）出口セグメントの名称が十分でない場合に操作の
出口を説明する目的地ストリング３５０（３）（１）を
含んでいてもよい。コンテキスト情報３５０（３）は別
の道路に対する出口の位置を与える「位置」３５０
（３）（２）のためのフィールドを含んでいてもよい
（例えば、前、後、前方、後方、右又は左）。コンテキ
スト情報３５０（３）は出口道路に入るためにとられる
角度を与える「回転角度」のためのフィールドを含んで
いてもよい。コンテキスト情報は開始操作の間に使用可
能で、とられる最初の方向（例えば、北、南、東、西、
北西等）を供給する「方向」３５０（３）（５）のため
のフィールドを含んでいてもよい。コンテキスト情報３
５０（３）は、「対する（relative to）」３５０
（３）（４）のためのフィールドを含んでいてもよい。
「対する」フィールド３５０（３）（４）は開始の操作
で使用されなければならない。「対する」フィールド３
５０（３）（４）は通行する最初の交差点を与える。そ
れは出口セグメントの名称がない場合に使用されること
もできる（例えば、メイン通り後の「右折」）。コンテ
キスト情報３５０（３）は環状交差点操作のために使用
可能な「出口数」３５０（３）（６）のためのフィール
ドを含んでいてもよい。この「出口数」のフィールド３
５０（３）（６）は所望の出口に達する前に環状交差点
に沿って通行される出口数を含んでいる。

【００４２】上述した数に加えて、操作方法データ構造
３５０はさらなるメンバ３５０（５）を含んでいてもよ
い。

【００４３】操作方法データ構造はアドバイザリを与え
るための情報をも含んでいる。アドバイザリは操作と必
ずしも関連しない有用な解説情報のタイプである。アド
バイザリは道路網に変更があった時に供給されるが、特
定の運転操作は要求されない。例えば、橋又はトンネル
に入ったり又は出たりした時にアドバイザリが供給され
てもよい。操作方法データ構造３５０は１以上のアドバ
イザリタイプのリスティング３５０（４）（３）を含む
フィールドを含んでいる。図５を再度参照すると、特定
のノードで操作方法を解説するかどうかを決定すると共
にそれによりデータ構造を形成するために使用される操
作規則３３２に加えて、操作方法構成対象３３０はアド
バイザリ規則３７０をも含んでいる。アドバイザリ規則
３７０は経路計算対象３４２のそれぞれのノードに適用
される。操作規則３３２と同様に、アドバイザリ規則３
７０は表３７２の形式である。アドバイザリ規則の表３
７２は１組のアドバイザリタイプと１組のアドバイザリ
状態試験３７８を含んでいる。それぞれのアドバイザリ
タイプ３７６はノードで供給可能な特定の種類のアドバ
イザリを特徴付けている。それぞれのアドバイザリタイ
プ３７６は特有の符号又は数字を割当てられる。それぞ
れのアドバイザリ状態試験３７８は正及び負の結果のみ
を許容するように定式化される。特有のサブセットのア
ドバイザリ状態試験３７８はそれぞれの異なるアドバイ
ザリタイプ３７６と関連している。アドバイザリタイプ
３７６と関連するすべてのアドバイザリ状態試験のため
正の結果が得られた場合、そのアドバイザリタイプ３７
６はその位置で操作と関連している。

【００４４】操作のための規則と異なり、アドバイザリ
のための規則は特有の結果を要求しない。したがって、
経路に沿って与えられた位置のため、１つのアドバイザ
リタイプ、複数のアドバイザリタイプがあってもよく、
又はアドバイザリタイプがなくてもよい。それぞれのア
ドバイザリタイプ３７６のための数字又は符号はその位
置のために形成されたデータ構造３５０に含まれてい
る。

【００４５】アドバイザリ規則の適用は操作規則の適用
とは無関係である。したがって、アドバイザリ規則の適
用は、同じ位置で操作規則の適用が操作命令が与えられ
ることを要求しない場合でさえ、経路に沿った位置でア
ドバイザリ命令が供給されることを要求可能である。ア
ドバイザリ命令がある位置で与えられることをアドバイ
ザリ規則の適用が要求したが、同じ位置で操作の適用が
操作命令が与えられることを要求しなかった場合、操作
方法データ構造はデータが利用可能な範囲までデータ構
造の数のためデータを含むその位置のため形成される。
そのような位置のために形成される操作方法データ構造
は「０」の操作タイプを有するだろう。

【００４６】操作方法生成構成対象３４０は経路計算対
象３４２のデータエンティティのリスト３４４をトラバ
ースし、計算された経路に沿った各ノードが操作規則３
３２により試験されるようになっている。（そのような
情報が利用可能な範囲まで）上記識別されたフィールド
のそれぞれのための情報を有する操作方法データ構造３
５０は計算された経路のそれぞれの位置のために形成さ
れ、操作タイプのためのすべての操作状態試験又はアド
バイザリタイプのためのすべてのアドバイザリ状態試験
が満たされる。このプロセスにより形成された操作方法
データ構造３５０は操作方法生成対象３４０に順序正し
く含まれている。

【００４７】図３を参照すると、操作方法生成対象３４
０はビルダーアプリケーション４００に与えられる。ビ
ルダーアプリケーション４００はナビゲーション関連情
報サーバ２００に含まれている。ビルダーアプリケーシ
ョン４００は操作方法生成アプリケーション３２０から
供給される操作方法生成対象３４０をとり、操作方法対
象４０から情報を引き出し、操作方法生成対象３４０か
らの情報を含む言語及び形式独立のデータを形成し、言
語及び形式独立データ構造４２０を出力する。図３の実
施例では、ビルダーアプリケーション４００はＸＭＬ
（拡張可能なメイクアップ言語）のビルダークラスであ
り、言語及び形式独立データ構造４２０はＸＭＬストリ
ングである。言語及び形式独立データ構造４２０は少な
くとも２つの方法で分配される。これらの２つの方法は
生成したストリング４２０をファイルに保管すること、
又は生成したストリング４２０をその呼び出し人、すな
わち、顧客インターフェースサーバ２０２に送ることを
含んでいる。

【００４８】一実施例では、ビルダーアプリケーション
４００はＣ⁺⁺を使用して実行される。この実施例では、
ビルダーアプリケーション４００はＸＭＬジェネレータ
４４０を含んでいる。ＸＭＬジェネレータ４４０は操作
方法生成対象３４０をとり、ストリング４２０を作り出
す。ストリング４２０は顧客インターフェースプロバイ
ダ２２０へ送信するため通信システム２６６に通過され
る操作対象４０のＸＭＬ表現を含んでいる。

【００４９】以下の例はＸＭＬ構造の内容を示してい
る。これらのエレメントの名称は顧客インターフェース
プロバイダにより使用されるＸＭＬスタイル集に参照し
やすく載せられている。

【００５０】例

【００５１】IV．顧客インターフェースサーバのデータ
会話アプリケーション 図２を参照すると、言語及び形式独立データ構造４２０
はデータネットワーク１４０を介してナビゲーション関
連情報サーバ２００から顧客インターフェースサーバ２
０２（１）に送られる。顧客インターフェースサーバが
言語及び形式独立データ構造４２０を受取った時、デー
タ会話アプリケーション２４０は言語及び形式独立デー
タ構造４２０に含まれる操作データを引き出す。その
後、データ会話アプリケーション２４０は言語及び形式
独立データ構造４２０の内容を使用して操作命令を発展
させる。操作命令はナビゲーション関連情報を要求した
エンドユーザの選択言語で形成される。さらに、操作命
令を形成する時、データ会話アプリケーション２４０は
命令をフォーマット化し、命令が要求するエンドユーザ
のコンピューティングプラットフォームに供給されるよ
うになっている。

【００５２】データ会話アプリケーション２４０がナビ
ゲーション関連情報サーバ２００から受取る言語及び形
式独立データ構造４２０がＸＭＬ形式であった場合、デ
ータ会話アプリケーション２４０はＸＭＬスタイル集４
６０を使用してもよい。スタイル集４６０はビルダーア
プリケーション４００により使用されるＸＭＬ形式に従
う。

【００５３】一実施例では、データ会話アプリケーショ
ン２４０はＨＴＭＬ形式でエンドユーザコンピューティ
ングプラットフォームに操作命令を供給する。データ会
話アプリケーション２４０はこの目的のためスタイル集
を含んでいる。この実施例によれば、データ会話アプリ
ケーション２４０により使用されるＨＴＭＬスタイル集
はナビゲーション関連情報サーバ２００から供給された
ＸＭＬデータ４２０を使用し、ＨＴＭＬ形式で操作命令
を含むＨＴＭＬデータファイルを生成する。その後、Ｈ
ＴＭＬデータファイルはデータネットワーク１４０を介
してエンドユーザコンピューティングプラットフォーム
１３０に送られ、ＨＴＭＬデータファイルは、インター
ネットブラウザのように、ＨＴＭＬを処理可能なアプリ
ケーションを使用して、エンドユーザに操作命令を示す
ために使用されることができる。

【００５４】Ｖ．利点 幾つかの利点は開示したナビゲーションシステムの実施
例から生じる。ナビゲーションシステムは異なるタイプ
のコンピューティングプラットフォームを有するエンド
ユーザにナビゲーションサービスを獲得させる。ナビゲ
ーションシステムはまた異なる言語でエンドユーザに支
持を受取らせる。開示された実施例は、特定の言語の支
持及び特定の形式の支持のように、顧客特有の問題から
ナビゲーション関連情報を供給する機能を分割すること
によりこれらの利点を達成する。

【００５５】上述した詳細な説明は限定よりむしろ例示
とみなされることを意図しており、すべての等価物を含
む請求の範囲が発明の範囲を定義することを意図してい
ることが理解される。

【図面の簡単な説明】

【図１】地図領域を通して配置されたエンドユーザの計
算装置にナビゲーションサービスを供給するナビゲーシ
ョンシステムの実施例の構成を示すブロック図である。

【図２】図１のナビゲーション関連情報プロバイダ及び
顧客インターフェースプロバイダの構成を示すブロック
図である。

【図３】図１及び２のナビゲーション関連情報サーバに
インストールされたナビゲーションアプリケーションの
構成を示すブロック図である。

【図４】図３の経路計算対象の構成を示す図である。

【図５】図３の操作方法生成アプリケーションの構成を
示す図である。

【図６】図５の操作方法データ構造の一つの構成数を示
す図である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2F029 AA02 AC09 AC14 5B085 BA07 BG02 BG07 CA02 CA04 CA07 5H180 AA01 BB02 BB04 BB05

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 エンドユーザの電子装置と、 顧客インターフェースサーバと、 ナビゲーションサービスサーバと、を備え、 前記エンドユーザの電子装置はナビゲーションサービス
   のため前記顧客インターフェースサーバに要求を送ると
   共に前記顧客インターフェースサーバから前記要求に対
   する応答を受取り、 前記顧客インターフェースサーバは、前記エンドユーザ
   の電子装置からの前記要求の受取りにより、インターネ
   ットを介して照会メッセージを前記ナビゲーションサー
   ビスサーバに送信することをプログラミングすることを
   含み、前記照会メッセージは前記要求に応答するためナ
   ビゲーション情報を要求し、 前記ナビゲーションサービスサーバは前記顧客インター
   フェースサーバから前記照会メッセージを受取り、前記
   ナビゲーションサービスサーバにインストールされたナ
   ビゲーションアプリケーション及びそれと関連した地図
   データベースを使用し、言語独立応答メッセージを前記
   照会メッセージに定式化し、前記言語独立応答メッセー
   ジを前記顧客インターフェースサーバに送り、 前記顧客インターフェースサーバは前記言語独立応答メ
   ッセージを前記ナビゲーションサービスサーバから受取
   ることにより、前記応答を定式化すると共に前記エンド
   ユーザの電子装置に前記応答を送るプログラミングをさ
   らに含んでいることを特徴とするナビゲーションシステ
   ム。
2. 【請求項２】 前記エンドユーザの電子装置からのナビ
   ゲーションサービスのための前記要求は前記インターネ
   ットを介して前記顧客インターフェースサーバに送られ
   る請求項１に記載のナビゲーションシステム。
3. 【請求項３】 前記言語独立応答メッセージはＸＭＬ形
   式である請求項１に記載のナビゲーションシステム。
4. 【請求項４】 前記顧客インターフェースサーバはＸＭ
   Ｌスタイル集を使用し、前記エンドユーザの電子装置に
   送られる前記応答を定式化する請求項１に記載のナビゲ
   ーションシステム。
5. 【請求項５】 前記エンドユーザの電子装置に送られる
   前記応答はＨＴＭＬ形式である請求項１に記載のナビゲ
   ーションシステム。
6. 【請求項６】 前記顧客インターフェースサーバはＸＭ
   Ｌスタイル集を使用し、前記エンドユーザの電子装置に
   送られる前記応答をＨＴＭＬ形式に定式化する請求項５
   に記載のナビゲーションシステム。
7. 【請求項７】 ナビゲーションシステムを使用して経路
   情報を供給するための方法であって、 顧客インターフェースサーバで、目的地への経路指示の
   ためエンドユーザからデータネットワークを介して要求
   を受取り、 命令を操るために、前記顧客インターフェースサーバか
   らナビゲーション関連情報サーバに前記データネットワ
   ークを介してメッセージを送り、 前記ナビゲーション関連情報サーバで、前記顧客インタ
   ーフェースサーバから前記メッセージを受取った後、前
   記目的地への経路を計算すると共に前記目的地への経路
   に沿って進むため一連の操作方法（maneuver）を決定
   し、 前記ナビゲーション関連情報サーバで、前記一連の操作
   方法を表わす言語及び形式独立データ構造を形成し、 前記ナビゲーション関連情報サーバから前記顧客インタ
   ーフェースサーバに前記データネットワークを介して前
   記言語及び形式独立データ構造を送り、 前記顧客インターフェースサーバで、前記ナビゲーショ
   ン関連情報サーバから受取った前記言語及び形式独立デ
   ータ構造を使用し、言語及び形式特有の操作命令を形成
   し、 前記顧客インターフェースサーバから前記データネット
   ワークを介して前記エンドユーザに言語及び形式特有の
   操作命令を供給することを含むことを特徴とする方法。
8. 【請求項８】 前記言語及び形式特有の操作命令はＨＴ
   ＭＬ形式である請求項７に記載の方法。
9. 【請求項９】 前記言語及び形式独立データ構造はＸＭ
   Ｌ形式である請求項７に記載の方法。
10. 【請求項１０】 前記データネットワークは前記インタ
    ーネットを含む請求項７に記載の方法。
11. 【請求項１１】 前記顧客インターフェースサーバはＸ
    ＭＬスタイルシートを使用し、前記言語及び形式特有の
    操作命令を形成する請求項７に記載の方法。