JP2003222415A - ヒートポンプ装置 - Google Patents
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Abstract
の圧力を上昇させることが可能なヒートポンプ装置を提
供する。 【解決手段】 圧縮機15と、利用側熱交換器16と、
減圧機構17と、熱源側熱交換器18とを順次接続し、
高圧異常のときに高圧遮断器を作動させるヒートポンプ
装置である。圧縮機15の停止圧力となる高圧遮断器2
4の実際の作動圧力を記憶している。高圧側圧力が高圧
遮断器24の実際の作動圧力よりも低い基準圧力を越え
たときに、高圧遮断器24を作動させることなく、圧縮
機15を停止させる。
Description
置に関するものである。
すように、圧縮機51と、利用側熱交換器52、減圧機
構としての電動弁53、熱源側熱交換器54とを順に接
続して構成される。そして、圧縮機51の吐出管55に
は、高圧遮断器(HPS)56が介設されている。すな
わち、高圧側が何らかの原因で異常に上昇した場合に、
この高圧遮断器56を動作させると共に、圧縮機51を
停止させるのである。
らつきがある。例えば、高圧遮断器56の作動圧力を1
4.2MPaに設定した場合、+0〜−0.6MPa程
度の誤差がある。そのため、通常運転時の高圧圧力を、
上記高圧遮断器56の作動圧力の下限値である13.6
MPaよりも低い圧力としなければならなかった。
通常運転時の高圧圧力を上昇しようとすれば、高圧遮断
器56の作動圧力や設計圧力を上昇させる必要がある。
しかし、設計圧力を上げれば、配管肉厚が大となった
り、装置全体が大型化したりする。
に通常時よりも上昇することもあり、一旦高圧遮断器5
6が作動して、圧縮機51が停止すれば、そのまま再起
動させることができず、メンテナンス要員(サービスマ
ン)が点検を行わなければならなかった。すなわち、高
圧遮断器56が作動すれば、ヒートポンプ装置を長期
(長時間)にわたって使用することができなくなり、ユ
ーザーは快適生活をいとなむことができないおそれがあ
った。
めになされたものであって、その一の目的は、設計圧力
を上昇させることなく、通常動作時の圧力を上昇させる
ことが可能なヒートポンプ装置を提供することにある。
また、他の目的は、高圧遮断器の作動を抑制して、運転
を長時間継続させることが可能なヒートポンプ装置を提
供することにある。
ポンプ装置は、圧縮機15と、利用側熱交換器16と、
減圧機構17と、熱源側熱交換器18とを順次接続し、
高圧異常のときに高圧遮断器24を作動させるヒートポ
ンプ装置であって、上記圧縮機15の停止圧力となる上
記高圧遮断器24の実際の作動圧力を記憶していること
を特徴としている。
15の停止圧力となる上記高圧遮断器24の実際の作動
圧力を記憶しているので、高圧遮断器24の実際の作動
圧力に基づいて各種制御を行うことができ、設計圧力を
上昇させなくても、従来より運転範囲の拡大を図ること
ができる。
力が上記高圧遮断器24の実際の作動圧力よりも低い基
準圧力を越えたときに、この高圧遮断器24を作動させ
ることなく、上記圧縮機15を停止させることを特徴と
している。
圧側圧力が上記高圧遮断器24の実際の作動圧力よりも
低い基準圧力を越えたときに、高圧遮断器24を作動さ
せることなく、上記圧縮機15を停止させることがで
き、高圧遮断器24の作動を回避(防止)することがで
きる。これにより、この高圧上昇が一時的である場合
に、そのまま再運転させたりすることができる。このよ
うな制御は、例えば以下のようにして行うことができ
る。すなわち、高圧遮断器24の誤差を考慮した設計上
の最低動作圧力に基づいて、圧縮機15を停止すべき圧
力を定めておき、高圧遮断器24の実際の動作圧力が、
上記設計上の最低動作圧力を越えた圧力差分だけ、圧縮
機15を実際に停止する圧力を上昇させて設定するので
ある。
力が上記圧縮機15の停止圧力を越えないように、上記
圧縮機15の周波数を制御して、上記圧縮機15の停止
を防止することを特徴としている。
圧側圧力が上記圧縮機15の停止圧力を越えて、圧縮機
15が停止しそうなときに、圧縮機15の周波数を制御
することによって、高圧側圧力を低下(垂下)させるこ
とができる。これにより、圧縮機15の停止を回避し
て、長時間の継続運転が可能となる。
臨界で使用する超臨界冷媒を用いたことを特徴としてい
る。
圧圧力が高く、高圧圧力制御に細心の注意を払う必要が
ある冷媒を用いているので、上記各作用が一段と顕著に
現われる。また、オゾン層の破壊、環境汚染等の問題が
なく、地球環境にやさしいヒートポンプ装置となる。
置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1はこのヒートポンプ装置の簡略図を
示し、このヒートポンプ装置2は、貯湯タンク3に貯め
られた温水を沸き上げてこの貯湯タンク3に貯えるもの
であり、この貯湯タンク3に貯湯された温湯が図示省略
の浴槽等に供給される。すなわち、貯湯タンク3には、
その底壁に給水口5が設けられると共に、その上壁に出
湯口6が設けられている。そして、給水口5から貯湯タ
ンク3に水道水が供給され、出湯口6から高温の温湯が
出湯される。また、貯湯タンク3には、その底壁に取水
口10が開設されると共に、側壁(周壁)の上部に湯入
口11が開設され、取水口10と湯入口11とが循環路
12にて連結されている。そして、この循環路12に水
循環用ポンプ13と熱交換路14とが介設されている。
なお、給水口5には給水用流路8が接続されている。
備え、この冷媒回路は、圧縮機15と、熱交換路14を
構成する利用側熱交換器(水熱交換器)16と、減圧機
構(電動膨張弁)17と、熱源側熱交換器(空気熱交換
器)18とを順に接続して構成される。すなわち、圧縮
機15の吐出管19を水熱交換器16に接続し、水熱交
換器16と電動膨張弁17とを冷媒通路20にて接続
し、電動膨張弁17と蒸発器18とを冷媒通路21にて
接続し、空気熱交換器18と圧縮機15とをアキューム
レータ22が介設された冷媒通路23にて接続してい
る。また、冷媒に超臨界で使用する超臨界冷媒(例え
ば、炭酸ガス)を用いる。なお、図1において、29a
は外気温度を検出する外気温度検出用サーミスタであ
る。
S)24と、圧力センサ30aとが介設されている。さ
らに、上記圧縮機15にはインバータ26が接続され、
このインバータ26への入力電流値を検出する後述する
入力電流検出手段27としての変成器(CT)27aが
設けられている。なお、空気熱交換器18にはこの空気
熱交換器18の能力を調整するファン28が付設されて
いる。
に、水循環用ポンプ13を駆動(作動)させると、貯湯
タンク3の底部に設けた取水口10から貯溜水(低温
水)が流出し、これが循環路12の熱交換路14を流通
する。そのときこの温湯は水熱交換器16によって加熱
され(沸き上げられ)、湯入口11から貯湯タンク3の
上部に返流される。このような動作を継続して行うこと
によって、貯湯タンク3に高温の温湯を貯湯することが
できる。
は、図2に示すように、外気温度検出手段29と、圧力
検出手段30と、入力電流検出手段27と、記憶手段3
2と、制御手段33等を備える。そして、圧力検出手段
30は上記圧力センサ30aにて構成でき、高圧側の圧
力を検出する。また、入力電流検出手段27は上記変成
器27aにて構成でき、圧縮機15の入力電流を検出す
る。さらに、外気温度検出手段29は外気温度検出用サ
ーミスタ29aにて構成することができる。なお、上記
記憶手段32や制御手段33は例えばマイクロコンピュ
ータを用いて構成することができる。
何らかの原因で異常に上昇した場合に、この高圧遮断器
24が作動すれば、圧縮機15を停止させることにな
る。しかしながら、高圧遮断器24が作動した場合、一
時的な高圧上昇であっても、直ちに再度の運転を行うこ
とができない。このため、一時的な高圧上昇の場合に
は、この高圧遮断器24を作動させないのが好ましい。
そこで、このヒートポンプ装置では、上記圧力検出手段
30にて高圧側の圧力を監視(検出)して、高圧遮断器
24が作動する前に圧縮機15をソフト的に停止させる
ようにしている。なお、この一時的な高圧上昇は、この
実施の形態のように、水循環用ポンプ12を有する場
合、この水循環用ポンプ12にごみやエア(空気)が入
り込んだりすることによって生じる。
断器24の実際の作動圧力よりも所定値だけ低い基準圧
力を予め設定しておき、高圧側圧力がこの基準圧力を越
えたときに、制御手段33からの指令にて上記圧縮機1
5を停止させることとしている。この場合、上記記憶手
段32に、高圧遮断器24の実際の作動圧力を記憶させ
ている。すなわち、このヒートポンプ装置を製品として
出荷する際の検査において、このヒートポンプ装置に装
着される高圧遮断器24の実際の作動圧力を検出し、こ
のデータを記憶させるものである。
れる圧力値(PR)を図3に示すように、A〜Eのゾー
ンに分けてゾーン毎に圧縮機15の周波数の上記制御手
段33で上限制限を行う。Aゾーン(復帰ゾーン)は通
常使用エリアであり、この制御(ピークカット制御)に
よる周波数の上限制限を行わないゾーンであり、Bゾー
ン(アップゾーン)は現在の周波数の上限制限では、異
常高圧になるおそれがきわめて少ないため、周波数の上
限制限をアップ(上昇)させるゾーンであり、Cゾーン
(無変化ゾーン)は現在の周波数の上限制限では、異常
高圧になるおそれが少ないため、周波数の上限制限を変
化させないゾーンであり、Dゾーン(垂下ゾーン)は現
在の周波数の上限制限では、異常高圧になるおそれがあ
るため、周波数の上限制限を垂下(低下)させるゾーン
であり、Eゾーン(停止ゾーン)は異常に高圧が上昇し
ているとして、圧縮機15を停止させるゾーンである。
PC1´〜PRPC5´に基づいて設定される。この場
合、PRPC1´〜PRPC5´は、PRPC1〜PR
PC5に補正値PRPCBを加えたものとする。ここ
で、PRPC1とは、復帰域確定圧力であって、例え
ば、12.7MPaであり、PRPC2とは、アップ域
確定圧力であって、例えば、12.9MPaであり、P
RPC3とは、無変化域確定圧力であって、例えば、1
3.1MPaであり、PRPC4とは、垂下域確定圧力
であって、例えば、13.3MPaであり、PRPC5
とは、停止域確定圧力であって、例えば、13.5MP
aである。また、補正値PRPCBは、補正値PRPC
B=高圧遮断器24の実際の作動時の圧力値(PR)−
定数(PRHPS)となる。ここで、定数(PRHP
S)は例えば、13.6MPa(14.2MPa−誤差
0.6MPa)である。このため、作動時の実際の圧力
値(PR)が例えば14.0MPaであれば、補正値
は、14.0MPa−13.6MPaとなって、0.4
MPaとなる。従って、各PRPC1´〜PRPC5´
は、各PRPC1〜PRPC5にこのような0.4MP
a(補正値)を加えたものとなる。すなわち、高圧遮断
器24の誤差を考慮した設計上の最低動作圧力(13.
6MPa)に基づいて、圧縮機15を停止すべき圧力
(PRPC5=13.5MPa)、及び圧縮機15の周
波数を垂下させるべき圧力(PRPC4=13.3MP
a)を定めておき、高圧遮断器24の実際の動作圧力
(14.0MPa)が、上記設計上の最低動作圧力(1
3.6MPa)を越えた圧力差分(14.0−13.6
=0.4MPa)だけ、圧縮機15を実際に停止する圧
力(PRPC5´=13.5+0.4=13.9MP
a)、及び圧縮機15の実際に垂下させる圧力(PRP
C4´=13.3+0.4=13.7MPa)を上昇さ
せて設定するのである。このため、このヒートポンプ装
置では、高圧遮断器24の実際の作動圧力に基づいて、
高圧遮断器24を作動させない範囲内において、圧縮機
15を停止させる高圧側の圧力等を高く設定でき、設計
圧力を上昇させることなく、運転範囲を増加させること
ができる。
て、PRPC2´未満がAの復帰ゾーンであり、PRP
C2´とPRPC3´との間の範囲がBのアップゾーン
であり、PRPC3´とPRPC4´との間の範囲がC
の無変化ゾーンであり、PRPC4´とPRPC5´と
の間の範囲がDの垂下ゾーンであり、PRPC5´を越
える範囲が停止ゾーンとなる。また、下降する場合にお
いて、PRPC5´を越える範囲が停止ゾーンであり、
PRPC5´とPRPC3´との間の範囲がDの垂下ゾ
ーンであり、PRPC3´とPRPC2´との間の範囲
がCの無変化ゾーンであり、PRPC2´とPRPC1
´との間の範囲がBのアップゾーンであり、PRPC1
´未満がAの復帰ゾーンである。なお、この図3におい
て、閾値(線上)は増加(上昇)時及び減少(下降)時
ともに、その上のゾーンとする。
の周波数の上限制限を変更する。すなわち、圧力が増加
する場合には、A→B、B→C、C→Dがあり、圧力が
減少する場合には、D→C、C→Bがある。そして、A
→Bに増加した場合には、圧縮機15の周波数をΔFP
1だけ垂下させる。また、B→Cに増加した場合には、
FUPS=0のとき、圧縮機15の周波数をΔFP1だ
け垂下させ、FUPS=1のとき、周波数を保持(維
持)する。ここで、ΔFP1は、ゾーン変化時周波数変
化幅であり、例えば、2Hzである。また、FUPSと
は、アップ済みフラグであり、後述するように、Bゾー
ンで制限周波数を増加させたときを1とし、増加させて
いないときを0としている。C→Dに増加した場合に
も、圧縮機15の周波数をΔFP1だけ垂下させる。
に減少した場合には、圧縮機15の周波数をそれぞれΔ
FP2だけ増加させる。ここで、ΔFP2は、ゾーン変
化時周波数変化幅であり、例えば、3Hzである。
B、B→Cの上記処理を行い、A→Dに増加したときに
は、A→B、B→C、C→Dの上記処理を行い、B→D
に増加したときには、B→C、C→Dの上記処理を行
う。また、D→Bに減少したときには、D→C、C→B
の上記処理を行い、D→Aに減少したときには、D→
C、C→Bの上記処理を行い、C→Aのときは、C→B
の上記処理を行う。
しない場合の処理)を説明する。Aゾーンでは、この制
御(ピークカット制御)による周波数の上限制限を解除
する。また、Bゾーンでは、TP1毎にΔFP4の割合
で制限周波数FPOUTを増加させる。この操作を行っ
たときは、アップ済みフラグFUPS=1とする。この
アップ済みフラグFUPSはこのBゾーン(アップゾー
ン)以外では0とする。ここで、TP1とは、上限周波
数変更間隔タイマであって、例えば、120秒であり、
ΔFP4はアップ域での周波数変化幅であって、例え
ば、3Hzである。また、Cゾーンでは、制限周波数F
POUTを変化させず、Dゾーンでは、TP2毎にΔF
P3の割合で制限周波数FPOUTを垂下させる。ここ
で、TP2は垂下域での上限周波数変更間隔タイマであ
って、例えば、20秒であり、ΔFP4は垂下域での周
波数変化幅であって、例えば、2Hzである。そして、
Eゾーンでは、圧縮機15の運転を停止する。
ば、圧縮機15の停止圧力となる高圧遮断器24の実際
の作動圧力を記憶し、この作動圧力に基づいて、高圧遮
断器24を作動させない範囲において、圧縮機15を停
止させる高圧側の圧力(基準圧力)を設定している。そ
のため、圧縮機15を停止させることになる高圧側の圧
力(基準圧力)を従来よりも上昇させても、高圧遮断器
24を作動させないようにすることができる。これによ
って、設計圧力を余分に高い圧力とすることなく、運転
範囲の拡大を図ることができる。すなわち、ヒートポン
プ装置として、配管肉厚の増加や装置全体の大型化を回
避して、運転範囲の拡大を図ることができ、製造コスト
の低減を図ることができる。
でなく一時的な場合(水循環用ポンプ13にごみが入り
込んだ場合)もある。このような一時的な高圧上昇であ
っても、高圧遮断器24が作動すれば、直ちに運転を再
開させることができず、いわゆるサービスマンが点検す
る必要があり、運転停止時間が大となって、湯を使えな
い状態が生じ、不便な生活をいとなむことになる。これ
に対して、このヒートポンプ装置では、停止ゾーンを決
定するPRPC5´は高圧遮断器24の実際の作動圧力
よりも所定値だけ低い基準圧力であり、この停止ゾーン
に入れば、この高圧遮断器24を作動させることなく、
上記圧縮機15を停止させることができる。このため、
このような一時的な高圧上昇の場合には、これらの原因
を除去することによって、再起動が可能となり、長期
(長時間)の運転停止を回避することができる。
上昇して、図3の垂下ゾーンに達すれば、圧縮機15の
周波数を低下(垂下)させるので、停止ゾーンに達する
のを回避することができる。すなわち、高圧側圧力が上
記圧縮機15の停止圧力を越えないように、上記圧縮機
15の周波数を制御して、上記圧縮機15の停止を防止
することができる。これによって、長時間の継続運転が
可能となり、貯湯タンク3に温湯を貯めることができ、
ユーザーは安心して湯を使用することができる。
機15を停止させる際の高圧側の圧力は、上記圧力検出
手段30としての圧力センサ30aが検出する圧力に基
づくものである。このため、この圧力センサ30aの検
出値が実際の圧力値と相違していたとしても、この検出
値が予め設定した圧縮機停止圧力となれば、圧縮機15
を停止させるものであり、この圧力センサ30aのばら
つきを考慮する必要がなく、高圧上昇した際には、安定
して圧縮機15を停止させることができる。
縮機15とインバータ26にて制御しているので、電源
電圧が低下すれば、運転電流が増加する。また、環境条
件や負荷変動により、過渡的に運転電流が増加する。そ
のため、このヒートポンプ装置に使用される部品(電子
部品)が発熱して、劣化や破損といった不具合が生じる
場合がある。そこで、このヒートポンプ装置では、上記
入力電流検出手段27にて入力電流値を検出して、この
入力電流値により、圧縮機5の周波数の上限制御を上記
制御手段33にて行う。
によって、停止ゾーンと、垂下ゾーンと、無変化ゾーン
と、復帰ゾーンに区分し、各ゾーンに従って、制限周波
数数を変化させる。この図4において、I3及びI4は
それぞれ入力電流垂下値、上限電流値であって、例え
ば、I3は17.5Aであり、I4は19.5Aであ
り、Iαは無変化域幅である。そして、停止ゾーンとは
圧縮機15を停止させるゾーンであり、所定時間TI2
(例えば、3秒程度)このゾーンを継続すれば圧縮機1
5を停止させる。また、垂下ゾーンとは、圧縮機15に
周波数を低下(垂下)させるゾーンであり、無変化ゾー
ンとは、周波数を変化させないゾーンであり、復帰ゾー
ンとは、通常運転エリアであり、この入力電流値に基づ
くこの周波数の制限を解除するゾーンである。
帰ゾーンであり、I3とI4との間の範囲が垂下ゾーン
であり、I4を越える範囲が停止ゾーンとなる。また、
下降する場合において、I4を越える範囲が停止ゾーン
であり、I4とI3との間の範囲が垂下ゾーンであり、
I3と(I3−α)との範囲が無変化ゾーンであり、
(I3−α)未満がAの復帰ゾーンである。
温度によって変化する。すなわち、外気温度による入力
電流垂下値I3の設定は、図5に示すグラフ図に基づく
ことになる。この図5において、入力電流が一定となる
範囲は部品(素子)の効力で決定され、入力電流が減少
する範囲は部品の使用可能上限温度で決定される。具体
的には、上記外気温度検出手段29にて検出された外気
温度DOAがDOA>12℃であるときに、外気温度電
流垂下値I3´を、I3−0.25×(DOA−12)
とする。なお、I3´<0のときは、I3´=0とす
る、また、冷媒循環回路にデフロスト回路を有する場
合、デフロスト運転中でないことが必要である。上記条
件が成立しないときには、I3´=I3とする。
(外気温度)と部品発熱量とで決定されるため、低外気
温度の際には、運転周波数を垂下させる必要がないが、
このヒートポンプ装置では、外気温度が高くなると、運
転周波数を垂下させることによって、電子部品の発熱を
抑え、電子部品の劣化や破損を防止することができる。
このため、この周波数を垂下させる量としては変更可能
であるが、電子部品の劣化や破損が発生しない周波数と
なるように設定する必要がある。
流が停止ゾーンに入ったときには、圧縮機15を停止さ
せることになって、電子部品の劣化や破損を確実に防止
することができる。さらに、入力電流が停止ゾーンに入
らないように、周波数上限値I3を設定することが可能
であり、このように設定すれば、これによって、運転停
止しにくくすることができる。なお、上限電流値I4も
入力電流垂下値I3と同様に外気温度に応じて変更する
制御を行ってもよい。
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。例えば、図3におけるA〜Eの区分の基準
となる圧力値の変更は自由である。この場合、停止ゾー
ン及び垂下ゾーンを決定する圧力値が、高圧遮断器24
の実際の作動圧力よりも、所定値だけ低くなるように設
定することもできるが、あまりに低下すれば運転エリア
が狭くなるので、高圧遮断器24を作動させず、しかも
あまり運転エリアが狭くならない範囲で設定する必要が
ある。また、垂下ゾーンの周波数の垂下周波数として
も、変更可能であるが、通常使用エリアよりも低下しな
いようにする必要がある。なお、冷媒回路の冷媒として
炭酸ガスを用いるのが好ましいが、その他、ジクロロジ
フルオロメタン(R−12)やクロロジフルオロメタン
(R−22)のような冷媒であっても、オゾン層の破
壊、環境汚染等の問題から、1,1,1,2−テトラフ
ルオロエタン(R−134a)のような代替冷媒であっ
てもよい。また、このヒートポンプ装置は、給湯機以外
の各種冷凍機に使用することができる。
高圧遮断器の実際の作動圧力に基づいて各種制御を行う
ことができ、設計圧力を上昇させなくても、従来より運
転範囲の拡大を図ることができる。これにより、ヒート
ポンプ装置として、配管肉厚の増加や装置全体の大型化
を回避して、運転範囲の拡大を図ることができ、製造コ
ストの低減を図ることができる。
圧上昇が発生しても高圧遮断器の作動を回避(防止)す
ることができる。これにより、この高圧上昇が一時的で
ある場合に、サービスマンを呼ぶことなく、そのまま再
運転させたりすることができ、長時間の運転不可状態を
回避することができる。すなわち、装置として使用する
ことができない時間の短縮を図れ、この装置を有効に利
用することができる。
時間の継続運転が可能となり、貯湯タンクに温湯を貯め
るヒートポンプ装置であれば、貯湯タンクに安定して湯
を貯めることができ、ユーザーは安心して湯を使用する
ことができる。
圧圧力が高く、高圧圧力制御に細心の注意を払う必要が
ある冷媒を用いているので、上記各効果が一段と顕著に
現われる。また、オゾン層の破壊、環境汚染等の問題が
なく、地球環境にやさしいヒートポンプ装置となる。
す簡略図である。
図である。
図である。
ラフ図である。
の関係を示すグラフ図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 圧縮機(15)と、利用側熱交換器(1
6)と、減圧機構(17)と、熱源側熱交換器(18)
とを順次接続し、高圧異常のときに高圧遮断器(24)
を作動させるヒートポンプ装置であって、上記圧縮機
(15)の停止圧力となる上記高圧遮断器(24)の実
際の作動圧力を記憶していることを特徴とするヒートポ
ンプ装置。 - 【請求項2】 高圧側圧力が上記高圧遮断器(24)の
実際の作動圧力よりも低い基準圧力を越えたときに、こ
の高圧遮断器(24)を作動させることなく、上記圧縮
機(15)を停止させることを特徴とする請求項1のヒ
ートポンプ装置。 - 【請求項3】 高圧側圧力が上記圧縮機(15)の停止
圧力を越えないように、上記圧縮機(15)の周波数を
制御して、上記圧縮機(15)の停止を防止することを
特徴とする請求項1のヒートポンプ装置。 - 【請求項4】 冷媒に超臨界で使用する超臨界冷媒を用
いたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの
ヒートポンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002021145A JP3843852B2 (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | ヒートポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002021145A JP3843852B2 (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | ヒートポンプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003222415A true JP2003222415A (ja) | 2003-08-08 |
| JP3843852B2 JP3843852B2 (ja) | 2006-11-08 |
Family
ID=27744465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002021145A Expired - Fee Related JP3843852B2 (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | ヒートポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3843852B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006078146A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Chofu Seisakusho Co Ltd | ヒートポンプ、床暖房装置および空気調和装置 |
| JP2011052873A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Fujitsu General Ltd | ヒートポンプサイクル装置 |
| JP2013079770A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-02 | Hitachi Appliances Inc | ヒートポンプ式給湯機 |
-
2002
- 2002-01-30 JP JP2002021145A patent/JP3843852B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3843852B2 (ja) | 2006-11-08 |
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