JP2003220515A - 差厚鋼板の側縁の切断方法 - Google Patents

差厚鋼板の側縁の切断方法

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JP2003220515A
JP2003220515A JP2002019636A JP2002019636A JP2003220515A JP 2003220515 A JP2003220515 A JP 2003220515A JP 2002019636 A JP2002019636 A JP 2002019636A JP 2002019636 A JP2002019636 A JP 2002019636A JP 2003220515 A JP2003220515 A JP 2003220515A
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JP
Japan
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steel plate
cutting
thickness steel
stepped portion
different thickness
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JP2002019636A
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English (en)
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Takashi Uchimura
孝 内村
Naoto Hirata
直人 平田
Hisayuki Kakiuchi
久幸 垣内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 差厚鋼板の側縁を切断するに際して、作業効
率に優れるとともに、切断後の側縁と段付部との直角度
も良好に切断できる差厚鋼板の側縁の切断方法を提供す
る。 【解決手段】 差厚鋼板1の段付部1c付近に向かって
基準線設定装置2のレーザー投光機7からレーザースリ
ット光線8を投光し、その状況をカメラ8によって撮影
する。そのカメラ8の映像に基づいて、差厚鋼板1上に
投影されたレーザースリット光線9と差厚鋼板1の段付
部1cが重なるようにアライニング装置(図示しない)
によって差厚鋼板1の位置を調整して位置合わせを行
う。位置合わせが終われば、所定の板幅Wになるように
差厚鋼板1の両側縁をサイドシャーによって切断線10
aと10bで切断する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、長手方向で厚さが
異なり、幅方向に横断する段付部を有する差厚鋼板の両
側縁を切断する方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図1は差厚鋼板の斜視図である。差厚鋼
板1は、長手方向で相対的に板厚が薄い部分1aと相対
的に板厚が厚い部分1bとその境界に板幅方向に横断す
る段付部1cを有している。そして、所定寸法に差厚鋼
板1の両側縁を切断する場合、切断された両側縁1e、
1fが段付部1cと直角になることが要求される。 【0003】通常、鋼板の両側縁を切断する場合、鋼板
をシャーラインでサイドシャーによって連続的に切断す
るが、上記のような差厚鋼板の場合、シャーライン上で
段付部がサイドシャーに対して直角になることは保証で
きない。 【0004】そのため、差厚鋼板についてはシャーライ
ンから下ろし、手動で採寸しガス切断することによって
両側縁を切断していたので、切断作業能率が著しく低い
という問題点があった。 【0005】これに対して、上記の問題点を解決するた
めの技術として、特開昭61−236418号公報に記
載された切断方法がある(以下、従来技術例と呼ぶ)。 【0006】従来技術例の切断方法は、クロップシャー
がサイドシャーに対して直角に配置されていることを利
用して、クロップシャーで差厚鋼板の先端を切断し、そ
の切断口を基準として段付部までの距離を差厚鋼板の幅
方向2個所で測定し、その2つの測定値の差に基づき、
差厚鋼板を回転させて、段付部がクロップシャーと平
行、即ちサイドシャーに対しては直交するようにアライ
ニング装置によって位置決めし、しかる後にサイドシャ
ーによって差厚鋼板の両側縁を切断するものである。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の従来技
術例の切断方法では、下記のような問題点がある。 【0008】すなわち、まず当初の差厚鋼板の角度位置
を求めるために差厚鋼板先端の切断を行い、位置合わせ
後に製品寸法に合わせて再度差厚鋼板先端の切断を行う
ので、全体の切断回数が増加する。また、切断口から段
付部まで数mの長さがあるので、その距離を測定するの
も時間が掛かる。 【0009】その上、段付部がクロップシャーと平行と
なるように位置決めされたことを直接確認しているわけ
ではないので、切断口から段付部までの距離測定の誤差
やアライニング装置による位置決め操作での誤差によっ
て位置決め精度が悪くなり、切断後の側縁と段付部との
直角度にバラツキが生じる危険性がある。 【0010】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、差厚鋼板の側縁を切断するに際し
て、作業効率に優れるとともに、切断後の側縁と段付部
との直角度も良好に切断できる差厚鋼板の側縁の切断方
法を提供することを目的とするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明の差厚鋼板の側縁
の切断方法は、長手方向で板厚が異なり、板幅方向に横
断する段付部を有する差厚鋼板の側縁をサイドシャーで
切断する方法であって、差厚鋼板に向けてサイドシャー
の刃の長手方向と直交する方向にスリット光線を投光
し、差厚鋼板上に投影されたスリット光線が前記段付部
と板幅方向に重なるように差厚鋼板の位置を調整した
後、サイドシャーにより差厚鋼板の側縁を切断すること
を特徴とするものである。 【0012】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。 【0013】図2は、本発明の一実施形態を示す斜視図
である。図中において、1はシャーラインに運ばれてき
た差厚鋼板であり、2はシャーラインに設置された基準
線設定装置である。基準線設定装置2は、サイドシャー
(図示しない)の切断刃の刃長方向に沿って設けられた
基礎架台3の上に切断刃の刃長方向と平行に敷設された
走行レール4と、走行レール4上を駆動モータ6によっ
て走行する走行台車5とからなり、走行台車5にはレー
ザー投光機7とカメラ8が搭載されている。レーザー投
光機7からは走行レール4と直交する方向、すなわち、
サイドシャーの切断刃の刃長方向と直交する方向にレー
ザースリット光線8が投光されるようになっている。 【0014】そして、差厚鋼板1の段付部1c付近に向
かって基準線設定装置2のレーザー投光機7からレーザ
ースリット光線8が投光され、その状況がカメラ8によ
って撮影される。そのカメラ8の映像に基づいて、差厚
鋼板1上に投影されたレーザースリット光線9と差厚鋼
板1の段付部1cが重なるようにアライニング装置(図
示しない)によって差厚鋼板1の位置を調整して位置合
わせを行う。もし、段付部1cが比較的なだらかな場合
には、板厚の厚い部分1bと段付部1cとの境界線1d
と投影されたレーザースリット光線9が重なるように位
置合わせを行えばよい。 【0015】位置合わせが終われば、所定の板幅Wにな
るように差厚鋼板1の両側縁をサイドシャーによって切
断線10aと10bで切断する。 【0016】このようにして差厚鋼板の両側縁の切断を
行えば、サイドシャーの刃長方向と差厚鋼板の段付部と
が直交する状態に正確に位置合わせされて差厚鋼板の両
側縁が切断されるので、切断された差厚鋼板の両側縁と
段付部との直角度は非常に良好なものとなる。 【0017】また、レーザースリット光線を基準にして
位置合わせを行えばよいので、従来技術例のような位置
合わせのための切断や測定を行う必要がなく、迅速に差
厚鋼板の位置合わせを行うことができ、切断作業を効率
的に行うことができる。 【0018】次に、上記の本発明の一実施形態を利用し
て差厚鋼板を所定の製品寸法に切断する方法を説明す
る。図3は、その切断方法を示す平面図である。図中に
おいて、11aと11bは前述の基準線設定装置2の走
行レール4上に設置されて走行する切断位置マーキング
装置である。 【0019】まず、基準線設定装置2と切断位置マーキ
ング装置11aの間隔を差厚鋼板1の板厚の薄い部分1
aの製品長さL1に合わせ、基準線設定装置2と切断位
置マーキング装置11bの間隔を差厚鋼板1の板厚の厚
い部分1bの製品長さL2に合わせて配置する。 【0020】そして、前述の本発明の一実施形態で述べ
たように、基準線設定装置2からのレーザースリット光
線8に差厚鋼板1の段付部1cが重なるように差厚鋼板
1の位置を調整して位置合わせを行う。 【0021】差厚鋼板1の位置合わせが終わったら、切
断位置マーキング装置11a、11bがそれぞれ差厚鋼
板1の先端と後端の切断位置にマーキングをする。 【0022】その後、差厚鋼板1の両側縁を製品寸法W
に切断し、先端と後端を前記のマーキングされた位置で
切断することで切断作業が完了する。 【0023】このようにして切断することで、差厚鋼板
を所定の製品寸法に効率的でかつ精度良く切断すること
ができる。 【0024】 【発明の効果】本発明では、サイドシャーの刃長方向と
直交する方向に投光されたレーザースリット光線に差厚
鋼板の段付部が重なるように位置合わせをして差厚鋼板
の両側縁を切断するので、両側縁と段付部との直角度が
良好に切断されるとともに効率的に切断作業を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】差厚鋼板を説明する斜視図である。 【図2】本発明の一実施形態を示す斜視図である。 【図3】本発明の一実施形態を示す平面図である。 【符号の説明】 1 差厚鋼板 1a 差厚鋼板の板厚の薄い部分 1b 差厚鋼板の板厚の厚い部分 1c 差厚鋼板の段付部 1e、1f 差厚鋼板の側縁 2 基準線設定装置 3 基礎架台 4 走行レール 5 走行台車 6 駆動モータ 7 レーザー投光機 8 カメラ 11a、11b 長さ切断位置マーキング装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 垣内 久幸 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3C039 AA31

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 長手方向で板厚が異なり、板幅方向に横
    断する段付部を有する差厚鋼板の側縁をサイドシャーで
    切断する方法であって、差厚鋼板に向けてサイドシャー
    の刃の長手方向と直交する方向にスリット光線を投光
    し、差厚鋼板上に投影されたスリット光線が前記段付部
    と板幅方向に重なるように差厚鋼板の位置を調整した
    後、サイドシャーにより差厚鋼板の側縁を切断すること
    を特徴とする差厚鋼板の側縁の切断方法。
JP2002019636A 2002-01-29 2002-01-29 差厚鋼板の側縁の切断方法 Pending JP2003220515A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101830486B1 (ko) * 2015-12-23 2018-02-21 주식회사 포스코 소재정렬장치 및, 이를 구비하는 소재절단장치
CN111176218A (zh) * 2020-01-04 2020-05-19 太原理工大学 一种基于激光和视觉检测的滚切剪质量监控系统及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101830486B1 (ko) * 2015-12-23 2018-02-21 주식회사 포스코 소재정렬장치 및, 이를 구비하는 소재절단장치
CN111176218A (zh) * 2020-01-04 2020-05-19 太原理工大学 一种基于激光和视觉检测的滚切剪质量监控系统及方法
CN111176218B (zh) * 2020-01-04 2021-04-06 太原理工大学 一种基于激光和视觉检测的滚切剪质量监控系统及方法

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