JP2003220092A - 液体吸収物品 - Google Patents
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Abstract
施した外装シートを設けた液体吸収物品(例えば紙おむ
つ)において、従来品は熱エンボス加工の温度が高かっ
たために、各熱エンボス部が過度に硬化して外装シート
表面にザラザラ感やゴワゴワ感があった。 【解決手段】 液透過性のトップシート2と液不透過性
のバックシート3との間に吸収体4を介在させ、バック
シート3の外面に不織布シートからなる外装シート5を
接合させた液体吸収物品において、外装シートとして、
比較的加熱温度の低い140℃〜150℃未満で熱エン
ボス加工を施したものを使用し、不織布シートに熱エン
ボス加工を施したものであっても、液体吸収物品の外表
面の柔らかさ及び滑らかさを確保するようにした。
Description
な液体吸収物品に関するものである。尚、本願発明は、
紙おむつのほかに例えば生理用パッドのような液体吸収
物品にも適用できるものである。
つ)は、装着時に内側となる液透過性のトップシートと
装着時に外側となる液不透過性のバックシートとの間に
吸収体を介在させている。又、この種の液体吸収物品の
多くは、装着時に外側となるバックシートのさらに外面
に不織布シートからなる外装シートを接合させている。
尚、この外装シートは、バックシート(極薄の液不透過
性シートで破れ易い)を保護するとともに、外観をきれ
いに見せる機能がある。
つを示している。尚、図8の状態は、装着時に外側とな
る面(外装シート5)を表面にして表示している。図8
に示す従来の紙おむつ1は、平面状態に成形されてい
て、一方の胴回り部11の幅方向両端部にそれぞれ止着
テープ7,7を取付け、他方の胴回り部12の外面に止
着テープ7の雄形メカニカルテープ8を接着させる帯状
の雌形メカニカルテープ9を取付けている。尚、止着テ
ープ7の雄形メカニカルテープ8には、キノコ状又は鉤
状の多数の係止突起が形成されており、該雄形メカニカ
ルテープ8を雌形メカニカルテープ9に接合させると、
該各係止突起が雌形メカニカルテープ9の繊維に係止さ
れて両メカニカルテープが接着される。
あてがい、図9に示すように各止着テープ7,7の雄形
メカニカルテープ8,8を胴回り部12外面の雌形メカ
ニカルテープ9に接着させることによって装着できる。
繊維の割合が多い)を絡めて形成しているので、不織布
シート製の外装シート5には、止着テープ7の雄形メカ
ニカルテープ8を接着させる機能を有している。従っ
て、図8及び図9に示す紙おむつにおいて、帯状の雌形
メカニカルテープ9がなくても止着テープ7を直接外装
シート5に接着させることが可能であるが、該雌形メカ
ニカルテープ9を使用しているのは次の理由によるもの
である。即ち、製造されたままの不織布シートでは、各
繊維同士の結着力は比較的弱く、該不織布シートに雄形
メカニカルテープを接合させた後、該雄形メカニカルテ
ープを剥がすと、不織布シートの繊維が雄形メカニカル
テープの係止突起に係止されたまま引っ張られ、該繊維
が不織布シート表面から長く毛羽立つという現象が発生
するため、この種の紙おむつでは、雄形メカニカルテー
プ8の相手側接合材として専用の雌形メカニカルテープ
9を使用することが多い。
シート5は、何も加工していない不織布シート(薄い平
面状態)のままで使用しているが、このように何も加工
していない不織布シートのままであると、紙おむつ1の
外面部分にクッション性が乏しく、且つ平面状態のまま
の外装シートでは生地(不織布シート)の「腰」が比較
的強く(曲げ抵抗力が強い)、クッション性及び柔軟性
が望まれる紙おむつとしては改善すべき問題点を有して
いた。
シート製の外装シートに熱エンボス加工を施して、紙お
むつの外面部分にクッション性及び柔軟性を付与するよ
うにしたものがある。この熱エンボス加工は、外装シー
トを小間隔の散点状あるいは網目状等の形状に熱圧縮し
て、該加熱部分の不織布繊維を部分的に溶融させてエン
ボス部を突出状態に維持させるものである。尚、不織布
シートは、加熱しない通常のエンボス加工では、押出部
がすぐに元に戻って平坦となってしまい、エンボスとし
ての保形性を維持させることができない。
は、熱エンボスの突起部が外面に向く状態でバックシー
ト外面に接合(通常はホットメルト接着)される。そし
て、このように紙おむつの外装シート(不織布シート
製)に熱エンボス加工を施していると、紙おむつの外装
部分(外装シート)にクッション性がでるとともに該外
装部分が柔軟になる。又、このように、外装シートに熱
エンボス加工を施すと、不織布の各繊維同士が熱エンボ
ス部において部分的に溶融固着しており、この外装シー
トを面ファスナーの雌形材(雄形メカニカルテープの係
止突起が係止される)として利用しても、不織布繊維が
長く毛羽立つのを防止できる。
紙おむつの外装シートに対して熱エンボス加工を施すの
に、かなりの高温度(例えば150〜160℃)で行っ
ていたため、各熱エンボス部の不織布繊維が強固に溶融
・硬化している。従って、外装シートの外表面を手で触
ると、溶融・硬化している熱エンボス部が手に触れて、
紙おむつ外面(外装シート)にザラザラ感やゴワゴワ感
があった。尚、紙おむつのような液体吸収物品は、装着
時に外側となる外装シートが外面になるように小さく折
畳まれた状態(例えば図5参照)でパッケージングされ
ており、そのパッケージングから液体吸収物品を取出す
ときには必ず外装シートに手が触れ、そのとき上記ザラ
ザラ感やゴワゴワ感があって好ましくなかった。尚、こ
の種の液体吸収物品は、装着状態でも外装シートに手が
触れることがあり、そのときも上記ザラザラ感やゴワゴ
ワ感を感じる。
ート製の外装シートを用いた液体吸収物品において、該
外装シート部分の手触りを柔らかく且つ滑らかにし得る
ようにすることを目的としている。
解決するための手段として次の構成を有している。
トップシートと装着時に外側となる液不透過性のバック
シートとの間に吸収体を介在させ、且つバックシートの
外面に不織布シートからなる外装シートを接合させた液
体吸収物品を対象にしている。尚、本願の液体吸収物品
は、例えば紙おむつや生理用パットとして使用されるも
のである。
品は、最外層となる外装シートとして、不織布シートに
温度140℃〜150℃未満で熱エンボス加工を施した
ものを使用している。この熱エンボス加工温度(140
℃〜150℃未満)は、不織布繊維の種類にもよるが、
例えば不織布繊維が完全に溶融しない半溶融状態まで加
熱し得る温度であって、熱エンボス部がある程度保形性
を維持するものの、さほど硬くまで硬化しない程度に設
定している。尚、本願では、不織布シートとして、特に
限定するものではないが、例えばポリエチレンとポリプ
ロピレンの複合繊維製のものを使用できる。
して、不織布シートに熱エンボス加工を施したものを使
用すると、液体吸収物品の外表面(外装シート)を手で
触ったときにクッション性が感受でき、さらに熱エンボ
ス加工を上記温度範囲(140℃〜150℃未満)で行
った外装シートでは、柔らかさと滑らかさとが同時に感
受できる。
は、1個当たり微小面積で小間隔をもって散点状に配置
したものや、小間隔をもって多数本の筋状に配置したも
のや、網目状(あるいは格子状)に形成したもの等を採
用できる。
おいて、外装シートの面積に対する熱エンボス加工部の
割合(以下、この割合をエンボス率という)を25%以
下に設定している。このエンボス率は、好ましくは3〜
11%であり、その中でも7%前後が最も好ましい。こ
のエンボス率が25%を超えると、外装シート表面が硬
く感じるようになり、又、該エンボス率が極めて低い
(例えば1%程度である)と、エンボス機能(クッショ
ン性、柔軟性)を発揮できない。
物品において、液体吸収物品として平面形状の紙おむつ
を採用し、該紙おむつの一方の胴回り部の幅方向両端部
にそれぞれ面ファスナーの雄形材となる止着テープを取
付けるとともに、他方の胴回り部の外面にある外装シー
トを止着テープの止着用雌形材として利用している。
形メカニカルテープが使用されているが、この雄形メカ
ニカルテープには、キノコ状又は鉤状の多数の係止突起
が形成されている。
含む多数の繊維(長繊維の割合が多い)を絡み合わせて
製造されており、止着テープの雄形メカニカルテープを
不織布シートに接合させると、雄形メカニカルテープの
係止突起が不織布シートの繊維に係止されるようにな
る。従って、不織布シートは、面ファスナーの雌形材と
して利用できる。
態の外装シート(不織布シート製)では、該外装シート
に接合させている止着テープ(雄形メカニカルテープ)
を剥がすと、不織布の繊維(長繊維)が雄形メカニカル
テープの係止突起に係止されたまま引っ張られて、該繊
維が長く毛羽立つという現象が発生する。ところが、外
装シートに上記のように熱エンボス加工を施しておく
と、不織布の各繊維同士が各熱エンボス部(小間隔で多
数ある)において溶融・結着しており、上記止着テープ
(雄形メカニカルテープ)を剥がしても、雄形メカニカ
ルテープの係止突起に引っ張られて繊維が外装シートの
表面から長く毛羽立つことがない。
効果がある。
透過性のバックシートとの間に吸収体を介在させ、且つ
バックシートの外面に不織布シートからなる外装シート
を接合させた液体吸収物品において、外装シートは、温
度140℃〜150℃未満で熱エンボス加工を施したも
のを使用していることを特徴としている。
工を施した外装シートを使用したものでは、従来の高温
度(150〜160℃)で熱エンボス加工を施した外装
シートを使用したものより、該外装シート表面の柔らか
さ及び滑らかさが良好となり、品質の良好な液体吸収物
品を提供できるという効果がある。
おいて、外装シートの面積に対する熱エンボス加工部の
割合を25%以下に設定したことを特徴としている。
装シート面積の25%以下に設定すると、外装シート表
面における溶融硬化面積を制限することができ、上記請
求項1の効果に加えて、外装シート表面の柔らかさ及び
滑らかさを確実に確保できるという効果がある。
物品において、液体吸収物品として平面形状の紙おむつ
を採用し、紙おむつの一方の胴回り部の幅方向両端部に
それぞれ面ファスナーの雄形材となる止着テープを取付
けるとともに、他方の胴回り部の外面にある外装シート
を前記止着テープの止着用雌形材として利用している。
2の効果に加えて、熱エンボス加工を施した外装シート
を面ファスナーの雌形材として有効利用でき、しかも該
外装シートを該雌形材に使用しても止着テープを剥がし
たときに外装シートの不織布繊維が毛羽立つことがな
い、という効果がある。
態の液体吸収物品を説明すると、この実施形態では、液
体吸収物品として平面形状の紙おむつ1を採用してい
る。尚、以下の説明では、本願の液体吸収物品を紙おむ
つで説明するが、他の実施形態では、紙おむつのほかに
生理用パットのような液体吸収物品も採用できる。
形成したものを採用している。そして、この紙おむつ1
は、図1及び図2に示すように、装着時に内側となる液
透過性のトップシート2と、装着時に外側となる液不透
過性のバックシート3と、これらのシート2,3間に介
在させた吸収体4と、バックシート3の外面に接合させ
た不織布シート製の外装シート5と、脚回り部を構成す
る左右のギャザーシート6,6と、一方の胴回り部11
の幅方向両端部に取付けた各止着テープ7,7とを備え
ている。
性のある不織布シートが使用されており、放出液体
(尿)をトップシート2を通して吸収体4側に透過させ
得るようになっている。
ムからなる防水シートが採用されている。
高分子吸収ポリマーを併用した吸収材をクレープ紙で被
包したものが使用されている。
は、それぞれ肌触りのよい不織布シートが使用されてい
る。尚、不織布シートは、熱溶融樹脂繊維を含む多数の
繊維(特に長繊維の割合が多い)を絡み合わせて製造さ
れている。
メカニカルテープ8を貼着したものを使用している。雄
形メカニカルテープ8には、キノコ状又は鉤状の多数の
係止突起8a(図2)が形成されている。尚、この係止
突起8aは、不織布シートの繊維に係止されて、止着テ
ープ7(雄形メカニカルテープ8)を不織布シートに接
離自在に接着させ得るようになっている。
2と、バックシート3と、吸収体4と、各ギャザーシー
ト6,6と、各止着テープ7,7と、外装シート5と
を、常法により組付けて、図1に示すように平面状態に
形成されている。
製造した不織布を採用している。又、外装シート5(不
織布シート)の素材としては、例えばポリエチレンとポ
リプロピレンの複合繊維製のものが使用できる。尚、ポ
リエチレン繊維は、初期融点が低いために、比較的低温
度の加熱でエンボス加工を施すことができる。尚、他の
実施形態では、外装シート5(不織布シート)は、他の
繊維素材を用いたものや、スパンボンド法以外の他の製
法で製造したものも使用できる。外装シート5となる不
織布シートの目付は、15〜40g/m2、好ましくは1
7〜20g/m2程度のものが使用される。
トには、クッション性と柔軟性を付与することを主目的
として、全面積に亘って熱エンボス加工(熱エンボス部
16)を施している。この熱エンボス加工(熱エンボス
部16)は、不織布シートを一対のエンボスロール間に
通して成形されるが、そのときのエンボス部の加熱温度
は140℃〜150℃未満の範囲で行う。この熱エンボ
ス加工温度(140℃〜150℃未満)は、不織布繊維
の種類にもよるが、該不織布繊維が完全に溶融しない半
溶融状態まで加熱し得る温度であって、熱エンボス部1
6がある程度保形性を維持するものの、さほど硬くまで
硬化しないように設定している。尚、この熱エンボス加
工は、エンボス成形部分(熱エンボス部16)のみが上
記温度範囲で加熱圧着され、平坦部(非エンボス部)1
5の繊維は熱変化(溶融)することがない。
図3(図1のIII部拡大図)に拡大図示するように微小
径の円形で千鳥状に配列している。即ち、この実施形態
では、1個の熱エンボス部16の直径Dが0.3〜0.5
mm程度で、最も近接する2つの熱エンボス部16,16
間の間隔Wが1〜2mm程度に設定している。又、各熱エ
ンボス部16の平坦部15からの突出高さT(図4)
は、特に限定するものではないが0.5mm程度でよい。
16の割合(エンボス率)は、25%以下に設定してい
る。このエンボス率は、好ましくは3〜11%であり、
その中でも7%前後が最も好ましい。このエンボス率が
25%を超えると、外装シート全体が硬く感じるように
なる。又、該エンボス率が極端に少ない(例えば1%程
度)と、クッション性や柔軟性等のエンボス機能が希薄
となる。尚、図2、図5、図7において、熱エンボス部
16の大きさ及び各熱エンボス部16,16・・間の間
隔等は、作図上、かなり大きく表示しているが、実際に
は上記寸法のように微小であり且つ高密度に形成されて
いる。
に、熱エンボス部16の形状として楕円形、菱形、三角
形、四角形等の適宜のものを採用でき、さらに散点状の
ほかに小間隔をもって多数本の筋状に配置したものや、
網目状(あるいは格子状)に形成したもの等も採用でき
る。
ように、装着時に外側となる外装シート5が外面になる
ように小さく折畳んだ状態でパッケージングされ、その
パッケージングから紙おむつ1を取出すときには必ず外
装シート5に手が触れる。そのとき、外装シート5に上
記の熱エンボス加工を施してものでは、クッション性及
び柔軟性のある触感が得られるとともに、各熱エンボス
部16,16・・の繊維がさほど硬化していないので、
熱エンボス加工を施した外装シート5であっても、その
表面が柔らかく且つ滑らかに感じられる。
あてがい、図6に示すように各止着テープ7,7の雄形
メカニカルテープ8,8を胴回り部12の外装シート5
外面に接着させることによって装着できる。このとき、
外装シート5は面ファスナーの雌形材として利用でき、
図8及び図9に示す専用の雌形メカニカルテープを省略
できる。
ナーの雌形材として利用したものであっても、該外装シ
ート5に熱エンボス加工を施しているので、不織布の各
長繊維同士が短い間隔をもつて各熱エンボス部16,1
6・・で結着(溶着)しており、従って、上記止着テー
プ7を剥がしても、雄形メカニカルテープ8の係止突起
8aに引っ張られて不織布の繊維(長繊維)が外装シー
ト5の表面から長く毛羽立つことがない。
外装シートとの柔らかさ及び滑らかさについての比較例
を表1に示す。尚、試験資料(不織布シート)として、
本願実施例と従来例のものとは同じもの(いずれもポリ
エチレンとポリプロピレンとの複合繊維製)で、目付が
17g/m2のものを使用した。又、本願実施形態ではエ
ンボス温度を143℃で行い、従来例ではエンボス温度
を150℃で行った。そして、熱エンボス加工後の各シ
ートにおける、圧縮特性に関する各項目と表面特性に関
する各項目について、それぞれKES試験機(カトーテ
ック社製)を用いて測定した。
語は、それぞれ次の意味で使用している。(注1)のLC
は、圧縮固さを示すもので、値が「1」に近いほど圧縮
に剛い。(注2)のWCは、圧縮仕事量(単位;g・cm/c
m2)を示すもので、値が大きいほど圧縮され易い。
(注3)のRCは、圧縮回復性(単位;%)を示すもの
で、値が100に近いほど回復性が良い。(注4)のMI
Uは、表面の平均摩擦係数を示すもので、値が大きいほ
ど滑りにくい。(注5)のMMDは、表面の摩擦係数の偏
差を示すもので、値が大きいほど滑らかさの度合いが低
い。(注6)のSMDは、表面の粗さ(単位;μ)を示す
もので、値が大きいほど表面の凹凸が大きい。尚、表面
特性項目において、各MD(注7)は不織布シート製造時
の流れ方向の測定値で、各CD(注8)は不織布シート製
造時の幅方向の測定値である。
の方が従来例の外装シートよりも、柔らかさ及び滑らか
さの点で優れていることが理解できる。
面側から見た平面図である。
る。
4は吸収体、5は外装シート、4は吸収体、8は雄形メ
カニカルテープ、11,12は胴回り部、16は熱エン
ボス部である。
Claims (3)
- 【請求項1】 装着時に内側となる液透過性のトップシ
ートと装着時に外側となる液不透過性のバックシートと
の間に吸収体を介在させ、且つ前記バックシートの外面
に不織布シートからなる外装シートを接合させた液体吸
収物品であって、前記外装シートは、温度140℃〜1
50℃未満で熱エンボス加工を施したものを使用してい
ることを特徴とする液体吸収物品。 - 【請求項2】 請求項1において、外装シートの面積に
対する熱エンボス加工部の割合を25%以下に設定した
ことを特徴とする液体吸収物品。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、液体吸収物品
として平面形状の紙おむつを採用し、該紙おむつにおけ
る一方の胴回り部の幅方向両端部にそれぞれ面ファスナ
ーの雄形材となる止着テープを取付けるとともに、他方
の胴回り部の外面にある外装シートを前記止着テープの
止着用雌形材として利用していることを特徴とする液体
吸収物品。
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