JP2003219355A - ムービー編集システム及びムービー編集サービスサーバ - Google Patents

ムービー編集システム及びムービー編集サービスサーバ

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JP2003219355A
JP2003219355A JP2002015040A JP2002015040A JP2003219355A JP 2003219355 A JP2003219355 A JP 2003219355A JP 2002015040 A JP2002015040 A JP 2002015040A JP 2002015040 A JP2002015040 A JP 2002015040A JP 2003219355 A JP2003219355 A JP 2003219355A
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JP
Japan
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movie
scene
image
telop
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Application number
JP2002015040A
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English (en)
Inventor
Akihiro Fujiyukimoku
昭博 藤之木
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Canon I Tech Inc
Original Assignee
Canon I Tech Inc
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが、より簡易に、魅力的なムービーを作
成可能とする。 【解決手段】コンテンツ解析部12は、メール受信部1
1が、ユーザ端末3より受信した、ムービーの各シーン
を構成する動画または静止画が添付ファイルとして添付
され、本文中に各シーンのテロップ文が記述された電子
メールを解析し、解析結果をユーザコンテンツテーブル
メモリ13に格納する。ムービープログラム生成部15
1は、各シーンの長さとテロップ表示形態との関係をテ
ロップ文の文字数に応じて好適化したムービーを定義す
るムービープログラムを作成し、ムービ生成部はムービ
ープログラムに従って、ユーザから送られた動画や画像
やテロップ文を素材としてムービを作成する。メール送
信部18は、生成されたムービーをユーザ端末3に送付
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の動画や制止
画などを一つのムービーに編集するムービー編集の技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の、デジタルスチルカメラやデジタ
ルムービーカメラやパーソナルコンピュータの普及に伴
い、自身で撮影した動画や静止画を組み合わせて編集し
ムービーを作成する個人ユーザも増加してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ユーザによる
ムービーの編集には、パーソナルコンピュータ上で稼働
するムービー編集用のアプリケーションプログラムやそ
の他のムービー編集用の設備が必要となるために、その
ような設備を所持していないユーザは、デジタルスチル
カメラやデジタルムービーカメラを所持していたとして
も、これらで撮影した動画や静止画を素材とするムービ
ーを作成することができない。
【0004】また、複数の動画や静止画を素材とするム
ービー編集において決定しなければならない制御項目は
多岐に渡り、ムービー編集用のアプリケーションプログ
ラムを所持していたとしても、これを使いこなしてムー
ビーを完成させることは初心者にとって必ずしも容易な
ことではない。
【0005】また、魅力的なムービーを作成するために
は、そのための経験やノウハウが必要であり、これらを
備えていないユーザが作成したムービーは、他人にとっ
て退屈なものとなりがちである。そこで、本発明は、ユ
ーザが、特段のムービー編集用の設備を必要とすること
なしに、簡易に、魅力的なムービーを作成することを支
援するムービー編集システムを提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、テロップ付きのムービーを編集するムービー
編集システムを、ムービーの各シーンで表示する画像オ
ブジェクトと、ムービーの各シーンで表示するテロップ
文とを受け付ける素材オブジェクト受付手段と、テロッ
プ表示形態決定手段と、各シーンについて、前記ムービ
ーの当該シーンに対応する部分である、当該シーンの画
像オブジェクトを表示するムービー部分を生成し、各シ
ーンについて生成したムービー部分を連結して前記ムー
ビーを生成するムービー生成手段とを備えて構成し、前
記テロップ表示形態決定手段において、動画である画像
オブジェクトを表示するシーンについて、当該シーンに
おけるテロップ文のスクロール速度を、当該シーンを構
成する動画の再生時間と当該シーンで表示するテロップ
文の文字数とに応じて算出し、前記ムービー生成手段に
おいて、動画である画像オブジェクトを表示するシーン
について、当該シーンの画像オブジェクトである動画上
に、当該シーンで表示するテロップ文を、前記テロップ
表示形態決定手段が算出したテロップ速度でスクロール
する形態で重畳したムービー部分を生成するようにした
ものである。
【0007】このようなムービー編集システムによれ
ば、たとえば、前記テロップ表示形態決定手段におい
て、テロップ文のスクロール速度を、当該シーンを構成
する動画の再生時間と当該シーンで表示するテロップ文
の文字数とに応じて適当に定めるようにすれば、ユーザ
は、ムービーの各シーンで表示する画像オブジェクト
と、ムービーの各シーンで表示するテロップ文とを指定
するだけの簡易な操作で、画像オブジェクトとして動画
を指定したムービーの各シーンにおいて、動画に、動画
の再生時間に対して好適化されたテロップ速度で指定し
たテロップ文がスクロールするテロップが重畳されたム
ービーを得ることができるようになる。
【0008】また、本発明は、前記課題達成のために、
テロップ付きのムービーを編集するムービー編集システ
ムを、ムービーの各シーンで表示する画像オブジェクト
と、ムービーの各シーンで表示するテロップ文とを受け
付ける素材オブジェクト受付手段と、静止画再生期間算
出手段と、各シーンについて、当該シーンの画像オブジ
ェクトに基づいて前記ムービーの当該シーンに対応する
部分である、当該シーンの画像オブジェクトを表示する
ムービー部分を生成し、各シーンについて生成したムー
ビー部分を連結して前記ムービーを生成するムービー生
成手段とを備えて構成し、前記静止画再生期間算出手段
において、静止画である画像オブジェクトを表示するシ
ーンの、当該シーンの画像オブジェクトである静止画の
再生期間を、当該シーンで表示するテロップ文の文字数
に応じて算出し、前記ムービー生成手段において、静止
画である画像オブジェクトを表示するシーンについて、
当該シーンの画像オブジェクトである静止画が、当該シ
ーンで表示するテロップ文を重畳された状態で、前記静
止画再生期間算出手段が算出した静止画再生期間表示さ
れるムービー部分を生成するようにしたものである。
【0009】このようなムービー編集システムによれ
ば、たとえば、前記静止画再生期間算出手段において、
画像オブジェクトとして静止画を指定したシーンの再生
期間を、当該シーンで表示するテロップ文の文字数に応
じて適当に定めるようにすれば、ユーザは、ムービーの
各シーンで表示する画像オブジェクトと、ムービーの各
シーンで表示するテロップ文とを指定するだけの簡易な
操作で、静止画のシーンを、テロップ文長さに対して好
適な期間、静止画を表示されるシーンとしたムービーを
得ることができるようになる。
【0010】また、本発明は、前記課題達成のために、
作風毎に設けられた、ムービーの一部を構成する予め用
意されたムービー部分を含む作風データを記憶した作風
データベースと、ユーザより、生成するムービーの作風
と、ムービーの各シーンで表示する画像オブジェクトを
受け付ける素材オブジェクト受付手段と、ユーザから画
像オブジェクトを受け取った各シーンについて、当該シ
ーンの画像オブジェクトに基づいて前記ムービーの当該
シーンに対応する部分である、当該シーンの画像オブジ
ェクトを表示するムービー部分を生成し、各シーンにつ
いて生成した各ムービー部分と、ユーザから受け取った
作風に対応する作風データに含まれるムービー部分とを
連結して前記ムービーを生成するムービー生成手段とを
備えたムービー編集システムをも提供する。
【0011】このようなムービー編集システムによれ
ば、ユーザは、生成するムービーの作風と、ムービーの
各シーンで表示する画像オブジェクトを指定するだけの
簡易な操作で、単なる指定した画像オブジェクトの表示
シーンが連結されたムービーではなく、このようなムー
ビーに指定した作風にあったタイトルバック画像やエン
ディング画像などの予め用意されたムービー部分が付加
された、ユーザの嗜好にあった魅力的ムービーを作成す
ることができるようになる。
【0012】また、さらには、本発明は、前記課題達成
のために、ネットワークを介して、ユーザより、ムービ
ーの各シーンで表示する画像オブジェクトと、ムービー
の各シーンで表示するテロップ文とを受け付ける素材オ
ブジェクト受付手段と、各シーンについて、前記ムービ
ーの当該シーンに対応する部分である、当該シーンの画
像オブジェクトを当該シーンのテロップ文を重畳した形
態で表示するムービー部分を生成し、各シーンについて
生成したムービー部分を連結して前記ムービーを生成す
るムービー生成手段と、前記ムービー生成手段が生成し
たムービーを、前記ネットワークを介して、前記ユーザ
もしくは前記ユーザから指定された宛先に送信するムー
ビー送付手段とを備えたムービー編集サービスサーバを
提供する。
【0013】このようなムービー編集サービスサーバに
よれば、ユーザは、ムービー編集サービスサーバに、ム
ービーの各シーンで表示する画像オブジェクトと、ムー
ビーの各シーンで表示するテロップ文を送付するだけの
至極簡易な作業のみで、テロップ付きのムービーを作成
するできるようになる。したがって、個々のユーザが、
ムービーの作成にあたり、特段のムービー編集用の設備
を所持したり、その煩雑な操作を取得するこ必要がな
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1に本実施形態に係るムービー編集システ
ムの構成を示す。図示するように、本実施形態に係るム
ービー編集システムは、ムービー編集サービスサーバ1
と、ムービー編集サービスサーバ1にインターネット2
を介してアクセスして、そのサービスを利用する複数の
ユーザ端末3を含んでいる。また、ムービー編集サービ
スサーバ1は、メール受信部11、コンテンツ解析部1
2、ユーザコンテンツテーブルメモリ13、編集ジョブ
キュー14、ムービー編集部15、ムービーメモリ1
6、送信ジョブキュー17、メール送信部18を有して
いる。また、ムービー編集部15は、ムービープログラ
ム生成部151、ムービープログラムメモリ152、ム
ービー生成部153、作風データベース154、プリセ
ットコンテンツリソースデータベース155を備えてい
る。
【0015】ただし、ムービー編集サービスサーバ1
は、実際には、電子計算機システムであってよく、この
場合、以上の各部は、記憶媒体や通信路を介して供給さ
れるコンピュータプログラムを電子計算機システムに読
み込み実行することにより実現される。
【0016】また、ユーザ端末3は、一般的なWebブラ
ウザやメーラーアプリケーションが組み込まれた通常の
パーソナルコンピュータやPDAや携帯電話である。次
に、ムービー編集サービスサーバ1の作風データベース
154とプリセットコンテンツリソースデータベース1
55の内容について説明する。図2aに示すように、作
風データベース154には、予め複数の作風データ15
41が格納されている。それぞれの作風データ1541
は、ムービーの作風毎に設けられた、その作風のムービ
ーを作成するためのデータである。すなわわち、作風デ
ータ1541は、作風を表す作風名、ムービーのタイト
ルバックに使用するタイトルバック画像のファイルへの
アクセスパスを示すタイトルバック画像ファイルID、タ
イトルバック画像ファイルIDの画像ファイルが動画か静
止画かを表すタイトルバック画像タイプ、タイトルバッ
ク画像ファイルの画像の再生時間を表すタイトルバック
画像再生時間、タイトル文字列の表示タイプを表すタイ
トルテロップタイプ、タイトル文字列の文字スタイルを
表すタイトル文字スタイル、タイトル以外のテロップの
文字スタイルを表すテロップ文字スタイル、ムービーの
エンディングに使用するエンディング画像のファイルへ
のアクセスパスを示すエンディング画像ファイルID、エ
ンディング画像ファイルIDの画像ファイルが動画か静止
画かを表すエンディング画像タイプ、エンディング画像
ファイルの画像の再生時間を表すエンディング画像再生
時間、画像やテロップに施す効果を定義したエフェクト
データとを有する。そして、エフェクトデータは、効果
の種別を表すエフェクト種別とその効果を施す期間など
の対象を表す適用対象の組のデータを複数持つことがで
きる。
【0017】次に、プリセットコンテンツリソースデー
タベース155には、図2bに示すように、前述したタ
イトルバック画像やエンディング画像として使用される
複数の動画ファイルと複数の静止画ファイル、タイトル
文字スタイルやテロップ文字スタイルで指定される文字
スタイルの文字フォントセットのデータ、エフェクトデ
ータのエフェクト種別で指定される効果を定義したエフ
ェクト定義データが、予め格納される。
【0018】ここで、前述したタイトルバック画像やエ
ンディング画像として動画ファイルの動画を用いる場合
は、前記タイトルバック画像再生時間やエンディング画
像再生時間は、その動画の再生時間とされ、タイトルバ
ック画像やエンディング画像として静止画ファイルの静
止画を用いる場合は、前記タイトルバック画像再生時間
やエンディング画像再生時間は、作風データ1541の
作成者が適宜設定する。また、前述したタイトルテロッ
プタイプは、タイプ=タイトル固定とされる。
【0019】以下、このようなムービー編集システムの
動作について説明する。ユーザは、ムービーを編集する
場合、ユーザ端末3において、ムービーの各シーンを構
成する動画ファイルや静止画ファイルをシーン順に添付
ファイルとして添付し、本文に、ムービーの作風の指定
や、ムービーのタイトル文字列や、ムービーの各シーン
で用いるテロップを記述した電子メールを作成し、ムー
ビー編集サービスサーバ宛に送信する。
【0020】図3aは、このような電子メールの具体例
を示したものである。図示した例は、シーン1とされる
タイトルが表示されるオープニングシーンと、シーン2
とされるエンディングシーンを含め、5シーンで構成さ
れるムービーを編集する場合についてのものであり、シ
ーン2〜シーン4までの各シーンの画像として使用され
る動画ファイルまたは静止画ファイルが添付ファイル1
〜3として、シーン順に添付されている。
【0021】また、メール本文中には、作風として「SF
映画風」が、タイトル文字列として「未知との遭遇」
が、シーン2のテロップ文として「それは、ある日のこ
と、光輝く物体が接近してきた。」が、シーン3のテロ
ップ文として「あっ、あれは何だ。」が、シーン4のテ
ロップ文として「、、、、。」が記述されている。ま
た、メール本文中において、作風、タイトル、テロップ
文の識別は、「作風:」、「タイトル:」、「本文:」
の文字列によって示され、各テロップ文のシーン毎の区
切りは2つの改行コードの連続で示されている。
【0022】また、電子メールのメールヘッダには、サ
ブジェクトとしてムービー編集依頼の電子メールである
ことを示す「ムービー編集要求」が記述されている他、
ムービー編集サービスサーバ1のメールアドレスが宛先
メールアドレスとして、ユーザのメールアドレスが送信
者メールアドレスとして記述される。
【0023】さて、このような電子メールを受信したム
ービー編集サービスサーバ1の、メール受信部11は、
サブジェクトより、この電子メールがムービー編集依頼
の電子メールであることを認識すると、この電子メール
をコンテンツ解析部12に引き渡す。
【0024】コンテンツ解析部12は、受け取った電子
メールを解析して、ユーザコンテンツテーブルを作成し
てユーザコンテンツテーブルメモリ13に登録すると共
に、このユーザコンテンツテーブルをジョブ対象とする
ムービー編集ジョブを編集ジョブキュー14に登録(キ
ューイン)する。
【0025】図3bに示すように、ユーザコンテンツテ
ーブルには、電子メールのメールヘッダの送信者メール
アドレスを依頼元メールアドレスとして登録し、メール
本文の作風を作風に登録し、タイトル文字列をタイトル
に登録する。また、電子メールに添付されていた添付フ
ァイルの数mに応じて、シーン2〜シーンm+1のシーンデ
ータを作成する。そして、シーンiデータには、メール
本文中のi-1番目のテロップ文とそのテロップ文の文字
数と、第i-1番目の添付ファイルが動画か静止画かを表
す画像タイプを記述する、また、シーンiデータには、
第i-1番目の添付ファイルが動画である場合には、その
動画の再生時間を記述する。そして、シーンiデータに
は、第i-1番目の添付ファイル自身も含める。
【0026】さて、ムービー編集部15のムービープロ
グラム生成部151は、編集ジョブキュー14にキュー
がある場合には、そのキューを取り出し(キューアウト
し)、取り出したキューが示すムービー編集ジョブがジ
ョブ対象とするユーザコンテンツテーブルをユーザコン
テンツテーブルメモリ13から読み込み、その内容に応
じてムービ作成プログラムを作成し、ムービープログラ
ムメモリ152に格納する処理を行う。
【0027】ここで、図4aに、ムービープログラム生
成部151が作成するムービープログラムの一例を示し
ておく。図示したムービープログラムは、シーン1〜シ
ーンnまでのnシーンから構成されるムービーを定義する
ムービープログラムを示している。また、ムービープロ
グラムは、各シーンについてのシーンシーケンスが記述
される。また、各シーンシーケンスは、そのシーンで表
示する画像を定義する画像チャネル、そのシーンで表示
するテロップを定義するテロップチャネル、画像やテロ
ップに施す効果を定義するエフェクトチャネルからな
る。
【0028】そして、画像チャネルには、そのシーンで
表示する画像を格納した動画または静止画のファイルへ
のアクセスパスを示す画像ファイルID、当該画像ファイ
ルが動画か静止画かを表す画像タイプ、当該画像ファイ
ルの画像の再生時間を表す再生時間が登録される。ま
た、テロップチャネルには、そのシーンで表示するテロ
ップ文文字列、テロップ文を表示する文字スタイル(フ
ォント、サイズ、色、マットの有無など)、テロップの
表示形態を表すテロップタイプ、テロップタイプがラン
であるときに記述されるテロップのラン速度を示すテロ
ップ速度が記述される。なお、本実施形態では、テロッ
プタイプとして、画面中央にテロップ文全文を表示する
タイトル、画面下部においてテロップ文を右から左に流
れるようにスクロールしていくラン、テロップ文全文を
画面下部に固定的に表示する字幕の3つのテロップタイ
プを用いる。前述してテロップ速度は、このようなテロ
ップタイプがランのときのテロップ文を右から左に流す
スクロール速度を表す。さて、次に、エフェクトチャネ
ルには、当該シーンで画像、または、テロップに施す効
果を表すエフェクト種別と、その効果を施す期間を表す
エフェクト期間が記述される。画像に対するエフェクト
の種別としては、フェードイン、フェードアウト、スラ
イド、ワイプ等のトランジッションエフェクト(シーン
切り換え時の効果)や、回転、反転、変形、色調操作そ
の他の多様なモーションエフェクトがある。また、テロ
ップに対するエフェクトとしては、テロップを回転させ
ながら大きくするスピンや、テロップを波打たせるウェ
ーブ、その他の多様なエフェクトがある。
【0029】以下、このようなムービープログラムのム
ービープログラム生成部151による作成の処理につい
て説明する。図5に、ムービープログラム生成部151
のムービープログラム生成処理の手順を示す。図示する
ように、ムービープログラム生成処理では、まず、ジョ
ブ対象のユーザコンテンツテーブルから、作風を取得し
(ステップ502)、取得した作風に一致する作風名を
持つ作風データ1541を作風データベース154から
検索する。また、作風データ1541中のタイトルバッ
ク画像ファイルIDとタイトルバック画像再生時間とタイ
トルバック画像タイプを取得する(ステップ504)。
また、ユーザコンテンツテーブルからタイトルを取得し
(ステップ506)、当該作風データ1541からタイ
トルテロップタイプとタイトル文字スタイルを取得する
(ステップ508)。また、当該作風データ1541か
ら、適用対象がタイトルシーンを対象としていることを
表すエフェクト種別と適用対象を取得する(ステップ5
10)。
【0030】そして、以上で取得した、タイトルバック
画像IDを画像ファイルIDとし、取得したタイトルバック
画像再生時間を再生時間とし、取得したタイトルバック
画像タイプを画像タイプとする画像チャネルと、以上で
取得したタイトルをテロップ文とし、取得したタイトル
文字スタイルを文字スタイルとし、タイトルテロップタ
イプをテロップタイプとするテロップチャネルと、取得
したエフェクト種別をエフェクト種別とし、取得した適
用対象と画像チャネルの画像再生時間などから求まる効
果適用期間をエフェクト期間とするエフェクトチャネル
を持つシーン1シーケンスを作成し、ムービープログラ
ムに登録する(ステップ512)。なお、シーン1で
は、テロップタイプはタイトル固定であるので、テロッ
プチャネルのテロップ速度は無効となる。
【0031】次に、ジョブ対象のユーザコンテンツテー
ブルに登録されている各シーンiデータ(iは2から始ま
る)について(ステップ514、532、534)、以
下の処理を行う。すなわち、まず、ユーザコンテンツテ
ーブルのシーンiデータの画像ファイルへのアクセスパ
スを画像ファイルIDとして取得すると共に、シーンiデ
ータから画像タイプを取得する(ステップ516)。そ
して、取得した画像タイプが動画であれば(ステップ5
18)、さらに、シーンiデータから画像再生時間を取
得する(ステップ520)。そして、シーンiデータか
らテロップ文とテロップ文字数を取得し(ステップ52
2)、画像再生時間とテロップ速度/タイプの算出処理
を行い(ステップ524)、画像再生時間とテロップタ
イプとテロップ速度を決定する。この画像再生時間とテ
ロップ速度/タイプの算出処理の詳細については後述す
る。次に、先に検索した作風データ1541から、テロ
ップ文字スタイルを取得する(ステップ526)。ま
た、当該作風データ1541から、適用対象がシーンi
を対象としていることを表すエフェクト種別と適用対象
を取得する(ステップ528)。
【0032】そして、以上で取得した、画像ファイルID
を画像ファイルIDとし、画像再生時間とテロップ速度/
タイプの算出処理で決定した画像再生時間を再生時間と
し、取得した画像タイプを画像タイプとする画像チャネ
ルと、以上で取得したテロップ文をテロップ文とし、取
得した文字スタイルを文字スタイルとし、テロップタイ
プを画像再生時間とテロップ速度/タイプの算出処理で
決定したテロップタイプとし、テロップ速度を画像再生
時間とテロップ速度/タイプの算出処理で決定したテロ
ップ速度とするテロップチャネルと、取得したエフェク
ト種別をエフェクト種別とし、取得した適用対象と画像
チャネルの画像再生時間などから求まる効果適用期間を
エフェクト期間とするエフェクトチャネルを持つシーン
iシーケンスを作成し、ムービープログラムに登録する
(ステップ530)。
【0033】以上の処理を、全てのユーザコンテンツテ
ーブルに登録されている各シーンデータについて行った
ならば、次に、先に検索した作風データ1541より、
エンディング画像IDと、エンディング画像タイプと、エ
ンディング画像再生時間を取得する(ステップ53
6)。また、当該作風データ1541から、適用対象が
エンディングシーンを対象としていることを表すエフェ
クト種別と適用対象を取得する(ステップ538)。
【0034】そして、以上で取得した、エンディング画
像IDを画像ファイルIDとし、取得したエンディング画像
再生時間を再生時間とし、取得したエンディング画像タ
イプを画像タイプとする画像チャネルと、取得したエフ
ェクト種別をエフェクト種別とし、取得した適用対象と
画像チャネルの画像再生時間などから求まる効果適用期
間をエフェクト期間とするエフェクトチャネルを持つ、
シーンシーケンスを作成し、既に登録されている最後尾
のシーンシーケンスの次のシーンシーケンスとして、ム
ービープログラムに登録する(ステップ540)。
【0035】ここで、前述した画像再生時間とテロップ
速度/タイプの算出処理の処理について説明する。図6
に、画像再生時間とテロップ速度/タイプの算出処理の
処理手順を示す。図示するように、この処理では、先に
取得された画像タイプが動画であるかどうかを調べる
(ステップ602)。そして、動画であれば、先に取得
した画像再生時間を、そのまま画像再生時間として決定
する(ステップ604)。また、決定した画像再生時間
を先に取得した文字数で割った値Sが、予め設定したテ
ロップ最高速度制限値Thsより小さいかどうかを調べ
(ステップ608)、小さくなければ、テロップタイプ
をランとするとテロップ最高速度制限値Thsmaxより早い
速度でテロップを流さないと全てのテロップを画像再生
時間中に表示しきれなくなるので、テロップタイプを字
幕とする(ステップ612)。一方、値Sが、予め設定
したテロップ最高速度制限値Thsmaxより小さければ、テ
ロップ速度を画像再生時間を先に取得したテロップ文字
数で割った値Sが、テロップ最低速度制限値ThSminより
大きいかどうかを調べ(ステップ610)、大きけれ
ば、テロップタイプをラン、テロップ速度を値Sとし
(ステップ614)、小さければテロップタイプをラン
とし、テロップ速度をテロップ最低速度制限値ThSminと
する(ステップ616)。なお、テロップ最高速度制限
値Thsmaxやテロップ最低速度制限値ThSminは、この間の
テロップ速度であれば、流れるテロップを心地よく視認
できる範囲となるように設定する。
【0036】一方、先に取得された画像タイプが動画で
ない場合、すなわち、静止画である場合には、まず、先
に取得したテロップ文字数にテロップ標準速度NSを乗じ
た値Lが、最長期間制限値ThLmaxより小さいかどうかを
調べ(ステップ620)、小さくなければ静止画の表示
期間が長くなりすぎるので、画像再生時間を、取得した
テロップ文字数に字幕タイプのテロップ1文字を読むの
にちょうど良い時間MiSを乗じた値とし(ステップ62
2)、テロップタイプを字幕とする(ステップ62
4)。一方、値Lが最長期間制限値ThLmaxより小さけれ
ば、さらに、値Lが最短期間制限値ThLminより小さくな
いかどうかを調べ(ステップ626)、小さければ最短
期間制限値ThLminを画像再生時間とし(ステップ62
8)、小さくなければ値Lを画像再生時間とし(ステッ
プ630)、テロップタイプをラン、テロップ速度をテ
ロップ標準速度NSとする(ステップ632)。
【0037】なお、最長期間制限値ThLmaxと最短期間制
限値ThLminは、この間の表示期間であれば、動きの無い
静止画を退屈せずに見続けられる範囲となるように設定
する。さて、図1に戻り、以上のようにしてムービープ
ログラムの作成とムービープログラムメモリ152への
格納完了したならば、ムービープログラム生成部151
は、ムービーの生成を要求する。また、このとき、ムー
ビープログラム生成部151は、ムービプログラムを生
成したユーザコンテンツテーブルに格納された依頼元ユ
ーザアドレスを、ムービー生成部153にムービー生成
の要求と共に通知する。
【0038】ムービープログラムは、ムービーの生成を
要求されたムービープログラムメモリ152に格納され
たムービープログラムを読み出し、ムービーを生成す
る。すなわち、ムービープログラムに記述された各シー
ンシーケンスに従って、各シーンの動画を生成し、これ
を連結して一つのムービーとする。また、各シーンの動
画の生成にあたっては、そのシーンシーケンスの画像チ
ャネルの画像タイプが動画である場合には、当該シーン
シーケンスの画像チャネルの画像ファイルIDのアクセス
パスに従ってプリセットコンテンツリソースデータベー
ス又はユーザコンテンツテーブルから読み出した動画に
対してエフェクトチャネルに記述された画像を対象とす
るエフェクト種別の効果をエフェクト期間で指定される
期間施して生成した動画像上に、テロップチャネルに記
述されたテロップ文の画像を、テロップタイプと(テロ
ップタイプがランである場合には)テロップ速度と文字
スタイルに従って生成し、エフェクトチャネルに記述さ
れたテロップを対象とするエフェクト種別の効果をエフ
ェクト期間で指定される期間施して、スパーインポーズ
することにより、そのシーンの動画を生成する。一方、
そのシーンシーケンスの画像チャネルの画像タイプが静
止画である場合には、当該シーンシーケンスの画像チャ
ネルの画像ファイルIDのアクセスパスに従ってプリセッ
トコンテンツリソースデータベース又はユーザコンテン
ツテーブルから読み出した静止画をシーンシーケンスの
画像再生時間分の動画(画像再生期間中動きの無い動
画)に変換した上で、その動画に対してエフェクトチャ
ネルに記述された画像を対象とするエフェクト種別の効
果をエフェクト期間で指定される期間施して生成した動
画像上に、テロップチャネルに記述されたテロップ文の
画像を、テロップタイプと(テロップタイプがランであ
る場合には)テロップ速度と文字スタイルに従って生成
し、エフェクトチャネルに記述されたテロップを対象と
するエフェクト種別の効果をエフェクト期間で指定され
る期間施して、スパーインポーズすることにより、その
シーンの動画を生成する。
【0039】この結果、たとえば、図3aに示した電子
メールおいて、添付ファイル1として動画B、添付ファ
イル2として静止画A、添付ファイル3として動画Cのフ
ァイルが添付されていて、メール本文で指定された作風
「SF映画風」の作風データベース154に登録されてい
る作風データ1541にタイトルバック画像として、プ
リセットコンテンツリソースデータベース155中に蓄
積されたUFOが飛来する動画Aが記述され、エンディング
画像としてプリセットコンテンツリソースデータベース
155中に蓄積されたUFOが飛び去っていく動画Dが指定
されている場合には、図4b、図4cに示すように、メー
ル本文でタイトルとして指定された「未知との遭遇」の
タイトル画像が重畳された動画aの後に、メール本文中
の第1のテロップ文「それは、ある日のこと、、、、接
近してきた。」とのテロップが重畳された動画B、メー
ル本文中の第2のテロップ文「あっ、あれは何だ」との
テロップが重畳された動画(静止画Aを動画化したも
の)、メール本文中の第3のテロップ文「、、、、。」
が重畳された動画C、動画Dと続くムービーが生成される
ことになる。
【0040】また、このムービーは、メール本文中の作
風の指定に伴い、当該作風の作風データ1541に記述
されたエフェクトデータに従って、各動画やテロップ文
にさまざまな効果が施されたものとなる。たとえば、図
示するように、タイトル文に対してはスピン効果が与え
られ、動画Bにはフェードインのトランジッッションエ
フェクトが与えられ、動画Cにはスライドのランジッッ
ションエフェクトが与えられ、動画Cにはワイプのトラ
ンジッッションエフェクトが与えられ、動画Dにはフェ
ードアウトのトランジッッションエフェクトが与えられ
たりする。
【0041】また、生成されたムービーにおいて、ユー
ザが添付ファイルとした動画またはユーザが添付ファイ
ルとした静止画を動画化した動画に重畳されるテロップ
は、そのテロップの長さと動画の再生時間の長さによっ
て異なるタイプのテロップとして、また、異なるテロッ
プ速度を持つものとして、それぞれ表示されることにな
る。たとえば、図示した例のように、第1テロップ文の
「それは、ある日のこと、、、、接近してきた。」は、
これが重畳される動画の再生時間に対して長すぎるので
一度に全文をシーン中表示する字幕タイプとして表示さ
れ、第2テロップ文「あっ、あれは何だ。」は、テロッ
プタイプがランのテロップとして、標準的なテロップ速
度(画面右から左へ流れる速度)で表示され、第3のテ
ロップ文「、、、、。」は動画Cの再生時間に対して最
適長さより少し短いので、テロップタイプがランのテロ
ップとして、標準的なテロップ速度よりも少し遅いテロ
ップ速度で表示されたりする。
【0042】また、生成されるムービーにおいて、ユー
ザが添付ファイルとした静止画から生成される動画は、
その動画に重畳するテロップ文の長さに応じて、その再
生時間が決定されることになる。たとえば、図示した例
のように、静止画Aは、第2テロップ文「あっ、あれは
何だ。」を標準的なテロップ速度で表示しきるのにちょ
うど良い再生時間を持つ動画として生成されたりする。
【0043】さて、ムービー生成部153は、以上のよ
うにしてムービーを生成したならば、生成したムービー
をムービーファイルとしてムービーメモリ16に格納す
ると共に、先にムービーの生成要求と共にムービープロ
グラム生成部151から通知されている依頼元メールア
ドレスへの、格納したムービーファイルをジョブ対象と
する送信ジョブを送信ジョブキュー17にキューインす
る。
【0044】メール送信部18は、送信ジョブキュー1
7から順次送信ジョブを取り出し、送信ジョブが示す依
頼元メールアドレスを宛先とし、ジョブ対象のムービー
ファイルを添付ファイルとして添付した電子メールを送
信し、ユーザ端末3に送信する。
【0045】以上、本実施形態に係るムービー編集シス
テムについて説明した。ところで、以上の実施形態にお
いて、ムービー編集サービスサーバ1は、電子メールの
形式ではなく、他の任意の形態でムービーに含める動画
や静止画やタイトルやテロップ文などの素材や作風を受
け付けるようにしてかまわない。また、以上の実施形態
では、ムービー編集サービスサーバ1において、動画や
静止画やタイトルやテロップ文の素材から作風に応じて
ムービーの生成を行う場合について示したが、以上のム
ービー編集サービスサーバ1において行っていたムービ
ー生成の処理は、ユーザ端末3で行うようにしてもかま
わない。
【0046】また、以上の実施形態では、ムービー編集
サービスサーバ1において生成したムービーをムービー
編集依頼元のユーザに返送したが、これは、図3aに示
した電子メール本文中などにおいてムービー編集依頼元
のユーザから指定された送り先に、ムービーを電子メー
ルの添付ファイルなどの形態で送信するようにしてもか
まわない。以上の実施形態において、テロップ文の表示
をムービーに含める代わりに、または、テロップ文の表
示と共に、決定したテロップ速度に応じてテロップ文を
読み上げるアナウンス音声をムービーに含めるようにし
てもよい。
【0047】以上のように、本実施形態によれば、ユー
ザは作風とムービーの各シーンの画像と各シーンのテロ
ップを指定するだけで、あらかじめ用意された作風にあ
った魅力的なタイトルバック画像とエンディング画像が
付加された、各シーンの長さとテロップ表示形態との関
係が好適化された、プロフェッショナルの手によるよう
な優れた表現形式を持つムービーを作成することができ
るようになる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザ
が、特段のムービー編集用の設備を必要とすることなし
に、簡易に、魅力的なムービーを作成することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るムービー編集システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るムービー編集システム
の各データベースの内容を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るムービー編集システム
において受け付ける電子メールとユーザコンテンツテー
ブルの内容を示す図である。
【図4】本発明の実施形態において生成するムービープ
ログラムとムービープログラムが規定するムービーを示
す図である。
【図5】本発明の実施形態に係るムービープログラム生
成処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係るムービープログラム生
成処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ムービー編集サービスサーバ、2:インターネッ
ト、3:ユーザ端末、11:メール受信部、12:コン
テンツ解析部、13:ユーザコンテンツテーブルメモ
リ、14:編集ジョブキュー、15:ムービー編集部、
16:ムービーメモリ、17:送信ジョブキュー、1
8:メール送信部、151:ムービープログラム生成
部、152:ムービープログラムメモリ、153:ムー
ビー生成部、154:作風データベース、155:プリ
セットコンテンツリソースデータベース、1541:作
風データ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テロップ付きのムービーを編集するムービ
    ー編集システムであって、 ムービーの各シーンで表示する画像オブジェクトと、ム
    ービーの各シーンで表示するテロップ文とを受け付ける
    素材オブジェクト受付手段と、 テロップ表示形態決定手段と、 各シーンについて、前記ムービーの当該シーンに対応す
    る部分である、当該シーンの画像オブジェクトを表示す
    るムービー部分を生成し、各シーンについて生成したム
    ービー部分を連結して前記ムービーを生成するムービー
    生成手段とを有し、 前記画像オブジェクトは、動画を含み、 前記テロップ表示形態決定手段は、動画である画像オブ
    ジェクトを表示するシーンについて、当該シーンにおけ
    るテロップ文のスクロール速度を、当該シーンを構成す
    る動画の再生時間と当該シーンで表示するテロップ文の
    文字数とに応じて算出し、 前記ムービー生成手段は、動画である画像オブジェクト
    を表示するシーンについて、当該シーンの画像オブジェ
    クトである動画上に、当該シーンで表示するテロップ文
    を、前記テロップ表示形態決定手段が算出したテロップ
    速度でスクロールする形態で重畳したムービー部分を生
    成することを特徴とするムービー編集システム。
  2. 【請求項2】テロップ付きのムービーを編集するムービ
    ー編集システムであって、 ムービーの各シーンで表示する画像オブジェクトと、ム
    ービーの各シーンで表示するテロップ文とを受け付ける
    素材オブジェクト受付手段と、 静止画再生期間算出手段と、 各シーンについて、当該シーンの画像オブジェクトに基
    づいて前記ムービーの当該シーンに対応する部分であ
    る、当該シーンの画像オブジェクトを表示するムービー
    部分を生成し、各シーンについて生成したムービー部分
    を連結して前記ムービーを生成するムービー生成手段と
    を有し、 前記画像オブジェクトは、静止画を含み、 前記静止画再生期間算出手段は、静止画である画像オブ
    ジェクトを表示するシーンの、当該シーンの画像オブジ
    ェクトである静止画の再生期間を、当該シーンで表示す
    るテロップ文の文字数に応じて算出し、 前記ムービー生成手段は、静止画である画像オブジェク
    トを表示するシーンについて、当該シーンの画像オブジ
    ェクトである静止画が、当該シーンで表示するテロップ
    文を重畳された状態で、前記静止画再生期間算出手段が
    算出した静止画再生期間表示されるムービー部分を生成
    することを特徴とするムービー編集システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のムービー編集システムであ
    って、 静止画再生期間算出手段を有し、 前記画像オブジェクトは、さらに静止画を含み、 前記静止画再生期間算出手段は、静止画である画像オブ
    ジェクトを表示するシーンの、当該シーンの画像オブジ
    ェクトである静止画の再生期間を、当該シーンで表示す
    るテロップ文の文字数に応じて算出し、 前記ムービー生成手段は、静止画である画像オブジェク
    トを表示するシーンについて、当該シーンの画像オブジ
    ェクトである静止画が、当該シーンで表示するテロップ
    文を重畳された状態で、前記静止画再生期間算出手段が
    算出した静止画再生期間表示されるムービー部分を生成
    することを特徴とするムービー編集システム。
  4. 【請求項4】請求項1または3記載のムービー編集シス
    テムであって、 前記テロップ表示形態決定手段は、動画である画像オブ
    ジェクトを表示するシーンについて、当該シーンを構成
    する動画の再生時間が、当該シーンで表示するテロップ
    文の文字数に対して、所定レベル以上短い場合に、当該
    シーンにおけるテロップ文の表示形態をスクロール無し
    の表示形態として決定し、 前記ムービー生成手段は、前記テロップ表示形態決定手
    段によってテロップ文の表示形態がスクロール無しの表
    示形態と決定されたシーンについては、当該シーンで表
    示するテロップ文を、スクロールしない形態で、当該シ
    ーンの画像オブジェクトである動画上に重畳したムービ
    ー部分を生成することを特徴とするムービー編集システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項2または3記載のムービー編集シス
    テムであって、 前記ムービー生成手段は、静止画である画像オブジェク
    トを表示するシーンについて、当該シーンの画像オブジ
    ェクトである静止画が、当該シーンで表示するテロップ
    文が所定のスクロール速度でスクロールする形態で重畳
    された状態で、前記静止画再生期間算出手段が算出した
    静止画再生期間表示されるムービー部分を生成すること
    を特徴とするムービー編集システム。
  6. 【請求項6】ムービーを編集するムービー編集システム
    であって、 作風毎に設けられた、ムービーの一部を構成する予め用
    意されたムービー部分を含む作風データを記憶した作風
    データベースと、 ユーザより、生成するムービーの作風と、ムービーの各
    シーンで表示する画像オブジェクトを受け付ける素材オ
    ブジェクト受付手段と、 ユーザから画像オブジェクトを受け取った各シーンにつ
    いて、当該シーンの画像オブジェクトに基づいて前記ム
    ービーの当該シーンに対応する部分である、当該シーン
    の画像オブジェクトを表示するムービー部分を生成し、
    各シーンについて生成した各ムービー部分と、ユーザか
    ら受け取った作風に対応する作風データに含まれるムー
    ビー部分とを連結して前記ムービーを生成するムービー
    生成手段とを有することを特徴とするムービー編集シス
    テム。
  7. 【請求項7】ムービーを編集するサービスを提供するム
    ービー編集サービスサーバであって、 ネットワークを介して、ユーザより、ムービーの各シー
    ンで表示する画像オブジェクトと、ムービーの各シーン
    で表示するテロップ文とを受け付ける素材オブジェクト
    受付手段と、 各シーンについて、前記ムービーの当該シーンに対応す
    る部分である、当該シーンの画像オブジェクトを当該シ
    ーンのテロップ文を重畳した形態で表示するムービー部
    分を生成し、各シーンについて生成したムービー部分を
    連結して前記ムービーを生成するムービー生成手段と前
    記ムービー生成手段が生成したムービーを、前記ネット
    ワークを介して、前記ユーザもしくは前記ユーザから指
    定された宛先に送信するムービー送付手段とを有するこ
    とを特徴とするムービー編集サービスサーバ。
  8. 【請求項8】コンピュータによって読み込まれ実行され
    るコンピュータプログラムであって、 当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータ上
    に、 ムービーの各シーンで表示する画像オブジェクトと、ム
    ービーの各シーンで表示するテロップ文とを受け付ける
    素材オブジェクト受付手段と、 テロップ表示形態決定手段と、 各シーンについて、前記ムービーの当該シーンに対応す
    る部分である、当該シーンの画像オブジェクトを表示す
    るムービー部分を生成し、各シーンについて生成したム
    ービー部分を連結して前記ムービーを生成するムービー
    生成手段とを形成し、 前記画像オブジェクトは、動画を含み、 前記テロップ表示形態決定手段は、動画である画像オブ
    ジェクトを表示するシーンについて、当該シーンにおけ
    るテロップ文のスクロール速度を、当該シーンを構成す
    る動画の再生時間と当該シーンで表示するテロップ文の
    文字数とに応じて算出し、 前記ムービー生成手段は、動画である画像オブジェクト
    を表示するシーンについて、当該シーンの画像オブジェ
    クトである動画上に、当該シーンで表示するテロップ文
    を、前記テロップ表示形態決定手段が算出したテロップ
    速度でスクロールする形態で重畳したムービー部分を生
    成することを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 【請求項9】コンピュータによって読み込まれ実行され
    るコンピュータプログラムであって、 当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータ上
    に、 ムービーの各シーンで表示する画像オブジェクトと、ム
    ービーの各シーンで表示するテロップ文とを受け付ける
    素材オブジェクト受付手段と、 静止画再生期間算出手段と、 各シーンについて、当該シーンの画像オブジェクトに基
    づいて前記ムービーの当該シーンに対応する部分であ
    る、当該シーンの画像オブジェクトを表示するムービー
    部分を生成し、各シーンについて生成したムービー部分
    を連結して前記ムービーを生成するムービー生成手段と
    を形成し、 前記画像オブジェクトは、静止画を含み、 前記静止画再生期間算出手段は、静止画である画像オブ
    ジェクトを表示するシーンの、当該シーンの画像オブジ
    ェクトである静止画の再生期間を、当該シーンで表示す
    るテロップ文の文字数に応じて算出し、 前記ムービー生成手段は、静止画である画像オブジェク
    トを表示するシーンについて、当該シーンの画像オブジ
    ェクトである静止画が、当該シーンで表示するテロップ
    文を重畳された状態で、前記静止画再生期間算出手段が
    算出した静止画再生期間表示されるムービー部分を生成
    することを特徴とするコンピュータプログラム。
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