JP2003219171A - 網点面積変更方法ならびに網点面積変更プログラム - Google Patents
網点面積変更方法ならびに網点面積変更プログラムInfo
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- JP2003219171A JP2003219171A JP2002015493A JP2002015493A JP2003219171A JP 2003219171 A JP2003219171 A JP 2003219171A JP 2002015493 A JP2002015493 A JP 2002015493A JP 2002015493 A JP2002015493 A JP 2002015493A JP 2003219171 A JP2003219171 A JP 2003219171A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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- H04N1/40075—Descreening, i.e. converting a halftone signal into a corresponding continuous-tone signal; Rescreening, i.e. combined descreening and halftoning
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- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/603—Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 既にＲＩＰ処理された網点画像データに対
し、網点面積の変更（網点諧調の変更）を行うことがで
きる網点面積変更方法を提供する。 【解決手段】 ステップＳ１では、ＲＩＰ処理済みの２
値化網点画像データを伸張処理して網点画像データの多
値化に備える。ステップＳ２では、前記伸張処理した網
点画像データを平均化マスクにより処理して、中間調を
有する多値網点画像データに変換する。ステップＳ４で
は、前記多値諧調を所定のトーンカーブに基づいて諧調
変換して、網点エッジ部分の濃度を変えて太らせ／細ら
せ処理を行う。ステップＳ５では、補正された諧調に基
づいて誤差拡散処理により、中間諧調をドットの粗密に
より再現して、網点面積の変更を達成する。
し、網点面積の変更（網点諧調の変更）を行うことがで
きる網点面積変更方法を提供する。 【解決手段】 ステップＳ１では、ＲＩＰ処理済みの２
値化網点画像データを伸張処理して網点画像データの多
値化に備える。ステップＳ２では、前記伸張処理した網
点画像データを平均化マスクにより処理して、中間調を
有する多値網点画像データに変換する。ステップＳ４で
は、前記多値諧調を所定のトーンカーブに基づいて諧調
変換して、網点エッジ部分の濃度を変えて太らせ／細ら
せ処理を行う。ステップＳ５では、補正された諧調に基
づいて誤差拡散処理により、中間諧調をドットの粗密に
より再現して、網点面積の変更を達成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、２値化された網
点画像データの網点面積を変更する方法およびプログラ
ムに関する。
点画像データの網点面積を変更する方法およびプログラ
ムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年の製版作業では、印刷物を構成する
デジタル画像データをＲＩＰ処理して２値の画像データ
に変換した後、後段のＣＴＰ（computer-to-plate）装
置やイメージセッターなどの出力装置に出力するように
している。このＲＩＰ処理と同時に絵柄に対する網掛け
処理が行われており、２値化された網点画像データが生
成されている。
デジタル画像データをＲＩＰ処理して２値の画像データ
に変換した後、後段のＣＴＰ（computer-to-plate）装
置やイメージセッターなどの出力装置に出力するように
している。このＲＩＰ処理と同時に絵柄に対する網掛け
処理が行われており、２値化された網点画像データが生
成されている。
【０００３】一方、一般的な印刷物ではインキの拡がり
により網点が太る所謂ドットゲインという現象を起こす
ことが知られている。従って、製版作業時には使用する
印刷機や印刷用紙の特性などに応じて、予め画像データ
の網点諧調（網点面積）を補正しておくことが多い。す
なわち前記網掛け処理時に網点諧調を補正してＲＩＰ処
理が行われている。なお「網点諧調の補正」とは、網点
の面積を変更して実現するため「網点面積の補正」と同
義となる。
により網点が太る所謂ドットゲインという現象を起こす
ことが知られている。従って、製版作業時には使用する
印刷機や印刷用紙の特性などに応じて、予め画像データ
の網点諧調（網点面積）を補正しておくことが多い。す
なわち前記網掛け処理時に網点諧調を補正してＲＩＰ処
理が行われている。なお「網点諧調の補正」とは、網点
の面積を変更して実現するため「網点面積の補正」と同
義となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記製版作業のコンピ
ュータ化に従い、従来の色校正作業もデジタル画像デー
タにより出力処理がなされるようになってきている。す
なわち実際に製版作業に用いられる画像データを用い
て、例えば簡易的にはインクジェットプリンターなどに
よって校正印刷物が得られる。
ュータ化に従い、従来の色校正作業もデジタル画像デー
タにより出力処理がなされるようになってきている。す
なわち実際に製版作業に用いられる画像データを用い
て、例えば簡易的にはインクジェットプリンターなどに
よって校正印刷物が得られる。
【０００５】しかしながら、インクジェットプリンター
などの色校正に用いられる出力装置と一般的な印刷機と
では異なるドットゲイン特性を備える。また同じインク
ジェットプリンターであっても、使用する印刷用紙など
の条件によってドットゲイン特性が変わる。このような
場合、同じ２値化網点画像データを用いた場合でも、得
られる校正印刷物の色合いが相違することになり好まし
くない。従って、厳密に色校正を行うとすれば、製版に
用いられる２値化網点画像データとは別に色校正用に網
点諧調を補正した２値化網点画像データが必要になる。
などの色校正に用いられる出力装置と一般的な印刷機と
では異なるドットゲイン特性を備える。また同じインク
ジェットプリンターであっても、使用する印刷用紙など
の条件によってドットゲイン特性が変わる。このような
場合、同じ２値化網点画像データを用いた場合でも、得
られる校正印刷物の色合いが相違することになり好まし
くない。従って、厳密に色校正を行うとすれば、製版に
用いられる２値化網点画像データとは別に色校正用に網
点諧調を補正した２値化網点画像データが必要になる。
【０００６】ところが、前記ＲＩＰ処理により２値化網
点画像データを生成するのは比較的処理の重い作業であ
り、色校正用のためにＲＩＰ処理をやり直すのは作業時
間の増大につながっていた。また前記色校正作業では、
ＲＩＰ処理時の変換ミスなども校正することができた
が、色校正用に別のＲＩＰ処理を行なっていては、実際
の製版作業に用いる２値化網点画像データのＲＩＰ変換
ミスに対しては実質的な校正が行えないという問題もあ
る。
点画像データを生成するのは比較的処理の重い作業であ
り、色校正用のためにＲＩＰ処理をやり直すのは作業時
間の増大につながっていた。また前記色校正作業では、
ＲＩＰ処理時の変換ミスなども校正することができた
が、色校正用に別のＲＩＰ処理を行なっていては、実際
の製版作業に用いる２値化網点画像データのＲＩＰ変換
ミスに対しては実質的な校正が行えないという問題もあ
る。
【０００７】さらに雑誌等の広告では、クライアントか
ら網掛けされた原稿やＲＩＰ処理済みの網点画像データ
等を支給される場合もある。この場合は、新たに網掛け
処理をし直して網点諧調を補正すること自体ができなか
った。
ら網掛けされた原稿やＲＩＰ処理済みの網点画像データ
等を支給される場合もある。この場合は、新たに網掛け
処理をし直して網点諧調を補正すること自体ができなか
った。
【０００８】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、既にＲＩＰ処理済の２値化された網点画
像データに対し、網点諧調(網点面積)を補正することが
できる網点面積変更方法を提供することを目的とするも
のである。この方法によれば網点諧調を変更するために
改めてＲＩＰ処理および網掛け処理をやり直さなくても
異なるドットゲイン特性の出力装置に対応することがで
き、特にインクジェットプリンターなどによる校正印刷
に最適である。
たものであり、既にＲＩＰ処理済の２値化された網点画
像データに対し、網点諧調(網点面積)を補正することが
できる網点面積変更方法を提供することを目的とするも
のである。この方法によれば網点諧調を変更するために
改めてＲＩＰ処理および網掛け処理をやり直さなくても
異なるドットゲイン特性の出力装置に対応することがで
き、特にインクジェットプリンターなどによる校正印刷
に最適である。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、２値化された網点画像データの網点面積を変更する
網点面積変更方法であって、２値化された網点画像デー
タを多値に伸張する伸張工程と、多値化された網点画像
データに対し平均化マスク処理を行う平均化マスク処理
工程と、平均化マスク処理された多値の網点画像データ
に対し、所定の諧調特性に応じて諧調補正を行う諧調補
正工程と、前記諧調補正された多値の網点画像データを
誤差拡散処理により出力データに変換する誤差拡散処理
工程と、からなり、前記諧調特性を変更することによっ
て網点面積を変更するようにしたものである。
は、２値化された網点画像データの網点面積を変更する
網点面積変更方法であって、２値化された網点画像デー
タを多値に伸張する伸張工程と、多値化された網点画像
データに対し平均化マスク処理を行う平均化マスク処理
工程と、平均化マスク処理された多値の網点画像データ
に対し、所定の諧調特性に応じて諧調補正を行う諧調補
正工程と、前記諧調補正された多値の網点画像データを
誤差拡散処理により出力データに変換する誤差拡散処理
工程と、からなり、前記諧調特性を変更することによっ
て網点面積を変更するようにしたものである。
【００１０】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の網点面積変更方法であって、網点面積の変更量に応じ
て予め前記諧調特性を少なくとも２以上備えておき、複
数の諧調特性を選択的に切り替えて使用するようにした
ことを特徴とする。
の網点面積変更方法であって、網点面積の変更量に応じ
て予め前記諧調特性を少なくとも２以上備えておき、複
数の諧調特性を選択的に切り替えて使用するようにした
ことを特徴とする。
【００１１】請求項３に記載の発明は、請求項１または
２に記載の網点面積変更方法であって、前記平均化マス
ク処理に用いるマスクのサイズを変更することにより、
前記網点面積の変更幅を可変するようにしたことを特徴
とする。
２に記載の網点面積変更方法であって、前記平均化マス
ク処理に用いるマスクのサイズを変更することにより、
前記網点面積の変更幅を可変するようにしたことを特徴
とする。
【００１２】請求項４に記載の発明は、請求項１ないし
３のいずれかに記載の網点面積変更方法をコンピュータ
により実行するための網点面積変更プログラムである。
３のいずれかに記載の網点面積変更方法をコンピュータ
により実行するための網点面積変更プログラムである。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面に基づいて説明する。まず図１は本発明に係る網点
面積変更方法の手順を示すフローチャートである。
図面に基づいて説明する。まず図１は本発明に係る網点
面積変更方法の手順を示すフローチャートである。
【００１４】図において、まずステップＳ１では、２値
化された網点画像データが多値の画像データに伸張され
る。図２は、この伸張工程を説明するための説明図であ
り、図２（Ａ）は複数のドットで形成される網点１を示
す。図２（Ｂ）は前記（Ａ）で示す網点１の中央部の諧
調を示すものであり、網点１を形成する部分はドットが
存在するために「１」の諧調値、それ以外は「０」の諧
調値を有する。ステップＳ１の伸張工程では、前記諧調
値「１」を「２５５」に変更して、多値諧調を取ること
が可能なようにするものである。なお上記諧調値「２５
５」は一例の数値であり、これに制限される必要はな
い。
化された網点画像データが多値の画像データに伸張され
る。図２は、この伸張工程を説明するための説明図であ
り、図２（Ａ）は複数のドットで形成される網点１を示
す。図２（Ｂ）は前記（Ａ）で示す網点１の中央部の諧
調を示すものであり、網点１を形成する部分はドットが
存在するために「１」の諧調値、それ以外は「０」の諧
調値を有する。ステップＳ１の伸張工程では、前記諧調
値「１」を「２５５」に変更して、多値諧調を取ること
が可能なようにするものである。なお上記諧調値「２５
５」は一例の数値であり、これに制限される必要はな
い。
【００１５】図１のステップＳ２では、伸張された多値
画像データに対し、所定のマスクを用いて処理を行う。
この実施の形態では、例えば図３（Ｄ）に示すような３
×３マスクｍを用いる。
画像データに対し、所定のマスクを用いて処理を行う。
この実施の形態では、例えば図３（Ｄ）に示すような３
×３マスクｍを用いる。
【００１６】この図３（Ｄ）のマスクｍは、中央の注目
画素に対して、注目画素を含む周囲９画素の諧調値を各
々１／９ずつ加算する、すなわち周囲９画素を平均化す
るマスクである。なお、マスクｍとしては、これに限定
される必要はない。
画素に対して、注目画素を含む周囲９画素の諧調値を各
々１／９ずつ加算する、すなわち周囲９画素を平均化す
るマスクである。なお、マスクｍとしては、これに限定
される必要はない。
【００１７】上記平均化マスクｍを用いて各ドットの諧
調値を処理すると、例えば前記図２（Ｃ）で示す諧調は
図３（Ｅ）で示すような諧調に変換される。すなわち前
記網点１のエッジ部分の諧調値が「０」から「２５５」
までの間の中間値になってぼやけた網点２のようにな
る。なお網点２として示す図は、エッジ部分がぼけた例
を模式的に示すものである。
調値を処理すると、例えば前記図２（Ｃ）で示す諧調は
図３（Ｅ）で示すような諧調に変換される。すなわち前
記網点１のエッジ部分の諧調値が「０」から「２５５」
までの間の中間値になってぼやけた網点２のようにな
る。なお網点２として示す図は、エッジ部分がぼけた例
を模式的に示すものである。
【００１８】図１のステップＳ３では、予め設定した諧
調特性を用いて、前記各ドットの諧調値を補正する。以
下、図４（Ｆ）に示すトーンカーブを用いる場合を例に
説明する。図４（Ｆ）のトーンカーブは、補正前の諧調
値（横軸）を補正後の諧調値（縦軸）に変換するための
変換テーブルを示し、例えば補正前の諧調値ｉは諧調値
ｊに変換される。この図４（Ｆ）で示すトーンカーブに
基づく諧調特性を用いて前記図３（Ｅ）で示す諧調を補
正すれば図４（Ｇ）に示すように補正される。これによ
り網点のエッジ部分の濃度が強調され、太らせ処理を施
したことになる。なお図４（Ｈ）に示す網点３は、上記
太らせ処理を施した例を模式的に示すものである。
調特性を用いて、前記各ドットの諧調値を補正する。以
下、図４（Ｆ）に示すトーンカーブを用いる場合を例に
説明する。図４（Ｆ）のトーンカーブは、補正前の諧調
値（横軸）を補正後の諧調値（縦軸）に変換するための
変換テーブルを示し、例えば補正前の諧調値ｉは諧調値
ｊに変換される。この図４（Ｆ）で示すトーンカーブに
基づく諧調特性を用いて前記図３（Ｅ）で示す諧調を補
正すれば図４（Ｇ）に示すように補正される。これによ
り網点のエッジ部分の濃度が強調され、太らせ処理を施
したことになる。なお図４（Ｈ）に示す網点３は、上記
太らせ処理を施した例を模式的に示すものである。
【００１９】同様に前記トーンカーブを、図４（Ｉ）に
示すものにすれば、補正された諧調は図４（Ｊ）に示す
ものとなる。この場合、網点のエッジ部分の濃度が薄く
なり、網点の細らせ処理を施したことになる。図４
（Ｋ）に示す網点４は、上記細らせ処理を施した例を模
式的に示すものである。
示すものにすれば、補正された諧調は図４（Ｊ）に示す
ものとなる。この場合、網点のエッジ部分の濃度が薄く
なり、網点の細らせ処理を施したことになる。図４
（Ｋ）に示す網点４は、上記細らせ処理を施した例を模
式的に示すものである。
【００２０】上記トーンカーブは網点面積を変更する変
更量（例えば網点諧調を何パーセント太らせ／細らせ変
更するか）に対応して複数準備しておき、予め記憶メモ
リに保持しておいて選択使用できるようにする。これに
よりオペレータは、トーンカーブの設定を意識せずに単
に網点面積を変更する変更量のみを指定すればよいこと
になる。
更量（例えば網点諧調を何パーセント太らせ／細らせ変
更するか）に対応して複数準備しておき、予め記憶メモ
リに保持しておいて選択使用できるようにする。これに
よりオペレータは、トーンカーブの設定を意識せずに単
に網点面積を変更する変更量のみを指定すればよいこと
になる。
【００２１】さらに上記網点面積の変更幅（太らせ／細
らせ量）を大きくする場合は、同時に前記平均化マスク
ｍのサイズを変更するようにしてもよい。例えば、前記
平均化マスクｍのマスクサイズを５×５等にすれば、網
点面積の変更幅をさらに大きくすることができる。一般
的には、前記変更幅は画像の解像度や線数に応じて最適
なものが使用されるように予め設定されるのが望まし
い。
らせ量）を大きくする場合は、同時に前記平均化マスク
ｍのサイズを変更するようにしてもよい。例えば、前記
平均化マスクｍのマスクサイズを５×５等にすれば、網
点面積の変更幅をさらに大きくすることができる。一般
的には、前記変更幅は画像の解像度や線数に応じて最適
なものが使用されるように予め設定されるのが望まし
い。
【００２２】図１のステップＳ４では、前記諧調補正が
なされた多値の網点画像データに従って、誤差拡散処理
により出力ドットを定めた画像データを生成する。誤差
拡散処理はインクジェットプリンターなどの出力におい
て一般的なものであり、ある諧調値ｉ（ｉ＝０〜２５
５）のドットに対してドットを出力しない場合は、当該
諧調値ｉを差分として周囲の画素の諧調値に対し分散す
る手法である。（ドットを出力した場合に２５５−ｉを
差分として周囲の画素の諧調値に対し分散してもよ
い。）
なされた多値の網点画像データに従って、誤差拡散処理
により出力ドットを定めた画像データを生成する。誤差
拡散処理はインクジェットプリンターなどの出力におい
て一般的なものであり、ある諧調値ｉ（ｉ＝０〜２５
５）のドットに対してドットを出力しない場合は、当該
諧調値ｉを差分として周囲の画素の諧調値に対し分散す
る手法である。（ドットを出力した場合に２５５−ｉを
差分として周囲の画素の諧調値に対し分散してもよ
い。）
【００２３】この誤差拡散処理により、多値の諧調がド
ットの粗密により再現されることになる。例えば図５
（Ｌ）および図５（Ｍ）は各々、前記図４（Ｇ）（Ｈ）
および図４（Ｊ）（Ｋ）の諧調を備える網点３および４
を誤差拡散処理に基づいて処理し、網点のエッジ部分を
ドットの粗密により再現した網点５、６により出力した
例を模式図で示している。
ットの粗密により再現されることになる。例えば図５
（Ｌ）および図５（Ｍ）は各々、前記図４（Ｇ）（Ｈ）
および図４（Ｊ）（Ｋ）の諧調を備える網点３および４
を誤差拡散処理に基づいて処理し、網点のエッジ部分を
ドットの粗密により再現した網点５、６により出力した
例を模式図で示している。
【００２４】このように本発明によれば、２値化された
網点画像データの網点面積を再度ＲＩＰ処理等を行わず
に変更することができる。
網点画像データの網点面積を再度ＲＩＰ処理等を行わず
に変更することができる。
【００２５】なお、上記実施の形態では、網点画像デー
タにたいしてのみ説明を行ったが、線画を含む画像デー
タにも対応することができる。また、インクジェットプ
リンター以外のドット形式で画像を記録する出力装置に
も対応することができる。
タにたいしてのみ説明を行ったが、線画を含む画像デー
タにも対応することができる。また、インクジェットプ
リンター以外のドット形式で画像を記録する出力装置に
も対応することができる。
【００２６】
【発明の効果】本発明では、既にＲＩＰ処理された網点
画像データに対して網点面積を変更することができるた
め、ＲＩＰ処理をやり直すことなくドットゲイン特性の
異なる出力装置に対して画像データを補正することがで
きる。
画像データに対して網点面積を変更することができるた
め、ＲＩＰ処理をやり直すことなくドットゲイン特性の
異なる出力装置に対して画像データを補正することがで
きる。
【図１】この発明に係る網点面積変更手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図２】伸張処理を説明する説明図である。
【図３】平均化マスク処理を説明する説明図である。
【図４】諧調補正を説明する説明図である。
【図５】誤差拡散処理を施した網点の例を示す図であ
る。
る。
１ ２値化画像データによる網点例
２ 平均化マスクにより多値化された網点例
３ 諧調補正により太らせ処理した網点例
４ 諧調補正により細らせ処理した網点例
５ 太らせ処理した網点を誤差拡散法により再現した
網点例 ６ 細らせ処理した網点を誤差拡散法により再現した
網点例 ｍ 平均化マスク
網点例 ６ 細らせ処理した網点を誤差拡散法により再現した
網点例 ｍ 平均化マスク
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｈ０４Ｎ 1/407 Ｈ０４Ｎ 1/40 １０３Ｂ
Ｂ４１Ｊ 3/00 Ａ
Ｆターム(参考） 2C262 AB07 AB13 BB01 BB08 BB22
BB25 BB27 BB36 BC01 BC05
BC10 BC17
5B057 AA11 BA25 BA26 CA08 CA12
CA16 CB08 CB12 CB16 CC01
CD08 CE04 CE13 CH11 CH18
5C077 LL12 LL16 LL18 LL19 MP02
MP04 NN05 PP15 PP21 PQ08
PQ18 RR02 RR07 RR08 TT05
TT08
Claims (4)
- 【請求項１】 ２値化された網点画像データの網点面積
を変更する網点面積変更方法であって、 ２値化された網点画像データを多値に伸張する伸張工程
と、 多値化された網点画像データに対し平均化マスク処理を
行う平均化マスク処理工程と、 平均化マスク処理された多値の網点画像データに対し、
所定の諧調特性に応じて諧調補正を行う諧調補正工程
と、 前記諧調補正された多値の網点画像データを誤差拡散処
理により出力データに変換する誤差拡散処理工程と、か
らなり、 前記諧調特性を変更することによって網点面積を変更す
るようにした網点面積変更方法。 - 【請求項２】 網点面積の変更量に応じて予め前記諧調
特性を少なくとも２以上備えておき、複数の諧調特性を
選択的に切り替えて使用するようにしたことを特徴とす
る請求項１に記載の網点面積変更方法。 - 【請求項３】 前記平均化マスク処理に用いるマスクの
サイズを変更することにより、前記網点面積の変更幅を
可変するようにしたことを特徴とする請求項１または２
に記載の網点面積変更方法。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれかに記載の網
点面積変更方法をコンピュータにより実行するための網
点面積変更プログラム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002015493A JP2003219171A (ja) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | 網点面積変更方法ならびに網点面積変更プログラム |
| US10/339,326 US20030137699A1 (en) | 2002-01-24 | 2003-01-10 | Method of changing halftone dot area, and device and program for processing halftone data |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002015493A JP2003219171A (ja) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | 網点面積変更方法ならびに網点面積変更プログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003219171A true JP2003219171A (ja) | 2003-07-31 |
Family
ID=19191947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002015493A Pending JP2003219171A (ja) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | 網点面積変更方法ならびに網点面積変更プログラム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20030137699A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003219171A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2014176968A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-25 | Seiko Epson Corp | 画像データ処理装置、印刷装置および印刷システム |
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