JP2003219141A - 電子透かし処理装置、電子透かし処理方法および電子透かし処理プログラム - Google Patents

電子透かし処理装置、電子透かし処理方法および電子透かし処理プログラム

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JP2003219141A
JP2003219141A JP2002011382A JP2002011382A JP2003219141A JP 2003219141 A JP2003219141 A JP 2003219141A JP 2002011382 A JP2002011382 A JP 2002011382A JP 2002011382 A JP2002011382 A JP 2002011382A JP 2003219141 A JP2003219141 A JP 2003219141A
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JP2002011382A
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Kiyoshi Tanaka
清 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノイズの付加や切り出しに対する耐性が向上し
た電子透かし処理装置を提供すること。 【解決手段】電子透かし処理装置は、データをブロック
に分割する手段と、ブロックデータを1次元データに変
換する手段と、1次元データに透かしデータを埋め込む
手段と、1次元データを元のブロックに戻す手段と、ブ
ロックを合成して元の画像データを復元する手段とを含
む。更に、ブロックの位置を探索する手段と、1次元デ
ータから透かしデータを検出する手段も含む。本発明の
装置によれば、切り出されたデータでもブロックが1つ
以上含まれていれば透かしデータの検出が可能となる。
また、複数ブロックから検出した透かしデータの多数決
を取ることが可能であり、ノイズに対する耐性が向上
し、検出精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子透かし処理
装置、電子透かし処理方法および電子透かし処理プログ
ラムに関し、特に、画像データに適用した場合にノイズ
や切り出し等の加工に対して耐性が強化された電子透か
し処理装置、電子透かし処理方法および電子透かし処理
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像データの機密保持や著作権保
護等を目的として、画像データ等に見た目には判らない
ように、透かしデータを埋め込む技術が提案されてい
る。例えば、ファクシミリ等において使用されるランレ
ングス符号を使用して、符号化された画像情報の白また
は黒のランレングス値を1ビットだけ増減する(ラン長
を伸縮させる)ことによって透かしデータを埋め込む方
法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の透かしデータ埋め込み方式においては、
書き込みや切り出しなどの加工、あるいはノイズの付加
等によって透かしデータが検出不可能となってしまうと
いう問題点があった。この発明の目的は、上述した従来
技術による問題点(課題)を解消することにあり、ノイ
ズ付加や切り出し等の加工に対して耐性が強化された電
子透かし処理装置、電子透かし処理方法および電子透か
し処理プログラムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電子透かし処理
装置は、画像データを複数のブロックに分割するブロッ
ク化手段と、ブロックの画像データを1次元データに変
換する1次元変換手段と、1次元データに透かしデータ
を埋め込む埋め込み手段と、透かしデータを埋め込んだ
1次元データを元のブロックに戻すブロック復元手段
と、復元されたブロックを合成して元の画像データを復
元する画像復元手段とを含む電子透かし埋め込み手段を
備えたことを特徴とする。
【0005】また、本発明の電子透かし処理装置は、ブ
ロックの位置を探索するブロック探索手段と、画像デー
タを複数のブロックに分割するブロック化手段と、ブロ
ックの画像データを1次元データに変換する1次元変換
手段と、1次元データから透かしデータを検出する検出
手段とを含む電子透かし検出手段を備えたことを特徴と
する。
【0006】本発明の電子透かし処理装置によれば、各
ブロック毎に透かしデータを埋め込むので、切り出した
データにブロックが1つ以上含まれていれば、透かしデ
ータの検出が可能となる。また、複数のブロックから検
出した透かしデータにより多数決を取ることが可能であ
り、ノイズの付加等に対する耐性が向上し、検出精度が
向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明による電子透かし埋め込み方法を示す説
明図である。本発明においては、例えば元画像データを
x×Ny画素の長方形の2次元ブロックBiに分割する
(ブロック化手段)。
【0008】ブロックサイズは、あまり大きくすると、
切り出し耐性の低下や多数決による検出の精度低下など
の問題があるが、逆に小さくすると、画質の劣化、埋め
込みデータ量の減少等の問題がある。そこで、ブロック
の大きさは、例えば元画像データを切り出して使用しよ
うとした場合に、最低1つのブロックは切り出した画像
に含まれる確率が高くなるように選定される。
【0009】次に、ブロックデータBiを1次元データ
に変換する。図2は、本発明において1次元データへの
変換に使用する走査情報を図示した説明図である。図示
するように、ブロック内の全ての画素データを「一筆書
き」で走査(並べ替え)することにより、ブロックデー
タBiを1次元データRiに変換する(1次元変換手
段)。図示するように、一筆書きのパターンは複数存在
するので、データ毎にパターンを変えれば秘匿性が増
す。なお、図2に示すような走査方法は「ピアノ(Pean
o)走査」として既に知られている。ここでは、一般化
ピアノ走査と呼ばれる任意の矩形領域を再帰的に分割し
てピアノ走査を得る方法を用いる。分割毎に乱数を使用
するため、分割数の増加と共にパターン数は指数関数的
に増加する。
【0010】次に、1次元データRiに対して、詳細は
後述するが、黒あるいは白ランの端部のビットの値を埋
め込みデータの値によって制御することによって透かし
データSを埋め込み、透かしデータを埋め込んだ1次元
データをRi’を生成する(埋め込み手段)。
【0011】次に、1次元データRi’に対して上記1
次元変換とは逆の処理を施すことによってブロックデー
タBi’を復元する(ブロック復元手段)。最後に、復
元されたブロックBi’を合成して元の画像データを復
元する(画像復元手段)。復元された画像は、見た目に
は全く元の画像と同一に見える。
【0012】図3は、ランレングス(RL)への透かし
データ1ビットの埋め込み方法を示す説明図である。図
3(a)はランレングス値が奇数である場合の透かしデ
ータ1ビットの埋め込みを説明する図であり、図3
(b)はランレングス値が偶数である場合の透かしデー
タ1ビットの埋め込みを説明する図である。なお、a0
は注目ランレングスの先頭画素(の位置)、a1は次の
ランレングスの先頭画素(の位置)である。
【0013】ランレングスに透かしデータを埋め込む場
合に、ビット”0”を埋め込む場合にはランレングス値
が偶数になるように加工し、ビット”1”を埋め込む場
合にはランレングス値が奇数になるように加工する。例
えば図3(a)において、元のRLが5(奇数)であ
り、このRLにビット”0”を埋め込む場合には、RL
値が偶数になるように加工する必要があるので、RLに
1ビット追加して6(偶数)とする(黒ランを1ビット
伸張する)。また、このRLにビット”1”を埋め込む
場合には、元々RL値が奇数であるので加工はしない。
偶数RLの場合には、例えば加工が必要な場合にはRL
から1ビット削除する(ランを1ビット短縮する)。
【0014】図4は、データ誤りによる透かしデータ誤
りの伝搬を示す説明図である。図4(a)はノイズによ
るデータ誤りのない場合のデータであり、透かしデータ
列”1011”が検出される。ところが、図4(b)に
示すようにノイズによって最初のランの1ビットが反転
した場合には、後述する復号条件によって、短いランは
無視されるので、最初のランの透かしデータが消失し、
すかしデータ列としては”011”が検出される。この
データはデータ数も誤っており、この誤りは走査線の最
後まで伝搬する。
【0015】図5は、本発明における1次元データへの
透かしデータの埋め込み方法を示す説明図である。本発
明においては、1次元データRiを予め定められた長
さ、例えば図5においてはセグメント長L=12で区切
ってセグメントとする。そして、各セグメントに対し
て、どの透かしビットから埋め込みを開始するかを指定
して、各セグメントに対して独立して透かしビットを埋
め込んでいく。
【0016】各セグメントに含まれるランの数は一定で
はないが、最低1つは存在するので、図示するように、
例えばセグメント番号と埋め込みを開始する透かしビッ
ト番号とを一致させて、第1セグメントには1番目の透
かしビットから、第nセグメントにはn番目の透かしビ
ットから埋め込んで行く。従って、例えば図5(a)に
おいては、透かしビットS2=”0”が2つのセグメン
トに重複して記録される。そして、復号時には複数の復
号結果の多数決によってS2の値が決定される。
【0017】図5は、透かしデータを埋め込んだ後の1
次元データを表しており、(b)に示すように、セグメ
ントに分割することにより、ビットエラーによる検出誤
りがそのセグメント内しか伝搬しないので、図4に示し
たセグメント化しない場合よりノイズ耐性が向上し、検
出精度が高くなる。
【0018】図6は、本発明における透かしデータの埋
め込み処理を示すフローチャートである。なお、本発明
のシステムは、市販されている周知のコンピュータシス
テムに後述する処理を実行するプログラムを実装するこ
とにより実現される。
【0019】S10においては、原画像データG、鍵デ
ータKpおよびKL、透かしデータSを読み込む。鍵デー
タKpはピアノ走査順序を示す情報である。また、鍵デ
ータKLは分割された各セグメントの長さを示す情報で
ある。S11においては画像をNx×Ny画素のm個のブ
ロックBiに分割する。S12においては、変数iを1
に設定する。
【0020】S13においては、ブロックBiを鍵デー
タKpを用いてピアノ走査し、2次元データから1次元
データRiへ変換する。S14においては、後述する1
次元データRiへの透かしデータの埋め込み処理(EMBE
D)を行う。S15においては、透かしデータが埋め込
まれた1次元データRi’を逆ピアノ走査によって2次
元データBi’に戻す。
【0021】S16においては、iに1を加算し、S1
7においては、iがブロック数mより大きくないか否か
が判定される。そして判定結果が肯定の場合にはS13
に戻るが、否定の場合にはS18に移行する。S18に
おいては、ブロックデータB i’から透かしの埋め込ま
れた画像G’を再構成して出力する。
【0022】図7、8は、本発明における透かしデータ
の埋め込み処理(EMBED)の詳細を示すフローチャート
である。S20においては、1次元データRiを入力
し、セグメントの先頭からの距離l=0、変数j=k=
1、埋め込み対象となる注目ランレングスの先頭画素の
位置a0=0に設定する。S21においては、次のラン
の先頭画素位置a1を検出し、a0とa1間のランレング
ス値RL(a01)を計算する。そしてlにRL(a0
1)を加算する。
【0023】S22においては、lがセグメント長Lj
以下か否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS2
3に移行するが、肯定の場合にはS24に移行する。な
お、セグメント長Lj(j=1,2,…,r)は鍵KLによって
決定されるが、図5の例ではLjは全て12である。S
23においては、ランレングスがセグメントを越えたと
きの超過距離d=l−Liを算出し、さらに(a1−d)
をa0に代入する。そしてS36に移行する。
【0024】S24においては、RL(a01)が埋め
込み条件を満たしているか否かが判定される。埋め込み
条件は以下の通りである。 (1)RL(a01)が奇数の時、RL(a01)が3
以上である。あるいは (2)RL(a01)が偶数の時、RL(a01)が4
以上である。そして、判定結果が否定の場合にはS30
に移行するが、肯定の場合にはS25に移行する。
【0025】S25においては、a1の更に右にあるラ
ンレングスの先頭画素a2を検出し、RL(a12)を
計算する。そしてlにRL(a12)を加算する。S2
6においては、lがセグメント長Lj以下か否かが判定
され、判定結果が否定の場合にはS32に移行するが、
肯定の場合にはS27に移行する。
【0026】S27においては、RL(a12)が埋め
込み条件を満たしているか否かが判定される。埋め込み
条件は以下の通りである。 (1)RL(a01)が奇数の時、RL(a12)が3
以上である。あるいは (2)RL(a01)が偶数の時、RL(a12)が2
以上である。 そして、判定結果が否定の場合にはS29に移行する
が、肯定の場合にはS28に移行する。S28において
は、後述する1ビットの透かしデータの埋め込み処理
(BITEMBED)が行われる。
【0027】S29においては、lからRL(a12
を減算する。S30においては、a 0にa1を代入する。
S31においては、Riの全ての要素を終了したか否か
が判定され、判定結果が否定の場合にはS21に戻る
が、肯定の場合には処理を終了する。
【0028】S32においては、ランレングスがセグメ
ントを越えたときの超過距離d=l−Liを算出し、さ
らにa2からdを減算してRL(a12)を修正する。
そしてS33に移行する。S33、S34においては、
それぞれS27、S28と同じ処理が行われる。S35
においては、a2をa0に代入し、S36においては、l
を0にする。
【0029】S37においては、jに1を加算し、S3
8においては、jがセグメント数rを越えたか否かが判
定され、判定結果が肯定の場合にはS39に移行してj
が1に初期化される。S40においては、kにjが代入
され、S31に移行する。
【0030】図9は、本発明における透かしデータ1ビ
ットの埋め込み処理(BITEMBED)を示すフローチャート
である。S50においては、1ビットの透かしデータs
kを準備する。S51においては、RL(a01)が奇
数か否かが判定され、判定結果が肯定の場合にはS52
に移行するが、否定の場合にはS54に移行する。
【0031】S52においては、透かしデータskが0
であるか否かが判定され、判定結果が肯定の場合にはS
53に移行して、a1に1を加算してRL(a01)を
伸張することにより、RL(a01)を偶数化する。
【0032】S54においては、透かしデータskが1
であるか否かが判定され、判定結果が肯定の場合にはS
55に移行して、a1から1を減算してRL(a01
を縮小することにより、RL(a01)を奇数化する。
【0033】S56においては、kに1を加算し、S5
7においては、kが透かしデータ長rを越えたか否かが
判定され、判定結果が肯定の場合にはS58に移行して
kを1に初期化する。
【0034】次に、透かしデータの検出処理について説
明する。図10は、本発明における透かしデータの検出
処理を示すフローチャートである。S60においては透
かしの埋め込まれた画像G、鍵データKp、KLを入力す
る。S61においては、画像をNx×Nyのm個のブロッ
クBiに分割し、S62においては、iを1に設定す
る。
【0035】S63においてはブロックBi’を鍵デー
タKpを用いてピアノ走査することによって2次元デー
タから1次元データRi’に変換する。S64において
は、後述する透かしデータの抽出処理(EXTRACTION)が
行われる。S65においてはiに1を加算し、S66に
おいては、iがブロック数m以下であるか否かが判定さ
れ、判定結果が肯定の場合にはS63に移行するが、否
定の場合にはS67に移行する。
【0036】S67においては、得られたm個の透かし
データSi’の各ビットsk'(i)について多数決による判
定を行い、透かしデータS’を決定する。S68におい
ては、最終的に得られたS’を出力する。
【0037】図11、図12は、本発明における透かし
データ抽出処理(EXTRACTION)を示すフローチャートで
ある。S100においては、1次元データRi’を入力
し、セグメントの先頭からの距離l=0、変数j=k=
1、注目ランレングスの先頭画素の位置a0=0に設定
する。S101においては、復号された透かしデータが
0である頻度sk0、復号された透かしデータが1である
頻度sk1(k=1,2,…,r)を全て0に初期化する。
【0038】S102においては、a1を検出し、a0
1間のランレングス値RL(a0 1)を計算する。そ
してlにRL(a01)を加算する。S103において
は、lがセグメント長Lj以下か否かが判定され、判定
結果が否定の場合にはS104に移行するが、肯定の場
合にはS105に移行する。
【0039】S104においては、ランレングスがセグ
メントを越えたときの超過距離d=l−Liを算出し、
さらに(a1−d)をa0に代入する。そしてS116に
移行する。
【0040】S105においては、RL(a01)が復
号条件を満たしているか否かが判定される。復号条件は
以下の通りである。 (1)RL(a01)が奇数の時、RL(a01)が3
以上である。あるいは (2)RL(a01)が偶数の時、RL(a01)が4
以上である。 そして、判定結果が否定の場合にはS111に移行する
が、肯定の場合にはS106に移行する。
【0041】S106においては、a2を検出し、RL
(a12)を計算する。そしてlにRL(a12)を加
算する。S107においては、lがセグメント長Lj
下か否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS11
2に移行するが、肯定の場合にはS108に移行する。
【0042】S108においては、RL(a12)が復
号条件を満たしているか否かが判定される。復号条件は
以下の通りである。 (1)RL(a01)が奇数の時、RL(a12)が3
以上である。あるいは (2)RL(a01)が偶数の時、RL(a12)が2
以上である。 そして、判定結果が否定の場合にはS110に移行する
が、肯定の場合にはS109に移行する。S109にお
いては、後述する透かしデータ1ビットの抽出処理(BI
TEXTRACTION)が行われる。
【0043】S110においては、lからRL(a
12)を減算する。S111においては、a0にa1を代
入する。
【0044】S112においては、ランレングスがセグ
メントを越えたときの超過距離d=l−Liを算出し、
さらにa2からdを減算してRL(a12)を修正す
る。そしてS113に移行する。S113、S114に
おいては、それぞれS108、S109と同じ処理が行
われる。S115においては、a2をa0に代入し、S1
16においては、lを0にする。
【0045】S117においては、jに1を加算し、S
118においては、jがセグメント数rを越えたか否か
が判定され、判定結果が肯定の場合にはS119に移行
してjが1に初期化される。S120においては、kに
jが代入され、S121に移行する。S121において
は、Riの全ての要素を終了したか否かが判定され、判
定結果が否定の場合にはS102に戻るが、肯定の場合
にはS122に移行する。
【0046】S122においては、kを1に設定し、S
123においては、sk0がsk1以上であるか否かが判定
され、判定結果が肯定の場合にはS124に移行してs
k'=0とするが、否定の場合にはS125に移行してs
k'=1とする。
【0047】S126においては、kに1を加算し、S
127においては、kがrを越えたか否かが判定され
る。そして、判定結果が否定の場合にはS123に移行
するが、肯定の場合にはS128に移行する。S128
においては、検出結果の透かしデータS’=sk'(k=
1,2,…,r)を出力する。
【0048】図13は、本発明における透かしデータ1
ビットの抽出処理(BITEXTRACTION)を示すフローチャ
ートである。S130においては、RL(a01)が奇
数か否かが判定され、判定結果が肯定の場合にはS13
1に移行するが、否定の場合にはS132に移行する。
【0049】S131においては、sk1に1を加算す
る。また、S132においては、sk0に1を加算する。
S133においては、kに1を加算し、S134におい
ては、kが透かしデータ長rを越えたか否かが判定さ
れ、判定結果が肯定の場合にはS135に移行してkを
1に初期化する。以上のような処理により、透かしデー
タが未知であっても検出が可能である。
【0050】次に、切り取られた画像から透かしデータ
を検出する方法について説明する。図14は、画像に文
字が書き込まれ、かつ切り取られた画像例を示す説明図
である。図14においては、説明のためにブロックの境
界線が描かれているが、通常はブロックの境界線は描か
れていないので、ブロックの境界および始点(左上の
点)の位置は不明である。そこで、ブロック位置を探索
する処理が必要となる。
【0051】図15は、本発明におけるブロック探索処
理を示す説明図である。切り取られた画像データの場合
には、ブロックの境界である基準線および始点(基準座
標:x0,y0)が不明である。従って、基準点を探索す
る必要がある。探索方法は、例えば左上からブロックサ
イズと同じNx×Nyの範囲を図示するように1行づつ走
査しながら、各点が基準点であると仮定して透かしデー
タの検出処理を行う。透かしデータSk(k=1,2,…,
r)はセグメント毎に反復的に埋め込まれているので、
これを抽出するたびに系列tv(v=1,2,…)として記憶し
ておき、自己相関係数ρxyの最大値を調べる。
【0052】図16は、本発明におけるブロック探索に
おける自己相関係数波形例を示す説明図である。自己相
関値ρxyは、正しい基準点においては1に近く、その他
の点においてはほぼ0となる。従って自己相関値ρxy
最大となる点を基準点とする。
【0053】図17は、本発明における切り取られた画
像からの透かしデータの検出処理を示すフローチャート
である。S140においては、切り出された、透かしの
埋め込まれた画像データG”、鍵データKp、KLを入力
する。S141においては、チェックする基準点の座標
y=0に設定する。S142においては、チェックする
基準点の座標x=0に設定する。
【0054】S143においては、(x,y)を基準点
として、ブロックサイズNx×NyのブロックBxyをピア
ノ走査して、2次元データを1次元データRxyに変換す
る。S144においては、後述する、ブロックBxyから
透かしデータS”を抽出する処理(CUT_EXTRACTION)が
実行される。この処理は、前半部は図11、12の処理
と同様であるが、後半部の処理は図18、19に示すよ
うに、自己相関係数の計算を伴うために修正されてい
る。
【0055】S145においては、xに1を加算し、S
146においては、xがブロックサイズ(x方向)Nx
より小さいか否かが判定され、判定結果が否定の場合に
はS143に移行するが、肯定の場合にはS147に移
行する。S147においては、yに1を加算し、S14
8においては、yがブロックサイズNyより小さいか否
かが判定され、判定結果が否定の場合にはS142に移
行するが、肯定の場合にはS149に移行する。S14
9においては、最大の自己相関係数ρmaxが得られた座
標を(x*,y*)とし、そのとき得られた系列を透かし
データS”x*y*として出力する。
【0056】図18、19は、本発明におけるS144
の切り取られた画像からの透かしデータ抽出処理(CUT_
EXTRACTION)を示すフローチャートである。S160に
おいては、1次元データRxyを入力し、セグメントの先
頭からの距離l=0、変数j=k=1、注目ランレング
スの先頭画素の位置a0=0に設定する。S161にお
いては、透かしの第kビットSkが何回抽出されたかを
示すカウンタであるuk(k=1,2,…,r)を全て0に初
期化する。S162においては、復号された透かしデー
タが0である頻度sk0、復号された透かしデータが1で
ある頻度sk1(k=1,2,…,r)を全て0に初期化する。
【0057】S163においては、a1を検出し、a0
1間のランレングス値RL(a0 1)を計算する。そ
してlにRL(a01)を加算する。S164において
は、lがセグメント長Lj以下か否かが判定され、判定
結果が否定の場合にはS165に移行するが、肯定の場
合にはS166に移行する。
【0058】S165においては、ランレングスがセグ
メントを越えたときの超過距離d=l−Liを算出し、
さらに(a1−d)をa0に代入する。そしてS177に
移行する。
【0059】S166においては、RL(a01)が復
号条件を満たしているか否かが判定される。復号条件は
以下の通りである。 (1)RL(a01)が奇数の時、RL(a01)が3
以上である。あるいは (2)RL(a01)が偶数の時、RL(a01)が4
以上である。 そして、判定結果が否定の場合にはS172に移行する
が、肯定の場合にはS167に移行する。
【0060】S167においては、a2を検出し、RL
(a12)を計算する。そしてlにRL(a12)を加
算する。S168においては、lがセグメント長Lj
下か否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS17
3に移行するが、肯定の場合にはS169に移行する。
【0061】S169においては、RL(a12)が復
号条件を満たしているか否かが判定される。復号条件は
以下の通りである。 (1)RL(a01)が奇数の時、RL(a12)が3
以上である。あるいは (2)RL(a01)が偶数の時、RL(a12)が2
以上である。 そして、判定結果が否定の場合にはS171に移行する
が、肯定の場合にはS170に移行する。S170にお
いては、後述する透かしデータ1ビットの抽出処理(CU
T_BITEXTRACTION)が行われる。
【0062】S171においては、lからRL(a
12)を減算する。S172においては、a0にa1を代
入する。S173においては、ランレングスがセグメン
トを越えたときの超過距離d=l−Liを算出し、さら
にa2からdを減算してRL(a12)を修正する。そ
してS174に移行する。S174、S175において
は、それぞれS169、S170と同じ処理が行われ
る。S176においては、a2をa0に代入し、S177
においては、lを0にする。
【0063】S178においては、jに1を加算し、S
179においては、jがセグメント数rを越えたか否か
が判定され、判定結果が肯定の場合にはS180に移行
してjが1に初期化される。S181においては、kに
jが代入され、S182に移行する。S182において
は、Rxyの全ての要素を終了したか否かが判定され、判
定結果が否定の場合にはS163に戻るが、肯定の場合
にはS183に移行する。
【0064】S183においては、uk(k=1,2,…,r)に
ついて、最小のukをuminとし、vm ax=umin×rとす
る。S184においては、得られた系列tv(v=1,2,…,
max)について、周期rで自己相関係数ρxyを計算す
る。
【0065】S185においては、kを1に設定し、S
186においては、sk0がsk1以上であるか否かが判定
され、判定結果が肯定の場合にはS187に移行してs
k=0とするが、否定の場合にはS188に移行してsk
=1とする。
【0066】S189においては、kに1を加算し、S
190においては、kがrを越えたか否かが判定され
る。そして、判定結果が否定の場合にはS186に移行
するが、肯定の場合にはS191に移行する。S191
においては、ρxyおよび検出結果の透かしデータSxy
=sk”(k=1,2,…,r)を出力する。
【0067】図20は、S170、S175の切り取ら
れた画像からの透かしデータ1ビットの抽出処理(CUT_
BITEXTRACTION)を示すフローチャートである。S20
0においては、v=uk×r+kを計算する。S201
においては、RL(a01)が奇数か否かが判定され、
判定結果が肯定の場合にはS202に移行するが、否定
の場合にはS203に移行する。
【0068】S202においては、tuを1に設定し、
k1に1を加算する。また、S203においては、tu
を0に設定し、sk0に1を加算する。S204において
は、ukに1を加算し、S205においては、kに1を
加算し、S206においては、kが透かしデータ長rを
越えたか否かが判定され、判定結果が肯定の場合にはS
207に移行してkを1に初期化する。以上のような処
理によって、切り取られた画像データからにおいても未
知の透かしデータを検出することができる。
【0069】以上、実施例を開示したが、本発明におい
ては、以下に示すような変形例も考えられる。実施例に
おいては、透かしデータとして所定のデータを繰り返し
埋め込む方法を開示したが、例えば透かしデータとして
固定部分と可変部分を設け、固定部分に著作権者情報
等、可変部分に当該画像固有の情報等を埋め込むことも
可能である。また、ブロックを固定データ部分と可変デ
ータ部分に分割してそれぞれの領域に固定データおよび
可変データを埋め込んでもよい。実施例においては、2
値画像データについて透かしデータを埋め込む例につい
て説明したが、多値やカラー画像データについても、2
値化して透かしデータを埋め込み、再び多値化すること
により、本発明を適用可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子透か
し処理装置によれば、各ブロック毎に透かしデータを埋
め込むので、切り出したデータにブロックが1つ以上含
まれていれば、透かしデータの検出が可能となる。ま
た、複数のブロックから検出した透かしデータにより多
数決を取ることが可能であり、ノイズの付加等に対する
耐性が向上し、検出精度が向上するという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子透かし埋め込み方法を示す説
明図である。
【図2】本発明において1次元データへの変換に使用す
る走査情報を図示した説明図である。
【図3】ランレングスへの透かしデータ1ビットの埋め
込み方法を示す説明図である。
【図4】データ誤りによる透かしデータ誤りの伝搬を示
す説明図である。
【図5】本発明における1次元データへの透かしデータ
の埋め込み方法を示す説明図である。
【図6】本発明における透かしデータの埋め込み処理を
示すフローチャートである。
【図7】本発明における透かしデータの埋め込み処理の
詳細を示すフローチャート(1)である。
【図8】本発明における透かしデータの埋め込み処理の
詳細を示すフローチャート(2)である。
【図9】本発明における透かしデータ1ビットの埋め込
み処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明における透かしデータの検出処理を示
すフローチャートである。
【図11】本発明における透かしデータ抽出処理を示す
フローチャート(1)である。
【図12】本発明における透かしデータ抽出処理を示す
フローチャート(2)である。
【図13】本発明における透かしデータ1ビットの抽出
処理を示すフローチャートである。
【図14】書き込まれ、かつ切り取られた画像例を示す
説明図である。
【図15】本発明におけるブロック探索処理を示す説明
図である。
【図16】本発明におけるブロック探索における自己相
関係数波形例を示す説明図である。
【図17】本発明における切り取られた画像からの検出
処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明における切り取られた画像からの透か
しデータ抽出処理を示すフローチャート(1)である。
【図19】本発明における切り取られた画像からの透か
しデータ抽出処理を示すフローチャート(2)である。
【図20】本発明における切り取られた画像からの透か
しデータ1ビットの抽出処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
x、Ny…ブロックサイズ Bi…2次元ブロック Ri…1次元データ Bi’…透かしデータ入り2次元ブロック Ri’…透かしデータ入り1次元データ S…透かしデータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを複数のブロックに分割するブ
    ロック化手段と、 ブロックの画像データを1次元データに変換する1次元
    変換手段と、 1次元データに透かしデータを埋め込む埋め込み手段
    と、 透かしデータを埋め込んだ1次元データを元のブロック
    に戻すブロック復元手段と、 復元されたブロックを合成して元の画像データを復元す
    る画像復元手段とを含む電子透かし埋め込み手段を備え
    たことを特徴とする電子透かし処理装置。
  2. 【請求項2】前記埋め込み手段は、1次元データを予め
    定められたセグメントに分割し、セグメント毎に独立し
    て透かしデータを埋め込んでいくことを特徴とする請求
    項1に記載の電子透かし処理装置。
  3. 【請求項3】画像データを複数のブロックに分割するブ
    ロック化手段と、 ブロックの画像データを1次元データに変換する1次元
    変換手段と、 1次元データから透かしデータを検出する検出手段と、
    を含む電子透かし検出手段を備えたことを特徴とする電
    子透かし処理装置。
  4. 【請求項4】前記検出手段は、複数のブロックから検出
    した透かしデータの多数決を取る多数決手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の電子透かし処理装置。
  5. 【請求項5】更に、ブロックの位置を探索するブロック
    探索手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の電
    子透かし処理装置。
  6. 【請求項6】画像データを複数のブロックに分割するス
    テップと、 ブロックの画像データを1次元データに変換するステッ
    プと、 1次元データに透かしデータを埋め込むステップと、 透かしデータを埋め込んだ1次元データを元のブロック
    に戻すステップと、 復元されたブロックを合成して元の画像データを復元す
    るステップとを含むことを特徴とする電子透かし処理方
    法。
  7. 【請求項7】コンピュータに、 画像データを複数のブロックに分割するブロック化手
    段、 ブロックの画像データを1次元データに変換する1次元
    変換手段、 1次元データに透かしデータを埋め込む埋め込み手段、 透かしデータを埋め込んだ1次元データを元のブロック
    に戻すブロック復元手段、 復元されたブロックを合成して元の画像データを復元す
    る画像復元手段の機能を実行させる電子透かし処理プロ
    グラム。
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