JP2003218659A - 携帯通信端末における整合回路切替装置 - Google Patents
携帯通信端末における整合回路切替装置Info
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- JP2003218659A JP2003218659A JP2002008611A JP2002008611A JP2003218659A JP 2003218659 A JP2003218659 A JP 2003218659A JP 2002008611 A JP2002008611 A JP 2002008611A JP 2002008611 A JP2002008611 A JP 2002008611A JP 2003218659 A JP2003218659 A JP 2003218659A
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- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/005—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission adapting radio receivers, transmitters andtransceivers for operation on two or more bands, i.e. frequency ranges
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
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- H04B1/44—Transmit/receive switching
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話機等の携帯通信端末において、安価
であり、かつ、どの周波数帯域でも正確に整合回路の切
り替えができる整合回路切替装置を提供する。 【解決手段】 周波数帯域切替信号端子とピンダーオー
ド８のカソードとの間に、インバータ６と制限抵抗４か
らなるバイアス回路を設け、周波数帯域切替信号からバ
イアス電圧を生成してピンダイオード８に印加し、該ピ
ンダイオード８のオフ時におけるＲＦ信号の振幅を正側
へシフトさせる。
であり、かつ、どの周波数帯域でも正確に整合回路の切
り替えができる整合回路切替装置を提供する。 【解決手段】 周波数帯域切替信号端子とピンダーオー
ド８のカソードとの間に、インバータ６と制限抵抗４か
らなるバイアス回路を設け、周波数帯域切替信号からバ
イアス電圧を生成してピンダイオード８に印加し、該ピ
ンダイオード８のオフ時におけるＲＦ信号の振幅を正側
へシフトさせる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数帯域を切り
替えることができる送信部を具備する携帯電話機等の携
帯通信端末、詳しくは、周波数帯域切替信号によりＲＦ
信号入出力ラインに対するインピーダンス整合素子の断
続を切り替える整合回路切替装置に関する。
替えることができる送信部を具備する携帯電話機等の携
帯通信端末、詳しくは、周波数帯域切替信号によりＲＦ
信号入出力ラインに対するインピーダンス整合素子の断
続を切り替える整合回路切替装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２に従来における回路構成を示す。同
図において、ＲＦ入力端子１は、第１のカップリングコ
ンデンサ７及び第２のカップリングコンデンサ５を介
し、ＲＦ出力端子２へと接続され、これらでＲＦ信号入
出力ラインが構成される。このＲＦ信号入出力ラインに
おける第１のカップリングコンデンサ７と第２のカップ
リングコンデンサ５との間に、周波数帯域切替用ピンダ
イオード８のカソードが並列接続されているとともに、
接地された制限抵抗３が並列接続されている。
図において、ＲＦ入力端子１は、第１のカップリングコ
ンデンサ７及び第２のカップリングコンデンサ５を介
し、ＲＦ出力端子２へと接続され、これらでＲＦ信号入
出力ラインが構成される。このＲＦ信号入出力ラインに
おける第１のカップリングコンデンサ７と第２のカップ
リングコンデンサ５との間に、周波数帯域切替用ピンダ
イオード８のカソードが並列接続されているとともに、
接地された制限抵抗３が並列接続されている。
【０００３】ピンダイオード８のアノードには、インピ
ーダンス整合素子として整合用コンデンサ９が接続さ
れ、その接続中点にチョークコイル１０が並列接続され
ているとともに、その反対側においてチョークコイル１
０にＲＦバイパスコンデンサ１１が並列接続され、また
周波数帯域切替信号入力端子１２が直列接続されてい
る。
ーダンス整合素子として整合用コンデンサ９が接続さ
れ、その接続中点にチョークコイル１０が並列接続され
ているとともに、その反対側においてチョークコイル１
０にＲＦバイパスコンデンサ１１が並列接続され、また
周波数帯域切替信号入力端子１２が直列接続されてい
る。
【０００４】周波数帯域切替信号入力端子１２へ入力さ
れる周波数帯域切替信号がＨレベルのときには、その電
圧が、チョークコイル１０を介してピンダイオード８に
直流電圧として印加され、ピンダイオード８がオンとな
ってそのアノード・カソード間がＲＦ信号において低イ
ンピーダンスとなる。
れる周波数帯域切替信号がＨレベルのときには、その電
圧が、チョークコイル１０を介してピンダイオード８に
直流電圧として印加され、ピンダイオード８がオンとな
ってそのアノード・カソード間がＲＦ信号において低イ
ンピーダンスとなる。
【０００５】このため、ＲＦ入力端子１からＲＦ出力端
子２にいたるＲＦ信号入出力ラインに整合用コンデンサ
９が付加されたことになり、選択された帯域にてインピ
ーダンスが最適化される。
子２にいたるＲＦ信号入出力ラインに整合用コンデンサ
９が付加されたことになり、選択された帯域にてインピ
ーダンスが最適化される。
【０００６】なお、チョークコイル１０は、周波数帯域
切替信号入力端子１２側をＲＦバイパスコンデンサ１１
を介して接地され、ピンダイオード８のアノードからの
チョークコイル１０側のＲＦのインピーダンスをハイイ
ンピーダンスとして、ＲＦ入力端子１からＲＦ出力端子
２にいたるＲＦ信号入出力ラインのインピーダンスに影
響を与えないようになっている。
切替信号入力端子１２側をＲＦバイパスコンデンサ１１
を介して接地され、ピンダイオード８のアノードからの
チョークコイル１０側のＲＦのインピーダンスをハイイ
ンピーダンスとして、ＲＦ入力端子１からＲＦ出力端子
２にいたるＲＦ信号入出力ラインのインピーダンスに影
響を与えないようになっている。
【０００７】一方、周波数帯域切替信号がＬレベルのと
きには、ピンダイオード８のアノードに電圧印加されな
いので、ピンダイオード８はオフとなり、そのカソード
はＲＦにおいてもハイインピーダンスとなり、整合用コ
ンデンサ９は、ＲＦ入力端子１からＲＦ出力端子２にい
たるＲＦ信号入出力ラインと絶縁される。
きには、ピンダイオード８のアノードに電圧印加されな
いので、ピンダイオード８はオフとなり、そのカソード
はＲＦにおいてもハイインピーダンスとなり、整合用コ
ンデンサ９は、ＲＦ入力端子１からＲＦ出力端子２にい
たるＲＦ信号入出力ラインと絶縁される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図２の
ような従来の回路構成では、ピンダイオード８のオフ時
におけるそのカソード端子でのＲＦ振幅波形が、図４に
示すように０Ｖを中心とした振幅となり、カソード側に
大きな振幅の送信電力が印加されると、送信電力の負側
の振幅によりピンダイオード８がオンしてしまう時間が
あるため、正確に周波数帯域切替ができなかった。
ような従来の回路構成では、ピンダイオード８のオフ時
におけるそのカソード端子でのＲＦ振幅波形が、図４に
示すように０Ｖを中心とした振幅となり、カソード側に
大きな振幅の送信電力が印加されると、送信電力の負側
の振幅によりピンダイオード８がオンしてしまう時間が
あるため、正確に周波数帯域切替ができなかった。
【０００９】その切替を正確に行うためには、従来は、
周波数帯域切替のための素子として、ピンダイオードで
はなく、非常に高価であるＧａＡｓのスイッチ素子を用
いなければならなかった。
周波数帯域切替のための素子として、ピンダイオードで
はなく、非常に高価であるＧａＡｓのスイッチ素子を用
いなければならなかった。
【００１０】そこで、本発明の目的は、携帯電話機等の
携帯通信端末において、安価であり、かつ、どの周波数
帯域でも正確に整合回路の切り替えができる整合回路切
替装置を提供することにある。
携帯通信端末において、安価であり、かつ、どの周波数
帯域でも正確に整合回路の切り替えができる整合回路切
替装置を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＲＦ信号入出
力ラインに並列接続されたピンダイオードを、周波数帯
域切替信号によりオン・オフし、ＲＦ信号入出力ライン
に対するインピーダンス整合素子の断続を切り替える、
携帯電話機等における整合回路切替装置であって、周波
数帯域切替信号からバイアス電圧を生成してピンダイオ
ードに印加し、該ピンダイオードのオフ時におけるＲＦ
信号の振幅を正側へシフトさせるバイアス回路を備えた
ことを特徴とする。
力ラインに並列接続されたピンダイオードを、周波数帯
域切替信号によりオン・オフし、ＲＦ信号入出力ライン
に対するインピーダンス整合素子の断続を切り替える、
携帯電話機等における整合回路切替装置であって、周波
数帯域切替信号からバイアス電圧を生成してピンダイオ
ードに印加し、該ピンダイオードのオフ時におけるＲＦ
信号の振幅を正側へシフトさせるバイアス回路を備えた
ことを特徴とする。
【００１２】バイアス回路は、周波数帯域切替信号を反
転させるインバータと、その出力を電流制限してピンダ
イオードに印加する制限抵抗とで構成できる。その場
合、第１と第２の２つの制限抵抗で分圧された電圧をピ
ンダイオードのカソードに印加すると良い。
転させるインバータと、その出力を電流制限してピンダ
イオードに印加する制限抵抗とで構成できる。その場
合、第１と第２の２つの制限抵抗で分圧された電圧をピ
ンダイオードのカソードに印加すると良い。
【００１３】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【００１４】図１に本発明による整合回路切替装置の回
路構成を示す。この整合回路切替装置は、次の構成につ
いては図２に示した従来構成と同じである。
路構成を示す。この整合回路切替装置は、次の構成につ
いては図２に示した従来構成と同じである。
【００１５】ＲＦ入力端子１は、第１のカップリングコ
ンデンサ７及び第２のカップリングコンデンサ５を介
し、ＲＦ出力端子２へと接続され、これらでＲＦ信号入
出力ラインが構成される。このＲＦ信号入出力ラインに
おける第１のカップリングコンデンサ７と第２のカップ
リングコンデンサ５との間に、周波数帯域切替用ピンダ
イオード８のカソードが並列接続されているとともに、
接地された制限抵抗３が並列接続されている。
ンデンサ７及び第２のカップリングコンデンサ５を介
し、ＲＦ出力端子２へと接続され、これらでＲＦ信号入
出力ラインが構成される。このＲＦ信号入出力ラインに
おける第１のカップリングコンデンサ７と第２のカップ
リングコンデンサ５との間に、周波数帯域切替用ピンダ
イオード８のカソードが並列接続されているとともに、
接地された制限抵抗３が並列接続されている。
【００１６】ピンダイオード８のアノードには、インピ
ーダンス整合素子として整合用コンデンサ９が接続さ
れ、その接続中点にチョークコイル１０が並列接続され
ているとともに、その反対側においてチョークコイル１
０にＲＦバイパスコンデンサ１１が並列接続され、また
周波数帯域切替信号入力端子１２が直列接続されてい
る。
ーダンス整合素子として整合用コンデンサ９が接続さ
れ、その接続中点にチョークコイル１０が並列接続され
ているとともに、その反対側においてチョークコイル１
０にＲＦバイパスコンデンサ１１が並列接続され、また
周波数帯域切替信号入力端子１２が直列接続されてい
る。
【００１７】ここまでの構成は従来と同じであるが、本
発明では次のようなバイアス回路が追加されている。
発明では次のようなバイアス回路が追加されている。
【００１８】周波数帯域切替信号入力端子１２に、ＣＭ
ＯＳで構成されるインバータ６の入力端子が接続され、
その入力端子の信号を反転したインバータ６の出力端子
は、第２の制限抵抗４を介して第１の制限抵抗３にて接
地される。
ＯＳで構成されるインバータ６の入力端子が接続され、
その入力端子の信号を反転したインバータ６の出力端子
は、第２の制限抵抗４を介して第１の制限抵抗３にて接
地される。
【００１９】これら第２の制限抵抗４と第１の制限抵抗
３の間の接続点は、ピンダイオード８のカソードに接続
され、ピンダイオード８に流れる電流を制限しながら、
インバータ６からの電圧を分圧してピンダイオード８の
カソードに印加する。
３の間の接続点は、ピンダイオード８のカソードに接続
され、ピンダイオード８に流れる電流を制限しながら、
インバータ６からの電圧を分圧してピンダイオード８の
カソードに印加する。
【００２０】このようなバイアス回路を付加された図１
の構成の動作について説明する。先ず、周波数帯域切替
信号入力端子１２へ入力される周波数帯域切替信号がＨ
レベルのときには、その電圧が、チョークコイル１０を
介してピンダイオード８に直流電圧として印加され、ピ
ンダイオード８がオンとなってそのアノード・カソード
間がＲＦ信号において低インピーダンスとなる。
の構成の動作について説明する。先ず、周波数帯域切替
信号入力端子１２へ入力される周波数帯域切替信号がＨ
レベルのときには、その電圧が、チョークコイル１０を
介してピンダイオード８に直流電圧として印加され、ピ
ンダイオード８がオンとなってそのアノード・カソード
間がＲＦ信号において低インピーダンスとなる。
【００２１】このとき、チョークコイル１０は、周波数
帯域切替信号入力端子１２側をＲＦバイパスコンデンサ
１１により接地され、チョクコイル１０の定数を大きく
取ることによって、ピンダイオード８のアノードからの
チョークコイル１０側のＲＦのインピーダンスをハイイ
ンピーダンスとし、ＲＦ入力端子１からＲＦ出力端子２
にいたるＲＦ信号入出力ラインのインピーダンスに影響
を与えないようにする。
帯域切替信号入力端子１２側をＲＦバイパスコンデンサ
１１により接地され、チョクコイル１０の定数を大きく
取ることによって、ピンダイオード８のアノードからの
チョークコイル１０側のＲＦのインピーダンスをハイイ
ンピーダンスとし、ＲＦ入力端子１からＲＦ出力端子２
にいたるＲＦ信号入出力ラインのインピーダンスに影響
を与えないようにする。
【００２２】また、ＣＭＯＳで構成されるインバータ６
は、周波数帯域切替信号がＨのため、出力信号はＬとな
る。
は、周波数帯域切替信号がＨのため、出力信号はＬとな
る。
【００２３】よって、ピンダイオード８に流れる電流
は、第１及び第２の制限抵抗３・４の合成抵抗によって
決定される。例えば、周波数帯域切替信号入力端子１２
からのＨ電圧が３Ｖ、第１及び第２の制限抵抗３・４が
２ＫΩならば、（３Ｖ−０．７Ｖ）／１ＫΩ＝２．３ｍ
Ａとなる。
は、第１及び第２の制限抵抗３・４の合成抵抗によって
決定される。例えば、周波数帯域切替信号入力端子１２
からのＨ電圧が３Ｖ、第１及び第２の制限抵抗３・４が
２ＫΩならば、（３Ｖ−０．７Ｖ）／１ＫΩ＝２．３ｍ
Ａとなる。
【００２４】これら制限抵抗３・４の定数は、ＲＦ入力
端子１からＲＦ出力端子２にいたるＲＦ信号入出力ライ
ンのインピーダンスに影響を与えないよう充分大きくす
る必要がある。
端子１からＲＦ出力端子２にいたるＲＦ信号入出力ライ
ンのインピーダンスに影響を与えないよう充分大きくす
る必要がある。
【００２５】このとき、ピンダイオード８のカソード点
のＲＦの振幅は、２．３Ｖを中心に振幅する。
のＲＦの振幅は、２．３Ｖを中心に振幅する。
【００２６】整合用コンデンサ９は、予め選択された帯
域にてＲＦ入力端子１からＲＦ出力端子２にいたるＲＦ
信号入出力ラインのロスが最小になるよう定数が決めら
れている。
域にてＲＦ入力端子１からＲＦ出力端子２にいたるＲＦ
信号入出力ラインのロスが最小になるよう定数が決めら
れている。
【００２７】上記のように周波数帯域切替信号がＨのと
き、ピンダイオード８に直流電圧が印加され、ピンダイ
オード８のアノード・カソード間がＲＦにおいて低イン
ピーダンスとなるため、ＲＦ入力端子１からＲＦ出力端
子２にいたるＲＦ信号入出力ラインに整合用コンデンサ
９が付加されることによって、選択された帯域にてイン
ピーダンスが最適化される。
き、ピンダイオード８に直流電圧が印加され、ピンダイ
オード８のアノード・カソード間がＲＦにおいて低イン
ピーダンスとなるため、ＲＦ入力端子１からＲＦ出力端
子２にいたるＲＦ信号入出力ラインに整合用コンデンサ
９が付加されることによって、選択された帯域にてイン
ピーダンスが最適化される。
【００２８】次に、周波数帯域切替信号入力端子１２に
入力される周波数帯域切替信号がＬ時の動作を説明する
入力される周波数帯域切替信号がＬ時の動作を説明する
【００２９】Ｌ時は、ピンダイオード８のアノードに電
圧印加されない。よって、ピンダイオード８はオフとな
り、そのカソードはＲＦにおいてもハイインピーダンス
となり、整合用コンデンサ９は、ＲＦ入力端子１からＲ
Ｆ出力端子２にいたるＲＦ信号入出力ラインと絶縁され
る。
圧印加されない。よって、ピンダイオード８はオフとな
り、そのカソードはＲＦにおいてもハイインピーダンス
となり、整合用コンデンサ９は、ＲＦ入力端子１からＲ
Ｆ出力端子２にいたるＲＦ信号入出力ラインと絶縁され
る。
【００３０】また、インバータ６は、周波数帯域切替信
号がＬのため、出力信号はＨとなり、第１及び第２の制
限抵抗３・４によって分圧された電圧がピンダイオード
８のカソードに印加される。
号がＬのため、出力信号はＨとなり、第１及び第２の制
限抵抗３・４によって分圧された電圧がピンダイオード
８のカソードに印加される。
【００３１】例えば、インバータ６の出力電圧が３Ｖ、
第１及び第２の制限抵抗３・４が２ＫΩならば、３Ｖ／
２＝１．５Ｖとなる。
第１及び第２の制限抵抗３・４が２ＫΩならば、３Ｖ／
２＝１．５Ｖとなる。
【００３２】よって、ＲＦのピンダイオード８のカソー
ド点のＲＦは、図３に示すように正側へシフトして１．
５Ｖを中心に振幅するため、従来のように送信電力の負
側の振幅によりピンダイオード８がオンとなるようなこ
とはなく、正確な周波数帯域切替ができる。
ド点のＲＦは、図３に示すように正側へシフトして１．
５Ｖを中心に振幅するため、従来のように送信電力の負
側の振幅によりピンダイオード８がオンとなるようなこ
とはなく、正確な周波数帯域切替ができる。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば、ＲＦ信号入出力ライン
に並列に接続されるピンダイオードのオフ時に、周波数
帯域切替信号から生成した直流電圧をピンダイオードの
カソードに印加することによって、送信電力の負側の振
幅をなくすことができるので、そのカソードに大きな振
幅の送信電力が印加されても、正確に周波数帯域切替が
できる。従って、携帯電話機等の携帯通信端末におい
て、簡単で安価な回路構成により、どの周波数帯域でも
正確に切り替えることができる。
に並列に接続されるピンダイオードのオフ時に、周波数
帯域切替信号から生成した直流電圧をピンダイオードの
カソードに印加することによって、送信電力の負側の振
幅をなくすことができるので、そのカソードに大きな振
幅の送信電力が印加されても、正確に周波数帯域切替が
できる。従って、携帯電話機等の携帯通信端末におい
て、簡単で安価な回路構成により、どの周波数帯域でも
正確に切り替えることができる。
【図１】本発明による整合回路切替装置の回路構成図で
ある。
ある。
【図２】従来例の回路構成図である。
【図３】図１の本発明の構成において、ピンダイオード
がオフ時のカソード端子でのＲＦ振幅波形図である。
がオフ時のカソード端子でのＲＦ振幅波形図である。
【図４】図２の従来例の構成において、ピンダイオード
がオフ時のカソード端子でのＲＦ振幅波形図である。
がオフ時のカソード端子でのＲＦ振幅波形図である。
１ ＲＦ入力端子
２ ＲＦ出力端子
３ 第１の制限抵抗
４ 第２の制限抵抗
５ 第１のカップリングコンデンサ
６ インバータ
７ 第２のカップリングコンデンサ
８ ピンダイオード
９ 整合用コンデンサ
１０ チョークコイル
１１ ＲＦバイパスコンデンサ
１２ 周波数帯域切替信号入力端子
Claims (3)
- 【請求項１】ＲＦ信号入出力ラインに並列接続されたピ
ンダイオードを、周波数帯域切替信号によりオン・オフ
し、ＲＦ信号入出力ラインに対するインピーダンス整合
素子の断続を切り替える、携帯電話機等における整合回
路切替装置において、前記周波数帯域切替信号からバイ
アス電圧を生成して前記ピンダイオードに印加し、該ピ
ンダイオードのオフ時におけるＲＦ信号の振幅を正側へ
シフトさせるバイアス回路を備えたことを特徴とする、
携帯通信端末における整合回路切替装置。 - 【請求項２】バイアス回路が、周波数帯域切替信号を反
転させるインバータと、その出力を電流制限してピンダ
イオードに印加する制限抵抗とを有することを特徴とす
る、請求項１に記載の携帯通信端末における整合回路切
替装置。 - 【請求項３】バイアス回路が第１と第２の２つの制限抵
抗を有し、これらで分圧された電圧をピンダイオードの
カソードに印加することを特徴とする、請求項２に記載
の携帯通信端末における整合回路切替装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002008611A JP2003218659A (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 携帯通信端末における整合回路切替装置 |
| US10/345,368 US6998915B2 (en) | 2002-01-17 | 2003-01-16 | Apparatus for switching matching circuit in mobile communication terminal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002008611A JP2003218659A (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 携帯通信端末における整合回路切替装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003218659A true JP2003218659A (ja) | 2003-07-31 |
Family
ID=27646825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002008611A Pending JP2003218659A (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 携帯通信端末における整合回路切替装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6998915B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003218659A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006121444A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-05-11 | Nec Access Technica Ltd | 自動調整回路、自動調整方法、及び携帯端末 |
| US9735854B2 (en) * | 2016-01-18 | 2017-08-15 | Qorvo Us, Inc. | Systems for antenna swapping switching and methods of operation thereof |
| US9793972B1 (en) | 2016-04-04 | 2017-10-17 | Qorvo Us, Inc. | Multiple-input multiple-output (MIMO) antenna swapping circuit |
| US9912320B2 (en) | 2016-06-13 | 2018-03-06 | The Hong Kong University Of Science And Technology | Exponentially scaling switched capacitor |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH0537255A (ja) | 1991-07-29 | 1993-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | 広帯域増幅器 |
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