JP2003218151A - 無電解メッキバンプの形成方法、半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

無電解メッキバンプの形成方法、半導体装置及びその製造方法

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JP2003218151A
JP2003218151A JP2002016114A JP2002016114A JP2003218151A JP 2003218151 A JP2003218151 A JP 2003218151A JP 2002016114 A JP2002016114 A JP 2002016114A JP 2002016114 A JP2002016114 A JP 2002016114A JP 2003218151 A JP2003218151 A JP 2003218151A
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JP2002016114A
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Akihito Tsuda
昭仁 津田
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Seiko Epson Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無電解メッキによるバンプのピッチが狭いも
のであっても、隣接するバンプが互いに接触することを
抑制できる無電解メッキバンプの形成方法、半導体装置
及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る半導体装置の製造方法は、
Alパッド2上にパッシベーション膜3を形成する工程
と、このパッシベーション膜に、パッド上に位置する開
口部を形成してパッドの表面を露出させる工程と、この
露出したパッド上に無電解メッキ法により第1のNiバ
ンプ5を形成する工程と、第1のNiバンプ及びパッシ
ベーション膜の上にポリイミド膜7を形成する工程と、
このポリイミド膜に、第1のNiバンプ上に位置する開
口部7aを形成して第1のNiバンプの表面を露出させ
る工程と、この露出した第1のNiバンプ上に無電解メ
ッキ法により第2のNiバンプ6を形成する工程と、を
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無電解メッキバン
プの形成方法、無電解メッキ法によりバンプ電極を形成
する工程を有する半導体装置及びその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の半導体装置を示す断面
図である。この半導体装置は無電解メッキによりバンプ
電極を形成する工程を有するものである。
【0003】シリコン基板101の上方に絶縁膜(図示
せず)を形成し、この絶縁膜の上にAlパッド102を
形成する。次いで、このAlパッド102及び絶縁膜の
上にパッシベーション膜103を形成する。
【0004】その後、パッシベーション膜103上にフ
ォトレジスト膜(図示せず)を塗布し、このフォトレジ
スト膜を露光、現像することにより、パッシベーション
膜103上にはAlパッド102上に位置する開口部を
備えたレジストパターンが形成される。次に、このレジ
ストパターンをマスクとしてパッシベーション膜103
をエッチングすることにより、パッシベーション膜10
3にはAlパッド102上に位置する開口部が形成され
る。従って、開口部によりAlパッド102の表面の一
部が露出する。
【0005】次に、レジストパターンを剥離した後、無
電解Niメッキの前処理を行う。すなわち、Alパッド
102をジンケート液に浸漬することにより、開口部内
で露出するAlパッド102の表面にジンケート層(図
示せず)が形成される。
【0006】次に、無電解Niメッキ槽にウエハを浸漬
して無電解Niメッキを施す。これにより、開口部内の
ジンケート層上にNiを析出、成長させてNiバンプ1
04を形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近時の半導体素子の微
細化に伴い、バンプピッチも狭くなっている。このよう
にバンプピッチを狭くすると、無電解メッキによるNi
バンプ104は等方成長のため横方向にもメッキが成長
するので、図10に示すように、隣接するNiバンプが
互いに接触してしまい、ショート不良が発生することが
ある。
【0008】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、無電解メッキによるバン
プのピッチが狭いものであっても、隣接するバンプが互
いに接触することを抑制できる無電解メッキバンプの形
成方法、半導体装置及びその製造方法を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る無電解メッキバンプの形成方法は、パ
ッド上に無電解メッキ法により第1のバンプを形成する
工程と、第1のバンプ上に無電解メッキ法により第2の
バンプを形成する工程と、を具備することを特徴とす
る。
【0010】上記無電解メッキバンプの形成方法によれ
ば、無電解メッキを複数回に分けて行うことにより、バ
ンプが横方向に広がるのを少なくすることができる。従
って、より微細なピッチのバンプを形成しても隣接する
バンプが互いに接触するのを抑制することができる。
【0011】また、本発明に係る無電解メッキバンプの
形成方法においては、上記第1のバンプを形成する工程
の前に、パッド上に無電解メッキの前処理を行うことに
より該パッドの表面にジンケート層を形成する工程をさ
らに含むことが好ましい。
【0012】本発明に係る半導体装置の製造方法は、パ
ッド上にパッシベーション膜を形成する工程と、このパ
ッシベーション膜に、パッド上に位置する開口部を形成
してパッドの表面を露出させる工程と、この露出したパ
ッド上に無電解メッキ法により第1のバンプを形成する
工程と、第1のバンプ及びパッシベーション膜の上にチ
ップ保護膜を形成する工程と、このチップ保護膜に、第
1のバンプ上に位置する開口部を形成して第1のバンプ
の表面を露出させる工程と、この露出した第1のバンプ
上に無電解メッキ法により第2のバンプを形成する工程
と、を具備することを特徴とする。
【0013】上記半導体装置の製造方法によれば、無電
解メッキを複数回に分けて行うことにより、バンプが横
方向に広がるのを少なくすることができる。従って、よ
り微細なピッチのバンプを形成しても隣接するバンプが
接触するのを抑制することができる。また、チップ保護
膜の開口部を用いて選択的に無電解メッキを行うため、
バンプが横方向に広がるのを抑えることができる。
【0014】本発明に係る半導体装置の製造方法は、パ
ッド上にパッシベーション膜を形成する工程と、このパ
ッシベーション膜に、パッド上に位置する開口部を形成
してパッドの表面を露出させる工程と、この露出したパ
ッド上に無電解メッキ法により第1のバンプを形成する
工程と、第1のバンプ及びパッシベーション膜の上にフ
ォトレジスト膜を塗布する工程と、このフォトレジスト
膜を露光、現像することにより、第1のバンプ上に位置
する開口部を備えたレジストパターンを形成して第1の
バンプの表面を露出させる工程と、この露出した第1の
バンプ上に無電解メッキ法により第2のバンプを形成す
る工程と、上記レジストパターンを除去する工程と、を
具備することを特徴とする。
【0015】本発明に係る半導体装置の製造方法は、パ
ッド上にパッシベーション膜を形成する工程と、このパ
ッシベーション膜に、パッド上に位置する開口部を形成
してパッドの表面を露出させる工程と、この露出したパ
ッド上に無電解メッキ法により第1のバンプを形成する
工程と、パッシベーション膜の上にチップ保護膜を形成
する工程と、このチップ保護膜をプラズマ処理すること
により、第1のバンプの表面を露出させる工程と、この
露出した第1のバンプ上に無電解メッキ法により第2の
バンプを形成する工程と、を具備することを特徴とす
る。
【0016】上記半導体装置の製造方法によれば、無電
解メッキを複数回に分けて行うことにより、バンプが横
方向に広がるのを少なくすることができる。従って、よ
り微細なピッチのバンプを形成しても隣接するバンプが
接触するのを抑制することができる。
【0017】本発明に係る半導体装置の製造方法は、パ
ッド上にパッシベーション膜を形成する工程と、このパ
ッシベーション膜に、パッド上に位置する開口部を形成
してパッドの表面を露出させる工程と、この露出したパ
ッド上に無電解メッキ法により第1のバンプを形成する
工程と、パッシベーション膜の上にモールド樹脂を塗布
し、このモールド樹脂を硬化させてモールド樹脂膜を形
成する工程と、このモールド樹脂膜を研磨することによ
り、第1のバンプの表面を露出させる工程と、この露出
した第1のバンプ上に無電解メッキ法により第2のバン
プを形成する工程と、を具備することを特徴とする。
【0018】本発明に係る半導体装置の製造方法は、パ
ッド上にパッシベーション膜を形成する工程と、このパ
ッシベーション膜に、パッド上に位置する開口部を形成
してパッドの表面を露出させる工程と、この露出したパ
ッド上に無電解メッキ法により第1のバンプを形成する
工程と、パッシベーション膜の上にフォトレジスト膜を
形成する工程と、このフォトレジスト膜をプラズマ処理
することにより、第1のバンプの表面を露出させる工程
と、この露出した第1のバンプ上に無電解メッキ法によ
り第2のバンプを形成する工程と、上記レジストパター
ンを除去する工程と、を具備することを特徴とする。
【0019】本発明に係る半導体装置の製造方法は、パ
ッド上にパッシベーション膜を形成する工程と、このパ
ッシベーション膜上にチップ保護膜を形成する工程と、
このチップ保護膜に、パッドの上方に位置する開口部を
形成する工程と、チップ保護膜をマスクとしてパッシベ
ーション膜を加工することにより、該パッシベーション
膜にパッド上に位置する開口部を形成して該パッドの表
面を露出させる工程と、この露出したパッド上に無電解
メッキ法によりバンプを形成する工程と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0020】上記半導体装置の製造方法によれば、チッ
プ保護膜に開口部を形成し、このチップ保護膜をマスク
としてパッシベーション膜を加工することにより、パッ
シベーション膜に開口部を形成し、これら開口部内のパ
ッド上に無電解メッキ法によりバンプを形成する。この
チップ保護膜によりバンプが横方向に広がるのを少なく
することができる。従って、より微細なピッチのバンプ
を形成しても隣接するバンプが接触するのを抑制するこ
とができる。
【0021】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
においては、上記第2のバンプを形成する工程の後又は
上記バンプを形成する工程の後に、チップ保護膜を除去
する工程をさらに含むことをも可能である。
【0022】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
においては、上記第2のバンプを形成する工程の後又は
上記バンプを形成する工程の後に、配線を備えた実装基
板を準備し、第2のバンプ又はバンプを該配線に接合し
て実装基板に実装する工程をさらに含むことも可能であ
る。
【0023】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
においては、上記第1のバンプを形成する工程の前又は
上記バンプを形成する工程の前に、パッド上に無電解メ
ッキの前処理を行うことにより該パッドの表面にジンケ
ート層を形成する工程をさらに含むことが好ましい。
【0024】本発明に係る半導体装置は、パッド上に形
成されたパッシベーション膜と、このパッシベーション
膜に形成された、パッド上に位置する開口部と、このパ
ッド上に無電解メッキ法により形成された第1のバンプ
と、第1のバンプ及びパッシベーション膜の上に形成さ
れたチップ保護膜と、このチップ保護膜に形成された、
第1のバンプ上に位置する開口部と、第1のバンプ上に
無電解メッキ法により形成された第2のバンプと、を具
備することを特徴とする。
【0025】本発明に係る半導体装置は、パッド上に形
成されたパッシベーション膜と、このパッシベーション
膜上に形成された、パッド上に位置する開口部と、この
パッド上に無電解メッキ法により形成された第1のバン
プと、第1のバンプの相互間及びパッシベーション膜の
上に形成されたチップ保護膜と、第1のバンプ上に無電
解メッキ法により形成された第2のバンプと、を具備す
ることを特徴とする。
【0026】本発明に係る半導体装置は、パッド上に形
成されたパッシベーション膜と、このパッシベーション
膜上に形成されたチップ保護膜と、このチップ保護膜及
びパッシベーション膜に形成された、パッド上に位置す
る開口部と、この開口部内及びパッド上に無電解メッキ
法により形成されたバンプと、を具備することを特徴と
する。
【0027】また、本発明に係る半導体装置において
は、上記チップ保護膜がポリイミド膜又はエポキシ膜で
あることも可能である。また、上記チップ保護膜がモー
ルド樹脂膜であることも可能である。
【0028】本発明に係る半導体装置は、パッド上に形
成されたパッシベーション膜と、このパッシベーション
膜上に形成された、パッド上に位置する開口部と、この
パッド上に無電解メッキ法により形成された第1のバン
プと、第1のバンプ上に無電解メッキ法により形成され
た第2のバンプと、を具備することを特徴とする。
【0029】また、本発明に係る半導体装置において
は、配線を備えた実装基板をさらに含み、上記第2のバ
ンプ又は上記バンプを該配線に接合して実装基板に実装
されていることも可能である。
【0030】また、本発明に係る半導体装置において
は、上記パッドが千鳥格子状に平面配置されていること
も可能である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1(a)〜(c)及び図
2(d)、(e)は、本発明に係る第1の実施の形態に
よる半導体装置の製造方法を示す断面図である。この半
導体装置の製造方法は無電解メッキ法によりバンプ電極
を形成する工程を有するものである。
【0032】まず、図1(a)に示すように、シリコン
基板1の上方にシリコン酸化膜等からなる絶縁膜(図示
せず)を形成し、この絶縁膜上にAl合金膜をスパッタ
リングにより堆積する。次いで、このAl合金膜をパタ
ーニングすることにより、絶縁膜上にはAlパッド2が
形成される。この後、このAlパッド2及び絶縁膜の上
にシリコン酸化膜等からなるパッシベーション膜3をC
VD(Chemical VaporDeposition)法により堆積する。
【0033】次いで、このパッシベーション膜3の上に
フォトレジスト膜(図示せず)を塗布し、このフォトレ
ジスト膜を露光、現像することにより、パッシベーショ
ン膜3上にはAlパッド2上に位置する開口部を備えた
レジストパターンが形成される。次に、このレジストパ
ターンをマスクとしてパッシベーション膜3をエッチン
グすることにより、パッシベーション膜3にはAlパッ
ド2上に位置する開口部3aが形成される。従って、開
口部3aによりAlパッド2の表面の一部が露出する。
次いで、このレジストパターンを剥離する。
【0034】この後、無電解Niメッキの前処理を行
う。すなわち、Alパッド2をジンケート液に浸漬する
ことにより、開口部3a内で露出するAlパッド2の表
面にジンケート層(図示せず)が形成される。このジン
ケート液はPH13.5程度の強アルカリである。
【0035】次に、無電解Niメッキ槽にウエハを浸漬
して無電解Niメッキを施す。この際の条件は、90℃
程度の高温で所定時間処理する。このようにして開口部
3a内のジンケート層上にNiを析出、成長させること
により、図1(b)に示すように、Alパッド2上に高
さ10μm程度の第1のNiバンプ5を形成する。この
Niバンプ5の高さは最終的に形成するバンプの高さよ
り低いものである。
【0036】この後、図1(c)に示すように、第1の
Niバンプ5及びパッシベーション膜3の上に樹脂膜で
ある例えばポリイミド膜7を塗布する。このポリイミド
膜7は第1のNiバンプ5を全面的に覆うように塗布さ
れる。また、ポリイミド膜7は感光性を有するものを用
いる。
【0037】次いで、このポリイミド膜7を露光、現像
することにより、図2(d)に示すように、ポリイミド
膜7には第1のNiバンプ5上に位置する開口部7aが
形成される。
【0038】次に、第1のNiバンプ5の表面に付着し
ている酸化膜を除去する。次いで、無電解Niメッキ槽
にウエハを浸漬して2回目の無電解Niメッキを施す。
この際の条件は、90℃程度の高温で所定時間処理す
る。このようにして開口部7a内の第1のNiバンプ5
上にNiを析出、成長させることにより、図2(e)に
示すように、第1のNiバンプ5上に第2のNiバンプ
6を形成する。第1及び第2のNiバンプ5、6のトー
タルの高さは20μm程度である。なお、ポリイミド膜
7はチップ保護膜として残される。
【0039】上記第1の実施の形態によれば、無電解メ
ッキを1回で行わず、2回に分けて行うことにより、N
iバンプが横方向に広がるのを少なくすることができ
る。つまり、従来技術では無電解メッキを1回行うこと
により所望の高さのバンプを形成していたのに対し、本
実施の形態では無電解メッキを2回に分けて行うことに
より、1回の無電解メッキで形成するバンプの高さを従
来の1/2程度と薄くすることができ、その結果、バン
プの横方向に広がるのも1/2程度に抑えることが可能
となる。従って、より微細なピッチのバンプを形成して
も隣接するバンプのショートを防止することができる。
【0040】また、本実施の形態では、ポリイミド膜7
の開口部7aを用いて選択的に無電解メッキを行うた
め、バンプが横方向に広がるのを従来技術より抑えるこ
とができる。
【0041】また、本実施の形態では、ポリイミド膜7
をチップ保護膜として用いると共に選択的な無電解メッ
キ加工用としても併用しているため、両者を別々の工程
で行う場合に比べて工程数を少なくすることができる。
【0042】尚、上記第1の実施の形態では、無電解メ
ッキを2回に分けて行っているが、2回に限定されるも
のではなく、3回以上に分けて無電解メッキを行うこと
も可能である。この場合、上述した工程の後に、全面に
ポリイミド膜を形成し、このポリイミド膜にバンプ上に
位置する開口部を設け、この開口部内に露出した第2の
Niバンプ6の上に第3のNiバンプを形成するという
工程を1回以上繰り返すことになる。この際の各工程で
形成されるNiバンプの高さは、無電解メッキを行う回
数に応じて適切な高さを適宜選択して決定することが好
ましい。
【0043】また、上記第1の実施の形態では、選択的
な無電解メッキ加工用としてポリイミド膜7を用いてい
るが、これに限定されるものではなく、他の材質の膜を
用いることも可能であり、例えば、エポキシ膜又はフォ
トレジスト膜を用いることも可能である。フォトレジス
ト膜を用いた場合は、チップ保護膜としては使用せずに
最終的に剥離することが好ましい。また、ポリイミド
膜、エポキシ膜を用いた場合でも、必ずしもチップ保護
膜として使用する必要はなく、最終的に剥離することも
可能である。
【0044】図3は、第1の実施の形態の変形例を示す
断面図であり、図2と同一部分には同一符号を付し、異
なる部分についてのみ説明する。
【0045】この変形例は、第1の実施の形態と同様の
製造工程を経た後、ポリイミド膜7を除去したものであ
る。上記変形例においても第1の実施の形態と同様の効
果を得ることができる。
【0046】図4は、図3に示す半導体装置をCOF(C
hip On Film)テープに実装した状態を示す断面図であ
る。銅配線9を備えたCOFテープ8を準備し、第2の
Niバンプ6と銅配線9を熱圧着などにより接合するこ
とにより、半導体装置をCOFに実装する。
【0047】ここでは、図3に示す半導体装置を用いて
COFテープに実装することを説明したが、図2(e)
に示す半導体装置など本発明の他の半導体装置を用いて
COFテープに実装することも可能である。また、CO
Fテープ以外の実装基板に本発明の半導体装置を実装す
ることも可能である。
【0048】図5は、第1の実施の形態の他の変形例を
示す平面図であり、図2と同一部分には同一符号を付
し、異なる部分についてのみ説明する。
【0049】第1の実施の形態ではバンプを直列に平面
配置しているのに対して、本変形例ではバンプ6を千鳥
格子状に平面配置している。このため、従来技術では無
電解メッキバンプが等方成長のために底部が横方向に広
がるので、狭ピッチのバンプに対応するのが難しかった
が、本変形例では千鳥格子状に配置することで従来技術
の1.5倍の高密度化が可能となる。
【0050】上記他の変形例においても第1の実施の形
態と同様の効果を得ることができる。また、本変形例
は、他の本発明の半導体装置に適用することも可能であ
る。
【0051】図6(a)〜(c)は、本発明に係る第2
の実施の形態による半導体装置の製造方法を示す断面図
である。この半導体装置の製造方法は無電解メッキ法に
よりバンプ電極を形成する工程を有するものである。
【0052】まず、図6(a)に示すように、シリコン
基板11の上方にシリコン酸化膜等からなる絶縁膜(図
示せず)を形成し、この絶縁膜上にAl合金膜をスパッ
タリングにより堆積する。次いで、このAl合金膜をパ
ターニングすることにより、絶縁膜上にはAlパッド1
2が形成される。この後、このAlパッド12及び絶縁
膜の上にシリコン酸化膜等からなるパッシベーション膜
13をCVD法により堆積する。
【0053】次いで、このパッシベーション膜13の上
にフォトレジスト膜(図示せず)を塗布し、このフォト
レジスト膜を露光、現像することにより、パッシベーシ
ョン膜13上にはAlパッド12上に位置する開口部を
備えたレジストパターンが形成される。次に、このレジ
ストパターンをマスクとしてパッシベーション膜13を
エッチングすることにより、パッシベーション膜13に
はAlパッド12上に位置する開口部が形成される。従
って、開口部によりAlパッド12の表面の一部が露出
する。次いで、このレジストパターンを剥離する。
【0054】この後、無電解Niメッキの前処理を行
う。すなわち、Alパッド12をジンケート液に浸漬す
ることにより、開口部内で露出するAlパッド12の表
面にジンケート層(図示せず)が形成される。このジン
ケート液はPH13.5程度の強アルカリである。
【0055】次に、無電解Niメッキ槽にウエハを浸漬
して無電解Niメッキを施す。この際の条件は、90℃
程度の高温で所定時間処理する。このようにして開口部
内のジンケート層上にNiを析出、成長させることによ
り、Alパッド12上に高さ10μm程度又は所望の最
終バンプ高さの1/2〜1/3の高さの第1のNiバン
プ15を形成する。
【0056】この後、図6(b)に示すように、第1の
Niバンプ15及びパッシベーション膜13の上に樹脂
膜である例えばポリイミド膜17を塗布する。この際、
ポリイミド膜17は第1のNiバンプ15とほぼ同じ高
さまでコートされる。次いで、このポリイミド膜17に
2プラズマなどによる全面アッシング(プラズマ処
理)を施すことにより、第1のNiバンプ15の表面を
露出させる。
【0057】次に、無電解Niメッキ槽にウエハを浸漬
して2回目の無電解Niメッキを施す。この際の条件
は、90℃程度の高温で所定時間処理する。このように
して第1のNiバンプ15上にNiを析出、成長させる
ことにより、図6(c)に示すように、第1のNiバン
プ15上に第2のNiバンプ16を形成する。第1及び
第2のNiバンプ15、16のトータルの高さは20μ
m程度である。なお、ポリイミド膜17はチップ保護膜
として残される。
【0058】上記第2の実施の形態によれば、無電解メ
ッキを1回で行わず、2回に分けて行うことにより、N
iバンプが横方向に広がるのを少なくすることができ
る。つまり、従来技術では無電解メッキを1回行うこと
により所望の高さのバンプを形成していたのに対し、本
実施の形態では無電解メッキを2回に分けて行うことに
より、1回の無電解メッキで形成するバンプの高さを従
来の1/2程度と薄くすることができ、その結果、バン
プの横方向に広がるのも1/2程度に抑えることが可能
となる。従って、より微細なピッチのバンプを形成して
も隣接するバンプのショートを防止することができる。
【0059】尚、上記第2の実施の形態では、無電解メ
ッキを2回に分けて行っているが、2回に限定されるも
のではなく、3回以上に分けて無電解メッキを行うこと
も可能である。この場合、上述した工程の後に、第2の
Niバンプとほぼ同じ高さのポリイミド膜を形成し、こ
のポリイミド膜にアッシングを施してバンプの表面を露
出させ、第2のNiバンプの上に第3のNiバンプを形
成するという工程を1回以上繰り返すことになる。この
際の各工程で形成されるNiバンプの高さは、無電解メ
ッキを行う回数に応じて適切な高さを適宜選択して決定
することが好ましい。
【0060】また、上記第2の実施の形態では、選択的
な無電解メッキ加工用としてポリイミド膜17を用いて
いるが、これに限定されるものではなく、他の材質の膜
を用いることも可能であり、例えば、エポキシ膜又はフ
ォトレジスト膜を用いることも可能である。フォトレジ
スト膜を用いた場合は、チップ保護膜としては使用せず
に最終的に剥離することが好ましい。また、ポリイミド
膜、エポキシ膜を用いた場合でも、必ずしもチップ保護
膜として使用する必要はなく、最終的に剥離することも
可能である。
【0061】また、上記第2の実施の形態では、選択的
な無電解メッキ加工用としてポリイミド膜17を用いて
いるが、モールド樹脂を用いることも可能である。この
場合は次のような工程を利用することになる。第1のN
iバンプ15及びパッシベーション膜13の上にモール
ド樹脂を第1のNiバンプ15とほぼ同じ高さまで塗布
し、このモールド樹脂を硬化させた後、モールド樹脂の
表面を研磨することにより、第1のNiバンプ15の表
面を露出させるという工程である。
【0062】図7は、第2の実施の形態の変形例を示す
断面図であり、図6と同一部分には同一符号を付し、異
なる部分についてのみ説明する。
【0063】この変形例は、第2の実施の形態と同様の
製造工程を経た後、ポリイミド膜17を除去したもので
ある。上記変形例においても第2の実施の形態と同様の
効果を得ることができる。
【0064】図8(a)、(b)は、本発明に係る第3
の実施の形態による半導体装置の製造方法を示す断面図
である。この半導体装置の製造方法は無電解メッキ法に
よりバンプ電極を形成する工程を有するものである。
【0065】まず、図8(a)に示すように、シリコン
基板21の上方にシリコン酸化膜等からなる絶縁膜(図
示せず)を形成し、この絶縁膜上にAl合金膜をスパッ
タリングにより堆積する。次いで、このAl合金膜をパ
ターニングすることにより、絶縁膜上にはAlパッド2
2が形成される。この後、このAlパッド22及び絶縁
膜の上にシリコン酸化膜等からなるパッシベーション膜
23をCVD法により堆積する。
【0066】次いで、このパッシベーション膜23の上
にポリイミド膜27を塗布し、このポリイミド膜27を
露光、現像することにより、ポリイミド膜27にはAl
パッド22の上方に位置する開口部27aが形成され
る。次に、このポリイミド膜をマスクとしてパッシベー
ション膜23をエッチングすることにより、パッシベー
ション膜23にはAlパッド22上に位置する開口部が
形成される。従って、この開口部によりAlパッド22
の表面の一部が露出する。
【0067】この後、無電解Niメッキの前処理を行
う。すなわち、Alパッド22をジンケート液に浸漬す
ることにより、開口部内で露出するAlパッド22の表
面にジンケート層(図示せず)が形成される。このジン
ケート液はPH13.5程度の強アルカリである。
【0068】次に、無電解Niメッキ槽にウエハを浸漬
して無電解Niメッキを施す。この際の条件は、90℃
程度の高温で所定時間処理する。このようにして開口部
内のジンケート層上にNiを析出、成長させることによ
り、図8(b)に示すように、Alパッド22上に高さ
20μm程度のNiバンプ25を形成する。Niバンプ
25の高さは、実装性を確保するために、ポリイミド膜
27の表面より高く形成することが好ましい。なお、ポ
リイミド膜27はチップ保護膜として残される。
【0069】上記第3の実施の形態によれば、ポリイミ
ド膜27に開口部27aを設け、この開口部内のAlパ
ッド22上に無電解メッキ法によりNiバンプ25を形
成している。このポリイミド膜27によりNiバンプ2
5が横方向に広がるのを少なくすることができる。従っ
て、より微細なピッチのバンプを形成しても隣接するバ
ンプのショートを防止することができる。
【0070】また、第3の実施の形態では、Alパッド
22上のパッシベーション膜を開口する際のマスク膜と
して、チップ保護膜としても用いるポリイミド膜27を
使用しているため、バンプ形成用のフォトリソグラフィ
工程を少なくすることができる。また、ポリイミド膜2
7はフォトレジスト膜に比べてジンケート液に対する耐
性が強いため、フォトレジスト膜よりバンプ形成用のマ
スクとして適している。
【0071】尚、上記第3の実施の形態では、選択的な
無電解メッキ加工用としてポリイミド膜27を用いてい
るが、これに限定されるものではなく、他の材質の膜を
用いることも可能であり、例えば、エポキシ膜を用いる
ことも可能である。
【0072】図9は、第3の実施の形態の変形例を示す
断面図であり、図8と同一部分には同一符号を付し、異
なる部分についてのみ説明する。
【0073】この変形例は、第3の実施の形態と同様の
製造工程を経た後、ポリイミド膜27の上部をO2プラ
ズマ処理により除去することによりNiバンプ25のポ
リイミド膜27からの突出量を大きくしたものである。
上記変形例においても第3の実施の形態と同様の効果を
得ることができる。
【0074】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
上記実施の形態では、Niバンプを用いているが、他の
金属バンプを用いることも可能であり、例えばCuバン
プを用いることも可能である。また、第2のNiバンプ
6の表面に厚さの薄いAu層を形成することも可能であ
る。また、Cuバンプを用いた場合、Cuバンプの表面
にSnバンプを形成することも可能である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
電解メッキを複数回に分けて行う。したがって、無電解
メッキによるバンプのピッチが狭いものであっても、隣
接するバンプが互いに接触することを抑制できる無電解
メッキバンプの形成方法、半導体装置及びその製造方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(c)は、本発明に係る第1の実施
の形態による半導体装置の製造方法を示す断面図であ
る。
【図2】 (d)、(e)は、本発明に係る第1の実施
の形態による半導体装置の製造方法を示すものであり、
図1(c)の次の工程を示す断面図である。
【図3】 第1の実施の形態の変形例を示す断面図であ
る。
【図4】 図3に示す半導体装置をCOFテープに実装
した状態を示す断面図である。
【図5】 第1の実施の形態の他の変形例を示す平面図
である。
【図6】 (a)〜(c)は、本発明に係る第2の実施
の形態による半導体装置の製造方法を示す断面図であ
る。
【図7】 第2の実施の形態の変形例を示す断面図であ
る。
【図8】 (a)、(b)は、本発明に係る第3の実施
の形態による半導体装置の製造方法を示す断面図であ
る。
【図9】 第3の実施の形態の変形例を示す断面図であ
る。
【図10】 従来の半導体装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1,11,21,101…シリコン基板2,12,2
2,102…Alパッド 3,13,23,103…パッシベーション膜 3a,7a,27a…開口部 5,15…第1のNiバンプ 6,16…第2のNiバンプ 7,17,27…ポリイミド膜 8…COFテープ 9…銅配線 25,104…Niバンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/92 604D

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッド上に無電解メッキ法により第1の
    バンプを形成する工程と、 第1のバンプ上に無電解メッキ法により第2のバンプを
    形成する工程と、 を具備することを特徴とする無電解メッキバンプの形成
    方法。
  2. 【請求項2】 上記第1のバンプを形成する工程の前
    に、パッド上に無電解メッキの前処理を行うことにより
    該パッドの表面にジンケート層を形成する工程をさらに
    含むことを特徴とする請求項1に記載の無電解メッキバ
    ンプの形成方法。
  3. 【請求項3】 パッド上にパッシベーション膜を形成す
    る工程と、 このパッシベーション膜に、パッド上に位置する開口部
    を形成してパッドの表面を露出させる工程と、 この露出したパッド上に無電解メッキ法により第1のバ
    ンプを形成する工程と、 第1のバンプ及びパッシベーション膜の上にチップ保護
    膜を形成する工程と、 このチップ保護膜に、第1のバンプ上に位置する開口部
    を形成して第1のバンプの表面を露出させる工程と、 この露出した第1のバンプ上に無電解メッキ法により第
    2のバンプを形成する工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 パッド上にパッシベーション膜を形成す
    る工程と、 このパッシベーション膜に、パッド上に位置する開口部
    を形成してパッドの表面を露出させる工程と、 この露出したパッド上に無電解メッキ法により第1のバ
    ンプを形成する工程と、 第1のバンプ及びパッシベーション膜の上にフォトレジ
    スト膜を塗布する工程と、 このフォトレジスト膜を露光、現像することにより、第
    1のバンプ上に位置する開口部を備えたレジストパター
    ンを形成して第1のバンプの表面を露出させる工程と、 この露出した第1のバンプ上に無電解メッキ法により第
    2のバンプを形成する工程と、 上記レジストパターンを除去する工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 パッド上にパッシベーション膜を形成す
    る工程と、 このパッシベーション膜に、パッド上に位置する開口部
    を形成してパッドの表面を露出させる工程と、 この露出したパッド上に無電解メッキ法により第1のバ
    ンプを形成する工程と、 パッシベーション膜の上にチップ保護膜を形成する工程
    と、 このチップ保護膜をプラズマ処理することにより、第1
    のバンプの表面を露出させる工程と、 この露出した第1のバンプ上に無電解メッキ法により第
    2のバンプを形成する工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 パッド上にパッシベーション膜を形成す
    る工程と、 このパッシベーション膜に、パッド上に位置する開口部
    を形成してパッドの表面を露出させる工程と、 この露出したパッド上に無電解メッキ法により第1のバ
    ンプを形成する工程と、 パッシベーション膜の上にモールド樹脂を塗布し、この
    モールド樹脂を硬化させてモールド樹脂膜を形成する工
    程と、 このモールド樹脂膜を研磨することにより、第1のバン
    プの表面を露出させる工程と、 この露出した第1のバンプ上に無電解メッキ法により第
    2のバンプを形成する工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 パッド上にパッシベーション膜を形成す
    る工程と、 このパッシベーション膜に、パッド上に位置する開口部
    を形成してパッドの表面を露出させる工程と、 この露出したパッド上に無電解メッキ法により第1のバ
    ンプを形成する工程と、 パッシベーション膜の上にフォトレジスト膜を形成する
    工程と、 このフォトレジスト膜をプラズマ処理することにより、
    第1のバンプの表面を露出させる工程と、 この露出した第1のバンプ上に無電解メッキ法により第
    2のバンプを形成する工程と、 上記レジストパターンを除去する工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 パッド上にパッシベーション膜を形成す
    る工程と、 このパッシベーション膜上にチップ保護膜を形成する工
    程と、 このチップ保護膜に、パッドの上方に位置する開口部を
    形成する工程と、 チップ保護膜をマスクとしてパッシベーション膜を加工
    することにより、該パッシベーション膜にパッド上に位
    置する開口部を形成して該パッドの表面を露出させる工
    程と、 この露出したパッド上に無電解メッキ法によりバンプを
    形成する工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記チップ保護膜がポリイミド膜又はエ
    ポキシ膜であることを特徴とする請求項3、5及び8の
    うちいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記第2のバンプを形成する工程の後
    に、チップ保護膜を除去する工程をさらに含むことを特
    徴とする請求項3、5及び9のうちいずれか1項記載の
    半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 上記バンプを形成する工程の後に、チ
    ップ保護膜の上部を除去する工程をさらに含むことを特
    徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 上記第2のバンプを形成する工程の後
    に、配線を備えた実装基板を準備し、第2のバンプを該
    配線に接合して実装基板に実装する工程をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項3〜7のうちいずれか1項記載の
    半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 上記バンプを形成する工程の後に、配
    線を備えた実装基板を準備し、バンプを該配線に接合し
    て実装基板に実装する工程をさらに含むことを特徴とす
    る請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 上記第1のバンプを形成する工程の前
    に、パッド上に無電解メッキの前処理を行うことにより
    該パッドの表面にジンケート層を形成する工程をさらに
    含むことを特徴とする請求項3〜7のうちいずれか1項
    記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 上記バンプを形成する工程の前に、パ
    ッド上に無電解メッキの前処理を行うことにより該パッ
    ドの表面にジンケート層を形成する工程をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 パッド上に形成されたパッシベーショ
    ン膜と、 このパッシベーション膜に形成された、パッド上に位置
    する開口部と、 このパッド上に無電解メッキ法により形成された第1の
    バンプと、 第1のバンプ及びパッシベーション膜の上に形成された
    チップ保護膜と、 このチップ保護膜に形成された、第1のバンプ上に位置
    する開口部と、 第1のバンプ上に無電解メッキ法により形成された第2
    のバンプと、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  17. 【請求項17】 パッド上に形成されたパッシベーショ
    ン膜と、 このパッシベーション膜上に形成された、パッド上に位
    置する開口部と、 このパッド上に無電解メッキ法により形成された第1の
    バンプと、 第1のバンプの相互間及びパッシベーション膜の上に形
    成されたチップ保護膜と、 第1のバンプ上に無電解メッキ法により形成された第2
    のバンプと、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  18. 【請求項18】 パッド上に形成されたパッシベーショ
    ン膜と、 このパッシベーション膜上に形成されたチップ保護膜
    と、 このチップ保護膜及びパッシベーション膜に形成され
    た、パッド上に位置する開口部と、 この開口部内及びパッド上に無電解メッキ法により形成
    されたバンプと、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  19. 【請求項19】 上記チップ保護膜がポリイミド膜又は
    エポキシ膜であることを特徴とする請求項16〜18の
    うちいずれか1項記載の半導体装置。
  20. 【請求項20】 上記チップ保護膜がモールド樹脂膜で
    あることを特徴とする請求項17に記載の半導体装置。
  21. 【請求項21】 パッド上に形成されたパッシベーショ
    ン膜と、 このパッシベーション膜上に形成された、パッド上に位
    置する開口部と、 このパッド上に無電解メッキ法により形成された第1の
    バンプと、 第1のバンプ上に無電解メッキ法により形成された第2
    のバンプと、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  22. 【請求項22】 配線を備えた実装基板をさらに含み、
    上記第2のバンプを該配線に接合して実装基板に実装さ
    れていることを特徴とする請求項16、17及び21の
    うちいずれか1項記載の半導体装置。
  23. 【請求項23】 配線を備えた実装基板をさらに含み、
    上記バンプを該配線に接合して実装基板に実装されてい
    ることを特徴とする請求項18に記載の半導体装置。
  24. 【請求項24】 上記パッドが千鳥格子状に平面配置さ
    れていることを特徴とする請求項16〜23のうちいず
    れか1項記載の半導体装置。
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