JP2003217531A - 密閉型電池 - Google Patents

密閉型電池

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JP2003217531A
JP2003217531A JP2002012567A JP2002012567A JP2003217531A JP 2003217531 A JP2003217531 A JP 2003217531A JP 2002012567 A JP2002012567 A JP 2002012567A JP 2002012567 A JP2002012567 A JP 2002012567A JP 2003217531 A JP2003217531 A JP 2003217531A
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insulating resin
resin gasket
battery case
sealing plate
plate
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JP2002012567A
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Toru Takai
徹 高井
Hiroki Inoue
廣樹 井上
Saburo Nakatsuka
三郎 中塚
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単で安価な構成によって電解液の漏液のおそ
れのない高い信頼性を得ることができる密閉型電池を提
供する。 【解決手段】絶縁樹脂ガスケット17における封口板2
3とは反対側の表面に端子板28を重ね合わせ、封口板
23に一体形成した突出片24を、絶縁樹脂ガスケット
17の挿通孔20および端子板28の取付孔29に挿通
するとともに、取付孔29から導出した突出片24の先
端部をかしめ加工することにより、絶縁樹脂ガスケット
17と封口板23とを、これらの間で絶縁樹脂ガスケッ
ト17を圧縮した状態で一体化して、組立封口体14を
構成する。また、組立封口体14は、絶縁樹脂ガスケッ
ト17と封口板23とを、取付軸部34を有する端子板
33で一体化して構成する。さらに、組立封口体38
は、絶縁樹脂ガスケット39と封口板40とをインサー
トモールド成形により一体化して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、横断面
形状が長円形の電池ケース内に電極群と有機電解液とが
収納された密閉型電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、AV機器あるいはパソコンや
携帯型通信機などの電池を駆動用電源とする機器のポー
タブル化やコードレス化が急速に進んでいる。これらの
駆動用電源としては、高容量化したアルカリ蓄電池やリ
チウム二次電池に代表される非水電解質二次電池が適し
ており、さらに、これら非水電解質二次電池は小型化、
且つ高容量化されることが望まれている。また、その形
状としては、機器の薄型化やスペースの有効利用の観点
から横断面形状が角形或いは長円形の薄型電池に要望が
集まりつつある。
【0003】上述のような状況において、横断面形状が
長円形の電池ケースの外周面に環状溝部を形成し、その
環状溝部によって電池ケースの内方に膨出形成された環
状支持部上に絶縁樹脂ガスケットおよび封口板を載せ、
環状支持部を台座にして電池ケースの開口部を内方に折
り曲げる薄型の密閉型電池が提案されている(特開平6
−310119号公報参照)。また、上記密閉型電池の
実用化を促進できる技術として、特開平9−24575
0号公報には、横断面形状が長円形の電池ケースの外周
面に環状溝部を高精度、且つ高い生産性で形成すること
のできる加工装置も開示されている。
【0004】ところが、上記の密閉型電池では、電池ケ
ース内の有効内容積が環状支持部の分だけ減少して高容
量化を図れない課題があるとともに、環状支持部の形状
を安定化させることが困難であるため、絶縁樹脂ガスケ
ットおよび封口板などからなる封口体の載置面の平面度
が確保され難いことから、封口体を異形に変形させて内
部の安全弁機構の作動に悪影響を与えたり、電池ケース
のかしめ成形形状が不安定になり易く、電解液の漏液に
関する信頼性の確保が困難であるという課題もある。
【0005】そこで、従来では、図9の概略縦断面図に
示すような構成を有して上述のような課題の解消を図っ
た密閉型電池が提案されている(例えば、特開2001
−23583号公報参照)。この密閉型電池は、上方が
開口した横断面形状が長円形の電池ケース1内部の開口
近傍箇所に、電池ケース1の変形防止および後述の封口
体の台座となる補強板2を溶接などの手段で固着してい
る。この密閉型電池では、これの組立過程の概略構成の
縦断面図である図10に示すように、前記補強板2の上
面に、絶縁樹脂ガスケット3、封口板4およびキャップ
7をこの順に載置して封口体を構成したのちに、電池ケ
ース1の開口縁部を内方にかしめ加工することにより、
絶縁樹脂ガスケット3を電池ケース1のかしめ加工部と
補強板2との間で圧縮して、電池ケース1の開口部を密
閉した構造になっている。また、電極群8の負極板から
導出された負側リード9は補強板2に溶接により接続さ
れ、電極群8の正極板から導出された正側リード10は
封口板4に溶接により接続されている。
【0006】図11は上記密閉型電池における絶縁樹脂
ガスケット3、封口板4およびキャップ7からなる封口
体における電池ケース1のかしめ加工前の状態を示す縦
断面図、図12および図13は図11のA−A線および
B−B線でそれぞれ切断した拡大断面図である。図11
および図12に示すように、絶縁樹脂ガスケット3に
は、図9および図10に示す正極リード10を通すため
の筒壁部11が形成されており、この筒壁部11は正極
リード10が補強板2などの負極側と接触して短絡する
のを防止する機能をも兼備している。
【0007】また、この種の密閉型電池の製造に際して
は、電池ケース1内に電極群8を挿入したのちに、有機
電解液が注入される。その際に、電解液は、できる限り
効率的に注入することを目的として、補強板2よりも上
方の電池ケース1の開口端近傍付近の高さ位置まで注入
されたのち、電池ケース1内部を真空状態として、電池
ケース1内部を脱気したり、あるいは遠心分離機を用い
るなどの手段によって電極群8内部に含浸させることが
一般的に行われている。この電解液の注入後には、絶縁
樹脂ガスケット3、封口板4およびキャップ7からなる
封口体が電池ケース1内に挿入されて補強板2上に載置
されたのち、電池ケース1の開口縁部が内方へかしめ加
工される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記密
閉型電池では、電池ケース1内に挿入された時点での封
口体が、絶縁樹脂ガスケット3上に封口板4が単に載置
されただけの状態であり、この挿入後に電池ケース1の
開口縁部を内方へかしめ加工することにより、絶縁樹脂
ガスケット3を電池ケース1のかしめ部分と補強板2と
の間で封口板4を介し圧縮して相互に密着状態に一体化
するようになっているので、以下のような不具合が生じ
る。すなわち、上記電池ケース1のかしめ加工時には、
封口板4を電池ケース1に押し込むことによるポンピン
グ作用により浮上して筒壁部11内に入り込んだ電解液
が絶縁樹脂ガスケット3と封口板4との間の隙間に浸入
し、この隙間に浸入した電解液が漏液と判断されかねな
い外観上の不具合が発生するという課題がある。
【0009】また、図13に示すように、封口板4の一
部には、薄肉の易破断部12が形成されるとともに、補
強板2の易破断部12との対向箇所には作用孔13が穿
設されており、この易破断部12と作用孔13とは、電
池安全弁機構を構成している。すなわち、何らかの異常
の発生によって電池内圧が所定値以上に上昇した場合に
は、その圧力を作用孔13を通じて受ける易破断部12
が破断して、ガスが破れた易破断部12を通って外部に
排出されるようになっている。ところが、電池ケース1
のかしめ加工時には、上記作用孔13にもポンピング作
用により電解液が絶縁樹脂ガスケット3と封口板4との
間の隙間に侵入し、この隙間に侵入した電解液が漏液と
判断されかねない外観上の不具合が発生すると言う課題
がある。しかも、薄肉の易破断部12は、作用孔13を
通じて電池ケース1における電極群8の収納箇所に向け
露出されているので、電池に衝撃を加わったときに易破
断部12が損傷するおそれがある。
【0010】そこで、本発明は上記従来の課題に鑑みて
なされたもので、簡単で安価な構成によって電解液が漏
液と判断されかねない外観上の不具合が発生するおそれ
のない高い信頼性を得ることができる密閉型電池を提供
することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、内部に電極群が収納され、且つ電解
液が注入された有底筒状の電池ケースの開口近傍箇所
に、絶縁樹脂ガスケットを介在させて前記電池ケースに
対し電気絶縁状態で封口板が装着され、前記電池ケース
の開口縁部が内方にかしめ加工されて前記絶縁樹脂ガス
ケットが圧縮されていることにより、前記電池ケースの
開口部が密閉されてなる密閉型電池において、前記絶縁
樹脂ガスケットにおける前記封口板とは反対側の表面に
端子板が重ね合わされ、前記封口板に一体形成された突
出片が、前記絶縁樹脂ガスケットの挿通孔および前記端
子板の取付孔に挿通されているとともに、前記取付孔か
ら導出した前記突出片の先端部がかしめ加工されている
ことにより、前記絶縁樹脂ガスケットと前記封口板と
が、該封口板と前記端子板との間で前記絶縁樹脂ガスケ
ットが圧縮された状態で一体化されて、組立封口体が構
成されており、前記電極群から導出された一方の電極リ
ードが前記端子板に接続され、且つ他方の電極リードが
前記電池ケースに接続されていることを特徴としてい
る。
【0012】この密閉型電池では、組立封口体の絶縁樹
脂ガスケットが封口板と端子板に対しこれが両側から挟
持されていることによって圧縮状態で液密に密着してい
ることから、絶縁樹脂ガスケッと封口板との間に、電池
ケースのかしめ加工時のポンピング作用によって浮上す
る電解液が浸入する隙間が存在しないので、電解液の耐
漏液性に対し高い信頼性を得ることができる。しかも、
組立封口体は、封口板に突出片を形成する部品形状の変
更と、簡単で安価な端子板が設けることと、突出片をか
しめ加工することとにより簡単に構成できるから、殆ど
コスト高にならない。
【0013】上記発明において、突出片の先端のかしめ
部と端子板とが溶接されていることが好ましい。これに
より、突出片と端子板との機械的な接続強度が向上する
だけでなく、電池として機能したときに、突出片と端子
板との溶接部が端子板から突出片への電流経路となるの
で、良好な電池放電特性を確保することができる。仮
に、突出片と端子板とをかしめ部分のみを介して電気的
に接続した場合には、かしめ部分と端子板との界面に浸
入した有機電解液によって化学反応が生じ、端子板と突
出片との接触抵抗が増大して電池放電特性が低下する不
具合が生じる。
【0014】第2の発明に係る密閉型電池は、内部に電
極群が収納され、且つ電解液が注入された有底筒状の電
池ケースの開口近傍箇所に、絶縁樹脂ガスケットを介在
させて前記電池ケースに対し電気絶縁状態で封口板が装
着され、前記電池ケースの開口縁部が内方にかしめ加工
されて前記絶縁樹脂ガスケットが圧縮されていることに
より、前記電池ケースの開口部が密閉されてなる密閉型
電池において、取付軸部を有する端子板を備え、前記取
付軸部が前記絶縁樹脂ガスケットの挿通孔および前記封
口板の取付孔に挿通されて前記端子板が前記絶縁樹脂ガ
スケットに重ね合わされ、前記取付孔から導出した前記
取付軸部の先端部がかしめ加工されていることにより、
前記絶縁樹脂ガスケットと前記封口板とが、この封口板
と前記端子板との間で前記絶縁樹脂ガスケットが圧縮さ
れた状態で一体化されて、組立封口体が構成されてお
り、前記電極群から導出された一方の電極リードが前記
端子板に接続され、且つ他方の電極リードが前記電池ケ
ースに接続されていることを特徴としている。
【0015】この密閉型電池では、絶縁樹脂ガスケット
と封口板の間が、圧縮状態の絶縁樹脂ガスケットによっ
て電解液の浸入する隙間が存在しない密着状態に保持さ
れるから、電解液の耐漏液性に対し高い信頼性を得るこ
とができる。しかも、取付軸部のかしめ部が有機電解液
に接するおそれがない箇所に存在することから、かしめ
部の封口板に対する溶接が不要となる利点がある。
【0016】上記各発明において、封口板の一部に、電
池内圧が所定値まで上昇したときに破断するよう設定さ
れた薄肉の易破断部が形成され、絶縁樹脂ガスケットの
前記易破断部に対向する箇所に、作用穴とこの作用穴を
閉塞する薄膜部とが設けられていることが好ましい。
【0017】この構成によれば、電池ケースのかしめ加
工時のポンピング作用により浮上して作用穴に入り込ん
だ電解液が、薄膜部によって絶縁樹脂ガスケットと封口
板との間に浸入するのを阻止されるので、電解液の耐漏
液性に対し一層高い信頼性を得ることができる。しか
も、絶縁樹脂ガスケットの薄膜部は、上述の作用穴を閉
塞して電解液の漏液経路を遮断する機能に加えて、封口
板の易破断部に対し電池に加わる衝撃によって損傷など
を受けないよう保護する機能を兼備することができる。
【0018】第3の発明は、内部に電極群が収納され、
且つ電解液が注入された有底筒状の電池ケースの開口近
傍箇所に、絶縁樹脂ガスケットを介在させて前記電池ケ
ースに対し電気絶縁状態で封口板が装着され、前記電池
ケースの開口縁部が内方にかしめ加工されて前記絶縁樹
脂ガスケットが圧縮されていることにより、前記電池ケ
ースの開口部が密閉されてなる密閉型電池において、前
記絶縁樹脂ガスケットと前記封口板とがインサートモー
ルド成形により一体成形されて組立封口体が構成されて
おり、前記電極群から導出された一方の電極リードが封
口板における前記絶縁樹脂ガスケットから露出された箇
所に接続され、且つ他方の電極リードが前記電池ケース
に接続されていることを特徴としている。
【0019】この密閉型電池では、絶縁樹脂ガスケット
と封口板との間に、これらが一体成形されていることか
ら、電解液が浸入できる隙間が存在しないので、電解液
の耐漏液性に対し高い信頼性を得ることができる。これ
に加えて、絶縁樹脂ガスケットと封口板とが一体化され
ることにより、部品点数および組立工数が共に低減し
て、その分だけコストダウンできる利点がある。
【0020】同上の発明において、組立封口体は、前記
絶縁樹脂ガスケットと金属製の前記封口板とが、金属と
樹脂との親和性を高めるコーティング処理を封口板に施
した上でインサートモールド成形することによって一体
形成されたものであることが好ましい。これにより、絶
縁樹脂ガスケットと封口板とは一層確実に一体化される
とともに、インサートモールド成形された絶縁樹脂ガス
ケットは、その周壁部の内径が全体にわたり設計値通り
高精度に形成されて、周壁部が底面部から直交方向に真
っ直ぐに立ち上がった形状となるため、キャップを絶縁
樹脂ガスケットの周壁部の内部に隙間無く嵌着すること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の第1の実施の形態に係る密閉型電池の概略構成を示す
縦断面図であり、同図において、図9と同一若しくは同
等のものには同一の符号を付してある。電池ケース1
は、鉄製であって、横断面形状が長方形部分とこれの両
端の円弧状部分とを有する長円形状になっており、この
実施の形態において負極端子を兼ねている。補強板2
は、後述の組立封口体を支持する台座となるとともに、
電池ケース1の脹らみや変形を防止するよう機能する。
電池ケース1内には、正極板、負極板およびセパレータ
からなる周知の電極群8が収納されて、有機電解液と共
に発電要素を構成している。
【0022】図2(a)は上記密閉型電池の組立封口体
14の長手方向に沿って切断した縦断面図、(b)はそ
の組立封口体14の底面図である。同図において、絶縁
樹脂ガスケット17には、従来の密閉型電池のガスケッ
トと同様の筒壁部18が下方に向け一体に突設されてい
るが、その筒壁部18の上部が遮蔽壁19で閉塞されて
いるとともに、その遮蔽壁19の所定箇所に挿通孔20
が穿孔されている。さらに、図2(a)のC−C線で切
断した拡大断面図である図3に示すように、絶縁樹脂ガ
スケット17には、後述する封口板の易破断部と共に安
全弁機構を構成する作用穴21が形成されているととも
に、作用穴21の上部開口を閉塞する薄膜部22がシー
ト成形されている。一方、封口板23には、図2(a)
のD−D線で切断した拡大断面図である図4に示すよう
に、絶縁樹脂ガスケット17の挿通孔20に対向する箇
所において下方に突出する突出片24が一体形成されて
いる。
【0023】上記絶縁樹脂ガスケット17と封口板23
とは以下のようにして一体化され、且つ、その封口板2
3の上面にキャップ7が載置されることにより、組立封
口体14が構成されている。すなわち、図4に明示する
ように、上記組立封口板14は、絶縁樹脂ガスケット1
7の筒壁部18の横断面形状とほぼ同形状の端子板28
を備え、この端子板28が筒壁部18内に下方から嵌め
入れられて遮蔽壁19に当てがわれた位置決め状態にお
いて、封口板23の突出片24が絶縁樹脂ガスケット1
7の挿通孔20および端子板28の取付孔29に上方か
ら挿通されたのち、その取付孔29の下方に導出した突
出片24の先端部分がかしめ加工により圧潰されること
により、絶縁樹脂ガスケット17と封口板23とが一体
化して構成されている。
【0024】上記組立封口体14は、絶縁樹脂ガスケッ
ト17における筒壁部18内に設けられた遮蔽壁19
が、封口板23と端子板28とにより突出片24を介し
上下から挟圧されて、圧縮状態で封口板23および端子
板28にそれぞれ液密に密着している。また、正極端子
となる端子板28および封口板23は、有機電解液に対
する耐腐食性に優れたアルミニウムによって形成されて
おり、この端子板28は、図2および図4に示すよう
に、封口板23における突出片24のかしめ部27に溶
接されている。また、図3に示すように、上述のように
組み立てられた組立封口体14では、絶縁樹脂ガスケッ
ト17の薄膜部22が封口板23の易破断部31に下方
から重ね合わされている。
【0025】つぎに、上記密閉型電池の組立手順につい
て説明する。電池ケース1内に電極群8を挿入したの
ち、補強板2を、電池ケース1内周面に嵌め込んで開口
部近傍の所定位置に位置決めした状態でレーザ溶接など
の接合手段で電池ケース1に固定する。補強板2には、
電極群8の負極板から導出した負極リード9を溶接手段
により固着する。つぎに、電池ケース1には、補強板2
の上部から開口端に至る内周面にブロンアスファルトな
どの封止剤(図示せず)を塗布したのち、従来と同様の
上述した手順で有機電解液を注入する。
【0026】つづいて、上述のようにして組み立てられ
た組立封口体14は、これの端子板28に電極群8の正
極板から導出した正極リード10を溶接などの接合手段
で接続したのちに、電池ケース1内に開口部から挿入し
て補強板2上に載置する。最後に、電池ケース1の開口
縁部を内方へかしめ加工することにより、電池ケース1
のかしめ部と補強板2との間で絶縁樹脂ガスケット17
を圧縮して、電池ケース1の開口部を液密に密閉する。
【0027】上記組立封口体14は、絶縁樹脂ガスケッ
ト17における筒壁部18内部の遮蔽壁19が封口板2
3と端子板28に対しこれが上下から挟持されているこ
とによって圧縮状態で液密に密着しているとともに、絶
縁樹脂ガスケット17の作用穴21が薄膜部22で閉塞
されている。したがって、上記組立封口体14を電池ケ
ース1内に装着した状態で電池ケース1の開口縁部をか
しめ加工する際には、絶縁樹脂ガスケット17と封口板
23との間に、かしめ加工時のポンピング作用によって
浮上する電解液が浸入する隙間が存在しない。そのた
め、この密閉型電池は、電解液の耐漏液性に対し高い信
頼性を得ることができる。
【0028】また、上記密閉型電池は、封口板23にお
ける突出片24の先端のかしめ部27が端子板28に2
箇所で溶接されているので、突出片24と端子板28と
の機械的な接続強度が向上するだけでなく、電池として
機能したときに、溶接部30が端子板28から突出片2
4への電流経路となるので、良好な電池放電特性を確保
することができる。すなわち、突出片24と端子板28
とをかしめ部27のみを介して電気的に接続した場合に
は、かしめ部27と端子板28との界面に浸入した有機
電解液によって化学反応が生じ、端子板28と突出片2
4との接触抵抗が増大して電池放電特性が低下する不具
合が生じる。
【0029】さらに、絶縁樹脂ガスケット17の薄膜部
22は、上述したように作用穴21を閉塞して電解液の
漏液経路を遮断する機能に加えて、封口板23の易破断
部31に対し電池に加わる衝撃によって損傷などを受け
ないよう保護する機能を有している。上記薄膜部22
は、電池内圧が所定値付近まで上昇したときに破断する
強度に設定されている。それにより、電池内圧が所定値
付近まで上昇した時点で薄膜部22が先に破断し、つぎ
に電池内圧が所定値まで上昇したときに封口板23の易
破断部31が破断されるので、安全弁機構は支障なく確
実に作動することになる。
【0030】しかも、上記密閉型電池は、図9ないし図
13に示した従来の密閉型電池と比較して、絶縁樹脂ガ
スケット17に挿通孔20を有する遮蔽壁19を一体成
形により設け、封口板23に突出片24を形成している
が、これらは部品形状の変更だけであって部品コストの
上昇を招くことがない。また、部品としては、簡単で安
価な端子板28が1つ増えるだけであり、製造上におい
ては、突出片24のかしめ加工と2箇所の溶接との工程
が増えるだけであり、殆どコスト高にならない。このよ
うな効果を得られるのは、従来において周知の一方の電
極端子となるリベットを、封口板とリベットとを絶縁す
るガスケットおよびワッシャに挿通させたのちに、リベ
ットの先端部をかしめ加工する従来電池の封口構造(例
えば、特開2000−299099号公報参照)とは異
なり、封口板23の形状を変更して一体形成した突出片
24と端子板28とを用いて封口板23と絶縁樹脂ガス
ケット17の遮蔽壁19との液密に密着させる合理的な
構成とした結果によるものである。
【0031】図5は本発明の第2の実施の形態に係る密
閉型電池における組立封口体14を示し、図2のD−D
線に相当する箇所を切断した縦断面図である。同図にお
いて、図4と同一若しくは同等のものには同一の符号を
付して、重複する説明を省略する。この実施の形態が第
1の実施の形態と相違するのは、第1の実施の形態にお
ける封口板23の突出片24に代えて、封口板23に取
付孔32を穿設するとともに、端子板28に代えて、図
6の斜視図に示すように、取付軸部34が一体に突設さ
れた端子板33を用いて、取付軸部34を絶縁樹脂ガス
ケット17の挿通孔20および封口板23の取付孔32
に下方から挿通したのちに、取付孔32の上方に導出し
た取付軸部34の先端部をかしめ加工することにより、
端子板33を介して絶縁樹脂ガスケット17と封口体2
3とを一体化した構成のみである。
【0032】上記取付軸部34の先端部のかしめ加工に
際しては、端子板33を絶縁樹脂ガスケット17の遮蔽
壁19に当てがった状態で取付軸部34を引き上げる方
向に加圧した状態、つまり遮蔽壁19を端子板33と封
口板23との間で挟み付けて圧縮させる状態に保持して
行われる。これにより、絶縁樹脂ガスケット17の遮蔽
壁19と封口板23の間は、圧縮状態の遮蔽壁19によ
って有機電解液が浸入する隙間が存在しない密着状態に
保持されるから、第1の実施の形態と同様に、電解液の
耐漏液性に対し高い信頼性を得ることができる。
【0033】しかも、この実施の形態では、上記効果を
得られるのに加えて、取付軸部34のかしめ部37が封
口板23の上面に存在して有機電解液が接するおそれが
ないことから、かしめ部37の封口板23に対する溶接
が不要となり、さらに、取付軸部34の先端部のかしめ
加工は、第1の実施の形態のように筒壁部18の内部で
行う場合に比較して作業性が良好となる利点がある。
【0034】図7および図8はそれぞれ本発明の第3の
実施の形態に係る密閉型電池における組立封口体38を
示すものであって、図7は図2のC−C線に相当する箇
所を切断した縦断面図であり、図8は図2のD−D線に
相当する箇所を切断した縦断面図である。これらの図に
おいて、図3および図4と同一若しくは同等のものには
同一の符号を付して、重複する説明を省略する。この実
施の形態の密閉型電池における組立封口体38が第1の
実施の形態における組立封口体14と相違するのは、絶
縁樹脂ガスケット39と封口板40とがインサートモー
ルド成形加工によって一体成形されている構成のみであ
る。これに伴って、絶縁樹脂ガスケット39には、第1
の実施の形態の遮蔽壁19や薄膜部22が形成されてお
らず、筒壁部42が一体形成され、且つ作用孔41が穿
設されている。また、封口板40には、第1の実施の形
態の突出片24が形成されていなく、絶縁樹脂ガスケッ
ト39の作用孔41に対向する箇所に易破断部31が形
成されている。
【0035】この実施の形態の密閉型電池では、第1の
実施の形態の端子板28が不要であることから、図1の
正極リード10が筒壁部42内に通して封口板40に直
接溶接して接続される。上記組立封口体38は、絶縁樹
脂ガスケット39と封口板40とが一体成形されている
ことにより、これらの間に電解液が浸入できる隙間が存
在しない。これにより、この組立封口体38を電池ケー
ス1内に装着した状態で電池ケース1の開口縁部を内方
へかしめ加工したときには、ポンピング作用で浮上した
電解液が、絶縁樹脂ガスケット39の筒壁部42内には
入り込むが、絶縁樹脂ガスケット39と封口板40との
間に浸入することがない。そのため、上記組立封口体3
8を用いて構成したこの実施の形態の密閉型電池は、第
1の実施の形態と同様に、電解液の耐漏液性に対し高い
信頼性を得ることができる。これに加えて、絶縁樹脂ガ
スケット39と封口板40とが一体化されることによ
り、部品点数および組立工数が共に低減して、その分だ
けコストダウンできる利点がある。
【0036】また、上記組立封口体38では、絶縁樹脂
ガスケット39と封口板40とをインサート成形するに
際して、封口板40の全面に対して、封口板40の素材
であるアルミニウムと樹脂との親和性を高めるためのコ
ーティング処理が施される。これにより、絶縁樹脂ガス
ケット39と封口板40とは一層確実に一体化されると
ともに、インサートモールド成形された絶縁樹脂ガスケ
ット39は、その周壁部39aの内径が全体にわたり設
計値通り高精度に形成されて、周壁部39aが底面部3
9bから直交方向に真っ直ぐに立ち上がった形状とな
る。そのため、上記組立封口体38は、キャップ7を絶
縁樹脂ガスケット39の周壁部39aの内部に隙間無く
嵌着した構成とすることができる。
【0037】仮に、上記コーティング処理を施すことな
しに絶縁樹脂ガスケット39と封口板40をインサート
成形した場合には、絶縁樹脂ガスケットの収縮によって
周壁部が外方または内方の何れかに傾斜した形状に成形
されてしまい、キャップ7と周壁部との間に隙間が生じ
たり、キャップ7の周壁部内への嵌入が容易に行えない
などの不具合が生じる。なお、従来では、封口板に絶縁
樹脂ガスケットを一体形成したコイン形の密閉電池(例
えば、特開平9−129201号公報参照)が提案され
ているが、この密閉電池では、封口板の周縁垂直部を粗
面化することによって絶縁樹脂ガスケットと封口板との
機械的な密着度を高めるとともに電解液が外部に漏れ出
るまでの経路を長くしているので、上述したような効果
を得ることが期待できない。
【0038】
【発明の効果】以上のように第1発明の密閉型電池によ
れば、組立封口体の絶縁樹脂ガスケットが封口板と端子
板に対しこれが両側から挟持されていることによって圧
縮状態で液密に密着していることから、絶縁樹脂ガスケ
ットと封口板との間に、電池ケースのかしめ加工時のポ
ンピング作用によって浮上する電解液が浸入する隙間が
存在しないので、電解液の耐漏液性に対し高い信頼性を
得ることができる。しかも、組立封口体は、封口板に突
出片を形成する部品形状の変更と、簡単で安価な端子板
が設けることと、突出片をかしめ加工することとにより
簡単に構成できるから、殆どコスト高にならない。
【0039】また、第2発明の密閉型電池によれば、絶
縁樹脂ガスケットと封口板の間が、圧縮状態の絶縁樹脂
ガスケットによって電解液の浸入する隙間が存在しない
密着状態に保持されるから、電解液の耐漏液性に対し高
い信頼性を得ることができるのに加えて、取付軸部のか
しめ部が有機電解液に接するおそれがない箇所に存在す
ることから、かしめ部の封口板に対する溶接が不要とな
る利点がある。
【0040】さらに、第3発明の密閉型電池によれば、
絶縁樹脂ガスケットと封口板との間に、これらが一体成
形されていることから、電解液が浸入できる隙間が存在
しないので、電解液の耐漏液性に対し高い信頼性を得る
ことができる。これに加えて、絶縁樹脂ガスケットと封
口板とが一体化されることにより、部品点数および組立
工数が共に低減して、その分だけコストダウンできる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る密閉型電池の
概略構成を示す縦断面図。
【図2】(a)は同上の密閉型電池における組立封口体
の長手方向に沿って切断した縦断面図、(b)はその組
立封口体の底面図。
【図3】図2(a)のC−C線で切断した拡大断面図。
【図4】図2(a)のD−D線で切断した拡大断面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る密閉型電池に
おける組立封口体を示す縦断面図。
【図6】同上の組立封口体に用いる端子板を示す斜視
図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る密閉型電池に
おける組立封口体を示す中央部で切断した縦断面図。
【図8】同上の組立封口体における正極リードの接続箇
所で切断した縦断面図。
【図9】従来の密閉型電池の概略構成を示す縦断面図。
【図10】同上の密閉型電池の製造過程における概略構
成を示す縦断面図。
【図11】同上の密閉型電池における組立封口体のかし
め加工前の状態の縦断面図。
【図12】図11のA−A線で切断した拡大断面図。
【図13】図11のB−B線で切断した拡大断面図。
【符号の説明】
1 電池ケース 8 電極群 9 負極リード(他方の電極リード) 10 正極リード(一方の電極リード) 14,38 組立封口体 17,39 絶縁樹脂ガスケット 20 挿通孔 21 作用穴 22 薄膜部 23,40 封口板 24 突出片 27 かしめ部 28,33 端子板 29 端子板の取付孔 31 易破断部 32 封口板の取付孔 34 取付軸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中塚 三郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H011 AA09 DD15 EE04 FF03 GG02 HH02 HH08 JJ27 5H012 AA01 BB02 FF01 GG01 JJ01 5H022 AA09 CC08 CC11 EE01 EE06 5H029 AJ14 AM02 AM07 BJ02 CJ03 CJ05 CJ13 DJ02 DJ03 DJ05 DJ09 EJ01 EJ12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電極群が収納され、且つ電解液が
    注入された有底筒状の電池ケースの開口近傍箇所に、絶
    縁樹脂ガスケットを介在させて前記電池ケースに対し電
    気絶縁状態で封口板が装着され、前記電池ケースの開口
    縁部が内方にかしめ加工されて前記絶縁樹脂ガスケット
    が圧縮されていることにより、前記電池ケースの開口部
    が密閉されてなる密閉型電池において、 前記絶縁樹脂ガスケットにおける前記封口板とは反対側
    の表面に端子板が重ね合わされ、前記封口板に一体形成
    された突出片が、前記絶縁樹脂ガスケットの挿通孔およ
    び前記端子板の取付孔に挿通されているとともに、前記
    取付孔から導出した前記突出片の先端部がかしめ加工さ
    れていることにより、前記絶縁樹脂ガスケットと前記封
    口板とが、該封口板と前記端子板との間で前記絶縁樹脂
    ガスケットが圧縮された状態で一体化されて、組立封口
    体が構成されており、 前記電極群から導出された一方の電極リードが前記端子
    板に接続され、且つ他方の電極リードが前記電池ケース
    に接続されていることを特徴とする密閉型電池。
  2. 【請求項2】 突出片の先端のかしめ部と端子板とが溶
    接されている請求項1に記載の密閉型電池。
  3. 【請求項3】 内部に電極群が収納され、且つ電解液が
    注入された有底筒状の電池ケースの開口近傍箇所に、絶
    縁樹脂ガスケットを介在させて前記電池ケースに対し電
    気絶縁状態で封口板が装着され、前記電池ケースの開口
    縁部が内方にかしめ加工されて前記絶縁樹脂ガスケット
    が圧縮されていることにより、前記電池ケースの開口部
    が密閉されてなる密閉型電池において、 取付軸部を有する端子板を備え、 前記取付軸部が前記絶縁樹脂ガスケットの挿通孔および
    前記封口板の取付孔に挿通されて前記端子板が前記絶縁
    樹脂ガスケットに重ね合わされ、前記取付孔から導出し
    た前記取付軸部の先端部がかしめ加工されていることに
    より、前記絶縁樹脂ガスケットと前記封口板とが、この
    封口板と前記端子板との間で前記絶縁樹脂ガスケットが
    圧縮された状態で一体化されて、組立封口体が構成され
    ており、前記電極群から導出された一方の電極リードが
    前記端子板に接続され、且つ他方の電極リードが前記電
    池ケースに接続されていることを特徴とする密閉型電
    池。
  4. 【請求項4】 封口板の一部に、電池内圧が所定値まで
    上昇したときに破断するよう設定された薄肉の易破断部
    が形成され、 絶縁樹脂ガスケットの前記易破断部に対向する箇所に、
    作用穴とこの作用穴を閉塞する薄膜部とが設けられてい
    る請求項1ないし3の何れかに記載の密閉型電池。
  5. 【請求項5】 内部に電極群が収納され、且つ電解液が
    注入された有底筒状の電池ケースの開口近傍箇所に、絶
    縁樹脂ガスケットを介在させて前記電池ケースに対し電
    気絶縁状態で封口板が装着され、前記電池ケースの開口
    縁部が内方にかしめ加工されて前記絶縁樹脂ガスケット
    が圧縮されていることにより、前記電池ケースの開口部
    が密閉されてなる密閉型電池において、 前記絶縁樹脂ガスケットと前記封口板とがインサートモ
    ールド成形により一体成形されて組立封口体が構成され
    ており、 前記電極群から導出された一方の電極リードが封口板に
    おける前記絶縁樹脂ガスケットから露出された箇所に接
    続され、且つ他方の電極リードが前記電池ケースに接続
    されていることを特徴とする密閉型電池。
  6. 【請求項6】 組立封口体は、前記絶縁樹脂ガスケット
    と金属製の前記封口板とが、金属と樹脂との親和性を高
    めるコーティング処理を封口板に施した上でインサート
    モールド成形することによって一体形成されたものであ
    る請求項5に記載の密閉型電池。
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