JP2003217530A - 角形密閉式電池 - Google Patents
角形密閉式電池Info
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Abstract
電槽と、極板群と、極板群の両側のリード部に接合した
集電体とを備えた角形密閉式電池において、単電池当た
りの内部抵抗を低減するとともに極板群の全体が均等的
に十全に能力を発揮して高出力化を実現できる角形密閉
式電池を提供する。 【解決手段】 角形電槽の少なくとも一側壁20の各隔
壁5の配設位置に両側の電槽に連通する開口17、18
a、18bを設け、開口17、18a、18bを通して
両側の電槽に収容された極板群の集電体10、10同士
を接続する導電性接続部材22を設け、一方の電槽に連
通する開口17とこの開口17を貫通して集電体10に
接続する導電性接続部材22の接続突部23との間をO
リング26にてシールし、開口17、18a、18bを
導電性接続部材22を内部に配置した状態で密閉した。
Description
し、特に複数の単電池を接続してなる集合型二次電池の
内部抵抗の低減を図った角形密閉式電池に関するもので
ある。
単電池を接続して成る従来の集合型二次電池は、複数個
の個別の直方体状の単電池を、その電槽の幅の広い長側
面同士を互いに対向させて重ねるように配置し、両端の
単電池の電槽の外側にエンドプレートを配置して拘束バ
ンドにて結束することで一体的に連結し、また各単電池
において極板の上端部から上方にリードを引き出して電
槽の蓋に装着された端子に接続し、単電池間で端子同士
を接続板で接続して構成されている。
接続箇所が多いために接続部品を含む構成部品による部
品抵抗が大きく、この部品抵抗と、正極板と負極板及び
電解液による電池反応における反応抵抗との比率が、4
0〜50%:60〜50%にも達し、大きな内部抵抗に
より電池の発熱が大きくなるため、高出力化の実現や寿
命特性の向上に対して大きな障害になっていた。また、
単電池間の接続構成が複雑で部品点数が多いためにコス
ト高になるという問題もあった。
すように、複数の単電池2を内蔵した角形密閉式電池1
を提案している。3はその角形電槽で、幅の狭い短側面
と幅の広い長側面とを有する直方体状の単電池2の電槽
4をその短側面を隔壁5として共用して相互に一体的に
連接してなる扁平な直方体状に形成され、各電槽4の上
面開口は一体の蓋体6にて一体的に閉鎖されている。両
端の電槽4の外側の短側面と各電槽4、4間の隔壁5の
上部に接続穴7が形成されている。各電槽4内には、発
電要素として矩形状の正極板と負極板をセパレータを介
して積層して構成された極板群8が電解液とともに収容
され、単電池2が構成されている。極板群8の正極板と
負極板は互いに反対側の側部に突出されて正極板と負極
板のリード部9a、9bとされ、それらのリード部9
a、9bの側端縁にはそれぞれ集電板10a、10bが
溶接等にて接続されている。
内に嵌入する接続突部11が突設され、隣接する電槽
4、4間で正極と負極の集電板10a、10bの接続突
部11を互いに溶接して接続されている。また、両端の
電槽4の外側の短側面の接続穴7に正極又は負極の接続
端子12が装着され、その接続突部13と集電板10a
又は10bの接続突部11とが互いに溶接にて接続され
ている。かくして、角形電槽3に内蔵された複数の単電
池2が直列接続され、両端の接続端子12、12間に出
力される。
等にする連通路14や、各電槽4の内部圧力が一定以上
になったときに圧力を解放するための安全弁(図示せ
ず)や、適当な単電池2の温度を検出する温度センサを
装着するセンサ装着穴15などが設けられている。
る正極板及び負極板からそれぞれのリード部9a、9b
までの通電経路が短く、かつそのリード部9a、9b間
が集電板10a、10bを介して角形電槽3内部で接続
されているので、上記従来の個別の単電池を接続したも
のに比べると、接続経路が短くかつ接続箇所が少ないた
めに接続部品を含む構成部品による部品抵抗を小さくで
き、その分内部抵抗を低減することができる。
図8に示すような構成では、正極板及び負極板からそれ
ぞれのリード部9a、9b及び集電板10a、10bま
での通電経路は短いが、図9に矢印で示すように、集電
板10a、10b同士はその上端部の接続突部11の先
端間の1箇所で互いに溶接して接続されているので、接
続経路が迂回し、そのため接続経路が長くなり、また接
続箇所が1箇所だけであるため、内部抵抗が高くなると
いう問題があり、また上記のように接続経路が迂回して
いるのに伴って白抜矢印で示すように、集電板10a、
10bの接続部に近い部分では極板群8を流れる電流は
多いが、接続部から遠い部分は電流が少なく、極板群8
を流れる電流分布が不均一になり、極板群8の全体が均
一に発電能力を発揮せず、ロスが大きいという問題があ
る。
池当たりの内部抵抗をさらに低減するとともに極板群の
全体が均等的に十全に能力を発揮して高出力化を実現で
きる角形密閉式電池を提供することを目的としている。
は、複数の直方体状の電槽を隔壁を介して連接してなる
角形電槽の各電槽内に発電要素を収容した角形密閉式電
池において、角形電槽の少なくとも一側壁の各隔壁配設
位置に両側の電槽に連通する開口を設け、開口を通して
両側の電槽に収容された発電要素を相互に接続する導電
性接続部材を設け、少なくとも一方の電槽に連通する開
口とこの開口を貫通して発電要素に接続する導電性接続
部材の接続突部との間をシールし、両側の電槽に連通す
る開口を封止部材にて導電性接続部材を内部に配置した
状態で密閉したものである。
された発電要素同士を、角形電槽の側壁に形成した開口
を通して導電性接続部材にて接続しているので、発電要
素同士を任意の位置で接続でき、発電要素間の通電経路
が迂回せず、接続経路を短くできるため、発電要素間の
接続抵抗を小さくすることができ、またその接続経路を
複数にすることで発電要素間を流れる電流分布の均一化
を図れるので、単電池当たりの内部抵抗をさらに低減で
きるとともに極板群の全体が均等的に十全に能力を発揮
することで高出力化を実現でき、また隔壁を貫通して接
続するための部材を電槽内に収納配置しないので角形電
槽をコンパクトに構成でき、しかも電槽間は一方の電槽
の開口と導電性接続部材の接続突部との間で容易にかつ
確実にシールできるので液絡を確実に防止でき、また封
止部材にて外部への液漏れも防止できる。
の直方体状の電槽を隔壁を介して連接してなる角形電槽
と、正極板と負極板をセパレータを介して積層するとと
もに正極板と負極板の一側部を互いに反対側に突出させ
てリード部とした極板群と、極板群の両側のリード部に
接合した集電体とを備えた角形密閉式電池において、角
形電槽の少なくとも一側壁の各隔壁配設位置に両側の電
槽に連通する開口を設け、開口を通して両側の電槽に収
容された極板群の集電体同士を接続する導電性接続部材
を設け、少なくとも一方の電槽に連通する開口とこの開
口を貫通して集電体に接続する導電性接続部材の接続突
部との間をシールするシール材を設け、両側の電槽に連
通する開口を導電性接続部材を内部に配置した状態で密
閉する封止部材を設けたものである。
群と集電体の間の通電経路がストレートで短く、かつ電
槽間において隔壁を介して対向している集電体同士を、
角形電槽の側壁に形成した開口を通して導電性接続部材
にて接続しているので、集電体同士を任意の位置で接続
でき、集電体の上端部間で接続している場合に対して通
電経路が迂回せず、接続経路を短くできるため、角形電
池における接続抵抗を小さくすることができ、また通電
経路を複数設けることで極板群を流れる電流分布の均一
化を図れるので、内部抵抗を低減できるとともに極板群
の全体が均等的に十全に能力を発揮することで高出力化
を実現でき、しかも電槽間は一方の電槽の開口と導電性
接続部材の接続突部との間で容易にかつ確実にシールで
きるので液絡を確実に防止でき、また封止部材にて外部
への液漏れも防止できる。
口を円形穴にて構成し、導電性接続部材の接続突部を丸
軸状とし、接続突部と開口の間のシール材をOリングに
て構成すると、接続突部の外周にOリングを装着した状
態で接続突部を開口に挿入するだけで確実なシール状態
が得られて液絡を防止できるので、製造効率を向上する
ことができる。
する板材を有底円筒状にプレス成形して構成すると、接
続突部を有する導電性接続部材を板材のプレス成形にて
低コストで製造できるとともに、有底円筒内に溶接電極
を挿入してその底面と集電体などの相手側部材と溶接し
て接続することにより、容易に信頼性の高い接続ができ
るとともに、溶接時にシール材が悪影響を受けるのを防
止できる。
一実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
なお、図7、図8を参照して説明した従来例と同一の構
成要素については、同一の参照符号を付し、主として相
違点を説明する。
池1における角形電槽3は、幅の狭い短側面と幅の広い
長側面とを有する直方体状の複数の電槽4をその短側面
を隔壁5として共用して相互に一体的に連接して構成さ
れている。角形電槽3は、電解液に対して耐性を有する
PPとPPEのアロイなどの合成樹脂材料にて構成され
ている。各電槽4にはその両側に集電体10が接合され
た極板群8が電解液とともに収容されて単電池2が構成
されている。角形電槽3の両端壁及び隔壁5の上部には
接続穴7(図7参照)が形成され、この接続穴7を通し
て両端の単電池2の集電体10と接続端子12が接続さ
れるとともに、隣接する単電池2、2の集電体10、1
0同士が接続されている。図1において、16は蓋体6
に設けられた安全弁である。
極板とを交互に配置するとともに、各正極板に横方向に
開口部を有する袋状のセパレータを被せることにより正
極板と負極板の間にセパレータを介装した状態で積層し
て構成され、正極板と負極板の一側部を互いに反対側に
突出させて正極と負極のリード部9が設けられている。
正極板は、Niの発泡メタルにリード部9を除いて水酸
化ニッケルを充填して構成され、そのリード部9は発泡
メタルを加圧して圧縮するとともにその一面にリード板
を超音波溶接でシーム溶接して構成されている。また、
負極板は、Niのパンチングメタルにリード部9を除い
て水素吸蔵合金を含む負極構成物質を塗着して構成され
ている。この極板群8の両側のリード部9には集電体1
0が電子ビーム溶接等にて接合されている。集電体10
は表面にニッケルメッキを施した鋼板にて構成されてい
る。
図6に示すように、各隔壁5の一側の電槽4に連通する
開口17と他側の電槽4に連通する上下一対の開口18
a、18bが形成されている。開口17はその中心部分
が丁度集電体10の側縁折曲部10cに対向するように
配置された比較的大径の円形穴にて構成され、開口18
a、18bは中間に補強用の連結片19を残した状態で
上下に若干長くかつ幅はほぼ集電体10の側縁折曲部1
0cの幅に対応した細長い溝穴にて構成されている。ま
た、側壁20の外面にはこれら開口17、18a、18
bの回りを取り囲むように密封シール用の環状突条21
が突設されている。なお、集電体10のこれら開口1
7、18a、18bに対向する部分の側縁折曲部10c
は、図2に示すように、他の部分よりも幅広に形成さ
れ、その長さは開口18a、18bの両端間の長さに対
応している。
た空間内に、電解液に耐性を持つように表面をニッケル
メッキした鋼板をプレス成形して構成された導電性接続
部材22が配置されている。この導電性接続部材22
は、開口17の中心部に対応して、開口17内に入り込
んで先端が集電体10の側縁折曲部10cに当接する有
底円筒状の接続突部23が突設され、開口18a、18
bに対応して、集電体10の側縁折曲部10cに当接す
る接合面25を形成するように開口18a、18b内に
入り込む段部24が形成されている。
と開口17の内周面との間にOリング26が圧縮状態で
配置されて一側の電槽4が完全にシールされ、この有底
円筒状の接続突部23の先端と集電体10の側縁折曲部
10cとが抵抗溶接による溶接部27にて接合されてい
る。その抵抗溶接に際しては、溶接電極を有底円筒状内
に挿入して溶接することにより、効率的にかつOリング
26に影響を与えずに確実に溶接接合される。また、導
電性接続部材22の接合面25と集電体10の側縁折曲
部10cとが抵抗溶接による複数の溶接部28にて接合
されている。導電性接続部材22の外周縁には、環状突
条21の内周面に先端部が圧接する複数の位置決め突起
29が突設されている。
る封止部材で、角形電槽3と同一の合成樹脂材料にて構
成されている。この封止部材30は、隔壁5の両側の集
電体10の側縁折曲部10cに導電性接続部材22の接
続突部23と接合面25を溶接部27、28にて接続し
た後、図3に示すように、環状突条21に対向配置さ
れ、加熱しながら環状突条21に押圧することにより熱
溶着され、図3〜図6に示すように、環状突条21にて
囲まれた空間を外部に対して封止している。
槽3の各電槽4内において極板群8と集電体10の間の
通電経路がストレートで短く、かつ電槽4、4間におい
て隔壁5を介して対向している集電体10、10同士
を、角形電槽3の一側壁20に形成した開口17、18
a、18bを通して導電性接続部材22にて接続してい
るので、集電体10、10同士を任意の位置で接続する
ことができる。したがって、従来のように集電体10の
上端部間のみで接続している場合に対して通電経路が迂
回せず、接続経路を短くできるため、単電池2、2間の
接続抵抗を小さくすることができ、またその接続経路を
複数にすることで極板群8内を流れる電流分布の均一化
を図れるので、単電池当たりの内部抵抗をさらに低減で
きるとともに極板群8の全体が均等的に十全に能力を発
揮することで高出力化を実現できる。また、電槽4内に
隔壁5を貫通して接続するための部材を収納配置しない
ので角形電槽3をコンパクトに構成できる。しかも、一
方の電槽4に連通する開口17と導電性接続部材22の
接続突部23との間でシールしているので、電槽4、4
間での液絡を確実に防止でき、また封止部材30にて外
部への液漏れも防止できる。
円形穴にて構成し、導電性接続部材22の接続突部23
を丸軸状とし、接続突部23と開口17の間のシール材
をOリング26にて構成しているので、接続突部23の
外周にOリング26を装着した状態で接続突部23を開
口17に挿入するだけで確実なシール状態が得られて液
絡を防止できるので、製造効率を向上することができ
る。なお、接続突部23にOリング26を装着する際
に、ピッチ等のシール剤を塗布しておき、開口17と接
続突部23の間にOリング26が配置されるだけでな
く、シール剤も充填された状態にすると、シール性能を
高めて液絡防止を一層確実にできる。
2を構成する板材を有底円筒状にプレス成形して構成し
ているので、接続突部23を有する導電性接続部材22
を板材のプレス成形にて生産性良く製造できるととも
に、有底円筒内に溶接電極を挿入してその底面と集電体
10と溶接して接続することにより、容易に信頼性の高
い接続ができるとともに、溶接時にOリング26が悪影
響を受けるのを防止できる。
3の一方の側壁20にのみ開口17、18a、18bを
形成し、導電性接続部材22の接続突部23と接合面2
5と集電体10の一側の側縁折曲部10cとを接続した
例を示したが、角形電槽3の両方の側壁20に互いに対
向するように開口17、18a、18bを形成し、隔壁
5の両側の集電体10、10をその両側で導電性接続部
材22に接続してもよく、そうすると集電体10、10
同士を両側で接続するので、より接続抵抗の低減化を図
ることができるとともに、溶接時の加圧力を極板群8の
両側から負荷でき、極板群8に対する片方からの荷重の
作用やそれに伴う移動等により悪影響が生じるのを防止
できる。
においては、一側に接続突部23を設け、他側には接合
面25を設けた例を示したが、両側ともに接続突部23
を設けて左右対称にしても良い。その場合、Oリング2
6が一対必要となるが、電槽4、4間では二重にシール
されるので、液絡を更に確実に防止でき、また封止部材
30による封止を簡略化して、導電性接続部材22を固
定する機能だけにしてもよくなり、製造工程を簡略にで
きる。
の説明から明らかなように、隔壁両側の電槽に収容され
た発電要素同士を、導電性接続部材にて角形電槽の側壁
に形成した開口を通して接続しているので、発電要素同
士を任意の位置で接続でき、発電要素間の通電経路が迂
回せず、接続経路を短くできるため、発電要素間の接続
抵抗を小さくすることができ、またその接続経路を複数
にすることで発電要素間を流れる電流分布の均一化を図
れるので、単電池当たりの内部抵抗をさらに低減できる
とともに極板群の全体が均等的に十全に能力を発揮する
ことで高出力化を実現でき、また電槽内に隔壁を貫通し
て接続するための部材を収納配置しないので角形電槽を
コンパクトに構成でき、しかも電槽間は一方の電槽の開
口と導電性接続部材の接続突部との間で容易にかつ確実
にシールできるので液絡を確実に防止でき、また封止部
材にて外部への液漏れも防止できる。
て積層するとともに正極板と負極板の一側部を互いに反
対側に突出させてリード部とした極板群と、極板群の両
側のリード部に接合した集電体とを備えた角形密閉式電
池において、上記構成を適用すると、各電槽内において
極板群と集電体の間の通電経路がストレートで短く、か
つ電槽間において隔壁を介して対向している集電体同士
を、導電性接続部材にて角形電槽の側壁に形成した開口
を通して接続するため、集電体同士を任意の位置で接続
でき、集電体の上端部間で接続している場合に対して通
電経路が迂回せず、接続経路を短くできるため、角形電
池における各単電池間の接続抵抗を小さくすることがで
き、また通電経路を複数設けることで極板群を流れる電
流分布の均一化を図れるので、内部抵抗をさらに低減で
きるとともに極板群の全体が均等的に十全に能力を発揮
することで高出力化を実現できる。
口を円形穴にて構成し、導電性接続部材の接続突部を丸
軸状とし、接続突部と開口の間のシール材をOリングに
て構成すると、接続突部の外周にOリングを装着した状
態で接続突部を開口に挿入するだけで確実なシール状態
が得られて液絡を防止できるので、製造効率を向上する
ことができる。
する板材を有底円筒状にプレス成形して構成すると、接
続突部を有する導電性接続部材を板材のプレス成形にて
生産性良く製造できるとともに、有底円筒内に溶接電極
を挿入してその底面と集電体などの相手側部材と溶接し
て接続することにより、容易に信頼性の高い接続ができ
るとともに、溶接時にシール材が悪影響を受けるのを防
止できる。
断して示した斜視図である。
態を示す正面図である。
る。
斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の直方体状の電槽を隔壁を介して連
接してなる角形電槽の各電槽内に発電要素を収容した角
形密閉式電池において、角形電槽の少なくとも一側壁の
各隔壁配設位置に両側の電槽に連通する開口を設け、開
口を通して両側の電槽に収容された発電要素を相互に接
続する導電性接続部材を設け、少なくとも一方の電槽に
連通する開口とこの開口を貫通して発電要素に接続する
導電性接続部材の接続突部との間をシールし、両側の電
槽に連通する開口を封止部材にて導電性接続部材を内部
に配置した状態で密閉したことを特徴とする角形密閉式
電池。 - 【請求項2】 複数の直方体状の電槽を隔壁を介して連
接してなる角形電槽と、正極板と負極板をセパレータを
介して積層するとともに正極板と負極板の一側部を互い
に反対側に突出させてリード部とした極板群と、極板群
の両側のリード部に接合した集電体とを備えた角形密閉
式電池において、角形電槽の少なくとも一側壁の各隔壁
配設位置に両側の電槽に連通する開口を設け、開口を通
して両側の電槽に収容された極板群の集電体同士を接続
する導電性接続部材を設け、少なくとも一方の電槽に連
通する開口とこの開口を貫通して集電体に接続する導電
性接続部材の接続突部との間をシールするシール材を設
け、両側の電槽に連通する開口を導電性接続部材を内部
に配置した状態で密閉する封止部材を設けたことを特徴
とする角形密閉式電池。 - 【請求項3】 少なくとも一方の電槽に連通する開口を
円形穴にて構成し、導電性接続部材の接続突部を丸軸状
とし、接続突部と開口の間のシール材をOリングにて構
成したことを特徴とする請求項1又は2記載の角形密閉
式電池。 - 【請求項4】 接続突部を、導電性接続部材を構成する
板材を有底円筒状にプレス成形して構成したことを特徴
とする請求項3記載の角形密閉式電池。
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