JP2003216345A - 複数のパーティションを利用する可動媒体ライブラリとの通信を仲介する方法 - Google Patents

複数のパーティションを利用する可動媒体ライブラリとの通信を仲介する方法

Info

Publication number
JP2003216345A
JP2003216345A JP2002371841A JP2002371841A JP2003216345A JP 2003216345 A JP2003216345 A JP 2003216345A JP 2002371841 A JP2002371841 A JP 2002371841A JP 2002371841 A JP2002371841 A JP 2002371841A JP 2003216345 A JP2003216345 A JP 2003216345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
library
controller
tape
command
external controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002371841A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003216345A5 (ja
JP4667707B2 (ja
Inventor
Peter Thomas Camble
ピーター・トーマス・キャンブル
Stephen Gold
スティーブン・ゴールド
Daryl Stolte
ダリル・ストールト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JP2003216345A publication Critical patent/JP2003216345A/ja
Publication of JP2003216345A5 publication Critical patent/JP2003216345A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4667707B2 publication Critical patent/JP4667707B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F2003/0697Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers device management, e.g. handlers, drivers, I/O schedulers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のパーティションを利用する可動媒体ラ
イブラリとの通信を仲介する方法を提供すること。 【解決手段】 可動媒体ライブラリは内部コントローラ
を備え、該コントローラは、制御インタフェースを介し
て受信するコマンドに応答して、ロボティクスサブシス
テムを制御するように部分的に動作する。また、ブリッ
ジユニットは、ライブラリコマンドを外部コントローラ
に渡し、複数の論理ユニットを外部コントローラに関連
付ける。外部コントローラは、パーティションそれぞれ
をLUNそれぞれに関連づけ、ブリッジユニットからの
ライブラリコマンドを処理するように動作可能であり、
また複数のパーティションに従って内部コントローラに
連絡するために、受信したコマンドを変換するようにさ
らに動作する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、包括的には大容量
データストレージに関し、特に、複数のパーティション
を利用する可動媒体ライブラリとの通信を仲介するシス
テムおよび方法に関する。 【0002】本発明は、同時係属中であり、同じ譲受人
に譲渡された以下の米国特許出願に関連する。すなわ
ち、2001年12月28日付けで出願された「Method
for Using Partitioning to Provide Capacity on Dem
and in Data Libraries」と題する米国特許出願第10
/033,003号、2001年12月28日付けで出
願された「System and Method for Securing Fiber Cha
nnel Drive Access in aPartitioned Data Library」と
題する米国特許出願第10/033,010号、200
1年12月28日付けで出願された「System and Metho
d for SecuringDrive Access to Data Storage Media B
ased On Medium Identifiers」と題する米国特許出願第
10/034,888号、2001年12月28日付け
で出願された「System and Method for Securing Drive
Access To Media Based On Medium Identification Nu
mbers」と題する米国特許出願第10/034,518
号、2001年12月28日付けで出願された「System
and Method for Peripheral Device Virtual Function
ality Overlay」と題する米国特許出願第10/03
2,923号、2001年12月28日付けで出願され
た「System and Method for Managing Access To Multi
ple Devices in a Partitioned Data Library」と題す
る米国特許出願第10/032,662号、2001年
12月28日付で出願された「System and Method for
Partitioning a Storage Area Network Associated Dat
a Library Employing Element Addresses」と題する米
国特許出願第10/033,009号、2001年12
月28日付けで出願された「System and Method for Pa
rtitioning a Storage Area Network Associated DataL
ibrary」と題する米国特許出願第10/034,691
号、および2001年12月28日付けで出願された
「System and Method for Managing a MoveableMedia L
ibrary with Library Partitions」と題する米国特許出
願第10/034,083号である。 【0003】 【従来の技術】デジタル磁気テープは一般に、コンピュ
ータシステムでの長期データ保存に使用される。磁気テ
ープカートリッジの格納ビット当たりの低コスト性、長
期保持能力および可搬性により、磁気テープは、保険会
社、銀行組織、航空会社等の企業によって生成される大
量データを格納する手段として選ばれている。 【0004】テープカートリッジは、自動化されたテー
プライブラリ周辺機器によって頻繁に利用される。テー
プライブラリは概して、多数のテープカートリッジを取
り扱い、非常に大きな容量のデータを格納する。テープ
ライブラリは、テープカートリッジを所定の位置すなわ
ち媒体スロットに把持する。特定のテープカートリッジ
からのコンテンツが必要な場合、テープライブラリに通
信可能に連結されるホストシステムが、テープライブラ
リのロボティクスサブシステムコントローラと通信す
る。ホストシステムは、多数の機構によってテープライ
ブラリに通信可能に連結することができる。たとえば、
ホストシステムは、SCSI(Small Computer System
Interface)バスやファイバチャネル(FC)ファブリッ
クを介してテープライブラリに通信可能に連結すること
ができる。ホストシステムは、ロボティクスサブシステ
ムコントローラにコマンドで通信して、各位置すなわち
媒体スロットから特定のテープカートリッジを検索する
ことができる。これに応答して、ロボティクスサブシス
テムコントローラは、ロボティクス機構によって様々な
機械的動作を行い、所望のテープカートリッジを検索
し、所望のテープカートリッジをテープドライブに配置
することができる。ホストシステムは次に、テープドラ
イブを介してテープカートリッジに読み書きすることが
できる。 【0005】さらに、ホストシステムとロボティクスサ
ブシステムコントローラの間には他の通信が発生し得
る。たとえば、ホストシステムは、テープライブラリに
含まれるテープカートリッジ、テープドライブ、および
ロボティクス機構の数を決定するために、ロボティクス
サブシステムコントローラに問い合わせることができ
る。このようにしてロボティクスサブシステムコントロ
ーラに問い合わせることにより、ホストシステムはテー
プライブラリを管理することができる。 【0006】テープライブラリは、相当量の長期データ
保存能力の提供に有用であるが、いくつかの欠点を有す
る。たとえば、データ記憶容量が、いくつかのエンティ
ティによる使用に割り当てられることがある。したがっ
て、テープライブラリに通信可能に連結される各ホスト
システムまたはエンティティは、すべてのデータ記憶容
量にアクセス可能であり得る。この問題に対処するため
に分割が利用されている。分割は、特定のテープライブ
ラリリソース(たとえば、各種スロット、テープドライ
ブ、ロボティクス機構)を離散した仮想デバイスに割り
当てることに関する。そして、仮想デバイスへのアクセ
スが、特定の用途に望ましいように制限される。 【0007】テープライブラリの分割に別の手法を利用
することも可能である。第1に、分割適用のために、ホ
ストシステム制限を利用してテープライブラリの部分部
分へのアクセスを制限する。このようなホスト制限は、
パーティション制限を行うためにホストシステム上の調
停ソフトウェアプロセスによって実施される。しかし、
この手法には問題がある。具体的には、この手法は、テ
ープライブラリがストレージサービスプロバイダ環境に
おいて利用される場合、望ましくない。ストレージサー
ビスプロバイダ環境では、テープライブラリおよびホス
トシステムが異なるエンティティ(たとえば、ストレー
ジサービスプロバイダおよび顧客)に属する。ソフトウ
ェア調停プロセスをホストシステムに配置することは、
ストレージサービスの利用について顧客に対する負担を
増大させるため、魅力的ではない。また、企業環境で
は、新しいホストシステムソフトウェアについて比較的
長い確認サイクルを課す。さらに、多くの顧客は、他の
顧客がソフトウェアをホストシステム上に配置すること
を快く思わない。加えて、ソフトウェア調停プロセス手
法は通常、既存のデータバックアップユーティリティと
互換性がない、すなわちソフトウェア調停プロセス手法
では、専用のデータバックアップアプリケーションを使
用する必要がある。 【0008】Spectra Logicによって使用
される第2の手法は、複数のブリッジデバイスを提供し
て、テープライブラリを複数の仮想デバイスに分割する
というものである。各ブリッジデバイスは、分割を実施
するためにQIP(Quad Interface Processor)を含
む。QIPは、ホストシステムとライブラリの間の唯一
のインタフェースとして機能するプロセッサベースのカ
ードデバイスである。ソフトウェアインタフェースを介
して各QIPを構成することにより、QIPは、1つの
または複数のホストシステムからは複数の物理的なライ
ブラリに見えるいくつかの仮想的なライブラリをエミュ
レートすることが可能である。ライブラリ中の各QIP
は、1つのパーティションしかサポートすることができ
ない。また、このアーキテクチャでは、パーティション
中のすべてのドライブが1つのホストを有する1本のS
CSIバスを共有する必要があるため、潜在的なボトル
ネックとなっている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】このアーキテクチャ
は、いくらかホストシステムにとってトランスペアレン
トに分割を実施する機構を提供するが、問題を有する。
具体的には、複数のプロセッサベースのカードが必要で
あるという点において、コストがかかると共にハードウ
ェア集約的である。第2に、複数のハードウェアブリッ
ジを使用すると、多重障害点(multiple point of fail
ure)がもたらされるため、データにアクセス不能にな
る確率が増大する。さらに、このハードウェア手法は、
所与のパーティションへのさらなるリソースの追加を厳
密に制御する。ブリッジハードウェアとパーティション
へのさらなるリソースの追加との間には特定の構造的な
関係がある。したがって、ハードウェア手法は、複数の
より小さなパーティションの作成に適しておらず、より
小さなテープライブラリへの分割に適用不可能である。 【0010】 【課題を解決するための手段】一実施形態において、本
発明は、パーティションを利用する可動媒体ライブラリ
との通信を仲介するシステムであって、可動媒体ライブ
ラリは、制御インタフェースを介して受信するコマンド
に応答して、ロボティクスサブシステムを制御するよう
に部分的に動作可能な内部コントローラを備えるシステ
ムを対象とする。かかるシステムは、ライブラリコマン
ドを外部コントローラに渡すように動作可能なブリッジ
ユニットであって、複数の論理ユニット(LUN)を外
部コントローラに関連付けるように動作可能なブリッジ
ユニットを備える。外部コントローラは、複数のパーテ
ィションそれぞれを複数のLUNそれぞれに関連づけ、
ブリッジユニットからのライブラリコマンドを処理する
ように動作可能であり、また複数のパーティションに従
って内部コントローラに連絡するために、ブリッジユニ
ットから受信したコマンドを変換するようにさらに動作
可能である。 【0011】 【発明の実施の形態】本発明は、可動媒体ライブラリの
リソースを分割するシステムおよび方法を対象とする。
具体的には、ブリッジユニット、外部コントローラ、お
よび分割管理コントローラが、これらを使用しない場合
には分割をサポートしない既存のライブラリのパーティ
ションへの仲介要素として利用される。本発明の実施形
態は、ブリッジユニットを利用して、外部コントローラ
とホストシステムの間の通信およびライブラリの媒体ド
ライブとホストシステムの間の通信を制御する。ブリッ
ジユニットは、定義された分割体系(partitioning sch
eme)に従って通信を阻止または可能にする。さらに、
外部コントローラは、パーティションに関連付けられた
コマンドを受信する。外部コントローラは、定義される
分割体系に従ってコマンドを変換する。たとえば、外部
コントローラは、要素の番号付け直しを行い、分割体系
をトランスペアレントに見せることができる。次に外部
コントローラは、変換したコマンドをライブラリの内部
コントローラに渡す。分割管理コントローラを利用し
て、ユーザ入力を受信して分割体系を定義することがで
きる。分割管理コントローラは、受信した入力を利用し
て、分割体系を実施するようにブリッジユニットおよび
外部コントローラを構成する。 【0012】外部コントローラを利用してストレージラ
イブラリのリソースを分割すると、いくつかの利点がも
たらされる。第1に、外部コントローラの使用により、
ストレージライブラリの大きな記憶容量をいくつかのエ
ンティティまたは組織で共有できるようになる。そうす
ることによって、中程度の記憶容量を必要とする複数の
エンティティまたは組織が、大容量ストレージライブラ
リがもたらすストレージコストの低減という恩恵を受け
ることができる。さらに、外部コントローラを利用する
と、格納されているデータにアクセスするホストシステ
ムに対しての分割体系がトランスペアレントになる。具
体的には、ホストシステムは、特殊なソフトウェアを必
要とせず、また、その他のパーティションについての認
識を持つ必要がない。具体的には、分割システムは、個
々のホストシステムがストレージライブライブラリリソ
ースのそれぞれのサブセットにしかアクセスできないよ
うに実行することができる。 【0013】図1は、本発明の実施形態による外部コン
トローラ108を備える例示的なシステム100のブロ
ック図を示す。システム100は、テープライブラリ1
01を備える。テープライブラリ101は、当分野にお
いて既知の普通のSCSI(Small Computer System In
terface)テープライブラリである。テープライブラリ
101はそれ自体では分割をサポートしないことを理解
されたい。具体的には、テープライブラリ101のSC
SIバスに連結される任意の1または複数のホストシス
テムが、各バスに接続されたテープライブラリ101の
任意の部分にアクセスし得る。 【0014】本発明の実施形態の読み手による理解を助
けるため、テープライブラリ101の動作について簡単
に考察する。まず、内部コントローラ102は、1また
は複数のホストシステムがテープライブラリ101にア
クセスするために使用する典型的なコントローラユニッ
トである。内部コントローラ102は、ホストシステム
から受信するコマンドを処理して、管理バス105を介
してテープライブラリ101の動作を制御する。たとえ
ば、内部コントローラ102は、ホストシステムから
「要素状態読み出し(Read Element Status)」コマン
ドを受信することができる。これに応答して、内部コン
トローラ102は、テープライブラリ101内のすべて
の要素を識別することで応答することができる。ホスト
システムは、テープライブラリ101の要素を決定した
後、コマンドを内部コントローラ102に発行して、テ
ープライブラリ101の媒体スロットの1つから特定の
テープカートリッジを検索することができる。媒体スロ
ットは、媒体トレイ104a〜104dに配置すること
ができる。これに応答して、内部コントローラ102
は、ロボティクスサブシステム(図示せず)と通信し
て、テープカートリッジをテープドライブ103a〜1
03dの1つに配置することができる。ロボティクスサ
ブシステムは、媒体トレイ104a〜104dのスロッ
トから特定のテープカートリッジを検索する機械的動
作、および特定のテープカートリッジをテープドライブ
103a〜103dの1つに配置する動作を実行し得
る。 【0015】テープライブラリ101は、外部システム
と通信するために複数のSCSIバスをさらに備える。
テープドライブ103a〜103bは、各SCSIバス
に通信可能に連結され、通信ボトルネックの発生を回避
することが好ましい。テープカートリッジがテープドラ
イブ103a〜103dの1つに配置された後、ホスト
システムは、各テープドライブ103と直接通信するこ
とによってデータ転送を開始することができる。具体的
には、テープコマンドおよびデータ転送は、テープドラ
イブのSCSIバスを介してやりとりすることができ、
内部コントローラ102が必ずしも関与するとは限らな
い。 【0016】本発明の実施形態により実施される外部コ
ントローラ108、分割管理コントローラ109ならび
にファイバチャネル(FC)−SCSIブリッジ107
aおよび107bがない場合、テープライブラリ101
は、各SCSIバスに通信可能に連結された任意の1ま
たは複数のホストシステムに応答するように動作可能で
ある。しかしながら、要素107a、107b、10
8、および109を欠く構成には問題がある。具体的に
は、2つ以上の独立した組織がテープライブラリ101
のデータ記憶容量を共有する場合、ある組織のミッショ
ンクリティカルなデータに別の組織がアクセスすること
は破滅的であり得る。企業秘密が曝露されたり、日々の
業務に必要なデータが損傷を受ける可能性がある。 【0017】したがって、外部コントローラ108、分
割管理コントローラ109、ならびにFC−SCSIブ
リッジ107aおよび107bを利用してテープライブ
ラリ101のリソースを分割することが好ましい。リソ
ースを分割することで、1または複数のホストシステム
は複数のライブラリを「見る」ことができる。さらに、
分割体系は、格納データの保全性を保証するために、許
可されたホストシステムのみが各パーティションにアク
セスできるようにすることで実施することができる。具
体的には、テープドライブ103a〜103dに接続さ
れるSCSIバスは、FC−SCSIブリッジ107a
〜107bに連結される。さらに、外部コントローラ1
08がFC−SCSIブリッジ107bに連結される。
したがって、FC−SCSIブリッジ107aおよび1
07bは、許可されていないホストシステムがテープド
ライブ103a〜103bおよび外部コントローラ10
8と通信しないように動作可能であり、これについては
さらに詳細に後述する。 【0018】分割体系を構成するために、システム10
0は、「SYSTEM AND METHOD FOR PARTITIONING A STORA
GE AREA NETWORK ASSOCIATED DATA LIBRARY EMPLOYING
ELEMENT ADDRESSES」と題する米国特許出願第10/0
33,009号に開示されるような分割管理コントロー
ラ109を備えることができる。分割管理コントローラ
109は、ローカルエリアネットワーク(LAN)また
は他の通信ネットワークに通信可能に連結し得る。分割
管理コントローラ109は、IC(Inter−In
tegrated Circuit)バス等任意の適し
た管理バスを介してFC−SCSIブリッジ107aお
よび107bならびに外部コントローラ108に連結し
得る。さらに、分割管理コントローラ109は組み込み
ウェブサーバ(embedded web server)を備え、システ
ム管理者がセキュアなホストシステムからシステム10
0を構成または分割可能にし得る。ウェブサーバは、シ
ステム管理者がパーティションの作成、パーティション
の削除、パーティションへのリソースの割り当て、およ
びパーティションに当てはまる許可の定義を行えるよう
にするユーザインタフェースを提供することができる。
分割体系の変更は、ウェブサーバインタフェースを介し
てユーザに図式で提供することが好ましい。さらに、ウ
ェブサーバは、好ましくは、ユーザが特定のパーティシ
ョン構成をユーザのシステムにダウンロードできるよう
にし得る。そうするとユーザは、後にパーティションの
構成をリロードすることができる。ウェブサーバの提供
に加えて、またはこの代替として、分割管理コントロー
ラ109は、分割体系を構成するコマンドを受信するこ
とができる(適切なネットワーク管理プロトコルを介し
て)。 【0019】分割体系のセキュリティを強化するため、
分割管理コントローラ109は、テープドライブ103
a〜103dの一つに分割変更による影響を受けるテー
プが装填される場合、パーティションへの変更を行うこ
とができないようにすることが好ましい。分割管理コン
トローラ109はまた、いずれかのデバイスのSCSI
アドレスが変更するかどうかを検出することが好まし
い。そのような場合、分割管理コントローラ109は、
定義された分割体系に従って各種デバイスを再構成する
ことができる。 【0020】さらに、構成のやりとりを「アウトオブバ
ンド(out-of-band)」で行わせる、すなわち構成のや
りとりが好ましくは、データの格納および検索に関連す
るやりとりとは別個の媒体を介して行わせると都合がよ
い。構成のやりとりをアウトオブバンドにすることで、
システム100に連結されたホストシステムがFC−S
CSIブリッジ107aおよび107bを介して分割体
系を覆すことは不可能である。加えてまたは代替とし
て、システム100は、分割情報を分割管理コントロー
ラ109に提供するために、手動ユーザインタフェース
(図示せず)を備えることができる。 【0021】ストレージプロバイダ環境では、システム
100のリソースはストレージプロバイダによって管理
される。データ記憶容量は、サービスとしてストレージ
プロバイダの顧客に販売される。このような環境では、
「SYSTEM AND METHOD FOR PARTITIONING A STORAGE ARE
A NETWORK ASSOCIATED DATA LIBRARY」と題する米国特
許出願第10/034,691号に開示されるように、
分割管理コントローラ109が、さらなる機能性を実施
して、インスタントキャパシティオンデマンドを提供す
ることができる。このような環境では、ストレージの顧
客は、所与の量の記憶容量の料金を支払い得る。顧客が
各自のパーティションの拡張または変更を要求すると、
分割管理コントローラ109は、顧客がこのような追加
のライブラリリソースのラインセンスを取得しているか
ことを確認することができる。たとえば、顧客は、最大
数のテープドライブ103および/またはテープカート
リッジを許可するライセンスの料金を支払い得る。任意
のパーティション拡張要求を検査して、拡張の実行によ
り最大数を越えるかどうかを決定することができる。管
理コントローラ109は、適宜にパーティション拡張を
拒絶するかもしくは可能にすることができる。さらに、
特定のリソースを特定の顧客による将来の拡張のために
確保することが有利であり得る。これらリソースは、顧
客が実際にリソースを要求しその使用料を支払うまでデ
ィスエーブルすることができる。 【0022】たとえば分割管理コントローラ109を使
用することでリソースをパーティションに割り当てるた
めに、システムリソーステーブル201は図2に示すよ
うに利用することができる。システムリソーステーブル
201は、分割管理コントローラ109がアクセス可能
な不揮発性メモリ(たとえば、EEPROM)に格納す
ることができる。システムリソーステーブル201はそ
れぞれ、テープドライブ103aをパーティション1
に、テープドライブ103bをパーティション2に、テ
ープドライブ103cをパーティション3に、そしてテ
ープドライブ103dをパーティション4に、tape
_drive_1レコード、tape_drive_2
レコード、tape_drive_3レコード、および
tape_drive_4レコードを介して割り当てる
ことができる。さらに、テープカートリッジ(媒体トレ
イ104a〜104dのスロットに収容される)を10
個1グループとしてパーティション1、2、3、および
4に割り当てることができる。たとえば、テープ1〜1
0をパーティション1に割り当て、テープ11〜20を
パーティション2に割り当て、テープ21〜30をパー
ティション3に割り当て、そしてテープ31〜40をパ
ーティション4に割り当てることができる。図2ではシ
ステムリソーステーブル201が図表の形態で示される
ことを理解されたい。しかし、システムリソーステーブ
ル201の表現はこのフォーマットに限定されない。任
意の適したデータ構造(テーブル、アレイ、ファイル、
クラスのインスタンス化されたオブジェクト、および/
またはこれらと同様のもの)を利用して、システムリソ
ーステーブル201を実施し得る。 【0023】テープライブラリのすべてのリソースを特
定時に割り当てる必要はないことを理解されたい。特定
のリソースを割り当てないまたはディスエーブルにして
おくことが有利であり得る。組織が追加のデータ記憶容
量が必要であると決定すると、割り当てられていないリ
ソースのうちのいくつかを包含するようにそのパーティ
ションを拡大することができる。 【0024】システムリソーステーブル201は単なる
例示であることも理解されたい。他の割り当て構成を利
用してもよい。一実施形態では、テープカートリッジを
10個1グループとしてパーティションに割り当てる、
すなわち1つまたはいくつかの媒体トレイ104をパー
ティションに追加する、またはパーティションから削除
する。グループが連続している必要はない。たとえば、
媒体トレイ104aおよび104dを同じパーティショ
ンに割り当ててもよい。好ましくは、所与の1つのパー
ティションに割り当てられた10個のテープカートリッ
ジにつきテープドライブ103a〜103dのうちのた
った1つのテープドライブを割り当てる。この設計嗜好
は動作効率を上げるために選択されることを理解された
い。しかし、本発明はこの設計嗜好またはリソースのパ
ーティションへの他の任意特定の割り当てを必要としな
いことをさらに理解されたい。 【0025】別の実施形態では、より大きな制御を分割
動作に適用して、ソフトウェアバックアップ動作との互
換性を保証することができる。実施形態では、テープラ
イブラリ101の各種コンポーネントがレベル(レベ
ル)(たとえば、図1に示すレベル106aおよび10
6b)に編成される。各レベルは、2個の媒体トレイ1
04と、2個のテープドライブ103とを含む。次に、
他の市販されているテープライブラリと互換性のあるよ
うにレベルを割り当てることができる。たとえば、He
wlett−Packard社のSURESTORE1
/9テープライブラリは、9個のテープスロットを利用
する。1または複数のホストシステムからレベル106
aが少なくとも2つのHewlett−Packard
社SURESTORE1/9テープライブラリを含むよ
うに見えるようにシステム100を構成することができ
る。SURESTORE1/9テープライブラリを利用
するソフトウェアバックアップアプリケーションとの互
換性を保証するために、一方のパーティションがレベル
106aの「左」側に関連するリソース(すなわち、媒
体トレイ104aおよびテープドライブ103a)を含
むべきである。他方のパーティションは、レベル106
aの「右」側に関連するリソース(すなわち、媒体トレ
イ104bおよびテープドライブ103b)を含むべき
である。リソースをこのように割り当てることにより、
パーティションは同じトレイまたはドライブを共有する
ことがなくなる。したがって、コマンドの競合が低減す
る。各パーティションへのコマンドは、ロボティクスサ
ブシステムが各種機械的動作を完了するまで、待ち行列
に入れる必要があるだけである。コマンドは、テープカ
ートリッジへ/からのデータ転送により遅延する必要は
ない。 【0026】同様のパーティション方式を利用して、パ
ーティションに他のテープライブラリをエミュレートさ
せることもできる。たとえば、レベル全体(たとえば、
レベル106b)を1つのパーティションに割り当て、
HP SURESTORE2/20(2個のテープドラ
イブおよび20個のテープカートリッジを備えるテープ
ライブラリ)の動作をエミュレートすることができる。 【0027】本明細書に記載の構成方式は、図1に示す
アーキテクチャと同様のテープライブラリアーキテクチ
ャに依存する。他の構成を利用するテープライブラリを
分割して、本発明の実施形態による複数の仮想テープラ
イブラリをエミュレートすることができる。選択された
テープライブラリの特定のアーキテクチャは、分割体系
に影響を及ぼし得る。 【0028】分割体系は、少なくとも2つの異なるテー
プライブラリデバイスをエミュレートするように構成し
得ることを理解されたい。たとえば、論理ユニット(L
UN)0がSURESTORE1/9をエミュレート
し、一方でLUN1がSURESTORE2/20をエ
ミュレートするように外部コントローラ108を構成す
ることができる。レベル106aの一部を、SURES
TORE1/9デバイスのエミュレーションに関連する
パーティションに割り当てることができる。レベル10
6bに関連するライブラリリソースは、SURESTO
RE2/20のエミュレーションに関連するパーティシ
ョンに割り当てることができる。さらに、外部コントロ
ーラ108は、好ましくは、各LUNにアドレス指定さ
れたSCSI照会コマンドに適宜応答する。LUN0の
場合、外部コントローラ108は、SURESTORE
1/9デバイスによって定義されるベンダーID、製品
ID、ファームウェアリビジョン、およびベンダーに固
有の情報を返すことができる。同様に、LUN1の場
合、外部コントローラ108は、SURESTORE2
/20デバイスによって定義されるベンダーID、製品
ID、ファームウェアリビジョン、およびベンダーに固
有の情報を返すことができる。 【0029】分割管理コントローラ109に関連するユ
ーザインタフェースを利用して、各種パーティションへ
のアクセスを制御することができる。たとえば、許可テ
ーブル301はユーザインタフェースを介して作成する
ことができる。許可テーブル301は、各パーティショ
ン1、2、3、および4ごとに許可されているホストシ
ステムをリストする。許可されているホストシステム
は、ファイバチャネルWWN(World Wide Name)によ
って識別される。他の通信プロトコルアドレスまたは識
別子をファイバチャネルWWNと組み合わせて、または
その代わりに利用し得る。許可テーブル301は、不揮
発性メモリ(たとえば、EEPROM)の分割管理コン
トローラ109にアクセス可能なロケーションへ格納す
ることができる。 【0030】分割管理コントローラ109は、ユーザイ
ンタフェースから受信した情報を利用して、外部コント
ローラ108ならびにFC−SCSIブリッジ107a
および107bを制御または構成することが好ましい。
さらに、分割管理コントローラ109は、好ましくは、
外部コントローラ108へのあらゆるファームウェア変
更を検出する。ファームウェアへの変更が検出された場
合、分割管理コントローラ109は、好ましくは、定義
されている分割体系に従って外部コントローラ108を
再構成する。要素を制御または構成することにより、分
割体系をさらに詳細に後述するように実施することがで
きる。 【0031】外部コントローラ108は、「SYSTEM AND
METHOD FOR PARTITIONING A STORAGE AREA NETWORK AS
SOCIATED DATA LIBRARY EMPLOYING ELEMENT ADDRESSE
S」と題する米国特許出願第10/033,009号に
開示されているように、分割管理コントローラ109か
ら受信した構成情報を利用して、内部コントローラ10
2の複数のインスタンスを仮想化またはエミュレートす
ることが好ましい。上述したように、図示の実施形態の
システムリソーステーブル201は4つのパーティショ
ンを定義する。したがって、外部コントローラ108
は、4つのLUN(0、1、2、および3)を各パーテ
ィションに関連付けることができる(たとえば、LUN
0がパーティション1に対応し、LUN1がパーティシ
ョン2に対応し、LUN2がパーティション3に対応
し、LUN3がパーティション4に対応する)。外部コ
ントローラ108は、個々の各LUN上でアクティブな
コマンドを処理するように動作可能であり得る(外部コ
ントローラ108は切断を適宜サポートし得る)。さら
に、外部コントローラ108は、たとえば、Test
Unit ReadyおよびRequest Sens
e、Mode Pages、Log Pagesなどを
含む各種コマンドに応答して、各LUNに関連する各
「仮想」コントローラの状態を維持するように動作可能
であり得る。 【0032】外部コントローラ108は、1または複数
のホストシステムからコマンドを受信する。外部コント
ローラ108は、分割体系に従ってコマンドを変換す
る。外部コントローラ108は次に、コマンドが有効で
ある場合、すなわちコマンドが各パーティションの適切
な要素(たとえば、テープカートリッジ)を参照する場
合、変換したコマンドを内部コントローラ102に渡
す。外部コントローラ108は、応答メッセージ(もし
あれば)を内部コントローラ102から受信する。外部
コントローラ108は、応答メッセージを変換し、変換
した応答メッセージを発信元ホストシステムに転送す
る。 【0033】たとえば、ホストシステムは、「要素状態
読み出し」コマンドをLUN3に送信することができ
る。外部コントローラ108は、識別されたLUNを参
照することにより各パーティションを決定する(パーテ
ィション4はLUN3に関連付けられる)。外部コント
ローラ108は、「要素状態読み出し」コマンドを内部
コントローラ102に送ることができる。内部コントロ
ーラ102は、テープライブラリ101のすべての要素
を識別する応答を生成し、この応答を外部コントローラ
108に通信する。外部コントローラ108は、内部コ
ントローラ102から応答情報を受信した後、パーティ
ション4に関連しないすべての情報を除去する。さら
に、外部コントローラ108は、識別されたライブラリ
要素の番号を付け直すことができる。たとえば、外部コ
ントローラ108は、LUN3の仮想ドライブに関連す
る仮想テープカートリッジ1〜10として、物理ドライ
ブ103dのテープカートリッジ31〜40の番号を付
け直すことができる。外部コントローラ108は次に、
応答を発信元ホストシステムに転送する。 【0034】別の例として、ホストシステムは、仮想テ
ープカートリッジ3を仮想テープドライブ4内に配置さ
せるコマンドをLUN3に送信することができる。これ
が許可されているものと仮定すると、外部コントローラ
108は仮想要素を物理要素に変換する。外部コントロ
ーラ108は、テープカートリッジ33をテープドライ
ブ103d内に配置するコマンドを内部コントローラ1
02に送信する。内部コントローラ102が動作の完了
を示す応答メッセージを送信すると、外部コントローラ
108が応答メッセージを発信元ホストシステムに送信
する。 【0035】同じライブラリリソースを必要とするホス
トシステムから複数のコマンドを受信する場合、外部コ
ントローラ102がコマンドを先入れ先実行方式で待ち
行列に入れることができる。たとえば、ロボティクスサ
ブシステムが他のテープカートリッジをテープドライブ
103a〜103dのうちの1つ内への配置を完了する
間、テープカートリッジを検索するコマンドを待ち行列
に入れる必要があり得る。所望であれば、他のキューイ
ング技法(優先体系(priority scheme)を定義するな
ど)を利用してもよい。 【0036】外部コントローラ108は、STRONG
ARMプロセッサ、MIPSプロセッサまたはこれらと
同様のものなど任意の適したプロセッサを利用して実施
し得る。外部コントローラ108は、不揮発性メモリ
(PROM、EPROM、EEPROM、および/また
はこれらと同様のもの)をさらに備え得る。不揮発性メ
モリは、外部コントローラ108の動作を実行するため
の実行可能コードを含むことができる。不揮発性メモリ
は、分割管理コントローラ109から受信する分割情報
をさらに格納し得る。外部コントローラ108の複数の
インスタンスにアドレス指定されるコマンドのキューイ
ングをサポートするために、比較的大きなバッファを外
部コントローラ108に設けることができる。さらに、
図1に示すように、外部コントローラ108は、SCS
Iインタフェースを介して内部コントローラ102と通
信する。したがって、外部コントローラ108は、SC
SIイニシエータを備え得る。代替の実施形態では、外
部コントローラ108は、シリアルインタフェースまた
は他の適したインタフェースを介して内部コントローラ
102に通信可能に連結することができる。 【0037】外部コントローラ108はFC−SCSI
ブリッジ107bの背後に配置されているものとして図
示されていることを理解されたい。したがって、外部コ
ントローラ108はSCSIバスに連結されている。よ
って、外部コントローラ108は、SCSIプロトコル
に準拠して、受信したSCSIコマンドの発信元を識別
する情報を受信しない。外部コントローラ108は単
に、FC−SCSIブリッジ107bに連結された各S
CSIバスに関連する各LUNから発信されたものとし
てSCSIメッセージを「見る」。 【0038】したがって、上述したように、分割管理コ
ントローラ109は、ユーザインタフェースから受信す
る情報を利用してFC−SCSIブリッジ107bを制
御または構成し、分割体系を実施することが好ましい。
具体的には、分割管理コントローラ109は、システム
リソーステーブル201および許可テーブル301に含
まれる情報をFC−SCSIブリッジ107bに転送す
ることができる。受信した情報を使用して、FC−SC
SIブリッジ107bは、許可されていないホストシス
テムが外部コントローラ108またはテープドライブ1
03a〜103dに関連するLUNと通信しないように
することができる。具体的には、FC−SCSIブリッ
ジ107bは、許可されていないホストシステムからの
メッセージを各SCSIバスに中継またはルーティング
しないようにすることができる。そうすることで、許可
されていないホストシステムは、システム100の各種
パーティションに関連するデータ転送を開始することが
できない。さらに、許可されていないシステムは、デバ
イス発見プロトコルを通してライブラリ要素の存在を発
見することができない。 【0039】好ましい実施形態では、FC−SCSIブ
リッジ107aおよび107b、外部コントローラ10
8、ならびに分割管理コントローラ109は、分割がパ
ワーサイクル間で永続するように実施されることが好ま
しい。各要素が不揮発性メモリを利用して、分割体系を
定義する情報を検索することができる。これら要素は、
不揮発性メモリに格納される情報を用いて適宜構成され
るまで、テープ動作の実行を可能にしない。さらに、こ
れら要素は構成情報に動的に応答し、パワーサイクルが
分割体系を変更する必要がないことが好ましい。 【0040】次に、本発明の好ましい実施形態を示すた
めに、図4を参照する。図4は、システム400を示
す。システム400は、ストレージエリアネットワーク
(SAN)407上に格納されたデータへのアクセスを
促進するホストシステム403−1〜403−4を備え
る。SAN407は、SANファブリック401、スト
レージデバイス402−1および402−2、ならびに
システム100を備える。ストレージデバイス402−
1および402−2は、ディスクアレイ、JBOD(ju
st a bunch of disks)、光媒体プレーヤ、および/ま
たはこれらと同様のものを含む任意のタイプの適したス
トレージデバイスであることができる。例示的なシステ
ム400では、ホストシステム403−1〜403−4
は、ストレージデバイス402−1および402−2か
らの情報を動的に格納・検索することができる。ホスト
システム403−1〜403−4は、バックアップユー
ティリティアプリケーションを実行して、システム10
1上のストレージデバイス402−1および402−2
に格納されているデータをバックアップすることができ
る。代替として、以下でより詳細に述べるように、バッ
クアップ動作は、データムーバアプリケーションを介し
て発生する。 【0041】図4に示す構成のタイプは、いくつかの理
由によりストレージエリアネットワークと呼ばれる。第
1に、データストレージに関連するデータ転送または通
信は、好ましくは、ホストシステム403−1〜403
−4とクライアント406−1〜406−Mとの間の通
信から切り離される。第2に、好ましくは、単一障害点
(single point of failure)がSAN407内にな
い。SANファブリック401は、好ましくは、ハブ、
スイッチ、ルータ、および/またはこれらと同様のもの
を介して冗長接続を提供する。さらに、複数のホストシ
ステム(たとえば、403−1〜403−4)が利用さ
れることが好ましい。 【0042】SANファブリック401は、通信ファブ
リックを提供して、システム100、ストレージデバイ
ス402−1および402−2、ならびにホストシステ
ム403−1〜403−4の間の通信を促進する。SA
Nファブリック401は通常、ファイバチャネルアーキ
テクチャを利用して実施される。ファイバチャネルは通
常、通信パスの単純さから利用される。すなわち、ファ
イバチャネルは、シリアル通信方式を利用する。さら
に、ファイバチャネルは、銅線および/または光ファイ
バケーブルを介して比較的高いレート(たとえば、10
64Mbps)のデータ通信を提供する。ファイバチャ
ネル媒体を介して行なわれるデータ通信速度は、さらな
る技術開発によって増加し得る。銅線は概して、各種ス
トレージデバイス402がキャビネット内接続によりホ
ストシステム403−1〜403−4から切り離される
場合に利用される。光ケーブルは、デバイスからハブ
(SANファブリック401内のファイバチャネル相互
接続ユニット)まで最大500mまで、およびハブ間で
最大10kmまでの分離距離をサポートすることができ
る。ファイバチャネルは、ポイントツーポイント、調停
ループ、およびスター型トポロジなどの各種通信トポロ
ジをさらに利用する。ファイバチャネルはまた、SCS
Iおよびインターネットプロトコル(IP)プロトコル
などの各種通信プロトコルをカプセル化またはサポート
する。ファイバチャネルをサポートしないデバイスは、
ブリッジデバイスを介してファイバチャネルファブリッ
クに連結することができる。具体的には、多くの市販さ
れているブリッジデバイス(Hewlett-Packard社のSU
RESTORE SCSI BRIDGE FC4/1
など)により、ファイバチャネルファブリックを採用す
るSANにSCSIデバイスを配置することができる。
通常、SANファブリック107にはファイバチャネル
が利用されるが、他の通信機構を利用することも可能で
ある。たとえば、遠隔ミラーリング動作を行って遠隔地
にミッションクリティカルデータを冗長的に格納するこ
とが適切なことが多い。このような動作には、非同期転
送モード(ATM)ネットワーク要素または専用回線
(T−1、OC−12、および/またはこれらと同様の
もの)を採用することができる。 【0043】通信ネットワーク405を介して、クライ
アント406−1〜406−Mがホストシステム403
−1〜403−4と通信することができる。通信ネット
ワーク405は、ATM、無線、および/または専用回
線リンクなどあらゆる数の通信媒体を含み得る。クライ
アント406−1〜406−Mは、ホストシステム40
3−1〜403−4と通信することにより、SAN40
7上に格納されているデータを得ることができる。たと
えば、クライアント406−1〜406−Mは、ホスト
システム403−1〜403−4を通してネットワーク
ドライブにアクセスするように構成されるオペレーティ
ングシステムを保有し得る。ホストシステム403−1
〜403−4が実装するネットワークドライブは、スト
レージデバイス402−1および402−2ならびにシ
ステム100上の各種ファイルを管理することができ
る。 【0044】ストレージエリアネットワークが利用する
構成は、極めて有利である。第1に、ストレージがホス
トシステム403−1〜403−4の背後に配置され
る。たとえば、システム100とホストシステム403
−1〜403−4の間のデータ転送は、ホストシステム
403−1〜403−4とクライアント406−1〜4
06−Mの間のデータ転送と同じ通信ネットワークを介
して行われない。格納されているデータに関連するデー
タ転送をホストシステム403−1〜403−4の背後
に配置することにより、全体的なシステムパフォーマン
スを有意に強化することができる。さらに、SAN40
7の構成は、単一障害点がないため、障害の可能性が著
しく最小化されるという点において堅牢である。さら
に、各デバイスをSANファブリック401に連結する
ことにより認め得る支障なしで、多くの追加のデータス
トレージデバイス402またはシステム100をシステ
ム400に追加しうる。したがって有利なことに、SA
N407はスケーラブルである。SAN407は任意の
ロケーションに配置することができる、すなわち記憶容
量を利用する組織の構内に配置する必要がないことを理
解されたい。さらに、SAN407は、有利なことに、
記憶容量を利用する組織とは別個のエンティティによっ
て管理することが可能である。 【0045】FC−SCSIブリッジ107aおよび1
07bは、好ましくは、分割体系に従ってシステム10
0へのアクセスを制限する。FC−SCSIブリッジ1
07aおよび107bは、「SYSTEM AND METHOD FOR MA
NAGING ACCESS TO MULTIPLEDEVICES IN A PARTITIONED
DATA LIBRARY」と題する米国特許出願第10/032,
662号に開示されるブリッジの実施形態に従って実施
することができる。上述したように、FC−SCSIブ
リッジ107aおよび107bは、許可されたホストシ
ステムに関連するWWNを受信することによって分割管
理コントローラ109から許可されているホストの情報
を受信する。ファイバチャネルメッセージはWWNでは
なくソースIDを使用してアドレス指定されることを理
解されたい。したがって、FC−SCSIブリッジ10
7aおよび107bは、好ましくは、ソースID−WW
Nテーブルを維持する。FC−SCSIブリッジ107
aおよび107bの一方がSCSIコマンドを受信する
と、ブリッジがFCメッセージからソースIDを決定す
る。好ましくは、テーブルルックアップを実行して発信
元ホストシステムのWWNを決定する。各ブリッジは、
分割管理コントローラ109から受信した情報を利用し
て、発信元ホストシステムがコマンドに関連するデバイ
スにアクセス許可されているかどうかを決定する。許可
されている場合、コマンドは、外部コントローラ108
あるいはテープドライブ103a〜103dのうちの1
つに渡される。 【0046】たとえば、ホストシステム403−1〜4
03−4は、デバイス発見を行うことによってどのデバ
イスがSAN407に通信可能に連結されているかを決
定する。SCSIプロトコルおよびこれと同様のものに
準拠して、ホストシステム403−1〜403−4は、
デバイス識別クエリを所与のデバイス範囲内の各デバイ
スに送信する。デバイスプロトコルに従って、デバイス
は、ベンダーID、製品ID、およびファームウェアリ
ビジョン情報などの各種情報を送信することによって応
答する。ホストシステム403−1〜403−4は、デ
バイス発見を実行するとき、分割体系によって許される
システム100に関連するデバイスを発見するだけであ
る。具体的には、FC−SCSIブリッジ107aおよ
び107bは、発信元ホストシステムがシステムリソー
ステーブル201および許可テーブル301を介して許
可されていない場合、デバイス識別クエリを中継または
ルーティングしない。したがって、ホストシステム40
3−1および403−4のうちの1つに属するライブラ
リリソースはその他のホストシステムに露出されない。 【0047】さらに、ホストシステム403−1〜40
3−4はそれぞれ、分割体系に従って外部コントローラ
108の複数のインスタンスの中からインスタンスを発
見する。ホストシステム403−1〜403−4は、分
割体系に応じてFC−SCSIブリッジ107bの背後
にLUN(0、1、2、および3)を見ることができ
る。適切なデバイス発見プロトコルに準拠して、各LU
Nは適切なベンダーID、製品ID、およびファームウ
ェアリビジョン情報を返すことにより、別個のテープラ
イブラリコントローラとして自己を識別する。さらに、
ホストシステム403−1〜403−4は、「要素状態
読み出し」コマンドまたは他の適したコマンドを各種L
UNに送信することにより、各仮想テープライブラリま
たはパーティションのコンテンツを決定することができ
る。外部コントローラ108は、各パーティションの要
素を識別することのみにより分割体系に従って応答す
る。また、外部コントローラ108はIDの番号付け直
しを物理要素から仮想要素に行うことができる。 【0048】「SYSTEM AND METHOD FOR MANAGING ACCES
S TO MULTIPLE DEVICES IN A PARTITIONED DATA LIBRAR
Y」と題する米国特許出願第10/032,662号に
さらに詳細に記載されているように、FC−SCSIブ
リッジ107aおよび107bはLUNの番号付け直し
を行うことができる。FC−SCSIブリッジ107a
および107bの背後のLUNのビュー(view)は、ホ
ストシステムベース毎で異なり得る。たとえば、ホスト
システム403−1は、外部コントローラ108によっ
てエミュレートされる最初のパーティションにのみアク
セス許可される。したがって、FC−SCSIブリッジ
107bは、1つのLUNのみがライブラリコントロー
ラデバイスに関連するように、ホストシステム403−
1から見えるようにLUNの番号付け直しを行うことが
できる。したがって、他のパーティションに関連するリ
ソースをホストシステム403−1から隠すことができ
る。さらに、FC−SCSIブリッジ107aおよび1
07bは、好ましくは、各ホストシステム403−1〜
403−4が各SCSIバス上のそれぞれ0から始まる
連続シリーズのLUNを見るようにLUNの番号付け直
しを行うことができる。具体的には、このプロセスは各
種オペレーティングシステムとの互換性を促進する。 【0049】ホストシステム403−1〜403−4
は、デバイス識別情報を得た後、各パーティションにお
けるテープカートリッジへ/からのデータ転送を開始す
るためにコマンドを発行することができる。たとえば、
特定のコマンドを外部コントローラ108の各LUNに
送信することができる。外部コントローラ108は、内
部コントローラ102に適切な形態にコマンドを変換す
ることができる(たとえば、デバイスまたは要素の番号
付け直しを実行して)。コマンドを待ち行列に入れた後
(必要であれば)、外部コントローラ108はコマンド
を内部コントローラ102に送信し得る。コマンドに関
連する動作が完了した後、外部コントローラ108は内
部コントローラ102から応答を受信する。次に外部コ
ントローラ108は、ホストシステム403−1〜40
3−4の発信元ホストシステムに応答を送信する。 【0050】本発明の実施形態では、データムーバ機能
性がシステム400で実施されることが好ましい。デー
タムーバ機能性は、ホストシステムの処理性能をそれほ
ど利用することなく、あるストレージデバイスから別の
ストレージデバイスへのデータ転送を実行する機能を指
す。たとえば、ホストシステム403−1は、パーティ
ションにおけるシステム100の仮想テープドライブに
データムーバコマンドを送信することができる。コマン
ドは、たとえば別のストレージデバイス(たとえば、ス
トレージデバイス402−1)およびファイルを識別す
ることができる。これに応答して、仮想テープはストレ
ージデバイスと通信して、ファイルをそのテープカート
リッジに転送する。しかし、物理テープドライブがこの
機能性を実行できるようにすることには問題があること
を理解されたい。たとえば、SCSIデバイスはファイ
バチャネルディスクアレイと直接通信することができな
い。 【0051】したがって、FC−SCSIブリッジ10
7aおよび107bは、好ましくはデータムーバ機能性
を実施する。「SYSTEM AND METHOD FOR PERIPHERAL DEV
ICEVIRTUAL FUNCTIONALITY OVERLAY」と題する米国特許
出願第10/032,923号に詳細に記載されている
ように、FC−SCSIブリッジ107aおよび107
bは、周辺機器から周辺機器へのデータムーバコマンド
に応答し得る。たとえば、データムーバは、別個のエン
ティティ(たとえば、ファイバチャネルLUN)として
アドレス指定するように実施することができる。データ
ムーバが別個のファイバチャネルLUNによりアドレス
指定される場合、ホストシステム403−1〜403−
4がデータムーバを使用できるようにするために、デー
タムーバを各パーティションに追加すべきである。デー
タムーバをパーティションに加えることにより、分割体
系のセキュリティを維持することができる。 【0052】代替として、FC−SCSIブリッジ10
7aおよび107bは、テープドライブ103a〜10
3dにデータムーバ機能性を「オーバーレイ」すること
ができる。これは、「データ移動(data move)」
(「XCOPY」で標準化される)SCSIコマンドと
して実施することができる。コマンドは、各ブリッジ1
07によりテープドライブ103にマッピングされるフ
ァイバチャネルLUNにアドレス指定される。しかし、
「データ移動」コマンドは、各ブリッジ107によりテ
ープドライブ103に送信されない。代わりに、各ブリ
ッジ107はコマンドをインターセプトし、コマンドに
応答することによってテープドライブ103をエミュレ
ートする。この実施形態では、データ移動機能性が、テ
ープドライブが属するパーティションと同じセキュリテ
ィ設定を用いてセキュア化(secure:権限設定、保護)
される。 【0053】次に、ストレージエリアネットワーク環境
におけるシステム100の動作を示すために、フローチ
ャート500を含む図5を参照する。プロセスフローチ
ャート500は、本発明の実施形態により図4のシステ
ム400におけるコンポーネントに関わるステップを示
す。ステップ501において、ホストシステム403−
1が「テープカートリッジ2をドライブ内に配置」とい
うメッセージを、外部コントローラ108およびFC−
SCSIブリッジ107bに連結されたSCSIバスの
LUN1に送信する。ステップ502において、FC−
SCSIブリッジ107bがメッセージを受信する。F
C−SCSIブリッジ107bは、ファイバチャネルメ
ッセージのソースIDを調べることにより、ホストシス
テム403−1のWWNを決定する(ステップ50
3)。FC−SCSIブリッジ107bは、決定された
WWNを使用してLUNの番号付け直しを実行する(ス
テップ504)。FC−SCSIブリッジ107bは、
ホストシステム403−1が各SCSIバスの番号付け
直しが行われたLUNにアクセスすることを許可されて
いるかどうかを決定する(ステップ505)。許可され
ている場合、FC−SCSIブリッジ107bはメッセ
ージを外部コントローラ108に渡す(ステップ50
6)。ステップ507において、外部コントローラ10
8は、分割体系に従ってメッセージを変換する(たとえ
ば、仮想テープカートリッジ2を物理テープカートリッ
ジ32に変換)。外部コントローラ108は、変換され
たコマンドを内部コントローラ102に渡す(ステップ
508)。ステップ509において、内部コントローラ
102は、ロボティクスサブシステムを制御してテープ
カートリッジ32をテープドライブ内103cに配置す
る。内部コントローラ102は、「動作完了」メッセー
ジを外部コントローラ108に連絡する(ステップ51
0)。ステップ511において、外部コントローラ10
8は、FC−SCSIブリッジ107bを介して「動作
完了」メッセージをホストシステム403−1に連絡す
る。 【0054】本発明の実施形態についてテープライブラ
リを利用して説明したが、本発明はそのように限定され
ないことを理解されたい。本発明の実施形態は、CD−
ROM、DVD、および/またはこれらと同様のものな
ど任意のタイプの可動媒体を利用するライブラリに実施
することができる。 【0055】本発明の実施形態について既知のSCSI
テープライブラリの分割を説明したが、本発明はそのよ
うに限定されない。本発明は、ファイバチャネルファブ
リックに直接取り付けるように設計されるライブラリを
分割することもできる。このようなライブラリの場合、
本発明は、ライブラリのFCサブコンポーネントのネイ
ティブファイバチャネルセキュリティ機能性を利用し得
る。 【0056】本発明の実施形態は数多くの利点を提供す
る。具体的には、本発明の実施形態では、既存のテープ
ライブラリを分割して、データ記憶容量を各種ホストシ
ステムに割り当てることができる。そうすることによ
り、中程度の記憶容量を必要とする組織が、可動媒体ラ
イブラリに関連する記憶容量のコスト低減という恩恵を
受けることができる。さらに、本発明の実施形態では、
ホストシステムに対してトランスペアレントに分割を行
うことができる。したがって、好ましくは、特殊なソフ
トウェアは必要ない。さらに、本発明の実施形態は、複
数のプロセッサ集約的なアダプタカードを必要としな
い、またはデータ転送要素のデータ転送能力を制限しな
い。本発明の実施形態はまた、ホストシステムが他の組
織に属するライブラリリソースを発見しないようにす
る。同様に、本発明の実施形態は、各種パーティション
のリソースをセキュアにして、許可されていないホスト
システムが別の組織に属するライブラリリソースにアク
セスしないようにする。この発明は、例として次のよう
な実施形態を含む。 【0057】(1) 複数のパーティションを利用する
可動媒体ライブラリとの通信を仲介する方法であって、
ブリッジユニットを設けてコマンドを外部コントローラ
に渡すステップであって、前記ブリッジユニットは、前
記外部コントローラを使用して複数の論理ユニット(L
UN)を関連付けるように動作可能であること、前記複
数のパーティションそれぞれを前記複数のLUNのうち
の1つに関連付けるステップと、ホストシステムから前
記ブリッジユニットにおいてライブラリコマンドを受信
するステップと(502)、前記ライブラリコマンドを
前記外部コントローラに渡すステップと(506)、前
記複数のパーティションに従って前記ライブラリコマン
ドを内部コントローラ用のコマンドに変換するステップ
であって、前記内部コントローラは、前記変換されたコ
マンドに関連するライブラリの動作を実行するように動
作可能であること(507)と、を含む方法。 【0058】(2) 前記ライブラリコマンドを前記外
部コントローラに渡すステップは、前記複数のLUNの
中から前記ライブラリコマンドに関連するLUNを決定
するステップを含む(1)記載の方法。 【0059】(3) 前記ライブラリコマンドを前記外
部コントローラに渡すステップは、前記ホストシステム
が前記LUNにアクセス許可されているかどうかを決定
するステップ(505)を含む(2)記載の方法。 【0060】(4) 前記ライブラリコマンドは、仮想
デバイスを識別し、前記外部コントローラは、前記決定
されたLUNの各パーティションに従って前記仮想デバ
イスに対応する物理デバイスを決定する(2)記載の方
法。 【0061】(5) 前記ライブラリコマンドは要素状
態読み出しコマンド(read elementstatus command)で
あり、前記方法は、要素状態読み出しコマンドを前記内
部コントローラに送信するステップと、前記要素状態読
み出しコマンドに応答して、前記内部コントローラから
のメッセージによって識別される選択されたライブラリ
リソースを除去するステップと、残りのライブラリリソ
ースの番号を付け直すステップと、前記番号が付け直さ
れた残りのライブラリリソースを含む応答メッセージを
送信するステップと、をさらに含む(1)記載の方法。 【0062】(6) 複数のパーティションを利用する
可動媒体ライブラリとの通信を仲介するシステムであっ
て、前記可動媒体ライブラリは、制御インタフェースを
介して受信するコマンドに応答して、ロボティクスサブ
システムを制御するように部分的に動作可能な内部コン
トローラ(102)を備え、前記システムは、ライブラ
リコマンドを外部コントローラに渡すように動作可能な
ブリッジユニット(107a)であって、複数の論理ユ
ニット(LUN)を前記外部コントローラに関連付ける
ように動作可能なブリッジユニット(107a)を備
え、前記外部コントローラ(108)は、前記ブリッジ
ユニット(107a)からのライブラリコマンドを処理
するように動作可能であり、複数のパーティションそれ
ぞれを前記複数のLUNそれぞれに関連づけ、また、前
記複数のパーティションに従って前記内部コントローラ
に連絡するために前記ブリッジユニットから受信したコ
マンドを変換するようにさらに動作可能であるシステ
ム。 【0063】(7) 前記ブリッジユニット(107
a)は、ホストシステムからライブラリコマンドを受信
することに応答して、前記ホストシステム(403−
1)のWWN(World Wide Name)を決定するように動
作可能である(6)記載のシステム。 【0064】(8) 前記ブリッジユニット(107
a)は、前記複数のLUNの中から前記決定されたWW
Nを部分的に利用する前記外部コントローラ(108)
に前記ライブラリコマンドを通信するLUNを決定する
ように動作可能である(7)記載のシステム。 【0065】(9) 前記外部コントローラ(108)
は、コマンドを前記内部コントローラに渡す前に、仮想
要素から物理要素への番号の付け直しを行うように動作
可能である(6)記載のシステム。 【0066】(10) 前記外部コントローラ(10
8)は、前記パーティションに関連する識別照会コマン
ドに応答して、前記複数のパーティションのうちのパー
ティションに属さないライブラリリソースの識別を除去
するように動作可能である(6)記載のシステム。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施形態による、既存のテープライ
ブラリの分割が可能な例示的なシステムを示す。 【図2】 本発明の実施形態による、分割体系を定義す
るための例示的なテーブルを示す。 【図3】 本発明の実施形態による、セキュアな分割を
実施するための例示的な許可テーブルを示す。 【図4】 本発明の実施形態による、ストレージエリア
ネットワークにおける図1に示すシステムを示す。 【図5】 図4に示すストレージエリアネットワークに
よるプロセスフローチャートを示す。
フロントページの続き (72)発明者 スティーブン・ゴールド イギリス国 ビー・エス36 1ディ・ジェ イ ブリストル、ウィンターボーン・ダウ ン、ストーン・レーン、ロック・コテッジ 80 (72)発明者 ダリル・ストールト アメリカ合衆国80538コロラド州ラブラン ド、ヴァリー・オーク・ドライブ 3745 Fターム(参考) 5B065 BA07 CA13 CA30 CA40 ZA03 ZA04

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のパーティションを利用する可動媒
    体ライブラリとの通信を仲介する方法であって、 ブリッジユニットを設けてコマンドを外部コントローラ
    に渡すステップであって、前記ブリッジユニットは、前
    記外部コントローラを使用して複数の論理ユニットを関
    連付けるように動作可能であること、 前記複数のパーティションそれぞれを前記複数の論理ユ
    ニットのうちの1つに関連付けるステップと、 ホストシステムから前記ブリッジユニットにおいてライ
    ブラリコマンドを受信するステップと、 前記ライブラリコマンドを前記外部コントローラに渡す
    ステップと、 前記複数のパーティションに従って前記ライブラリコマ
    ンドを内部コントローラ用のコマンドに変換するステッ
    プであって、前記内部コントローラは、前記変換された
    コマンドに関連するライブラリの動作を実行するように
    動作可能であること、を含む方法。
JP2002371841A 2001-12-28 2002-12-24 複数のパーティションを利用する可動媒体ライブラリとの通信を仲介する方法 Expired - Lifetime JP4667707B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/034,580 US6845431B2 (en) 2001-12-28 2001-12-28 System and method for intermediating communication with a moveable media library utilizing a plurality of partitions
US10/034,580 2001-12-28

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003216345A true JP2003216345A (ja) 2003-07-31
JP2003216345A5 JP2003216345A5 (ja) 2006-01-26
JP4667707B2 JP4667707B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=21877306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002371841A Expired - Lifetime JP4667707B2 (ja) 2001-12-28 2002-12-24 複数のパーティションを利用する可動媒体ライブラリとの通信を仲介する方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6845431B2 (ja)
EP (1) EP1324183A3 (ja)
JP (1) JP4667707B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222429A (ja) * 2004-02-09 2005-08-18 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置における異種ディスク装置の管理方法
JP2010033407A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Fujitsu Ltd 仮想テープシステム
WO2011114648A1 (ja) * 2010-03-17 2011-09-22 日本電気株式会社 ストレージシステム

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9361243B2 (en) 1998-07-31 2016-06-07 Kom Networks Inc. Method and system for providing restricted access to a storage medium
US7392234B2 (en) * 1999-05-18 2008-06-24 Kom, Inc. Method and system for electronic file lifecycle management
US20030084219A1 (en) * 2001-10-26 2003-05-01 Maxxan Systems, Inc. System, apparatus and method for address forwarding for a computer network
US8788611B2 (en) * 2001-12-28 2014-07-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method for using partitioning to provide capacity on demand in data libraries
US7085846B2 (en) * 2001-12-31 2006-08-01 Maxxan Systems, Incorporated Buffer to buffer credit flow control for computer network
US7145914B2 (en) 2001-12-31 2006-12-05 Maxxan Systems, Incorporated System and method for controlling data paths of a network processor subsystem
US20040025166A1 (en) * 2002-02-02 2004-02-05 International Business Machines Corporation Server computer and a method for accessing resources from virtual machines of a server computer via a fibre channel
US20030200247A1 (en) * 2002-02-02 2003-10-23 International Business Machines Corporation Server computer and a method for accessing resources from virtual machines of a server computer via a fibre channel
US7788324B2 (en) * 2002-03-29 2010-08-31 Atto Technology, Inc. Method and system for improving the efficiency and ensuring the integrity of a data transfer
US7406038B1 (en) 2002-04-05 2008-07-29 Ciphermax, Incorporated System and method for expansion of computer network switching system without disruption thereof
US7307995B1 (en) 2002-04-05 2007-12-11 Ciphermax, Inc. System and method for linking a plurality of network switches
US7379970B1 (en) 2002-04-05 2008-05-27 Ciphermax, Inc. Method and system for reduced distributed event handling in a network environment
US20030195956A1 (en) * 2002-04-15 2003-10-16 Maxxan Systems, Inc. System and method for allocating unique zone membership
US20030200330A1 (en) * 2002-04-22 2003-10-23 Maxxan Systems, Inc. System and method for load-sharing computer network switch
US20030202510A1 (en) * 2002-04-26 2003-10-30 Maxxan Systems, Inc. System and method for scalable switch fabric for computer network
US20040030766A1 (en) * 2002-08-12 2004-02-12 Michael Witkowski Method and apparatus for switch fabric configuration
US7505980B2 (en) * 2002-11-08 2009-03-17 Crossroads Systems, Inc. System and method for controlling access to multiple physical media libraries
US7451183B2 (en) * 2003-03-21 2008-11-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Assembly and method for balancing processors in a partitioned server
US7428613B1 (en) 2004-06-29 2008-09-23 Crossroads Systems, Inc. System and method for centralized partitioned library mapping
US7454565B1 (en) 2004-06-29 2008-11-18 Crossroads Systems, Inc System and method for distributed partitioned library mapping
US7370173B2 (en) 2005-01-28 2008-05-06 Crossroads Systems, Inc. Method and system for presenting contiguous element addresses for a partitioned media library
US7451291B2 (en) * 2005-01-28 2008-11-11 Crossroads Systems, Inc. System and method for mode select handling for a partitioned media library
US7971006B2 (en) * 2005-01-28 2011-06-28 Crossroads Systems, Inc. System and method for handling status commands directed to partitioned media library
US7788413B1 (en) * 2005-04-29 2010-08-31 Crossroads Systems, Inc. Method and system for handling commands requesting movement of a data storage medium between physical media libraries
US9990133B2 (en) * 2005-09-12 2018-06-05 Oracle America, Inc. Storage library client interface system and method
US7685334B2 (en) * 2005-11-28 2010-03-23 International Business Machines Corporation Method for efficient communication between a host library controller and a medium changer library
US8681788B2 (en) * 2006-04-26 2014-03-25 Dell Products L.P. Accelerating NDMP based virtual tape library operations
EP2023536B1 (en) * 2007-08-10 2010-11-03 Alcatel Lucent Access system and network architecture with access system
US7893841B2 (en) * 2008-03-19 2011-02-22 International Business Machines Corporation Determining cartridge conflicts with deep slot technology
US8892789B2 (en) 2008-12-19 2014-11-18 Netapp, Inc. Accelerating internet small computer system interface (iSCSI) proxy input/output (I/O)
US8949565B2 (en) * 2009-12-27 2015-02-03 Intel Corporation Virtual and hidden service partition and dynamic enhanced third party data store
US9436405B2 (en) * 2013-12-23 2016-09-06 Oracle International Corporation Complex partitioning of storage library resources
US10061628B2 (en) * 2014-03-13 2018-08-28 Open Text Sa Ulc System and method for data access and replication in a distributed environment utilizing data derived from data access within the distributed environment
US9817647B2 (en) * 2015-08-05 2017-11-14 Spectra Logic Corporation Co-existing dedicated system software and read/writeable data storage space on removable media
US11960414B2 (en) 2020-08-25 2024-04-16 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Write protection for storage cartridges

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5164909A (en) 1990-11-21 1992-11-17 Storage Technology Corporation Virtual robot for a multimedia automated cartridge library system
US5416914A (en) 1991-08-09 1995-05-16 Storage Technology Corporation Management of removable media for multiple device types
US5367669A (en) 1993-03-23 1994-11-22 Eclipse Technologies, Inc. Fault tolerant hard disk array controller
JP3188071B2 (ja) 1993-10-14 2001-07-16 富士通株式会社 ディスクキャッシュ装置
JPH09185465A (ja) 1995-12-27 1997-07-15 Fujitsu Ltd ライブラリ装置、及び、情報処理システム、及び、制御モジュール
US5867736A (en) * 1996-03-29 1999-02-02 Lsi Logic Corporation Methods for simplified integration of host based storage array control functions using read and write operations on a storage array control port
US5890014A (en) * 1996-08-05 1999-03-30 Micronet Technology, Inc. System for transparently identifying and matching an input/output profile to optimal input/output device parameters
US5805864A (en) 1996-09-10 1998-09-08 International Business Machines Corporation Virtual integrated cartridge loader for virtual tape storage system
JP3998289B2 (ja) 1997-02-14 2007-10-24 富士通株式会社 ライブラリ装置を論理的に分割して制御するライブラリ制御装置および方法
JPH10269026A (ja) 1997-03-25 1998-10-09 Hitachi Ltd ライブラリサブシステム
JP3228182B2 (ja) * 1997-05-29 2001-11-12 株式会社日立製作所 記憶システム及び記憶システムへのアクセス方法
US6044442A (en) * 1997-11-21 2000-03-28 International Business Machines Corporation External partitioning of an automated data storage library into multiple virtual libraries for access by a plurality of hosts
US5970030A (en) 1997-12-02 1999-10-19 International Business Machines Corporation Automated data storage library component exchange using media accessor
US6038490A (en) 1998-01-29 2000-03-14 International Business Machines Corporation Automated data storage library dual picker interference avoidance
US6085123A (en) 1998-04-01 2000-07-04 International Business Machines Corporation Pass through and load/unload for automated data storage libraries
US6421711B1 (en) * 1998-06-29 2002-07-16 Emc Corporation Virtual ports for data transferring of a data storage system
US6260120B1 (en) * 1998-06-29 2001-07-10 Emc Corporation Storage mapping and partitioning among multiple host processors in the presence of login state changes and host controller replacement
EP1156408A1 (en) 1998-12-28 2001-11-21 Asaca Corporation Library system
US6336172B1 (en) 1999-04-01 2002-01-01 International Business Machines Corporation Storing and tracking multiple copies of data in a data storage library system
US6295578B1 (en) * 1999-04-09 2001-09-25 Compaq Computer Corporation Cascaded removable media data storage system
JP2001014257A (ja) 1999-06-28 2001-01-19 Kubota Corp 情報記録媒体交換装置及び情報記録媒体管理システム
US6425059B1 (en) * 1999-12-11 2002-07-23 International Business Machines Corporation Data storage library with library-local regulation of access to shared read/write drives among multiple hosts
JP4719957B2 (ja) * 2000-05-24 2011-07-06 株式会社日立製作所 記憶制御装置及び記憶システム並びに記憶システムのセキュリティ設定方法
US6519678B1 (en) 2001-09-10 2003-02-11 International Business Machines Corporation Virtualization of data storage drives of an automated data storage library

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222429A (ja) * 2004-02-09 2005-08-18 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置における異種ディスク装置の管理方法
JP2010033407A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Fujitsu Ltd 仮想テープシステム
JP4516993B2 (ja) * 2008-07-30 2010-08-04 富士通株式会社 仮想テープシステム
WO2011114648A1 (ja) * 2010-03-17 2011-09-22 日本電気株式会社 ストレージシステム
JP5626334B2 (ja) * 2010-03-17 2014-11-19 日本電気株式会社 ストレージシステム
US8966199B2 (en) 2010-03-17 2015-02-24 Nec Corporation Storage system for data replication

Also Published As

Publication number Publication date
EP1324183A3 (en) 2005-11-09
JP4667707B2 (ja) 2011-04-13
US20030123274A1 (en) 2003-07-03
EP1324183A2 (en) 2003-07-02
US6845431B2 (en) 2005-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003216345A (ja) 複数のパーティションを利用する可動媒体ライブラリとの通信を仲介する方法
JP3895677B2 (ja) ライブラリ分割を利用して可動媒体ライブラリを管理するシステム
JP4175764B2 (ja) 計算機システム
US7478177B2 (en) System and method for automatic reassignment of shared storage on blade replacement
US7216148B2 (en) Storage system having a plurality of controllers
JP5026283B2 (ja) 協調的共用ストレージアーキテクチャ
KR100927748B1 (ko) 가상 인클로저를 통한 스토리지 영역 네트워크 내의스토리지 가상화 구현 방법 및 장치
CN103765371B (zh) 导出作为存储对象的逻辑卷的数据存储系统
US10133485B2 (en) Integrating storage resources from storage area network in machine provisioning platform
JP4440098B2 (ja) ファイル・アクセス・プロトコルとブロック・アクセス・プロトコルの統合サポートを提供するマルチプロトコル・ストレージ・アプライアンス
US6834324B1 (en) System and method for virtual tape volumes
CN106168884B (zh) 访问对象存储系统的计算机系统
JP2003248555A (ja) 要素アドレスを利用するストレージエリアネットワーク関連データライブラリを分割するシステム
US8825819B2 (en) Mounting specified storage resources from storage area network in machine provisioning platform
US6944712B2 (en) Method and apparatus for mapping storage partitions of storage elements for host systems
JP2004005381A (ja) ストレージエリアネットワーク関連データライブラリを分割するシステム
US7809739B2 (en) Application configuration in distributed storage systems
JP2000512416A (ja) ネットワーク付属仮想テープデータ記憶サブシステム
JP2003248610A (ja) 分割されたデータライブラリにおけるファイバチャネルドライブアクセスをセキュア化するシステム
JP2005501317A (ja) 外部データ記憶装置管理システムおよび方法
US20070079098A1 (en) Automatic allocation of volumes in storage area networks
JP4285058B2 (ja) ネットワーク管理プログラム、管理計算機及び管理方法
US7406578B2 (en) Method, apparatus and program storage device for providing virtual disk service (VDS) hints based storage
WO2003023624A1 (en) Extending a file size beyond a file size limitation
JP2003216344A (ja) 分割されたデータライブラリにおける複数のデバイスへのアクセスを管理するシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051205

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071029

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080407

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080513

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4667707

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term