JP2003215694A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JP2003215694A
JP2003215694A JP2002010625A JP2002010625A JP2003215694A JP 2003215694 A JP2003215694 A JP 2003215694A JP 2002010625 A JP2002010625 A JP 2002010625A JP 2002010625 A JP2002010625 A JP 2002010625A JP 2003215694 A JP2003215694 A JP 2003215694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
camera
lens barrel
photographic film
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002010625A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamane
健二 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP2002010625A priority Critical patent/JP2003215694A/ja
Publication of JP2003215694A publication Critical patent/JP2003215694A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空いスペースを利用することで、カメラの小
型化を行う。 【解決手段】 フイルム巻取り室の側壁面の一部を固定
鏡胴42の側面42bから構成する。フイルム巻取り室
にはフイルム押さえバネ35及びフイルム押さえローラ
37が設けられており、フイルム巻取軸に巻き取られる
写真フイルムの巻取り量が多くなると、フイルム押さえ
ローラ37及びフイルム押さえバネ35がフイルム巻取
軸から退避し、固定鏡胴42の側面に形成された溝43
に入り込む。この溝43はデート写し込み装置44の出
射部48よりも写真フイルムの幅方向の中心側に(図中
下方に)、且つフイルム給送方向に重なるように形成さ
れているので、フイルム巻取り室と固定鏡胴42との間
の肉厚を薄くすることができ、カメラの小型化に寄与す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば135型の
写真フイルムを使用するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のカメラでは、カメラボディを構成
する部品の多くがプラスチックの成形品で構成され、ア
パーチャの両側にパトローネ装填室とフイルム巻取り室
を一体化した本体フレームもプラスチック化されてい
る。このため、例えば、撮影レンズを取り付けるための
固定鏡胴は別部品で形成され、カメラの組み立て時に他
部品とともに本体フレームに組み込まれる。
【0003】この本体フレームに形成されるフイルム巻
取り室には、例えば、本体フレームに取り付けられたフ
イルム巻き取り用の押さえバネの一端が入り込み、撮影
後の写真フイルムを巻き取る際に、写真フイルムを巻取
軸に向けて押し込んでいる(特開平9−203943号
公報)。これにより、巻き取られる写真フイルムの弛み
が防止され、確実に露光済みの写真フイルムがフイルム
巻取り室に巻き取られるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような押さえバネ
をフイルム巻取り室に配置した場合、近年の傾向である
カメラの小型化の視点から考えると、この押さえバネは
巻取軸と固定鏡胴との間に配置するのが妥当である。し
かしながら、写真フイルムの巻取り量が多くなると、押
さえバネがその巻厚に応じて退避していく量が大きくな
るため、フイルム巻取り室には、押さえバネ用の退避ス
ペースを確保しなくてはならないという問題がある。こ
のスペースを設けた場合、フイルム巻取り室と固定鏡胴
との間が広くなり、カメラの横幅が大きくなるという傾
向がある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であり、スペースを有効利用することで小型化を可能に
したカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカメラは、フイルム巻取り室に配置された
巻取軸及び固定鏡胴との間にフイルム押さえ部材が設け
られ、このフイルム押さえ部材により、巻き取られる写
真フイルムを前記巻取軸に向けて押さえつけ、巻き取ら
れた写真フイルムの弛みを低減させるようにしたもので
あり、前記フイルム押さえ部材を、前記巻取軸に巻き取
られる写真フイルムの巻取り量に応じて弾性変形する押
さえバネと、この押さえバネの先端に取り付けられ、巻
き取られる写真フイルムに当接しながら回転する押さえ
ローラとから構成するとともに、前記弾性変形した押さ
えバネ及び押さえローラが入り込む溝を前記フイルム巻
取り室の固定鏡胴側の側壁面に形成したものである。ま
た、前記溝を、撮影時のデータを写真フイルムに写し込
むデート写し込み部よりも、前記写真フイルムの幅方向
の中心側に配置したものである。また、前記フイルム巻
取り室の側壁の一部は、前記固定鏡胴の側壁から構成さ
れるとともに、前記溝を固定鏡胴に形成したことが好ま
しい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施したカメラ
の前面を示す斜視図である。このカメラ2の前面には、
撮影レンズ3が組み込まれたレンズ鏡筒4、対物側ファ
インダ窓5、被写体に向けてストロボ光を発光する集光
板6、タイマ撮影時に点滅して撮影タイミングを知らせ
るセルフタイマ用発光窓7、被写体輝度の測光を行う測
光窓8、測距用の受光窓10が設けられる。レンズ鏡筒
4は、カメラ2の主電源がオフの時にはカメラ2の内部
に収納され(図中実線)、主電源のオンとともにカメラ
2の前面から突出する(図中点線)。また、カメラ2の
上面にはレリーズボタン12が設けられている。
【0008】図2に示すように、カメラ2の後面の上方
には、電源ボタン14、接眼用ファインダ窓15が設け
られている。その下方には、135型のフイルムパトロ
ーネを装填するためのパトローネ装填蓋20及び電池を
装填するための装填蓋21が設けられている。パトロー
ネ装填蓋20には、液晶表示(LCD)パネル25、撮
影条件等を設定するための設定ボタン26、ズーム倍率
を変更するためのズーム倍率変更ボタン27が設けられ
ている。また、カメラ2の側面には解除ボタン28が設
けられており、この解除ボタンの操作によりパトローネ
装填蓋20と内部に設けられた係止機構との係止が解除
される。
【0009】図3は、フイルム巻取り室近傍の構成を示
す断面図である。フイルム巻取り室30の中央には、撮
影後の写真フイルム31の巻き取りを行うフイルム巻取
軸32が設けられる。このフイルム巻取軸32は、図示
しないフイルム巻取軸32の内部に配置されたモータの
駆動により図中時計回りに回転し露光済みの写真フイル
ム31の巻取りを行う。また、規定枚数の撮影後には、
巻取軸32は図中反時計方向に回転し、露光済みの写真
フイルム31をパトローネ装填室に向けて送り出す。
【0010】フイルム押さえバネ35は、一端が、本体
フレーム36を構成するフイルム巻取り室30の外壁面
に取り付けられ、他端がフイルム巻取り室30の内部に
入り込んでいる。このフイルム押さえバネ35の先端に
は、フイルム押さえローラ37が取り付けられている。
フイルム押さえローラ37はフイルム押さえバネ35に
より、フイルム巻取軸32に向けて付勢されており(図
中実線)、巻き取られる写真フイルム31をフイルム巻
取軸32に向けて付勢し、巻き取られた写真フイルム3
1の弛みを低減させる。そして、フイルム巻取軸32に
巻き取られる写真フイルム31の巻取り量が多くなる
と、フイルム押さえバネ35が弾性変形し、フイルム押
さえローラ37は、フイルム巻取軸32の法線方向へと
退避していく(図中点線)。なお、フイルム押さえバネ
35及びフイルム押さえローラ37は、フイルム押さえ
手段として機能する。なお、符号40は前カバーであ
る。
【0011】固定鏡胴42は、本体フレーム36の画像
形成枠41の前面に取り付けられる。図4及び図5に示
すように、固定鏡胴42の中央にはレンズ鏡筒4が入り
込む開口42aが形成されている。この固定鏡胴42の
側面42bは、フイルム巻取り室30の側壁の一部を構
成している。その側壁には、フイルム押さえローラ37
及びフイルム押さえバネ35の一部が入り込むレール状
の溝43が形成される。この溝43は、フイルム押さえ
バネ35及びフイルム押さえローラの形状に合わせ、開
口42aの光軸方向にレール状に形成されている。ま
た、固定鏡胴42には、デート写し込み装置44の取付
部45及び写し込み用の光路46と、反射ミラー47や
反射プリズム等が取り付けられる出射部48とが設けら
れている。なお、溝43は、デート写し込み装置44の
出射部48よりも写真フイルム31の幅の中心側(図中
下方側)に形成されている。なお、この溝43及びデー
ト写し込み装置44の出射部48は写真フイルム31の
給送方向において、重なるように形成されている。
【0012】次に、本実施形態の作用について説明す
る。側面に溝43が、上面にデート写し込み装置44用
の取付部45がそれぞれ形成された固定鏡胴42に、レ
ンズ鏡胴4を取り付けてから、フイルム巻取り室30及
びパトローネ室が形成された本体フレーム36の前面
に、画像形成枠50の前側に取り付ける。この際、図3
に示すように、本体フレーム36には、フイルム押さえ
バネ35がその先端をフイルム巻取り室30の内部に挿
入させた状態で取り付けられている。その後、ストロボ
装置等の撮影機構を組み付けた後に、前カバー40、パ
トローネ装填蓋20、電池装填蓋21をそれぞれ組み付
ける。図5に示すように、フイルム巻取り室30の側壁
の一部となる固定鏡胴42の側面に設けられる溝43
は、デート写し込み装置44の出射部48よりも写真フ
イルムの31の中心方向側(図中下方)に設けられてい
る。これにより、固定鏡胴42とフイルム巻取り室30
との肉厚を薄くすることができ、本体フレーム36の横
幅を小さくすることができる。
【0013】このようにして組み立てられたカメラ2で
撮影を行うたびに、図示しない給送機構が駆動して自動
的に露光済みの写真フイルム31がフイルム巻取り室3
0に送られていく。図3に示すように、フイルム巻取軸
32に巻き取られていく写真フイルム31は、フイルム
巻取りローラ37によりフイルム巻取軸32に向けて押
さえ込まれる。そして、露光済みの写真フイルム31の
巻取り量が多くなると、フイルム押さえローラ37がフ
イルム押さえバネ35の付勢に抗して、フイルム巻取軸
32から退避して、固定鏡胴42の側壁に形成された溝
43に入り込む(図中点線)。そして、規定枚数の撮影
後に、露光済みの写真フイルム31がパトローネに巻き
戻される。
【0014】本実施形態では、135型の写真フイルム
の例を取り上げたが、例えばIX240型のフイルムカ
ートリッジを用いたカメラにも利用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明のカメラによれ
ば、巻取軸に巻き取られる写真フイルムの巻取り量に応
じて弾性変形する押さえバネと、この押さえバネの先端
に取り付けられ、巻き取られる写真フイルムに当接しな
がら回転する押さえローラとからフイルム押さえ部材を
構成し、巻き取られる写真フイルムの巻取り量の増加に
より押さえバネが弾性変形した場合に、押さえバネ及び
押さえローラが入り込む溝を前記フイルム巻取り室の側
壁面に形成し、この溝を、撮影時のデータを写真フイル
ムに写し込むデート写し込み部よりも、前記写真フイル
ムの幅方向の中心側に配置したので、フイルム巻取り室
と固定鏡胴との間の側壁の肉厚を薄くすることができ、
結果的にカメラの小型化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカメラの前面側の外観を示す
斜視図である。
【図2】図1に示したカメラの後面側を示す斜視図であ
る。
【図3】フイルム巻取り室近傍の構成を示す断面図であ
る。
【図4】固定鏡胴を示す斜視図である。
【図5】図4のAを拡大して示した断面斜視図である。
【符号の説明】
2 カメラ 30 フイルム巻取り室 35 フイルム押さえバネ 36 本体フレーム 37 フイルム押さえローラ 42 固定鏡胴 43 溝 45 取付部 47 ミラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルム巻取り室に配置された巻取軸及
    び固定鏡胴との間にフイルム押さえ部材が設けられ、こ
    のフイルム押さえ部材により、巻き取られる写真フイル
    ムを前記巻取軸に向けて押さえつけ、巻き取られた写真
    フイルムの弛みを低減させるようにしたカメラにおい
    て、 前記フイルム押さえ部材を、前記巻取軸に巻き取られる
    写真フイルムの巻取り量に応じて弾性変形する押さえバ
    ネと、この押さえバネの先端に取り付けられ、巻き取ら
    れる写真フイルムに当接しながら回転する押さえローラ
    とから構成するとともに、前記弾性変形した押さえバネ
    及び押さえローラが入り込む溝を前記フイルム巻取り室
    の固定鏡胴側の側壁面に形成したことを特徴とするカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記溝を、撮影時のデータを写真フイル
    ムに写し込むデート写し込み部よりも、前記写真フイル
    ムの幅方向の中心側に配置したことを特徴とする請求項
    1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記フイルム巻取り室の側壁の一部を、
    前記固定鏡胴の側壁から構成するとともに、前記溝を固
    定鏡胴に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載
    のカメラ。
JP2002010625A 2002-01-18 2002-01-18 カメラ Pending JP2003215694A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002010625A JP2003215694A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002010625A JP2003215694A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003215694A true JP2003215694A (ja) 2003-07-30

Family

ID=27648313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002010625A Pending JP2003215694A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003215694A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11326994A (ja) カメラ
JP2002116488A (ja) カメラ
JP2001005060A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
US5828919A (en) Camera
JP2003215694A (ja) カメラ
JP2002182285A (ja) カメラ
US6374050B1 (en) Camera
JP3026187B2 (ja) フィルム一体型カメラの製造方法
JP2004287260A (ja) カメラ
JPH09211572A (ja) カメラのポップアップ式フラッシュ装置
JP2606163Y2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP3293028B2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH09211570A (ja) カメラのポップアップ式フラッシュ装置
JPH11174542A (ja) ストロボ装置
JP2575227Y2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH06202219A (ja) カメラ
JP2576915Y2 (ja) レンズ付フィルムユニットのレリーズロック機構
JPH09211571A (ja) カメラのポップアップ式フラッシュ装置
JP2867089B2 (ja) カメラ
JPH05289171A (ja) 多眼式立体写真用レンズ付フィルムユニット
JPH07114149A (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH10104711A (ja) カメラ
JP2004145230A (ja) レンズ付きフイルムユニット
JPH0764178A (ja) 小型カメラ
JPH05210151A (ja) レンズ付フィルムユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061127

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070214

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070704

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02