JP2003215277A - 標準電波デコード回路及びマーカ検出回路並びに電波時計 - Google Patents

標準電波デコード回路及びマーカ検出回路並びに電波時計

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JP2003215277A
JP2003215277A JP2002013272A JP2002013272A JP2003215277A JP 2003215277 A JP2003215277 A JP 2003215277A JP 2002013272 A JP2002013272 A JP 2002013272A JP 2002013272 A JP2002013272 A JP 2002013272A JP 2003215277 A JP2003215277 A JP 2003215277A
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毅 深谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準電波を検出して、時刻情報を取得するた
めの標準電波デコード回路及びマーカ検出回路並びに電
波時計に関し、符号を正確に検出し、正しい時刻データ
により時刻を修正できる標準電波デコード回路及びマー
カ検出回路並びに電波時計を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 標準電波に基づいて生成されたタイムコ
ード中の所定符号をその波形に基づいて検出し、所定の
符号が検出されたときに、標準電波との同期をとるタイ
ミングを調整する。また、標準電波に基づいて生成され
たパルスの積分値を所定時間毎に取得し、取得された積
分値に基づいてタイムコードを構成する符号を識別す
る。さらに、標準電波に基づいてタイムコード中の符号
を解析し、解析された符号列の配列パターンに基づいて
符号列に含まれる時刻データの採用を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は標準電波デコード回
路及びマーカ検出回路並びに電波時計に係り、特に、標
準電波を検出して、時刻情報を取得するための標準電波
デコード回路及びマーカ検出回路並びに電波時計に関す
る。
【0002】
【従来の技術】日本においては時間と周波数の標準、並
びに協定世界時(UTC)に基づく日本標準時(JS
T)を国内外に知らせるために、標準電波JJYが送信
されている。標準電波JJYは、周波数40kHz又は
60kHzの搬送波にタイムコードを重畳したものであ
る。このタイムコードを検出することにより標準時刻を
取得できる。
【0003】標準電波に重畳されるタイムコードについ
て説明する。 〔タイムコードの体系〕タイムコードは、1周期60秒
で、1秒に1パルスの信号が含まれた構成とされてい
る。パルス幅に応じてポジションマーカ「P」、符号
「0」、「1」が表現されている。ポジションマーカ
「P」は、パルス幅が0.2s±5msのパルスで表現
される。また、符号「0」は、パルス幅が0.8s±5
msのパルスで表現される。さらに、符号「1」は、パ
ルス幅が0.5s±5msのパルスで表現される。
【0004】タイムコードには、通常時のタイムコード
TC1と呼び出し符号送出時のタイムコードTC2とが
ある。通常時のタイムコードTC1は、毎時15分、4
5分以外に送出されるタイムコードである。また、呼び
出し符号送出時のタイムコードTC2は、毎時15分、
45分に送出されるタイムコードである。 〔通常時のタイムコード〕図1は標準電波の通常時のタ
イムコードのデータ構成図を示す。
【0005】通常時のタイムコードTC1は、分情報t
c1、時情報tc2、累積日数情報tc3、パリティビ
ットPA、予備ビットSU、年情報tc4、曜日情報t
c5、うるう秒情報tc6、マーカM、ポジションマー
カP0〜P5を含む構成とされている。
【0006】第0秒の1パルスで、スタート位置を示す
ためのマーカMが表現される。マーカMに続く、第1秒
〜第8秒の8パルスで分情報tc1が表現される。分情
報tc1に続く、第9秒の1パルスにはポジションマー
カP1が設定される。ポジションマーカP1に続く、第
10秒〜第11秒の2パルスには符号「0」が設定され
る。第12〜第18秒の7パルスで時情報tc2が表現
される。
【0007】時情報tc2に続く、第19秒の1パルス
にはポジションマーカP2が設定される。ポジションマ
ーカP2に続く、第22秒〜第33秒の12パルスで通
算日情報tc3が表現される。通算日情報tc3に続
く、第34秒〜第35秒の2パルスは符号「0」が設定
される。
【0008】第36秒〜第37秒の2パルスにはパリテ
ィビットPA1、PA2が設定される。第38秒〜第4
0秒の3パルスには予備ビットSU1、SU2、ポジシ
ョンマーカP4が設定される。第41秒〜第48秒の8
パルスで年情報tc4が表現される。年情報tc4に続
く、第49秒の1パルスにはポジションマーカP5が設
定される。
【0009】第50秒〜第52秒の3パルスで曜日情報
tc5が表現される。曜日情報tc5に続く、第53秒
〜第54秒の2パルスでうるう秒情報tc6が表現され
る。うるう秒情報tc6に続く、第55秒〜第58秒の
4パルスには符号「0」が設定される。第59秒の1パ
ルスには、ポジションマーカP0が設定される。 〔分情報tc1〕分情報tc1は、第1秒〜第8秒の8
パルスで表現されている。第1秒〜第8秒の8パルスの
うち、第1パルスは「40」分、第2パルスは「20」
分、第3パルスは「10」分、第5パルスは「8」分、
第6パルスは「4」分、第7パルスは「2」分、第8パ
ルスは「1」分を表現するために用いられる。なお、第
4パルスには、符号「0」が設定される。
【0010】分情報tc1は、上記第1〜第5パルス及
び第7、第8パルスに符号「0」又は「1」を設定し、
符号「1」が設定されたパルスに対応する数値を加算す
ることにより分を表現している。例えば、図1では、分
情報tc1の第2、第6、第8パルスが符号「1」であ
り、その他は符号「0」となっており、符号が「1」と
なったパルスに対応する数値を加算すると、「20」+
「4」+「1」=「25」となり、「25」分を表して
いる。 〔時情報tc2〕時情報tc2は、第12秒〜第18秒
の7パルスで表現される。第12秒〜第18秒の7パル
スのうち第1パルスは「20」時、第2パルスは「1
0」時、第4パルスは「8」時、第5パルスは「4」
時、第6パルスは「2」時、第7パルスは「1」時を表
現している。なお、第3パルスには符号「0」が挿入さ
れる規則となっている。
【0011】時情報tc2は、上記第1パルス、第2パ
ルス、第4パルス〜第7パルスに符号「0」又は「1」
を設定し、符号「1」が設定されたパルスに対応する数
値を加算することにより時間を表現している。例えば、
図1では、時情報tc2の第2パルス、第5パルス〜第
7パルスが符号「1」であり、その他は符号「0」とな
っており、符号が「1」となったパルスに対応する表現
を加算すると、「10」+「4」+「2」+「1」=
「17」となり、「17」時を表している。 〔通算日tc3〕通算日情報tc3は、第22秒〜第3
3秒の12パルスで1月1日からの通算日を表現してい
る。第22秒〜第33秒の12パルスのうち第1パルス
は「200」日、第2パルスは「100」日、第4パル
スは「80」日、第5パルスは「40」日、第6パルス
は「20」日、第7パルスは「10」日、第9パルスは
「8」日、第10パルスは4日、第11パルスは「2」
日、第12パルスは「1」日を表現している。なお、第
3パルスには符号「0」が挿入され、第8パルスにはポ
ジションマーカP3が挿入される。
【0012】通算日情報tc3は、上記第1パルス、第
2パルス、第4パルス〜第7パルス、第9パルス〜第1
2パルスに符号「0」又は「1」を設定し、符号「1」
が設定されたパルスに対応する数値を加算することによ
り時間を表現している。例えば、図1では、第2パル
ス、第7パルス、第10パルスが符号「1」であり、そ
の他は符号「0」となっており、符号が「1」となった
パルスに対応する表現を加算すると、「100」+「1
0」+「4」=「114」となり、1月1日から「11
4」日経過した日であることを表している。 〔年情報tc4〕年情報tc4は、第41秒〜第48秒
の8パルスで西暦下2桁を表している。第41秒〜第4
8秒の8パルスのうち第1パルスは「80」年、第2パ
ルスは「40」年、第3パルスは「20」年、第4パル
スは「10」年、第5パルスは「8」年、第6パルスは
「4」年、第7パルスは「2」年、第8パルスは「1」
年を表現している。
【0013】年情報tc4は、上記第1パルス〜第8パ
ルスに符号「0」又は「1」を設定し、符号「1」が設
定されたパルスに対応する数値を加算することにより西
暦下2桁で年を表現している。例えば、図1では、第1
パルス、第4パルス、第5パルスが符号「1」であり、
その他は符号「0」となっており、符号が「1」となっ
たパルスに対応する表現を加算すると、「80」+「1
0」+「8」=「98」となり、1998年であること
を表している。 〔曜日情報tc5〕曜日情報tc5は、第50秒〜第5
2秒の3パルスで表現される。3パルスのうち第1パル
スは「4」、第2パルスは「2」、第1パルスは「1」
を表現しており、上記第1パルス〜第3パルスに符号
「0」又は「1」を設定し、符号「1」が設定されたパ
ルスに対応する数値を加算した値が「日曜日」からの日
数を示していおり、曜日が認識可能とされている。
【0014】例えば、図1では、第3パルスが符号
「1」であり、その他は「0」となっていおり、符号
「1」となったパルスに対応する数値を加算すると
「1」となる。よって、日曜日から1日目の曜日である
月曜日であると認識できる。 〔うるう秒情報tc6〕うるう秒情報tc6は、第53
秒〜第54秒の2パルスで表現される。第1パルス及び
第2パルスがともに符号「0」のときは、1ヶ月以内に
うるう秒がないことを示している。また、第1パルス及
び第2パルスがともに符号「1」のときには、1ヶ月以
内に正のうるう秒の挿入があることを示している。さら
に、第1パルスが符号「1」で第2パルスが符号「0」
のときには、1ヶ月以内に負のうるう秒の挿入があるこ
とを示している。 〔秒信号〕なお、秒は、各パルス信号の立ち上がりに同
期している。詳細には、パルスの立ち上がりの55%値
が標準時の1秒信号に同期している。 〔呼び出し符号送出時のタイムコードTC2〕図2は標
準電波の呼び出し符号送出時のタイムコードのデータ構
成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。
【0015】呼び出し符号送出時のタイムコードTC2
は、毎時15分、45分に送出されるタイムコードであ
り、予備ビットSU1、SU2、年情報tc4に代えて
呼び出し符号tc7を送出、曜日情報tc5及びうるう
秒情報tc6並びに符号「0」に代えて、停波予告情報
tc8が送出される。
【0016】呼び出し符号tc7は、モールスで2回以
下の情報である。停波予告情報tc8は、6ビットの情
報で表され、保守作業などで標準電波を停波するときに
その開始時と期間を示す情報である。
【0017】以上のようにタイムコードは判定するため
には、パルス幅に基づいて「0」、「1」、「P」を判
定する必要がある。このとき、従来は、例えば、特開2
001−1088770号「電波時計」に示されるよう
にパルスのエッジ間の時間幅を検出し、符号を判定して
いた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】標準電波の受信回路で
は、一般に、アンテナからの出力はアンプで増幅された
後処理される。電波を受信しやすくするために、通常ア
ンプにはAGC(AUTOGAIN CONTROL)機能が設けられ
ている。AGC機能により電波の強弱に応じてアンプの
増幅度がフィードバック制御される。
【0019】図12、図13はタイムコードで発生する
ノイズを説明するための図を示す。図12(A)はタイ
ムコードパルス信号、図12(B)はAGC電圧波形を
示す。図12の波形は、タイムコードの59秒目の符号
「P」、0秒目の符号「P」、1秒目の符号「0」の符
号列にノイズがのった状態を示している。
【0020】AGC機能では図12(B)に示すAGC
電圧が高いときには、アンプのゲインを低くし、AGC
電圧が低いときには、アンプのゲインを高くする。
【0021】図12の破線で囲った部分を見るとわかる
ようにAGC電圧が低下したときに、ノイズの影響を受
けることがわかる。すなわち、パルスがローレベルとな
るときに、ノイズの影響を受けやすい。
【0022】タイムコードのうち符号「P」では電波の
弱い期間が800msec(0.8sec)も継続し、
符号「1」は電波の弱い期間が500msec(0.5
sec)も継続することになるので、アンプがこの電波
の弱い期間でノイズを増幅することにより、図13
(A)、図13(B)に示すようにノイズPnが発生し
やすくなる。また、自動車のイグニッションノイズのよ
うに強いノイズ源が近接するときには、タイムコードの
符号「0」の場合であっても図13(C)に示すように
電波の強い期間、800msec(0.8sec)の間
にパルス欠けPcが発生することがある。
【0023】従来の電波時計では、標準電波のタイムコ
ードに含まれる符号「0」、「1」、「P」は1秒間の
パルス幅で符号を表しているので、タイムコードを構成
するパルスの立ち上がりあるいは立下りエッジを検出し
て、そのパルス幅を検出することにより、符号の判定し
ていたため、ノイズによるパルス波形の変形があり、真
のパルス幅が検出できず、符号を検出が困難となるなど
の問題点があった。
【0024】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、符号を正確に検出し、正しい時刻データにより時刻
を修正できる標準電波デコード回路及びマーカ検出回路
並びに電波時計を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、標
準電波に基づいて生成されたタイムコード中の所定符号
をその波形に基づいて検出し、所定の符号が検出された
ときに、標準電波との同期をとるタイミングを調整する
ことを特徴とする。
【0026】請求項1によれば、標準電波を構成する符
号のうち、ノイズなどの影響を受けにくい符号、例え
ば、符号「0」を検出して、タイミング調整を行うこと
により、正確に秒タイミング調整を行うことができる。
よって、符号を正確に検出できるようになる。
【0027】請求項2は、標準電波に基づいて生成され
たパルスの積分値を所定時間毎に取得し、取得された積
分値に基づいてタイムコードを構成する符号を識別する
ことを特徴とする。
【0028】請求項2によれば、積分値はパルスの欠け
やくし形ノイズの影響を受けにくいので、積分値に基づ
いて符号を判定することにより、正確に符号を検出でき
る。
【0029】請求項3は、符号「0」を判定するとき
に、タイムコードパルスの秒同期タイミングの開始点か
ら、約0.505秒よりも大きくかつ1秒より小さい第
1の時間までの積分結果に基づいて判定を行うことを特
徴とする。
【0030】請求項4は、符号「1」を判定するとき
に、タイムコードパルスの秒同期タイミングの開始点か
ら、約0.205秒より大きくかつ前記第1の時間より
小さい第2の時間までの積分結果に基づいて判定を行う
ことを特徴とする。
【0031】請求項5は、符号「P」を判定するとき
に、タイムコードパルスの秒同期タイミングの開始点か
ら、第2の時間より小さい第3の時間までの積分結果に
基づいて判定を行うことを特徴とする。
【0032】請求項6は、符号「0」か否かを判定し、
真であれば、符号「0」と判定し、偽りであれば、符号
「1」か否かを判定し、真であれば、符号「1」と判定
し、偽りであれば、符号「P」であると判定することを
特徴とする。
【0033】請求項3乃至6によれば、符号「0」を判
定するときには、タイムコードパルスの秒同期タイミン
グの開始点から、約0.505秒よりも大きくかつ1秒
より小さい第1の時間までの積分結果に基づいて符号の
判定を行うことにより、符号「0」を判定するのに不要
な部分の積分が行われないため、ノイズの影響を受けず
に符号を判定できる。
【0034】また、符号「1」を判定するときには、タ
イムコードパルスの秒同期タイミングの開始点から、約
0.205秒より大きくかつ前記第1の時間より小さい
第2の時間までの積分結果に基づいて判定を行うことに
より、符号「1」を判定するのに検出に不要な期間の積
分が行われないため、ノイズの影響を受けずに符号を判
定できる。
【0035】さらに、符号「P」を判定するときに、タ
イムコードパルスの秒同期タイミングの開始点から、第
2の時間より小さい第3の時間までの積分結果に基づい
て判定を行うことにより、符号「P」を判定するのに不
要な部分の積分が行われないため、ノイズの影響を受け
ずに符号を判定できる。
【0036】また、符号「0」か否かを判定し、真であ
れば、符号「0」と判定し、偽りであれば、符号「1」
か否かを判定し、真であれば、符号「1」と判定し、偽
りであれば、符号「P」であると判定することにより、
受信難易度が容易な順、すなわち、符号「0」、
「1」、「P」の順に消去法により判定が行われるの
で、不要な符合の判定を行わずに、効率よく、かつ、正
確に符号判定を行うことができる。
【0037】請求項7は、標準電波中の59秒目、0秒
目に続けて送信されるマーカのための符号列「P」、
「P」を検出することによりマーカを検出するマーカ検
出回路であって、受信した符号列が符号列「P」、
「P」、または符号列「P」、「1」であると解析され
たときに、前記マーカであると判定するマーカ判定部と
を有することを特徴とする。
【0038】請求項7によれば、受信した符号列が符号
列「P」、「P」、または符号列「P」、「1」を検出
したときに、マーカであると判定することにより、互い
にパルス幅が近い符号「P」と符号「1」とが誤判定さ
れてもマーカを検出できる。
【0039】請求項8は、標準電波からタイムコードを
デコードする標準電波デコード回路であって、前記標準
電波から符号を検出する符号化回路と、前記符号化回路
により符号化された符号を、該符号の配列から複数のマ
ーカが検出可能な期間、順次に記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された符号列のうち、前記マーカが出
現する複数箇所の符号を検出するマーカ検出手段と、前
記マーカ検出手段の検出結果に基づいて前記記憶手段に
記憶された符号列の所定箇所に含まれる前記タイムコー
ドの正誤を判定する判定手段とを有することを特徴とす
る。
【0040】請求項8によれば、記憶手段に記憶された
符号列含まれる複数のマーカの検出結果に基づいて記憶
手段に記憶された符号列のタイムコードの正誤を判定す
ることにより、タイムコードの正誤を正確に判定するこ
とができる。
【0041】請求項9は、前記マーカ検出手段により少
なくとも一箇所でマーカが検出されたときに、前記記憶
手段に記憶された符号列の所定箇所に含まれる前記タイ
ムコードが正しいと判定することを特徴とする。
【0042】請求項9によれば、記憶手段に記憶された
符号列含まれる複数のマーカのうち少なくとも一箇所で
マーカが検出されたときに、タイムコードを正しいと判
定することにより、他の箇所で符号の誤検出によりマー
カが検出されなかったときでも、タイムコードを正しい
と判定できる。よって、タイムコードが検出される確率
を向上させることができる。
【0043】請求項10は、前記マーカ検出手段により
複数の箇所でマーカが検出されたときに、前記記憶手段
に記憶された符号列の所定箇所に含まれる前記タイムコ
ードが正しいと判定することを特徴とする。
【0044】請求項10によれば、記憶手段に記憶され
た符号列含まれる複数のマーカのうち複数の箇所でマー
カが検出されたときに、タイムコードを正しいと判定す
ることにより、タイムコードを、より正確に判定でき
る。
【0045】
【発明の実施の形態】〔電波時計1の全体構成〕図3は
本発明の電波時計の一実施例のブロック構成図を示す。
【0046】本実施例の電波時計1は、アンテナ11、
受信回路12、デコード回路13、計時回路14、時刻
表示装置15を含む構成とされている。
【0047】標準電波は、アンテナ11により受信され
る。アンテナ11で受信された標準電波に応じた受信信
号は、受信回路12に供給される。受信回路12は、ア
ンテナ11からの受信信号を復調してタイムコードを出
力する。受信回路12から出力されたタイムコードは、
デコード回路13に供給される。デコード回路13は、
受信回路12からのタイムコード中のパルスから
「0」、「1」、「P」の符号を判定し、符号の判定結
果から時刻情報などを取得する。
【0048】デコード回路13で取得された時刻情報
は、計時回路14に供給される。計時回路14は、内部
で生成されたクロックにより計時を行っており、その計
時情報はデコード回路13からの時刻情報に基づいて修
正可能とされている。計時回路14の計時情報は、時刻
表示装置15に供給される。時刻表示装置15は、計時
回路14からの計時情報に基づいて時刻を表示する。 〔デコード回路13〕図4はデコード回路13のブロッ
ク構成図を示す。
【0049】デコード回路13は、32ビットシフトレ
ジスタ21、タイミング調整部22、データ解析部2
3、時刻データ作成・判定部24を含む構成とされてい
る。
【0050】32ビットシフトレジスタ21には、32
Hzのクロックが供給されており、受信回路12からの
タイムコードを1/32秒毎にサンプリングして、その
結果を1sec分保持している。32ビットシフトレジ
スタ21は、1/32秒毎に1ビットずつシフトされ
る。32ビットシフトレジスタ21に保持されたデータ
は、タイミング調整部22に供給される。 〔タイミング調整部22〕図5はタイミング調整部22
のブロック構成図を示す。
【0051】タイミング調整部22は、0データ判定部
41、プリセッタブルカウンタ42、偏差演算回路43
を含む構成とされている。 〔0データ判定部41〕0データ判定部41は、32ビ
ットシフトレジスタ21に記憶されたデータ列が符号
「0」のときのパターンか否かを判定する。
【0052】図6は0データ判定部41のブロック構成
図を示す。
【0053】0データ判定部41は、EXNORゲート
51−1〜51−24及びANDゲート52から構成さ
れる。EXNORゲート51−1には、32ビットシフ
トレジスタ21の第1ビット(LSB)のデータ及び符
号が「0」のときに32ビットシフトレジスタ21に現
れるべきデータ列の第1ビット目のデータ「0」が供給
される。
【0054】ここで、符号が「0」のときに32ビット
シフトレジスタ21に現れるべきデータ列について説明
する。
【0055】図7は符号が「0」のときに32ビットシ
フトレジスタ21に記憶されるべきデータ列及びそのと
きの波形を示す図を示す。図7(A)はデータ列、図7
(B)は波形図を示す。
【0056】データ列は、図7(A)に示すように最初
の第1ビットb1が「0」で、第2ビットb2から第2
5ビットb25までが「1」、第26ビットb26から第3
0ビットb30が不定「*」、第31ビットb31、第32
ビットb32が「0」とされた構成とされている。図7
(A)に示すデータ列は、図7(B)に示すようなパル
ス波形に対応している。ここで、データ列の第26ビッ
トb26から第30ビットb30の間が800msec付近
となる。すなわち、符号「0」のパルスの立下りエッジ
付近となる。このとき、検出される符号「0」の立下り
エッジは正確ではないので、誤差を考慮して800ms
ec付近である第26ビットb26から第30ビットb30
を不定「*」にしている。
【0057】上記データ列に一致するデータ列を検出す
ることによりタイムコードから符号「0」パルスを略正
確に検出することができる。
【0058】図6、図7に示すようにEXNORゲート
51−1には、32ビットシフトレジスタ21の第1ビ
ット(LSB)のデータとデータ「0」のときに32ビ
ットシフトレジスタ21に記憶されるべきデータ列の第
1ビット目「0」とが供給されており、両データのEX
NOR論理を出力する。EXNORゲート51−2〜E
XNORゲート51−22には、第2ビット〜第22ビ
ットのデータが供給され、データ列の対応するビットの
データとのEXNOR論理を出力する。EXNORゲー
ト51−23には、32ビットシフトレジスタ21の第
31ビット目のデータが供給され、データ列の第31ビ
ット目のデータ「0」とのEXNOR論理を出力する。
EXNORゲート51−24には、32ビットシフトレ
ジスタ21の第32ビット目のデータが供給され、デー
タ列の第32ビット目のデータ「0」とのEXNOR論
理を出力する。
【0059】EXNORゲート51−1〜51−24の
出力は、32ビットシフトレジスタ21の対応するビッ
トのデータと上記データ列の対応するビットのデータと
が一致するとハイレベルとなり、不一致のときにはロー
レベルとなる。
【0060】EXNORゲート51−1〜51−24の
出力は、ANDゲート52に供給される。ANDゲート
52は、EXNORゲート51−1〜51−24の出力
のAND論理を出力する。
【0061】ANDゲート52の出力は、EXNORゲ
ート51−1〜51−24の出力がすべてハイレベルの
とき、すなわち、32ビットシフトレジスタ21の第1
ビット〜第24ビット及び第31ビット、第32ビット
のデータとデータ列の第1ビット〜第24ビット及び第
31ビット、第32ビットのデータとが一致するとハイ
レベルとなる。ANDゲート52の出力は、プリセッタ
ブルカウンタ42にロード信号として供給される。
【0062】図5に示すようにプリセッタブルカウンタ
42には32Hzのクロックが供給されている。プリセ
ッタブルカウンタ42は、1/32分周回路を構成して
おり、1秒カウンタとなる。カウント値が0又はオーバ
ーフローとなると、データサンプルトリガを出力する。
これにより、1秒毎にデータサンプルトリガが出力され
る。ただし、0データ判定部よりロード信号が入力され
た時は現在のカウント値で偏差演算回路43の出力値を
更新し、以降、32Hzクロックに基づきカウントが継
続される。
【0063】図8は偏差演算回路43の入出力特性を示
す。
【0064】例えば、偏差演算回路43は、ロード時の
プリセッタブルカウンタ42のカウント値が「4」であ
れば、出力をカウント値を「2」にする。これにより、
プリセッタブルカウンタ42には、カウント値「2」が
プリセットされカウントが再開される。また、偏差演算
回路43は、ロード時のプリセッタブルカウンタ42の
カウント値が「10」であれば、出力をカウント値を
「5」にする。これにより、プリセッタブルカウンタ4
2には、カウント値「5」がプリセットされて、カウン
ト値「5」からカウントが再開される。
【0065】このように、偏差演算回路43は、プリセ
ッタブルカウンタ42のカウント値をいきなり、「0」
にリセットするのではなく、徐々にカウント値が調整さ
れるように偏差の約1/2だけ調整を行っている。これ
により、プリセッタブルカウンタ42のキャリー、すな
わち、データサンプルトリガの出力タイミングが徐々に
”標準電波JJYの秒” のタイミングと一致するよ
うに調整される。プリセッタブルカウンタ42から出力
されたデータサンプリングトリガは、時刻データ作成・
判定部24に供給される。
【0066】このようにしてタイミング調整部22で
は、符号「0」のイメージを認識して、データサンプリ
ングトリガの同期を取る。なお、符号として「0」を用
いるのは、出現確率が高いのと、符号「0」のパルス幅
は800msecと長いため、その測定結果にノイズが
のりにくくためである。 〔データ解析部23〕図9はデータ解析部23のブロッ
ク構成図を示す。
【0067】データ解析部23は、リミッタ付アップダ
ウンカウンタ61、62、比較回路63、64、符号判
定回路65を含む構成とされている。
【0068】リミッタ付アップダウンカウンタ61は、
符号「0」を検出するために入力値「1」の期間の積分
値を求めるものであり、入力IN1、IN2の値に応じ
てカウントを行い、そのカウント値を出力する。リミッ
タ付アップダウンカウンタ61の入力IN1には、32
ビットシフトレジスタ21の入力データが供給され、入
力IN2には、32ビットシフトレジスタ21の出力デ
ータが供給される。
【0069】リミッタ付アップダウンカウンタ61は、
入力IN1が「0」、入力IN2が「0」のとき及び入
力IN1が「1」、入力IN2が「1」のときには、カ
ウントを行わない。入力IN1が「0」、入力IN2が
「1」のときには、アップカウントを行う。入力IN1
が「1」、入力IN2が「0」のときには、ダウンカウ
ントを行う。リミッタ付アップダウンカウンタ61の出
力カウント値は、32ビットシフトレジスタ21の
「1」の期間の積分値に相当する。
【0070】リミッタ付アップダウンカウンタ61の出
力カウント値は、比較回路63に供給される。比較回路
63は、リミッタ付アップダウンカウンタ61の出力カ
ウント値が「22」以上のときに「1」を出力し、「2
1」以下のときに「0」を出力する。比較回路63の出
力は、判定回路65に供給される。
【0071】リミッタ付アップダウンカウンタ62は、
符号「1」のパルスの積分値を求めるものであり、入力
IN1、IN2の値に応じてカウントを行い、そのカウ
ント値を出力する。リミッタ付アップダウンカウンタ6
2の入力IN1には、32ビットシフトレジスタ21の
10ビット目のデータが供給され、入力IN2には、3
2ビットシフトレジスタ21の出力データが供給され
る。これにより、符号「1」のデータを判定するとき
に、10ビット目以降のビットのデータすなわち、1秒
間のパルス波形のうち、後半1/3を考慮しないで、判
定が行える。
【0072】リミッタ付アップダウンカウンタ62は、
入力IN1が「0」、入力IN2が「0」のとき及び入
力IN1が「1」、入力IN2が「1」のときには、カ
ウントを行わない。入力IN1が「0」、入力IN2が
「1」のときには、アップカウントを行う。入力IN1
が「1」、入力IN2が「0」のときには、ダウンカウ
ントを行う。リミッタ付アップダウンカウンタ62の出
力カウント値は、32ビットシフトレジスタ32の上位
22ビットの「1」の期間の積分値に相当する。すなわ
ち、1秒間のうち前半2/3の積分値により符号「1」
の判定を行う。
【0073】これにより、ノイズの影響を受けずに符号
「1」を判定できる。
【0074】リミッタ付アップダウンカウンタ62の出
力カウント値は、比較回路64に供給される。比較回路
64は、リミッタ付アップダウンカウンタ62の出力カ
ウント値が「11」以上のときに「1」を出力し、「1
0」以下のときに「0」を出力する。比較回路64の出
力は、判定回路65に供給される。
【0075】判定回路65は、比較回路63の出力が
「1」のときには、符号「0」と判定し、2ビットのデ
ータ「00」を出力する。また、判定回路65は、比較
回路63の出力が「0」で、比較回路64の出力が
「1」のときには、符号「1」であると判定して、2ビ
ットのデータ「01」を出力する。さらに、判定回路6
5は、比較回路63、64の出力がともに「0」のとき
には、符号「P」であると判定して、2ビットのデータ
「11」を出力する。
【0076】すなわち、データ解析部23は、32ビッ
トシフトレジスタ21の32ビットのデータ中、21ビ
ットのデータが「1」であれば、符号「0」であると判
定し、20ビット以下、11ビット以上のデータが
「1」であれば、符号「1」であると判定し、それ以外
のときには、符号「P」であると判定している。これ
は、符号「0」の場合、理想では「1」の期間が800
msec、すなわち、32ビットシフトレジスタ21の
25、26ビット分に相当する期間が「1」となる。よ
って、誤差を含めて21ビット以上が「1」のときに、
符号「0」であると判定できる。符号「1」の場合、理
想では「1」の期間が500msec、これは、32ビ
ットシフトレジスタ21の上位22ビット中、16ビッ
ト以上の期間が「1」となることに相当する。よって、
誤差を含めて12ビット以上が「1」のときに、符号
「1」であると判定している。このとき、符号「1」を
判定するときには、1秒パルスの後半1/3が無視され
る。このため、積分値による符号の誤認識を防止でき
る。
【0077】さらに、データ解析部23は、上記、符号
「0」にも符号「1」にも該当しないものを符号「P」
と判定している。データ解析部23の解析結果の符号
「0」、「1」、「P」に相当する2ビットのデータ
は、時刻データ作成・判定部24に供給される。 〔時刻データ作成・判定部24〕図10は時刻データ作
成・判定部24のブロック構成図を示す。
【0078】時刻データ作成・判定部24は、時刻デー
タレジスタ71、マーカ判定部72、0データ判定部7
3、パリティ判定部74、時刻連続性判定部75、異常
データ判定部76、ANDゲート77、12時間制変換
部78を含む構成とされている。 〔時刻データレジスタ71〕時刻データレジスタ71
は、2×80ビットのシフトレジスタから構成されてい
る。時刻データシフトレジスタ71には、図4に示すタ
イミング調整部22から1Hzクロックが供給され、タ
イミング調整部22からのクロックに同期して、データ
をシフトさせるとともに、データ解析部23の解析結果
である2ビットのデータを取り込む。時刻データシフト
レジスタ71は、1秒ごとにデータがシフトされる。
【0079】時刻データレジスタ71には、データが正
しく書き込まれると、第1ビットに前々回のタイムコー
ドのマーカの符号「P」が記憶され、第2ビット〜第6
1ビットには、前回のタイムコード、第62ビット〜第
80ビットには、現在のタイムコードのうち時刻情報ま
でのデータが記憶された状態が1分毎に現れる。時刻デ
ータレジスタ71の第63ビット〜第65ビット、第6
7ビット〜第70ビットのデータは、現在のタイムコー
ドの分情報であり、この情報は、計時回路14に供給さ
れる。なお、時刻データレジスタ71は、特許請求の範
囲の請求項8の記憶手段に相当する。 〔マーカ判定部72〕マーカ判定部72は、特許請求の
範囲のマーカ検出回路に相当し、PP/P1判定部8
1、82、ANDゲート83を含む構成とされている。
【0080】PP/P1判定部81には、時刻データレ
ジスタ71の第1ビットのデータ及び第2ビットのデー
タが供給されている。PP/P1判定部81は、時刻デ
ータレジスタ71の第1ビットのデータが符号「P」に
相当するデータで、かつ、第2ビットのデータが符号
「P」又は「1」に相当するデータである場合に、
「1」を出力し、それ以外の場合には「0」を出力す
る。
【0081】PP/P1判定部82には、時刻データレ
ジスタ71の第61ビットのデータ及び第62ビットの
データが供給されている。PP/P1判定部82は、第
61ビットのデータが符号「P」に相当するデータで、
かつ、第62ビットのデータが符号「P」又は「1」に
相当するデータである場合には、「1」を出力し、それ
以外の場合には「0」を出力する。
【0082】なお、通常は符号「P」が2個連続したと
きに、マーカであると判定できるが、2個目の「P」は
符号「1」に誤認識され易いので、符号「P」が連続し
た場合の他に符号「P」、「1」が検出された場合でも
マーカであると判定している。これにより認識率を向上
させている。
【0083】PP/P1判定部81の出力とPP/P1
判定部82の出力とはANDゲート83に供給される。
ANDゲート83は、PP/P1判定部81の出力及び
PP/P1判定部82の出力がともに「1」のときに
「1」を出力し、それ以外の場合には、「0」を出力す
る。
【0084】マーカ判定部72の出力が「1」のときに
は、マーカが1分間隔で検出されたと判定できる。
【0085】本実施例によれば、時刻データレジスタ7
1に記憶された符号列含まれる複数のマーカの検出結果
に基づいてタイムコードの正誤を判定することにより、
タイムコードの正誤を正確に判定することができる。
【0086】請求項10は、前記マーカ検出手段により
複数の箇所でマーカが検出されたときに、前記記憶手段
に記憶された符号列の所定箇所に含まれる前記タイムコ
ードが正しいと判定することを特徴とする。
【0087】請求項10によれば、記憶手段に記憶され
た符号列含まれる複数のマーカのうち複数の箇所でマー
カが検出されたときに、タイムコードを正しいと判定す
ることにより、タイムコードを、より正確に判定でき
る。なお、本実施例のマーカ判定部72は、ANDゲー
ト83によりPP/P1判定部81の出力とPP/P1
判定部82の出力とのAND論理を判定結果としたが、
ORゲートを通して出力するようにしてもよい。
【0088】図11はマーカ判定部72の変形例のブロ
ック構成図を示す。同図中、図10に示すマーカ判定部
72と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省
略する。
【0089】本変形例のマーカ判定部72aは、AND
ゲート83に代えてORゲート83aを用いた構成とさ
れている。ORゲート83には、PP/P1判定部81
の出力及びPP/P1判定部82の出力が供給されてい
る。ORゲート83は、PP/P1判定部81の出力及
びPP/P1判定部82の出力のいずれか一方が「1」
のときに「1」を出力し、両方ともに「0」のときに
「0」を出力する。
【0090】本変形例によれば、時刻データレジスタ7
1に記憶された符号列含まれる複数のマーカのうち少な
くとも一箇所でマーカが検出されたときに、タイムコー
ドを正しいと判定することにより、他の箇所で符号の誤
検出によりマーカが検出されなかったときでも、タイム
コードを正しいと判定できる。よって、タイムコードが
検出される確率を向上させることができる。 〔0データ判定部73〕0データ判定部73は、第1の
0データ判定部91、第2の0データ判定部92、AN
Dゲート93を含む構成とされている。
【0091】第1の0データ判定部91には、時刻デー
タレジスタ71の第6ビット、第12ビット、第13ビ
ット、第16ビットのデータが供給されている。第1の
0データ判定部91は、第6ビット、第12ビット、第
13ビット、第16ビットのデータが全て符号「0」に
相当するデータのときに、「1」を出力し、それ以外の
ときには「0」を出力する。なお、時刻データレジスタ
71の第6ビット、第12ビット、第13ビット、第1
6ビットの位置には、タイムコードにおいて必ず符号
「0」が挿入されることになっている。よって、時刻デ
ータレジスタ71の第6ビット、第12ビット、第13
ビット、第16ビットのデータが全て符号「0」に相当
するデータであることを検出することによりタイムコー
ドが正しく読み込まれていると判断できる。
【0092】第2の0データ判定部92には、第66ビ
ット、第71ビット、第72ビット、第76ビットのデ
ータが全て符号「0」に相当するデータのときに、
「1」を出力し、それ以外のときには「0」を出力す
る。なお、時刻データレジスタ71の第66ビット、第
71ビット、第72ビット、第76ビットの位置には、
次のタイムコードにおいて必ず符号「0」が挿入される
ことになる。よって、時刻データレジスタ71の第66
ビット、第71ビット、第72ビット、第76ビットの
データが全て符号「0」に相当するデータであることを
検出することによりタイムコードが正しく読み込まれて
いると判断できる。
【0093】第1の0データ判定部91の出力と第2の
0データ判定部92の出力とは、ANDゲート93に供
給される。ANDゲート93は、第1の0データ判定部
91の出力及び第2の0データ判定部92の出力がとも
に「1」であるときに「1」を出力し、それ以外は
「0」を出力する。
【0094】以上のように、ANDゲート93の出力、
すなわち、0データ判定部73の出力が「1」のときに
は、時刻データレジスタ71にタイムコードを認識可能
であると判断できる。 〔パリティ判定部74〕パリティ判定部74は、パリテ
ィ計算部101、102、比較部103、104、AN
Dゲート105を含む構成とされている。
【0095】パリティ計算部101には、時刻データレ
ジスタ71の第3ビット〜第5ビット、第7ビット〜第
10ビットのデータ、すなわち、タイムコードの分情報
に相当するデータが供給されている。パリティ計算部1
01は、第3ビット〜第5ビット、第7ビット〜第10
ビットのデータ中の「1」の数を加算して奇数であれば
「1」、偶数であれば「0」を出力する。パリティ計算
部101の出力は、比較部103に供給される。
【0096】パリティ計算部102には、時刻データレ
ジスタ71の第14ビット、第15ビット、第17ビッ
ト〜第20ビットのデータ、すなわち、タイムコードの
時情報に相当するデータが供給されている。パリティ計
算部102は、第14ビット、第15ビット、第17ビ
ット〜第20ビットのデータ中の「1」の数を加算して
奇数であれば「1」、偶数であれば「0」を出力する。
パリティ計算部101の出力は比較部104に供給され
る。
【0097】比較部103には、パリティ計算部101
の出力の他に、時刻データレジスタ71の第37ビット
のデータ、すなわち、時情報のパリティビットが供給さ
れている。比較部103は、パリティ計算部101の出
力と時刻データレジスタ71の第37ビットのデータと
を比較して、一致、すなわち、分情報にエラーがなけれ
ば「1」を出力し、不一致、すなわち、分情報にエラー
があれば「0」を出力する。
【0098】比較部104には、パリティ計算部102
の出力の他に、時刻データレジスタ71の第38ビット
のデータ、すなわち、時情報のパリティビットが供給さ
れている。比較部104は、パリティ計算部102の出
力と時刻データレジスタ71の第38ビットのデータと
を比較して、一致、すなわち、時情報にエラーがなけれ
ば「1」を出力し、不一致、すなわち、時情報にエラー
があれば「0」を出力する。
【0099】比較部103及び比較部104の出力は、
ANDゲート105に供給される。ANDゲート105
は、比較部103及び比較部104の出力がともに
「1」、すなわち、分情報及び時情報にエラーが検出な
ければ、「1」を出力し、それ以外の場合、すなわち、
分情報又は時情報にエラーがあれば、「0」を出力す
る。
【0100】以上のようにパリティ判定部74により分
情報及び時情報のエラーの有無を判定できる。 〔時刻連続性判定部75〕時刻連続性判定部75は、1
分加算部111及び時間比較部112を含む構成とされ
ている。1分加算部111には、時刻データレジスタ7
1の第3ビット〜第5ビット、第7ビット〜第10ビッ
トのデータ、すなわち、分情報及び時刻データレジスタ
71の第14ビット、第15ビット、第17ビット〜第
20ビットのデータ、すなわち、時情報が供給されてい
る。1分加算部111は、時刻データレジスタ71から
のデータにより得られる前のタイムコードから得られる
時分情報に1分を加算した時分情報を時間比較部112
に供給する。
【0101】時間比較部112には、1分加算部111
からの時分情報のほかに、時刻データレジスタ71の第
63ビット〜第65ビット、第67ビット〜第70ビッ
トのデータ、すなわち、現在のタイムコードの分情報及
び時刻データレジスタ71の第74ビット、第75ビッ
ト、第77ビット〜第80ビットのデータ、すなわち、
次のタイムコードの時情報が供給されている。時間比較
部112は、前のタイムコードの時分情報に1分を加算
した時分情報と現在のタイムコードの時分情報とを比較
し、両者が一致すれば、「1」を出力し、不一致であれ
ば、「0」を出力する。
【0102】時間比較部112の出力により、時刻の連
続性を判定できる。 〔異常データ判定部76〕異常データ判定部76には、
時刻データレジスタ71の第63ビット〜第65ビッ
ト、第67ビット〜第70ビットのデータ、すなわち、
次のタイムコードの分情報及び時刻データレジスタ71
の第74ビット、第75ビット、第77ビット〜第80
ビットのデータ、すなわち、現在のタイムコードの時情
報が供給されている。異常データ判定部76は、現在の
タイムコードの時分情報が正常な値、すなわち、分情報
であれば、0〜59分を示し、時情報であれば、0〜2
3時を示す値であるかどうかを判定し、異常な値の場合
には「1」を出力し、正常な値であれば、「0」を出力
する。
【0103】これにより、異常データ判定部76により
異常データを判定できる。 〔ANDゲート77〕ANDゲート77には、マーカ判
定部72の出力、0データ判定部73の出力、パリティ
判定部74の出力、時刻連続性判定部75の出力、異常
データ判定部76の出力が供給されている。ANDゲー
ト77は、マーカ判定部72の出力、0データ判定部7
3の出力、パリティ判定部74の出力、時刻連続性判定
部75の出力、異常データ判定部76の出力が全て
「1」のときに「1」を出力し、それ以外のときには
「0」を出力する。ANDゲート77の出力は、計時回
路14に書込制御信号として供給される。
【0104】ANDゲート77の出力により標準電波か
ら抽出された時刻により時刻を修正するか否かが判定さ
れる。ANDゲート77の出力は、タイムコードが始ま
るときに所定のビットに現れるべき符号のパターン「P
P」又は「P1」が所定のビットに存在し、かつ、符号
「0」が所定にビットに存在し、かつ、時情報、分情報
にエラーがなく、かつ、現在のタイムコードから得られ
る時刻情報が前回のタイムコードから得られる時刻情報
に1分を加算した時刻となり、かつ、時刻情報が異常な
値でないときに「1」となる。これにより、計時回路1
2に現在のタイムコードから得られる時刻情報が書き込
まれるようになる。よって、計時回路12に正しい時刻
情報を書き込むことができる。 〔12時間制変換部78〕12時間制変換部78には、
時刻データレジスタ71の第74ビット、第75ビッ
ト、第77ビット〜第80ビットのデータ、すなわち、
現在のタイムコードの24時間制で記述された時情報が
供給されている。12時間制変換部78は、現在の24
時間制で記述された時情報を12時間制に変換する。例
えば、13時であれば、1時に、23時であれば、11
時に変換する。12時間制変換部78で変換された時情
報は、計時回路14に供給される。 〔計時回路14〕計時回路14には、12時間制データ
変換部78から12時間制の時情報が供給され、時刻デ
ータレジスタ71から分情報が供給されており、また、
ANDゲート77から書込制御信号が供給されている。
図3に示す計時回路14は、書込制御信号が「1」にな
ると、12時間制データ変換部78からの12時間制時
情報及び時刻データレジスタ71からの分情報をラッチ
する。計時回路14は、内部クロックに基づいて計時を
行っており、ANDゲート77からの書込制御信号によ
り時刻データ作成・判定部24から供給された時分情報
に現在の計時時刻を代えて計時を続ける。計時回路14
での計時時刻は、時刻表示装置15に供給される。 〔時刻表示装置15〕図3に示す時刻表示装置15は、
アナログ式時刻表示器あるいはディジタル式時刻表示器
から構成され、計時回路14から供給される計時時刻を
表示する。
【0105】以上、本実施例によれば、標準電波が正し
く受信できたとき、すなわち、データに矛盾があるとき
には、時刻情報を採用しないようにすることにより、時
刻の修正を正確に行うことができる。
【0106】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、標準電波
に基づいて、パルスの積分値を所定時間毎に取得し、取
得された積分値に基づきタイムコードを構成する符号を
識別し、符号を判定しているため、パルスの欠けや櫛形
のノイズの影響を受けにくく、よって、符号の判定を正
確に行え、正しい時刻データに修正できる等の特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 標準電波の通常時のタイムコードのデータ構
成図である。
【図2】 標準電波の呼び出し符号送出時のタイムコー
ドのデータ構成図である。
【図3】 本発明の電波時計の一実施例のブロック構成
図である。
【図4】 デコード回路13のブロック構成図である。
【図5】 タイミング調整部22のブロック構成図であ
る。
【図6】 0データ判定部41のブロック構成図であ
る。
【図7】 符号が「0」のときに32ビットシフトレジ
スタ21に記憶されるべきデータ列及びそのときの波形
を示す図である。
【図8】 偏差演算回路43の入出力特性である。
【図9】 データ解析部23のブロック構成図である。
【図10】 時刻データ作成・判定部24のブロック構
成図である。
【図11】 マーカ判定部72の変形例のブロック構成
図である。
【図12】 タイムコードで発生するノイズを説明する
ための図である。
【図13】 タイムコードで発生するノイズを説明する
ための図である。
【符号の説明】
1;電波時計 11;アンテナ 12;受信回路 1
3;デコード回路 14;計時回路 15;時刻表示装置 21;32ビッ
トシフト 22;タイミング調整 23;データ解析部 24;時
刻データ作成・判定部
フロントページの続き (72)発明者 島田 治 埼玉県行田市富士見町1丁目4番地1 ジ ェコー株式会社内 (72)発明者 野原 賢次 埼玉県行田市富士見町1丁目4番地1 ジ ェコー株式会社内 (72)発明者 深谷 毅 埼玉県行田市富士見町1丁目4番地1 ジ ェコー株式会社内 (72)発明者 増田 純夫 埼玉県行田市富士見町1丁目4番地1 ジ ェコー株式会社内 Fターム(参考) 2F002 AA00 AD00 AF01 FA16 2F083 AA00 JJ01 5K047 AA11 AA18 BB01 GG08 GG11 GG16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準電波に応じたデータを取得するデコ
    ード回路であって、 前記標準電波に基づいて生成されたタイムコード中の所
    定符号をその波形に基づいて検出する符号検出手段と、 前記波形検出手段で所定の符号が検出されたときに、前
    記標準電波との秒同期タイミングを調整するタイミング
    調整手段とを有することを特徴とする標準電波デコード
    回路。
  2. 【請求項2】 標準電波に基づいて生成されたタイムコ
    ードパルスの積分値を所定時間毎に取得する積分値取得
    手段と、 前記積分値取得手段で取得された積分値に基づいて前記
    タイムコードを構成する符号を識別する符号解析手段と
    を有することを特徴とする標準電波検出回路。
  3. 【請求項3】 前記符号識別手段は、符号「0」を判定
    するときに、前記タイムコードパルスの秒同期タイミン
    グの開始点から、約0.505秒よりも大きくかつ1秒
    より小さい第1の時間までの積分結果に基づいて判定を
    行うことを特徴とする請求項2記載の標準電波デコード
    回路。
  4. 【請求項4】 前記符号識別手段は、符号「1」を判定
    するときに、前記タイムコードパルスの秒同期タイミン
    グの開始点から、約0.205秒より大きくかつ前記第
    1の時間より小さい第2の時間までの積分結果に基づい
    て判定を行うことを特徴とする請求項2記載の標準電波
    デコード回路。
  5. 【請求項5】 前記符号識別手段は、符号「P」を判定
    するときに、前記タイムコードパルスの秒同期タイミン
    グの開始点から、前記第2の時間より小さい第3の時間
    までの積分結果に基づいて判定を行うことを特徴とする
    請求項2記載の標準電波デコード回路。
  6. 【請求項6】 前記符号識別手段は、符号「0」か否か
    を判定し、真であれば、符号「0」と判定し、偽りであ
    れば、符号「1」か否かを判定し、真であれば、符号
    「1」と判定し、偽りであれば、符号「P」であると判
    定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項
    記載の標準電波デコード回路。
  7. 【請求項7】 標準電波中の59秒目、0秒目に続けて
    送信されるマーカの識別するための符号列「P」、
    「P」を検出することによりマーカを検出するマーカ検
    出回路であって、 受信した符号列が符号列「P」、「P」、または符号列
    「P」、「1」であると解析されたときに、前記マーカ
    であると判定するマーカ判定部とを有することを特徴と
    するマーカ検出回路。
  8. 【請求項8】 標準電波からタイムコードをデコードす
    る標準電波デコード回路であって、 前記標準電波から符号を検出する符号化回路と、 前記符号化回路により符号化された符号を、該符号の配
    列から複数のマーカが検出可能な期間、順次に記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された符号列のうち、前記マーカが
    出現する複数箇所の符号を検出するマーカ検出手段と、 前記マーカ検出手段の検出結果に基づいて前記記憶手段
    に記憶された符号列の所定箇所に含まれる前記タイムコ
    ードの正誤を判定する判定手段とを有することを特徴と
    する標準電波デコード回路。
  9. 【請求項9】 前記判定手段は、前記マーカ検出手段に
    より少なくとも一箇所でマーカが検出されたときに、前
    記記憶手段に記憶された符号列の所定箇所に含まれる前
    記タイムコードが正しいと判定することを特徴とする請
    求項8記載の標準電波デコード回路。
  10. 【請求項10】 前記判定手段は、前記マーカ検出手段
    により複数の箇所でマーカが検出されたときに、前記記
    憶手段に記憶された符号列の所定箇所に含まれる前記タ
    イムコードを正しいと判定することを特徴とする請求項
    8記載の標準電波デコード回路。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至7のいずれか一項記載の
    標準電波デコード回路を用いた電波時計。
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