JP2003213831A - 床断熱パネル及び床断熱パネルの敷設構造 - Google Patents

床断熱パネル及び床断熱パネルの敷設構造

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JP2003213831A
JP2003213831A JP2002012680A JP2002012680A JP2003213831A JP 2003213831 A JP2003213831 A JP 2003213831A JP 2002012680 A JP2002012680 A JP 2002012680A JP 2002012680 A JP2002012680 A JP 2002012680A JP 2003213831 A JP2003213831 A JP 2003213831A
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heat insulating
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Hiroshi Hagiwara
萩原  浩
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Abstract

(57)【要約】 【課題】気密性を向上することができ、また、角部や端
部に切り欠きを形成することなく土台上に柱を固定する
ことができ、さらには、洋室と和室とが敷居を挟んで隣
り合う場合であっても、段差を無くしバリアフリー化を
用意に実現することができる新規な床断熱パネル及びこ
の床断熱パネルの敷設構造を提供する。 【解決手段】方形状に成形された床板2と、この床板2
の両端及び両側に上端が固定されてなる4つ枠板3・・
・6と、これ4つの枠板3・・・6により形成された床
板2の下面を仕切るとともにそれぞれ平行に固定されて
なる複数の仕切り板7・・・11と、上記仕切り板7・
・・11と枠板3・・・6とにより形成された空間内に
嵌め込まれた断熱材12・・・17と、上記4つの枠板
3・・・6の外側面に形成され弾性を有するとともに、
土台21の側面に圧接される気密材18と、を備えてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、床に敷設される床
断熱パネル及びこの床断熱パネルの敷設構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、床の断熱効果を高めるとともに、
施工の迅速化を図るために、断熱材と板材とが一体化さ
れパネル化された床断熱パネルが使用されている。例え
ば、特開2000−314192号公報に開示された床
断熱パネル50は、図7に示すように、床板51の裏面
に複数の断熱材52を突設するとともに、これらの断熱
材52と断熱材52との幅を、該床断熱パネル50が支
持される土台Bの幅と略一致させたものである。このよ
うに構成された床断熱パネル50(又はこの床断熱パネ
ルの敷設構造)によれば、複数の土台B上に、多数の床
断熱パネル50を簡単に敷設することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開2000−314192号公報に開示された床断熱パ
ネル50(及び床断熱パネルの敷設構造)では、以下に
説明する種々の課題を有し、実際には使用できない。先
ず、上記床断熱パネル50では、断熱材52と土台Bと
の間の気密性が悪く床下から室内に空気が流入したり、
逆に室内の空気が床下流出してしまう危険性が高い。ま
た、この床断熱パネル50では、土台B上に床板51が
位置し、該土台Bが閉塞されてしまうことから、土台B
上に柱を固定することができず、この結果、角部又は端
部に、鉤状の切り欠きを形成しなければならない。さら
に、土台B上に床板51が敷設されることになることか
ら、畳が敷設される和室と、フローリング材が敷設され
る洋室との間には、段差が形成されてしまうことから、
老人などがこの段差の存在によりつまづき易く、近年要
求されるバリアフリー化を実現することができない。な
お、上記従来の床断熱パネル50を使用するとともに、
こうした段差を解消する方法として、高さの短い敷居を
使用するとともに、肉厚の薄い畳を使用する方法が考え
られるが、こうした方法又は構造とする場合には、通常
使用される畳とは異なる種類の畳を購入する必要があ
り、コスト高となる。
【0004】そこで、本発明は、上述した従来の床断熱
パネルが有する課題を解決するために提案されたもので
あって、気密性を向上することができ、また、角部や端
部に切り欠きを形成することなく土台上に柱を固定する
ことができ、さらには、洋室と和室とが敷居を挟んで隣
り合う場合であっても、段差を無くしバリアフリー化を
用意に実現することができる新規な床断熱パネル及びこ
の床断熱パネルの敷設構造を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであって、第1の発明(請
求項1記載の発明)は、床断熱パネルに係るものであ
り、方形状に成形された床板と、この床板の両端及び両
側に上端が固定されてなる4つ枠板と、これら4つの枠
板により形成された床板の下面を仕切るとともにそれぞ
れ平行に固定されてなる複数の仕切り板と、上記仕切り
板と枠板とにより形成された空間内に嵌め込まれた断熱
材と、上記4つの枠板の外側面に形成され弾性を有する
とともに、土台の側面に圧接される気密材と、を備えて
なることを特徴とするものである。
【0006】この第1の発明では、先ず、4つの枠板の
外側面に形成され弾性を有するとともに、土台の側面に
圧接される気密材と、を備えてなることから、床下と床
上との間における気密性を向上することができ、また、
土台の両側に敷設され土台上に床板が位置することはな
いので、該土台上に柱を固定する際に邪魔になることが
ない。したがって、柱を固定するための切り欠きを角部
や端部に形成する必要がない。また、この床断熱パネル
は、土台の両側に敷設されることから、洋室と和室が隣
り合う場合であっても、段差が形成されてしまうことを
有効に防止することができる。
【0007】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
は、前記請求項1記載の発明において、前記枠板の外側
面には、該枠板の長さ方向にそれぞれ連通してなる凹溝
が形成され、前記気密材は、上記各凹溝内に収容されて
なるとともに先端は各枠板の側面よりも突出してなるこ
とを特徴とするものである。
【0008】この第2の発明によれば、この床断熱パネ
ルの敷設作業中に、周面に形成された気密材が脱落し、
或いは、位置ずれが生ずることを有効に防止することが
できる。
【0009】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
は、床断熱パネルの施工構造に係るものであり、互いに
平行に固定された土台と土台との間であって、該土台の
上面よりも下方に上面が位置するように固定された各大
引き上に、前記気密材が該土台の側面に圧接されるよう
に前記請求項1又は2記載の床断熱パネルが載置固定さ
れてなることを特徴とするものである。
【0010】この第3の発明によれば、気密材により床
下と床上との間に気密性を持たせることができるばかり
ではなく、土台と土台との間に上記第1又は第2の床断
熱パネルが敷設されることから、該床断熱パネルが土台
上への柱の固定作業に影響を与えることにはならない。
【0011】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
は、前記第3の発明において、前記第1又は第2の発明
に係る床断熱パネルと床断熱パネルとの間には、上面が
該床断熱パネルの上面よりも低い位置とされた土台を有
し、この土台上には、該床断熱パネルの上面と面一とな
されたスペーサが配設されてなることを特徴とするもの
である。
【0012】この第4の発明によれば、スペーサによ
り、床断熱パネルを構成する床板と床板との間はフラッ
トにすることができる。
【0013】また、第5の発明(請求項5記載の発明)
は、土台の左側には、該土台の上面よりも下方に上面が
位置するように左側の大引きが固定され、該土台の右側
には、該土台の上面よりも上面が下方に位置するように
右側の大引きが固定され、該左側の大引き又は右側の大
引き上には、それぞれ高さが異なる請求項1又は2記載
の床断熱パネルが前記気密材が土台の側面に圧接される
よう敷設され、上記高さの低い床断熱パネル上には畳が
敷設され、高さの高い床断熱パネル上にはフローリング
材が敷設されているとともに、土台上には、スペーサを
介して上記畳及びフローリング材の上面と略面一となさ
れた敷居が固定されてなることを特徴とするものであ
る。
【0014】この第5の発明によれば、敷居を間に介し
て、例えば、左側には、和室を設け右側には洋室を設け
ることができるが、該洋室に敷設されるフローリング材
と和室に敷設される畳とは、各々面一とされるので、老
人などが敷居によりつまずくことがなく、バリアフリー
化を実現することができ、且つ、従来の床断熱パネルの
敷設構造のように、肉厚の薄い畳を購入する必要性もな
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
床断熱パネル及びこの床断熱パネルの敷設構造につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】先ず、本発明に係る床断熱パネル1につい
て、詳細に説明する。この実施の形態に係る床断熱パネ
ル1は、図1又は図2に示すように、長方形状に成形さ
れた床板2と、この床板2の下面の左端に上端が固定さ
れてなる左枠板3と、該床板2の右端に上端が固定され
てなる右枠板4とを備えている。上記床板2,左枠板3
及び右枠板4は、何れも合板からなるものであり、左枠
板3と右枠板4とは、同一の形状に成形され、互いに平
行に固定されている。また、この床断熱パネル1は、上
記床板2の下面の一側に、上端が該床板2に固定された
前枠板5を有し、該床板2の下面の他側には、上端が床
板2に固定された後枠板6を有している。
【0017】そして、上記左枠板3と右枠板4との間に
は、該左枠板3及び右枠板4とそれぞれ平行となされた
第1乃至第5の仕切り板7・・・11が固定されてい
る。上記第1乃至第5の仕切り板7・・・11は、それ
ぞれ一端は上記前枠板5に固定され、他端は後枠板6に
固定されているとともに、上端は上記床板2の下面に固
定され、それぞれ左枠板3や右枠板4と同じ形状に成形
されている。
【0018】そして、上記左枠板3と第1の仕切り板7
との間には、第1の断熱材12が嵌め込まれ、第1の仕
切り板7と第2の仕切り板8との間には、第2の断熱材
13が嵌め込まれ、第2の仕切り板8と第3の仕切り板
9との間には、第3の断熱材14が嵌め込まれ、第3の
仕切り板9と第4の仕切り板10との間には、第4の断
熱材15が嵌め込まれ、第4の仕切り板10と第5の仕
切り板11との間には、第5の断熱材16が嵌め込ま
れ、そして、第5の仕切り板11と右枠板4との間に
は、第6の断熱材17が嵌め込まれている。これら第1
乃至第6の断熱材12・・・17は、何れもポリスチレ
ンフォー等のような従来より断熱材として使用されてい
る素材が直方体状に成形されたものであり、下面は、図
2に示すように、上記左枠板3,右枠板4,第1乃至第
5の仕切り板7・・・11の下面と面一とされている。
【0019】そして、このように構成された床断熱パネ
ル1の外周、すなわち、上記左枠板3,右枠板4,前枠
板5及び後枠板6の外側面の中央よりやや下方には、こ
の床断熱パネル1の右端側を拡大して示す図3のよう
に、凹溝4aが形成され、この(これらの)凹溝4aに
は、気密材18の内側が収納接着され、外周面18a
は、右枠板4(や左枠板3,前枠板5,後枠板6)の外
側面よりも突出している。なお、この気密材18は、図
示しない独立気泡が内側に形成され、外側(外部に露出
されている部位)は、図示しない連通気泡が形成されて
いる。すなわち、この気密材18は、図4に示すよう
に、独立気泡が多数形成された第1の気泡層18bと、
互いに連通した気泡(連通気泡)が多数形成された第2
の層18cとが積層されてなるものであり、この第2の
層18cが、各左枠板3,右枠板4,前枠板5及び後枠
板6の外側に露出している。
【0020】なお、上述した床断熱パネル1は、その長
さ幅,仕切り板の数,高さ等を適宜変更しても良い。
【0021】以下、上述した床断熱パネルの敷設構造に
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。先ず、第
1の実施の形態に係る床断熱パネルの敷設構造について
説明する。
【0022】この第1の床断熱パネルの敷設構造は、図
5に示すように、基礎20上に、土台21が載置されボ
ルト22により固定されており、この土台21と該土台
21に平行に固定された図示しない土台とに両端が固定
された左大引き23上に左床断熱パネル1が載置固定さ
れ、右大引き24上には右床断熱パネル1が敷設されて
いる。上記左大引き23は、一端が上記土台21の左側
に固定されており、上記右大引き24は、土台21の右
側に固定されている。そして、これら左大引き23及び
右大引き24は、土台21の上面よりも下方に上面が位
置している。また、上記左大引き23上に載置固定され
ている左床断熱パネル1及び右大引き24上に載置固定
されている右床断熱パネル1は、何れも上述した実施の
形態に係る床断熱パネル1であり、該床断熱パネル1,
1を構成する気密材18,18の側面は、土台21の側
面に圧接されている。
【0023】そして、この実施の形態に係る床断熱パネ
ルの敷設構造では、上記左床断熱パネル1と右床断熱パ
ネル1との間であって、上記土台21上には、スペーサ
25が載置されている。このスペーサ25は、上面が上
記左床断熱パネル1と左床断熱パネル1の上面と面一と
されてなる天板26と、上面がこの天板26の下面の左
側に固定され下端は上記土台21に支持されている左脚
板27と、この左脚板27に平行となされ上面は上記天
板26の下面の右側に固定された右脚板28とから構成
されている。なお、このスペーサ25は、上記土台21
の上面に図示しない柱が固定される場合には、該柱と柱
との間に挟まれた上体で施工される。
【0024】上述した床断熱パネルの敷設構造によれ
ば、土台21の左右に敷設された(左右の)床断熱パネ
ル1,1は、気密材18,18が土台21の側面に圧接
されていることから、気密性が十分確保され、また、該
床断熱パネル1,1は、土台21の両側に敷設されてい
ることから、該土台21上に図示しない柱を固定する場
合に障害となることがない。また、この実施の形態にお
いては、上記左床断熱パネル1と右断熱パネル1との間
には、上記スペーサ25が施工されており、該左床断熱
パネル1から左断熱パネル1上は、フラットに施工され
るため、図示しないフローリング材や畳などを敷設する
ことが可能となる。
【0025】次に、第2の実施の形態に係る床断熱パネ
ルの敷設構造について、詳細に説明する。なお、上記第
1の実施の形態に係る床断熱パネルの敷設構造で説明し
た構成要素と同一の構成要素には、同一の符号を用いて
説明する。
【0026】この第2の実施の形態に係る床断熱パネル
の敷設構造は、土台21の上方に施工された後述する敷
居を間に介して、左側は洋室、右側は和室とされるもの
であり、和室側には、前述した床断熱パネル1を敷設
し、洋室側には、該床断熱パネル1よりもやや高さの高
い床断熱パネル1Aを敷設したものである。すなわち、
この第2の実施の形態に係る床断熱パネルの敷設構造
は、図6に示すように、基礎20上に、土台21が載置
されボルト22により固定されており、この土台21と
該土台21に平行に固定された図示しない土台とに両端
が固定された左大引き23上に左床断熱パネル1Aが載
置固定され、右大引き24上には右床断熱パネル1が敷
設されている。
【0027】なお、上記左床断熱パネル1Aを構成する
気密材18も、左床断熱パネル1を構成する気密材18
も、上記土台21の側面に圧接されている。そして、こ
の床断熱パネルの敷設構造においても、上記左床断熱パ
ネル1Aと右床断熱パネル1との間であって、上記土台
21上には、上記第1の実施の形態に係る床断熱パネル
の敷設構造で説明したスペーサ25が載置され、され
に、このスペーサ25上には、敷居29が載置固定され
ている。この敷居29は、図示しない襖が該敷居29の
長さ方向に摺動可能に載置されるものであるとともに、
本実施の形態においては、左側施工される洋室と、右側
に施工される和室とを仕切る部位である。
【0028】そして、上記左床断熱パネル1Aの上に
は、フローリング材30が敷設され、一方、上記右床断
熱パネル1の上には、畳31が敷設されており、このフ
ローリング材30の上面,畳31の上面,並びに上記敷
居29の上面は、全て面一とされている。
【0029】したがって、上述した第2の実施の形態に
係る床断熱パネルの敷設構造によれば、上記第1の実施
の形態と同じように、気密性が十分確保され、また、床
断熱パネル1A,1は、土台21の両側に敷設されてい
ることから、該土台21上に図示しない柱を固定する場
合に障害となることがないばかりではなく、和室と洋室
との間に形成される段差を無くし、近年要求されている
バリアフリー化も容易に実現することが可能となる。
【0030】
【発明の効果】前述した本発明の実施の形態の説明から
も明らかなように、第1の発明(請求項1記載の発明)
では、先ず、4つの枠板の外側面に形成され弾性を有す
るとともに、土台の側面に圧接される気密材と、を備え
てなることから、床下と床上との間における気密性を向
上することができ、また、土台の両側に敷設され土台上
に床板が位置することはないので、該土台上に柱を固定
する際に邪魔になることがない。したがって、柱を固定
するための切り欠きを角部や端部に形成する必要がな
い。また、この床断熱パネルは、土台の両側に敷設され
ることから、洋室と和室が隣り合う場合であっても、段
差が形成されてしまうことを有効に防止することができ
る。
【0031】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
によれば、この床断熱パネルの敷設作業中に、周面に形
成された気密材が脱落し、或いは、位置ずれが生ずるこ
とを有効に防止することができる。
【0032】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
によれば、気密材により床下と床上との間に気密性を持
たせることができるばかりではなく、土台と土台との間
に上記第1又は第2の床断熱パネルが敷設されることか
ら、該床断熱パネルが土台上への柱の固定作業に影響を
与えることにはならない。
【0033】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
によれば、スペーサにより、床断熱パネルを構成する床
板と床板との間はフラットにすることができ、第5の発
明によれば、敷居を間に介して、例えば、左側には、和
室を設け右側には洋室を設けることができるが、該洋室
に敷設されるフローリング材と和室に敷設される畳と
は、各々面一とされるので、老人などが敷居によりつま
ずくことがなく、バリアフリー化を実現することがで
き、且つ、従来の床断熱パネルの敷設構造のように、肉
厚の薄い畳を購入する必要性もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】床断熱パネルの一例を示す底面図である。
【図2】図1に示す床断熱パネルの断面図である。
【図3】気密材の取付状態を拡大して示す断面図であ
る。
【図4】気密材の構成を模式的に示す断面である。
【図5】第1の実施の形態に係る床断熱パネルの敷設構
造を示す断面図である。
【図6】第2の実施の形態に係る床断熱パネルの敷設構
造を示す断面図である。
【図7】従来の床断熱パネル及びその敷設構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 床断熱パネル 2 床板 3 左枠板 4 右枠板 5 前枠板 6 後枠板 7・・・11 第1乃至第5の仕切り板 12・・・17 第1乃至第6の断熱材 18 気密材 21 土台 23 左大引き 24 右大引き 25 スペーサ 29 敷居 30 フローリング材 31 畳
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DD01 DD02 FA11 GA46 GA62 HC02 HD09 HF07 LA09 2E162 BA05 BB08 CD03 CE00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状に成形された床板と、この床板の
    両端及び両側に上端が固定されてなる4つ枠板と、これ
    ら4つの枠板により形成された床板の下面を仕切るとと
    もにそれぞれ平行に固定されてなる複数の仕切り板と、
    上記仕切り板と枠板とにより形成された空間内に嵌め込
    まれた断熱材と、上記4つの枠板の外側面に形成され弾
    性を有するとともに、土台の側面に圧接される気密材
    と、を備えてなることを特徴とする床断熱パネル。
  2. 【請求項2】 前記枠板の外側面には、該枠板の長さ方
    向にそれぞれ連通してなる凹溝が形成され、前記気密材
    は、上記各凹溝内に収容されてなるとともに先端は各枠
    板の側面よりも突出してなることを特徴とする請求項1
    記載の床断熱パネル。
  3. 【請求項3】 互いに平行に固定された土台と土台との
    間であって、該土台の上面よりも下方に上面が位置する
    ように固定された各大引き上に、前記気密材が該土台の
    側面に圧接されるように前記請求項1又は2記載の床断
    熱パネルが載置固定されてなることを特徴とする床断熱
    パネルの敷設構造。
  4. 【請求項4】 前記請求項1又は2記載の床断熱パネル
    と床断熱パネルとの間には、上面が該床断熱パネルの上
    面よりも低い位置とされた土台を有し、この土台上に
    は、該床断熱パネルの上面と面一となされたスペーサが
    配設されてなることを特徴とする請求項3記載の床断熱
    パネルの敷設構造。
  5. 【請求項5】 土台の左側には、該土台の上面よりも下
    方に上面が位置するように左側の大引きが固定され、該
    土台の右側には、該土台の上面よりも上面が下方に位置
    するように右側の大引きが固定され、該左側の大引き又
    は右側の大引き上には、それぞれ高さが異なる請求項1
    又は2記載の床断熱パネルが前記気密材が土台の側面に
    圧接されるよう敷設され、上記高さの低い床断熱パネル
    上には畳が敷設され、高さの高い床断熱パネル上にはフ
    ローリング材が敷設されているとともに、土台上には、
    スペーサを介して上記畳及びフローリング材の上面と略
    面一となされた敷居が固定されてなることを特徴とする
    床断熱パネルの敷設構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013133641A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Toyota Home Kk 建物の断熱構造及びその断熱構造を備えた建物
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