JP2003212683A - 粉状肥料包装体 - Google Patents

粉状肥料包装体

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JP2003212683A
JP2003212683A JP2002011576A JP2002011576A JP2003212683A JP 2003212683 A JP2003212683 A JP 2003212683A JP 2002011576 A JP2002011576 A JP 2002011576A JP 2002011576 A JP2002011576 A JP 2002011576A JP 2003212683 A JP2003212683 A JP 2003212683A
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JP
Japan
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powdery
bag
package
fertilizer
fertilizers
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Application number
JP2002011576A
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English (en)
Inventor
Tsuruo Amano
鶴男 天野
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Co Op Chemical Co Ltd
Original Assignee
Co Op Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

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  • Bag Frames (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Fertilizers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉状肥料の散布に際して、人体に付着して害
を与えることがなく、取り扱いが容易で周辺作物に障害
を与えず、環境に優しい粉状肥料包装体を提供する。 【解決手段】 本発明の粉状肥料包装体1は、自然分解
性袋体2に粉状肥料3を入れ、若しくは自然分解性袋体
の内部を仕切り、その中に粉状肥料を区分けして入れる
構成である。肥料の散布に際しては、粉状肥料包装体1
を耕地に置き棒状体等で自然分解性袋体2を突き散らし
て耕すだけでよいため、作業中に粉状肥料が身体に付着
することがなく取扱いが極めて容易であり、また、周辺
の作物に障害を与えることがない。さらに、使用された
自然分解性袋体2はそのまま放置しても、一定期間経過
後に自然消失するので環境汚染を引き起こすことはな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉状肥料の散布に
有用な粉状肥料包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】粉状肥料の散布は、袋体等の容器に入っ
た粉状肥料を掴んで散布したり、散布器等による機械的
手段で散布する等の方法が採られてきたが、粉状肥料
は、散布の際に飛散した粉状肥料が、顔、手等に付着し
易く、身体に悪影響を与える上に、衣服等に付着して汚
す等、取り扱いにくく、さらには周辺の作物に障害を引
き起こすという難点があった。そのため、近年は取り扱
い易いように顆粒状の肥料が広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、肥料は顆粒状
よりも粉状の方が、土壌によりなじみ易いという利点が
ある。また、近年多用されているポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の合成樹脂を素材とする肥料収納用の袋体
は、焼却すれば発熱量が大きく焼却炉を傷め、かつ有害
物質を排出して環境汚染を引き起こすおそれがある等の
理由から、使用後は廃棄処分されず、そのまま耕地の隅
等に放置される場合があり、これが環境上の問題となっ
ている。
【0004】そこで、本発明の課題は、上記問題点を解
決するため、粉状肥料の散布に際して、飛散して人体や
周辺作物等に害を与えることがなく、取り扱いが容易で
環境に優しい粉状肥料包装体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の粉状肥料包装体
は、粉状肥料を自然分解性袋体に入れてなることを特徴
とするものであり、また、本発明の粉状肥料包装体は、
自然分解性袋体の内部を仕切り、その中に粉状肥料を区
分けして入れるようにしている。粉状肥料を自然分解性
袋体に入れて包装体とすることにより、散布の際や取扱
いの際に粉状肥料が飛散することがなくなるため、人体
に悪影響を与えたり、周辺の作物に障害を与えることが
なくなり、取り扱いも容易になる。さらに、地面若しく
は土中に残された自然分解性袋体若しくはその一部は、
一定期間経過後に微生物による分解等によって消失する
ので、環境汚染を引き起こすことがなく、本発明の課題
は解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を、添付図面を用いてさら
に詳細に説明する。図1は、本発明の粉状肥料包装体の
一例を示す部分切欠斜視図であり、図2は、本発明の粉
状肥料包装体の他の例を示す部分切欠斜視図である。図
1に示すように、本発明の粉状肥料包装体1は、自然分
解性袋体2に粉状肥料3を入れた構成である。本発明に
使用される自然分解性袋体2は、自然分解性シートを袋
状にしたものが使用される。袋状であれば、形状に制限
はなく、図1に示したような正方形の他、三角形、多角
形、円形等、各種形状が採用できる。
【0007】また、上記自然分解性シートは、地面若し
くは土中に放置された後、一定期間経過後に消失する無
害な成分を有するシートであれば、いかなるものも採用
できる。このような自然分解性シートとしては、例え
ば、有機スルホン酸塩および有機リン酸エステル化合物
を主材として添加してなる水分率が3%以下のポリビニ
ルアルコール系フィルムの片面または両面に、透湿度が
1000g/m2/24hr以上で水分率が0.3〜5
0%の透湿性の紙を積層してなる水分散性・溶解性に優
れたポリビニルアルコール積層体等の溶解シート、及び
脂肪族ポリエステルや脂肪族ポリアミド等のバクテリア
で分解する生分解性樹脂を主材とし、これに充填剤等の
添加剤を配合してなる生分解性シート等が採用される。
【0008】上記で用いられる充填剤としては、無機充
填剤と有機充填剤とが代表的に挙げられるが、無機充填
剤としては、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、クレ
ー、タルク、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、シリカ、セラミックバルーン、ガラスバルーン若し
くはガラスビーズ、製紙ヘドロの焼却灰等が挙げられ、
有機充填剤としては、バレイショ、サツマイモ、小麦、
トウモロコシ、タピオカ、糠類等の澱粉質の粉末等及び
モミガラ粉末が挙げられる。これらの充填剤は、1種ま
たは2種以上の混合物として使用され、混合することに
よって互いに特性を補完することができる。
【0009】本発明の粉状肥料包装体に適用できる肥料
としては、石灰窒素、消石灰、苦土石灰、過燐酸石灰、
尿素、硫安等の粉状若しくは微粉状の肥料が挙げられ
る。また、本発明の自然分解性袋体の大きさおよびそれ
に入れられる粉状肥料の量は、本発明の粉状肥料包装体
を適用する作物や耕地の規模に応じて、種々の大きさや
量に設定されるが、通常、各辺が5〜15cmの矩形に
形成された自然分解性袋体の場合で、約40g〜60g
の粉状肥料を入れて使用するとよい。
【0010】このような構成の本発明の粉状肥料包装体
は、包装体のまま適当な間隔をあけて耕地に投げ置いた
後、耕運機等で耕すと、耕運機の攪拌刃によって包装体
の自然分解性袋体が破られて中の粉状肥料が出され、攪
拌された土壌に均一に鋤き込まれる。この場合、耕運機
の速度はゆっくり、回転刃は高速にするのが望ましい。
また、耕地が小さい場合には、包装体を適当な間隔で配
置した後、鋤・鍬や棒状体等で包装体を突き散らして耕
すことにより、そのまま土壌に混ぜ合わされる。
【0011】さらに、本発明の粉状肥料包装体は、近
年、生ごみの減量化と堆肥化・腐熟促進を図るため使用
されているコンポストに適用することもできる。この場
合、コンポストに入れた生ごみ上に石灰窒素を封入した
粉状肥料包装体を置き、この包装体を棒状体等で突き散
らし、さらにこの上から少量の土を降りかけておくだけ
で臭気減少腐熟促進効果が得られる。上記いずれの場合
にも、粉状肥料が飛散することがなく、作業者の身体、
着衣等に付着したり、周辺の作物に障害を与えることが
ない。また、地面ないし土中に残された袋体若しくはそ
の一部は、そのまま放置しておいても、一定期間経過後
に自然に消失するので、廃棄処分を必要としない。
【0012】この粉状肥料包装体は、図2に示すよう
に、粉状肥料包装体11を構成する自然分解性袋体12
の内側を貼り合せるなどして複数に仕切り、その中に粉
状肥料13を区分けして入れるようにしてもよい。さら
に、仕切り辺14にミシン目を設け、このミシン目を利
用して1又は複数の仕切り部15に切り離して、独立の
粉状肥料包装体として利用できるようにしてもよい。こ
のような粉状肥料包装体11は、自然分解性袋体12の
内側に適量の粉状肥料13を入れ、予めプランターや植
木鉢のサイズに合わせた形状の包装体にするか、若しく
は上記ミシン目を利用して、作業者が現場でプランター
等のサイズに合わせ、仕切り部15を切り離して、所望
のサイズや形状の包装体にすることができる。このよう
な構成の粉状肥料包装体11は、プランター等の土壌に
置き、該包装体11を棒状体で突き散らし土中に混和し
た後、放置するだけで土壌改良が行える。
【0013】
【実施例】(実施例1)有機スルホン酸塩および有機リ
ン酸エステル化合物を主材として添加してなる水分率が
3%以下のポリビニルアルコール系フィルムの片面また
は両面に、透湿度が1000g/m2/24hr以上で
水分率が0.3〜50%の透湿性の紙を積層してなるポ
リビニルアルコール積層体からなる生分解性シート(シ
ンエツスーパーペーパー、信越ポリマー株式会社製、商
品名)を、約9cm×9cmの矩形の袋体に形成し、そ
の中に50gの微粉末状の石灰窒素を入れて本発明の粉
状肥料包装体を作製した。この粉状肥料包装体を、耕地
に約30cmの間隔をあけて投げ置き、耕運機でそのま
ま耕したところ、微粉末状の石灰窒素が土壌に均一に鋤
き込まれていた。また、45〜60日後には、耕地面上
および土中の袋体は、跡形も無く消失していた。
【0014】
【発明の効果】本発明の粉状肥料包装体によれば、粉状
肥料の散布に際して粉状肥料が飛散することがないた
め、人体に悪影響を与えたり、周辺の作物に障害を与え
ることがなく、また取り扱いも容易となる。さらに、本
発明の粉状肥料包装体は、一定期間の経過後、自然に消
失するため環境汚染を引き起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の粉状肥料包装体の一例を示す部分切
欠斜視図である。
【図2】 本発明の粉状肥料包装体の他の例を示す部分
切欠斜視図である。
【符号の説明】
1、11 粉状肥料包装体 2、12 自然分解性袋体 3、13 粉状肥料 14 仕切り辺 15 仕切り部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 BA60 EA30 FA06 HS10 3E086 AA23 AB01 AC07 AC12 AD01 BA02 BA04 BA14 BA15 BA29 BA35 BB75 BB90 CA40 4H061 AA01 AA04 DD20 EE35 EE37 FF07 HH33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉状肥料を自然分解性袋体に入れてなる
    ことを特徴とする粉状肥料包装体。
  2. 【請求項2】 自然分解性袋体の内部を仕切り、その中
    に粉状肥料を区分けして入れてなる請求項1に記載の粉
    状肥料包装体。
JP2002011576A 2002-01-21 2002-01-21 粉状肥料包装体 Pending JP2003212683A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006056760A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Norihiko Hirano 個包装肥料及び緑化資材、並びにそれらに係る方法
KR100918463B1 (ko) 2009-04-21 2009-09-24 (주)코리아아그로 양분의 완효성 용출을 도모하는 비료 팩
WO2014189314A1 (ko) * 2013-05-23 2014-11-27 Wang Youngsung 친환경 생분해기능을 갖는 유기농 비료팩
WO2017018873A1 (en) * 2015-07-24 2017-02-02 Plant Safe Global Sdn Bhd A slow release fertilizer device
CN106817998A (zh) * 2017-01-11 2017-06-13 广东乐将生物科技有限公司 一种缓释定量施肥装置及其施肥方法

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