JP2003212502A - 水素発生方法及び水素発生装置 - Google Patents

水素発生方法及び水素発生装置

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JP2003212502A
JP2003212502A JP2002011548A JP2002011548A JP2003212502A JP 2003212502 A JP2003212502 A JP 2003212502A JP 2002011548 A JP2002011548 A JP 2002011548A JP 2002011548 A JP2002011548 A JP 2002011548A JP 2003212502 A JP2003212502 A JP 2003212502A
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hydrogen
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discharge
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JP2002011548A
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Kanji Irie
寛治 入江
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機物質からの水素ガスの発生を極めて効率
的に行うことができる水素発生方法を提供する。 【解決手段】 水素発生装置1は、水素原子を含有した
有機化合物からなる原料ガスから水素ガスを発生させる
装置であり、1対の電極3,4を対向配置して放電ギャ
ップGを形成し、かつ、それら電極3,4の少なくとも
一方を、放電ギャップGに臨む端部が縮径形状とされた
縮径電極としている。電極3,4は、ガス供給口10と
ガス排出口11とを有する反応容器2内に配置され、ガ
ス供給口10から導入された原料ガスgの流れが放電ギ
ャップGに集中するように、当該反応容器2の内部空間
形状が定められている。ガス流は放電ギャップGに集中
するように供給され、この状態で電極3,4間に電圧印
加して放電ギャップGに気体放電によるプラズマを生じ
させる。これにより、原料ガスgは放電処理され、水素
ガスを含有した水素含有ガスに変換されて、ガス排出口
11から排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素原子を含有し
た有機化合物からなる原料ガスから水素ガスを発生させ
る方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水素はクリーンな燃料であり、近年、コ
ジェネレーションシステムや燃料電池での使用が積極的
に試みられている。従来、水素ガスの生成方法として
は、水を電気分解する方法や、複数の熱化学反応を組み
合わせて、反応物質を循環使用しながら水から分解する
熱化学反応法などが知られている。しかしながら、上記
の電気分解や熱化学反応法では、水素の製造コストが高
くなるという問題がある。さらに、熱化学反応法では、
原料に主として石油を使用するので、水素ガスの製造に
伴ってCOやCO等の有害物質が発生する。汚染物質
が発生しないようにするためには、石油に含まれる炭素
やイオウを取り除く必要があり、その製造工程が増え短
時間で水素ガスを製造できないという問題もある。
【0003】このような問題を解決するために、特開平
11−278802号公報等には、電極放電を用いたプ
ラズマ反応により、メタン等の有機物質から水素ガスを
発生させる方法が開示されている。しかし、現在のとこ
ろ、こうしたプラズマ反応による水素発生技術は反応効
率が悪く、自動車用やコジェネレーションシステムに用
いられている内燃機関の代替を実現するには程遠い状況
である。
【0004】本発明の課題は、有機物質からの水素ガス
の発生を極めて効率的に行うことができる水素発生方法
及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために、本発明の水素発生方法は、水素原子
を含有した有機化合物からなる原料ガスから水素ガスを
発生させる方法であって、1対の電極を対向配置して放
電ギャップを形成し、かつ、それら電極の少なくとも一
方を、放電ギャップに臨む端部が縮径形状とされた縮径
電極とし、放電ギャップに原料ガスを、ガス流が該放電
ギャップに集中するように供給しながら、それら電極間
に電圧印加して放電ギャップに気体放電を生じさせ、該
原料ガスを放電処理して水素ガスを含有した水素含有ガ
スに変換することを特徴とする。
【0006】また、本発明の水素発生装置は、水素原子
を含有した有機化合物からなる原料ガスから水素ガスを
発生させる装置であって、1対の電極を対向配置して放
電ギャップを形成し、かつ、それら電極の少なくとも一
方を、前記放電ギャップに臨む端部が縮径形状とされた
縮径電極とし、前記放電ギャップに前記原料ガスを、ガ
ス流が該放電ギャップに集中するように供給するガス流
集中手段を設け、該集中形態にて原料ガスを流通しつ
つ、前記電極間に電圧印加して前記放電ギャップに気体
放電を生じさせ、該原料ガスを放電処理して水素ガスを
含有した水素含有ガスに変換するようにしたことを特徴
とする。
【0007】例えば、ガス供給口とガス排出口とを有す
る反応容器内に電極を配置し、ガス供給口から導入され
た原料ガスの流れが放電ギャップに集中するように、当
該反応容器の内部空間形状を定めることができる。この
場合、この反応容器がガス流集中手段の機能をなすが、
これに限られるものではない。例えば、例えば不活性ガ
ス流により反応空間をシールドして、ここに原料ガスを
供給するようにしてもよく、この場合はその不活性ガス
流がガス流集中手段の機能を果たす。
【0008】従来のプラズマ反応による有機物質からの
水素発生方法において、水素変換効率が十分でなかった
理由としては、以下の理由が考えられる。すなわち、従
来の方法では、電極の放電面面積が大きく電流密度が低
いので、放電によるプラズマ密度を高めることができな
い。また、ガスだけは流通断面積を大きくして大流量で
流すので、発生しているプラズマの電子総量に対し、供
給される原料分子の数が過剰となる。また、反応空間が
大きいため、分子あるいは中間生成物が反応のために出
会う確率も低くなる。その結果、未反応で排出される原
料分子が多くなり、反応効率の低下につながる。この問
題は、原料ガスの流量や有機物質濃度を高めても解決す
ることができない。
【0009】この場合、より高電圧をかけて電流密度を
高めることは、反応促進の上で有効であるが、放電面面
積が大きい場合相当の高電圧が必要となり、設備が大掛
かりとなって、例えば自動車に搭載できる程度の小型化
に困難が生ずる。また、プラズマ発生空間が大きいた
め、プラズマを空間いっぱいに発生させると、高温プラ
ズマと接触している時間が長くなり、結果として、得ら
れる水素含有ガスも、例えば700〜800℃といった
高温ガスとなる。このような高温ガスは、動作温度の上
限に制限がある燃料電池等には直接使用することができ
ず、別途、大掛かりな冷却器が必要になるなど問題が多
い。
【0010】そこで、本発明においては、1対の電極を
対向配置して放電ギャップを形成し、かつ、それら電極
の少なくとも一方を、放電ギャップに臨む端部を縮径形
状とした縮径電極とする。このような縮径電極の採用に
より、比較的低い電圧でも放電の電流密度を高めること
ができる。この場合、高密度のプラズマを発生できる放
電ギャップ空間は電極が縮径される分だけ小さくなる
が、本発明においては、このような放電ギャップに対し
原料ガスを、ガス流が該放電ギャップに集中するように
供給する。その結果、限られた空間に発生する高密度の
プラズマに原料ガスを集中させることができ、狭いプラ
ズマ発生空間に高流量で原料ガスを流しても、水素ガス
含有ガスへの変換反応を効率よく、かつ短時間で完結さ
せることができる。その結果、水素ガスを高収率かつ高
流量にて得ることができる。また、狭いプラズマ発生空
間に高流量でガスを流すことができるので、プラズマ中
でのガス滞留時間が短縮され、得られる水素含有ガスの
温度上昇を効果的に抑制できる。その結果、動作温度の
上限に制限がある燃料電池等にも直接使用することがで
き、冷却器等の排除ないし簡略化が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の種々の実施の形態
を、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例
たる水素発生装置51を模式的に示すものである。該水
素発生装置51は、水素原子を含有した有機化合物から
なる原料ガスから水素ガスを発生させる装置であり、1
対の電極3,4(以下、第一電極3及び第二電極4とも
いう)を対向配置して放電ギャップGを形成し、かつ、
それら電極3,4の少なくとも一方、本実施形態では双
方を、放電ギャップGに臨む端部が縮径形状とされた縮
径電極としている。電極3,4は、ガス供給口10とガ
ス排出口11とを有する反応容器2内に配置され、ガス
供給口10から導入された原料ガスgの流れが放電ギャ
ップGに集中するように、当該反応容器2の内部空間形
状が定められている。ガス流は放電ギャップGに集中す
るように供給され、この状態で電極3,4間に電圧印加
して放電ギャップGに気体放電によるプラズマを生じさ
せる。これにより、原料ガスgは放電処理され、水素ガ
スを含有した水素含有ガスに変換されて、ガス排出口1
1から排出される。
【0012】例えば、電極3,4の対向方向と平行に軸
線Oを定めるとき、各電極3,4の放電ギャップGに面
する先端位置を通って軸線Oと直交する2つの平面P
1,P2を定め、それら、P1,P2と反応容器2の内
面とによって取り囲まれる空間をV1とする。他方、先
端縮径された第一電極3の先端重心位置γと、電極4の
端面を平面P2に正射投影したときの、その外形線によ
り囲まれる図形Aとにより決定される錐体の体積をV2
とする。具体的には、図形Aの面積をSとし(図形A内
に開口部の投影があるときは、その開口内側の面積を含
める)、γと平面P2との距離をhとしたとき、V2=
(1/3)×h×Sとして算出する。そして、原料ガス
gの流れを放電ギャップGに効率よく集中させるには、
V2/V1を0.1〜8の範囲に調整することが望まし
い。V2/V1が8を超えると、放電ギャップGに原料
ガスを十分に集中できなくなり、原料ガスに含まれる有
機化合物の水素ガスへの変換効率低下を招く。また、V
2/V1が0.1未満になるとガス流量が小さくなりす
ぎて、水素ガスの取出流量を十分に確保できなくなる。
【0013】原料ガスをなす有機化合物は、例えばメタ
ンなどの炭化水素やアルコール類(例えばメタノールや
エタノール)、さらにはガソリンや軽油あるいは灯油な
どの石油分離精製物を採用できる。常温でガス状のもの
はそのまま原料ガスとして使用できるが、アルコールや
ガソリンなど、常温で液状のものは霧化器を用いてガス
状にしてから用いる。
【0014】原料ガスには、有機化合物とともに水蒸気
を含有させることができる。水蒸気に含まれる酸素原子
は、原料ガス中の有機化合物に含有される炭素と結合し
てCOあるいはCOを生成し、有機化合物からの水素
の分離効率を高める働きをなす。また、水蒸気の含有さ
れる水素原子は、得るべき水素ガスの原料の一部として
活用できる。水蒸気の配合比率は、原料ガス中の有機化
合物1molに対して1〜5mol%とするのがよい。
水蒸気の配合比率が5mol%を超えると、水素発生効
率が却って低下する場合があり、1mol%未満になる
と、有機化合物の分解反応速度が低下したり、あるいは
遊離炭素が生成して電極周辺に汚れを生じやすくなる場
合がある。
【0015】図1において、反応容器2は、それら電極
3,4の対向方向と平行な軸線O周りにおいて、放電ギ
ャップGを取り囲む壁部を有してなる。このような壁部
を形成することにより、原料ガスgの流通経路を放電ギ
ャップGとその近傍に限定することができ、放電ギャッ
プGに対する原料ガスgの集中効率を高めることができ
る。本実施形態においては、第一電極3及び第二電極4
の対向方向において、第一電極3の位置する側から、放
電ギャップGを経て第二電極4の位置する側に向けて原
料ガスを流通させている。原料ガスgを電極対向方向に
流すことにより、密度の高いプラズマ流をγ位置から電
極4の円錐状の縮径部に向けて作り(例えばほうき星状
のプラズマ流である)、ギャップGの方向に発生する放
電火花あるいはプラズマと原料ガスとの接触効率を高め
ることができ、ひいては水素含有ガスへの変換反応を一
層促進できる。このとき、本実施形態のように、第一電
極3側を少なくとも縮径電極としておけば、該縮径形態
とされた第一電極3の先端部外面に沿って原料ガスをス
ムーズに流すことができ、水素含有ガスへの変換効率を
さらに高めることができる。本実施形態では電極3,4
の先端部を円錐状に縮径している。
【0016】図1の水素発生装置において反応容器2は
筒状に形成され、2つの電極3,4は、その筒状の反応
容器2に対し軸線Oの方向に挿入されている。ガス供給
口10とガス排出口11とは、該筒状の反応容器2の両
端部にそれぞれ形成されている。また、放電ギャップG
に面する第一電極3(本実施形態では第二電極4も)の
先端部が縮径していることから、該先端部と反応容器2
の内周面との間に形成されるガス流通空間は、軸線Oの
方向において放電ギャップGに近づくにつれて軸断面積
(ガス流通断面積)が漸増する形態となっている。これ
により、軸線O方向において、第一電極3の縮径された
端部外周面の少なくとも一部を包含する区間が、該区間
より上流側よりもガス流通断面積が増大するガス膨張区
間とされている。このよガス膨張区間を設けておくと、
流通するガスの圧力がガス膨張区間に至る直前で適度に
膨張し、発生するプラズマPを適度に広げて、供給され
る原料ガスgとプラズマPとの接触効率を高めることが
できる。
【0017】本実施形態においては、軸線Oの方向にお
いて第一電極3の、縮径された端部3eに対し上流側に
隣接する電極本体3mの外周面と、これを取り囲む反応
容器2の内周面との間に放電ギャップに対する原料ガス
の供給経路12を形成している。この形態によると、原
料ガスgは、電極本体3mの外周面に沿って流れた後、
端部3eに沿って放電ギャップGに向けスムーズに供給
される。さらに、電極本体3mの外周面と反応容器2の
内周面との隙間から、縮径する端部3eの外周面と反応
容器2の内周面との間に形成された、軸断面積の漸増す
る空間にガスが供給されることで、前記したガス膨張に
よるプラズマPの拡大効果を容易に得ることができる。
【0018】なお、電極3,4は、端子部3a,4aを
反応容器2の外に突出させ、交流電源(あるいはパルス
発生電源)5を接続して通電を行う。電圧は例えば0.
5〜1.5kV程度に設定し、周波数は0.5〜2kH
z程度とする。さらに、プラズマ発生時の電流密度(平
均値)は20〜200mA/cm程度に調整する。ま
た、原料ガスの変換反応を促進するために、放電形態
は、電流密度の高いアーク放電形態となっていることが
望ましい。
【0019】また、電極3,4の材質は、放電ギャップ
Gへのプラズマの集中効率が高く、温度上昇が抑制でき
ることから、導電性の高いCuなどの金属を用いること
ができる。他方、電極3,4の、放電ギャップGに面す
る表面を含む部分を、仕事関数の値が3.5eV以下の
熱電子放出材料(例えばLaBr、SrB、CeB
などのアルカリ土類金属ないし希土類金属の硼化物か
らなる硼化物系材料、TiC、ZrCなどの炭化物系材
料)にて構成することもできる。これにより、熱電子放
出が促進され、高密度のプラズマを一層低温で発生させ
ることができる。
【0020】放電ギャップGへの原料ガス流の集中効果
を高めるためには、図2の装置52のように、縮径電極
3の先端に原料ガス流を集合させる絞り部14を、放電
ギャップGを取り囲む壁部に設けることが望ましい。図
2においては内周面が円筒形態のリング部材を、円筒状
の容器2の内周面に接合して絞り部14を形成している
が、ガスの流通断面積を減ずることができるものであれ
ば、これに限定されるものではなく、例えば、容器2自
体を縮径して絞り部を形成してもかまわない。なお、絞
り部14を設ける場合、放電ギャップGを取り囲む壁部
の内周面は、この絞り部14の内周面13を意味するも
のとする。
【0021】以下、本発明の装置の種々の変形例につい
て説明する。まず、図3の装置53のように、第一電極
3の内部には、放電ギャップGに臨む位置にガス出口1
5aが形成された、原料ガスgの流通経路15を形成す
ることができる。この構成によると、原料ガスgを放電
ギャップGの近傍に直接導くことができるので、放電ギ
ャップGに対するガス集中効率を高めることができる。
図3においては、流通経路15が第一電極3の軸線O方
向に貫通形態に形成され、その後端側の開口から原料ガ
スgが導入されるようになっている。なお、第二電極4
側においては、図1の第一電極3側と同様の供給経路1
2を通って水素含有ガスg’がガス排出口11に導かれ
る。流通経路15の形成本数は1本のみでもよいが、本
実施形態では、ガス流量確保の観点から複数本の流通経
路15を、例えば図4に示すように、軸線Oの周りに所
定の間隔にて形成している。
【0022】また、図5の装置54においては、第一電
極3側に、図1と同様の供給経路12と、電極3を貫通
する流通経路16とを併設している。この実施形態で
は、図6に示すように、電極3gを本体3mと挿入部材
3cとに分割して形成している。本体3mは、軸線O方
向の前方側に、放電ギャップGに面して開口する第一孔
部3qと、その第一孔部3qの後方側に隣接する形で、
該第一孔部3qよりも径大の第二孔部3hを形成してい
る。他方、挿入部材3cは、第二孔部3hより径小であ
って第一孔部3qよりは径大に形成され、先端面には、
複数の溝3sがたとえは放射状に形成されている。挿入
部材3cは、先端側から第一孔部3q内に軸線方向に挿
入され、両孔部3q,3hの境界をなす段部に形成され
た座繰り3gに先端部がはめ込まれる。そして、挿入部
材3cと第二孔部3hとの間の環状の隙間と第一孔部3
qとが溝3sにより連通して流通経路16が形成されて
いる。
【0023】図7の装置55は、第二電極4の、第一電
極3に近い側の端面に接する形態にて絶縁体25を配置
し、その絶縁体25と第一電極3との間に放電ギャップ
Gを形成し、第一電極3と第二電極4との間の放電を、
放電ギャップGにおける気中放電と、絶縁体表面におけ
る沿面放電との双方にて生じさせるようにしている。沿
面放電を利用することで、発生するプラズマPをガス流
通方向に延伸でき、ひいてはプラズマPと原料ガスgと
の接触時間を長くして、水素含有ガスへの変換反応の効
率を高めることができる。
【0024】この実施形態では、第二電極4と絶縁体2
5とに、それらの隣接方向に連通する貫通形態のガス流
通孔4h,25hが形成されている(本実施形態では、
第二電極4と絶縁体25とがいずれも筒状に形成されて
いる)。そして、絶縁体25に形成されたガス流通孔2
5hの、放電ギャップGに面する開口に臨む位置に、第
一電極3の縮径された先端が配置されてなる。これによ
り、第一電極3の先端と絶縁体25の開口エッジとの間
に気中放電を容易に誘起できる。また、ガス流通孔4
h,25h内に原料ガスgが集中して導かれるととも
に、このガス流通孔4h,25h内にプラズマPが細長
く伸びる形態にて閉じ込められるので、水素含有ガスへ
の変換反応の効率を一層高めることができる。なお、第
一電極3には、後端面に開口する複数の第一経路20
と、それら第一通路20の下流側に続いて形成されて、
それら第一経路20を集合させる第二経路21と、その
下流側において該第二経路21から分岐するとともに、
各々第一電極3の先端面側に開口する複数の第三経路2
2とからなる流通経路が形成されている。
【0025】図8に示す装置56は、反応容器2内に、
原料ガスgの流通方向において、放電ギャップGの位置
に、該原料ガスgを水素含有ガスに変換する反応を促進
する触媒31が配置されている。これにより、大流量で
原料ガスgを流した場合でも、その水素含有ガスへの変
換効率を著しく高めることができる。この実施形態で
は、反応容器2の放電ギャップGの位置に、仕切り壁を
用いて触媒収容部30を形成し、その触媒収容部30内
に触媒31を充填するとともに、第一電極3及び第二電
極4の各先端部を触媒収容部30内に侵入させて、プラ
ズマPを発生させるようにしている。
【0026】なお、使用可能な触媒は、メタン、ガソリ
ン、軽油、灯油、アルコール等の有機化合物を、水素ガ
ス、もしくは水素ガスを生成するための前駆体(CH
やCH等の有機低分子ラジカルなど)に変換する反応を
促進できるものであれば、特に限定されない。例えば、
Pt、Ru、Rh、Pdなどの貴金属微粒子ないし多孔
質体からなる金属触媒、あるいは該微粒子をゼオライト
等の多孔質体に担持触媒、TiOなどの光触媒、さら
には、BaTiOなどの強誘電体粒子からなる強誘電
体触媒を使用できる。
【0027】また、プラズマPに対する原料ガスgの供
給流量を増大させると、水素ガスへの変換効率は低下し
やすくなるが、このとき、最終的な水素生成に至るまで
反応が完結していなくとも、原料ガスgの多くが前記し
たラジカルのような前駆体にまで分解され、反応活性な
中間ガスが形成されていることも多い。この場合、図9
の装置57のように、放電ギャップGの位置よりも下流
側に触媒31を配置しておくと、前駆体を多く含む中間
ガスの水素ガスへの変換を速やかに進行させることがで
き、ひいては、大流量の原料ガスgを一挙に水素ガスに
変換することが可能となる。図9の装置57では、ガス
流通方向において電極4の下流側に触媒収容部30を設
け、ここに触媒31を充填している。
【0028】図10の装置58においては、電極3,4
の対を、原料ガスgの流通方向に沿って直列に配置し、
原料ガスgを、各電極対3,4により形成された放電ギ
ャップGに対し、上流側に位置するものから順次供給す
るようにしている。後述する実験結果に示す通り、同じ
出力の放電により発生したプラズマであれば、原料ガス
gによる有機化合物の流量が小さくなるほど、水素ガス
への変換効率は高められる傾向にある。そこで、大流量
の原料ガスgを、直列に並ぶ放電ギャップGに対し、上
流側から順次供給していけば、上流側の放電ギャップG
において余剰の有機化合物(あるいは前駆体)が生じて
も、下流側の放電ギャップGにて問題なく水素に変換で
き、しかも、下流に向かうほど残留している有機化合物
の流量が減ずるので、変換効率向上の観点においてより
有利となる。本実施形態では、両端にガス供給口10と
ガス排出口11が形成された筒状の反応容器2内に、複
数の電極対3,4を軸線方向に挿入配置してなる。な
お、41は、ガソリン、軽油、灯油あるいはアルコール
などの液状有機化合物を気化する気化器(例えば霧化
器)である。
【0029】また、図11の装置59においては、電極
3,4の対を複数配置し、各電極対3,4により形成さ
れた放電ギャップGに対し、個別の供給経路44にて原
料ガスG分配供給している。この方式の場合も、1つの
放電ギャップGに供給される原料ガスの流量が減少する
ので、水素ガスへの変換効率が増大し、大流量の原料ガ
スgを一挙に水素ガスに変換することができる。本実施
形態では、各電極対3,4を個別に収容する反応容器2
を設けている。なお、図10の装置58の構成を図11
の装置59の構成と組み合わせること、すなわち、装置
59における各反応容器2内に、図10のごとく直列配
置された複数の電極対3,4をそれぞれ配置することが
できる。これにより、一度に変換処理できる原料ガスの
流量をさらに高めることができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の装置の作用・効果を確認する
ために行った実験結果について説明する。 (実施例1)図1の装置51を、反応容器2として、内
径が10mm、長さ30cmの円筒状のガラス管(肉厚
1mm)を用いた。また、電極3,4の材質はCuであ
り、本体部の外径を0.8mm、縮径された先端部の長
さを6mmとし、曲率半径が0.5mm以下となるよう
に先端を先鋭化した。これらの電極3,4を、先端間の
対向距離が8mmとなるように配置した。なお、比較の
ため、図12に示すタイプの装置も用意した。該装置1
50は、反応容器2が図1の装置51と同じガラス管で
あり、その外周面に長さ100mmのAg電極103を
巻きつける一方、ガラス管の中央には、軸線方向に伸び
る直径8mmのCu電極104を配置した。
【0031】いずれの装置も、周波数可変の交流電源5
に各電極を接続して交流通電しながら、ガス供給口10
から原料ガスとしてのメタン/窒素/水蒸気の混合ガス
(メタン濃度1〜100%、水蒸気2%(ただし、メタ
ン100%に対しては0%))を供給し、ガス排出口1
1から排出されるガスの組成を分析して、メタンの水素
ガスへの変換効率(収率)を計算した。
【0032】図13は、比較例の装置150において、
全ガス流量を0.2〜2L/分の種々の範囲にて調整
し、peak to peak電圧20kV、周波数1kHz(放電
電力200W)にて交流通電したときの水素収率を、種
々のメタン濃度について測定した結果を示すものであ
る。これによると、比較例の装置では、メタン濃度が低
いほど、また、ガス流量が低いほど収率が高くなってい
ることがわかる。これは、装置150がガラス管を介し
た間接的な放電しか利用できないことと、電極面積が大
きいことのために、高電子密度のプラズマが発生しにく
く、供給したメタンの一部しか、水素発生反応に寄与し
ていないことを示すものである。図14の比較例の曲線
は、図13の各メタン濃度の曲線を、メタンの正味流量
に換算してプロット直したものであり、メタン流量が少
なくなると一義的に水素収率が低下していることがわか
る。
【0033】他方、図14の実施例の曲線は、図1の装
置において濃度10%のメタンガスを流しながら同じ条
件にて通電したときの結果を示すものであり、メタンの
正味流量が高くなっても、比較例の装置よりはるかに高
い水素収率が得られており、高い変換効率が実現されて
いることがわかる。
【0034】図15は、濃度10%のメタンガスを0.
5L/分の条件で流しながら、反応を継続させたとき
の、排出ガス温度の時間変化を示すものである。すなわ
ち、比較例の装置では放電時間が長くなるにつれ温度が
漸増しているのに対し、実施例の装置では温度がほぼ一
定であることがわかる。
【0035】(実施例2)図16は、濃度10%(水蒸
気2%)のメタンガスを用い、流量を1000mL/分
(メタン正味流量では100mL/分)に設定し、周波
数は1kHzのままで、peak to peak電圧を1〜20k
V、放電電力を10〜200Wの種々の値に設定して、
実施例1と同様の実験を行ったときの結果を示すもので
ある。比較例の装置では、放電電力を高めても水素収率
の向上が鈍いのに対し、実施例の装置では放電電力を高
めるにつれ水素収率が顕著に増加しており、投入した電
力が水素変換反応に効率的に使われていることがわか
る。
【0036】図17は、実施例に係る結果を、グラフの
縦横のスケールを拡大して示すものである(×のプロッ
ト点)。他方、○のプロット点は、図1の装置51に代
えて絞り部14を設けた図2の装置52を用いたときの
結果を示すものである。ただし、絞り部14の内周面は
長さ8mm、内径4mmの円筒状であり、絞り部14以
外の部分は図1の装置51と全く同様に設定し、反応条
件も同一に調整して実験を行っている。これを見てもわ
かるとおり、絞り部14を設けて原料ガスの放電ギャッ
プへの集中効率を高めることにより、水素変換効率を明
らかに向上できていることがわかる。
【0037】(実施例3)図18は、濃度10%(水蒸
気2%)のメタンガスを用い、流量を0.1〜1.5L
/分に設定するとともに、図1の装置(実施例)に対し
ては周波数を1kHz、peak to peak電圧を2kV、放
電電力を40Wに設定する一方、図12の装置(比較
例)に対しては周波数を3kHz、peak topeak電圧を
20kV、放電電力を400Wに設定し、同様の実験を
行った結果を比較して示すグラフである。実施例の装置
は、比較例の装置よりも低電圧(低電力)であるにもか
かわらず、比較例の装置よりも圧倒的に良好な水素変換
効率が実現できていることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の第一実施例を示す模式図。
【図2】本発明の装置の第二実施例を示す模式図。
【図3】本発明の装置の第三実施例を示す模式図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】本発明の装置の第四実施例を示す模式図。
【図6】図5の第一電極の構造の詳細を示す図。
【図7】本発明の装置の第五実施例を示す模式図。
【図8】本発明の装置の第六実施例を示す模式図。
【図9】本発明の装置の第七実施例を示す模式図。
【図10】本発明の装置の第八実施例を示す模式図。
【図11】本発明の装置の第九実施例を示す模式図。
【図12】比較例の装置の模式図。
【図13】実施例1に係る実験結果を示す第一のグラ
フ。
【図14】実施例1に係る実験結果を示す第二のグラ
フ。
【図15】実施例1に係る実験結果を示す第三のグラ
フ。
【図16】実施例2に係る実験結果を示す第一のグラ
フ。
【図17】実施例2に係る実験結果を示す第二のグラ
フ。
【図18】実施例3に係る実験結果を示すグラフ。
【符号の説明】
2 反応容器 3,4 電極 G 放電ギャップ g 原料ガス g’ 水素含有ガス 10 ガス供給口 11 ガス排出口 12 供給経路 14 絞り部 15,16 流通経路 25 絶縁体 4h,25h ガス流通孔 31 触媒 51〜59 水素発生装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素原子を含有した有機化合物からなる
    原料ガスから水素ガスを発生させる方法であって、 1対の電極を対向配置して放電ギャップを形成し、か
    つ、それら電極の少なくとも一方を、前記放電ギャップ
    に臨む端部が縮径形状とされた縮径電極とし、前記放電
    ギャップに前記原料ガスを、ガス流が該放電ギャップに
    集中するように供給しながら、それら電極間に電圧印加
    して前記放電ギャップに気体放電を生じさせ、該原料ガ
    スを放電処理して水素ガスを含有した水素含有ガスに変
    換することを特徴とする水素発生方法。
  2. 【請求項2】 ガス供給口とガス排出口とを有する反応
    容器内に前記電極を配置し、前記ガス供給口から導入さ
    れた原料ガスの流れが前記放電ギャップに集中するよう
    に、当該反応容器の内部空間形状を定める請求項1記載
    の水素発生方法。
  3. 【請求項3】 前記反応容器は、それら電極の対向方向
    と平行な軸線周りにおいて、前記放電ギャップを取り囲
    む壁部を有してなるものを用いる請求項2記載の水素発
    生方法。
  4. 【請求項4】 前記1対の電極をなす第一電極及び第二
    電極の対向方向において、第一電極の位置する側から、
    前記放電ギャップを経て第二電極の位置する側に向けて
    前記原料ガスを流通させる請求項3記載の水素発生方
    法。
  5. 【請求項5】 前記縮径電極の先端に前記原料ガス流を
    集合させる絞り部が、前記放電ギャップを取り囲む壁部
    に設けられている請求項4記載の水素発生方法。
  6. 【請求項6】 前記第一電極を前記縮径電極となす請求
    項4又は5に記載の水素発生方法。
  7. 【請求項7】 前記軸線方向において前記第一電極の、
    前記縮径された端部に対し上流側に隣接する電極本体の
    外周面と、これを取り囲む前記反応容器の内周面との間
    に前記放電ギャップに対する前記原料ガスの供給経路を
    形成する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の水素
    発生方法。
  8. 【請求項8】 前記第一電極の内部に、前記放電ギャッ
    プに臨む位置にガス出口が形成された前記原料ガスの流
    通経路を形成する請求項1ないし7のいずれか1項に記
    載の水素発生方法。
  9. 【請求項9】 前記第二電極の、前記第一電極に近い側
    の端面に接する形態にて絶縁体を配置して、その絶縁体
    と前記第一電極との間に前記放電ギャップを形成し、前
    記第一電極と前記第二電極との間の放電を、前記放電ギ
    ャップにおける気中放電と、前記絶縁体表面における沿
    面放電との双方にて生じさせる請求項1ないし8のいず
    れか1項に記載の水素発生方法。
  10. 【請求項10】 前記第二電極と前記絶縁体とに、それ
    らの隣接方向に連通する貫通形態のガス流通孔が形成さ
    れ、前記絶縁体に形成されたガス流通孔の、前記放電ギ
    ャップに面する開口に臨む位置に、前記第一電極の縮径
    された先端が配置されてなる請求項9記載の水素発生方
    法。
  11. 【請求項11】 前記反応容器内には、前記原料ガスの
    流通方向において、前記放電ギャップ位置もしくはそれ
    よりも下流側に、該原料ガスを前記水素含有ガスに変換
    する反応を促進する触媒を配置する請求項1ないし10
    のいずれか1項に記載の水素発生方法。
  12. 【請求項12】 前記電極の対を、前記原料ガスの流通
    方向に沿って直列に配置し、前記原料ガスを、各電極対
    により形成された前記放電ギャップに対し、上流側に位
    置するものから順次供給する請求項1ないし11のいず
    れか1項に記載の水素発生方法。
  13. 【請求項13】 前記電極の対を複数配置し、各電極対
    により形成された前記放電ギャップに対し、個別の供給
    経路にて前記原料ガスを分配供給する請求項1ないし1
    2のいずれか1項に記載の水素発生方法。
  14. 【請求項14】 前記原料ガスは、前記有機化合物とと
    もに水蒸気を含有する請求項1ないし13のいずれか1
    項に記載の水素発生方法。
  15. 【請求項15】 水素原子を含有した有機化合物からな
    る原料ガスから水素ガスを発生させる装置であって、 1対の電極を対向配置して放電ギャップを形成し、か
    つ、それら電極の少なくとも一方を、前記放電ギャップ
    に臨む端部が縮径形状とされた縮径電極とし、前記放電
    ギャップに前記原料ガスを、ガス流が該放電ギャップに
    集中するように供給するガス流集中手段を設け、該集中
    形態にて原料ガスを流通しつつ、前記電極間に電圧印加
    して前記放電ギャップに気体放電を生じさせ、該原料ガ
    スを放電処理して水素ガスを含有した水素含有ガスに変
    換することを特徴とする水素発生装置。
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