JP2003212353A - 粉体の連続供給装置 - Google Patents

粉体の連続供給装置

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JP2003212353A
JP2003212353A JP2002015827A JP2002015827A JP2003212353A JP 2003212353 A JP2003212353 A JP 2003212353A JP 2002015827 A JP2002015827 A JP 2002015827A JP 2002015827 A JP2002015827 A JP 2002015827A JP 2003212353 A JP2003212353 A JP 2003212353A
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Japan
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powder
bottom plate
discharge port
continuous
rotary
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JP2002015827A
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Yasushi Nakazono
安志 中園
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NAKAZONO KOGYOSHO KK
Original Assignee
NAKAZONO KOGYOSHO KK
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 付着性の強い粉体であっても、滑らかで、よ
り精度の高い定量供給が可能な粉体の連続供給装置を提
供する。 【解決手段】 粉体11を貯留し、底板12の一側外周
部に形成された排出口13を介して粉体11を排出する
粉体貯留筒14に、底板12と所定の隙間を開けて開口
部15が形成された隔壁板16と、隔壁板16と底板1
2との間に複数の収容孔46が外周部の周方向に所定の
ピッチで形成された粉体供給用回転体17とを備えた粉
体の連続供給装置10であって、収容孔46は平面視し
て長孔状に形成され、収容孔46の長手方向の中心線が
半径方向に又は半径方向に対して傾斜して配置され、し
かも、隣合う収容孔46の外側端部46aと内側端部4
6bとが排出口13にオーバーラップ可能に配置され、
隔壁板16には、収容孔46に空気等の気体を供給する
ための気体供給口38が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホッパー内に貯留
された例えば、アルミナ、石灰等の付着性の強い粉体を
脈動させることなく、滑らかに連続して供給する粉体の
連続供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホッパー内に貯留された付着性の
強い粉体であるアルミナ、石灰等を連続して供給する粉
体の連続供給装置として、以下に述べる形態のものが知
られている。この形態の粉体の連続供給装置において
は、円筒状のホッパーの底板上に所定の間隔を開けて隔
壁板が設けられており、底板と隔壁板との間には、隔壁
板の開口部を介して落下する粉体を一旦貯留し、底板の
排出口から排出するための多数の収容孔が形成された円
盤状の粉体供給用回転体が設けられている。粉体供給用
回転体はホッパーの底板を貫通して設けられた回転軸に
取付けられている。各収容孔の形状は粉体供給用回転体
の外周部に形成された、半径方向の幅bの環状の孔に厚
さtの仕切り板を放射状に等ピッチで取付けられた構造
となっており、隣り合う収容孔は半径方向にオーバーラ
ップすることなく、周方向に所定のピッチで配置されて
いる。さらに、隔壁板を貫通して設けられた回転軸に
は、複数の撹拌羽根が周方向に所定のピッチで設けられ
ている。従って、撹拌羽根の回転によって、隔壁板の外
周部の一側に形成された開口部を介して粉体が落下し
て、粉体供給用回転体の各収容孔に収容されて回転(約
0.5〜2rpm)して底板上を移動し、底板の一外周
部の収容孔に対応する位置に形成された、孔径bの円形
の排出口から排出されて、次の工程に粉体が連続的に供
給されるようになっている。しかも、付着性の強い粉体
であるため、排出口から連続して排出する際、空気(又
は窒素等の気体)を粉体に噴出して強制的に排出してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の粉体の連続供給装置においては、未だ解決すべき以
下のような問題があった。粉体供給用回転体の収容孔の
回転位置が、円形孔の排出口全体を覆う(カバー)する
位置の場合には、収容孔内の粉体は空気と共に一定量で
排出されるが、しかし、隣り合う収容孔を隔てる仕切り
板が排出口に一部、又は場合によっては全部重なる(オ
ーバーラップする)場合には、排出口にオーバーラップ
する仕切り板の厚さt分に相当する量の粉体が排出され
ないことになり、これによって、粉体の供給量に脈動が
発生するため、滑らかで、より精度の高い連続定量給粉
ができないという問題があった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、付着性の強い粉体であっても、滑らかで、より
精度の高い定量供給が可能な粉体の連続供給装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る粉体の連続供給装置は、粉体を貯留し、底板の一側
外周部に形成された排出口を介して粉体を排出する粉体
貯留筒に、一側外周部には粉体が落下する開口部が形成
され、底板と所定の間隔を開けて設けられた隔壁板と、
隔壁板と底板との間に設けられ、落下する粉体が底板上
に一時的に収容された後、底板の排出口に落下するため
の複数の収容孔が外周部の周方向に所定のピッチで形成
された円盤状の粉体供給用回転体とを備え、粉体供給用
回転体の回転により、粉体貯留筒内の粉体を連続的に供
給する装置であって、収容孔は平面視して長孔状に形成
され、収容孔の長手方向の中心線が半径方向に又は半径
方向に対して傾斜して配置され、しかも、隣合う収容孔
の外側端部と内側端部とが長孔状に形成された排出口に
オーバーラップ可能に配置されると共に、隔壁板には、
収容孔に空気等の気体を供給するための気体供給口が形
成されている。これによって、隔壁板の開口部を介して
落下する粉体は、粉体供給用回転体の各収容孔に順次一
時的に収容されて回転した後、底板の排出口から連続し
て排出されるが、この際、隣合う収容孔の外側端部と内
側端部とが排出口の両端部に順次オーバーラップし、か
つ、この場合のオーバーラップする面積は各収容孔が単
独で排出口とオーバーラップする面積と実質的に同じに
できると共に、排出される粉体に気体供給口から空気等
の気体が噴出される。
【0006】本発明に係る粉体の連続供給装置におい
て、収容孔の長手方向の中心線は、粉体供給用回転体の
回転方向に対して後退側に30〜60°傾斜するように
構成することもできる。これによって、粉体供給用回転
体の回転に伴って収容孔内の粉体には外側に力が作用す
るので、収容孔内の粉体が均一になる。本発明に係る粉
体の連続供給装置において、隔壁板の直上には、粉体を
撹拌する回転羽根が回転方向に対して後退側に傾斜して
設けられ、かつ、回転羽根は回転軸を介して粉体供給用
回転体と一体的に設けることもできる。これによって、
後退側に傾斜した回転羽根により粉体を外側に移動させ
て粉体を均一に撹拌すると共に、粉体供給用回転体と同
一の駆動源を用いることができ、かつ粉体供給用回転体
と同期させて回転することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る粉体の連続供給装置の正断面図、図2は図1の
矢視A−A断面図、図3は本発明の一実施の形態に係る
粉体の連続供給装置の平面図、図4は同粉体の連続供給
装置の要部拡大図である。
【0008】図1〜図3に示すように、本発明の一実施
の形態に係る粉体の連続供給装置10は、内部に粉体1
1を貯留し、底板の一例である環状の下部フランジ12
の一側外周部に形成された排出口13を介して粉体11
を排出する粉体貯留筒14を有している。下部フランジ
12の上方には、下部フランジ12と所定の隙間を開け
て設けられ、その一側外周部には粉体11が落下する開
口部15が形成された隔壁板の一例である環状の中部フ
ランジ16が設けられており、中部フランジ16と下部
フランジ12との間には、上部が円盤状に形成された粉
体供給用回転体17が設けられている。粉体貯留筒14
の側板18の外周下端部には、環状の上部フランジ19
が取付けられており、下部フランジ12、中部フランジ
16及び上部フランジ19が、周方向に所定のピッチで
配置された複数のボルト20、21によって一体的に固
定されている。以下、これらについて詳しく説明する。
【0009】図1に示すように、下部フランジ12及び
中部フランジ16の内側を貫通して、粉体供給用回転体
17を回転駆動する回転軸22が設けられている。回転
軸22の下部には、ベベルギアボックス23内に配置さ
れた従動側ベベルギア(図示せず)がキーにより固定さ
れている。ベベルギアボックス23内には、前記従動側
ベベルギアに1対1で噛合する駆動側ベベルギア(図示
せず)が設けられており、前記駆動側ベベルギアの駆動
軸の入力側は、減速機24(減速比は1/100程度)
の出力軸と一体的に構成されている。減速機24の入力
軸25にはVプーリー26がキーにより固定されてお
り、Vプーリー26は電動モータの出力軸に固定された
Vプーリーに、図示しないVベルトを介して接続されて
いる。なお、図1に示すように、ベベルギアボックス2
3の下端部は、形鋼や板材等を溶接して構成された取付
架台27に複数のボルト28を介して固定されている。
【0010】図1及び図3に示すように、回転軸22の
上端部には、平面視して外形が円形状で、側断面が十字
状の羽根用回転体29がキーを介して取付けられてお
り、羽根用回転体29の外周には、中部フランジ16上
の粉体11を撹拌するための回転羽根30が等ピッチで
4個設けられている。図3に示すように、回転羽根30
は断面が山形に形成されており、粉体11を押圧する側
のテーパ面31は、半径方向先側が矢印で示す回転方向
に対して後退する側に角度β傾斜して配置されている。
かかる構成によって、回転羽根30の回転によって、粉
体11を半径方向外側に撹拌力が作用する効果を奏する
ことができる。
【0011】図1に示すように、羽根用回転体29の上
端には、外形円形の端部押え板32が配置されており、
端部押え板32はボルト33を介して回転軸22の上端
部に固定されている。端部押え板32及びボルト33を
覆って、羽根用回転体29の上端部の外周部に形成され
た雌ねじ34に螺合する雄ねじ35が下内側に形成され
た端部カバー36が着脱可能に設けられている。さら
に、羽根用回転体29の上部及び端部カバー36を覆っ
て、内部に空間を有した外形が円錐形状のシール用キャ
ップ37が羽根用回転体29に着脱可能に設けられてお
り、粉体11が回転軸22等に入るのを防止している。
【0012】図1及び図3に示すように、中部フランジ
16の半径方向の中間位置には、中部フランジ16上に
貯留した粉体11を回転羽根30により撹拌して粉体供
給用回転体17に落下させる開口部15が形成されてお
り、開口部15の形状は、周方向に沿った所定の幅W
で、所定の長さ(円周の1/4〜1/15)となってい
る。図1及び図4に示すように、中部フランジ16の外
周部で開口部15と対向する側の下端部には、粉体供給
用回転体17に落下して搬送された粉体11を排出口1
3から強制的に排出するために、空気又は窒素ガス等の
気体を供給するための長孔状の気体供給口38が半径方
向に形成されている。気体供給口38の上端の中部フラ
ンジ16内には、気体供給口38に連通する気体供給用
の連通穴39が外側に向けて水平に形成され、連通穴3
9の端部は接続金具40を介して気体供給管41に接続
されている。気体供給口38は、粉体供給用回転体17
の後述する隣合う収容孔46の外側端部46aと内側端
部46bをカバーする長さに形成されており、幅B2
長さL2 となっている。
【0013】図1の拡大図に示すように、開口部15と
略同じ半径の周方向の中部フランジ16の下面には、リ
ング状の突出部42が形成されており、開口部15は中
部フランジ16を厚さ方向に挿通して形成された孔とな
っている。図1及び図2に示すように、粉体供給用回転
体17は、回転軸22の高さ方向の中間部にキーを介し
て固定された内側のボス部43と、ボス部43の上端部
の外側に設けられた円盤部44とを備えている。図1の
拡大図に示すように、円盤部44の外周部の表面には、
中部フランジ16の突出部42が係合するリング状の凹
部45が形成されている。中部フランジ16の突出部4
2の下面42a直下の円盤部44には、図2に示すよう
に、周方向に所定のピッチで配置され、中部フランジ1
6の開口部15及び気体供給口38に連通する複数(本
実施の形態では36個)の収容孔46が長孔状に形成さ
れている。
【0014】図2及び図4に示すように、36個の収容
孔46は10°ピッチで配置されており、各収容孔46
は平面視して、幅B、厚さH(図1の拡大図参照)及び
長さL(ただし、両端部は直径Bの半円形)の長孔状に
形成されており、粉体供給用回転体17の回転位置(図
4参照)において、隣合う収容孔46の外側端部46a
と内側端部46bとがそれぞれ、下部フランジ12に長
孔状に、かつ放射状に形成された排出口13の両端部に
対してオーバーラップして配置されている。排出口13
は平面視して、幅B1 、長さL1 に形成されている。な
お、収容孔46内の粉体11がすべて排出口13へ落下
するように、排出口13の長さL1 は、収容孔46の外
側端部46a及び内側端部46bをカバーした長さとし
ている。
【0015】図4に示すように、気体供給口38は平面
視して排出口13の中に含まれる配置となっている。収
容孔46の長手方向の中心線m−mは、半径方向の直線
n−nに対して45°の角度αで、回転方向に対して後
退側に傾斜している。なお、角度αは30〜60°、好
ましくは、40〜50°としている。角度αが30°未
満では、収容孔46内の粉体11が均一に充填されず、
また、角度αが60°を超えると、収容孔46内の粉体
11が均一に充填されず、しかも、粉体11の供給量に
対して装置が大型化する。
【0016】従って、中部フランジ16の開口部15を
介して粉体供給用回転体17の収容孔46内に落下した
粉体11は、下部フランジ12を介して一時的に収容さ
れて回転されながら、先行する収容孔46の中間部と排
出口13とのオーバーラップ、次いで、先行する収容孔
46の外側端部46a及び後行する収容孔46の内側端
部46bと排出口13とのオーバーラップ、さらに、後
行する収容孔46の中間部と排出口13とのオーバーラ
ップを順次繰り返すことになる。この際、先行する収容
孔46の中間部と排出口13とのオーバーラップ及び後
行する収容孔46の中間部と排出口13とのオーバーラ
ップの面積と、先行する収容孔46の外側端部46a及
び後行する収容孔46の内側端部46bと排出口13と
のオーバーラップの面積を実質的に同じになるように設
定しておけば、粉体供給用回転体17の収容孔46内の
粉体11は実質的に一定量で落下する。
【0017】この結果、排出口13からの落下量の変動
を極めて小さく抑えることができるので、供給量の脈動
を回避することができる。なお、理想的には、粉体供給
用回転体17の任意の回転位置において落下量が一定に
なるように、粉体供給用回転体17の回転速度、及び収
容孔46と排出口13とのオーバーラップ面積を考慮し
て、収容孔46と排出口13の形状、大きさ等を決定す
ることができる。
【0018】図1に示すように、下部フランジ12と粉
体供給用回転体17のボス部43との間には、上部は筒
状に下部は環状のフランジ状に形成され、下方から装着
可能なシール用部材47が設けられており、シール用部
材47は、さらに下方から装着可能なパッキン押え48
にボルト49を介して固定されている。パッキン押え4
8によって圧縮されるパッキン50(図1では4個)
は、ボルト49に螺合するナット51によって押圧が調
整されるようになっている。ベベルギアボックス23の
上端面52と下部フランジ12の下端面53との間に
は、上、下端にそれぞれ環状のフランジ54、55を備
え、フランジ54、55を連結する短尺のパイプ56を
有する密封カバー57がボルト58、59を介して着脱
可能に設けられている。
【0019】なお、図1に示すように、粉体11が装置
の外部に漏れないように、各構成部品間には、シール用
の各種パッキン類が装着されている。なお、図1中の符
号60、61はそれぞれ、ベベルギアボックス23の下
端部中心に設けられた端面カバー、端面カバー60を回
転軸22の下端部に取付けるボルトを表している。ま
た、符号62、63はそれぞれ、排出口13を覆うシュ
ート、シュート62の先端に接続された供給管を表して
いる。なお、図1において、ボルトは隠れている場合で
あっても、明確に示すために実線で示している。
【0020】次いで、本発明の一実施の形態に係る粉体
の連続供給装置10の作用について、図を参照しながら
説明する。 (1)電動モータを駆動して、回転軸22を介して回転
羽根30及び粉体供給用回転体17を回転する。 (2)粉体貯留筒14内の、シール用キャップ37を除
く中部フランジ16上に貯留している粉体11は回転羽
根30により撹拌されながら、開口部15を介して、回
転羽根30と一体的に回転している粉体供給用回転体1
7の各収容孔46内に落下する。
【0021】(3)各収容孔46に一旦貯留された粉体
11は、密封状態で中部フランジ16の突出部42と下
部フランジ12の上面とに挟まれて回転移動する。 (4)粉体供給用回転体17の収容孔46が下部フラン
ジ12の排出口13の上(同時に、中部フランジ16の
気体供給口38の下)に移動すると、気体供給口38か
ら常時噴出される空気と共に、収容孔46内の粉体11
が排出口13を介して排出される。 (5)この際、図4に示すように、先行する収容孔46
の外側端部46aと、先行する収容孔46と隣り合う、
後行の収容孔46の内側端部46bとがそれぞれ、排出
口13の両端部で順次オーバーラップするので、粉体供
給用回転体17の回転に沿って、収容孔46とオーバー
ラップする排出口13の面積を連続して略一定に維持す
ることができ、これによって、連続して排出される粉体
11の排出量が略一定となる。
【0022】前記実施の形態においては、粉体貯留筒1
4の側板18は、上部フランジ19及び中部フランジ1
6を介してボルト20、21により下部フランジ12に
分割可能に組立てたが、これに限定されず、必要に応じ
て、側板を下部フランジに直接取付けると共に、中部フ
ランジを該側板に取付けることもできる。収容孔46の
長手方向の中心線m−mは、粉体供給用回転体17の回
転方向に対して後退側に傾斜して配置したが、これに限
定されず、状況に応じて、粉体供給用回転体の回転方向
に対して前進側に傾斜して配置することも又は半径方向
(放射状)に配置することもできる。中部フランジ16
に突出部42を形成し、突出部42に掛合する凹部45
を粉体供給用回転体17の円盤部44に形成したが、こ
れに限定されず、必要に応じて、突出部及び凹部を省略
しても構わない。収容孔46の形状は、幅Bで、長さL
の長孔としたが、これに限定されず、必要に応じて、そ
の他の形状の長孔としても構わない。
【0023】下部フランジ12の排出口13及び中部フ
ランジ16の気体供給口38は、長孔状に形成され、放
射状(半径方向)に配置したが、これに限定されず、収
容孔46の配置及び形状等に応じて、その他の形状に形
成しても構わないし、また、半径方向に傾斜させて配置
することもできる。回転羽根30と粉体供給用回転体1
7とは回転軸22を介して一体的に回転させたが、これ
に限定されず、必要に応じて、別々に回転することもで
きる。また、回転羽根30を回転方向に対して後退側に
傾斜して設けたが、これに限定されず、状況に応じて、
放射状に設けたり、又は前進側に傾斜して設けることも
できる。
【0024】
【発明の効果】請求項1〜3記載の粉体の連続供給装置
においては、隔壁板の開口部を介して落下する粉体は、
粉体供給用回転体の各収容孔に順次一時的に収容されて
回転した後、底板の排出口から連続して排出されるが、
この際、隣合う収容孔の外側端部と内側端部とが排出口
の両端部に順次オーバーラップし、かつ、この場合のオ
ーバーラップする面積は各収容孔が単独で排出口とオー
バーラップする面積と実質的に同じにできると共に、排
出される粉体に気体供給口から気体が噴出されるので、
付着性の強い粉体であっても、供給量の脈動を回避し、
滑らかで、より精度の高い定量供給が可能となる。
【0025】特に、請求項2記載の粉体の連続供給装置
においては、粉体供給用回転体の回転に伴って収容孔内
の粉体には外側に力が作用するので、収容孔内に粉体が
均一に収納され、これにより、さらに精度の高い定量供
給が可能となる。請求項3記載の粉体の連続供給装置に
おいては、後退側に傾斜した回転羽根により粉体を外側
に移動させて粉体を均一に撹拌するので、より精度の高
い定量供給が可能となると共に、粉体供給用回転体と同
一の駆動源を用いることができ、かつ粉体供給用回転体
と同期させて回転することができるので、装置が簡略化
され、かつ回転の制御が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る粉体の連続供給装
置の正断面図である。
【図2】図1の矢視A−A断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る粉体の連続供給装
置の平面図である。
【図4】同粉体の連続供給装置の要部拡大図である。
【符号の説明】
10:粉体の連続供給装置、11:粉体、12:下部フ
ランジ(底板)、13:排出口、14:粉体貯留筒、1
5:開口部、16:中部フランジ(隔壁板)、17:粉
体供給用回転体、18:側板、19:上部フランジ、2
0、21:ボルト、22:回転軸、23:ベベルギアボ
ックス、24:減速機、25:入力軸、26:Vプーリ
ー、27:取付架台、28:ボルト、29:羽根用回転
体、30:回転羽根、31:テーパ面、32:端部押え
板、33:ボルト、34:雌ねじ、35:雄ねじ、3
6:端部カバー、37:シール用キャップ、38:気体
供給口、39:連通穴、40:接続金具、41:気体供
給管、42:突出部、42a:下面、43:ボス部、4
4:円盤部、45:凹部45、46:収容孔、46a:
外側端部、46b:内側端部、47:シール用部材、4
8:パッキン押え、49:ボルト、50:パッキン、5
1:ナット、52:上端面、53:下端面、54、5
5:フランジ、56:パイプ、57:密封カバー、5
8、59:ボルト、60:端面カバー、61:ボルト、
62:シュート、63:供給管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体を貯留し、底板の一側外周部に形成
    された排出口を介して前記粉体を排出する粉体貯留筒
    に、一側外周部には前記粉体が落下する開口部が形成さ
    れ、前記底板と所定の隙間を開けて設けられた隔壁板
    と、前記隔壁板と前記底板との間に設けられ、落下する
    前記粉体が前記底板上に一時的に収容された後、前記底
    板の排出口に落下するための複数の収容孔が外周部の周
    方向に所定のピッチで形成された円盤状の粉体供給用回
    転体とを備え、該粉体供給用回転体の回転により、前記
    粉体貯留筒内の前記粉体を連続的に供給する装置であっ
    て、前記収容孔は平面視して長孔状に形成され、該収容
    孔の長手方向の中心線が半径方向に又は半径方向に対し
    て傾斜して配置され、しかも、隣合う前記収容孔の外側
    端部と内側端部とが長孔状に形成された前記排出口にオ
    ーバーラップ可能に配置されると共に、前記隔壁板に
    は、前記収容孔に空気等の気体を供給するための気体供
    給口が形成されていることを特徴とする粉体の連続供給
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の粉体の連続供給装置にお
    いて、前記収容孔の長手方向の前記中心線は、前記粉体
    供給用回転体の回転方向に対して後退側に30〜60°
    傾斜していることを特徴とする粉体の連続供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の粉体の連続供給装
    置において、前記隔壁板の直上には、前記粉体を撹拌す
    る回転羽根が回転方向に対して後退側に傾斜して設けら
    れ、かつ、前記回転羽根は回転軸を介して前記粉体供給
    用回転体と一体的に設けられていることを特徴とする粉
    体の連続供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008150154A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Sumitomo Chemical Co Ltd 粉粒体定量排出器
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