JP2003212127A - 簡易保冷カート - Google Patents

簡易保冷カート

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JP2003212127A
JP2003212127A JP2002011398A JP2002011398A JP2003212127A JP 2003212127 A JP2003212127 A JP 2003212127A JP 2002011398 A JP2002011398 A JP 2002011398A JP 2002011398 A JP2002011398 A JP 2002011398A JP 2003212127 A JP2003212127 A JP 2003212127A
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JP
Japan
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cold air
cart
product
cover
refrigerator
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JP2002011398A
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Yoshio Hirose
好生 広瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生鮮食品の鮮度保持を効率的に行うことがで
きる簡易保冷カートを提供する。 【解決手段】 台車1に設けた商品棚2を、開閉可能な
カバー3で覆った。前記商品棚2の支柱13にフレキシ
ブルチューブPを接続し、このフレキシブルチューブP
及び支柱13を通して、冷蔵庫等の排気筒5から排出さ
れる冷気を商品棚2に導入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は商品を一時的に保
冷する簡易保冷カートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばスーパーマーケットの調理
場においては、魚の刺身等の生鮮食品を、トレー等の容
器に盛り付けてフイルムで包装することが行われてい
る。この生鮮食品の包装作業においては、調理台で例え
ば刺身を造り、この刺身をトレーに盛り付けた後、予め
調理台の近くに配置しておいた棚付きのカートに積載す
る作業を繰り返し、刺身を盛り付けたトレーが当該カー
トに所定数量溜まった時点で、これらをカートにより所
定位置に搬送してフイルムで包装している。
【0003】ところが、前記カートに積載された刺身
は、所定量がカートに溜まるまでの間、室温にさらされ
ることから、その鮮度が低下することがある。そこで、
鮮度低下が生じない程度の短い時間毎に、カートに積載
した刺身を当該カートにより冷蔵庫まで搬送し、トレー
とともに刺身をカートから冷蔵庫に移載して一時的に冷
蔵している。そして、ある程度の冷蔵量に達した時点
で、刺身を冷蔵庫から再びカートに移載して包装場所ま
で搬送している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いては、刺身等の生鮮食品の鮮度を保持するために、ト
レーに盛り付けた生鮮食品を、冷蔵庫に搬送したり、冷
蔵した生鮮食品を取り出したりする作業を頻繁に行う必
要があり、しかもその都度、生鮮食品をカートと冷蔵庫
との間で移載する必要があるので、その手間が煩わしく
鮮度保持に多くの工数がかかるという問題があった。こ
の発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、生鮮
食品の鮮度保持を効率的に行うことができる簡易保冷カ
ートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のこの発明の簡易保冷カートは、商品の収納部を有する
台車と、少なくとも前記商品の収納部を覆うとともに、
商品出し入れ用の開閉可能な開口を有するカバーと、冷
蔵庫又は冷凍庫の排気筒からカバーの内部に冷気を導入
するための冷気導入部とを備えるものである(請求項
1)。このような構成の簡易保冷カートによれば、冷蔵
庫又は冷凍庫の排気筒から排出される冷たい空気を、前
記冷気導入部を通してカバーの内部に導入して、前記収
納部に収納した商品を冷却することができる。
【0006】前記簡易保冷カートにおいて、前記商品の
収納部が、天板及び棚板を複数本の支柱で支持した商品
棚であり、前記冷気導入部が、少なくとも1本の支柱の
内部と、当該支柱に形成された冷気供給孔を通して商品
棚の各段部毎に冷気を導入するものであってもよい(請
求項2)。この場合には、簡素な構成で商品棚の各段部
に対して冷気を均一且つ効率的に導入することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の簡易保冷カート
の実施の形態について添付図面を参照しながら説明す
る。図1は、この発明の簡易保冷カートの一実施形態を
示す一部欠截斜視図である。この簡易保冷カートは、上
部に商品収納部としての商品棚2を構成した台車1と、
この商品棚2を覆う開閉可能なカバー3と、前記カバー
3の内部に冷気を導入するための冷気導入部4とを備え
ている。
【0008】前記商品棚2を構成した台車1は、スーパ
ーマーケット等で従来から使用されているものをそのま
ま使用している。すなわち、前記商品棚2は、底板2
0、天板21及び複数枚の棚板22を所定間隔毎に配置
した直方体形状のものであり、前記底板20の下面四隅
にキャスター12が取り付けられている。また、前記底
板20の上面四隅には中空の支柱13が立設されてお
り、各支柱13の上端部に前記天板21が、各支柱13
の途中部に前記棚板22がそれぞれ取り付けられてい
る。前記底板20、天板21及び棚板22は合成樹脂に
よって形成されており、それぞれ前記支柱13に取り付
けられる枠部Wと、この枠部Wどうしを連結する十字形
の連結竿Hとを備えている。また、前記天板21及び棚
板22の四隅には、支柱13を通すための貫通孔23が
形成されている。さらに、前記商品棚2の各段部には、
トレーTに盛り付けた状態で一旦収納した生鮮食品S
を、各段毎に一括して取り出せるようにパイレス24が
載置されている。このパイレス24は棚板22よりも一
回り小さいトレー状のものであり、商品棚2の短辺側か
ら出し入れすることができる。なお、前記支柱13の上
端部は天板21の上面に露出している。
【0009】前記カバー3は合成樹脂製の透明シートか
らなり、商品棚2を含む台車1全体を包囲している。こ
のカバー3は、台車1全体がすっぽり入る直方体に形成
されており(図2参照)、その底部の四隅には、台車1
のキャスター12をカバー3から露出させるための開口
31が、天井部の一つの隅部には後述するフレキシブル
チューブPを支柱13に接続するための開口32がそれ
ぞれ形成されている。また、このカバー3は、台車1を
覆ったり台車1から取り外したりできるように、所定部
が展開若しくは開放可能になっている。図の場合、カバ
ー3の底部3aを開放できるように、当該底部3aの三
つの辺部と、これら辺部に対応するカバー3の3つの側
面の下端縁とが、ファスナーによって切離可能に接続さ
れている。前記カバー3は、台車1から取り外すことに
より、商品棚2の内部等を容易且つ能率的に清掃するこ
とができる。
【0010】前記カバー3の短辺側の一側面には、トレ
ーTに盛り付けた刺身等の生鮮食品Sを商品棚2に対し
て出し入れできるように、開閉可能な開口部32が形成
されている。この開口部32は各段毎に複数個設けられ
ており、それぞれ合成樹脂シートからなるスカート34
によって開放可能に覆われている。このスカート34
は、カバー3の前記開口部32に対応する部分を、その
上縁を残して一定幅ずつリボン状に切断することによっ
て形成されたものである。また、前記開口部32は、商
品棚2に収納した生鮮食品Sをパイレス24とともに取
り出し可能な範囲で最小限の大きさに形成されている。
【0011】冷気導入部4は、4本の支柱13のうちの
1本の内部と、この1本の支柱13の管壁に貫通形成さ
れた冷気供給孔41とを通して冷気を商品棚2内に供給
するものである。前記冷気供給孔41は、商品棚2の各
段部毎に上下方向に沿って複数個ずつ形成されている。
前記冷気導入部4の上端には、必要により管継手を介し
てフレキシブルチューブPの一端部がはめ込まれてい
る。前記フレキシブルチューブPの他端部は、冷蔵庫の
排気筒(換気筒)5に接続されており、この排気筒5か
ら排出される冷気の一部を、当該フレキシブルチューブ
P、これに連通する支柱13の内部及び前記冷気供給孔
41を通してカバー3の内部に導入できるようになって
いる。なお、前記フレキシブルチューブPは、必要に応
じて台車1を移動できるように、当該支柱13に対して
抜き取り可能にはめ込まれている。また、前記排気筒5
には、フレキシブルチューブPに対する冷気の給排を制
御するためのダンパ51を設けておく。
【0012】以上の構成の簡易保冷カートによれば、ト
レーTに盛った生鮮食品Sを、商品棚2に収納したま
ま、冷蔵庫の排気筒5から排出される冷気によって冷却
して、その鮮度が低下するのを防止することができる。
このため、トレーTに盛った生鮮食品Sを鮮度保持のた
めに冷蔵庫で一時的に冷蔵する必要がない。したがっ
て、当該生鮮食品Sを冷蔵庫に搬送したり、冷蔵した生
鮮食品Sを取り出したりする手間が不要となり、その
分、生鮮食品Sを鮮度保持するための工数を削減するこ
とができる。また、前記冷気導入部4が、支柱13の内
部と冷気供給孔41とを通して商品棚2の各段部毎に供
給するので、簡素な構造で商品棚2の各段部に対して冷
気を均一且つ効率的に導入することができる。
【0013】しかも、冷蔵庫の排気筒5から排出される
冷気を利用してカバー3内を冷却するので、簡易保冷カ
ートの製造コスト及びランニングコストを安くすること
ができる。さらに、カバー3が台車1をすっぽり覆って
いるので、その開口部32が最小限の大きさに形成され
ている点と相まって、保冷効果に優れるものとなる。さ
らに、従来の台車を大幅な改造を加えることなく使用す
ることができるので、より一層コスト負担の少ないもの
となる。
【0014】なお、前記カバー3は、台車1全体ではな
く少なくとも商品棚2を覆うものであればよく、その材
質としては、前記合成樹脂シートの他、樹脂ボードや金
属板等、種々のものを採用することができる。また、前
記冷気導入部4は、複数本の支柱13に対してフレキシ
ブルチューブPを接続するか、或いは複数本の支柱13
どうしを連通させることにより、複数本の支柱13の内
部を通して冷気を導入するようにしてもよい。さらに、
前記フレキシブルチューブPの一端部側には、氷塩水噴
霧器7(図1参照)を接続しておいてもよく、この場合
には、商品棚2に収納した生鮮食品Sに対して冷気とと
もに氷塩水を供給することができるので、当該生鮮食品
Sが乾燥するのを防止することができる。また、特に夏
場においては、前記フレキシブルチューブPを冷凍庫の
排気筒に接続して、当該冷凍庫の排気によって商品棚2
の生鮮食品Sを冷却するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明の簡易保冷カー
トによれば、商品収納部に収納した生鮮食品をそのまま
保冷することができるので、当該生鮮食品を冷蔵庫まで
搬送して冷蔵する必要がない。したがって、生鮮食品の
鮮度保持を効率的に行うことができる。しかも、冷蔵庫
等の排気筒から排出される冷気を利用して冷却するもの
であるので、製造コスト及びランニングコストを安くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る簡易保冷カートの
一部欠截斜視図である。
【図2】カバーの一部欠截斜視図である。
【符号の説明】
1 台車 13 支柱 2 商品棚(商品収納部) 3 カバー 31 開口 4 冷気導入部 41 冷気供給孔 5 排気筒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の収納部を有する台車と、 少なくとも前記商品の収納部を覆うとともに、商品出し
    入れ用の開閉可能な開口を有するカバーと、 冷蔵庫又は冷凍庫の排気筒からカバーの内部に冷気を導
    入するための冷気導入部とを備えることを特徴とする簡
    易保冷カート。
  2. 【請求項2】前記商品の収納部が、天板及び棚板を複数
    本の支柱で支持した商品棚であり、前記冷気導入部が、
    少なくとも1本の支柱の内部と、当該支柱に形成された
    冷気供給孔とを通して商品棚の各段部毎に冷気を導入す
    る請求項1記載の簡易保冷カート。
JP2002011398A 2002-01-21 2002-01-21 簡易保冷カート Withdrawn JP2003212127A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286485A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Kanto Kogyo Kk 収納庫及び物品輸送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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