JP2003211814A - グラビア印刷方法及びこの方法により作成された印刷物 - Google Patents

グラビア印刷方法及びこの方法により作成された印刷物

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JP2003211814A
JP2003211814A JP2002011210A JP2002011210A JP2003211814A JP 2003211814 A JP2003211814 A JP 2003211814A JP 2002011210 A JP2002011210 A JP 2002011210A JP 2002011210 A JP2002011210 A JP 2002011210A JP 2003211814 A JP2003211814 A JP 2003211814A
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Hiroyuki Kawashima
大幸 川島
Koji Otani
浩二 大谷
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、水性グラビアインキを用いて、版
かぶり性、ライト部の着肉性(ドットスキップ)、網点
形状(ドーナツ現象)が優れ、高い作業効率や経済性を
有するグラビア印刷方法を提供する。 【解決手段】 ゴム硬度75から90Hsの圧胴、刃先
の厚みが50から70μmのセラミックメッキドクター
ブレード、クロム硬度950から1100Hvの版(グ
ラビアシリンダー)、および水性グラビアインキを用い
て印刷物を作成するグラビア印刷方法。水性グラビアイ
ンキとして、多くとも黄、紅、藍、墨、赤(ないしは
橙)、草(ないしは緑)、紫、白の基本8色と透明黄、
金、銀、および色濃度調整用のほぼ透明なメジウム(必
要に応じて体質顔料を含む)を含む12色ベースインキ
を用意し、印刷原稿に応じて必要なベースインキの色の
掛け合せで行う、又は該基本8色のベースインキのうち
必要なインキを混合して作成した1色以上の特色インキ
を用いて行うグラビア印刷方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙やプラスチック
フィルム等へ水性グラビアインキを好適に印刷する方法
およびこの方法により作成された印刷物に関する。更に
詳しくは、水性グラビアインキを用いてグラビア印刷す
る際に最適な、圧胴、ドクターブレード、版、水性グラ
ビアインキなどを含む印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】グラビア印刷は、例えば、特開昭52-744
03号公報、特公昭55-36512号公報及び特公昭58-48037号
に開示されるように、被印刷体に美粧性、機能性を付与
させる目的で広く用いられている。近年、例えば、特開
2001-1664号公報に開示されるように、印刷インキ業界
において有機溶剤による火災発生の危険性の見地からま
すますグラビアインキの水性化への要望が強まってい
る。
【0003】図1に概略的に示すように、グラビア印刷
は表面に凹状のセル1aが形成された版(グラビアシリ
ンダー)1にグラビアインキ2を供給し、ドクターブレ
ード3により版(グラビアシリンダー)1表面の余分な
グラビアインキ2を掻き落とした後、紙やプラスチック
等の被印刷体4をゴム表面の圧胴5により版(グラビア
シリンダー)1表面に押し付けてセル1a内のインキ2
aを被印刷体4表面上に転移させて印刷を行うものであ
る。しかしながら、従来の水性グラビアインキを用いた
印刷においては、溶剤型印刷インキと比較してドクター
ブレード3や版(グラビアシリンダー)1の摩耗が進む
と、版(グラビアシリンダー)1表面の余分な印刷イン
キ2を充分に掻き落とせず、被印刷体である紙やフィル
ムの印刷インキが本来転移してはならない余白部分(非
画線部)に印刷インキが付着してしまう版かぶり性とい
う印刷不良が発生する問題点があった。また、版(グラ
ビアシリンダー)1の摩耗が進むと、グラビアインキ2
の転移量が低下し本来の印刷濃度が得られないという印
刷不良が発生する問題点もあった。
【0004】水性グラビアインキは、溶剤型インキと比
較して、版の低版深部(ライト部)において凹状のセル
からインキが抜けにくく、網点の欠損(インキの未転移
部分)、いわゆるドットスキップが発生しやすいという
問題点があった。また、ポリオレフィン系フィルムに印
刷する場合、網点が均一に形成されず、中央部分にヌケ
が生じるいわゆるドーナツ現象が出て印刷物の品質が劣
るという問題があった。
【0005】また、プラスチックフィルムへグラビア印
刷を行う場合、プラスチックフィルムの熱による伸びを
防ぐため、乾燥温度は40から80℃程度であることが
一般的である。該乾燥温度は水の沸点以下のため、溶剤
型インキを通常使用している一般のグラビア印刷機で水
性グラビアインキを十分乾燥させるには印刷速度を低下
させなければならず、単位時間当たりの生産量が少なく
なる。即ち、トータルコストを溶剤型インキと比較した
場合、水性グラビアインキはコストアップになるという
問題点があった。
【0006】さらに、従来のグラビア印刷に使用するグ
ラビアインキは、黄、紅、藍、墨の4色のインキを使用
してこれらの4色のプロセス印刷により写真部分等を印
刷するが、原稿によりコーポレイト・カラー又はデザイ
ナー・カラーとも呼ばれる特に高彩度色を必要とする色
の場合は、特練した特色(又は指定色)インキを使用し
ていた。しかし、原稿毎に必要とする特色インキが異な
るため、特色インキの数は非常に多くなり、管理及び在
庫維持が煩わしかった。このため、特開2001-260516号
公報に開示されるように、黄、紅、藍、墨の4色に橙、
緑、紫を加えた7色インキを使用をして、特色(又は指
定色)インキもこれらの7色の中のインキの組合せ用い
てプロセス印刷して印刷することにより、インキの管理
及び維持を簡単にすることが提案されている。
【0007】しかし、上記の7色インキの構成では、こ
れらのインキの組合せのプロセス印刷により、高彩度の
金や銀の色を印刷することは困難であるという問題点が
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術に基づく既存の水性グラビアインキを用いた印刷方
法では解決し得なかった前記の欠点を解決することであ
る。即ち、水性グラビアインキを用いて、版かぶり性、
ライト部の着肉性(ドットスキップ)、網点形状(ドー
ナツ現象)が優れ、高い作業効率や経済性を有するグラ
ビア印刷方法およびこの方法により作成された印刷物を
提供することにある。
【0009】また、本発明の目的は、在庫管理が容易な
インキの組合せにより、高彩度の金や銀も含む高彩度色
の印刷が可能なグラビアインキの組合せを提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の如
き従来の問題点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ゴ
ム硬度75から90Hsの圧胴、刃先の厚みが50から
70μmのセラミックメッキドクターブレード、クロム
硬度950から1100Hvの版(グラビアシリンダ
ー)、および水性グラビアインキを用いて印刷物を作成
すると、版かぶり性、ライト部の着肉性(ドットスキッ
プ)、網点形状(ドーナツ現象)が従来より大幅に向上
し、更にはインキの使用効率が向上しトータルとしての
経済性を大幅に高めることができることを見出し、本発
明に至った。
【0011】すなわち、本発明の第1の発明は、ゴム硬
度75から90Hsの圧胴、刃先の厚みが50から70
μmのセラミックメッキドクターブレード、クロム硬度
950から1100Hvの版(グラビアシリンダー)、
および水性グラビアインキを用いて印刷物を作成するグ
ラビア印刷方法である。
【0012】第2の発明は、印刷直前にポリオレフィン
系フィルムの印刷面をコロナ処理機またはプラズマ処理
機により表面処理したのち行う請求項1記載のグラビア
印刷方法である。
【0013】第3の発明は、水性グラビアインキとし
て、多くとも黄、紅、藍、墨、赤(ないしは橙)、草
(ないしは緑)、紫、白の基本8色と透明黄、金、銀、
および色濃度調整用のほぼ透明なメジウム(必要に応じ
て体質顔料を含む)を含む12色ベースインキを用意
し、印刷原稿に応じて必要なベースインキの色の掛け合
せで行う、または該基本8色のベースインキのうち必要
なインキを混合して作成した1色以上の特色インキを用
いて行うグラビア印刷方法である。
【0014】第4の発明は、第1〜第3の発明いずれか
記載のグラビア印刷方法により作成されたことを特徴と
する印刷物である。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の水性グラビアイン
キ印刷方法について詳細に説明する。本発明に用いられ
る例えば図1に示されるような圧胴5は、ゴム硬度75
から90Hsである。ゴム硬度の測定方法は、JISZ
2246ショア硬度試験方法に規定されおり、簡易的に
はJISスプリング式硬さ試験機A型(JISK630
1)を用いて測定され、ショア硬度Hsとして表記され
る。ゴム硬度が75Hsより小さいとドットスキップな
ど網点の抜けが発生し、90Hsより大きいと中央部分
の圧ヌケがおこり正常に印圧がかかりにくくなる。ゴム
硬度が85から90Hsの圧胴5の場合、該圧ヌケを防
止するのため、圧胴5は完全な円筒形状ではなく、やや
凸状のいわゆるクラウン形状としたほうが好ましい。ク
ラウン形状の程度は、印刷速度や印圧(圧胴にかけられ
る荷重)などにより適宜決定される。
【0016】圧胴ゴムの材質としては、一般の印刷機に
使用されているものでよく、例えばブチルゴムやNBR
(ニトリルブタジエンゴム)、EPT(エチレンプロピ
レン共重合ゴム)、シリコンゴム、天然ゴムなどを挙げ
ることができる。圧胴を版に押し当てる力(印圧)は、
圧胴の硬度・材質、印刷速度、被印刷体の種類などによ
り適宜調整されるが、ドットスキップなど網点の抜けが
発生し易い場合、高めに設定することが好ましい。
【0017】また、水性グラビアインキは溶剤型インキ
と比較しいわゆる圧胴汚れが劣るため、インキが圧胴に
付着し難くするため、圧胴の表面を撥水性にしておくと
好ましい。例えば、テフロン(登録商標)やフッ素コー
トなどを表面に施すことができる。
【0018】図2Aに概略的に示されるように、本発明
に用いられるセラミックメッキドクター3の刃先3aの
厚みは、50から70μmである。刃先3aの厚みが5
0μmより薄いと耐久性などが劣り、70μmより厚い
と版かぶり性などが劣る。該セラミックメッキドクター
3は、スチールなどの母材31の上下にセラミック層3
2を有するものであり、プラズマジェットによる溶射
法、プラズマなどによるCVD法などの方法により製造
されるが、理論密度80%以上のセラミック33が形成
できれば特定するものではない。また、セラミック32
と下地金属31の接着性および熱膨張の整合性をとるた
めに、この間に金属や他のセラミックを形成してもよ
い。母材31およびセラミック層32各々の厚みは特に
規定ないが、耐久性から、母材31の厚みが30から6
0μm、セラミック層32の厚みが5から10μmであ
ることが好ましい。
【0019】セラミック32の材質としては、一般的な
セラミックメッキドクターに使用されているものでよ
く、例えば、Cr23、TiO2、Al23などの酸化
物、TiN、Si34、AlNなどの窒化物、CrC、
TiC、SiCなどの炭化物などを挙げることができ
る。母材31の材質としては、一般的に用いられている
例えばスチール、炭素鋼、ステンレス鋼などを挙げるこ
とができる。セラミック層は、ダイアモンド粒子の研磨
紙などを用いて先端部を平滑に仕上げられることが好ま
しい。このようなセラミックメッキドクターは、富士商
興株式会社、日本エスケイ株式会社、東京製作所株式会
社などから入手できる。
【0020】セラミックメッキドクターは、刃先が波う
たないように限りなく直線になるよう印刷機に装着する
ことが好ましい。また、いわゆるドクター角度は、60
度×60度を基準に±10度前後に調整することが好ま
しい。セラミックドクターの装着は、ドクターホルダー
の形状によるが、一般的な背当て板を用いる方法では、
図2Bに示すようにドクターホルダー34から背当て板
35の出し幅20±5mm、背当て板35からセラミッ
クドクター3の出し幅4±2mmに調整することが好ま
しい。印刷中に該ドクターを版に押し当てる力(ドクタ
ー圧)は、印刷初期において軽めにし、印刷が進むにつ
れドクター圧を高めていくと、磨耗と版かぶり性の点か
ら有利である。一例として、いわゆるドクター圧1.5
kg/cm2で印刷を開始し、その後順次ドクター圧を
3.5kg/cm2程度まで挙げていくことが好まし
い。また、インキをセットし印刷を行わず版を回転させ
る状態(いわゆるアイドリング状態)は、ドクター圧を
軽めに、例えば1.0kg/cm2以下とするほうが好
ましい。
【0021】本発明に用いられる版(グラビアシリンダ
ー)は、表面のクロム硬度が950から1100Hvで
ある。クロム硬度が950Hvより小さいと版の磨耗性
や版かぶり性が劣り、1100Hvより大きいものを工
業的に製造するのは困難である。クロム硬度は一般的に
ビッカース硬度Hvで表記され、試験方法としてJIS
Z2244ビッカース試験方法、試験機としてJISB
7725ビッカース試験機に示されている。版(グラビ
アシリンダー)1の母材11は、例えば図3に示すよう
に一般的にグラビア印刷に用いられているものでよく、
例えば鉄やアルミなどを挙げることができる。鉄製の母
材11の場合、銅メッキ12された後、印刷画像がエッ
チングされクロムメッキ13されることにより製造され
る。クロムメッキ13の厚みは磨耗性の点から厚めのほ
うが好ましく、例えば9±1μm程度であることが好ま
しい。
【0022】このように製造された版(グラビアシリン
ダー)の表面粗さは細かいほうが好ましいが、一例とし
てRaは0.03μm以下、Rmaxは0.5μm以下
であることが版かぶり性の点から好ましい。また、版の
円筒度は3/100mm以下、好ましくは1/100m
m以下であることが版かぶり点から好ましい。真円度的
には限りなく円に近いほうが版かぶり性などの点から好
ましい。
【0023】版(グラビアシリンダー)に形成されてい
る凹状のセルの容積および個数は、水性グラビアインキ
を印刷する場合インキの転移量を少なくする、すなわち
水の転移量を少なくして印刷速度を確保する点、および
画像に求められる色濃度のバランスから決定することが
好ましい。版(グラビアシリンダー)の代表的作成方式
として彫刻版と腐食版が挙げられる。
【0024】彫刻版のセルの容積は、一般的に凹状にセ
ルを彫刻する際のダイモンド刃の角度(スタイラス角
度)と線数(単位長さ当りのセルの個数)によって決ま
る。スタイラス角度が鋭角である程、版深度は深くセル
容積は大きくなる。線数は高線数になるほどセル容積は
小さくなる。水性グラビアインキ用の彫刻版は、スタイ
ラス角度が120から130度の場合200から250
線/inch、140から150度の場合175線/i
nchであることが好ましい。
【0025】腐食版のセルの容積は、一般的にセルの間
口(線数)および深度によって決まる。高線数で深い版
深度にするといわゆる土手部分の欠損が生じ印刷不良と
なるため、線数が200から250線/inchの場
合、版深度は14から20μm、線数が250から35
0線/inchの場合、版深度は10から16μmであ
ることが好ましい。
【0026】本発明に用いられる水性グラビアインキ
は、着色剤、樹脂、添加剤、水、必要に応じてアルコー
ル類などの有機溶剤を含むものである。
【0027】着色剤としては、一般のインキ、塗料、お
よび記録剤などに使用されている有機、無機顔料や染料
を挙げることができる。有機顔料としては、アゾ系、フ
タロシアニン系、アントラキノン系、ペリレン系、ペリ
ノン系、キナクリドン系、チオインジゴ系、ジオキサジ
ン系、イソインドリノン系、キノフタロン系、アゾメチ
ンアゾ系、ジクトピロロピロール系、イソインドリン系
などの顔料が挙げられる。藍インキには銅フタロシアニ
ンが使用されることが着色力の点から好ましい。透明黄
インキにはコスト・耐光性の点から、C.I. Pigment No
Yellow83を用いることが好ましい。無機顔料としては、
カーボンブラック、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、
硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、シリカ、
ベンガラ、アルミニウムなどが挙げられる。白インキに
は酸化チタン、墨インキにはカーボンブラック、金、銀
インキにはアルミニウムが使用されることがコストや着
色力の点から好ましい。アルミニウムは粉末またはペー
スト状であるが、取扱い性及び安全性の面からペースト
状で使用するのが好ましく、リーフィングまたはノンリ
ーフィングを使用するかは輝度感及び濃度の点から適宜
選択される。更にアルミニウムは、水との接触による水
素ガス発生を防止又は抑制する処理が施されているもの
を使用するのが好ましい。顔料はインキの濃度・着色力
を確保するのに充分な量、すなわち水性グラビアインキ
において1〜50重量%の割合で含まれることが好まし
い。
【0028】樹脂としては、一般のインキ、塗料、およ
び記録剤などに使用される水溶性または水分散性樹脂か
ら選ばれる1種以上の樹脂を挙げることができ、これら
の樹脂を混合したものでもよい。樹脂の例としては、ポ
リウレタン樹脂、ポリウレタンウレア樹脂、アクリル変
性ウレタン樹脂、アクリル変性ウレタンウレア樹脂、ア
クリル樹脂、スチレン−アクリル酸共重合樹脂、スチレ
ン−マレイン酸共重合樹脂、エチレン−アクリル酸共重
合樹脂、ポリエステル樹脂、シェラック、ロジン変性マ
レイン酸樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、塩
化ビニル−アクリル酸共重合樹脂、塩素化ポリプロピレ
ン樹脂、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ブチラールなどを挙げることができ
る。これらの樹脂は、単独で、または2種以上を混合し
て用いることができる。特にポリウレタン樹脂、ポリウ
レタンウレア樹脂、アクリル樹脂、スチレン−アクリル
酸共重合樹脂が汎用接着性性や顔料分散性の点から好ま
しい。
【0029】添加剤としては、顔料分散剤、顔料誘導
体、中和剤、レベリング剤、消泡剤、ワックス、シラン
カップリング剤、防錆剤、防腐剤、可塑剤、赤外線吸収
剤、紫外線吸収剤、芳香剤、難燃剤などをあげることが
できる。
【0030】必要に応じて使用されるアルコール類など
の有機溶剤としては、例えばメチルアルコール、エチル
アルコール、イソプロピルアルコール、n−プロピルア
ルコール、エチレングリコール、エチレングリコーモノ
メチルエーテル、エチレングリコーモノエチルエーテ
ル、エチレングリコーモノイソプロピルエーテル、ジエ
チレングリコール、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、ジエチレングリコーモノエチルエーテル、ジエ
チレングリコーモノイソプロピルエーテルなどを使用す
ることができる。これらの有機溶剤は単独で、または2
種以上を混合して用いることができる。
【0031】上記インキ用原料を、一般に使用される分
散機、例えば、ローラーミル、ボールミル、ペブルミ
ル、アトライター、サンドミルなどを用いて水性グラビ
アインキを製造することができる。該水性グラビアイン
キの色相としては、使用する着色剤の種類に応じて、プ
ロセス基本色として黄、紅、藍、墨、白の5色があり、
プロセスガマット外色として赤(ないしは橙)、草(な
いしは緑)、紫の3色がある。更に透明黄、牡丹、朱、
茶、金、銀、色濃度調整用のほぼ透明なメジウム(必要
に応じて体質顔料を含む)などがベース色として準備さ
れる。各色相のインキは、単独でまたは混合されて各印
刷ユニットに供給される。
【0032】本発明の印刷は、例えば図1に概略的に示
されるような、一般的なグラビア印刷機を用いて行われ
る。グラビア印刷機は、例えば、富士機械工業、東芝機
械工業、オリエント工業などの機械メーカーから購入で
きる。水性グラビアインキの乾燥速度は溶剤型グラビア
インキより遅いため、グラビア印刷機の乾燥器は、溶剤
型グラビアインキに対応した乾燥器の仕様でも可能であ
るが、水性グラビアインキを実用的な印刷速度で印刷可
能とする仕様であることが好ましい。例えば、一般的な
熱風乾燥方式の仕様として、熱風の風量、乾燥器の長さ
が各々約40から約70m3/分、約1から1.5mで
あるのに対して、水性グラビアインキ用の仕様としては
約70から約250m3/分、約1.5から約3mであ
ることが好ましい。更に、熱風を吹き出すノズル形状と
しては、いわゆるV型ノズルより多孔版方式のほうが乾
燥効率の点から好ましい。また、補助乾燥装置として、
近・中・遠赤外線加熱方式、マイクロウェーブや高周波
誘導加熱方式などを併用することも可能である。また、
印刷機は水性グラビアインキによる錆防止などについて
の処置をインキが接触または付着する部分に施すことが
好ましい。
【0033】また、ポリオレフィン系フィルムを水性グ
ラビアインキで被印刷体(図1の4で示される)として
印刷する場合、該フィルムが含有する静電防止剤や滑剤
が時間とともにフィルム表面へブリードしたり、コロナ
処理の効果が時間とともに失効したりして、中間調のガ
サツキや網点形状などの印刷効果が劣る場合がある。こ
のような場合、該フィルムでの印刷を安定化させるに
は、1色目のインキを印刷する前に、該フィルムを約6
0℃程度の熱風にてプレヒートすることが好ましい。更
に好ましくは、コロナ処理機またはプラズマ処理機など
を印刷ユニットの前部に装着し、該フィルムの表面処理
を行うと水性グラビアインキの濡れ性が向上するため安
定した印刷が可能となる。インキの濡れ性が向上するた
め、細線・細文字、抜き文字などはインキの濡れ広がり
を考慮した製版を行うことが好ましい。コロナ処理また
はプラズマ処理の強度は、印刷速度やポリオレフィン系
フィルムのグレードにより調整することが好ましい。処
理度の例としては、40から42dyn/cm程度にす
ることが好ましい。コロナ処理機またはプラズマ処理機
は一般的に用いられるものでよく、春日電機株式会社、
巴工業株式会社、株式会社マツボーなどから購入でき
る。
【0034】版(グラビアシリンダー)を印刷機に装着
し回転させたときのフレ(軸真のブレ)は2/100m
m以下、好ましくは1/100mm以下であることが印
刷画像のズレがおこり難く、版かぶり性などの点で有利
である。該フレは一般的なダイヤルゲージにて測定でき
る。
【0035】本発明の印刷方法を実施する際、使用され
る版および水性グラビアインキの個数は少ないほうが当
然効率的である。該個数は印刷原稿をスキャナーなどで
色分解した際、何色で色を再現できるかに依存してい
る。印刷原稿は、一般的に写真部分とコーポレートカラ
ーやデザイナーなどが色を指定する特色部分からなって
いる。写真部分は通常黄、紅、藍のプロセス3原色と必
要に応じて墨に分色・分版され、3色または4色の掛け
合わせにより再現される。特色部分は、黄、紅、藍、墨
の4色いずれかの掛け合わせで再現できれば写真部分に
使用される版に特色部分を入れ込めば印刷可能となる
が、該4色いずれかの掛け合せで色再現できない場合、
特色部分に対応する専用の色インキを製造または既存イ
ンキを混合するなどにより作成しその専用の版を用いる
方法か、またはプロセスガマット外色として赤(ないし
は橙)、草(ないしは緑)、紫の3色、および再現しよ
うとする特色がクリームなどのような薄い色いわゆるチ
ント色の場合は白を追加し、7または8色とし、黄、
紅、藍、墨、赤(ないしは橙)、草(ないしは緑)、
紫、白のうちいずれかの掛け合わせで再現する方法を行
うことになる。即ち、写真や特色部分などを含む印刷
は、黄、紅、藍、墨の4色いずれかを掛け合わせる方
法、黄、紅、藍、墨の4色のいずれかを掛け合わせる
のと一色以上の特色を用いる方法、黄、紅、藍、墨お
よび赤(ないしは橙)、草(ないしは緑)、紫、白の8
色いずれかを掛け合わせる方法などを適宜選択すること
により行なわれる。一般的に色の再現範囲は<<
、印刷の安定性は<<の順で優れる傾向であ
る。
【0036】特色部分を掛け合わせで色再現するまた
はの方法を用いる場合、裏押さえの白ベタ部などを除
き、特色を再現する色の掛け合わせ個数は3つ以下とす
ることが好ましい。4つ以上の色を重ね合わせると網点
のズレにより色が変化し易く、印刷の安定性が劣る。更
に、またはの方法を用いる場合、版の線数は高線
数、例えば250cm/inch以上にしたほうが網点
のズレによる不良が出にくく好ましい。
【0037】またはの色を掛け合わせる方法か、
の特色インキを使用する方法のいずれかを選択するの
は、特色部分を色分解した際、使用される色の網点パー
セントが20%以下となる場合、インキの転移性が劣り
ドットスキップなどが発生し易くなるため、の方法を
選択し網点パーセントを20%以上とするほうが色を再
現する際の安定性の点から好ましい。また、特色に対応
するインキを混合して作成する場合、黄、紅、藍、墨、
赤(ないしは橙)、草(ないしは緑)、紫、白の8色の
うちいずれかの組合せで作成し、その他の色インキを使
用しないほうがインキの在庫を少なくし使用頻度を高め
ることから好ましい。
【0038】グラビア印刷を行う場合、同系色の色違い
などを含めると一つのインキシリーズで25から35色
のベースインキを揃えることがあるが、効率的な水性グ
ラビアインキの色に関するセットとしては、黄、紅、
藍、墨、赤(ないしは橙)、草(ないしは緑)、紫、白
の8色と、金、銀、アルミ蒸着フィルム(VMフィル
ム)とのラミネートで金効果に有用な透明黄、および色
濃度調整用のほぼ透明なメジウム(必要に応じて体質顔
料を含む)をいれた12色のベースインキを用意し、そ
の中で、のような印刷時に色を掛け合わせる方法や
の混合による方法で印刷していくことがインキの在庫
(色数)を少なくしインキの使用頻度を高める点から好
ましく、トータルコストの低減に繋がる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳しく説明
するが、本発明の技術思想を逸脱しない限り、本発明は
これらの実施例に何ら限定されるものではない。評価結
果は表1に示した。
【0040】[実施例1]NBR(ニトリルブタジエン
ゴム)製のゴム硬度80Hsの圧胴、刃先の厚みが60
μm(母材の厚み40μm、片側セラミック層の厚み1
0μm)のセラミックメッキドクターブレード、東洋プ
リプレス株式会社製のクロム硬度1050Hvの電子彫
刻版(スタイラス角度120度、色インキ用:250線
/inch、白インキ用:200線/inch)、およ
び東洋インキ製造株式会社製軟包装用水性グラビアイン
キ「アクワエコール」の墨、藍、紅、黄、白インキに水
/イソプロピルアルコール=1/1の混合溶剤を加えて離
合社製ザーンカップ#3で16秒になるように粘度調整
したものを富士機械工業株式会社製グラビア印刷機にセ
ットしドクター圧2kg/cm2、100m/分の回転速
度で版を60分間空転した後に、片面コロナ処理OPP
フィルム「パイレンP2161(東洋紡績株式会社
製)」のコロナ処理面に、印刷速度100m/分で印圧
2kg/cm2で印刷、60℃の熱風で乾燥し、印刷物
を得た。
【0041】印刷物の版かぶり性、ライト部の着肉性
(ドットスキップ)、網点形状(ドーナツ現象)を以下
に示すように評価した。
【0042】版かぶり性;印刷物を黒色の紙の上に貼
り、余白部分(非画線部)に付着したインキの量を以下
の基準で目視評価した。
【0043】 5:非画像部にインキの転移が全く認められなかった。 4:非画像部にインキの転移が僅かに認められた。 3:非画像部の小面積にインキの転移が認められた。 2:非画像部の大面積にインキの転移が認められた。 1:非画像部全面にインキの転移が認められた。
【0044】ライト部の着肉性(ドットスキップ);印
刷物を白色の紙の上に貼り、網点5パーセント部分にお
ける網点の欠損(ドットスキップ)を以下の基準で目視
評価した。
【0045】 5:網点の欠損が、全く認められなかった。 4:網点の欠損が、20%未満認められた。 3:網点の欠損が、20%以上40%未満に認められ
た。 2:網点の欠損が、40%以上60%未満に認められ
た。 1:網点の欠損が、60%以上に認められた。
【0046】網点形状(ドーナツ現象);印刷物を白色
の紙の上に貼り、網点60パーセント部分における網点
形状(ドーナツ現象)を以下の基準で目視評価した。
【0047】 5:中央部分にヌケを生じた網点は、全く認められなか
った。 4:中央部分にヌケを生じた網点が、単位面積当り20
%未満認められた。 3:中央部分にヌケを生じた網点が、単位面積当り20
%以上40%未満認められた。 2:中央部分にヌケを生じた網点が、単位面積当り40
%以上60%未満認められた。 1:中央部分にヌケを生じた網点が、単位面積当り60
%以上認められた。
【0048】[実施例2]ゴム硬度が90Hsの圧胴、
クロム硬度950Hvの電子彫刻版を用いた以外、その
他の条件は実施例1と同じとして印刷物を作成し、評価
した。
【0049】[実施例3]刃先の厚みが50μm(母材
の厚み34μm、片側セラミック層の厚み8μm)のセ
ラミックメッキドクターブレードを用いた以外、その他
の条件は実施例1と同じとして印刷物を作成し、評価し
た。
【0050】[実施例4]刃先の厚みが70μm(母材
の厚み50μm、片側セラミック層の厚み10μm)の
セラミックメッキドクターブレードを用いた以外、その
他の条件は実施例1と同じとして印刷物を作成し、評価
した。
【0051】[実施例5]実施例1の方法で印刷する
際、第一ユニットで水性グラビアインキを印刷する直前
に、該OPPフィルムのコロナ処理面をコロナ処理機で
表面処理した以外、その他の条件は実施例1と同じとし
て印刷物を作成し、評価した。
【0052】(比較例1)ゴム硬度が70Hsの圧胴を
用いた以外、その他の条件は実施例1と同じとして印刷
物を作成し、評価した。
【0053】(比較例2)刃先の厚みが80μm(母材
の厚み60μm、片側セラミック層の厚み10μm)の
セラミックメッキドクターブレードを用いた以外、その
他の条件は実施例1と同じとして印刷物を作成し、評価
した。
【0054】(比較例3)クロム硬度が900Hvの電
子彫刻版を用いた以外、その他の条件は実施例4と同じ
として印刷物を作成し、評価した。
【0055】(比較例4)ゴム硬度が95Hsの圧胴を
用いた以外、その他の条件は実施例1と同じとして印刷
物を作成し、評価した。
【0056】(比較例5)刃先の厚みが40μm(母材
の厚み24μm、片側セラミック層の厚み8μm)のセ
ラミックメッキドクターブレードを用いた以外、その他
の条件は実施例1と同じとして印刷物を作成し、評価し
た。
【0057】
【表1】
【0058】
【発明の効果】本発明の水性グラビアインキ印刷方法
は、従来の印刷方法に比べて版かぶり性、ライト部の着
肉性(ドットスキップ)、網点形状(ドーナツ現象)に
優れるので高品質の印刷物を提供でき、限られたインキ
・版で印刷を行うので高い作業効率や経済性を有するの
で、その工業的価値は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラビア印刷方法に使用されるグラビ
ア印刷機の概略を示す図。
【図2A】本発明のグラビア印刷方法に使用されるグラ
ビア印刷機のセラミックメッキドクターブレードを概略
的に示す図。
【図2B】本発明のグラビア印刷方法に使用されるグラ
ビア印刷機のセラミックメッキドクターブレードの取付
けを概略的に示す図。
【図3】本発明のグラビア印刷方法に使用されるグラビ
ア印刷機の版(グラビアシリンダー)を概略的に示す一
部断面図。
【符号の説明】
1 版(グラビアシリンダー) 1a セル 2 グラビアインキ 2a 転移されたインキ 3 ドクターブレード 4 被印刷体 5 圧胴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H113 AA01 AA02 AA06 BA03 BA17 BB08 BB22 BB33 BC01 DA47 EA07 FA23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム硬度75から90Hsの圧胴、刃先
    の厚みが50から70μmのセラミックメッキドクター
    ブレード、クロム硬度950から1100Hvの版、お
    よび水性グラビアインキを用いて印刷物を作成するグラ
    ビア印刷方法。
  2. 【請求項2】 印刷直前にポリオレフィン系フィルムの
    印刷面をコロナ処理機またはプラズマ処理機により表面
    処理したのち行う請求項1記載のグラビア印刷方法。
  3. 【請求項3】 水性グラビアインキとして、多くとも
    黄、紅、藍、墨、赤(ないしは橙)、草(ないしは
    緑)、紫、白の基本8色と透明黄、金、銀、および色濃
    度調整用のほぼ透明なメジウム(必要に応じて体質顔料
    を含む)を含む12色ベースインキを用意し、印刷原稿
    に応じて必要なベースインキの色の掛け合せで行う、ま
    たは該基本8色のベースインキのうち必要なインキを混
    合して作成した1色以上の特色インキを用いて行うグラ
    ビア印刷方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか記載のグラビア印
    刷方法により作成されたことを特徴とする印刷物。
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