JP2003210536A - 看護支援装置 - Google Patents
看護支援装置Info
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- JP2003210536A JP2003210536A JP2002011903A JP2002011903A JP2003210536A JP 2003210536 A JP2003210536 A JP 2003210536A JP 2002011903 A JP2002011903 A JP 2002011903A JP 2002011903 A JP2002011903 A JP 2002011903A JP 2003210536 A JP2003210536 A JP 2003210536A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 患者の心のケアー(癒し)が可能で、患者の
治療及び患者の安全確認が可能な看護支援装置を実現す
る。 【解決部】 看護支援システム1は、下肢リハビリ装置
3と、この下肢リハビリ装置3に通信回線4で接続され
る監視制御装置6とで構成される。下肢リハビリ装置3
は、検出装置12で検出したデータをバイタルデータ
(患者データ)として検出するバイタルサイン検出部2
1と、各設定値を取り込むためのリハビリデータ制御部
22と、バイタルサイン検出部21及びリハビリデータ
制御部22からのデータを処理すると共に、駆動部9を
制御するデータ処理部23と、このデータ処理部23の
データを送信すると共に、前記監視制御装置6からの信
号を受信するための送受信部24と、この送受信部24
で受信した信号に基づき、患者への指示を告知する表示
部10とで構成される。
治療及び患者の安全確認が可能な看護支援装置を実現す
る。 【解決部】 看護支援システム1は、下肢リハビリ装置
3と、この下肢リハビリ装置3に通信回線4で接続され
る監視制御装置6とで構成される。下肢リハビリ装置3
は、検出装置12で検出したデータをバイタルデータ
(患者データ)として検出するバイタルサイン検出部2
1と、各設定値を取り込むためのリハビリデータ制御部
22と、バイタルサイン検出部21及びリハビリデータ
制御部22からのデータを処理すると共に、駆動部9を
制御するデータ処理部23と、このデータ処理部23の
データを送信すると共に、前記監視制御装置6からの信
号を受信するための送受信部24と、この送受信部24
で受信した信号に基づき、患者への指示を告知する表示
部10とで構成される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、看護施設やリハビ
リ施設及び在宅における、看護や訓練を必要とする患者
のための看護支援装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、患者は、リハビリを必要とする治
療の場合、理学療法士のいる場所での入院治療や通院治
療を行うのが一般的であった。また、患者は、退院後の
自宅療養及び治療において、退院時の自宅での治療方法
の指導や訪問看護による患者看護を受けている。また、
近年、在宅看護は、患者の生体情報を示す血圧等のバイ
タルデータ(患者データ)を携帯電話等の通信手段によ
り病院側に送信することで、在宅患者のケアーを行う動
きも出始めてきている。更に、近年、医療現場では、十
分な体の動作を行えない患者のための意思表示手段とし
て、目の動きや瞼の動きを検出し、患者からの意思伝達
を行う装置も研究され始めている。 【0003】一方、一般の市場では、癒し系の商品、例
えば観葉植物に対して定期的に水を供給する水供給装置
や熱帯魚に対して毎日の餌を供給する餌供給装置等、毎
日の世話を自動的に行う商品が登場してきている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リハビ
リを必要とする患者は、入院治療や通院治療を行う場
合、時間的場所的な束縛を強いられ、QOL( Qulity
of Life )の向上が困難であった。また、患者は、退院
後の自宅療養及び治療において、治療や治療方法の指導
又は訪問看護等を十分に受けることが困難であった。 【0005】従来の在宅看護は、病院側への血圧等のバ
イタルデータ(患者データ)の送信が患者からの一方的
なデータ送信であるので、十分な患者ケアーになってい
ない。更に、患者からの意思伝達を行う装置は、実用化
が未だ先である。また、癒し系の商品は、長期外出のた
めの代用を目的とした物が大半であり、在宅療養を行っ
ている寝たきり患者向けのものでなかった。 【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、患者の心のケアー(癒し)が可能で、患者の治療及
び患者の安全確認が可能な看護支援装置を提供すること
を目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、看護又は訓練を必要とする患者のための
看護支援装置であって、患者の動作又は患者の生体情報
等の患者データを検出するための検出手段と、前記検出
手段で検出した患者データを送信すると共に、患者に指
示を与えるための信号を受信する送受信手段と、前記送
受信手段で受信した信号に基づき、患者への指示を告知
する告知手段と、を具備したことを特徴としている。こ
の構成により、患者の心のケアー(癒し)が可能で、患
者の治療及び患者の安全確認が可能な看護支援装置を実
現する。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)尚、本実施の形態では、在宅患者
が自宅等で下肢リハビリ訓練を行うための下肢リハビリ
装置に本発明を適用する。図1ないし図6は本発明の第
1の実施の形態に係わり、図1は本発明の第1の実施の
形態を備えた看護支援システムを示す概略説明図、図2
は図1のリハビリ装置のデータ設定部を示す外観図、図
3は図1のリハビリ装置の表示部を示す説明図、図4は
図1の看護支援システムの構成を示す回路ブロック図、
図5は看護支援システムのリハビリ訓練におけるフロー
チャート、図6は図3のメッセージ表示部の具体例を示
す説明図である。 【0009】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態を備えた看護支援システム1は、看護支援装置として
例えば、在宅患者(又は訓練者とも言う)2が下肢訓練
を行うための下肢リハビリ装置3と、この下肢リハビリ
装置3に電話回線等の通信回線4で接続される病院5の
看護センタ等に設置された監視制御装置6とで構成され
ている。尚、符号7は車椅子であり、符号8は、在宅患
者2の足を固定するために装置本体3aに設けられた補
助具である。 【0010】在宅患者2は、車椅子7に座った状態で足
を補助具8に固定し、下肢リハビリ装置3を用いる。在
宅患者2は、図示しない電源スイッチを押下操作して下
肢リハビリ装置3を起動する。すると、下肢リハビリ装
置3は、装置本体3aに内臓した駆動部9が補助具8を
前後に移動させることで、在宅患者2の下肢に対して前
後運動が可能なように構成されている。尚、前記下肢リ
ハビリ装置3は、前記補助具8に両足を固定して両足共
リハビリ訓練を行っても良いし、片足のみ固定して片足
のみリハビリ訓練を行っても良い。 【0011】前記下肢リハビリ装置3は、前記装置本体
3aに表示部10が設けられている。また、この下肢リ
ハビリ装置3は、在宅患者2が把持してスピード調整等
の設定を行うためのスイッチ部11と、在宅患者2の腕
などに装着され、患者の生体情報を示すバイタルデータ
(患者データ)を検出するための血圧計等の検出装置1
2とが前記装置本体3aに接続されて構成されている。 【0012】前記スイッチ部11は、図2に示すように
速度段数を切り換えるための切換ボタン11aが設けら
れている。この切換ボタン11aは、例えば押下操作す
る度に速度段数が切り換わっていくように構成されてい
る。 【0013】また、前記下肢リハビリ装置3は、前記表
示部10でも同様に速度切換が可能である。図3に示す
ように前記表示部10は、スピード指数表示部13に速
度切換が可能なU(Up),D(Down)等の設定ス
イッチ14と、これら設定スイッチ14又は前記スイッ
チ部11の切換ボタン11aで切り換えられた速度段数
を表示する速度段数表示欄15とが設けられている。 【0014】また、前記表示部10は、前記スピード指
数表示部13の他に、何回リハビリ訓練を行ったかを示
す回数表示欄16と、前記検出装置12で検出されたバ
イタルデータ表示欄として血圧値表示欄17及び脈拍値
表示欄18と、前記通信回線4を介して受信されるD
r.等病院関係者からのメッセージを表示するメッセー
ジ表示欄19とが設けられている。これら表示部15〜
19は、図4に示す後述のデータ処理部23に接続さ
れ、このデータ処理部23でデータ処理された結果に基
き、それぞれ該当するデータを表示するようになってい
る。 【0015】図4に示すように前記下肢リハビリ装置3
は、前記検出装置12で検出したデータを取り込み、バ
イタルデータ(患者データ)として検出するバイタルサ
イン検出部21と、各設定値を取り込むためのリハビリ
データ制御部22と、これらバイタルサイン検出部21
及びリハビリデータ制御部22からのデータを処理する
と共に、前記駆動部9を制御するデータ処理部23と、
このデータ処理部23のデータを送信すると共に、前記
監視制御装置6からの信号を受信するための送受信部2
4とで構成されている。 【0016】また、前記監視制御装置6は、前記通信回
線4を介して前記下肢リハビリ装置3からの送信信号を
受信すると共に、前記下肢リハビリ装置3へ信号を送信
するための監視側送受信部31と、この監視側送受信部
31で受信したデータを解析処理するための監視側デー
タ処理部32と、データ設定を行うための監視側データ
設定部33と、監視側データ処理部32で解析処理され
た結果や監視側データ設定部33で設定するためのデー
タ及び在宅患者へ発信するメッセージを入力するための
監視側表示部34とで構成されている。 【0017】このように構成される看護支援システム1
は、図1で説明したように下肢リハビリ装置3を用い、
在宅患者2が車椅子7に座った状態で足を補助具8に固
定し、腕に血圧計等の検出装置12を装着して、リハビ
リ訓練を行うようになっている。 【0018】このリハビリ訓練は、図5に示すフローチ
ャートに従って行われる。図5に示すように在宅患者2
は、腕に検出装置12として例えば血圧計を装着し(ス
テップS1)、スイッチ部11を把持する。そして、在
宅患者2は、スイッチ部11又は表示部10の設定スイ
ッチ11aにより退院時に指導されたスピード段階数で
スピード設定を行う(ステップS2)。 【0019】設定完了後、在宅患者2は、リハビリを開
始する。本実施の形態では、下肢のリハビリ訓練として
下肢の前後運動を行うことになる(ステップS3)。運
動が開始されると、下肢リハビリ装置3のバイタルサイ
ン検出部21が血圧計のデータを取得する(ステップS
4)。また、リハビリデータ制御部22は、装置設定条
件を取得する。そして、バイタルサインである血圧や脈
拍数は、表示部10にそのデータが表示される(ステッ
プS5)。 【0020】次に、血圧値や脈拍数等のバイタルデータ
は、データ処理部23によりデータ送信可能なようにデ
ータ加工(変調)される。そして、加工(変調)が行わ
れたデータは、送受信部24から通信回線4を介して病
院5の看護センタ内に設置された監視制御装置6へ送信
される(ステップS6)。この送信されたデータは、監
視制御装置6の監視側送受信部31で受信される(ステ
ップS7)。 【0021】監視側送受信部31で受信されたデータ
は、監視側データ処理部32にてデータの復元(復調)
及び監視側表示部34に表示可能なようにデータ加工
(処理)される。そして、加工(処理)されたデータ
は、Dr.等病院関係者が閲覧可能なように監視側表示
部34に血圧や脈拍数等のバイタルデータ及び下肢リハ
ビリ装置3の設定値として表示される(ステップS
8)。 【0022】次に、Dr.等病院関係者は、運動による
バイタルサインの変化が有るか否かの確認を行い(ステ
ップS9)、正常で(規定範囲内)であれば次にスピー
ド段階数等の下肢リハビリ装置3の設定値が正しく設定
されているか確認を行う(ステップS10)。 【0023】設定値の正しいことが確認できたならば、
Dr.等病院関係者は、正常通知として監視制御装置6
に設けられた図示しないキーボード等の入力装置により
メッセージを入力する(ステップS11)。尚、メッセ
ージは、音声での入力方法であっても構わないし、予め
登録されているものであっても構わない。 【0024】監視制御装置6に入力されたメッセージデ
ータは、監視側データ設定部33にてデータ設定が行わ
れ、監視側データ処理部32にてデータ送信可能なよう
にデータ加工される。そして、データ加工されたメッセ
ージデータは、監視側送信部31から通信回線4を介し
て下肢リハビリ装置3に送信される。 【0025】この送信されたメッセージデータは、下肢
リハビリ装置3の送受信部24で受信されてデータが復
元され、データ処理部23の制御により表示部10に表
示される。このとき、下肢リハビリ装置3は、例えば図
6(a)に示すように表示部10のメッセージ表示欄1
9に『がんばって続けてください』と表示される。 【0026】そして、Dr.等病院関係者は、設定時間
経過する(ステップS12)まで上記S4〜S12のス
テップを繰り返させる。設定時間経過後、Dr.等病院
関係者は、直ちに終了を促すメッセージを入力すると共
に、下肢リハビリ装置3の機能を終了させる信号を送出
させる(ステップS13)。それを受信したリハビリ制
御部8は、下肢リハビリ装置3を終了させる(ステップ
S14)。 【0027】一方、スピード段数が正しく設定されてい
なかった場合、Dr.等病院関係者は設定変更を促すメ
ッセージを入力し、在宅患者2へ設定変更を促す(ステ
ップS15)。このとき、下肢リハビリ装置3は、例え
ば図6(b)に示すように表示部10のメッセージ表示
欄19に『スピード設定が間違っています。設定を変更
してください』と表示される。 【0028】更に、バイタルサインが正常値を逸脱して
しまった場合、Dr.等病院関係者は、直ちに中止を促
すメッセージを入力すると共に、下肢リハビリ装置3の
機能を停止させる信号を送出させる(ステップS1
6)。それを受信したリハビリ制御部8は、下肢リハビ
リ装置3の機能を停止させる(ステップS17)。この
とき、下肢リハビリ装置3は、例えば図6(c)に示す
ように表示部10のメッセージ表示欄19に『中止致し
ます』と表示される。 【0029】このようにDr.等病院関係者は、下肢リ
ハビリ装置3の各設定値の変更が行われる際に、リハビ
リデータ制御部22を通じて下肢リハビリ装置3の設定
変更を行うことができる。尚、本実施の形態の看護支援
装置は、在宅と、病院5の看護センタ等の看護施設との
間で構成するシステムについて説明を行ったが、病院5
内のリハビリ室と医局などの間で構成するシステムであ
っても構わない。 【0030】この結果、本実施の形態の下肢リハビリ装
置3(看護支援装置)は、軽度な療養治療を必要とする
人でも、特別な施設での療養治療を行うこと無く、自宅
等の在宅患者2の好む場所にて診療治療が行える環境
(システム)を構築することが可能である。 【0031】従って、本実施の形態の下肢リハビリ装置
3(看護支援装置)は、軽度の療養治療を受ける在宅患
者がわざわざ時間を割いて施設まで行かなくても良く、
また、在宅治療を望む在宅患者も在宅にてあたかも療養
治療施設にいるのと同じ効果をいるのと同じ効果を療養
治療施設以外でも受けられるといった効果を得る。 【0032】尚、下肢リハビリ装置3は、スイッチ部1
1を除いて在宅患者2が自ら各機能設定の設定及び変更
ができないように構成しても良い。この場合、データの
設定及び変更は、Dr.等病院関係者が行うこととな
る。 【0033】先ず、在宅患者2は、下肢リハビリ装置3
を使って運動を開始しようとする。すると、例えば在宅
患者2が下肢リハビリ装置3の電源スイッチを入れるな
どの行為を行うことで、遠隔地にいるDr.等病院関係
者は在宅患者2がこれから訓練を開始することを確認で
きる。このため、Dr.等病院関係者は、在宅患者2の
ための下肢リハビリ装置3の各設定値を遠隔的に制御を
行い、設定を行うことになる。 【0034】このことにより、下肢リハビリ装置3は、
在宅患者の機能回復度に合わせてDr.等病院関係者の
指示の元に訓練を行える。また、下肢リハビリ装置3
は、機器に不慣れの人も安心して訓練を行うことができ
る。 【0035】(第2の実施の形態)図7ないし図9は本
発明の第2の実施の形態に係わり、図7は本発明の第2
の実施の形態を備えた看護支援システムを示す概略説明
図、図8は図7の看護支援システムの構成を示す回路ブ
ロック図、図9は図7の家庭監視装置の表示部を示す説
明図である。 【0036】本第2の実施の形態は、上記第1の実施の
形態の構成に加え、看護を行う家族等が在宅患者2の様
子とDr.の指示内容等とを遠隔的に確認を行える家庭
監視装置を設けて構成する。それ以外の構成は、上記第
1の実施の形態と同様なので、説明を省略し、同じ構成
には同じ符号を付して説明する。 【0037】図7に示すように本実施の形態を備えた看
護支援システム1Bは、下肢リハビリ装置3Bと同じ環
境内で、この下肢リハビリ装置3Bに例えば、LAN
( Local Area Network )ケーブル41aで接続される
家庭監視装置41を設けて構成される。尚、これら下肢
リハビリ装置3Bと家庭監視装置41とは、LANケー
ブル41aで接続することなく、赤外線等の無線通信が
可能に構成されていても良い。 【0038】図8に示すように前記下肢リハビリ装置3
Bは、前記LANケーブル41aを介して前記送受信部
24で前記家庭監視装置41と通信してデータの送受信
を行うように構成される。更に、下肢リハビリ装置3B
は、在宅患者2からの音声を入力するための音声入力装
置42が接続されるようになっている。 【0039】前記家庭監視装置41は、看護を行う看護
者の音声を入力するための音声入力部43と、前記下肢
リハビリ装置3Bと通信してデータの送受信を行う家庭
監視側送受信部44と、その送受信データ及び前記音声
入力部43の音声入力を処理するための家庭監視側デー
タ処理部45と、データ表示を行う家庭監視側表示部4
6とで構成されている。前記家庭監視側表示部46は、
例えば、図9に示すようにDr.指示事項表示欄47
と、下肢リハビリ装置3Bの設定値表示欄48と、在宅
患者指示事項表示欄49とで構成されている。 【0040】このように構成される看護支援システム1
Bは、上記第1の実施の形態で説明したのと同様に下肢
リハビリ装置3Bを用いてリハビリ訓練を行うようにな
っている。このとき、図7で示したように家庭監視装置
41は、例えば在宅患者の自宅内に設けられている。 【0041】上記第1の実施の形態で説明したのと同様
に下肢リハビリ装置3Bの各設定値を始め、Dr.から
の指示内容等のデータは、監視制御装置6から通信回線
4を介して下肢リハビリ装置3Bに送信される。そし
て、これらデータは、下肢リハビリ装置3B内の送受信
部24からLANケーブル41aを介して家庭監視装置
41にも伝達される。 【0042】これらデータは、家庭監視装置41内の家
庭監視側送受信部44で受信される。そして、受信され
たデータは、家庭監視側データ処理部45にて家庭監視
側表示部46に表示可能な信号形態に変換される。その
後、変換されたデータは、バイタルサインや設定値等各
種データやDr.からの指示事項等として家庭監視側表
示部46に表示される。 【0043】更に、在宅患者2が発した音声、例えば介
助を求める音声等は、下肢リハビリ装置3Bの音声入力
装置42に入力される。そして、在宅患者2が発した音
声は、下肢リハビリ装置3Bの送受信部24から家庭監
視装置41に伝達される。そして、その音声は、家庭監
視装置41の家庭監視側送受信部44で受信され、家庭
監視側データ処理部45にて家庭監視側表示部46に表
示可能な信号形態に変換され、家庭監視側表示部46に
その内容が表示される。 【0044】また、看護者は、その表示内容を見て、は
げましの言葉や指示内容等を家庭監視装置41の音声入
力部43に向けて発し入力する。すると、看護者が発し
た音声は、上記在宅患者2が発した音声とは逆の経路を
辿り、下肢リハビリ装置3Bに伝達される。そして、そ
の音声は、下肢リハビリ装置3Bのデータ処理部23に
て表示部10に表示可能な信号形態に変換され、その内
容が表示部10に表示される。 【0045】また、下肢リハビリ装置3Bは、家庭監視
装置41により看護者と在宅患者2との意思疎通が図れ
る他、Dr.等病院関係者との情報交換や意思交換が可
能である。更に、図示しない在宅患者監視用の監視カメ
ラを設けることで、看護者は、在宅患者2の様子を遠隔
的に監視することができ、在宅患者2の様子によっては
音声入力部43を用い、Dr.等病院関係者に異常を連
絡することも可能である。 【0046】この結果、本第2の実施の形態は、上記第
1の実施の形態で得られる効果に加え、看護者である在
宅患者家族が在宅患者2の様子を遠隔的に観察でき、リ
ハビリ訓練に在宅患者家族が付き添う必要が無くなると
いった効果を得る。更に、本第2の実施の形態は、看護
者である在宅患者家族がDr.等病院関係者と直接指示
事項の確認を行えるという効果も得る。 【0047】(第3の実施の形態)尚、本実施の形態で
は、自らでは行動ができない在宅患者でも、自分の意志
で行動や動作が行えると共に、看護を行っている看護、
介助者も安心して看護や介助を行える看護支援システム
を構築する。図10ないし図18は本発明の第3の実施
の形態に係わり、図10は本発明の第3の実施の形態を
備えた看護支援システムを示す概略説明図、図11は図
10の看護支援システムの構成を示す回路ブロック図、
図12は図11の解析装置の動作解析信号処理部の構成
を示す回路ブロック図、図13は図11のスピーカシス
テムの構成を示す回路ブロック図、図14は図11の表
示装置の音声入力部の構成を示す回路ブロック図、図1
5は指示装置の解析装置が動作するフローチャート、図
16は表示装置の表示部が表示する具体例を示す説明
図、図17は異常認識動作のフローチャート、図18は
緊急通報部の構成を示す回路ブロック図である。 【0048】図10に示すように本発明の第3の実施の
形態を備えた看護支援システム50は、在宅患者が把持
して指示を行うために用いるジョイステック型の指示装
置51と、この指示装置51に信号線52aを介して接
続され、患者の指示に基づき、水撒き装置等の被対象機
器53を駆動する駆動装置52と、その状態を赤外線等
の無線通信でアンテナを介して前記指示装置51と通信
し、遠隔地にて確認可能な表示装置54と、前記指示装
置51に信号線55aを介して接続される在宅患者用の
スピーカーシステム55とで構成されている。 【0049】前記指示装置51は、在宅患者の周辺に配
置され、患者はそれを使用して自己表現を行うようにな
っている。また、前記駆動装置52は、在宅患者の意思
で動かそうとしている被対象機器52を駆動させる装置
であり、被対象機器52の周辺或いは被対象機器52に
付設して用いられる。 【0050】例えば、指示装置51は、寝たきりの在宅
患者の手の動きを検出し、その検出した手の動きに基づ
き駆動装置52が例えば図示しない観葉植物へ水を撒く
水撒き装置等の被対象機器53を駆動するようになって
いる。 【0051】前記表示装置54は、在宅患者と一緒に生
活をしている看護(介助)者の居る所に設置される。こ
の表示装置54は、前記指示装置51と通信するアンテ
ナ54aを備えている。また、この表示装置54は、電
話回線等の通信回線57に接続され、後述するように緊
急通報を送信可能になっている。 【0052】前記指示装置51は、指示を行うためのジ
ョイステック部61と、前記表示装置54と通信を行う
ためのアンテナ62と、この装置本体内部に設けられた
後述の解析装置70とで構成されている。また、前記指
示装置51は、前記ジョイステック部61の指示方向を
示した方向矢印63が設けられている。 【0053】図11に示すように解析装置70は、前記
ジョイステック部61の動作を検出して患者動作を検出
する患者動作検出部71と、この患者動作検出部71か
らの検出結果に基づき、データ処理を行う動作解析信号
処理部72と、この動作解析信号処理部72で処理され
たデータを送信すると共に、前記駆動装置52からの駆
動データを受信する送受信部73と、前記アンテナ62
に接続され、前記信号処理部52の信号を前記表示装置
54へ送信すると共に、この表示装置54からの信号を
受信するアンテナ側送受信部74とで構成される。 【0054】前記駆動装置52は、前記解析装置70と
データを送受信するための駆動側送受信部75と、この
駆動側送受信部75で送受信するための送受信信号をデ
ータ変換する駆動側信号変換部76と、前記解析装置7
0からの駆動信号に基づき、被対象機器52を動作させ
ると共に、この駆動状態のデータを出力する駆動部77
とで構成されている。 【0055】前記表示装置54は、前記アンテナ54a
に接続され、前記解析装置70と信号を送受信するため
の表示側送受信部78と、この表示側送受信部78で送
受信する送受信信号をデータ変換するための表示側信号
変換部79と、前記解析装置70からの信号に基づき、
データ表示を行う表示部80と、介助用の音声を入力す
るための音声入力部81と、前記通信回線57に接続さ
れて緊急通報を送信可能な緊急通報部82とで構成され
ている。 【0056】また、前記解析装置70の前記動作解析信
号処理部72は、図12に示すように患者動作検出部7
1からの検出信号に基づいて患者の動作を解析すると共
に、この解析結果に基づき、前記駆動装置への駆動信号
を生成する駆動信号生成部83と、在宅患者が動作を行
った時刻や日を表示するための日時信号を生成する日時
信号生成部84と、これら生成部83,84を前記患者
動作検出部71からの検出信号に基づき、制御するCP
U85とで構成される。 【0057】前記スピーカシステム66は、図13に示
すように前記解析装置70のアンテナ側送受信部74の
信号を受けて復調を行う復調回路86と、この復調回路
86で復調された信号をスピーカ87で再生可能な信号
に変換する信号変換回路88とで構成される。 【0058】更に、表示装置54の音声入力部81は、
図14に示すように介助用の音声を入力する音声入力用
マイク(以下、単にマイク)89と、このマイク89に
入力された音声を電気信号に変換する音声入力回路90
と、この音声入力回路90からの電気信号を送出可能に
変調する音声信号変調回路91と、音声入力の内容を記
憶するメモリ92と、これら回路90,91及びメモリ
92を制御するCPU93とで構成されている。 【0059】このように構成される看護支援システム5
0は、図10で説明したように例えば、寝たきりの在宅
患者の周辺に指示装置51が配置され、患者はそれを使
用して自己表現を行う。駆動装置52は、被対象機器5
2の周辺或いは被対象機器52に付設して用いられる。
ここで、被対象機器52は、観葉植物へ水を撒く水撒き
装置である。 【0060】例えば、在宅患者は、心のケアー及びリハ
ビリを兼ねて定期的に観葉植物に水撒きすることを考え
る。しかしながら、在宅患者は、寝たきりであるので、
自らが観葉植物の付近まで移動しての水撒きが行えな
い。 【0061】このため、在宅患者は、指示装置51を把
持し、あたかも自分が観葉植物の近くで水撒きを行うイ
メージで、ジョイステック部61を用いて水撒き動作を
行うことになる。 【0062】そして、在宅患者は、ジョイステック部6
1をセット方向に(左側へ)倒す。すると、図15のフ
ローチャートに示すように指示装置51の解析装置70
が動作する。図15に示すように解析装置70は、患者
動作検出部71がジョイステック部61の動きを検出す
る(ステップS21)。すると、患者動作検出部71
は、検出信号を出力し、この検出信号に基づき、動作解
析信号処理部72が患者の動作を解析する(ステップS
22)。 【0063】ここで、患者動作検出部71からの検出信
号は、動作解析信号処理部72のCPU85及び駆動信
号生成部83に伝達される。CPU85は、信号処理
(ステップS23)として在宅患者が動作を行ったこと
を検出し、駆動信号生成部83の制御を行うと共に、日
時信号生成部84を制御する。 【0064】駆動信号生成部83は、検出信号に基づい
て患者の動作を解析し、この解析結果に基づき駆動信号
を生成する。また、日時信号生成部84は、日時信号を
生成する。そして、動作解析信号処理部72は、駆動信
号生成部83で生成された駆動信号を送受信部73から
駆動装置52に送信する(ステップS24)。また、動
作解析信号処理部72は、日時信号生成部84で生成さ
れた日時信号をアンテナ側送受信部74から無線通信を
介して表示装置54に送信する(ステップS24)。 【0065】駆動装置52は、解析装置70からの駆動
信号を駆動側送受信部75で受信する(ステップS2
4)。そして、駆動装置52は、駆動側信号変換部76
にて受信信号を元の駆動信号に復元する。次に、駆動装
置52は、駆動信号に基づき、駆動部77が水撒き装置
での水撒きのためのセット操作を行うか否かを判断し
(ステップS25)、セット操作を行うのであれば次の
ステップに進む。 【0066】一方、表示装置54は、解析装置70から
の日時信号を表示側送受信部78で受信する(ステップ
S24)と共に復調し、表示側信号変換部79にて信号
処理して図16に示すように表示部80に表示し(ステ
ップS26)、指示装置51を介して駆動装置52をセ
ットさせる(ステップS27)。 【0067】図16に示すように表示装置54の表示部
80は、例えば、在宅患者が動作を行った時刻や日を表
示するものである。このように駆動装置52のセットが
完了したならば次に、実際に水撒き動作に入る。 【0068】在宅患者は、指示装置51のジョイステッ
ク部61を水撒きの方向(右側へ)倒す。すると、指示
装置51の解析装置70は、前述までの説明同様な処理
を経て、動作解析信号処理部72にてセット動作か否か
の判断を行う(ステップS25)。 【0069】セット動作ではない場合、解析装置70か
らの駆動信号に基づき、駆動装置52は、この装置内の
図示しない駆動源例えば電気モータにて補助タンク内の
水を汲み上げ、チューブ等を使って観葉植物の根元に水
を供給する(ステップS28)。このような動作を繰り
返すことにより、在宅患者は、看護支援システム50を
用いて自分の意志の元に、観葉植物への水撒きが可能と
なる。 【0070】尚、表示装置54の表示部80での表示内
容は、在宅患者が行動を起こした日時の表示だけではな
く、現在時刻の表示も行っても良いし、在宅患者行動記
録や在宅患者行動予定時刻が表示されても構わない。更
に、表示装置54は、複数台設けても良い。 【0071】また、表示装置54は、携帯電話であって
も構わないし、PDA( PersonalDigital Assistants
)のような携帯情報端末であっても構わない。この場
合、表示装置54は、携帯情報端末にすることで、持ち
運びが容易で、設置場所の限定を行わずに済む。更に、
表示装置は、携帯電話であれば、在宅患者の近くに同じ
く携帯電話を置くことで、介助のメッセージを伝達可能
となるばかりか通話を通じてコミュニケーションが図れ
る効果も有する。 【0072】また、看護支援システム50は、在宅患者
の様子を表示装置54にて確認を行っている。しかしな
がら、もし予定時間になっても患者の行動が起こらな
い、つまり表示部80に日時表示がされない場合に、図
17のフローチャートに示すように介助者は、異常認識
動作を行う。 【0073】図17に示すように表示装置54の表示部
80に日時表示がされない場合、介助者は、音声入力部
81のマイク89を使い在宅患者に対して確認を意味す
る言葉、例えば『どうしましたか』等を発する(ステッ
プS31)。 【0074】マイク89から入力された音声は、音声入
力部81の音声入力回路90にて電気信号に変換され、
一方はCPU93の入力信号として、他方は次段の音声
信号変調回路91へと入力される。音声信号変調回路9
1は、入力された音声信号を無線通信で送信可能な送信
信号に変換(変調)し、表示側送受信部78にて指示装
置51へ送信する。 【0075】一方、音声入力部81のCPU93は、音
声入力回路90からの入力信号を受信して、メモリ92
にその内容を記録する指示を行う。すると、メモリ92
は、日時と内容と共に、音声信号(データ)を記録す
る。また、表示装置54は、表示部80にその内容を表
示することもできる。 【0076】アンテナ側送受信部74にて受信された音
声信号は、スピーカシステム66へ出力される。このス
ピーカシステム66は、音声信号を復調回路86にて電
気信号に復調し、信号変換回路88にて音声に変換す
る。そして、変換された音声は、介助者の発した言葉と
してスピーカ87から流れるようになっている(ステッ
プS32)。また、スピーカ87から流れる音は、音声
でなくブザー等であっても良い。 【0077】ここで、本実施の形態では、図17に示す
異常認識動作は、音声指示についての実施例を示してい
るが、声の聞こえない在宅患者に対してLEDなどの発
光手段によって注意を喚起する表示を行うようにしても
良いし、また、音声入力された文字を表示する文字表示
方式であっても良い。更に、異常認識動作は、在宅患者
に対して例えば、ジョイスティック部61を振動(バイ
ブレーション)させる等の何らかの刺激を与えること
で、注意を喚起する方式であっても構わない。 【0078】マイク89の呼びかけに対して在宅患者の
反応があった場合(動作を継続した場合や動作を起こし
た場合等)、介助者は、異常認識動作を終了する(ステ
ップS34)。逆に、在宅患者に何の反応もない場合、
介助者は、緊急通報部82によって通信回線57を介し
て救急車の手配等を行う(ステップS35)。 【0079】尚、ある所定時間(任意に設定変更可能な
時間)が経過しても在宅患者からの応答がない場合、以
下に記載するように構成される。表示装置54は、ある
所定時間が経過しても表示側信号変換部79に何の信号
も帰って(戻って)こない。このとき、表示側信号変換
部79は、所定時間経過後、緊急通報部82に応答無し
信号を出力するようになっている。また、音声入力部8
1は、メモリ92に記録されている確認メッセージの日
時及び内容のデータを緊急通報部82に出力するように
なっている。 【0080】そして、緊急通報部82は、図18に示す
ように判断回路94で確認メッセージの日時及び内容の
データと、応答無し信号との比較処理を行い、所定時間
経過後、なんら在宅患者からの応答信号がない場合、通
報回路95から通信回線57を介して緊急連絡を行うよ
うになっている。 【0081】この結果、本第3の実施の形態は、在宅患
者自らが患者自身の意思で行動を行えると共に、看護、
介助者も安心して他の業務を遂行しながら、看護や介助
の遂行や在宅患者の様子の確認ができるという効果を得
る。また、本発明は、以上述べた実施の形態のみに限定
されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施可能である。 【0082】[付記] (付記項1) 看護又は訓練を必要とする患者のための
看護支援装置であって、患者の動作又は患者の生体情報
等の患者データを検出するための検出手段と、前記検出
手段で検出した患者データを送信すると共に、患者に指
示を与えるための信号を受信する送受信手段と、前記送
受信手段で受信した信号に基づき、患者への指示を告知
する告知手段と、を具備したことを特徴とする看護支援
装置。 【0083】(付記項2) 前記患者データは、患者の
動作を示す動作データ又は患者の生体情報を示すバイタ
ルデータであることを特徴とする付記項1に記載の看護
支援装置。 【0084】(付記項3) 前記告知手段は、音声によ
る手段であることを特徴とする付記項1に記載の看護支
援装置。 【0085】(付記項4) 前記告知手段は、患者に対
して直接的な刺激を与える手段であることを特徴とする
付記項1に記載の看護支援装置。 【0086】(付記項5) 前記告知手段は、視認可能
な表示手段や発光手段であることを特徴とする付記項1
に記載の看護支援装置。 【0087】(付記項6) 前記送受信手段は、前記検
出手段で検出した患者データに従い、患者からの応答が
ない場合、救急通報を送信することを特徴とする付記項
1に記載の看護支援装置。 【0088】(付記項7) 看護又は訓練を必要とする
患者のための看護支援システムであって、患者の動作又
は患者の生体情報等の患者データを検出する検出手段
と、この検出した患者データを送信すると共に、患者に
指示を与えるための信号を受信する送受信手段と、この
送受信手段で受信した信号に基づき、患者への指示を告
知する告知手段と、を有する看護支援装置と、前記看護
支援装置と通信可能に病院内に配置され、送信された患
者データを受信すると共に、患者に指示を与えるための
信号を送信する送受信手段と、この送受信手段で受信し
た患者データを表示する表示手段と、患者へ指示を与え
るための入力手段と、を有する監視制御装置と、を具備
したことを特徴とする看護支援システム。 【0089】(付記項8) 看護又は訓練を必要とする
患者のための看護支援システムであって、患者の動作又
は患者の生体情報等の患者データを検出する検出手段
と、この検出した患者データを送信すると共に、患者に
指示を与えるための信号を受信する送受信手段と、この
送受信手段で受信した信号に基づき、患者への指示を告
知する告知手段と、を有する看護支援装置と、前記看護
支援装置と通信可能に家庭内に配置され、送信された患
者データを受信すると共に、患者に指示を与えるための
信号を送信する送受信手段と、この送受信手段で受信し
た患者データを表示する表示手段と、患者へ指示を与え
るための入力手段と、を有する家庭監視装置と、を具備
したことを特徴とする看護支援システム。 【0090】(付記項9) 看護又は訓練を必要とする
患者のための看護支援システムであって、患者の動作又
は患者の生体情報等の患者データを検出する検出手段
と、この検出した患者データを送信すると共に、患者に
指示を与えるための信号を受信する送受信手段と、この
送受信手段で受信した信号に基づき、患者への指示を告
知する告知手段と、を有する看護支援装置と、前記看護
支援装置と通信可能に病院内に配置され、送信された患
者データを受信すると共に、患者に指示を与えるための
信号を送信する送受信手段と、この送受信手段で受信し
た患者データを表示する表示手段と、患者へ指示を与え
るための入力手段と、を有する監視制御装置と、前記看
護支援装置と通信可能に家庭内に配置され、送信された
患者データを受信すると共に、患者に指示を与えるため
の信号を送信する送受信手段と、この送受信手段で受信
した患者データを表示する表示手段と、患者へ指示を与
えるための入力手段と、を有する家庭監視装置と、を具
備したことを特徴とする看護支援システム。 【0091】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、患
者の心のケアー(癒し)が可能で、患者の治療及び患者
の安全確認が可能な看護支援装置を実現できる。
リ施設及び在宅における、看護や訓練を必要とする患者
のための看護支援装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、患者は、リハビリを必要とする治
療の場合、理学療法士のいる場所での入院治療や通院治
療を行うのが一般的であった。また、患者は、退院後の
自宅療養及び治療において、退院時の自宅での治療方法
の指導や訪問看護による患者看護を受けている。また、
近年、在宅看護は、患者の生体情報を示す血圧等のバイ
タルデータ(患者データ)を携帯電話等の通信手段によ
り病院側に送信することで、在宅患者のケアーを行う動
きも出始めてきている。更に、近年、医療現場では、十
分な体の動作を行えない患者のための意思表示手段とし
て、目の動きや瞼の動きを検出し、患者からの意思伝達
を行う装置も研究され始めている。 【0003】一方、一般の市場では、癒し系の商品、例
えば観葉植物に対して定期的に水を供給する水供給装置
や熱帯魚に対して毎日の餌を供給する餌供給装置等、毎
日の世話を自動的に行う商品が登場してきている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リハビ
リを必要とする患者は、入院治療や通院治療を行う場
合、時間的場所的な束縛を強いられ、QOL( Qulity
of Life )の向上が困難であった。また、患者は、退院
後の自宅療養及び治療において、治療や治療方法の指導
又は訪問看護等を十分に受けることが困難であった。 【0005】従来の在宅看護は、病院側への血圧等のバ
イタルデータ(患者データ)の送信が患者からの一方的
なデータ送信であるので、十分な患者ケアーになってい
ない。更に、患者からの意思伝達を行う装置は、実用化
が未だ先である。また、癒し系の商品は、長期外出のた
めの代用を目的とした物が大半であり、在宅療養を行っ
ている寝たきり患者向けのものでなかった。 【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、患者の心のケアー(癒し)が可能で、患者の治療及
び患者の安全確認が可能な看護支援装置を提供すること
を目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、看護又は訓練を必要とする患者のための
看護支援装置であって、患者の動作又は患者の生体情報
等の患者データを検出するための検出手段と、前記検出
手段で検出した患者データを送信すると共に、患者に指
示を与えるための信号を受信する送受信手段と、前記送
受信手段で受信した信号に基づき、患者への指示を告知
する告知手段と、を具備したことを特徴としている。こ
の構成により、患者の心のケアー(癒し)が可能で、患
者の治療及び患者の安全確認が可能な看護支援装置を実
現する。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)尚、本実施の形態では、在宅患者
が自宅等で下肢リハビリ訓練を行うための下肢リハビリ
装置に本発明を適用する。図1ないし図6は本発明の第
1の実施の形態に係わり、図1は本発明の第1の実施の
形態を備えた看護支援システムを示す概略説明図、図2
は図1のリハビリ装置のデータ設定部を示す外観図、図
3は図1のリハビリ装置の表示部を示す説明図、図4は
図1の看護支援システムの構成を示す回路ブロック図、
図5は看護支援システムのリハビリ訓練におけるフロー
チャート、図6は図3のメッセージ表示部の具体例を示
す説明図である。 【0009】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態を備えた看護支援システム1は、看護支援装置として
例えば、在宅患者(又は訓練者とも言う)2が下肢訓練
を行うための下肢リハビリ装置3と、この下肢リハビリ
装置3に電話回線等の通信回線4で接続される病院5の
看護センタ等に設置された監視制御装置6とで構成され
ている。尚、符号7は車椅子であり、符号8は、在宅患
者2の足を固定するために装置本体3aに設けられた補
助具である。 【0010】在宅患者2は、車椅子7に座った状態で足
を補助具8に固定し、下肢リハビリ装置3を用いる。在
宅患者2は、図示しない電源スイッチを押下操作して下
肢リハビリ装置3を起動する。すると、下肢リハビリ装
置3は、装置本体3aに内臓した駆動部9が補助具8を
前後に移動させることで、在宅患者2の下肢に対して前
後運動が可能なように構成されている。尚、前記下肢リ
ハビリ装置3は、前記補助具8に両足を固定して両足共
リハビリ訓練を行っても良いし、片足のみ固定して片足
のみリハビリ訓練を行っても良い。 【0011】前記下肢リハビリ装置3は、前記装置本体
3aに表示部10が設けられている。また、この下肢リ
ハビリ装置3は、在宅患者2が把持してスピード調整等
の設定を行うためのスイッチ部11と、在宅患者2の腕
などに装着され、患者の生体情報を示すバイタルデータ
(患者データ)を検出するための血圧計等の検出装置1
2とが前記装置本体3aに接続されて構成されている。 【0012】前記スイッチ部11は、図2に示すように
速度段数を切り換えるための切換ボタン11aが設けら
れている。この切換ボタン11aは、例えば押下操作す
る度に速度段数が切り換わっていくように構成されてい
る。 【0013】また、前記下肢リハビリ装置3は、前記表
示部10でも同様に速度切換が可能である。図3に示す
ように前記表示部10は、スピード指数表示部13に速
度切換が可能なU(Up),D(Down)等の設定ス
イッチ14と、これら設定スイッチ14又は前記スイッ
チ部11の切換ボタン11aで切り換えられた速度段数
を表示する速度段数表示欄15とが設けられている。 【0014】また、前記表示部10は、前記スピード指
数表示部13の他に、何回リハビリ訓練を行ったかを示
す回数表示欄16と、前記検出装置12で検出されたバ
イタルデータ表示欄として血圧値表示欄17及び脈拍値
表示欄18と、前記通信回線4を介して受信されるD
r.等病院関係者からのメッセージを表示するメッセー
ジ表示欄19とが設けられている。これら表示部15〜
19は、図4に示す後述のデータ処理部23に接続さ
れ、このデータ処理部23でデータ処理された結果に基
き、それぞれ該当するデータを表示するようになってい
る。 【0015】図4に示すように前記下肢リハビリ装置3
は、前記検出装置12で検出したデータを取り込み、バ
イタルデータ(患者データ)として検出するバイタルサ
イン検出部21と、各設定値を取り込むためのリハビリ
データ制御部22と、これらバイタルサイン検出部21
及びリハビリデータ制御部22からのデータを処理する
と共に、前記駆動部9を制御するデータ処理部23と、
このデータ処理部23のデータを送信すると共に、前記
監視制御装置6からの信号を受信するための送受信部2
4とで構成されている。 【0016】また、前記監視制御装置6は、前記通信回
線4を介して前記下肢リハビリ装置3からの送信信号を
受信すると共に、前記下肢リハビリ装置3へ信号を送信
するための監視側送受信部31と、この監視側送受信部
31で受信したデータを解析処理するための監視側デー
タ処理部32と、データ設定を行うための監視側データ
設定部33と、監視側データ処理部32で解析処理され
た結果や監視側データ設定部33で設定するためのデー
タ及び在宅患者へ発信するメッセージを入力するための
監視側表示部34とで構成されている。 【0017】このように構成される看護支援システム1
は、図1で説明したように下肢リハビリ装置3を用い、
在宅患者2が車椅子7に座った状態で足を補助具8に固
定し、腕に血圧計等の検出装置12を装着して、リハビ
リ訓練を行うようになっている。 【0018】このリハビリ訓練は、図5に示すフローチ
ャートに従って行われる。図5に示すように在宅患者2
は、腕に検出装置12として例えば血圧計を装着し(ス
テップS1)、スイッチ部11を把持する。そして、在
宅患者2は、スイッチ部11又は表示部10の設定スイ
ッチ11aにより退院時に指導されたスピード段階数で
スピード設定を行う(ステップS2)。 【0019】設定完了後、在宅患者2は、リハビリを開
始する。本実施の形態では、下肢のリハビリ訓練として
下肢の前後運動を行うことになる(ステップS3)。運
動が開始されると、下肢リハビリ装置3のバイタルサイ
ン検出部21が血圧計のデータを取得する(ステップS
4)。また、リハビリデータ制御部22は、装置設定条
件を取得する。そして、バイタルサインである血圧や脈
拍数は、表示部10にそのデータが表示される(ステッ
プS5)。 【0020】次に、血圧値や脈拍数等のバイタルデータ
は、データ処理部23によりデータ送信可能なようにデ
ータ加工(変調)される。そして、加工(変調)が行わ
れたデータは、送受信部24から通信回線4を介して病
院5の看護センタ内に設置された監視制御装置6へ送信
される(ステップS6)。この送信されたデータは、監
視制御装置6の監視側送受信部31で受信される(ステ
ップS7)。 【0021】監視側送受信部31で受信されたデータ
は、監視側データ処理部32にてデータの復元(復調)
及び監視側表示部34に表示可能なようにデータ加工
(処理)される。そして、加工(処理)されたデータ
は、Dr.等病院関係者が閲覧可能なように監視側表示
部34に血圧や脈拍数等のバイタルデータ及び下肢リハ
ビリ装置3の設定値として表示される(ステップS
8)。 【0022】次に、Dr.等病院関係者は、運動による
バイタルサインの変化が有るか否かの確認を行い(ステ
ップS9)、正常で(規定範囲内)であれば次にスピー
ド段階数等の下肢リハビリ装置3の設定値が正しく設定
されているか確認を行う(ステップS10)。 【0023】設定値の正しいことが確認できたならば、
Dr.等病院関係者は、正常通知として監視制御装置6
に設けられた図示しないキーボード等の入力装置により
メッセージを入力する(ステップS11)。尚、メッセ
ージは、音声での入力方法であっても構わないし、予め
登録されているものであっても構わない。 【0024】監視制御装置6に入力されたメッセージデ
ータは、監視側データ設定部33にてデータ設定が行わ
れ、監視側データ処理部32にてデータ送信可能なよう
にデータ加工される。そして、データ加工されたメッセ
ージデータは、監視側送信部31から通信回線4を介し
て下肢リハビリ装置3に送信される。 【0025】この送信されたメッセージデータは、下肢
リハビリ装置3の送受信部24で受信されてデータが復
元され、データ処理部23の制御により表示部10に表
示される。このとき、下肢リハビリ装置3は、例えば図
6(a)に示すように表示部10のメッセージ表示欄1
9に『がんばって続けてください』と表示される。 【0026】そして、Dr.等病院関係者は、設定時間
経過する(ステップS12)まで上記S4〜S12のス
テップを繰り返させる。設定時間経過後、Dr.等病院
関係者は、直ちに終了を促すメッセージを入力すると共
に、下肢リハビリ装置3の機能を終了させる信号を送出
させる(ステップS13)。それを受信したリハビリ制
御部8は、下肢リハビリ装置3を終了させる(ステップ
S14)。 【0027】一方、スピード段数が正しく設定されてい
なかった場合、Dr.等病院関係者は設定変更を促すメ
ッセージを入力し、在宅患者2へ設定変更を促す(ステ
ップS15)。このとき、下肢リハビリ装置3は、例え
ば図6(b)に示すように表示部10のメッセージ表示
欄19に『スピード設定が間違っています。設定を変更
してください』と表示される。 【0028】更に、バイタルサインが正常値を逸脱して
しまった場合、Dr.等病院関係者は、直ちに中止を促
すメッセージを入力すると共に、下肢リハビリ装置3の
機能を停止させる信号を送出させる(ステップS1
6)。それを受信したリハビリ制御部8は、下肢リハビ
リ装置3の機能を停止させる(ステップS17)。この
とき、下肢リハビリ装置3は、例えば図6(c)に示す
ように表示部10のメッセージ表示欄19に『中止致し
ます』と表示される。 【0029】このようにDr.等病院関係者は、下肢リ
ハビリ装置3の各設定値の変更が行われる際に、リハビ
リデータ制御部22を通じて下肢リハビリ装置3の設定
変更を行うことができる。尚、本実施の形態の看護支援
装置は、在宅と、病院5の看護センタ等の看護施設との
間で構成するシステムについて説明を行ったが、病院5
内のリハビリ室と医局などの間で構成するシステムであ
っても構わない。 【0030】この結果、本実施の形態の下肢リハビリ装
置3(看護支援装置)は、軽度な療養治療を必要とする
人でも、特別な施設での療養治療を行うこと無く、自宅
等の在宅患者2の好む場所にて診療治療が行える環境
(システム)を構築することが可能である。 【0031】従って、本実施の形態の下肢リハビリ装置
3(看護支援装置)は、軽度の療養治療を受ける在宅患
者がわざわざ時間を割いて施設まで行かなくても良く、
また、在宅治療を望む在宅患者も在宅にてあたかも療養
治療施設にいるのと同じ効果をいるのと同じ効果を療養
治療施設以外でも受けられるといった効果を得る。 【0032】尚、下肢リハビリ装置3は、スイッチ部1
1を除いて在宅患者2が自ら各機能設定の設定及び変更
ができないように構成しても良い。この場合、データの
設定及び変更は、Dr.等病院関係者が行うこととな
る。 【0033】先ず、在宅患者2は、下肢リハビリ装置3
を使って運動を開始しようとする。すると、例えば在宅
患者2が下肢リハビリ装置3の電源スイッチを入れるな
どの行為を行うことで、遠隔地にいるDr.等病院関係
者は在宅患者2がこれから訓練を開始することを確認で
きる。このため、Dr.等病院関係者は、在宅患者2の
ための下肢リハビリ装置3の各設定値を遠隔的に制御を
行い、設定を行うことになる。 【0034】このことにより、下肢リハビリ装置3は、
在宅患者の機能回復度に合わせてDr.等病院関係者の
指示の元に訓練を行える。また、下肢リハビリ装置3
は、機器に不慣れの人も安心して訓練を行うことができ
る。 【0035】(第2の実施の形態)図7ないし図9は本
発明の第2の実施の形態に係わり、図7は本発明の第2
の実施の形態を備えた看護支援システムを示す概略説明
図、図8は図7の看護支援システムの構成を示す回路ブ
ロック図、図9は図7の家庭監視装置の表示部を示す説
明図である。 【0036】本第2の実施の形態は、上記第1の実施の
形態の構成に加え、看護を行う家族等が在宅患者2の様
子とDr.の指示内容等とを遠隔的に確認を行える家庭
監視装置を設けて構成する。それ以外の構成は、上記第
1の実施の形態と同様なので、説明を省略し、同じ構成
には同じ符号を付して説明する。 【0037】図7に示すように本実施の形態を備えた看
護支援システム1Bは、下肢リハビリ装置3Bと同じ環
境内で、この下肢リハビリ装置3Bに例えば、LAN
( Local Area Network )ケーブル41aで接続される
家庭監視装置41を設けて構成される。尚、これら下肢
リハビリ装置3Bと家庭監視装置41とは、LANケー
ブル41aで接続することなく、赤外線等の無線通信が
可能に構成されていても良い。 【0038】図8に示すように前記下肢リハビリ装置3
Bは、前記LANケーブル41aを介して前記送受信部
24で前記家庭監視装置41と通信してデータの送受信
を行うように構成される。更に、下肢リハビリ装置3B
は、在宅患者2からの音声を入力するための音声入力装
置42が接続されるようになっている。 【0039】前記家庭監視装置41は、看護を行う看護
者の音声を入力するための音声入力部43と、前記下肢
リハビリ装置3Bと通信してデータの送受信を行う家庭
監視側送受信部44と、その送受信データ及び前記音声
入力部43の音声入力を処理するための家庭監視側デー
タ処理部45と、データ表示を行う家庭監視側表示部4
6とで構成されている。前記家庭監視側表示部46は、
例えば、図9に示すようにDr.指示事項表示欄47
と、下肢リハビリ装置3Bの設定値表示欄48と、在宅
患者指示事項表示欄49とで構成されている。 【0040】このように構成される看護支援システム1
Bは、上記第1の実施の形態で説明したのと同様に下肢
リハビリ装置3Bを用いてリハビリ訓練を行うようにな
っている。このとき、図7で示したように家庭監視装置
41は、例えば在宅患者の自宅内に設けられている。 【0041】上記第1の実施の形態で説明したのと同様
に下肢リハビリ装置3Bの各設定値を始め、Dr.から
の指示内容等のデータは、監視制御装置6から通信回線
4を介して下肢リハビリ装置3Bに送信される。そし
て、これらデータは、下肢リハビリ装置3B内の送受信
部24からLANケーブル41aを介して家庭監視装置
41にも伝達される。 【0042】これらデータは、家庭監視装置41内の家
庭監視側送受信部44で受信される。そして、受信され
たデータは、家庭監視側データ処理部45にて家庭監視
側表示部46に表示可能な信号形態に変換される。その
後、変換されたデータは、バイタルサインや設定値等各
種データやDr.からの指示事項等として家庭監視側表
示部46に表示される。 【0043】更に、在宅患者2が発した音声、例えば介
助を求める音声等は、下肢リハビリ装置3Bの音声入力
装置42に入力される。そして、在宅患者2が発した音
声は、下肢リハビリ装置3Bの送受信部24から家庭監
視装置41に伝達される。そして、その音声は、家庭監
視装置41の家庭監視側送受信部44で受信され、家庭
監視側データ処理部45にて家庭監視側表示部46に表
示可能な信号形態に変換され、家庭監視側表示部46に
その内容が表示される。 【0044】また、看護者は、その表示内容を見て、は
げましの言葉や指示内容等を家庭監視装置41の音声入
力部43に向けて発し入力する。すると、看護者が発し
た音声は、上記在宅患者2が発した音声とは逆の経路を
辿り、下肢リハビリ装置3Bに伝達される。そして、そ
の音声は、下肢リハビリ装置3Bのデータ処理部23に
て表示部10に表示可能な信号形態に変換され、その内
容が表示部10に表示される。 【0045】また、下肢リハビリ装置3Bは、家庭監視
装置41により看護者と在宅患者2との意思疎通が図れ
る他、Dr.等病院関係者との情報交換や意思交換が可
能である。更に、図示しない在宅患者監視用の監視カメ
ラを設けることで、看護者は、在宅患者2の様子を遠隔
的に監視することができ、在宅患者2の様子によっては
音声入力部43を用い、Dr.等病院関係者に異常を連
絡することも可能である。 【0046】この結果、本第2の実施の形態は、上記第
1の実施の形態で得られる効果に加え、看護者である在
宅患者家族が在宅患者2の様子を遠隔的に観察でき、リ
ハビリ訓練に在宅患者家族が付き添う必要が無くなると
いった効果を得る。更に、本第2の実施の形態は、看護
者である在宅患者家族がDr.等病院関係者と直接指示
事項の確認を行えるという効果も得る。 【0047】(第3の実施の形態)尚、本実施の形態で
は、自らでは行動ができない在宅患者でも、自分の意志
で行動や動作が行えると共に、看護を行っている看護、
介助者も安心して看護や介助を行える看護支援システム
を構築する。図10ないし図18は本発明の第3の実施
の形態に係わり、図10は本発明の第3の実施の形態を
備えた看護支援システムを示す概略説明図、図11は図
10の看護支援システムの構成を示す回路ブロック図、
図12は図11の解析装置の動作解析信号処理部の構成
を示す回路ブロック図、図13は図11のスピーカシス
テムの構成を示す回路ブロック図、図14は図11の表
示装置の音声入力部の構成を示す回路ブロック図、図1
5は指示装置の解析装置が動作するフローチャート、図
16は表示装置の表示部が表示する具体例を示す説明
図、図17は異常認識動作のフローチャート、図18は
緊急通報部の構成を示す回路ブロック図である。 【0048】図10に示すように本発明の第3の実施の
形態を備えた看護支援システム50は、在宅患者が把持
して指示を行うために用いるジョイステック型の指示装
置51と、この指示装置51に信号線52aを介して接
続され、患者の指示に基づき、水撒き装置等の被対象機
器53を駆動する駆動装置52と、その状態を赤外線等
の無線通信でアンテナを介して前記指示装置51と通信
し、遠隔地にて確認可能な表示装置54と、前記指示装
置51に信号線55aを介して接続される在宅患者用の
スピーカーシステム55とで構成されている。 【0049】前記指示装置51は、在宅患者の周辺に配
置され、患者はそれを使用して自己表現を行うようにな
っている。また、前記駆動装置52は、在宅患者の意思
で動かそうとしている被対象機器52を駆動させる装置
であり、被対象機器52の周辺或いは被対象機器52に
付設して用いられる。 【0050】例えば、指示装置51は、寝たきりの在宅
患者の手の動きを検出し、その検出した手の動きに基づ
き駆動装置52が例えば図示しない観葉植物へ水を撒く
水撒き装置等の被対象機器53を駆動するようになって
いる。 【0051】前記表示装置54は、在宅患者と一緒に生
活をしている看護(介助)者の居る所に設置される。こ
の表示装置54は、前記指示装置51と通信するアンテ
ナ54aを備えている。また、この表示装置54は、電
話回線等の通信回線57に接続され、後述するように緊
急通報を送信可能になっている。 【0052】前記指示装置51は、指示を行うためのジ
ョイステック部61と、前記表示装置54と通信を行う
ためのアンテナ62と、この装置本体内部に設けられた
後述の解析装置70とで構成されている。また、前記指
示装置51は、前記ジョイステック部61の指示方向を
示した方向矢印63が設けられている。 【0053】図11に示すように解析装置70は、前記
ジョイステック部61の動作を検出して患者動作を検出
する患者動作検出部71と、この患者動作検出部71か
らの検出結果に基づき、データ処理を行う動作解析信号
処理部72と、この動作解析信号処理部72で処理され
たデータを送信すると共に、前記駆動装置52からの駆
動データを受信する送受信部73と、前記アンテナ62
に接続され、前記信号処理部52の信号を前記表示装置
54へ送信すると共に、この表示装置54からの信号を
受信するアンテナ側送受信部74とで構成される。 【0054】前記駆動装置52は、前記解析装置70と
データを送受信するための駆動側送受信部75と、この
駆動側送受信部75で送受信するための送受信信号をデ
ータ変換する駆動側信号変換部76と、前記解析装置7
0からの駆動信号に基づき、被対象機器52を動作させ
ると共に、この駆動状態のデータを出力する駆動部77
とで構成されている。 【0055】前記表示装置54は、前記アンテナ54a
に接続され、前記解析装置70と信号を送受信するため
の表示側送受信部78と、この表示側送受信部78で送
受信する送受信信号をデータ変換するための表示側信号
変換部79と、前記解析装置70からの信号に基づき、
データ表示を行う表示部80と、介助用の音声を入力す
るための音声入力部81と、前記通信回線57に接続さ
れて緊急通報を送信可能な緊急通報部82とで構成され
ている。 【0056】また、前記解析装置70の前記動作解析信
号処理部72は、図12に示すように患者動作検出部7
1からの検出信号に基づいて患者の動作を解析すると共
に、この解析結果に基づき、前記駆動装置への駆動信号
を生成する駆動信号生成部83と、在宅患者が動作を行
った時刻や日を表示するための日時信号を生成する日時
信号生成部84と、これら生成部83,84を前記患者
動作検出部71からの検出信号に基づき、制御するCP
U85とで構成される。 【0057】前記スピーカシステム66は、図13に示
すように前記解析装置70のアンテナ側送受信部74の
信号を受けて復調を行う復調回路86と、この復調回路
86で復調された信号をスピーカ87で再生可能な信号
に変換する信号変換回路88とで構成される。 【0058】更に、表示装置54の音声入力部81は、
図14に示すように介助用の音声を入力する音声入力用
マイク(以下、単にマイク)89と、このマイク89に
入力された音声を電気信号に変換する音声入力回路90
と、この音声入力回路90からの電気信号を送出可能に
変調する音声信号変調回路91と、音声入力の内容を記
憶するメモリ92と、これら回路90,91及びメモリ
92を制御するCPU93とで構成されている。 【0059】このように構成される看護支援システム5
0は、図10で説明したように例えば、寝たきりの在宅
患者の周辺に指示装置51が配置され、患者はそれを使
用して自己表現を行う。駆動装置52は、被対象機器5
2の周辺或いは被対象機器52に付設して用いられる。
ここで、被対象機器52は、観葉植物へ水を撒く水撒き
装置である。 【0060】例えば、在宅患者は、心のケアー及びリハ
ビリを兼ねて定期的に観葉植物に水撒きすることを考え
る。しかしながら、在宅患者は、寝たきりであるので、
自らが観葉植物の付近まで移動しての水撒きが行えな
い。 【0061】このため、在宅患者は、指示装置51を把
持し、あたかも自分が観葉植物の近くで水撒きを行うイ
メージで、ジョイステック部61を用いて水撒き動作を
行うことになる。 【0062】そして、在宅患者は、ジョイステック部6
1をセット方向に(左側へ)倒す。すると、図15のフ
ローチャートに示すように指示装置51の解析装置70
が動作する。図15に示すように解析装置70は、患者
動作検出部71がジョイステック部61の動きを検出す
る(ステップS21)。すると、患者動作検出部71
は、検出信号を出力し、この検出信号に基づき、動作解
析信号処理部72が患者の動作を解析する(ステップS
22)。 【0063】ここで、患者動作検出部71からの検出信
号は、動作解析信号処理部72のCPU85及び駆動信
号生成部83に伝達される。CPU85は、信号処理
(ステップS23)として在宅患者が動作を行ったこと
を検出し、駆動信号生成部83の制御を行うと共に、日
時信号生成部84を制御する。 【0064】駆動信号生成部83は、検出信号に基づい
て患者の動作を解析し、この解析結果に基づき駆動信号
を生成する。また、日時信号生成部84は、日時信号を
生成する。そして、動作解析信号処理部72は、駆動信
号生成部83で生成された駆動信号を送受信部73から
駆動装置52に送信する(ステップS24)。また、動
作解析信号処理部72は、日時信号生成部84で生成さ
れた日時信号をアンテナ側送受信部74から無線通信を
介して表示装置54に送信する(ステップS24)。 【0065】駆動装置52は、解析装置70からの駆動
信号を駆動側送受信部75で受信する(ステップS2
4)。そして、駆動装置52は、駆動側信号変換部76
にて受信信号を元の駆動信号に復元する。次に、駆動装
置52は、駆動信号に基づき、駆動部77が水撒き装置
での水撒きのためのセット操作を行うか否かを判断し
(ステップS25)、セット操作を行うのであれば次の
ステップに進む。 【0066】一方、表示装置54は、解析装置70から
の日時信号を表示側送受信部78で受信する(ステップ
S24)と共に復調し、表示側信号変換部79にて信号
処理して図16に示すように表示部80に表示し(ステ
ップS26)、指示装置51を介して駆動装置52をセ
ットさせる(ステップS27)。 【0067】図16に示すように表示装置54の表示部
80は、例えば、在宅患者が動作を行った時刻や日を表
示するものである。このように駆動装置52のセットが
完了したならば次に、実際に水撒き動作に入る。 【0068】在宅患者は、指示装置51のジョイステッ
ク部61を水撒きの方向(右側へ)倒す。すると、指示
装置51の解析装置70は、前述までの説明同様な処理
を経て、動作解析信号処理部72にてセット動作か否か
の判断を行う(ステップS25)。 【0069】セット動作ではない場合、解析装置70か
らの駆動信号に基づき、駆動装置52は、この装置内の
図示しない駆動源例えば電気モータにて補助タンク内の
水を汲み上げ、チューブ等を使って観葉植物の根元に水
を供給する(ステップS28)。このような動作を繰り
返すことにより、在宅患者は、看護支援システム50を
用いて自分の意志の元に、観葉植物への水撒きが可能と
なる。 【0070】尚、表示装置54の表示部80での表示内
容は、在宅患者が行動を起こした日時の表示だけではな
く、現在時刻の表示も行っても良いし、在宅患者行動記
録や在宅患者行動予定時刻が表示されても構わない。更
に、表示装置54は、複数台設けても良い。 【0071】また、表示装置54は、携帯電話であって
も構わないし、PDA( PersonalDigital Assistants
)のような携帯情報端末であっても構わない。この場
合、表示装置54は、携帯情報端末にすることで、持ち
運びが容易で、設置場所の限定を行わずに済む。更に、
表示装置は、携帯電話であれば、在宅患者の近くに同じ
く携帯電話を置くことで、介助のメッセージを伝達可能
となるばかりか通話を通じてコミュニケーションが図れ
る効果も有する。 【0072】また、看護支援システム50は、在宅患者
の様子を表示装置54にて確認を行っている。しかしな
がら、もし予定時間になっても患者の行動が起こらな
い、つまり表示部80に日時表示がされない場合に、図
17のフローチャートに示すように介助者は、異常認識
動作を行う。 【0073】図17に示すように表示装置54の表示部
80に日時表示がされない場合、介助者は、音声入力部
81のマイク89を使い在宅患者に対して確認を意味す
る言葉、例えば『どうしましたか』等を発する(ステッ
プS31)。 【0074】マイク89から入力された音声は、音声入
力部81の音声入力回路90にて電気信号に変換され、
一方はCPU93の入力信号として、他方は次段の音声
信号変調回路91へと入力される。音声信号変調回路9
1は、入力された音声信号を無線通信で送信可能な送信
信号に変換(変調)し、表示側送受信部78にて指示装
置51へ送信する。 【0075】一方、音声入力部81のCPU93は、音
声入力回路90からの入力信号を受信して、メモリ92
にその内容を記録する指示を行う。すると、メモリ92
は、日時と内容と共に、音声信号(データ)を記録す
る。また、表示装置54は、表示部80にその内容を表
示することもできる。 【0076】アンテナ側送受信部74にて受信された音
声信号は、スピーカシステム66へ出力される。このス
ピーカシステム66は、音声信号を復調回路86にて電
気信号に復調し、信号変換回路88にて音声に変換す
る。そして、変換された音声は、介助者の発した言葉と
してスピーカ87から流れるようになっている(ステッ
プS32)。また、スピーカ87から流れる音は、音声
でなくブザー等であっても良い。 【0077】ここで、本実施の形態では、図17に示す
異常認識動作は、音声指示についての実施例を示してい
るが、声の聞こえない在宅患者に対してLEDなどの発
光手段によって注意を喚起する表示を行うようにしても
良いし、また、音声入力された文字を表示する文字表示
方式であっても良い。更に、異常認識動作は、在宅患者
に対して例えば、ジョイスティック部61を振動(バイ
ブレーション)させる等の何らかの刺激を与えること
で、注意を喚起する方式であっても構わない。 【0078】マイク89の呼びかけに対して在宅患者の
反応があった場合(動作を継続した場合や動作を起こし
た場合等)、介助者は、異常認識動作を終了する(ステ
ップS34)。逆に、在宅患者に何の反応もない場合、
介助者は、緊急通報部82によって通信回線57を介し
て救急車の手配等を行う(ステップS35)。 【0079】尚、ある所定時間(任意に設定変更可能な
時間)が経過しても在宅患者からの応答がない場合、以
下に記載するように構成される。表示装置54は、ある
所定時間が経過しても表示側信号変換部79に何の信号
も帰って(戻って)こない。このとき、表示側信号変換
部79は、所定時間経過後、緊急通報部82に応答無し
信号を出力するようになっている。また、音声入力部8
1は、メモリ92に記録されている確認メッセージの日
時及び内容のデータを緊急通報部82に出力するように
なっている。 【0080】そして、緊急通報部82は、図18に示す
ように判断回路94で確認メッセージの日時及び内容の
データと、応答無し信号との比較処理を行い、所定時間
経過後、なんら在宅患者からの応答信号がない場合、通
報回路95から通信回線57を介して緊急連絡を行うよ
うになっている。 【0081】この結果、本第3の実施の形態は、在宅患
者自らが患者自身の意思で行動を行えると共に、看護、
介助者も安心して他の業務を遂行しながら、看護や介助
の遂行や在宅患者の様子の確認ができるという効果を得
る。また、本発明は、以上述べた実施の形態のみに限定
されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施可能である。 【0082】[付記] (付記項1) 看護又は訓練を必要とする患者のための
看護支援装置であって、患者の動作又は患者の生体情報
等の患者データを検出するための検出手段と、前記検出
手段で検出した患者データを送信すると共に、患者に指
示を与えるための信号を受信する送受信手段と、前記送
受信手段で受信した信号に基づき、患者への指示を告知
する告知手段と、を具備したことを特徴とする看護支援
装置。 【0083】(付記項2) 前記患者データは、患者の
動作を示す動作データ又は患者の生体情報を示すバイタ
ルデータであることを特徴とする付記項1に記載の看護
支援装置。 【0084】(付記項3) 前記告知手段は、音声によ
る手段であることを特徴とする付記項1に記載の看護支
援装置。 【0085】(付記項4) 前記告知手段は、患者に対
して直接的な刺激を与える手段であることを特徴とする
付記項1に記載の看護支援装置。 【0086】(付記項5) 前記告知手段は、視認可能
な表示手段や発光手段であることを特徴とする付記項1
に記載の看護支援装置。 【0087】(付記項6) 前記送受信手段は、前記検
出手段で検出した患者データに従い、患者からの応答が
ない場合、救急通報を送信することを特徴とする付記項
1に記載の看護支援装置。 【0088】(付記項7) 看護又は訓練を必要とする
患者のための看護支援システムであって、患者の動作又
は患者の生体情報等の患者データを検出する検出手段
と、この検出した患者データを送信すると共に、患者に
指示を与えるための信号を受信する送受信手段と、この
送受信手段で受信した信号に基づき、患者への指示を告
知する告知手段と、を有する看護支援装置と、前記看護
支援装置と通信可能に病院内に配置され、送信された患
者データを受信すると共に、患者に指示を与えるための
信号を送信する送受信手段と、この送受信手段で受信し
た患者データを表示する表示手段と、患者へ指示を与え
るための入力手段と、を有する監視制御装置と、を具備
したことを特徴とする看護支援システム。 【0089】(付記項8) 看護又は訓練を必要とする
患者のための看護支援システムであって、患者の動作又
は患者の生体情報等の患者データを検出する検出手段
と、この検出した患者データを送信すると共に、患者に
指示を与えるための信号を受信する送受信手段と、この
送受信手段で受信した信号に基づき、患者への指示を告
知する告知手段と、を有する看護支援装置と、前記看護
支援装置と通信可能に家庭内に配置され、送信された患
者データを受信すると共に、患者に指示を与えるための
信号を送信する送受信手段と、この送受信手段で受信し
た患者データを表示する表示手段と、患者へ指示を与え
るための入力手段と、を有する家庭監視装置と、を具備
したことを特徴とする看護支援システム。 【0090】(付記項9) 看護又は訓練を必要とする
患者のための看護支援システムであって、患者の動作又
は患者の生体情報等の患者データを検出する検出手段
と、この検出した患者データを送信すると共に、患者に
指示を与えるための信号を受信する送受信手段と、この
送受信手段で受信した信号に基づき、患者への指示を告
知する告知手段と、を有する看護支援装置と、前記看護
支援装置と通信可能に病院内に配置され、送信された患
者データを受信すると共に、患者に指示を与えるための
信号を送信する送受信手段と、この送受信手段で受信し
た患者データを表示する表示手段と、患者へ指示を与え
るための入力手段と、を有する監視制御装置と、前記看
護支援装置と通信可能に家庭内に配置され、送信された
患者データを受信すると共に、患者に指示を与えるため
の信号を送信する送受信手段と、この送受信手段で受信
した患者データを表示する表示手段と、患者へ指示を与
えるための入力手段と、を有する家庭監視装置と、を具
備したことを特徴とする看護支援システム。 【0091】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、患
者の心のケアー(癒し)が可能で、患者の治療及び患者
の安全確認が可能な看護支援装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた看護支援シ
ステムを示す概略説明図 【図2】図1のリハビリ装置のデータ設定部を示す外観
図 【図3】図1のリハビリ装置の表示部を示す説明図 【図4】図1の看護支援システムの構成を示す回路ブロ
ック図 【図5】看護支援システムのリハビリ訓練におけるフロ
ーチャート 【図6】図3のメッセージ表示部の具体例を示す説明図 【図7】本発明の第2の実施の形態を備えた看護支援シ
ステムを示す概略説明図 【図8】図7の看護支援システムの構成を示す回路ブロ
ック図 【図9】図7の家庭監視装置の表示部を示す説明図 【図10】本発明の第3の実施の形態を備えた看護支援
システムを示す概略説明図 【図11】図10の看護支援システムの構成を示す回路
ブロック図 【図12】図11の解析装置の動作解析信号処理部の構
成を示す回路ブロック図 【図13】図11のスピーカシステムの構成を示す回路
ブロック図 【図14】図11の表示装置の音声入力部の構成を示す
回路ブロック図 【図15】指示装置の解析装置が動作するフローチャー
ト 【図16】表示装置の表示部が表示する具体例を示す説
明図 【図17】異常認識動作のフローチャート 【図18】緊急通報部の構成を示す回路ブロック図 【符号の説明】 1…看護支援システム 2…在宅患者 3…下肢リハビリ装置(看護支援装置) 3a…装置本体 4…通信回線 5…病院 6…監視制御装置 9…駆動部 10…表示部 11…スイッチ部 12…検出装置 21…バイタルサイン検出部 22…リハビリデータ制御部 23…データ処理部 24…送受信部 31…監視側送受信部 32…監視側データ処理部 33…監視側データ設定部 34…監視側表示部
ステムを示す概略説明図 【図2】図1のリハビリ装置のデータ設定部を示す外観
図 【図3】図1のリハビリ装置の表示部を示す説明図 【図4】図1の看護支援システムの構成を示す回路ブロ
ック図 【図5】看護支援システムのリハビリ訓練におけるフロ
ーチャート 【図6】図3のメッセージ表示部の具体例を示す説明図 【図7】本発明の第2の実施の形態を備えた看護支援シ
ステムを示す概略説明図 【図8】図7の看護支援システムの構成を示す回路ブロ
ック図 【図9】図7の家庭監視装置の表示部を示す説明図 【図10】本発明の第3の実施の形態を備えた看護支援
システムを示す概略説明図 【図11】図10の看護支援システムの構成を示す回路
ブロック図 【図12】図11の解析装置の動作解析信号処理部の構
成を示す回路ブロック図 【図13】図11のスピーカシステムの構成を示す回路
ブロック図 【図14】図11の表示装置の音声入力部の構成を示す
回路ブロック図 【図15】指示装置の解析装置が動作するフローチャー
ト 【図16】表示装置の表示部が表示する具体例を示す説
明図 【図17】異常認識動作のフローチャート 【図18】緊急通報部の構成を示す回路ブロック図 【符号の説明】 1…看護支援システム 2…在宅患者 3…下肢リハビリ装置(看護支援装置) 3a…装置本体 4…通信回線 5…病院 6…監視制御装置 9…駆動部 10…表示部 11…スイッチ部 12…検出装置 21…バイタルサイン検出部 22…リハビリデータ制御部 23…データ処理部 24…送受信部 31…監視側送受信部 32…監視側データ処理部 33…監視側データ設定部 34…監視側表示部
─────────────────────────────────────────────────────
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(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G08B 25/08 G08B 25/08 Z
Fターム(参考) 4C341 LL10 LL30
5C087 AA02 AA03 AA19 AA37 AA44
BB03 BB12 BB74 DD03 DD25
DD26 DD29 DD49 EE05 EE07
EE20 FF01 FF02 FF04 FF19
FF20 GG09 GG12 GG19 GG23
GG30 GG32 GG66 GG67 GG70
GG71 GG83
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 看護又は訓練を必要とする患者のための
看護支援装置であって、 患者の動作又は患者の生体情報等の患者データを検出す
るための検出手段と、 前記検出手段で検出した患者データを送信すると共に、
患者に指示を与えるための信号を受信する送受信手段
と、 前記送受信手段で受信した信号に基づき、患者への指示
を告知する告知手段と、 を具備したことを特徴とする看護支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002011903A JP2003210536A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 看護支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002011903A JP2003210536A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 看護支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003210536A true JP2003210536A (ja) | 2003-07-29 |
Family
ID=27649270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002011903A Withdrawn JP2003210536A (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 看護支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003210536A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015188661A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | フクダ電子株式会社 | リハビリテーション連携システム |
JP2020508722A (ja) * | 2017-02-01 | 2020-03-26 | コンセンサス オーソペディックス インコーポレイテッド | 理学療法及びリハビリテーションをモニタするためのユーザインターフェイスを備えたシステム及び方法 |
JP2020057082A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 株式会社リモハブ | リハビリ支援システム、ユーザ機器および情報端末装置 |
-
2002
- 2002-01-21 JP JP2002011903A patent/JP2003210536A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015188661A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | フクダ電子株式会社 | リハビリテーション連携システム |
JP2020508722A (ja) * | 2017-02-01 | 2020-03-26 | コンセンサス オーソペディックス インコーポレイテッド | 理学療法及びリハビリテーションをモニタするためのユーザインターフェイスを備えたシステム及び方法 |
JP7187466B2 (ja) | 2017-02-01 | 2022-12-12 | コンセンサス オーソペディックス インコーポレイテッド | 理学療法及びリハビリテーションをモニタするためのユーザインターフェイスを備えたシステム及び方法 |
JP2020057082A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 株式会社リモハブ | リハビリ支援システム、ユーザ機器および情報端末装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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