JP2017033502A - 看取りシステム - Google Patents

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Abstract

【目的】遠隔地に居る近親者(友人を含む)が親しい縁者(ペットを含む)の死に際に立ち会い看取ることを可能にする看取りシステムを提供する。
【構成】対象者に関して死に際が近づいていることを検知する死に際検知手段と、前記対象者等の映像を取得する映像取得手段と、前記対象者の音声等を取得する対象音取得手段と、前記死に際事態に関する死に際情報を前記登録された看取り者側の端末に送信する死に際情報送信手段と、前記映像取得手段により取得された対象者映像を、前記登録された看取り者側にネットワーク経由で送信又は提供する対象者映像送信手段と、前記対象音取得手段により取得された対象音を、前記登録された看取り者側にネットワーク経由で送信又は提供する対象音送信手段とを備えたシステムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遠隔地からでも家族などの近親者・縁者が対象者(ペットを含む)の死に際に立会い死に際を看取ることを可能にする又はそれを支援する、看取りシステムに関する。
従来より、被測定者(対象者)に心不全や呼吸不全などの生命危機事態が発生したときにそのことを医療機関などに通報する生命危機緊急通報システムが提案されている(特許文献1参照)。
特許第4706040号公報
上記のような生命危機緊急通報システムは、あくまで被測定対象者の生命・身体に危険が生じたときにそのことを通報して当該の人の生命・身体の保全・回復を図ることを目的とするものであるから、当該の人の死に際に親しい人たちが立ち会い看取ることを可能にしたりそれを支援することはできないし、そのようなことは全く想定されていない。しかしながら、特に近年の高度化・グローバル化した社会においては、家族などの近親者・縁者が互いに遠隔地に住んでいることが多くなり、その結果、親しい人の死に際に立ち会ったり、親しい人の死に際を看取ることが難しい事例が著しく増加してきている。
本発明はこのような従来技術の問題点に着目して為されたものであって、遠隔地に居る近親者が親しい縁者(ペットを含む)の死に際に立ち会いその死に際を看取ることを可能にする(又はそれを支援する)看取りシステムを提供することを課題又は目的とするものである。なお、このような課題又は目的は、本発明者が調査した限り従来は知られておらず、全く新規な課題又は目的であり且つ当業者が容易に想到できない課題又は目的である
以上のような課題を解決するための本発明による看取りシステムは、医療機関、介護施設又は自宅などに居る人又はペット(以下「対象者」という)の看取りを行う看取り者又はその端末を登録する看取り者登録手段と、前記対象者に関して死に際が近づいていること(以下「死に際事態」という)を検知する死に際検知手段と、前記対象者及びその周囲の映像を取得する映像取得手段と、前記対象者及びその周囲の音声その他の音(以下「対象音」という)を取得する対象音取得手段と、前記死に際検知手段からの出力に基づいて、前記死に際事態に関する死に際情報を前記登録された看取り者側の端末に送信する死に際情報送信手段と、前記死に際検知手段からの出力に基づいて、前記映像取得手段により取得された対象者映像を、前記登録された看取り者側にネットワーク経由で送信又は提供する対象者映像送信手段と、前記死に際検知手段からの出力に基づいて、前記対象音取得手段により取得された対象音を、前記登録された看取り者側にネットワーク経由で送信又は提供する対象音送信手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明による看取りシステムにおいては、前記死に際情報送信手段は、対象者の現在の生体情報を前記対象者の映像と一緒に看取り者側に送信又は提供するものであってもよい。
また、本発明による看取りシステムにおいては、さらに、前記対象者の現在の生体情報に基づいて対象者の死亡までの推定時間又は対象者の死亡推定時刻を取得する死亡推定時間等取得手段と、前記死亡推定時間等取得手段により得られた死亡推定時間等を看取り者側に送信又は提供する死亡推定時間等送信手段とを含むものであってもよい。
また、本発明による看取りシステムにおいては、遠隔地に居る看取り者が発した音声をネットワーク経由で対象者側に送信又は提供する看取り者音声送信手段と、前記看取り者音声送信手段から送信又は提供された看取り者音声を出力するためのイヤホン等の看取り者音声出力手段であって、対象者の耳又はその近傍で音声を出力する(対象者の耳又はその近傍に配置された)看取り者音声出力手段と、をさらに含むものであってもよい。
さらに、本発明による看取りシステムにおいては、遠隔地に居る看取り者の映像をネットワーク経由で対象者側に送信又は提供する看取り者映像送信手段と、前記看取り者映像送信手段から送信又は提供された看取り者映像を表示する看取り者映像表示手段であって、対象者の近傍で前記看取り者映像を表示させる看取り者映像表示手段と、をさらに含むものであってもよい。
以上のように、本発明によれば、前記死に際情報送信手段により、前記死に際検知手段が検知した対象者(ペットを含む)の死に際事態に関する情報を、予め登録した看取り者側に送信するようにしたので、遠隔地に居る看取り者は確実に対象者の死に際が迫ったことを知ることができる。また、本発明によれば、前記死に際検知手段が対象者の死に際を検知したとき、対象者(ペットを含む)及びその周囲の映像と音声等を看取り者側に送信又は提供するようにしたので、遠隔地に居る看取り者は確実に対象者の死に際に映像及び音声等を介して立会い、前記死に際を略リアルタイムに看取ることができる。
また、本発明において、前記死に際情報送信手段により、対象者の現在の生体情報を前記対象者の映像と一緒に看取り者側に送信又は提供するようにしたときは、看取り者は、対象者の映像と共にその現在の生体情報(例えば心電計からの心電図情報、心拍計からの心拍情報、脳波計からの脳波情報、血圧計からの血圧情報などの生体情報)を、自らの端末に略リアルタイムに表示させることができる。
また、本発明において、前記死亡推定時間等取得手段及び死亡推定時間等送信手段により、対象者の死亡までの推定時間又は対象者の死亡推定時刻を看取り者側に送信又は提供するようにしたときは、遠隔地の看取り者は、より臨場感を持って対象者を看取ることができると共に、看取り者音声送信手段により看取り者側音声を対象者側に送信する(看取り者側の「最後の言葉」を対象者の耳元に届ける)ための最適なタイミングを略リアルタイムに知ることができる。
また、本発明において、前記看取り者音声送信手段により送信された看取り者側の音声を、前記看取り者音声出力手段(対象者の耳又はその近傍で音声を出力する、又は対象者の耳又はその近傍に配置された看取り者音声出力手段)から、対象者の耳元(耳又はその近傍)で出力するようにしたときは、「遠隔地にいる看取り者からの最後の言葉」を、対象者の耳元に略リアルタイムに届けることができ、しかも対象者の周囲の他人には聞かれない態様で、対象者に届けることができる。
さらに、本発明において、前記看取り者映像送信手段及び看取り者映像表示手段により、遠隔地に居る看取り者の映像を、対象者側で表示するようにしたときは、あたかも遠隔地の看取り者がその場(対象者の死に際の場)に実際に居るかのように前記看取り者の映像が略リアルタイムに表示されるので、対象者、対象者の周囲に実際に居る近親者、及び遠隔の看取り者にとって、対象者の死に際の看取りを、より臨場感をもって、行えるようになる。
本発明の一実施形態に係る看取りシステムの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態において、制御部が対象者に死に際が迫っていると判定したときに看取り者側端末に送信する死に際情報(対象者が死に際であることを示す情報)の一例を、看取り者側端末の表示画面として示す図である。 本実施形態において、制御部からの各種情報が表示された看取り者側端末の表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る看取りシステムの概略構成を示すブロック図である。図1において、1は医療機関、介護施設又は自宅などに居る病人等の対象者、2は対象者1が横たわっているベッド、3は対象者1の生体情報を取得する生体情報取得部であって例えば心電計、心拍計、脳波計、及び血圧計などから構成される生体情報取得部、4は前記生体情報取得部3からの各種データに基づいて対象者1に死に際が迫っているかどうかの判定などを行う制御部である。
前記制御部4は、前記生体情報取得部3からの心電計、心拍計、脳波計、及び血圧計などで得られた各種情報に基づいて、対象者に死に際が迫っているかどうかを判定する。すなわち、前記制御部4は、過去の多数の死亡例から得られた死に際判定情報、例えば過去の多数の死亡例から得られた「心電図、心拍、脳波、及び血圧などの各変化に関する情報」と「当該被測定者に死に際が近づいたと言えるかどうかに関する情報」との相関関係を示す情報(機械学習用に入力されたデータ)などに基づいて、対象者1に死に際が迫っているかどうかを判定する。また、前記制御部4は、前記過去の多数の死亡例から得られた死亡までの推定時間に関する情報、例えば過去の多数の死亡例から得られた「心電図、心拍、脳波、及び血圧などの各変化に関する情報」と「当該人がそれらの各変化からどれだけの時間の経過後に死亡したかに関する情報」との相関関係を示す情報(機械学習用に入力されたデータ)などに基づいて、対象者1の現在からの死亡推定時間(又は死亡推定時刻)を取得する。前記制御部4は、例えばパソコンのCPU及びハードディスクに記録されたプログラムなどにより構成されている。
また、図1において、5は対象者1及びその周囲の映像を取得して前記制御部4に送るビデオカメラ、6は対象者1及びその周囲の音声その他の音を収集、取得して前記制御部4に送るマイク、7は対象者1を遠隔地から看取る者として事前に登録された看取り者の氏名、メールアドレス、ID、及び本人確認用パスワードなどを記録しておく登録看取り者情報記録部、8は前記制御部4を中心とする対象者側システムと外部(後述する看取り者側端末など)との間でデータをインターネット9経由で送受信する送受信部である。
また、図1において、10は前記登録看取り者情報記録部7に記録された看取り者が所持する看取り者側端末、11は前記看取り者側端末10から送信された遠隔の看取り者の音声を前記制御部4の制御下で出力するイヤホン(対象者1の耳に装着されたイヤホン)、12は前記看取り者側端末10から送信された遠隔の看取り者の映像を前記制御部4の制御下で出力するフラットパネル型ディスプレイ、12aは前記ディスプレイ12を下方から支持するポール(棒体)、12bは前記ポール12aの下端部に固定された電動車輪部で前記ディスプレイ12及びポール12aを移動させる電動車輪部である。前記電動車輪部12bは、制御部4からの無線電波に乗せられた命令により制御される。遠隔地の看取り者は、自らの端末10から前記制御部4に制御信号を送信することにより、前記電動車輪部12bを遠隔制御することができる。なお、前述のようなディスプレイ12、ポール12a、及び電動車輪部12bから成る移動型ディスプレイは既に実用化されている(例えば米国のダブルロボティクス社が開発した「double Robot(ダブルロボット)」など)。
次に本実施形態の動作を説明する。対象者1の近親者(友人を含む)である看取り者は、事前に自らの氏名、メールアドレスなどをID及び本人確認用パスワードと共に前記登録看取り者情報記録部7に登録しておく。また、対象者1が死亡が近づいていると医療機関などで判断された場合、前記制御部4は、対象者1に取り付けられた心電計、心拍計、脳波計、及び血圧計などからのデータを常時受信するようにし、これらの各種データ及び機械学習用に入力されたデータなどから、対象者1に死に際が迫っているかどうかを判定する。
前記制御部4が対象者1に死に際が迫っていると判定したときは、前記制御部4は、そのことを示す死に際情報(対象者1が死に際にあるという情報)を送受信部8からインターネット9経由で看取り者側端末10に送信する。図2は、このときの、すなわち前記制御部4から送信された死に際情報が看取り者側端末10に送信され表示されたときの、看取り者側端末10の表示画面の一例を示す図である。この表示画面13には、図2に示すように、対象者1に死に際の兆候が見られること、及びもし対象者1(及びその周囲)の映像、音、生体情報、死亡推定時刻を希望する場合は「希望する」のボタン13aを押す(希望しない場合は「希望しない」のボタン13bを押す)ことを示す情報が表示される。
この表示画面13で、看取り者が前記「希望する」のボタン13aを押すと、そのことを示す情報が前記制御部4にインターネット9経由で(インターネットプロトコルなどに従って)受信される。すると、前記制御部4は、前記生体情報などに基づいて対象者1の死亡までの推定時間(又は死亡推定時刻)を取得すると共に、前記ビデオカメラ5及びマイク6を作動させて対象者1及びその周囲の映像と音を取得し、これらの各情報を看取り者側端末10に送信する。
図3は、このときの、前記制御部4から看取り者側端末10に送信された各種情報が前記看取り者側端末10に表示されたときにおける、その表示画面の一例を示す図である。図3において、Aは対象者1のベッド2の近くに実際に居る近親者、14は前記看取り者側端末10の表示画面、14aは表示画面14中の対象者1及びその周囲の映像が表示される第1画面、14bは前記第1画面14a中に表示される子画面であって対象者1の生体情報(心電図、心拍数、脳波、血圧など)及び死亡までの推定時間の情報が表示される子画面、14cは前記子画面14b中の死亡までの推定時間の情報が表示される表示領域又は表示枠である。
また、前記看取り者側端末10の表示画面14中には、前記第1画面14aの下方に第2画面14dが表示されている。この第2画面14d中には、「看取り者側の映像の(対象者1側への)送信を希望されるときは下のボタンを押して下さい」というメッセージの下方の「映像の送信を希望する」というボタン15aと、「看取り者側の音声の(対象者1側への)送信を希望されるときは下のボタンを押して下さい」というメッセージの下方の「音声の送信を希望する」というボタン15bとが、表示されている。
看取り者が前記「映像の送信を希望する」というボタン15aを押したときは、看取り者側端末10に備えられたアプリケーションソフトにより看取り者側端末10のカメラ(図示省略)が作動され、前記カメラが取得した看取り者の映像がインターネット9経由で(インターネットプロトコルなどに従って)前記制御部4に送信される。この送信された看取り者の映像は、制御部4から、対象者1の周囲に存在する前記ディスプレイ12に無線送信されるので、図1に示すように、前記ディスプレイ12に遠隔の看取り者の画像が表示される。
また、看取り者が前記「音声の送信を希望する」というボタン15bを押したときは、看取り者側端末10に備えられたアプリケーションソフトにより看取り者側端末10のマイク(図示省略)が作動され、前記マイクが取得した看取り者の音声がインターネット9経由で(インターネットプロトコルなどに従って)前記制御部4に送信される。この送信された看取り者の音声(例えば、看取り者が対象者1に掛ける最後の「今まで、ありがとう」などの言葉)は、前記制御部4から、対象者1の耳に配置されたイヤホン11に無線送信され、対象者1の耳元で(イヤホンからの出力なので、対象者1の周囲の人に聞かれることなく、対象者1だけに聞かれるように)出力される。
以上のように、本実施形態によれば、前記制御部4が対象者1に死に際が迫っていることを検知したとき、前記死に際情報を、予め登録した看取り者側端末10に送信するようにしたので、遠隔地に居る看取り者は確実に、対象者1に死に際が迫ったことを、略リアルタイムに知ることができる。また、本実施形態によれば、前記制御部4が対象者1に死に際が迫っていることを検知したとき、対象者1及びその周囲の映像と音声等を看取り者側端末10に送信又は提供するようにしたので、遠隔地に居る看取り者は確実に、対象者1の死に際を、映像及び音声等により略リアルタイムに看取ることができる。
また、本実施形態によれば、前記制御部4が、対象者1の現在の生体情報を、前記死に際情報と一緒に、遠隔地の看取り者側端末10に送信するようにしたので、遠隔地に居る看取り者は、対象者の映像と共にその現在の生体情報(例えば心電計からの心電図情報、心拍計からの心拍情報、脳波計からの脳波情報、血圧計からの血圧情報などの生体情報)を、自らの看取り者側端末10を介して略リアルタイムに知ることができる。
また、本実施形態によれば、前記制御部4が、対象者1の死亡までの推定時間(又は対象者1の死亡推定時刻)を看取り者側端末10に送信又は提供するようにしたので、遠隔地の看取り者は、より臨場感を持って対象者1を看取ることができる。また、これにより、遠隔地の看取り者は、看取り者側から対象者1への最後の言葉(「今まで、ありがとう」などの感謝の言葉など)を対象者1側に送信して対象者1の耳元に届けるための最適なタイミングを、略リアルタイムに知ることができる。
また、本実施形態によれば、前記制御部4が、看取り者側端末10からの音声を受信したとき、その受信した看取り者の音声(最後の言葉)を、イヤホン11から対象者の耳元で出力するようにしたので、遠隔地の看取り者は、「対象者1への最後の言葉」(「今まで、ありがとう」などの感謝の言葉など)を、対象者の耳元に届けることができ、しかも対象者の周囲の他人には聞かれない態様で、対象者だけに届けることができる。
さらに、本実施形態においては、前記制御部4が、看取り者側端末10からの映像を受信したとき、その受信した看取り者の映像を、対象者1の周囲にあるディスプレイ12に送信し、これにより、あたかも遠隔地の看取り者がその場(対象者の死に際の場)に実際に居るかのように前記看取り者の映像が前記ディスプレイ12に表示されるようにした。よって、本実施形態によれば、対象者1、対象者1の周囲に実際に居る近親者、及び遠隔の看取り者にとって、対象者1の死に際の看取りを、より臨場感をもって行えるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態として述べたものに限定されるものではなく、様々な修正及び変更が可能である。例えば、前記実施形態においては、対象者1として人間を示したが、本発明では「対象者」は動物(ペット)であってもよい。また、前記実施形態では遠隔地の看取り者からの言葉(音声)を対象者1に届けるための手段としてイヤホン11を示したが、本発明では前記イヤホン11に代えてヘッドホンなどを使用するようにしてもよい。また、前記実施形態では遠隔地の看取り者の映像を対象者1の周辺で表示させるための手段としてフラットパネル型ディスプレイ12を示したが、本発明では前記ディスプレイ12に代えて3次元画像を表示するホログラム装置などを使用するようにしてもよい。
1 対象者
2 ベッド
3 生体情報取得部
4 制御部
5 ビデオカメラ
6 マイク
7 登録看取り者情報記録部
8 送受信部
9 インターネット
10 看取り者側端末
11 イヤホン
12 ディスプレイ
12a ポール
12b 電動車輪部
13,14 表示画面
13a,13b,15a,15b ボタン
14a 第1画面
14b 子画面
14c 死亡までの推定時間の表示領域
14d 第2画面

Claims (5)

  1. 医療機関、介護施設又は自宅などに居る人又はペット(以下「対象者」という)の看取りを行う看取り者又はその端末を登録する看取り者登録手段と、
    前記対象者に関して死に際が近づいていること(以下「死に際事態」という)を検知する死に際検知手段と、
    前記対象者及びその周囲の映像を取得する映像取得手段と、
    前記対象者及びその周囲の音声その他の音(以下「対象音」という)を取得する対象音取得手段と、
    前記死に際検知手段からの出力に基づいて、前記死に際事態に関する死に際情報を前記登録された看取り者側の端末に送信する死に際情報送信手段と、
    前記死に際検知手段からの出力に基づいて、前記映像取得手段により取得された対象者映像を、前記登録された看取り者側にネットワーク経由で送信又は提供する対象者映像送信手段と、
    前記死に際検知手段からの出力に基づいて、前記対象音取得手段により取得された対象音を、前記登録された看取り者側にネットワーク経由で送信又は提供する対象音送信手段と、
    を備えたことを特徴とする看取りシステム。
  2. 前記死に際情報送信手段は、対象者の現在の生体情報を前記対象者の映像と一緒に看取り者側に送信又は提供するものである、請求項1に記載の看取りシステム。
  3. 前記対象者の現在の生体情報に基づいて対象者の死亡までの推定時間又は対象者の死亡推定時刻を取得する死亡推定時間等取得手段と、
    前記死亡推定時間等取得手段により得られた死亡推定時間等を看取り者側に送信又は提供する死亡推定時間等送信手段と、
    をさらに含む請求項1又は2に記載の看取りシステム。
  4. 遠隔地に居る看取り者が発した音声をネットワーク経由で対象者側に送信又は提供する看取り者音声送信手段と、
    前記看取り者音声送信手段から送信又は提供された看取り者音声を出力するための看取り者音声出力手段であって、対象者の耳又はその近傍から音声を出力する看取り者音声出力手段と、
    をさらに含む請求項1から3までのいずれかに記載の看取りシステム。
  5. 遠隔地に居る看取り者の映像をネットワーク経由で対象者側に送信又は提供する看取り者映像送信手段と、
    前記看取り者映像送信手段から送信又は提供された看取り者映像を表示する看取り者映像表示手段であって、対象者の近傍で前記看取り者映像を表示させる看取り者映像表示手段と、
    をさらに含む請求項1から4までのいずれかに記載の看取りシステム。
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