JP2003210386A - 内視鏡シミュレータシステム - Google Patents

内視鏡シミュレータシステム

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JP2003210386A JP2002015852A JP2002015852A JP2003210386A JP 2003210386 A JP2003210386 A JP 2003210386A JP 2002015852 A JP2002015852 A JP 2002015852A JP 2002015852 A JP2002015852 A JP 2002015852A JP 2003210386 A JP2003210386 A JP 2003210386A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より精度の高いシミュレーションを行なうこ
とができる内視鏡シミュレータシステムを提供する。 【解決手段】 内視鏡シミュレータシステムは、挿入部
9とこの挿入部9の動きを操作可能な操作部10とを有
する内視鏡5と、この挿入部9の動きを検出する検出手
段4と、体内の所望の臓器を3次元計測して臓器形状デ
ータを得る3次元画像計測装置1と、この3次元画像計
測装置1から得られる臓器形状データと検出手段4から
得られる検出データとから挿入部9が観察する仮想的な
3次元画像を構築する画像処理手段7と、この画像処理
手段7で画像化された画像を表示する表示手段8とを備
えている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡シミュレ
ータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばC.B.Williamsらの
「Development of Colonosco
py Teaching Simulation」(E
ndoscopy 2000;32(II):pp.9
01−905)に開示されているように、従来からコン
ピュータによるバーチャル検査で内視鏡手技のトレーニ
ングを行なう内視鏡シミュレータシステムが存在してい
る。この内視鏡シミュレータシステムではコンピュータ
内の記憶装置に予めそれぞれの目的の臓器に対して複数
の仮想モデルが記憶されている。このため、術者が患者
の体型などから臓器の形状などのモデルを予測して仮想
モデルから読み出してトレーニングを行なっている。
【0003】また、桑山、野崎らの「Virtual
Endoscopyの展望」(消化器内視鏡 Vol.
12 No.7 2000;pp.1025−102
9)に開示されているように、CTやMRで得られた情
報をコンピュータ上で再構成して実際に内視鏡で得られ
る画像に似た管腔内画像を得る手段が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した内視鏡シミュ
レータシステムでは、複数の種類の中から選択した形状
の臓器のみシミュレートすることができるが、シミュレ
ートする臓器が例えばこれから内視鏡によって手術を行
なう患者の臓器そのものではないため、患者の個体差に
応じた正確な内視鏡的処置を再現することができない。
そのため、単なるトレーニングとしての域をでることが
なかった。
【0005】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、より精度の高い内視鏡シミュレーシ
ョンを行なうことができる内視鏡シミュレータシステム
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の内視鏡シミュレータシステムは、挿入部
とこの挿入部の動きを操作可能な操作部とを有する内視
鏡と、この挿入部の動きを検出する検出手段と、体内の
所望の臓器を3次元計測して臓器形状データを得る3次
元画像計測装置と、この3次元画像計測装置から得られ
る臓器形状データと前記検出手段から得られる検出デー
タとから前記挿入部が観察する仮想的な3次元画像を構
築する画像処理手段と、この画像処理手段で画像化され
た画像を表示する表示手段とを備えていることを特徴と
するものである。
【0007】また、前記画像処理手段は前記臓器にかか
る外力の変化にともなう影響を算出して前記臓器形状デ
ータおよび前記検出データを変換する変換手段と、この
変換手段によってそれぞれ変換された臓器形状データと
検出データとから前記挿入部が観察仮想的な3次元画像
を再構築する画像再処理手段とをさらに備えていること
が好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について説明する。この発明の一実施の
形態が図1ないし図3に示されている。
【0009】この実施の形態にかかる内視鏡シミュレー
タシステムは、図1に示すように、例えば高速ヘリカル
型CTスキャン1によって得られる臓器(例えば大腸)
の形状データと、後述する内視鏡ダミー5の挿入部9の
動き(操作量)に関するシミュレーションデータとを組
み合わせて体内における内視鏡シミュレーション画像を
形成する。
【0010】以下、このような内視鏡シミュレータシス
テムの構成を示す。
【0011】図1に示すように、この内視鏡シミュレー
タシステムは人間の目的の臓器およびその周辺部をスキ
ャニングする高速ヘリカル型CTスキャン(3次元画像
計測装置)1を備えている。このCTスキャン1にはこ
のCTスキャンでスキャニングしたデータを記憶するデ
ータ処理装置2が信号線20を介して電気的に接続され
ている。このデータ処理装置2には、メインシステム3
がデータ伝達コード(データ伝達手段)21を介して電
気的に接続されている。
【0012】メインシステム3は、画像処理手段として
のシミュレーションデータ処理装置7と、このシミュレ
ーションデータ処理装置7に信号線22を介して電気的
に接続された内視鏡操作検出制御装置4と、このシミュ
レーションデータ処理装置7に信号線23を介して電気
的に接続されたモニター(表示手段)と、内視鏡操作検
出制御装置4に対して例えば挿脱される内視鏡ダミー5
とを備えている。実際には、上述したデータ処理装置2
にはデータ伝達コード21を介してシミュレーションデ
ータ処理装置7が接続されている。
【0013】内視鏡操作検出制御装置4の内部には内視
鏡ダミー5の動きを検知する圧力センサーや光センサー
などの検知手段(図示せず)が設けられている。この内
視鏡操作検出制御装置4は内視鏡操作検出制御装置4に
対する後述する挿入部9の導入開始点を体内(臓器)の
所望の位置に対応させて、シミュレーション画像上にお
ける挿入部9の先端などの位置を規定するキャリブレー
ション機能を備えている。
【0014】また、図2に示すように、内視鏡操作検出
制御装置4の一例としては例えば中空の箱型形状をして
いる。この内視鏡操作検出制御装置4の1つの面は正面
部31とされている。この正面部31にはこの正面部3
1に加えられる圧力分布を検出するために多数の圧力検
出部(圧力センサー)29が格子状に並設されている。
さらに、正面部31には内視鏡操作検出制御装置4に作
用する重力の方向を検出する重力方向検出部(重力方向
センサー)30が配設されている。なお、この内視鏡操
作検出制御装置4は他の形状として例えば人間の形状を
していても構わない。
【0015】図1に示すように、内視鏡ダミー5は、細
長い挿入部9と、この挿入部9の基端部に設けられた操
作部10とを備えている。挿入部9は可撓性を有する軟
性部28を備えている。この軟性部28の先端には湾曲
操作される湾曲部27が配設され、その先端には観察方
向を規定する先端部26が設けられている。これら先端
部26、湾曲部27および軟性部28は、上述した内視
鏡操作検出制御装置4内に対して例えば挿脱可能に導入
される。なお、これら先端部26および湾曲部27は仮
想的に設けられていてもよい。内視鏡5の挿入部9が導
入される内視鏡操作検出制御装置4の導入部には、挿入
部の移動量を検知するとともに、挿入部9に対して後述
する力のフィードバックを行なう挿入部移動制御部17
が設けられている。無論、この挿入部移動制御部17は
内視鏡操作検出制御装置4の内部に設けられていても構
わない。
【0016】操作部10の操作しやすい部位、例えば操
作部10の先端部には挿入部9の硬度を規定(調整)す
るための硬度調整ノブ11が設けられている。操作部1
0の基端側には上述の湾曲部27の湾曲操作を行なう
(湾曲部27が仮想的に設けられている場合には、挿入
部9の先端側の湾曲度合を仮想的に規定する)湾曲操作
ノブ12を備えている。この湾曲操作ノブ12のさらに
基端部側には好ましくは先端部26から送気および/も
しくは送水を行なう送気送水ボタン13と、先端部26
に向けて吸引する吸引ボタン14と、観察光学系で観察
される画像を制御する画像制御スイッチ15とが配設さ
れている。さらに、操作部10の所定部位、例えば硬度
調整ノブ11と湾曲操作ノブ12との間には処置具6を
挿入部9内に導入するための処置具導入口40が突設さ
れており、この処置具導入口40には処置具6の進退動
作を検知するための処置具進退検出部16が配設されて
いる。この処置具進退検出部16は処置具進退検出部1
6に対する処置具6の導入開始点を体内(臓器)の所定
の位置に対応させてシミュレーション画像上における処
置具6の先端位置を規定するキャリブレーション機能を
備えている。このような内視鏡5の操作部10はコード
18およびコネクタ19を介してシミュレーションデー
タ処理装置7に電気的に接続されている。
【0017】このシミュレーションデータ処理装置7は
データ処理装置2に記憶された臓器形状データを読み出
して臓器の3次元画像を構築し、内視鏡5の挿入部9の
動きを組み合わせて挿入部9の先端部26で観察される
と想定される画像を構築する演算手段(画像形式手段)
を備えている。さらに、シミュレーションデータ処理装
置7は臓器およびその周辺部にかかる外力の変化にとも
なって臓器形状データおよび挿入部9の動きによって得
られる検出データを変換する変換手段を備えている。そ
して、変換されたデータを再処理して画像を逐一構築
し、繰り返し処理する画像再処理手段を備えている。ま
た、このように構築された画像をモニター8に送信して
表示する送信手段を備えている。
【0018】ところで、上述した内視鏡5は例えば挿入
部9の太さや硬さなどの仕様が異なる複数の機種を備え
ていることが好適である。すなわち、実際の内視鏡手技
で用いられる内視鏡製品と同様な仕様を有する内視鏡5
がラインナップされていることが好適である。好ましく
は、実際に手術で使用される内視鏡と同じ内視鏡が使用
される。また、このように例えば挿入部9の太さや硬さ
などの仕様が異なる製品ラインナップがコンピュータ上
で設定可能とされていることが好適である。また、上述
した処置具6は挿入部9に先端部26および湾曲部27
が実際に設けられている場合、手術で用いられる処置具
6を使用してもよい。
【0019】次に、このような内視鏡シミュレータシス
テムの作用について説明する。
【0020】CTスキャン1を作動させ、患者の目的の
臓器(ここでは大腸を例にして説明する)の周りをスキ
ャニングする。スキャニングしたデータは信号線20を
介してデータ処理装置2に送信されて記憶される。この
データはデータ伝達コード21を介してシミュレーショ
ンデータ処理装置7に伝達され、このシミュレーション
データ処理装置7で3次元形状データとして構築され
る。ここで、形状データから構築される3次元画像は図
1中のモニター8で示すような大腸の管腔内画像24、
図3中のモニター8に示すような大腸全体を抽出してそ
の外観を示す像25、または図示しない大腸周辺部の画
像などである。したがって、大腸内に比較的大きな例え
ばポリープなどの病変部が存在していれば、3次元画像
によってその位置や大きさなどが容易に認識される。
【0021】一方、内視鏡操作検出制御装置4に設けら
れた挿入部移動制御部17に対して内視鏡5の挿入部9
は相対的に移動させると、挿入部移動制御部17でその
移動量が検出される。また、挿入部9の捻りやアングル
付けなどの操作は内視鏡操作検出制御装置4内に設けら
れた図示しない圧力センサーや光センサーなどによって
検出される。この実施の形態にかかる内視鏡シミュレー
タシステムでは大腸の3次元画像と内視鏡5の挿入部9
の動きに関するシミュレーションデータとを組み合わせ
て体内における内視鏡シミュレーション画像を形成する
ため、上述したキャリブレーション機能を用いて内視鏡
5の挿入部9の出発点50を設定(較正)しておく。な
お、処置具6を使用したシミュレーションを行なう場
合、処置具6を処置具進退検出部16から内視鏡5の挿
入部9に挿通するように挿入しておき、同様にキャリブ
レーション機能を用いて処置具6の出発点(図示せず)
を設定(較正)しておく。内視鏡5の操作による内視鏡
シミュレーションデータは信号線22を介してシミュレ
ーションデータ処理装置7に送信される。
【0022】装置7では前述した形状データとこの内視
鏡シミュレーションデータとを用いて図1中に示すよう
に挿入部9の先端部26から観察されると想定される大
腸内の3次元画像をモニター8上に表示する。シミュレ
ーション画像再処理手段により、挿入部9の先端部が動
くと、この動きにともなって画像が繰り返し構築され、
実際の内視鏡に設けられる光学系に似た画像を得ること
ができる。また、大腸と挿入部9とを重ね合わせた画像
を構築し、モニター8上に表示することもできる。すな
わち、図示しないが、図3中の大腸の外観像25に内視
鏡5の挿入部9がどの程度まで挿入されているかを表示
することもできる。また、湾曲操作ノブ12、送気送水
ボタン13、吸引ボタン14、画像制御スイッチ15お
よび処置具6などを適宜操作すると、その操作がシミュ
レーションデータ処理装置7に伝達されて各操作が仮想
的に行なわれる。例えば湾曲操作ノブ12を操作する
と、実際の内視鏡と同様に湾曲部27が湾曲し、あるい
は挿入部9の先端部の湾曲度合が仮想的に規定される。
【0023】さらに、内視鏡5の挿入部9の一部がこの
モニター8上で大腸内壁と接した場合、内視鏡5の操作
を難しくすることができる。例えば、大腸内壁に挿入部
9の先端部26が突き当てられた場合、挿入部9の前方
への移動を妨げるように挿入部移動制御部17が制御さ
れる。すなわち、大腸の3次元画像の規定領域内から挿
入部9がはみだす動きをすると、この挿入部9の運動を
妨げる力のフィードバックが挿入部移動制御部17によ
って行なわれる。また、このような状態の場合、例えば
湾曲操作ノブ12の操作を妨げるようにシミュレーショ
ンデータ処理装置7からコネクタ19およびコード18
を介して自動設定されてもよい。さらに、湾曲部27自
体の運動を妨げるように制御されていてもよい。
【0024】また、内視鏡5の挿入部9を挿入しやすく
する手段として、体位変換がある。これは大腸の屈曲部
で内視鏡5の挿入部9が挿入し難くなっている場合、屈
曲部にかかる重力の作用方向を変えることによって、屈
曲部のたわみ量を減らして挿入部9を挿入しやすくする
ことができるというものである。図2に示すように、上
述した箱型の内視鏡操作検出制御装置4の正面部31を
傾ける体位変換を行なうと、重力方向検出部30によっ
て重力の作用方向が検出される。この検出された重力作
用方向データは信号線22を介してシミュレーションデ
ータ処理装置7に送信される。そして、重力作用方向に
大腸およびその周辺部が移動した状態が計算される。こ
の計算に応じて大腸の形状や内視鏡5の挿入部9の湾曲
具合などが変形された画像が構築される。そして、これ
ら大腸と内視鏡5の挿入部9が組み合わされた形状デー
タがモニター8上で表示される。したがって、大腸の屈
曲部で内視鏡5の挿入部9が挿入し難くなっている場
合、この屈曲部のたわみ量が減る方向に体位変換した場
合、挿入部9を挿入しやすくすることができる。
【0025】内視鏡5の挿入部9を挿入しやすくするた
めの他の手段として、用手圧迫がある。図4に示すよう
に、これは大腸の屈曲部で内視鏡5の挿入部9が挿入し
難くなっているときに、屈曲部を押圧した場合、たわみ
量が減るので挿入部9を挿入しやすくすることができる
というものである。内視鏡操作検出制御装置4の正面部
31に設けられた圧力検出部29の一部を術者が適当な
圧力で押圧し、用手圧迫を行なった場合、押圧された位
置の圧力が検出され、圧力分布データが得られる。検出
された圧力分布データは信号線22を介してシミュレー
ションデータ処理装置7に送信される。そして、シミュ
レーションデータ処理装置7は検出された圧力分布に応
じて大腸が変形する位置やその量を計算する。この計算
に応じて大腸の形状や内視鏡5の挿入部9の湾曲具合な
どが変形された画像を構築する。これら大腸と内視鏡5
の挿入部9が組み合わされた形状データがモニター8上
で表示される。したがって、大腸の屈曲部で内視鏡5の
挿入部9が挿入し難くなっている場合、この屈曲部のた
わみ量が減る位置で用手圧迫を行なった場合、挿入部9
を挿入しやすくすることができる。
【0026】そして、内視鏡5の挿入部9を大腸内に順
次挿入して、大きな病変部が存在している部分に差しか
かった場合、処置具6を内視鏡5の挿入部9内を進退さ
せるとともに任意の操作を行ない、所望の処置を行なう
ことをシミュレートする。
【0027】したがって、この実施の形態について以下
のことがいえる。手術を控えた実際の患者の臓器データ
と内視鏡5の挿入部9の操作によるデータとを組み合わ
せたシミュレーションを実現できるため、手術のために
最適な太さや硬さを有する挿入部9などを備えた内視鏡
5を選択することができる。すなわち、実際の手技の事
前に実際の患者と同じ形状の臓器およびこの臓器内の病
変部に対する処置をシミュレートすることができるの
で、実際の手技の際に最適な内視鏡を選択することがで
き、シミュレーティングを生かした迅速で正確な手技を
患者の個体差に応じて行なうことができるという利点を
有する。また、前述したように、コンピュータを用いて
内視鏡5の仕様を選択する場合、実際の製品ラインナッ
プよりも最適な内視鏡5を仮想的に作ることができるの
で、新たな製品開発の補助とすることができる。このよ
うにこの実施の形態の内視鏡シミュレータシステムで
は、従来の内視鏡シミュレータシステムよりも格段に精
度の高いシミュレーションを行なうことができる。
【0028】ところで、前述したように、例えば大腸に
内視鏡を挿入するには、患者の体位変換や用手圧迫が重
要なテクニックの1つである。従来の内視鏡シミュレー
タシステムでは内視鏡の操作部や挿入部を例えば押し引
き、捻り、アングル付けなどの操作を行なうことができ
た。すなわち、ダミー内視鏡の基本的な操作を行なうに
は支障が少なかった。しかし、体位変換や用手圧迫など
の重要なテクニックを試すことができないので、患者に
対する手技をトレーニングする内視鏡シミュレータシス
テムとしては満足できるものではなかった。
【0029】そこで、以下では、このような用手圧迫や
体位変換などの重要な手技をシミュレートすることがで
きる、より内視鏡手技の上達に寄与することができる内
視鏡シミュレータシステムに使用可能なシミュレータ装
置4について説明する。なお、前述した実施の形態と同
一の部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略す
る。
【0030】ここで説明するシミュレータ装置は、図1
に示す内視鏡操作検出制御装置4としても使用可能であ
り、他の装置や単独でも使用可能である。図2に示すよ
うにシミュレータ装置4は中空の箱型に形成され、その
1つの面である正面部31には、押圧力の分布を測定す
る多数の圧力検出部(圧力センサー)29が格子状に並
設されていることが好適である。さらに、例えば正面部
31にはシミュレータ装置4にかかる重力の作用方向を
検出する重力方向検出部30が配設されている。
【0031】このようなシミュレータ装置4に対して用
手圧迫および体位変換を行なう場合について説明する。
【0032】まず、図2に示すシミュレータ装置4に対
して用手圧迫を行なう場合について説明する。図4は内
視鏡5の挿入部9が大腸内に挿入され、用手圧迫を行な
った場合のS状結腸像33、下行結腸像34、挿入部像
35、挿入部9の軟性部像38、湾曲部像37、および
先端部像36を示している。図4中の矢印のように大腸
のS状結腸に対して用手圧迫が行なわれると、S状結腸
のたわみ量が小さくなる方向に変形され、内視鏡5の挿
入部9を挿入しやすくすることができる。
【0033】図2に示す圧力検出部29の一部を押圧す
ると、この圧力データは例えば図1のシステムのシミュ
レーションデータ処理装置7に伝達されて図4に示すよ
うに大腸の一部が変形される。このような操作を正面部
31の様々な部分について行なうと、押圧した部分に対
する大腸の応答がシミュレーションデータ処理装置7で
算出されてモニター8を通して逐一仮想的に観察され
る。このため、内視鏡5の挿入部9が大腸の屈曲部で挿
入し難くされている場合、屈曲部のたわみ量が小さくな
るように大腸が変形されるので、内視鏡5の挿入部9を
挿入しやすくすることができる。このようにして内視鏡
5の手技を上達させることができる。
【0034】また、図2に示す重力方向検出部30を正
面部31から例えば図2中の側面部32の位置に移動さ
せると、重力方向データは例えば図1のシステムのシミ
ュレーションデータ処理装置7に伝達されて大腸に作用
する重力方向の変化を計算して大腸が全体的に変形され
る。このような操作を様々な方向に対して行なうと、重
力方向に対する大腸の応答をモニター8を通して逐一観
察することができる。このため、内視鏡5の挿入部9が
大腸の屈曲部で挿入し難くされているときに、屈曲部の
たわみ量が小さくなるように大腸が変形される場合、内
視鏡5の挿入部9を挿入しやすくすることができる。こ
のようにして内視鏡5の手技を上達させることができ
る。
【0035】さらに、他の好ましい形態として、コンピ
ュータ上で仮想的にこのような用手圧迫や体位変換など
の手技を行なった場合の大腸の形状変化などの影響を視
覚的に捉えることを説明する。
【0036】図5に示すように、コンピュータのモニタ
ー8上にはマウスポインタ55が表示されている。この
ポインタ55を所望の向きに仮想的に寝かされた患者の
体外画像60の所望の位置に配置してポインタ55位置
を仮想的に用手圧迫する。このような操作によって生じ
る大腸の形状変化がシミュレーションデータ処理装置7
で計算されて、モニター8上で確認することができる。
様々な位置で仮想的に用手圧迫を行なうと、押圧した部
分に対する大腸の形状変化などの応答をモニター8を通
して逐一観察することができるので、内視鏡の手技の上
達に役立たせることができる。
【0037】また、図5に示すポインタ55を操作して
仮想的に寝かされた患者を所望の向きに回転させて患者
の正面から見てこの患者にかかる重力方向を仮想的に変
化させる体位変換を行なう。このような操作によって、
大腸の形状変化がシミュレーションデータ処理装置7で
計算されて、モニター8上で確認することができる。様
々な方向に体位変換を行なうと、変換した方向にともな
う大腸の形状変化などの応答をモニター8を通して逐一
観察することができるので、内視鏡の手技の上達に役立
たせることができる。
【0038】また、図示しないが、内視鏡5の操作部1
0上にジョイスティックなどの図5に示すマウスポイン
タ55と同様な入力手段を備えていることが好適であ
る。
【0039】したがって、以上説明した形態について以
下のことがいえる。内視鏡の重要な手技である用手圧迫
や体位変換などを患者を模擬したシミュレータ装置でシ
ミュレートすることができるとともに、このような手技
をコンピュータ上でシミュレートすることができる。す
なわち、図2に示すように、ハード的な面から用手圧迫
や体位変換などの手技を行なうこともでき、かつ、図5
に示すように、ソフト的な面からこれらの手技を行なう
ことができるので、シミュレーション上で、実際の内視
鏡手技を行なうのと同様な操作を行なうことによって、
実際と同様な応答を得ることができる。このため、術者
が実際の患者に対して処置を行なう場合、所定の操作を
した場合の影響をそれぞれ予測することができるので、
実際の患者に対する操作を行なう場合、このシミュレー
タ装置の経験を生かした手技を行なうことができる。
【0040】このようにこの形態のシミュレータ装置で
は、従来の内視鏡シミュレータシステムよりも確実に内
視鏡手技の上達に寄与することができる。
【0041】これまで、好ましい形態について図面を参
照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した
形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で行なわれるすべての実施を含む。
【0042】従って、これら形態について、以下のこと
がいえる。
【0043】(1)患者の個体差に即した精度の高い内
視鏡手技シミュレーションを行なうことができる。
【0044】(2)また、従来のシミュレータ装置より
も内視鏡手技の上達に寄与することができる。
【0045】(3)さらに、これら形態で説明したよう
な内視鏡シミュレータシステムを用いることによって、
実際の手技を行なう場合にこの内視鏡シミュレータシス
テムを用いた経験を生かした手技を行なうことができ
る。
【0046】上記説明によれば、下記の事項の発明が得
られる。また、各項の組み合わせも可能である。
【0047】[付記] (付記1) 体外から体内臓器形状を検出する3次元画
像計測装置(1)で計測・処理した臓器形状データと、
この臓器形状データを読み込む読み込み手段(21)
と、練習用内視鏡(5)と、この練習用内視鏡(5)の
挿入部(9)を挿通可能な箱体(4)と、前記練習用内
視鏡(5)の各種操作の操作量を検出する検出手段
(4,5,16,17)と、この検出手段(4,5,1
6,17)で検出した操作量のデータに対応した前記内
視鏡(5)の操作によって生じる前記臓器形状データに
よる臓器の変化を算出して画像化する画像処理手段
(7)と、この画像処理手段(7)により構築した画像
を表示する表示手段(8)と、を備えていることを特徴
とする内視鏡シミュレータシステム。
【0048】(付記2) 付記項1に記載の内視鏡シミ
ュレータシステムであって、前記練習用内視鏡(5)は
仕様の異なる複数の機種を備えている。
【0049】(付記3) 付記項1に記載の内視鏡シミ
ュレータシステムであって、前記臓器形状データによる
臓器と、前記練習用内視鏡(5)の相対位置を決定する
手段を備えている。
【0050】(付記4) 付記項1に記載の内視鏡シミ
ュレータシステムであって、前記臓器の周辺要素がこの
臓器に及ぼす影響を算出して画像化する手段を備えてい
る。
【0051】(付記5) 付記項1に記載の内視鏡シミ
ュレータシステムであって、前記画像処理手段は前記臓
器に対する前記内視鏡の挿入部の位置を表示する画像を
構築可能である。
【0052】(付記6) 付記項1に記載の内視鏡シミ
ュレータシステムであって、前記画像処理手段には前記
臓器の周辺部の影響を算出する算出手段をさらに備えて
いる。
【0053】(付記7) 付記項1に記載の内視鏡シミ
ュレータシステムであって、前記画像処理手段には前記
臓器の周辺部の影響を算出するとともに、前記臓器およ
びその周辺部にかかる外力の影響を算出する算出手段を
さらに備えている。
【0054】(付記8) 付記項1に記載の内視鏡シミ
ュレータシステムであって、前記検出手段は前記挿入部
が前記臓器の3次元画像からはみだす動きをするとこの
挿入部の運動を妨げる制御を行なう制御手段を備えてい
る。
【0055】(付記9) 練習用内視鏡と、この内視鏡
の挿入部を挿通可能な箱体と、前記内視鏡の各種操作の
操作量を検出する検出手段と、この検出手段で検出した
操作量のデータに対応した前記内視鏡の操作によって生
じる臓器の変化を算出して画像化する画像処理手段と、
前記臓器に対する外力の変化を入力および/もしくは検
出する入力検出手段と、検出した外力変化が前記臓器に
及ぼす影響を算出して画像化する画像処理手段と、各種
の画像処理手段により構築した画像を表示する表示手段
とを備えていることを特徴とする内視鏡シミュレータシ
ステム。
【0056】(付記10) 付記項9に記載の内視鏡シ
ミュレータシステムであって、前記入力検出手段は箱体
に備えられている。
【0057】(付記11) 付記項9に記載の内視鏡シ
ミュレータシステムであって、前記入力検出手段の少な
くとも一部は前記画像表示手段に備えられている。
【0058】(付記12) 付記項9に記載の内視鏡シ
ミュレータシステムであって、前記入力検出手段の少な
くとも一部は前記練習用内視鏡に備えられている。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、より精度の高いシミュレーションを行なうことがで
きる内視鏡シミュレータシステムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】好ましい実施の形態にかかり、内視鏡シミュレ
ータシステムの全体的な構成を示す概略図。
【図2】図1に示す内視鏡シミュレータシステムの一例
として、箱型に形成された内視鏡操作検出制御装置の外
観を示す概略的な斜視図。
【図3】図1に示すCTスキャンを用いて大腸およびそ
の周辺部を計測して大腸を抽出した場合の大腸外側画像
を示す概略図。
【図4】図2に示すシミュレータ装置上の所望の位置
(湾曲部)を用手圧迫したときに変形する大腸の一部を
示す概略図。
【図5】体外の画像にポインタを所望の位置に重ね合わ
せて用手圧迫を模擬することを示す概略図。
【符号の説明】
1…CTスキャン、2…データ処理装置、3…メインシ
ステム、4…内視鏡操作検出制御装置(シミュレータ装
置)、5…内視鏡、7…シミュレーションデータ処理装
置、8…モニター、9…挿入部、10…操作部、17…
挿入部移動制御部、18…コード、19…コネクタ、2
0…信号線、21…データ伝達コード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡シミュレータシステムにおいて、 挿入部とこの挿入部の動きを操作可能な操作部とを有す
    る内視鏡と、 この挿入部の動きを検出する検出手段と、 体内の所望の臓器を3次元計測して臓器形状データを得
    る3次元画像計測装置と、 この3次元画像計測装置から得られる臓器形状データと
    前記検出手段から得られる検出データとから前記挿入部
    が観察する仮想的な3次元画像を構築する画像処理手段
    と、 この画像処理手段で画像化された画像を表示する表示手
    段と、 を備えていることを特徴とする内視鏡シミュレータシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記画像処理手段は前記臓器にかかる外
    力の変化にともなう影響を算出して前記臓器形状データ
    および前記検出データを変換する変換手段と、 この変換手段によってそれぞれ変換された臓器形状デー
    タと検出データとから前記挿入部が観察仮想的な3次元
    画像を再構築する画像再処理手段と、 をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    内視鏡シミュレータシステム。
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