JP2003210069A - マルハナバチ類等の送粉昆虫用の恒温箱 - Google Patents

マルハナバチ類等の送粉昆虫用の恒温箱

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルハナバチ類等の送粉昆虫の恒温装置の提
供にあたって、巣箱を収納する恒温箱と、この恒温箱内
部を送粉昆虫の最適生育環境温度帯に保つ温度制御機器
を備えた温度制御機器収納箱とを分離して、恒温箱内の
巣箱の内部の観察や餌入れの容易性、メンテナンス性の
向上を図るものである。 【解決手段】 マルハナバチ類等の送粉昆虫用の巣箱を
収納する恒温箱本体2と、この恒温箱内部を送粉昆虫の
最適生育環境温度帯に保つ温度制御機器を有する温度制
御機器収納部3とを別々に構成する。そして、恒温箱本
体2に温度制御機器収納部3を隣設設置し、温度制御機
器収納部3より冷・暖風を恒温箱本体2内に送風する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、マルハナバチ類
等の送粉昆虫の巣箱の温度管理をする恒温箱に関する。
【0002】
【従来の技術】トマト、ナスなどの花蜜を生産しない花
にも訪花することから、ハウス栽培のトマト、ナスなど
の受粉に利用されている。このマルハナバチは、巣箱内
の温度が20度を下回る場合には筋肉をふるわせること
で発熱行動を行い、巣箱内の温上を上昇させ、また31
度を上回る場合には送風行動を行うことで巣箱内部の気
温を下げようとし、該巣箱内の温度調節行動を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような、20度を
下回り、31度を超える温度状況となると、本来ならば
巣の外で受粉活動を行うはずの個体まで巣の中に止まり
発熱または送風行動を行うことになり、巣箱内の温度が
前記した温度に該当しない範囲となるハウス内の温度が
10℃から28℃の範囲内でしか活動できなくなってい
た。したがって、マルハナバチの活動が巣箱内の温度に
より制限されてしまっていた。ちなみに、自然状態で
は、巣内の温度が安定していれば、外気温が5℃から3
7℃ぐらいまでの間で受粉活動できるものである。
【0004】この対策として、当出願人は特開平9−2
71296号を提出した。これには、送粉昆虫の巣箱を
箱体1に収納し、この箱体10内の温度を温度調節手段
10にて制御して送粉昆虫の最適生育環境温度帯に保つ
作用効果を行わせるものである。
【0005】しかしながら、この従来例でも、何回も使
用することを前提としており、巣箱の交換時に、内部の
清掃等しなければならないが、温度制御機器が箱体の内
部に収納されていて、メンテナンス性が悪い。また、巣
箱内部の観察や餌入れのために蓋を開閉作業をしなけれ
ばならず、開閉作業の容易化の要請のみならず、蓋の開
閉の動作時に温度制御機器も露出して、該機器を壊すお
それもあった。さらに、冷房時には、空気中に含まれる
水蒸気が結露して、電子冷凍素子のフィン、壁面や底面
に結露水が溜まる不都合があるが、特別の排水手段を有
していない。したがって、巣箱ひいてはマルハナバチの
育成や、温度制御機器にも悪い影響を与えていた。
【0006】そこで、この発明は、メンテナンス性の向
上、巣箱内部の観察や餌入れの容易性、安全性のみなら
ず、冷房時に生じる結露水が巣箱に悪影響を与えないよ
うにした送粉昆虫用の恒温装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマルハナ
バチ類等の送粉昆虫用の恒温箱は、マルハナバチ類等の
送粉昆虫の巣箱を収納する恒温箱本体と、この恒温箱本
体内部を送粉昆虫の最適生育環境温度帯に保つ温度制御
機器を有する温度制御機器収納部とを分離して構成する
と共に、両者を隣設設置して、温度制御機器収納部から
冷・暖風が恒温箱本体内へ送風されるようにしたことに
ある(請求項1)。
【0008】これにより、巣箱を入れる恒温箱本体と、
送粉昆虫の最適生育環境温度帯に保つ温度制御機器を有
する温度制御機器収納部とが分離され、恒温箱本体から
の巣箱の出し入れや、巣箱の観察や餌入れが容易である
と共に、冷・暖風が恒温箱本体内部に送風されるので、
電子冷凍素子のフィンに結露する結露水が該恒温箱本体
へ入ることもなく、巣箱を結露水から守ることができ
る。
【0009】温度制御機器収納部を恒温箱本体の側方、
上方又は下方に隣設設置したことにある(請求項2,
3,4)。これにより、側方にあれば、温度制御機器収
納部が縦置き型となって恒温箱本体とは並設され、上方
又は下方にあれば、温度制御機器収納部が横置き型とな
って恒温箱本体とは上下の積み上げ形となる。
【0010】温度制御機器収納部は、電子冷凍素子と送
風機を有し、冷・暖風を外部へ送風出来るようにしたこ
とにある(請求項5)。これにより、温度制御機器収納
部から冷・暖風が恒温箱本体内に供給でき、恒温箱本体
内へ冷却プレートの挿入等の構造上の追加を要しない。
【0011】恒温箱本体は、送粉昆虫の巣箱が収納時
に、該巣箱の周囲に空間を持つことにある(請求項
6)。これにより、巣箱の周囲に冷・暖風をすみずみま
で均一にいきわたらせ、巣箱を均一に冷やし又は暖める
ことができる。
【0012】恒温箱本体は、その周囲を断熱材で囲まれ
たことにある。これにより、温調効率の向上がはかられ
る(請求項7)。
【0013】温度制御機器収納部は、結露水の排水手段
を有している(請求項8)。これにより、フィンに結露
する結露水は確実に外部へ排出することができる。
【0014】恒温箱の立壁面に送風昆虫が出入する開口
が形成されると共に、この開口が内部に収納される巣箱
に連通されるようにしたことにある(請求項9)。これ
により、巣箱内の送粉昆虫が外部に自由に出入りするこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0016】図1,図2において、マルハナバチ類等の
送粉昆虫用の恒温箱1の外形の斜視図と、その分解斜視
図が示され、恒温箱本体2の側方に温度制御機器収納部
3が並設され、さらに、その上から蓋4が被せられて構
成されている。なお、これら3つの部分は、ベルト12
にて一体化されている。
【0017】恒温箱本体2は、図3,図4にも示され、
樹脂をコーティングした紙素材より成る一つの立壁面が
欠落の箱体で、上方と側方に開口5,6が形成され、該
開口5は蓋4にて閉じられ、開口6は温度制御機器収納
部3により閉じられる。この恒温箱本体2の内側には、
ウレタン、発泡樹脂等の断熱材7が添着され、また、前
記蓋4にも内側に断熱材8が添着されている。
【0018】また、恒温箱本体2の一つの立壁面9a
に、ハチ出入開口10が形成され、該ハチ出入開口10
が内部に収納される巣箱13の出入口(図示せず)に連
通路14を介して連通されている。
【0019】この恒温箱本体2内に収納される巣箱13
は、外側を紙素材、内側を合成樹脂にて構成された箱体
で、その内部に給餌器などが配され、図示しないが出入
口を持っており、女王バチ1頭と、働きバチ数10頭が
入れられている。この巣箱13は載台17を介して該恒
温箱本体2内に固定され、恒温箱本体2の断熱材7との
間に空間18が形成されている。
【0020】温度制御機器収納部3は、樹脂をコーティ
ングした紙素材より成る箱体で、前記恒温箱本体2の側
方の開口6に並設されるもので、内部に冷暖房機器やそ
れらを制御する電子機器が収納されている。この温度制
御機器は、具体的には電子冷凍素子であるペルチェ素子
20を用いており、公知のペルチェ素子20は通電によ
り熱を吸収する吸熱部と熱を放出する放熱部とを持ち、
通電方向を切換えることで、一方が吸熱部に他方が放熱
部となるもので、該ペルチェ素子20の両側にフィン2
1,22がそれぞれ配されている。
【0021】このペルチェ素子20は、温度制御機器収
納部3内に傾斜して配された傾斜案内面23上に設けら
れ、一方のフィン21は外部に開放された部屋25にあ
り、また他方のフィン22は外部から区切られ、恒温箱
本体側の部屋26内にある。ペルチェ素子20が取付ら
れた傾斜案内面23は、下端位置で、温度制御機器収納
部3の一つの立壁面3aに形成のドレン排水孔25に合
致している。したがって、ペルチェ素子20のフィン2
2に結露した結露水が傾斜案内面23上を流れてドレン
排水孔25より外部へ排水される。
【0022】外部に開放された部屋25には、ペルチェ
素子20のフィン21の周囲に外気を環流させるファン
29を有しているし、恒温箱本体側の部屋30には、ペ
ルチェ素子20のフィン22の周囲に、温度制御機器収
納部3に形成の通孔32,33を介して恒温箱本体2内
の空気を還流させるファン30が配されている。
【0023】通孔32は冷・暖風の流出側、通孔33は
恒温箱本体2の空気の戻し側となっており、例えば恒温
箱本体2内の温度を検出する温度センサー34が通孔3
3の近傍に設けられている。
【0024】36は冷・暖の切換スイッチで、温度制御
機器収納部3の一つの立壁面3bに設けられ、例えば1
4℃以下の場合には暖方に切換られ、それ以上の場合に
は冷房に切換られる。37は電源スイッチ38を有する
商用電源取入用プラグである。
【0025】図5において、前記温度制御機器収納部3
を作動させるための電気回路が示され、サーミスタなど
の温度センサー34にて内部温度を検出し、その温度情
報をマイクロコンピュータ等の制御回路40に入力して
いる。 また、ペルチェ素子20の通電回路には、制御
回路40からの出力にて切換られる通電方向を変えるリ
レー41が、そして、温度コントロール用リレー42が
それぞれ設けられている。
【0026】また、制御回路40には、前述した冷暖切
換スイッチ26の制御信号が入力され、そして、電源供
給用のプラグ37が接続されている。また、ファン2
9,30にも電子冷凍素子が作動されると同時に駆動信
号が出力されるものである。この制御回路40の働きに
より、恒温箱本体2内は、外気の温度と無関係に25℃
から30℃に保たれた状態となる。したがって、巣箱1
3内では、常にマルハナバチ類の快適な温度条件が保た
れるものである。このために、高温下での送風行動が見
られなくなるし、また低温下での筋肉をふるわせて行な
う発熱行動が見られなくなり、不必要なエネルギーの消
費が抑制され、延命となると共に、外部の温度が5℃か
ら37℃まで受粉活動できることが判明した。
【0027】上述の構成において、恒温箱1は、恒温箱
本体2の開口5に温調制御機器収納部3を密着して並設
し、そして蓋4を前記恒温箱本体2及び温調制御機器収
納部3に被ぶせ、ベルト12により一体化する。これに
より、温調制御機器収納部3の側面に形成の通孔32か
ら冷・暖風を恒温箱本体2内に供給し、また通孔33か
ら恒温箱本体2内の空気を吸収して、空気の流れを作
り、巣箱13を均一に冷やし又は暖める作用を行うこと
ができる。
【0028】恒温箱1の冷却時(温度を下げる方向)に
は、フィン22が冷却されるので、空気中の水分が該フ
ィン22に結露するが、この結露した水は、重力にて傾
斜案内面23上に落下し、それをつたわり、ドレン排水
口27を通って外部に排出される。したがって、恒温箱
本体2内には、結露水が運ばれることなく、巣箱13に
悪影響をおよぼすことない。
【0029】なお、恒温箱本体2内の巣箱13の観察や
餌入れや、交換は、ベルト12を外し、そして蓋4を取
り外すことで、恒温箱本体2の開口5が露出して、容易
に行うことができる。
【0030】図6,図7において、この発明に第2の実
施の形態が示されている。この実施形態にあって、前記
実施形態と相違する点は、恒温箱本体2の上方開口5に
温度制御機器収納部3を載置した構造をとしたことにあ
る。即ち、前記例では、温度制御機器収納部3は、恒温
箱本体2に対して側方に並設されているから、該温度制
御機器収納部3は縦置き型となるが、この例では温度制
御機器収納部3は横置き型となっている。
【0031】恒温箱本体2の構造は、前記した実施形態
と同様で、上方に開口5を有しており、内部に断熱材7
が内張りされ、載台17により巣箱13が固定されてい
る。また、温度制御機器収納部3の構造も、前記した実
施形態と同様で、内部に電子冷凍素子20とファン2
9,30等を有している。したがって、温度制御機器収
納部3から冷・暖風が通孔32を介して供給され、恒温
箱本体2内の巣箱13を冷やし又は暖めて通孔33より
戻されるものである。その他の構造については、前記し
た実施の形態と同一のため同一部分に同一の番号を付し
て説明を省略する。
【0032】この実施の形態では、上方に設けた温度制
御機器収納部3を恒温箱本体2から取り外すことで、そ
の開口5が露出し、内部の巣箱13の観察、餌入れ等の
他交換ができるものである。この例では蓋4を持たない
が、温度制御機器収納部3が重たく取り外しの際に注意
を要する。この実施の形態でも、巣箱13を均一に冷や
し又は暖める作用を行うことができるし、冷却時に生じ
る結露水も恒温箱本体2内に運ばれず、巣箱13に悪影
響をおよぼさない。
【0033】図8,図9において、この発明の第3の実
施の形態が示されている。この実施形態にあって、前記
第2の実施形態と相違する点は、恒温箱本体2の下方に
温度制御機器収納部3を配置した構造にある。即ち、前
記第2の例では、温度制御機器収納部3は、恒温箱本体
2に対して上方に配設されているから、該温度制御機器
収納部3は横置き型となるが、この例でも温度制御機器
収納部3は横置き型となっている。
【0034】恒温箱本体2の構造は、前記した実施形態
と同様で、上方に開口5を有しており、蓋4を持ち、内
部に断熱材7が内張りされ、載台17により巣箱13が
固定されている。また、温度制御機器収納部3の構造
も、前記した実施形態と同様で、内部に電子冷凍素子2
0とファン29,30等を有している。したがって、温
度制御機器収納部3から冷・暖風が通孔32を介して供
給され、恒温箱本体2内の巣箱13を冷やし又は暖めて
通孔33より戻されるものである。その他の構造につい
ては、前記した実施の形態と同一のため同一部分に同一
の番号を付して説明を省略する。
【0035】この実施の形態では、上方に設けた蓋4を
恒温箱本体2から取り外すことで、その開口5が露出
し、内部の巣箱13の観察、餌入れ等の他交換ができる
ものである。温度制御機器収納部3は恒温箱本体2を上
方に持ち上げて分離することができる。この実施の形態
でも、巣箱13を均一に冷やし又は暖める作用を行うこ
とができるし、冷却時に生じる結露水もドレン排水口2
7を通って外部へ排出され、恒温箱本体2内に運ばれ
ず、巣箱13に悪影響をおよぼさない。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、巣箱
を入れる恒温箱本体と、送風昆虫の最適生育環境温度帯
に保つ温度制御機器を有する温度制御機器収納部とが分
離され、恒温箱本体からの巣箱の出し入れや、巣箱の観
察や餌入れが容易であるし、冷・暖風が恒温箱本体内部
に送風されるので、巣箱を最適生育環境温度に保つこと
ができると共に、電子冷凍素子のフィンに結露する結露
水を恒温箱本体へ入ることもなく、巣箱を結露水から守
ることができる(請求項1)。
【0037】また、温度制御機器収納部は恒温箱本体の
側方又は上方に隣設設置され、側方の場合には縦置き型
となり、上方の場合には横置き型となっていて、必要に
よりどちらかを選択できる(請求項2,3,4)。
【0038】温度制御機器収納部は、電子冷凍素子と送
風機を有し、冷・暖風を外部へ送付出来るようにしたこ
とから、これと隣設の恒温箱本体には、直接送り込むこ
とができ、恒温箱本体内に当社出願の先願例(2001
−190924号)のように恒温箱本体内に冷却プレー
トを配置するようなこともしなくて良く、構造上複雑と
ならない(請求項5)。
【0039】恒温箱本体は、送粉昆虫の巣箱の収納時
に、該巣箱の周囲に空間を持っており、これにより巣箱
の周囲全体に冷・暖風を供給でき、均一な冷やし又は温
めることができる(請求項6)。さらに恒温箱は断熱材
で囲まれたことにあり、温調効率の向上がはかられる
(請求項7)。
【0040】温度制御機器収納部は、結露水が排水手段
にて完全に排され、恒温箱本体内に入り込むことがない
(請求項8)。また、恒温箱の立壁面に送風昆虫が出入
する開口が形成されると共に、この開口が巣箱に連通さ
れ、巣箱内の送粉昆虫が外部に自由に出入りすることが
できる(請求項9)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るマルハナバチ類等の送粉昆虫用
の恒温箱の斜視図である。
【図2】同上の恒温箱本体と温度制御機器収納部を分離
した状態の斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】この発明に用いられる制御用の電気回路であ
る。
【図6】この発明の第2の実施の形態の恒温箱本体と温
度制御機器収納部を分離した状態の斜視図である。
【図7】同上の断面図である。
【図8】この発明の第3の実施の形態の恒温箱本体と温
度制御機器収納部を分離した状態の傾斜図である。
【図9】同上の断面図である。
【符号の説明】
1 恒温箱 2 恒温箱本体 3 温度制御機器収納部 4 蓋 7 断熱材 8 断熱材 10 ハチ出入開口 13 巣箱 18 空間 20 電子冷凍素子 21 フィン 22 フィン 23 傾斜案内面 29 ファン 30 ファン 34 温度センサ 36 切換スイッチ 40 制御回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルハナバチ類等の送粉昆虫の巣箱を収
    納する恒温箱本体と、この恒温箱本体内部を送粉昆虫の
    最適生育環境温度帯に保つ温度制御機器を有する温度制
    御機器収納部とを分離して構成すると共に、両者を隣設
    設置して、温度制御機器収納部から冷・暖風が恒温箱本
    体内へ送風されるようにしたことを特徴とするマルハナ
    バチ類等の送粉昆虫用の恒温箱。
  2. 【請求項2】 温度制御機器収納部を恒温箱本体の側方
    に隣設設置したことを特徴とする請求項1記載のマルハ
    ナバチ類等の送粉昆虫用の恒温箱。
  3. 【請求項3】 温度制御機器収納部を恒温箱本体上方に
    隣設設置したことを特徴とする請求項1記載のマルハナ
    バチ類等の送粉昆虫用の恒温箱。
  4. 【請求項4】 温度制御機器収納部を恒温箱本体下方に
    隣接設置したことを特徴とする請求項1記載のマルハナ
    バチ類等の送粉昆虫用の恒温箱。
  5. 【請求項5】 温度制御機器収納部は、電子冷凍素子と
    送風機を有し、冷・暖風を強制的に外部へ送風出来るよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のマルハナバチ
    類等の送粉昆虫用の恒温箱。
  6. 【請求項6】 恒温箱本体は、送粉昆虫の巣箱が収納時
    に、該巣箱の周囲に空間を持つことを特徴とする請求項
    1記載のマルハナバチ類等の送粉昆虫用の恒温箱。
  7. 【請求項7】 恒温箱本体は、その周囲を断熱材で囲ま
    れたことを特徴とする請求項1又は6記載のマルハナバ
    チ類等の送粉昆虫用の恒温箱。
  8. 【請求項8】 温度制御機器収納部は、結露水の排水手
    段を有することを特徴とする請求項1記載のマルハナバ
    チ類等の送粉昆虫用の恒温箱。
  9. 【請求項9】 恒温箱本体の立壁面に送粉昆虫が出入り
    する開口が形成されると共に、この開口が内部に収納さ
    れる巣箱に連通されるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のマルハナバチ類等の送粉昆虫用の恒温箱。
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