JP2003209754A - チャンネルジャンル決定装置、チャンネルジャンル決定方法およびチャンネルジャンル決定処理プログラム - Google Patents

チャンネルジャンル決定装置、チャンネルジャンル決定方法およびチャンネルジャンル決定処理プログラム

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JP2003209754A
JP2003209754A JP2002007971A JP2002007971A JP2003209754A JP 2003209754 A JP2003209754 A JP 2003209754A JP 2002007971 A JP2002007971 A JP 2002007971A JP 2002007971 A JP2002007971 A JP 2002007971A JP 2003209754 A JP2003209754 A JP 2003209754A
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和憲 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に放送チャンネルを選択できるようチャ
ンネル毎にジャンルを決定することができるチャンネル
ジャンル決定装置を提供すること。 【解決手段】 衛星デジタル放送受信機100は、視聴
者の家庭に配置され、BS放送またはCS放送など衛星
からのデジタル放送信号(放送波)を受信してテレビジ
ョン(TV)番組を当該受信機の画面上に表示するよう
になっており、同時に衛星から送られ、番組EIT情
報、開始時間および放送時間の時間情報を有するEIT
情報を受信し、当該EIT情報に基づいて各放送チャン
ネルのジャンルを決定するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多チャネル放送を
受信するテレビジョン放送受信機に関し、特に、各番組
毎に提供されるジャンル情報に基づいて各放送チャンネ
ルのジャンルを判別する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、放送衛星や通信衛星などの人工衛
星を介して、デジタル化したテレビジョン信号を伝送
し、各家庭においてこれを受信してテレビ番組を視聴す
るデジタル放送システムが運用されている。この種のシ
ステムでは、多くの放送チャンネルを確保することがで
きるので、非常に多数の番組を放送することができるよ
うになっている。
【0003】このようなシステムでは、多数の番組の放
送内容を示す番組情報、例えば、BS(Broadcasting S
atellite)デジタル放送やCS(Communication Satell
ite)デジタル放送における番組配列情報(以下、SI
(Service Information)情報)をTV番組の映像・音
声情報(以下、映像・音声データという)と共に衛星か
ら各家庭のテレビジョン放送受信機に送信するようにな
っており、各テレビジョン放送受信機で映像・音声デー
タをTVディスプレイに出力するとともに、番組情報を
抽出し、当該番組情報を用いてユーザに対して様々なサ
ービスを提供するようになっている。
【0004】この番組情報の利用形態の代表的なもの
に、当該SI情報に基づいて電子番組ガイド(以下、E
PGという)を生成し、当該EPGに基づいて放送チャ
ンネルの選択を可能にするシステムがある。
【0005】具体的には、当該システムは、当該番組情
報に基づいて各放送チャンネルの放送されている番組内
容と当該放送チャンネルを示す電子番組ガイドを生成し
てTVディスプレイ上に表示するとともに、このTVデ
ィスプレイに表示されたEPGに基づいてユーザがチャ
ンネル選択可能に構成し、放送チャンネル選択における
操作性を向上させることができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなテレビジョン放送受信機にあっては、EPGを生
成して表示させるようにしても、放送チャンネルのジャ
ンルを判別することができないので、チャンネル選択に
おける選択操作が煩雑になるという問題を有していた。
【0007】具体的には、BSデジタル放送・CSデジ
タル放送およびケーブルテレビなどによる多チャンネル
の放送を受信する場合に、当該受信機において選択する
チャンネル数が膨大になるため、番組毎に番組内容の提
示が行われるEPGを利用したとしても、チャンネル
順、すなわち、放送局が放送波を提供する際に割り当て
られている周波数順に番組表示を行うことになり、一度
にTVディスプレイに表示されるチャンネル数は限られ
ているので、ユーザの希望する番組を簡易にかつ迅速に
選択することが困難であった。
【0008】特に、複数の放送事業者から提供された放
送波を受信する場合には、100chや200chとい
った同一番号のチャンネルが存在し、選択操作の混乱が
生ずる可能性があるとともに、上述のようにチャンネル
順選択の場合には、放送事業者および放送チャンネルに
基づいてチャンネル順選択が行われるので、ユーザの希
望する番組を簡易にかつ迅速に行うことができないとい
う問題が生じていた。
【0009】本発明は、上記の各問題点に鑑みて為され
たもので、その課題は、容易に放送チャンネルの選択で
きるようチャンネル毎にジャンルを決定することができ
るチャンネルジャンル決定装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、各放送チャンネルの放
送内容を一義的に示すジャンルを決定するチャンネルジ
ャンル決定装置であって、各前記放送チャンネル毎に放
送される各番組のジャンルを示すジャンル情報および当
該各番組情報の放送時間を示す放送時間情報を取得する
取得手段と、前記各放送チャンネル毎に、前記ジャンル
情報に基づいて前記各番組を分類するとともに当該分類
された各ジャンル毎の放送時間を算出する算出手段と、
前記算出された各ジャンル毎の放送時間に基づいて前記
各放送チャンネルのジャンルを決定する決定手段と、を
備えた構成を有している。
【0011】この構成により、請求項1に記載の発明で
は、各チャンネル毎に、ジャンル情報に基づいて各番組
を分類するとともに当該分類された各ジャンル毎の放送
時間情報を算出し、この算出された各ジャンル毎の放送
時間に基づいて各放送チャンネルのジャンルを決定す
る。
【0012】したがって、各番組情報のジャンル情報お
よび放送時間情報に基づいて各放送チャンネルのジャン
ルを決定することができ、放送チャンネルのジャンル分
け、すなわち、グループ分けが可能となるので、例え
ば、各放送チャンネルの選択順を、テレビ放送などの番
組情報が提供される周波数順に変えて、ジャンル毎(グ
ループ毎)に並べ替えるなどチャンネル選択における操
作性および利便性を向上させることに利用することがで
きる。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のチャンネルジャンル決定装置において、前記取
得手段が、前記番組を配信する配信装置によって提供さ
れた前記ジャンル情報および前記放送時間情報を少なく
とも有する番組情報を取得する構成を有している。
【0014】この構成により、請求項2に記載の発明で
は、テレビ放送やインターネットなどの番組を配信する
配信装置によって提供されたジャンル情報および放送時
間情報を少なくとも有する番組情報を取得する。
【0015】したがって、提供された番組情報を取得す
ることによってジャンル情報および放送時間情報を容易
にかつ確実に取得することができるので、各放送チャン
ネルのジャンル決定を確実に行うことができる。
【0016】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のチャンネルジャンル決定装置において、前記取
得手段が、将来放送予定の前記番組情報を予め取得する
構成を有している。
【0017】この構成により、請求項3に記載の発明で
は、ジャンル情報および放送時間情報を有する番組情報
を予め取得する。
【0018】したがって、今後提供される番組の個々の
内容に基づいて各放送チャンネルのジャンル決定を行う
ことできるので、ユーザが放送チャンネルを選択する際
には適切なジャンル分けが行われた各放送チャンネルの
ジャンルに基づいて選択操作が可能となる。
【0019】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至3のいずれか一項に記載のチャンネルジャンル決定
装置において、前記決定手段が一定周期毎に前記各放送
チャンネルのジャンルを決定する構成を有している。
【0020】この構成により、請求項4に記載の発明で
は、一定周期毎に各放送チャンネルのジャンルを決定す
る。
【0021】したがって、時間経過とともに放送チャン
ネルの番組内容が変化した場合であっても、または、一
定時期のみ放送チャンネルの番組内容が特化した場合で
あっても、それに対応したジャンル決定を行うことがで
きるようになっている。
【0022】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
乃至4のいずれか一項に記載のチャンネルジャンル決定
装置において、前記決定手段が、前記各チャンネルのジ
ャンルを決定するときに、前記算出手段によって算出さ
れた前記各ジャンル毎の放送時間のうち最多放送時間を
有するジャンルを、前記各チャンネルのジャンルに決定
する構成を有している。
【0023】この構成により、請求項5に記載の発明で
は、各ジャンル毎に算出された放送時間のうち、最多放
送時間を有するジャンルをその放送チャンネルのジャン
ルに設定するので、放送チャンネルの放送内容を的確に
示すジャンルを決定することができる。
【0024】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
乃至5のいずれか一項に記載のチャンネルジャンル決定
装置において、前記算出手段が、前記各チャンネル毎に
前記各ジャンル毎の放送時間を算出する際に、何れのジ
ャンルの放送時間も総放送時間における一定の割合を越
えないときは、前記決定手段が当該チャンネルのジャン
ルを総合ジャンルに決定する構成を有している。
【0025】この構成により、請求項に6記載の発明で
は、何れのジャンルの放送時間においても予め設定され
た放送時間を越えないときは、決定手段が当該チャンネ
ルのジャンルを2以上のジャンルの番組を有する総合ジ
ャンルに決定するので、1つのジャンルに番組内容が集
中しない放送チャンネルに対しては、総合ジャンルとし
て的確に放送チャンネルの放送内容を示すジャンルに決
定することができる。
【0026】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
乃至6のいずれか一項に記載のチャンネルジャンル決定
装置において、前記算出手段が、前記各ジャンル毎の放
送時間を算出する場合に、前記ジャンル毎に前記放送時
間を積算する積算手段を有し、前記決定手段が、当該各
ジャンル毎に積算された放送時間である積算時間に基づ
いて前記各放送チャンネルのジャンルを決定する構成を
している。
【0027】この構成により、請求項7に記載の発明で
は、各放送チャンネル毎にジャンルを決定するときに、
各ジャンルに分類された番組情報における放送時間情報
を積算し、当該ジャンル毎に積算された積算時間に基づ
いて各放送チャンネルのジャンルを決定する。
【0028】したがって、各ジャンル毎に積算時間に基
づいて各放送チャンネルのジャンルを決定することがで
きるので、ジャンルを決定する際の処理を複雑にするこ
となく、容易にかつ確実に各放送チャンネルのジャンル
を判断することができる。
【0029】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載のチャンネルジャンル決定装置において、前記決
定手段が一定周期毎に各放送チャンネルのジャンルを決
定する場合であって、前記積算手段が、前記チャンネル
毎に前記ジャンル毎の放送時間を積算するときに、前回
に積算した前記各ジャンルの積算時間の結果に基づいて
当該ジャンル毎の放送時間を積算する構成を有してい
る。
【0030】この構成により、請求項8に記載の発明で
は、各チャンネル毎に各ジャンル毎の放送時間を積算す
るときに、前回に積算した各ジャンルの積算時間の結果
に基づいて当該各ジャンル毎の放送時間を積算する。
【0031】したがって、過去に提供された番組の放送
時間を考慮することができるので、例えば、任意の放送
チャンネルで突発的に今までの放送内容と異なる内容の
番組が提供されたとしても、直ちに決定するジャンルが
変わることがなく、放送内容を的確に示すジャンルを決
定することができる。
【0032】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載のチャンネルジャンル決定装置において、前記積
算手段が、前回に積算した前記ジャンル毎の積算時間の
結果に基づいて該ジャンル毎に放送時間を算出する場合
に、前記前回の積算時間に基づいて各ジャンルにおける
重み付けを算出し、当該重み付けを用いて前記各ジャン
ル毎の放送時間を積算する構成を有している。
【0033】この構成により、請求項9に記載の発明で
は、放送時間を積算するときに、前回の積算時間に基づ
いて重み付けを算出して各ジャンルにおける今回の放送
時間を積算するので、的確に放送内容を示すジャンルを
決定することができる。
【0034】また、請求項10に記載の発明は、各放送
チャンネルの放送内容を一義的に示すジャンルを決定す
るチャンネルジャンル決定方法であって、各前記放送チ
ャンネル毎に放送される各番組のジャンルを示すジャン
ル情報および当該各番組情報の放送時間を示す放送時間
情報を取得する取得処理工程と、前記各放送チャンネル
毎に、前記ジャンル情報に基づいて前記各番組を分類す
るとともに当該分類された各ジャンル毎の放送時間を算
出する算出処理工程と、前記算出された各ジャンル毎の
放送時間に基づいて前記各放送チャンネルのジャンルを
決定する決定処理工程と、を含む構成を有している。
【0035】この構成により、請求項10に記載の発明
では、各チャンネル毎に、ジャンル情報に基づいて各番
組を分類するとともに当該分類された各ジャンル毎の放
送時間情報を算出し、この算出された各ジャンル毎の放
送時間に基づいて各放送チャンネルのジャンルを決定す
る。
【0036】したがって、各番組情報のジャンル情報お
よび放送時間情報に基づいて各放送チャンネルのジャン
ルを決定することができ、放送チャンネルのジャンル分
け、すなわち、グループ分けが可能となるので、例え
ば、各放送チャンネルの選択順を、テレビ放送などの番
組情報が提供される周波数順に変えて、ジャンル毎(グ
ループ毎)に並べ替えるなどチャンネル選択における操
作性および利便性を向上させることに利用することがで
きる。
【0037】また、請求項11に記載の発明は、請求項
10に記載のチャンネルジャンル決定方法において、前
記取得処理工程においては、前記番組を配信する配信装
置によって提供された前記ジャンル情報および前記放送
時間情報を少なくとも有する番組情報を取得する構成を
有している。
【0038】この構成により、請求項11に記載の発明
では、テレビ放送やインターネットなどの番組を配信す
る配信装置によって提供されたジャンル情報および放送
時間情報を少なくとも有する番組情報を取得する。
【0039】したがって、提供された番組情報を取得す
ることによってジャンル情報および放送時間情報を容易
にかつ確実に取得することができるので、各放送チャン
ネルのジャンル決定を確実に行うことができる。
【0040】また、請求項12に記載の発明は、請求項
11に記載のチャンネルジャンル決定方法において、前
記取得処理工程においては、将来放送予定の前記番組情
報を予め取得する構成を有している。
【0041】この構成により、請求項12に記載の発明
では、ジャンル情報および放送時間情報を有する番組情
報を予め取得する。
【0042】したがって、今後提供される番組の個々の
内容に基づいて各放送チャンネルのジャンル決定を行う
ことできるので、ユーザが放送チャンネルを選択する際
には適切なジャンル分けが行われた各放送チャンネルの
ジャンルに基づいて選択操作が可能となる。
【0043】また、請求項13に記載の発明は、請求項
10乃至12のいずれか一項に記載のチャンネルジャン
ル決定方法において、前記決定処理工程においては、一
定周期毎に前記各放送チャンネルのジャンルを決定する
構成を有している。
【0044】この構成により、請求項13に記載の発明
では、一定周期毎に各放送チャンネルのジャンルを決定
する。
【0045】したがって、時間経過とともに放送チャン
ネルの番組内容が変化した場合であっても、または、一
定時期のみ放送チャンネルの番組内容が特化した場合で
あっても、それに対応したジャンル決定を行うことがで
きるようになっている。
【0046】また、請求項14に記載の発明は、請求項
10乃至13のいずれか一項に記載のチャンネルジャン
ル決定方法において、前記決定処理工程においては、前
記各チャンネルのジャンルを決定するときに、前記算出
された前記各ジャンル毎の放送時間のうち最多放送時間
を有するジャンルを、前記各チャンネルのジャンルに決
定する構成を有している。
【0047】この構成により、請求項14に記載の発明
では、各ジャンル毎に算出された放送時間のうち、最多
放送時間を有するジャンルをその放送チャンネルのジャ
ンルに設定するので、放送チャンネルの放送内容を的確
に示すジャンルを決定することができる。
【0048】また、請求項15に記載の発明は、コンピ
ュータによって、各放送チャンネルの放送内容を一義的
に示すジャンルを決定するチャンネルジャンル決定処理
プログラムであって、前記コンピュータを、各前記放送
チャンネル毎に放送される各番組のジャンルを示すジャ
ンル情報および当該各番組情報の放送時間を示す放送時
間情報を取得する取得手段、前記各放送チャンネル毎
に、前記ジャンル情報に基づいて前記各番組を分類する
とともに当該分類された各ジャンル毎の放送時間を算出
する算出手段、前記算出された各ジャンル毎の放送時間
に基づいて前記各放送チャンネルのジャンルを決定する
決定手段、として機能させる構成を有している。
【0049】この構成により、請求項15に記載の発明
では、各チャンネル毎に、ジャンル情報に基づいて各番
組を分類するとともに当該分類された各ジャンル毎の放
送時間情報を算出し、この算出された各ジャンル毎の放
送時間に基づいて各放送チャンネルのジャンルを決定す
る。
【0050】したがって、各番組情報のジャンル情報お
よび放送時間情報に基づいて各放送チャンネルのジャン
ルを決定することができ、放送チャンネルのジャンル分
け、すなわち、グループ分けが可能となるので、例え
ば、各放送チャンネルの選択順を、テレビ放送などの番
組情報が提供される周波数順に変えて、ジャンル毎(グ
ループ毎)に並べ替えるなどチャンネル選択における操
作性および利便性を向上させることに利用することがで
きる。
【0051】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0052】なお、以下に説明する実施の形態は、衛星
デジタル放送受信機に対して本発明に係るチャンネルジ
ャンル決定装置を適用した場合の実施形態であり、図1
〜図10は、本発明に係るチャンネルジャンル決定装置
の一実施形態を示す図である。
【0053】〔衛星デジタル放送受信機の構成と概要動
作〕まず、図1、図2を用いて本実施形態における構成
および概要動作について説明する。
【0054】なお、図1は、本発明の一実施形態にかか
る衛星デジタル放送受信機の構成を示す図であり、図2
は、本発明の受信機の操作装置であるリモコン装置の外
観図である。
【0055】図1に示す衛星デジタル放送受信機(以
下、単に受信機という)100は、視聴者の家庭に配置
され、BS放送またはCS放送など衛星からのデジタル
放送信号(放送波)を受信してテレビジョン(TV)番
組を家庭のテレビジョン放送受信機の画面上に表示する
ようになっており、同時に衛星から送られる番組内容を
示す番組情報、例えば、SI情報の一部であるEIT情
報(Event InformationTable)情報を受信し、当該EI
T情報に基づいて放送チャンネルのジャンル決定(以
下、ジャンル決定処理という)および電子番組ガイド
(EPG)の表示制御を行うようになっている。
【0056】なお、本実施形態では、BS放送またはC
S放送を受信する衛星デジタル放送受信機について説明
するが、CATV(Cable Television)などの有線テレ
ビジョン放送の受信に適用することも可能である。
【0057】図1に示すように、受信機100は、バス
101に種々の要素が接続された構成を有しており、ま
た、操作装置としての付属のリモコン装置102により
操作可能に構成されている。
【0058】この受信機100は、アンテナ103を介
して衛星から送信された放送波を受信するチューナ10
4と、チューナ104によって抽出されたデジタル信号
の復調処理を行う復調処理部105と、ユーザ契約情報
などに基づいて放送波の受信限定処理を行う限定受信処
理部106と、指定されたサービスにおける音声データ
と映像データを復調されたデジタル信号から抽出するデ
マルチプレクサ107と、抽出した映像データをデコー
ドして番組映像データを生成するビデオデコーダ108
と、デコードされた映像信号EPG表示データおよび後
述するチャンネル選択リストを映像信号に変換するディ
スプレイプロセッサ109と、抽出した音声データをデ
コードして番組音声データを生成するオーディオデコー
ダ110と、デコードされた音声信号の音声処理を行う
音声処理部111と、映像・音声データをそれぞれ表示
および拡声するTVディスプレイ112と、リモコン装
置102によって指示信号を入力するインターフェース
(以下、I/Oという)113と、所定のグラフィック
データおよびテキストデータをそれぞれ格納するフラッ
シュメモリ14およびROM115と、後述するジャン
ル決定処理、チャンネル選択制御によって使用するデー
タを格納するRAM116と、リモコン装置102によ
って選択されたチャンネルの映像・音声データをTVデ
ィスプレイ202に表示するため、各部を制御するとと
もに後述する各放送チャンネルのジャンル決定処理およ
びチャンネル選択制御に基づいて各部を制御する制御部
117と、を備えている。
【0059】なお、チューナ104、復調処理部10
5、デマルチプレクサ107は、本発明に係る取得手段
を構成するとともに、制御部117は、本発明に係る取
得手段、算出手段、決定手段、積算手段を構成する。
【0060】バス101にはモデム108を介して公衆
回線、例えば、電話公衆網回線やインターネット回線が
接続されており、ユーザ宅の電話やパソコンなどと接続
し、放送局と視聴者家庭との間の必要な通信が行えるよ
うになっている。
【0061】リモコン装置102は、図2に示すよう
に、リモコン装置102の上部に設けられた機能キー5
01〜508と、当該リモコン装置102のほぼ中央に
配置されたカーソル移動キー509〜512と、決定キ
ー513と、放送チャンネルの番号を入力する入力キー
514と、音量の上下を行う音量キー515と、チャン
ネルを後述するチャンネル選択リストに基づいて順番に
選択するUPキーおよびDOWNキーのチャンネルキー
516、517と、から構成される。
【0062】なお、各機能キー501〜508は、EP
G操作などを行うためのキーであり、このキーを押し下
げることによって、例えば、EPG番組表の表示制御等
が行えるようになっている。また、カーソル移動キー5
09〜512および決定キー513は、基本的には、E
PG表示時のチャンネル選択等に用いられるようになっ
ている。
【0063】チューナ104は、アンテナ103を介し
て衛星から送信された放送波(例えば、RF信号)を受
信するようになっており、ユーザの選択した受信帯域に
同調して受信した信号波をデジタル信号であるIF(中
間周波数)信号に変換し、復調処理部105に出力する
ようになっている。
【0064】なお、この放送波には、上述したように、
TV番組の映像・音声情報である映像・音声データと、
ジャンル決定処理のために使用されるEIT情報と、が
含まれている。
【0065】復調処理部105は、入力されたデジタル
信号を復調し、データフレームの再構成及び誤り訂正な
どの必要な処理を施し、暗号解読処理部(デスクランブ
ラ)200を介して、MPEG2のトランスポートスト
リーム(以下、TS:Transport Streamという)形式で
データを、限定受信処理部106を介してデマルチプレ
クサ107に供給するようになっている。
【0066】限定受信処理部106は、ユーザ契約情報
などに基づいて放送波の受信限定処理を行うようになっ
ており、具体的には以下の処理を行うようになってい
る。
【0067】この限定受信処理部106は、事前契約型
の限定放送がサービス単位又は番組単位で行われ、対象
となるMPEG2のTSが暗号化され送信されるように
なっているため、デスクランブラ200と、契約情報を
記録し、視聴判定を行うICカード201と、から構成
されるようになっている。
【0068】このICカード201は、放送事業者共同
運営のサービスセンターから各受信機ユーザへ配布さ
れ、このカードにはユーザと各放送事業者との契約状況
に応じてユーザ契約情報が記載されており、一般に各ユ
ーザ毎にその記載内容が異なっている。したがって、ユ
ーザが限定放送番組を選択した場合、限定受信処理部1
06はユーザ契約情報と放送波から得られる暗号解読関
連情報の双方を用い、ユーザが契約している場合にはM
PEG2のTSの暗号解読を行い、ユーザはこの番組を
視聴できるようになっている。一方、非契約の場合には
MPEG2のTSの暗号解読は行われず、ユーザはこの
限定放送番組を視聴できないようになっている。また、
ペイ・パー・ビュー(Pay Per View)番組
の場合には、ユーザが番組を購入する度にICカード2
01に購入状況が記載され、一定期間毎に受信機側から
モデム108、公衆回線を介して放送配信事業者側にペ
イ・パー・ビュー番組購入情報を送信するようになって
いる。
【0069】デマルチプレクサ107は、入力されたM
PEG2のTSから、指定されたサービスの音声データ
と映像データとを抽出し、それぞれオーディオデコーダ
10とビデオデコーダ8に供給するようになっている。
【0070】また、デマルチプレクサ107は、EIT
情報および各部を制御する制御データを、入力されたM
PEG2のTSから抽出するようになっており、この抽
出したEIT情報を制御部117の制御下において当該
制御部117および記憶手段であるRAM116に出力
するようになっている。
【0071】なお、音声データはMPEG2−Audi
o形式であり、映像データはMPEG2−Video形
式である。また、EPG表示処理及び領域表示処理は当
該EIT情報を利用して行われる。
【0072】ビデオデコーダ108は、デマルチプレク
サ107によって抽出された映像データが入力されるよ
うになっており、この入力された映像データを復号して
番組映像データを生成するとともに、この生成されたデ
ータをディスプレイプロセッサ109に供給するように
なっている。
【0073】ディスプレイプロセッサ109には、デコ
ードされた映像データが入力されるようになっており、
このディスプレイプロセッサ109は、この入力された
番組映像データに所定の処理を施して、映像出力を行う
ようになっている。
【0074】また、ディスプレイプロセッサ109は、
TVディスプレイ112の画面に表示させるよう番組映
像上に文字情報などを重畳させる機能を有しており、後
述するチャンネル選択リスト、および、EPG表示用デ
ータ及び座標データを、番組映像データ上に重畳し、又
は番組映像データと置き換えられて出力するようになっ
ている。
【0075】オーディオデコーダ110には、デマルチ
プレクサ107によって抽出された音声データが入力さ
れるようになっており、このオーディオデコーダ110
は、入力された音声データを復号化して番組音声データ
を生成し、この番組音声データを音声処理部111に供
給するようになっている。
【0076】音声処理部111は、音声信号を増幅する
アンプを有しており、入力された音声信号に所定の音声
信号処理を行ってTVディスプレイ112に音声出力を
行うようになっている。
【0077】制御部117は、主にCPUによって構成
されており、ユーザがリモコン装置102を使用して入
力した指示信号に基づいてユーザの操作を認識するよう
になっている。したがって、この制御部117は、ユー
ザの指示に従って受信機100内の各要素を制御するよ
うになっており、例えば、ユーザが指定したチャンネル
の周波数に同調するための指示をチューナ104に送る
ようになっている。
【0078】また、制御部117には、デマルチプレク
サ107から出力されたEIT情報が入力されるように
なっており、このEIT情報に基づいて後述する各放送
チャンネルの内容を一義的に示すジャンルを決定するジ
ャンル決定処理、ジャンル毎のチャンネル順選択を行う
ためのチャンネル選択制御を行うようになっている。
【0079】なお、EIT情報の詳細について、並び
に、ジャンル決定処理およびチャンネル選択制御の詳細
については後述する。
【0080】受信機100は、このような構成を有する
ことによって、放送波を受信するとともに、リモコン装
置102によって選択されたチャンネルのTV番組を表
示および拡声するようになっている。
【0081】また、受信機100が、EPGの表示の際
を行うには、制御部117によって、RAM16に記憶
されているEIT情報を元にしてEPGテキストデー
タ、リモコン装置102の数字キーの各設置位置に対応
して分割された番組表表示面の各座標データを生成する
とともに、フラッシュメモリ14内に記憶されている番
組表の枠データなどのグラフィックデータ、ROM15
内のフォントデータ、RAM16内のEPGテキストデ
ータ及び番組表表示面の各座標データに基づいてEPG
表示用データを生成するようになっており、制御部17
からの切換指示に基づいて、ビデオデコーダ108から
の番組映像データとEPG表示用データとを切り換え、
又は番組データ上にEPG表示用データ及び上記座標デ
ータを重畳し、映像信号としてTVディスプレイ112
に出力するようになっている。
【0082】〔番組情報(EIT情報)〕次に、図3を
用いて衛星から送信されるデジタル信号および当該デジ
タル信号に含まれる番組情報について説明する。
【0083】なお、図3は、CS放送におけるデジタル
信号のデータ形式の概略図であり、図4は、放送波に含
まれるEIT情報の構成を示す一例である。また、図5
および図6は、コンテントニブルおよびユーザニブルに
よってジャンルを特定する際のコンテントニブルおよび
ユーザニブルとジャンルの対応例を示す図である。
【0084】また、本実施形態では、CSデジタル放
送、すなわち、EIT情報を用いて番組情報を説明する
とともに、衛星放送における周波数帯域の場合を「CS
チャンネル」と呼び、受信機100が受信する各放送番
組の放送チャンネルと区別する。
【0085】図3に示すように、衛星デジタル放送シス
テムでは、複数のチャンネル(帯域)が設定され、各C
Sチャンネル毎に1つのMPEG2のTSを送信するこ
とができるようになっており、この1つのTSにより複
数の、例えば4〜6つのサービスを送信することが可能
になっている。すなわち、1つのTSには複数の放送チ
ャンネルがそれぞれ提供する番組(プログラム)が多重
されている。
【0086】CS放送の場合は、複数のCSチャンネル
のうち何れか1つのCSチャンネル、例えば、CSチャ
ンネル1の中に、各放送チャンネル用(100ch用、
101ch用、102ch用)の映像・音声データおよ
び所定の制御を行う制御データの他に、全放送チャンネ
ルのEIT情報、すなわち、全放送チャンネルの1週間
分のEIT情報(以下、スケジュールEIT情報とい
う)と現在放送中および次に放送予定の番組におけるE
IT情報(以下、チャンネルEIT(ch−EIT)情
報という)が多重されている。
【0087】スケジュールEIT情報とは、一定期間内
に今後放送が予定される全ての放送チャンネルにおける
全番組のEIT情報であり、具体的には、全ての放送チ
ャンネルの分の各番組におけるジャンル情報(ニブ
ル)、放送開始時間および放送時間長のEIT情報(以
下、番組EIT情報という)をいう。
【0088】また、この番組EIT情報400は、例え
ば、全放送チャンネル毎の各番組毎に図4(a)(b)
に示すような情報を有しており、提供されるチャンネル
番号(ch番号)401の他、さまざまな情報が含まれ
ている。
【0089】特に、この番組EIT情報には、放送開始
時間および放送時間長を示す時間情報402、ジャンル
を分類するためのジャンルコードを有するニブル40
3、番組宣伝など受像機100に表示するキャラクター
データ404および番組名405などを含んでいる。
【0090】例えば、図4(a)のEIT情報は、21
5チャンネルにおいて、1999年4月1日 7:00
〜 24時間 番組名「ゲーム」、ジャンル「レジャ
ー:コンピュータ/TVゲーム」(ユーザニブル)を示
している。また、図4(b)のEIT情報は、251チ
ャンネルにおいて、1999年4月1日 15:30〜
30分間 番組名「ニュース/スポーツ」、ジャンル
「ニュース/報道:総合」(ユーザニブル)を示してい
る。
【0091】ニブル403とは、ジャンルを決定するた
めのジャンルコードの1の種類であり、このニブル40
3は、コンテントニブル(Content nibble)、ユーザニ
ブル(user nibble)など放送形態や放送事業者などによ
り定められ、数種類のニブルが規格化されている。
【0092】図5、図6に示すように、コンテントニブ
ルおよびユーザニブルは、各ニブルとも2種類のニブ
ル、すなわち、ニュースやドラマ、スポーツといった大
まかなジャンルを示す大分類と、具体的なジャンルの内
容、スポーツであれば、ゴルフ・野球といったようなこ
とを示す中分類とがあり、この2種類のニブルに基づい
てジャンルが特定できるようになっている。
【0093】このように、本実施形態では、受信機10
0において、常に、他のチャンネルを視聴している場合
であっても、CSチャンネル1を受信することにより、
一週間分の全チャンネルの番組EIT情報を取得するこ
とができるようになっており、各取得した番組EIT情
報400は、制御部117の指示に基づいて各放送チャ
ンネル毎に時間情報402、ニブル403および番組名
情報405をRAM116に格納するとともに、EPG
を行うときは所定の処理を行うようになっている。
【0094】なお、本実施形態では、CSデジタル放送
におけるEIT情報を例示して説明したが、有線テレビ
ジョン放送においてもEIT情報が提供されており、有
線テレビジョン方法では、図7に示すように、スケジュ
ールEIT情報、すなわち、全放送チャンネルの1週間
分のEIT情報が何れかのCAチャンネル(例えば、C
Aチャンネル3)によって制御データとともに提供され
るようになっている。
【0095】また、本実施形態では、CSデジタル放送
におけるEIT情報に基づいて説明したが、勿論、BS
デジタル放送におけるSI情報も番組情報として適用可
能である。
【0096】〔チャンネルジャンルの決定処理およびジ
ャンル経験値の算出処理〕次に、図8を用いて上述した
EIT情報に基づいて各放送チャンネルのチャンネルジ
ャンルを決定するチャンネルジャンルの決定処理(以
下、ジャンル決定処理という)、および、当該ジャンル
決定処理における過去のジャンル経験値を算出する処理
(以下、ジャンル経験値の算出処理という)について説
明する。
【0097】なお、図8は、本実施形態においてジャン
ル決定処理の動作を示すフローチャートであり、図9
は、1週間毎に算出するジャンル経験値の算出処理の例
を説明するための図である。
【0098】また、当該ジャンル決定処理は、制御部1
17において行われているようになっており、予め設定
された時間毎またはユーザが指定した時に当該ジャンル
決定処理を行うとともに、各放送チャンネル毎にジャン
ルを決定するようになっている。例えば、1日に1度、
1週間に1度、若しくは、1ヶ月に1度毎に、または、
ユーザが任意に指定してときにジャンル決定処理を行う
ようになっている。ただし、本実施形態では1週間に一
度指定された時間に当該ジャンル決定処理を行うものと
する。
【0099】まず、予め定められた指定時間であるか、
または、ユーザによりリモコン装置102などの所定の
キーボタンが押し下げられたか否かを判断する(ステッ
プS11)。
【0100】次いで、当該ジャンル決定処理を行う時間
であること、または、ユーザによるキーボタンの押し下
げされたことを認識した場合には、取得した全放送チャ
ンネルの1週間分の番組EIT情報をRAM116から
取得する(ステップS12)。
【0101】なお、全放送チャンネルの1週間分の番組
EIT情報は、RAM116に一定の時間毎に更新して
格納しておくようになっているが、これに限るものでな
く、当該ジャンル決定処理が行われる前までに最新の番
組EIT情報がRAM116に格納されていればよい。
【0102】次いで、以下に示す処理を放送チャンネル
毎に行う。
【0103】まず、RAM116に格納された各放送チ
ャンネルのジャンル経験値を取得する(ステップS1
3)。このジャンル経験値とは、過去に決定された各放
送チャンネルのジャンルに基づいて算出された値であ
り、例えば、前回ジャンル決定処理時に算出されたジャ
ンル順位によって定められた値である。なお、このジャ
ンル経験値の算出方法の詳細については後述する。
【0104】次いで、全放送チャンネルの番組EIT情
報および各放送チャンネル毎に取得されたジャンル経験
値に基づいて各放送チャンネルおけるジャンル毎の総放
送時間を算出する(ステップS14)。
【0105】次いで、各放送チャンネル毎に、総放送時
間が一番多いジャンルが一週間の総放送時間における一
定の割合、例えば50%以上か否かを判断する(ステッ
プS15)。50%以上の場合には、その放送チャンネ
ルのジャンルにその一番放送量があるジャンルを決定し
て(ステップS16)、当該ジャンル決定処理を繰り返
すため、ステップS11に戻る。一方、50%より低い
場合には、その放送チャンネルのジャンルを「総合」ジ
ャンルに決定して(ステップS17)、当該ジャンル決
定処理を繰り返すため、ステップS11に戻る。
【0106】次に、上述したジャンル経験値の算出処理
について説明する。
【0107】なお、当該ジャンル経験値の算出処理は制
御部117によって行われるようになっている。
【0108】本実施形態では、一の放送チャンネルのジ
ャンルを決定する場合に用いられた各ジャンルの算出さ
れた放送時間に基づいて当該各放送チャンネル毎に各ジ
ャンルのジャンル経験値を算出するようになっている。
【0109】具体的には、本実施形態では、上述のよう
に、ジャンル決定処理を行う場合に、当該放送チャンネ
ルにおいて総放送時間が一番多いジャンルを放送チャン
ネルのジャンルに決定するようになっており、ジャンル
経験値を算出する場合には、このとき算出された各ジャ
ンルの時間を用いるようになっている。
【0110】すなわち、ジャンル決定処理において各チ
ャンネルのジャンルを決定する際に各ジャンルにおける
放送時間が算出されているので、この各順位に基づいて
予め定められた係数を付与し、当該付与した係数をジャ
ンル経験値としてRAM116に放送チャンネルに関連
付けて格納するようになっている。
【0111】例えば、本実施形態では、以下に示す(式
1)により当該係数を算出するようになっている。 係数 = EXP((1―順位)/x) ・・・(式1) ただし、xは重み付け関数であり、例えば、本実施形態
ではx=4とする。
【0112】このようにジャンル決定処理およびジャン
ル経験値算出処理を行うことにより、各放送チャンネル
のジャンルを決定するようになっている。
【0113】次に、図9を用いて上述のジャンル決定処
理およびジャンル経験値算出処理の一例を示す。
【0114】図9(a)に示すように、全放送チャンネ
ルの前回のジャンル経験値を1として(前回のジャンル
経験値が無い場合など)、各ジャンルの放送時間が、1
00chにおいて、ニュース650時間、音楽250時
間、アニメ200時間、101chにおいて、映画70
0時間、ニュース200時間、音楽200時間、およ
び、102chにおいて、音楽400時間、映画350
時間、ニュース350時間と各ジャンルの総放送時間が
算出されたとすると、100chでは、 ニュース放送時間 = 650 × 1 = 650時間 音楽放送時間 = 250 × 1 = 250時間 アニメ放送時間 = 200 × 1 = 200時間 より、当該100chのジャンルをニュースに決定し、
ニュース、音楽、アニメのジャンル経験値を、それぞ
れ、1、0.78、0.61に設定する。同様に、10
1chでは、 映画放送時間 = 700 × 1 = 700時間 ニュース放送時間 = 200 × 1 = 200時間 音楽放送時間 = 200 × 1 = 200時間 より、ジャンルを映画に決定し、映画、ニュース、音楽
のジャンル経験値を、それぞれ、1、0.78、0.7
8に設定し、102chでは、 音楽放送時間 = 400 × 1 = 400時間 映画放送時間 = 350 × 1 = 350時間 ニュース放送時間 = 350 × 1 = 350時間 より、ジャンルを音楽に決定し、音楽、映画、ニュース
のジャンル経験値を、それぞれ、1、0.78、0.7
8に設定する。
【0115】次いで、さらに一定期間後、例えば、一週
間後に、ジャンル決定処理およびジャンル経験値算出処
理を行うときは、上述の各チャンネルのジャンル経験値
に基づいてジャンル決定処理を行うようになっている。
【0116】例えば、図9(b)に示すように、各ジャ
ンルの放送時間が、100chにおいて、ニュース50
0時間、音楽600時間、101chにおいて、映画3
00時間、ニュース600時間、音楽200時間、およ
び、102chにおいて、音楽750時間、映画350
時間とすると、100chでは、 ニュース放送時間 = 500 × 1 = 500時間 音楽放送時間 = 600 × 0.78 = 468時間 より、ジャンルをニュースに決定し、ニュース、音楽の
ジャンル経験値を、それぞれ、1、0.78に設定し、
アニメは、最下位の0.61に設定する。同様に、10
1chでは、 映画放送時間 = 300 × 1 = 300時間 ニュース放送時間 = 600 × 0.78 = 468時間 音楽放送時間 = 200 × 0.78 = 136時間 より、ジャンルをニュースに決定し、ニュース、映画、
音楽のジャンル経験値を、それぞれ、1、0.78、
0.61に設定し、102chでは、 音楽放送時間 = 750 × 1 = 750時間 ニュース放送時間 = 350 × 0.78 = 273時間 より、ジャンルを音楽に決定し、音楽、ニュースのジャ
ンル経験値を、それぞれ、1、0.78に設定し、映画
は、最下位の0.61に設定する。
【0117】以上のように、放送チャンネル毎にジャン
ルの決定およびジャンル経験値の設定を行うようになっ
ており、ジャンル経験値の算出処理は、ジャンル決定処
理が行われる毎に行われるようになっている。
【0118】なお、本実施形態では、ジャンル経験値の
設定において、放送時間が同位の場合には、同じ経験値
を付与するようになっているが、例えば、その前回まで
の順位によって序列をつけてもよい。また、2回目以降
のジャンル決定処理において放送時間が無いジャンルに
ついては、最下位に設定しているが、これに限らず、他
の方法により、放送時間のない、または、一定の時間に
満たないジャンルのジャンル経験値を算出してもよい。
【0119】〔チャンネル選択制御〕次に、図10を用
いてチャンネル選択リストに基づいてユーザが放送チャ
ンネルを選択する際のチャンネル選択の制御動作につい
て説明する。
【0120】なお、図10は、チャンネル選択リストと
リモコン装置とを対応付けを説明するための図である。
【0121】本実施形態では、上述したジャンル決定処
理によって決定された各放送チャンネルのジャンルに基
づいてチャンネル選択リストを生成するとともに、当該
チャンネル選択リストと本発明の受信機100の操作装
置であるリモコン装置102の操作キー、例えば、UP
キー516、DOWNキー517とを対応させることに
より、同一ジャンル毎に放送チャンネルをUPキー51
6、DOWNキー517によって連続して検索・選択す
ることができるようになっている。
【0122】このチャンネル選択リストとは、UPキー
516、DOWNキー517のキーボタンによってチャ
ンネル選択を行う際に使用する選択リストであり、本実
施形態では、チャンネルジャンル決定処理によって各放
送チャンネルのジャンル決定が行われる毎に、生成する
ようになっている。
【0123】通常、チャンネル選択リストは、テレビジ
ョン放送を受信する受信機において、放送局が放送波を
提供する際に割り当てられている周波数順にUPキー5
16、DOWNキー517のキーボタンによってチャン
ネル選択を行うチャンネル順を示すようになっている
が、これでは、多チャンネルを有する受信機では、順序
よく放送チャンネルを選択する場合に、所望する放送チ
ャンネルを見つけ出すには相当の時間が必要になる。
【0124】そこで、本実施形態では、上述したように
ジャンル決定処理によって分類された各放送チャンネル
をジャンル毎に並べ替えたリスト、すなわち、同一ジャ
ンル毎に分類され各放送チャンネルのチャンネル選択リ
ストを生成することによって、同一ジャンル毎に放送チ
ャンネルを連続して検索・選択することができるように
なっている。
【0125】具体的には、図10(a)に示すように、
放送事業者(複数のテレビジョン放送を提供する放送事
業者、例えば、CSデジタル放送を提供する放送事業
者)Aによって100ch、105ch、106ch、
110ch、115ch、200chが提供されるとと
もに、放送事業者(例えば、CSデジタル放送を提供す
る放送事業者Aとは別の放送事業者)Bによって100
ch、105ch、120ch、130chが提供され
ている場合であって、上述したチャンネル決定処理にお
いて、放送事業者Aにおける100chがニュース、1
05chがアニメ、106chがスポーツ、110ch
が音楽、115chが映画および200chが音楽と決
定されているとともに、放送事業者Bにおける100c
hが映画、105chがニュース、120chがスポー
ツおよび130chがアニメと決定された場合に、通常
は、当該図10(a)に示すように、ユーザが、UPキ
ー516、DOWNキー517によってチャンネルを選
択すると、各放送事業者毎にチャンネル順に選択制御が
なされるようになる。
【0126】しかしながら、本実施形態では、制御部1
17によってジャンル毎に分類することにより、図10
(b)に示すように、各放送チャンネルをジャンル毎に
並べ替えたチャンネル選択リストを生成し、このチャン
ネル選択リストに基づいて放送チャンネルが選択された
場合には、当該選択された放送チャンネルをTVディス
プレイ112に表示するようになっている。
【0127】すなわち、ニュースであれば、ニュースの
ジャンルを有する放送チャンネルを、アニメであれば、
アニメのジャンルを有する放送チャンネルを、UPキー
516またはDOWNキー517によって連続して選択
できるように配列するようになっている。
【0128】本実施形態では、このような機能を実現す
るために、制御部117は、放送チャンネルのジャンル
を決定するジャンル決定処理を行う毎に、当該ジャンル
決定された各放送チャンネルに基づいてチャンネル選択
リストを生成し、当該チャンネル選択リストを当該チャ
ンネル順選択を行う際の操作キーに対応させるよう各部
を制御するとともに、当該チャンネル選択リストをRA
M116に格納するようになっている。
【0129】また、制御部117は、当該チャンネル選
択リストよってチャンネル選択を行う際には、当該チャ
ンネル選択リストとリモコン装置102の操作キーを対
応づけて、チューナ104を制御するようになってい
る。
【0130】以上により本実施形態によれば、衛星から
送信された予め将来放送予定のEIT情報を取得するこ
とによってジャンル情報および放送時間情報を取得する
ことができ、各チャンネル毎に、当該ジャンル情報およ
び放送時間情報に基づいて各番組を分類するとともに当
該分類された各ジャンル毎の放送時間情報を算出し、こ
の算出された各ジャンル毎の放送時間に基づいて各放送
チャンネルのジャンルを決定することができる。
【0131】したがって、各番組情報のジャンル情報お
よび放送時間情報に基づいて各放送チャンネルのジャン
ルを決定することができ、放送チャンネルのジャンル分
け、すなわち、グループ分けが可能となるので、各放送
チャンネルの選択順を、テレビ放送などの番組情報が提
供される周波数順に変えて、ジャンル毎に並べ替えるこ
とができるとともに、今後提供される番組の個々の内容
に基づいて各放送チャンネルのジャンル決定を行うこと
できるので、チャンネル選択における操作性および利便
性を向上させることに利用することができる。
【0132】また、一定周期毎に各放送チャンネルのジ
ャンルを決定することができるので、時間経過とともに
放送チャンネルの番組内容が変化した場合であっても、
または、一定時期のみ放送チャンネルの番組内容が特化
した場合であっても、各放送チャンネルをそれに対応し
たジャンル決定を行うことができるようになっている。
【0133】なお、本実施形態では、各番組のジャンル
を示すニブルを放送波とともに提供されるEIT情報を
取得することによって得るようになっているが、これに
限らず、放送波とは別にインターネットなどによって提
供される情報を受信することによって取得するようにし
てもよい。
【0134】また、本実施形態では、EIT情報の取得
において、放送が将来予定される一定期間(1週間)の
各放送チャンネル毎各番組毎のEIT情報を有するスケ
ジュールEIT情報を取得することによって各番組の番
組EIT情報を取得するようになっているが、図3に示
すように各CSチャンネルで提供される番組EIT(c
h−EIT)情報303を各放送チャンネル毎、各番組
毎に取得することによって当該各番組毎のEIT情報を
取得するようにしてもよい。
【0135】すなわち、各放送チャンネル毎に現在放送
中の番組または次の番組についての各番組情報をRAM
116に蓄積しておき、予め設定された時間毎に当該蓄
積された番組情報に基づいて上述ようにチャンネル選択
リストを生成するようにしてもよい。
【0136】さらに、上述したスケジュールEIT情報
またはch−EIT情報に限らず、1ヶ月、2ヶ月先の
将来放送が予定される番組のEIT情報若しくは過去に
提供されたEIT情報によって適宜チャンネル選択リス
トを生成するようにしてもよい。
【0137】例えば、過去のEIT情報によってチャン
ネル選択リストを生成する場合には、過去に提供された
EIT情報を適宜RAMに格納しておく、または、イン
ターネットなどを通じて各放送局のサーバなどから取得
するようにする。
【0138】また、本実施形態では、上述したような受
信機100において、ジャンル決定処理、チャンネル選
択動作を行うようになっているが、制御部117をコン
ピュータおよびメモリなどの記録装置によって構成し、
チャンネルジャンルの決定処理、ジャンル経験値の算出
処理およびチャンネル選択制御の各動作を行うプログラ
ムを当該メモリに格納するとともに、この各プログラム
をコンピュータによって読み出すことにより当該各動作
を行うようにしてもよい。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、各番組情報のジャンル情報および放送時間情報に基
づいて各放送チャンネルのジャンルを決定することがで
き、放送チャンネルのジャンル分け、すなわち、グルー
プ分けが可能となるので、例えば、各放送チャンネルの
選択順を、テレビ放送などの番組情報が提供される周波
数順に変えて、ジャンル毎(グループ毎)に並べ替える
などチャンネル選択における操作性および利便性を向上
させることに利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる衛星デジタル放送
受信機の構成を示す図である。
【図2】一実施形態における衛星デジタル放送受信機の
操作装置であるリモコン装置の外観図である。
【図3】一実施形態のCSデジタル放送におけるデジタ
ル信号のデータ形式の概略図である。
【図4】一実施形態の放送波に含まれるEIT情報の構
成を示す一例である。
【図5】一実施形態のコンテントニブルによってジャン
ルを特定する際のコンテントニブルとジャンルの対応例
を示す図である。
【図6】一実施形態のユーザニブルによってジャンルを
特定する際のユーザニブルとジャンルのその他の対応例
を示す図である。
【図7】その他の実施形態の放送波(有線テレビジョン
放送)に含まれるEIT情報の構成を示す一例である。
【図8】一実施形態におけるジャンル決定処理の動作を
示すフローチャートである。
【図9】一実施形態における1週間毎に算出するジャン
ル経験値の算出処理の一例を説明するための図である。
【図10】一実施形態におけるチャンネル選択リストと
リモコン装置とを対応付けを説明するための図である。
【符号の説明】
100 … 衛星デジタル放送受信機 101 … バス 102 … リモコン装置(操作手段) 103 … アンテナ 104 … チューナ(取得手段) 105 … 復調処理部(取得手段) 106 … 限定受信処理部 107 … デマルチプレクサ(取得手段) 108 … ビデオデコーダ 109 … ディスプレイプロセッサ 110 … オーディオデコーダ 111 … 音声処理部 112 … TVディスプレイ 113 … インターフェース(I/O) 114 … フラッシュメモリ 115 … ROM 116 … RAM 117 … 制御部(取得手段、算出手段、決定手段、
積算手段) 118 … モデム 301 … チャンネルデータ 302 … スケジュールEIT情報 303 … ch−EIT情報 304 … 制御データ 400 … 番組EIT情報 401 … ch番号 402 … 時間情報 403 … ニブル 404 … キャラクターデータ 405 … 番組名情報 501〜508 … 機能キー 509〜512 … カーソル移動キー 513 … 決定キー 514 … 入力キー 515 … 音量キー 516 … UPキー 517 … DOWNキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/03 7/035 Fターム(参考) 5C025 AA23 BA25 BA27 CB05 DA01 DA04 5C056 BA02 CA01 DA09 EA05 5C063 AB03 AB05 AC01 AC10 CA12 CA23 CA31 DA01 DA07 DA13 5K061 BB06 BB10 DD02 FF01 JJ07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各放送チャンネルの放送内容を一義的に
    示すジャンルを決定するチャンネルジャンル決定装置で
    あって、 各前記放送チャンネル毎に放送される各番組のジャンル
    を示すジャンル情報および当該各番組情報の放送時間を
    示す放送時間情報を取得する取得手段と、 前記各放送チャンネル毎に、前記ジャンル情報に基づい
    て前記各番組を分類するとともに当該分類された各ジャ
    ンル毎の放送時間を算出する算出手段と、 前記算出された各ジャンル毎の放送時間に基づいて前記
    各放送チャンネルのジャンルを決定する決定手段と、 を備えたことを特徴とするチャンネルジャンル決定装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のチャンネルジャンル決
    定装置において、 前記取得手段が、前記番組を配信する配信装置によって
    提供された前記ジャンル情報および前記放送時間情報を
    少なくとも有する番組情報を取得することを特徴とする
    チャンネルジャンル決定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のチャンネルジャンル決
    定装置において、 前記取得手段が、将来放送予定の前記番組情報を予め取
    得することを特徴とするチャンネルジャンル決定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    チャンネルジャンル決定装置において、 前記決定手段が一定周期毎に前記各放送チャンネルのジ
    ャンルを決定することを特徴とするチャンネルジャンル
    決定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    チャンネルジャンル決定装置において、 前記決定手段が、前記各チャンネルのジャンルを決定す
    るときに、前記算出手段によって算出された前記各ジャ
    ンル毎の放送時間のうち最多放送時間を有するジャンル
    を、前記各チャンネルのジャンルに決定することを特徴
    とするチャンネルジャンル決定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    チャンネルジャンル決定装置において、 前記算出手段が、前記各チャンネル毎に前記各ジャンル
    毎の放送時間を算出する際に、何れのジャンルの放送時
    間も総放送時間における一定の割合を越えないときは、
    前記決定手段が当該チャンネルのジャンルを総合ジャン
    ルに決定することを特徴とするチャンネルジャンル決定
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    チャンネルジャンル決定装置において、 前記算出手段が、前記各ジャンル毎の放送時間を算出す
    る場合に、前記ジャンル毎に前記放送時間を積算する積
    算手段を有し、 前記決定手段が、当該各ジャンル毎に積算された放送時
    間である積算時間に基づいて前記各放送チャンネルのジ
    ャンルを決定することを特徴とするチャンネルジャンル
    決定装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のチャンネルジャンル決
    定装置において、 前記決定手段が一定周期毎に各放送チャンネルのジャン
    ルを決定する場合であって、 前記積算手段が、前記チャンネル毎に前記ジャンル毎の
    放送時間を積算するときに、前回に積算した前記各ジャ
    ンルの積算時間の結果に基づいて当該ジャンル毎の放送
    時間を積算することを特徴とするチャンネルジャンル決
    定装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のチャンネルジャンル決
    定装置において、 前記積算手段が、前回に積算した前記ジャンル毎の積算
    時間の結果に基づいて該ジャンル毎に放送時間を算出す
    る場合に、前記前回の積算時間に基づいて各ジャンルに
    おける重み付けを算出し、当該重み付けを用いて前記各
    ジャンル毎の放送時間を積算することを特徴とするチャ
    ンネルジャンル決定装置。
  10. 【請求項10】 各放送チャンネルの放送内容を一義的
    に示すジャンルを決定するチャンネルジャンル決定方法
    であって、 各前記放送チャンネル毎に放送される各番組のジャンル
    を示すジャンル情報および当該各番組情報の放送時間を
    示す放送時間情報を取得する取得処理工程と、 前記各放送チャンネル毎に、前記ジャンル情報に基づい
    て前記各番組を分類するとともに当該分類された各ジャ
    ンル毎の放送時間を算出する算出処理工程と、 前記算出された各ジャンル毎の放送時間に基づいて前記
    各放送チャンネルのジャンルを決定する決定処理工程
    と、 を含むことを特徴とするチャンネルジャンル決定方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のチャンネルジャン
    ル決定方法において、 前記取得処理工程においては、前記番組を配信する配信
    装置によって提供された前記ジャンル情報および前記放
    送時間情報を少なくとも有する番組情報を取得すること
    を特徴とするチャンネルジャンル決定方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のチャンネルジャン
    ル決定方法において、 前記取得処理工程においては、将来放送予定の前記番組
    情報を予め取得することを特徴とするチャンネルジャン
    ル決定方法。
  13. 【請求項13】 請求項10乃至12のいずれか一項に
    記載のチャンネルジャンル決定方法において、 前記決定処理工程においては、一定周期毎に前記各放送
    チャンネルのジャンルを決定することを特徴とするチャ
    ンネルジャンル決定方法。
  14. 【請求項14】 請求項10乃至13のいずれか一項に
    記載のチャンネルジャンル決定方法において、 前記決定処理工程においては、前記各チャンネルのジャ
    ンルを決定するときに、前記算出された前記各ジャンル
    毎の放送時間のうち最多放送時間を有するジャンルを、
    前記各チャンネルのジャンルに決定することを特徴とす
    るチャンネルジャンル決定方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータによって、各放送チャン
    ネルの放送内容を一義的に示すジャンルを決定するチャ
    ンネルジャンル決定処理プログラムであって、 前記コンピュータを、 各前記放送チャンネル毎に放送される各番組のジャンル
    を示すジャンル情報および当該各番組情報の放送時間を
    示す放送時間情報を取得する取得手段、 前記各放送チャンネル毎に、前記ジャンル情報に基づい
    て前記各番組を分類するとともに当該分類された各ジャ
    ンル毎の放送時間を算出する算出手段、 前記算出された各ジャンル毎の放送時間に基づいて前記
    各放送チャンネルのジャンルを決定する決定手段、 として機能させることを特徴とするチャンネルジャンル
    決定処理プログラム。
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