JP2003209431A - アンテナ素子 - Google Patents

アンテナ素子

Info

Publication number
JP2003209431A
JP2003209431A JP2002004480A JP2002004480A JP2003209431A JP 2003209431 A JP2003209431 A JP 2003209431A JP 2002004480 A JP2002004480 A JP 2002004480A JP 2002004480 A JP2002004480 A JP 2002004480A JP 2003209431 A JP2003209431 A JP 2003209431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
top plate
antenna element
conductor
dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002004480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3835291B2 (ja
Inventor
Akio Kuramoto
晶夫 倉本
Kosuke Tanabe
浩介 田邊
Takao Koizumi
孝雄 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2002004480A priority Critical patent/JP3835291B2/ja
Priority to US10/329,415 priority patent/US6856292B2/en
Publication of JP2003209431A publication Critical patent/JP2003209431A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3835291B2 publication Critical patent/JP3835291B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/30Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole
    • H01Q9/32Vertical arrangement of element
    • H01Q9/36Vertical arrangement of element with top loading
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が単純で、製造コストのかからない表面
自動実装可能な安価な頂部負荷型のモノポールアンテナ
素子を提供する。 【解決手段】 本発明のアンテナ素子は、モールド技術
で一体成型した天板とその中央から下部に延びた棒状の
垂直エレメント並びに天板と垂直エレメントを支える足
を持つ形状の誘電体を形成し、当該誘電体の垂直エレメ
ント表面と天板裏面の表面において金属導体でできた放
射エレメントアンテナ素子と頂部アンテナ素子を構成
し、さらに金属導体でできた足の下底部に位置固定用の
ボスを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頂部負荷型のモノ
ポールアンテナ素子に関し、特に、広帯域で、表面自動
実装可能で、しかも安価で構造が簡単、かつ、入力イン
ピーダンス及び共振周波数の微調整が容易に行えるアン
テナ素子の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン等のコンピュータの普及
により、コンピュータ間のネットワーク化が急速に進ん
でおり、コンピュータ間をネットワークケーブル等で配
線することなく簡単にコンピュータ・ネットワークを構
築することができる無線LAN機器に注目が集まってい
る。
【0003】このような機器のなかには、無線を介して
コンピュータ間でやり取りされるデータを送受信するア
ンテナ素子(以下、単にアンテナと記載する)が含まれ
る。例えば、5GHz帯を使用してデータの送受信を行
うアンテナの構造は後で詳細に説明するが、主として、
金属などの導体からなる円板、これを支える誘電体、プ
リント板、及び一端が当該円板の中心に接続され、他端
が当該プリント板に接続される導体のモノポールから構
成されている例がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、無線LANシス
テムは、そのシステムの利便性から各国の通信機構にお
いて周波数割当が拡大される傾向にあり、無線LANシ
ステムに使用するアンテナを広帯域化する技術が必要と
なってきている。
【0005】また、このような無線LANの普及によ
り、各製造メーカにとっては、ハードウエアの原価を低
減させることが重要な課題となり、安価なアンテナを実
現するための表面自動実装可能なアンテナ構造について
のアイデアも重要である。
【0006】更に、各製造メーカの製造検査部門におい
て、アナログRF特性の調整は必ず行われる作業である
が、こうした調整をアンテナ単体において実施できれ
ば、製品の直行率(歩留まり)を改善することができ、
結果的に、アンテナに関するトータルコストを低減する
ことができる。
【0007】しかし、上述した構成を有する従来のアン
テナでは、本発明のアンテナを凌ぐ広帯域特性やアンテ
ナ入力インピーダンス及び共振周波数の微調整機能には
対応できない。
【0008】また、アンテナを表面実装するための位置
固定とハンダ付けが簡単にできない上に、アンテナの給
電部である垂直エレメント下底部のハンダ付け確認にお
いて、目視による簡単な方法を採用することができな
い。
【0009】更に、上記モノポールと円板との接続は、
場合によりこれらを一体のものから切削するか、鋳型に
よって成形を行うか、あるいは、これらを別々に作って
ハンダ等で接合することによって行われ、いずれの方法
をとっても製造コストは比較的高いのが現状である。
【0010】また、製造後にアンテナ部分の微調整が容
易にできないため、直交率(歩留まり)を効率的に改善
することができず、結果的に安価なアンテナの供給を不
可能にしている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、本来、アンテ
ナの先端上部に円環等の負荷を装荷したアンテナを発展
させたものである。この種のアンテナは、例えばコロナ
社「アンテナ・電波伝搬」P69及びP70に説明され
ている。当初は、電波の仰角面内における放射角度を低
くおさえることが目的であったが、アンテナ自身の低姿
勢化の効果も存在する。時代的背景として、本アンテナ
は周波数の低い中波などで使用されていたため、仰角面
内の放射角度の改善や低姿勢化が主目的であり、今日の
無線LANに用いられる2.4GHzや5GHzで実現
された場合の実装上の利便性や、広帯域化、調整の容易
さには目がむけられていなかったものである。
【0012】従って、本発明の目的は、従来のアンテナ
と比べて構造が単純で、製造コストのかからない表面自
動実装可能な安価なアンテナを提供することである。
【0013】また、本発明の他の目的は、広帯域なアン
テナを提供することである。
【0014】また、本発明の更に他の目的は、アンテナ
の入力インピーダンス及び共振周波数の微調整を容易に
行うことができるアンテナを提供することである。
【0015】本発明の実施態様によれば、縦に延びる円
筒状の誘電体の表面に導体を取り付けた垂直エレメント
と、前記円筒状導体の上端に接続され、当該接続点から
横に延びる放射状の導体で構成された頂部板を下面に取
り付けた誘電体の天板と、前記垂直エレメントと天板を
支えるために天板端より下方に設けた棒状もしくは面状
の誘電体の足からなるアンテナ素子が提供される。
【0016】本発明の実施態様によれば、放射エレメン
ト上部が頂部板に接続され、放射エレメント下部が給電
点に接続されたアンテナ素子において、前記頂部板を取
り付けるための天板と、前記放射エレメントを取り付け
るための垂直エレメントと、当該天板及び垂直エレメン
トを支えるための足とを一体成型した誘電体で構成する
アンテナ素子が提供される。
【0017】本発明の実施態様によれば、放射エレメン
ト上部が頂部板に接続され、放射エレメント下部が給電
点に接続されたアンテナ素子において、前記頂部板を取
り付けるための天板と、前記放射エレメントを取り付け
るための垂直エレメントと、当該天板及び垂直エレメン
トを支えるための足とを一体成型した誘電体で構成し、
前記垂直エレメントの形状を逆円錐台にしたアンテナ素
子が提供される。
【0018】本発明の実施態様によれば、放射エレメン
ト上部が頂部板に接続され、放射エレメント下部が給電
点に接続されたアンテナ素子において、前記頂部板を取
り付けるための天板と、前記放射エレメントを取り付け
るための垂直エレメントと、当該天板及び垂直エレメン
トを支えるための足とを一体成型した誘電体で構成し、
前記誘電体表面にアンテナ入力インピーダンス及び共振
周波数の調整用導体パターンを設けたアンテナ素子が提
供される。
【0019】
【発明の実施の形態】最初に、従来のアンテナの構造に
ついて説明する。図21には、例えば、特開平08−0
9626号公報記載の従来の平面アンテナの構造図が示
されている。
【0020】図21に示すアンテナは、金属などの導体
よりなる円板201、同じく金属などの導体よりなる棒
状の垂直エレメント202、及び金属などの導体よりな
るグランド板203、円板201と垂直エレメント20
2を支える誘電体204より構成される。垂直エレメン
ト202の上端部は、円板201の中心に接続されてい
る。
【0021】上記アンテナは、通常プリント板上に形成
されたマイクロストリップラインの接続ポイントに搭載
され、垂直エレメント202の下端部はマイクロストリ
ップラインの給電部と接続される。また、グランド板2
03はマイクロストリップラインのグランドパターン部
と接続される。
【0022】このとき、垂直エレメント202の下端部
とマイクロストリップラインの給電部、並びにグランド
板203とマイクロストリップラインのグランドパター
ン部は、ハンダ付け等によって接続される。
【0023】次に、従来のアンテナの電気的な動作原理
について説明する。
【0024】図20(a)(b)は、従来のアンテナに
おける動作原理図が示されており、図20(a)は、通
常の1/4波長モノポールアンテナである。放射エレメ
ント100の高さHAは、約1/4波長になっており、
放射エレメントの根元より給電する。このとき、高周波
電流iが流れ、垂直偏波の電波が放射される。
【0025】図20(b)は、通常の1/4波長モノポ
ールアンテナと類似している。当該アンテナも高さHB
の垂直エレメント101の根元より給電するが、1/4
波長モノポールアンテナとの違いは、垂直エレメント1
01の先端部分が半径Rの円板102になっていること
である。そして、垂直エレメント101の高さHBと先
端部分の半径Rの合計がエレメント100の高さHAに
ほぼ等しくなっている。また、図20(a)と同様に高
周波電流imが流れ、垂直偏波の電波が放射される。
【0026】図20(b)では、高周波電流は円板10
2上で放射状に電流が流れると考えられるが、この円板
102上の放射状の電流はベクトル的にキャンセルされ
るため、水平偏波の電波は放射されない。
【0027】図20(c)は、本発明のアンテナ(図
3)の断面図である。この場合の動作原理も図20
(b)と類似である。給電部8から給電され、高周波電
流inが垂直エレメント3の外周上を流れ、垂直偏波の
電波が放射される。円板6には、上記同様放射状に高周
波電流が流れるが、ベクトル的にキャンセルされるの
で、水平偏波は放射されない。ただし、図15(a)、
(d)のように対称性のない形状の導体板が用いられて
いる場合は、この高周波電流は完全にはキャンセルされ
ないため、残留電流の振幅に応じた水平偏波の電波も放
射されることになる。この水平偏波成分の放射は、アン
テナの用途に応じて故意に放射させる設計もありえるの
で、アンテナとしての優劣を単純に評価する指標ではな
い。
【0028】具体的な寸法においては、図20(b)の
高さHBおよび半径Rは、図20(c)の高さH’及び
等価半径R’に概ね一致して考えて差し支えない。ま
た、垂直エレメント3の直径Sは、細くするとRとR’
が一致する傾向になるため、共振周波数の一致という観
点から、なるべく細い方が設計上容易となる。
【0029】なお、本アンテナの広帯域性は、図20
(C)のように、垂直エレメント3が円筒状になってい
ることによる効果が大と考えられる。これはエレメント
を太くすることにより、本来の共振周波数と多少ずれた
周波数においても太いエレメントを流れる電流の経路に
幅ができるためである。
【0030】即ち、波長の長い電波は斜めに電流が流れ
ることで、波長の短い電波は最短距離で垂直電流が流れ
ることにより共振できるからである。また、高周波にお
いては表皮効果により電流は導体表面しか流れないた
め、構造上は円筒の導体面で十分となる。
【0031】また、図20(c)においては、天板2や
垂直エレメント3の構成と一体になった誘電体が用いら
れ、当該誘電体の誘電率は2〜6程度の場合が多く誘電
率の影響に見合った波長短縮、即ち、寸法の短縮を見込
む必要がある。具体的な事例としては、5GHz帯で設
計した場合、比誘電率が4程度で、H’が約5mm、
R’が約3mm、Sが約1mm程度となる。
【0032】次に本発明のアンテナの構造について説明
する。本発明の第1の実施形態のアンテナを上方向から
見た斜視図を図1(a)に、下方向から見た斜視図を図
1(b)に示す。図1(a)及び図1(b)において、
本発明の第1の実施形態のアンテナ1は、誘電体よりな
る天板2と、内部が誘電体で表面が金属などの導体より
なる垂直エレメント3と、誘電体よりなる足4より構成
される。
【0033】前記足4の底部には、ボス5が配置されて
おり、ボス5を含む足4の底面及び足4の下側部の表面
が金属などの導体部7で覆われた構造となっている。さ
らに、天板2の裏側には、金属などの導体よりなる円板
6が配置され、円板6と垂直エレメント3は電気的に接
続されている。誘電体の材料には、はんだ付けの耐熱
性、及び誘電率、誘電損失を考慮して、液晶ポリマー等
があげられる。
【0034】本発明のアンテナを真上から見た上面図を
図2(a)に、真下から見た底面図を図2(b)に示
す。図2(a)及び図2(b)において、本発明のアン
テナ1の垂直エレメント3は円板6の中心に位置してい
る。
【0035】本発明のアンテナの図2(b)A−A’面
における断面図を図3(a)に、図2(b)B−B’面
における断面図を図3(b)に示す。図3(a)及び図
3(b)において、本発明のアンテナ1の垂直エレメン
ト3は内部が誘電体よりなり、その側面及び底面が導体
で覆われている。円板6は天板2の下面に配置され、垂
直エレメント3の上部で電気的に接続されている。垂直
エレメント3の底面には給電部8がある。また足4の底
面にはボス5が配置され、ボス5を含む底面全体が導体
で覆われた導体部7が付いた構造となっている。
【0036】本発明のアンテナの足4における底面部分
の詳細図を図4に示す。図4において、本発明のアンテ
ナ1の足4はボス5を含む底面全体が導体で覆われ、か
つ足4の下側の外側壁面にも導体部7が配置された構造
となっている。本実施例ではボスを設けているが、必要
に応じてボスの無い構造も取れる。
【0037】図5から図11は、本アンテナを実際に使
用した場合の実装例を示したものである。図5は、本ア
ンテナ1をプリント板10に搭載した実装例1である。
図5において、プリント板10は、下側にグランド板1
1、上側にマイクロストリップライン8を有している。
アンテナ1の足4は、銅箔のランドパタ−ン12の上に
配置され、ハンダ付けされる。一方、垂直エレメント3
の底部も銅箔よりなるマイクロストリップライン8の先
端の給電点9で接触するようになっていて、ここでハン
ダ付けされる。通常、足4及び垂直エレメント3のハン
ダ付けは、表面自動実装技術により実装される。
【0038】本発明のアンテナ実装面であるプリント板
10の上側のプリントパタ−ン例を図6に、実装状態の
断面図を図7に示す。図6において、銅箔よりなる4つ
のランドパタ−ン12の内側には、それぞれ、スル−ホ
−ル13が構成されており、プリント板10の下側に設
けられたグランド板11と接続されている。また、銅箔
よりなるマイクロストリップライン8の先端部分には、
給電点9がある。
【0039】図7は図6のプリントパタ−ンに本発明の
アンテナを実装した例における断面図である。図7にお
いて、足4の底面のボス5がスル−ホ−ル13にはまり
込み、位置が固定される。そして、ランドパタ−ン12
上でハンダ付け14により固定される。また、垂直エレ
メント3の下底部も給電点9でハンダ付け14により、
固定される。
【0040】なお、図7の構造において、スルーホール
13と足4のボス5を設けずに、足4をランドパターン
12に直接ハンダ付けする方法も有効である。
【0041】図8は図5と同様に、本アンテナ1をプリ
ント板20に搭載した実装例2である。図8において、
プリント板20は上側にグランド板21とマイクロスト
リップライン22、下側にグランド板23を有してい
る。垂直エレメント3の下底部はマイクロストリップラ
イン22の先端の給電点24で接触し、ハンダ付けされ
る。グランド板21とグランド板23はスル−ホ−ル2
5によって、電気的に接続されている。この場合、スル
−ホ−ル25は、グランド板21とグランド板23が高
周波的に同電位となるように、多数設けられる。実際に
は、使用波長の1/5〜1/20程度の間隔で設けられ
ることが多い。また、アンテナ1の足4は、グランド板
21とハンダ付けされて接続される。
【0042】図9は、図8の実装方法をとった場合にお
けるプリント板20のプリントパタ−ン例である。図9
において、4つのスル−ホ−ル26は図7の例と同様に
アンテナ1の足4のボス5がはまり込むため、適切な径
となっている必要がある。また、スル−ホ−ル25は、
前述したように、グランド板21とグランド板23を高
周波的に同電位とするために設けているので、その径は
適当に選ばれればよい。また、銅箔よりなるマイクロス
トリップライン22の先端部分には、給電点24があ
る。
【0043】図10は、本アンテナ1をプリント板30
に搭載した実装例3である。図10において、プリント
板30は上側にグランド板31、下側にマイクロストリ
ップライン32を有している。この場合、垂直エレメン
ト3の下底部は銅箔よりなるランドパタ−ンの給電点3
3で接触し、ハンダ付けされる。給電点33はスル−ホ
−ル34を介して下側のマイクロストリップライン32
に電気的に接続される。また、アンテナ1の足4は、グ
ランド板31とハンダ付けされて接続される。
【0044】図11は、図10の実装方法をとった場合
におけるプリント板30の実装プリントパタ−ン例であ
る。図11において、4つのスル−ホ−ル35は図7の
例と同様にアンテナ1の足4のボス5がはまり込むた
め、適切な径になっている必要がある。また、グランド
板31と絶縁された状態でランドパターンの給電点33
がある。
【0045】図12(a)(b)は、本発明の第2の実
施形態のアンテナの構造を示した下面図である。図12
に示すように、図1のアンテナでは足4は4本あるが、
本第2の実施形態によれば足4は図12(a)のように
2本、または図12(b)のように3本でも構成でき
る。また、安定に実装できるのであれば、1本でもよい
と言える。
【0046】図13(a)(b)は、本発明の第3の実
施形態のアンテナの構造を示した図である。図13
(a)の斜視図に示すように、図1で構成したアンテナ
の足4を1つとする代わりに、幅の広い足41としてお
り、一つの足41に対してボス42は2つ付いている。
これは足41が一つでも、より安定に実装できるように
配慮したものであり、ボス42の数は任意でよい。ま
た、天板40も4角形であるが、特に形状を制限するも
のではない。図13(b)は、図13(a)の縦断面図
であるが、垂直エレメント3や円板6、ボス42を含む
足41の底面導体部43の配置においては、図1の構成
とほぼ同じである。
【0047】これまで、本発明のアンテナにおいては頂
部に円板が使用されてきたが、このアンテナの頂部の形
状として、様々な他の形状を選択することができる。図
14には、本発明のアンテナを底面から見た頂部の他の
形状例1を示したものである。図14(a)は比較のた
めに、図1と同じ円形の円板6を用いた例である。図1
4(b)は円板6の替わりに楕円の導体板50を用いた
例である。図14(c)では正方形の導体板51を用い
た例である。図14(d)では長方形の導体板52を用
いた例である。図14(e)では平行四辺形の導体板5
3を用いた例である。図14(f)では菱形の導体板5
4を用いた例である。これらはすべて金属などの導体で
構成される。
【0048】図15には図14同様、本発明のアンテナ
を底面から見た頂部の他の形状例2を示したものであ
る。図15(a)は円板6の替わりに台形の導体板55
を用いた例である。図15(b)は8角形の導体板56
を用いた例である。図15(c)は12角形の導体板5
7を用いた例である。図15(d)では螺旋状の導体板
58を用いた例である。図15(e)では2重の円環状
の導体板を用いた例である。これらも、すべて金属など
の導体で構成される。
【0049】図16は、本アンテナの縦断面の形状、主
に垂直エレメントの形状に関する他の実施例を示したも
のである。図16(a)は、下底面を球状にした垂直エ
レメント60を用いた例である。これは、ハンダ付けの
際にハンダ付着の面積が増し、接続強度を強くすること
ができる。図16(b)は、逆円錐台形状の垂直エレメ
ント61を用いた例である。図16(c)は、図16
(b)の天板中央上部に穴62を付加した例である。こ
れは、本アンテナの天板中央上部に穴62を開けること
により、誘電体の厚さが変化し、アンテナの入力インピ
ーダンス及び共振周波数の微調整ができるようにしたも
のである。図16(b)(c)は垂直エレメントを逆円
錐台形状にすることにより、本アンテナをモールド技術
で一体成型する際の抜き作業を楽に実施できるようにし
たものである。また、同時にアンテナ特性の広帯域化を
実現することができる。
【0050】図17は、本アンテナの足4の側面に調整
用導体パターンを有した実施例を示したものである。図
17(a)は、足4の側壁面に縦に伸びた線状または帯
状の導体パターン70を用いた例である。同様に図17
(b)は、図17(a)の縦に伸びた線状または帯状の
導体パターンを底面側壁部の導体である導体部7と電気
的に接続した導体パターン71を用いた例である。図1
7(c)は、図17(b)の導体パターン71をクラン
ク状に形成した導体パターン72を用いた例である。図
17(c)の応用として、図17(c)の導体パターン
72の下部が足4の底面側壁部の導体部7と接続してい
ない場合も考えることができる。また、これらの導体パ
ターンを足4の裏側(内側)に配置することも可能であ
る。
【0051】図18は、本アンテナの天板2の上面及び
側面に調整用導体パターンを用いた例である。図18
(a)は、天板2の上面に導体パターン80を用いた例
である。この天板2の上面導体パターン80の形状は、
図14、図15で示したような形状応用が考えられる。
図18(b)は、天板2の側面に外周状に伸びた線状ま
たは帯状の導体パターン81を配置した例である。図1
8(c)は、図18(b)の導体パターンを足4の側面
方向に逆L字形状に延長した導体パターン82を用いた
例である。
【0052】図19は、本アンテナの天板2の上面に小
さな導体パタ−ン90を配置した例である。この導体パ
ターン90は、本アンテナを成形する過程において、工
程を容易にするためのものである。
【0053】本発明のアンテナは図1に示すように、従
来のアンテナでは実現できなかった表面自動実装を可能
とするために、金属導体でできた足4の下底部に位置固
定用のボス5を備え、垂直エレメントアンテナ素子3の
下底部もハンダ付けしやすい構造に工夫したものであ
る。さらに、本発明のアンテナの給電部である垂直エレ
メント3の下底部が目視できる構造となっているため、
実装後にアンテナにとって最も重要な給電部分のハンダ
接続を目視によって検査し、確認ができる。
【0054】また、無線LANカードのようなアンテナ
とRF回路が一体化して実装されるような装置において
は、個別の調整、即ちアンテナ及びRF回路を別々に調
整して組み合わせることができない(一体化実装してい
て特性検査のためのコネクタがでていない)ため、RF
部分以外にアンテナ部分でも、最終的な整合状態を調整
する必要があり、このようなアンテナ部分の調整は、あ
らかじめ図17、図18のような金属導体パターンを設
けておき、あとで削り取ることによって、調整が可能で
ある。この方法は、量産製造工程における導体パターン
作成マスクの変更も容易であるため、短期間での量産、
設計変更に有効である。
【0055】例えば、本アンテナをプリント板に搭載し
た機器を新規に設計し、毎月1000台づつ量産する場
合をシュミレーションすると以下のようになる。アンテ
ナ自身は図17、図18のような導体パターンを設けて
周波数を合わせこみ、アンテナ単体で量産する。その
後、本アンテナを製品用のプリント板に実装し、カバ−
等をつけた場合に共振周波数がずれてしまっても、その
月の1000台は、上記導体パターン部分をカッタ−等
で削ることによって対応できる。そして、削る量が明確
になったら量産時の導体パターン作成マスクをすぐに変
更し、次の月の生産からはアンテナ無調整とすることが
できる。
【0056】近年のLAN機器やPDA機器では、新規
製品になるたびに筐体の構造がかわり、アンテナもあら
かじめ試作を必要としたが、本アンテナを用いれば試作
の必要も無く、開発費並びに開発期間の短縮に大いに貢
献すると考えられる。
【0057】本明細書ではここまで、本発明のアンテナ
についていくつかの実施形態を説明してきたが、これら
の実施形態を任意に組み合わせて、本発明のアンテナを
構成することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モールド技術で一体成型した天板とその中央から下部に
延びた棒状の垂直エレメント並びに天板と垂直エレメン
トを支える足を持つ形状の誘電体を形成し、当該誘電体
の垂直エレメント表面と天板裏面の表面において金属導
体でできた放射エレメントアンテナ素子と頂部アンテナ
素子を構成し、さらに金属導体でできた足の下底部に位
置固定用のボスを構成するようにしたため、構造が単純
で、製造コストのかからない表面自動実装可能な安価な
アンテナを提供することができる。
【0059】また、本発明のアンテナ構造は、アンテナ
の給電部である垂直エレメント下底部が目視できる構造
となっているため、実装後における給電部分のハンダ付
け確認を簡単な目視による検査で実施することができ
る。
【0060】更に、本発明のアンテナは、垂直エレメン
トの形状を逆円錐台に形成したため、広帯域特性のアン
テナを提供することができる。
【0061】また、本発明のアンテナは、モールド技術
で一体成型した誘電体表面に調整用金属導体パターンを
設け、その金属導体パターンを必要に応じて削り取るこ
とにより、アンテナの入力インピーダンス及び共振周波
数の微調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のアンテナ1を示す斜
視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のアンテナ1を真上か
ら見た上面図と真下から見た底面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態のアンテナ1の図2
(b)A−A’面における断面図と図2(b)B−B’
面における断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態のアンテナ1の足4に
おける底面部分の詳細図である。
【図5】本発明の第1の実施形態のアンテナ1を実際に
使用した場合の実装例1を示したものである。
【図6】本発明の第1の実施形態のアンテナ実装面であ
るプリント板10の上側のプリントパタ−ン例である。
【図7】図6のプリントパタ−ンに本発明のアンテナ1
を実装した例における断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態のアンテナ1をプリン
ト板20に搭載した実装例2である。
【図9】本発明の第1の実施形態のアンテナ1におい
て、図8の実装方法をとった場合におけるプリント板2
0のプリントパタ−ン例である。
【図10】本発明の第1の実施形態のアンテナ1をプリ
ント板30に搭載した実装例3である。
【図11】本発明の第1の実施形態のアンテナ1におい
て、図10の実装方法をとった場合におけるプリント板
30の実装プリントパタ−ン例である。
【図12】本発明の第2の実施形態のアンテナの構造を
示した下面図である。
【図13】本発明の第3の実施形態のアンテナの構造を
示した図(斜視図、縦断面図)である。
【図14】本発明のアンテナを底面から見た頂部の他の
形状例1を示したものである。
【図15】本発明のアンテナを底面から見た頂部の他の
形状例2を示したものである。
【図16】本アンテナの縦断面の形状、主に垂直エレメ
ントの形状に関する他の実施例を示したものである。
【図17】本アンテナの足4の側面に調整用導体パター
ンを設けた実施例を示したものである。
【図18】本アンテナの天板2の上面及び側面に調整用
導体パターンを用いた例である。
【図19】本アンテナの天板2の上面に小さな導体パタ
−ン90を配置した例である。
【図20】従来のアンテナにおける動作原理図である。
【図21】従来の平面アンテナの構造図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2、40 天板 3、60、61、101、202 垂直エレメント 4、41 足 5、42 ボス 6、102、201 円板 7、43 導体部 8、22、32 マイクロストリップライン 9、24、33 給電点 10、20、30 プリント板 11、21、23、31、203 グランド板 12 ランドパターン 13、25、26、34、35 スルーホール 14 ハンダ付け 50、51、52、53、54、55、56、57、5
8、59 導体板 62 穴 70、71、72、80、81,82,90 導体パ
ターン 100 エレメント 200 従来のアンテナ 204 誘電体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 孝雄 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5J045 AA01 AA02 DA08 EA07 HA03 MA04 NA01 5J046 AA04 AA09 AA10 AB06 PA07 5J047 AA04 AA09 AA10 AB06 BG04 BG10

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦に延びる円筒状の導体から構成された
    垂直エレメントと、 前記円筒状導体の上端部に接続され、当該接続点から横
    に伸びる放射状の導体で構成された頂部板と、 前記垂直エレメントと頂部板を支える誘電体で構成され
    た足からなることを特徴としたアンテナ素子。
  2. 【請求項2】 縦に延びる円筒状の誘電体の表面に導体
    を取り付けた垂直エレメントと、 前記円筒状導体の上端に接続され、当該接続点から横に
    延びる放射状の導体で構成された頂部板を下面に取り付
    けた誘電体の天板と、 前記垂直エレメントと天板を支えるために天板端より下
    方に設けた棒状もしくは面状の誘電体の足からなること
    を特徴としたアンテナ素子。
  3. 【請求項3】 放射エレメント上部が頂部板に接続さ
    れ、放射エレメント下部が給電点に接続されたアンテナ
    素子において、 前記頂部板を取り付けるための天板と、前記放射エレメ
    ントを取り付けるための垂直エレメントと、当該天板及
    び垂直エレメントを支えるための足とを一体成型した誘
    電体で構成することを特徴とするアンテナ素子。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のアンテナ素子におい
    て、 前記頂部板を天板裏面に取り付け、前記放射エレメント
    を垂直エレメント表面に取り付けることを特徴とするア
    ンテナ素子。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4いずれかに記載の
    アンテナ素子において、 前記足の下底部に実装位置固定用の凸部(ボス)を設け
    ることを特徴とするアンテナ素子。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のアンテナ素子におい
    て、 前記足の下底部及び実装位置固定用の凸部(ボス)に金
    属導体を設け、当該凸部(ボス)をグランド板のスルー
    ホールにはめ込み、前記金属導体をグランド板にハンダ
    付けすることで位置固定することを特徴とするアンテナ
    素子。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項3いずれかに記載の
    アンテナ素子において、 前記頂部板が、正方形、長方形、菱形、台形、8角形、
    12角形を含む多角形のうち、いずれかの形状であるこ
    とを特徴とするアンテナ素子。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項3いずれかに記載の
    アンテナ素子において、 前記頂部板が、前記多角形の角の全てあるいは一部が、
    円弧で置き換えられた形状であることを特徴とするアン
    テナ素子。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項3いずれかに記載の
    アンテナ素子において、 前記垂直エレメント下底面を球状導体にすることを特徴
    とするアンテナ素子。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項3いずれかに記載
    のアンテナ素子において、 前記垂直エレメントの形状を逆円錐台にすることを特徴
    とするアンテナ素子。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のアンテナ素子にお
    いて、 前記逆円錐台形状の垂直エレメントの上部天板にアンテ
    ナ入力インピーダンス及び共振周波数の調整用穴を設け
    ることを特徴とするアンテナ素子。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項3いずれかに記載
    のアンテナ素子において、 前記誘電体表面にアンテナ入力インピーダンス及び共振
    周波数の調整用導体パターンを設けることを特徴とする
    アンテナ素子。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のアンテナ素子にお
    いて、 前記アンテナ入力インピーダンス及び共振周波数の調整
    用導体パターンを前記足部分の誘電体表面に設けること
    を特徴とするアンテナ素子。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載のアンテナ素子にお
    いて、 前記アンテナ入力インピーダンス及び共振周波数の調整
    用導体パターンを前記足部分の誘電体裏面(内側)に設
    けることを特徴とするアンテナ素子。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載のアンテナ素子にお
    いて、 前記アンテナ入力インピーダンス及び共振周波数の調整
    用導体パターンを前記天板横部分の誘電体表面に設ける
    ことを特徴とするアンテナ素子。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載のアンテナ素子にお
    いて、 前記アンテナ入力インピーダンス及び共振周波数の調整
    用導体パターンを前記天板上部の誘電体表面に設けるこ
    とを特徴とするアンテナ素子。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載のアンテナ素子にお
    いて、 前記アンテナ入力インピーダンス及び共振周波数の調整
    用導体パターンを前記天板横部分及び足部分の誘電体表
    面に続けて設けることを特徴とするアンテナ素子。
  18. 【請求項18】 請求項12乃至請求項17いずれかに
    記載のアンテナ素子において、 前記アンテナ入力インピーダンス及び共振周波数の調整
    用導体パターンを前記誘電体表面及び裏面に設けると共
    にグランド板に接続することを特徴とするアンテナ素
    子。
  19. 【請求項19】 請求項2及び請求項3に記載のアンテ
    ナ素子において、 アンテナを製造する際に、工程を容易にするための導体
    パターンを前記天板の上面周辺部に複数配置することを
    特徴とするアンテナ素子。
JP2002004480A 2002-01-11 2002-01-11 アンテナ素子 Expired - Fee Related JP3835291B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002004480A JP3835291B2 (ja) 2002-01-11 2002-01-11 アンテナ素子
US10/329,415 US6856292B2 (en) 2002-01-11 2002-12-27 Physically small antenna

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002004480A JP3835291B2 (ja) 2002-01-11 2002-01-11 アンテナ素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003209431A true JP2003209431A (ja) 2003-07-25
JP3835291B2 JP3835291B2 (ja) 2006-10-18

Family

ID=19191008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002004480A Expired - Fee Related JP3835291B2 (ja) 2002-01-11 2002-01-11 アンテナ素子

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6856292B2 (ja)
JP (1) JP3835291B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008219853A (ja) * 2007-02-08 2008-09-18 Hitachi Kokusai Electric Inc アンテナ装置
US8193989B2 (en) 2006-08-24 2012-06-05 Hitachi Kokusai Electric Inc. Antenna apparatus
JP2012109938A (ja) * 2010-10-19 2012-06-07 Advanex Inc カプラ及びカプラ装置
JP2013098791A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Mitsubishi Cable Ind Ltd アンテナ
JP2015537427A (ja) * 2012-10-10 2015-12-24 デジタル バリアーズ サービシズ リミテッド 無人地上センサ用のアンテナ
JP2016181755A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 株式会社日本自動車部品総合研究所 アンテナ装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0316169D0 (en) * 2003-07-10 2003-08-13 Koninkl Philips Electronics Nv Communication device and an antenna therefor
TWI298958B (en) * 2003-08-29 2008-07-11 Fujitsu Ten Ltd Circular polarization antenna and composite antenna including this antenna
JP3959068B2 (ja) * 2003-11-12 2007-08-15 アルプス電気株式会社 円偏波アンテナ
GB0328811D0 (en) * 2003-12-12 2004-01-14 Antenova Ltd Antenna for mobile telephone handsets.PDAs and the like
KR100799875B1 (ko) * 2006-11-22 2008-01-30 삼성전기주식회사 칩 안테나 및 이를 포함하는 이동통신 단말기
US7450081B1 (en) 2007-03-12 2008-11-11 Sandia Corporation Compact low frequency radio antenna
CN201629394U (zh) * 2010-02-02 2010-11-10 国基电子(上海)有限公司 双频天线
JP5126244B2 (ja) * 2010-02-12 2013-01-23 株式会社村田製作所 回路モジュール
JP5599098B2 (ja) * 2010-07-30 2014-10-01 株式会社ヨコオ アンテナ装置
CN106207379A (zh) * 2016-07-20 2016-12-07 周丹 设有封装部的rfid电子天线标签
EP3301758A1 (en) * 2016-09-30 2018-04-04 IMS Connector Systems GmbH Antenna element
US20180226718A1 (en) * 2017-02-09 2018-08-09 Taoglas Group Holdings Limited Integrated antenna mounting
WO2021000140A1 (zh) * 2019-06-30 2021-01-07 瑞声声学科技(深圳)有限公司 天线振子及天线振子的制作方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5294938A (en) * 1991-03-15 1994-03-15 Matsushita Electric Works, Ltd. Concealedly mounted top loaded vehicular antenna unit
JP3187258B2 (ja) 1994-09-09 2001-07-11 東光株式会社 平面アンテナ
JPH0897626A (ja) 1994-09-22 1996-04-12 Toko Inc 平面アンテナ
JP3147728B2 (ja) 1995-09-05 2001-03-19 株式会社村田製作所 アンテナ装置
JP3146942B2 (ja) 1995-09-05 2001-03-19 株式会社村田製作所 アンテナ装置
JP2885707B2 (ja) 1996-07-26 1999-04-26 埼玉日本電気株式会社 板状アンテナ
DE69838926T2 (de) * 1997-05-09 2009-01-02 Nippon Telegraph And Telephone Corp. Antenne und Verfahren zu ihrer Herstellung

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8193989B2 (en) 2006-08-24 2012-06-05 Hitachi Kokusai Electric Inc. Antenna apparatus
JP2008219853A (ja) * 2007-02-08 2008-09-18 Hitachi Kokusai Electric Inc アンテナ装置
JP4607925B2 (ja) * 2007-02-08 2011-01-05 株式会社日立国際電気 アンテナ装置
JP2012109938A (ja) * 2010-10-19 2012-06-07 Advanex Inc カプラ及びカプラ装置
JP2013098791A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Mitsubishi Cable Ind Ltd アンテナ
JP2015537427A (ja) * 2012-10-10 2015-12-24 デジタル バリアーズ サービシズ リミテッド 無人地上センサ用のアンテナ
JP2016181755A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 株式会社日本自動車部品総合研究所 アンテナ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3835291B2 (ja) 2006-10-18
US20030132885A1 (en) 2003-07-17
US6856292B2 (en) 2005-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003209431A (ja) アンテナ素子
TWI533521B (zh) 天線、迴路天線及電子裝置
JP2005167960A (ja) 円偏波アンテナ
US7427965B2 (en) Multiple band capacitively-loaded loop antenna
US6538605B2 (en) Method and system for mounting a monopole antenna
JP2007228545A (ja) Wwan用のアンテナとwwan、gps、及びwlan用の統合型アンテナ
EP1530254B1 (en) Antenna device having miniaturized radiating conductor plate
US6718619B2 (en) Method of manufacturing a central stem monopole antenna
JP3824900B2 (ja) アンテナ取付構造
US8063847B2 (en) Multi-band antenna
JP2013530623A (ja) 平面導電素子を有するアンテナ
WO2019146467A1 (ja) アンテナ装置
JP2007014021A (ja) アンテナ
US10553935B2 (en) Planar RF antenna with duplicate unit cells
JP2003133841A (ja) アンテナ素子
JP2005252526A (ja) アンテナ装置およびそれを用いた電子機器ならびに無線通信カード
US6883227B2 (en) Method of manufacturing a side stem monopole antenna
EP1662604B1 (en) Portable communication device with ultra wideband antenna
EP1374335A1 (en) An antenna arrangement
JP2005045407A (ja) アンテナ構造およびそれを備えた通信機
JP2004236248A (ja) アンテナ装置およびそれを用いた無線通信装置
JP2006060384A (ja) 周波数可変型アンテナ及び無線通信機
JP2007006197A (ja) アンテナユニットおよび電子機器
JP7170530B2 (ja) アンテナ装置および無線端末
JP2003309428A (ja) 円偏波アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041217

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees