JP7170530B2 - アンテナ装置および無線端末 - Google Patents
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Description
本実施形態に係るアンテナ装置は、例えば、第1信号を伝送する配線を有する基板と、板状に形成され第2信号による無線通信に用いられる複数のアンテナ素子と、を備える。
回路は、例えば、ハイパスフィルタやバンドパスフィルタを挙げることができる。また、フィルタ部として、アンテナ素子への給電を非接触で行う非接触給電を挙げることもできる。フィルタ部によって、配線を流れる第1信号が給電回路へ流入を抑制することができ、アンテナ素子への給電を高精度に制御することが可能となる。
アンテナ素子41の幅WAは、アンテナ素子41が送受信する電波の波長をλとすると、λ/2の正の整数倍とする。その上で、アンテナ素子41の幅WAは、信号線3の幅WLよりも広く形成する。換言すれば、信号線3の幅WLをアンテナ素子41の幅WAより
も狭く形成する。信号線3の幅WLをアンテナ素子41の幅WAよりも狭くする(WLをWAよりも小さい値とする)ことで、共振長の確保および給電点42を介した給電信号の反射を発生させることが可能となる。その結果、アンテナ素子41が互いに信号線3によって接続されている状態においても、アンテナ素子41間における放射特性の影響を抑制し、アンテナ素子41を互いに信号線3で接続していない状態からのアンテナ性能の劣化を抑制できる。
アンテナ素子41それぞれの間隔を広げることで、アンテナ素子41間のアイソレーション(Isolation)を確保し、アンテナ素子41間が信号線3によって接続されることによるアンテナ素子41の放射特性への影響を抑制することができる。アンテナ素子41それぞれの間隔(すなわち、アンテナ素子41を接続する接続ライン長)LLは、例えば、λ/4以上とすること好ましい。
アレイアンテナ4は信号線3上に設けられる。そのため、信号線3を流れる伝送信号が給電点42を介して給電回路に流れる虞がある。そこで、アンテナ装置1は、信号線3を流れる伝送信号が給電回路に流れることを抑制する構成を採用する。図5は、実施形態に係るアンテナ素子に給電する給電回路からアンテナ素子までの給電経路の一例を模式的に示す図である。図5では、アンテナ素子41と給電回路5の間に電波の位相を制御する位相器6が設けられる。さらに、アンテナ素子41と位相器6との間に、フィルタ部7が設けられる。フィルタ部7は、給電回路5から供給される電流を通過させるとともに、信号線3を流れる伝送信号をフィルタする。このようなフィルタ部7を採用することで、給電回路5への信号線3を流れる伝送信号の流入を抑制することができる。フィルタ部7は、例えば、コンデンサやフィルタ回路を挙げることができる。フィルタ回路は信号線3が伝送する伝送信号の周波数および給電回路5が給電する電流の周波数に応じて適宜選択することができる。フィルタ回路は、例えば、ハイパスフィルタやバンドパスフィルタを採用することができる。
給電点42の位置は、アンテナ素子41の中心から信号線3と直交する方向にオフセット距離dずらした位置とし、好ましくはアンテナ素子41の端部とする。すなわち、給電点42は、信号線3の中心線上から外れた位置に配置される。また、各アンテナ素子41において、給電点42を中心からずらす方向は同一方向とする。
けずらして給電点42を配置する構成の一例である。B3に例示する比較例は、アンテナ素子41それぞれにおいて、信号線3の中心線上に給電点42を配置する。B1、B2、B3を比較すると、B1、B2、B3のいずれにおいても、アンテナ素子411において強い電流が生じている。一方、B1、B2では、アンテナ素子411以外の他のアンテナ素子41においては弱い電流が生じているのに対し、B3では、アンテナ素子411以外のアンテナ素子41においても強い電流が生じている。すなわち、B3に例示される比較例では、いずれかのアンテナ素子41に給電すると他のアンテナ素子41にも電流が流れやすいことが理解できる。
本実施形態について、アンテナ装置1の各数値を具体的に定めてシミュレーションを行ったので、シミュレーション結果について説明する。本シミュレーションでは、誘電体層22の比誘電率εrを1.0、アンテナ素子41の幅WAを4.6mm、信号線3の幅WL(図2)を1.8mm、アンテナ素子41の長さLA(図2)を4.6mm、アンテナ素子41の間隔LL(図2)を2.3mm、給電点42のオフセット距離d(図2)を1.5mm、地板21からアンテナ素子41までの高さhA(図3)を0.5mm、アンテナ素子41の厚みtA(図4)を0.05mm、地板21の厚みtG(図4)を1.0mmとする。また、給電点42を介してアンテナ素子41に供給する電流の周波数を28GHzとし、信号線3を流れる伝送信号の周波数を0~6GHzの範囲とする。
実施形態では、信号線3上にアンテナ素子41を複数配置してアレイアンテナ4とした。すなわち、信号線3とアレイアンテナ4の実装スペースを共用化した。そのため、信号線3とは異なる位置にアレイアンテナ4を設ける場合と比較して、アレイアンテナ4を実装する回路の実装効率を向上させることができる。
本実施形態の実施例について説明する。第1実施例では、スマートフォンやタブレット端末のリジッドなプリント基板に本実施形態を適用する場合について説明する。図10は、第1実施例に係るスマートフォンの構成を説明する図である。図10では、スマートフォン100の筐体101内の構成が例示される。スマートフォン100では、筐体101内のプリント基板2上に、電池102、電源IC103、Radio Frequency(RC)IC104、アンテナ105が設けられる。電池102は、例えば、リチウムイオンバッテリーである。電源IC103は、電池102から供給される電力をスマート
フォン100内部のRC IC104等の各部品に供給する。
第2実施例では、スマートフォンやタブレット端末のフレキシブルなプリント基板に本実施形態を適用した場合について説明する。図11は、スマートフォンに搭載される近距離無線通信(Near Field Communication、NFC)アンテナの一例を示す図である。図11に例示されるNFCアンテナ200では、給電回路51によって給電されるアンテナ線33を備える。NFCアンテナ200は、アンテナ線33によって近距離無線通信を行う。アンテナ線33は、信号線3の一例である。第2実施例では、アンテナ線33上にアンテナ素子41が並んで配置される。このような構成を採用することで、NFCアンテナ200は、アンテナ線33とは異なる周波数で通信するアレイアンテナ4cおよびアレイアンテナ4dを備えることができる。
以上説明した実施形態は、様々に変形することができる。以下では、変形例について説明する。
、第2変形例では、アンテナ素子41と給電エレメント7aとが、プリント基板2の互いに異なる面に設けられる。第2変形例では、プリント基板2を厚み方向に貫通するスロット8が、アンテナ素子41と給電エレメント7aとが正面視において重畳する領域に設けられる。第2変形例では、スロット8を介してアンテナ素子41と給電エレメント7aとがスロット結合することで、アンテナ素子41への給電が行われる。第1変形例および第2変形例では、アンテナ素子41と給電エレメント7aとが非接触であるため、伝送信号の給電回路5への流入が抑制される。
2・・・プリント基板
21・・・地板
22・・・誘電体層
3・・・信号線
4、4a、4b、4c、4d・・・アレイアンテナ
41、411・・・アンテナ素子
5、51・・・給電回路
6・・・位相器
7・・・フィルタ部
7a・・・給電エレメント
8・・・スリット
9・・・接続点
31・・・電源ライン
32・・・RFライン
100・・・スマートフォン
200・・・NFCアンテナ
104、105・・・アンテナ
Claims (6)
- 第1信号を伝送する配線を有する基板と、
板状に形成され第2信号による無線通信に用いられる複数のアンテナ素子と、を備え、
前記アンテナ素子は、前記配線上に前記配線に沿って並んで配置され、
複数の前記アンテナ素子それぞれの前記配線が延びる方向と直交する方向の長さは、前記配線の短手方向の長さより長く形成されており、
複数の前記アンテナ素子それぞれの給電点は、前記アンテナ素子の重心とは異なる位置に設けられる、
アンテナ装置。 - 前記第2信号が波長λの信号である場合に、複数の前記アンテナ素子それぞれは、互いにλ/4以上離れて配置される、
請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記給電点は、前記重心を通り、前記配線と直交する線上において前記重心とは異なる位置に設けられる、
請求項1または2に記載のアンテナ装置。 - 前記アンテナ素子に給電する給電回路と前記アンテナ素子との間に、前記給電回路への前記第1信号の流入を抑制するフィルタ部が設けられる、
請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 前記無線通信は近距離無線通信である、
請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置を備える、
無線端末。
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