JP2003208538A - 広告配信システム及びその制御用プログラム - Google Patents

広告配信システム及びその制御用プログラム

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JP2003208538A
JP2003208538A JP2002004074A JP2002004074A JP2003208538A JP 2003208538 A JP2003208538 A JP 2003208538A JP 2002004074 A JP2002004074 A JP 2002004074A JP 2002004074 A JP2002004074 A JP 2002004074A JP 2003208538 A JP2003208538 A JP 2003208538A
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commercial
affiliate
commercial site
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Takashi Nishi
敬 西
Akihiro Okumura
晃弘 奥村
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0241Advertisements
    • G06Q30/0273Determination of fees for advertising

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用サイトを利用することへの呼び水となっ
た商用サイトへの成功報酬の仕組みを実現する。 【解決手段】 顧客端末3がアフィリエイトサイト4を
通していずれかの商用サイト2にアクセスすると、訪問
累積数計算部110によって商用サイト2毎に訪問数と
して加算され、訪問商用サイトランキングDB109に
格納される。報酬計算部112は、訪問商用サイトラン
キングDB109に格納された訪問数に応じて、アフィ
リエイトサイト4の利益から各商用サイト2に還元する
値を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用したオンラインショッピングで用いられる広告配信シ
ステムに関し、更に詳細には、商用サイトへの成功報酬
を管理する利益還元方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オンライン上の商用サイトへのアクセス
を増大する手法として、インターネットの種々のサイト
にバナー広告を掲載し、そのサイトにアクセスした顧客
がそのバナー広告をクリックすることで商用サイトに接
続されるようにする手法が近年増大している。このよう
な広告掲載の手法の一つとして、成功報酬型の広告配信
システムが注目されており、これは、アフィリエイト・
マーケティングなどと呼ばれている。このアフィリエイ
ト・マーケティングとは、顧客がそのバナー広告を見て
実際に物品を購入した場合にのみ、その販売実績に応じ
た広告費用を、バナー広告の掲載サイトに支払う、とい
う方式である。
【0003】例えば、従来、このような広告配信システ
ムとして特開2001−117847公報に示されてい
るようなシステムがあった。このような広告配信システ
ムは、商品の販売を行う複数の商用サイトと、これらの
商用サイトにリンクされた広告を掲載する広告掲載サイ
ト(アフィリエイトサイト)と、アフィリエイトサイト
への広告配信やその管理を行うマスターサーバーシステ
ムとがネットワークに接続されて実現されている。
【0004】このような広告配信システムにおいて、顧
客は、アフィリエイトサイト経由で、利用せんとする商
用サイトにアクセスする。アクセスする際、広告配信シ
ステムでは、最初にマスターサーバーシステムを呼び出
し、各アフィリエイトサイトが持つアフィリエイト識別
番号やそのアフィリエイトサイトのURLおよび顧客の
IPアドレスの情報を渡し、マスターサーバーシステム
は、商用サイトへページを自動転送する。商用サイト
は、顧客の訪問や購入処理が発生する毎にマスタサーバ
ーシステムにこれらの情報を渡し、マスタサーバーシス
テムはこれらの情報を保存する。また、顧客がアフィリ
エイトサイト経由で商用サイトを訪ねると、マスタサー
バーシステムは、商用サイトからその経由したアフィリ
エイトサイトの情報を取得する。また、商用サイトが顧
客から商品キャンセルの通知を受けると、マスタサーバ
ーシステムに対してその情報を渡す。マスタサーバーシ
ステムでは、このような種々の情報に基づいて、各商用
サイト別にまとめた成功報酬金額報告書を作成する。そ
して、アフィリエイトサイトには、各々該当する報告書
を送付すると共に、その成功報酬金額の支払いが行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシステムで
は、アフィリエイトサイトを通じて訪れた商用サイトで
購入した際の成功報酬がアフィリエイトサイトに支払わ
れる。しかしながら、このアフィリエイトサイトを訪れ
る要因となった商用サイトへの報酬の仕組みがないとい
う問題があった。例えば、アフィリエイトサイトを訪れ
る要因として考えられるいくつかの条件のうち、目的の
商用サイトで特典を得るためということがある。この行
為を繰り返すうちに、同じアフィリエイトサイトで広告
掲載されている他の商用サイトへ訪れることは大いに考
えられる。これは当初の目的の商用サイトが呼び水にな
って、他の商用サイトへ顧客を呼んだものと考えて良
い。しかし、従来の広告配信システムでは、このような
呼び水になった商用サイトへの成功報酬の仕組みが無い
のが現状であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈構成1〉商品の販売を行う複数の商用サイトと、複数
の商用サイトにリンクされた広告を掲載する広告掲載サ
イトとを備え、広告に基づいて、広告掲載サイトに広告
費用が支払われる広告配信システムにおいて、顧客が広
告掲載サイトの広告のリンク情報に従っていずれかの商
用サイトにアクセスした数を、商用サイトの広告の実績
とし、実績に対応して広告掲載サイトがそれぞれの商用
サイトに対して利益を還元する値を決定する利益還元値
算出手段を備えたことを特徴とする広告配信システム。
【0007】〈構成2〉商品の販売を行う複数の商用サ
イトと、複数の商用サイトにリンクされた広告を掲載す
る広告掲載サイトとを備え、広告に基づいて、広告掲載
サイトに広告費用が支払われる広告配信システムにおい
て、顧客が広告掲載サイトの広告のリンク情報に従って
いずれかの商用サイトで商品を購入した数を、商用サイ
トの広告の実績とし、実績に対応して広告掲載サイトが
それぞれの商用サイトに対して利益を還元する値を決定
する利益還元値算出手段を備えたことを特徴とする広告
配信システム。
【0008】〈構成3〉商品の販売を行う複数の商用サ
イトと、複数の商用サイトにリンクされた広告を掲載す
る広告掲載サイトとを備え、広告に基づいて、広告掲載
サイトに広告費用が支払われる広告配信システムにおい
て、顧客が広告掲載サイトの広告のリンク情報に従って
過去にどの商用サイトにアクセスしたかを検索する前回
訪問商用サイト検索部と、顧客が広告掲載サイトの広告
のリンク情報に従っていずれかの商用サイトにアクセス
した数を商用サイトの広告の実績にすると共に、前回訪
問商用サイト検索部で検索された商用サイトを商用サイ
トの広告の実績とし、これら実績に基づいて、広告掲載
サイトが商用サイトに対して利益を還元する値を決定す
る利益還元値算出手段を備えたことを特徴とする広告配
信システム。
【0009】〈構成4〉商品の販売を行う複数の商用サ
イトと、複数の商用サイトにリンクされた広告を掲載す
る広告掲載サイトとを備え、広告に基づいて、広告掲載
サイトに広告費用が支払われる広告配信システムにおい
て、顧客が広告掲載サイトの広告のリンク情報に従って
過去にどの商用サイトで商品を購入したかを検索する前
回訪問商用サイト検索部と、顧客が広告掲載サイトの広
告のリンク情報に従っていずれかの商用サイトで商品を
購入した数を商用サイトの広告の実績にすると共に、前
回訪問商用サイト検索部で検索された商用サイトを商用
サイトの広告の実績とし、これら実績に基づいて、広告
掲載サイトが商用サイトに対して利益を還元する値を決
定する利益還元値算出手段を備えたことを特徴とする広
告配信システム。
【0010】〈構成5〉商品の販売を行う複数の商用サ
イトと、複数の商用サイトにリンクされた広告を掲載す
る広告掲載サイトとを備え、広告に基づいて、広告掲載
サイトに広告費用が支払われる広告配信システムにおけ
るコンピュータを、顧客が広告掲載サイトの広告のリン
ク情報に従っていずれかの商用サイトにアクセスした数
を、商用サイトの広告の実績とし、実績に対応して広告
掲載サイトがそれぞれの商用サイトに対して利益を還元
する値を決定する利益還元値算出手段として機能させる
ための広告配信システムの制御用プログラム。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて詳細に説明する。 《具体例1》 〈構成〉図1は、本発明の広告配信システムの具体例1
を示す構成図である。図のシステムは、マスタサーバー
システム100、商用サイト2、顧客端末3、アフィリ
エイトサイト4、ネットワーク5からなる。マスタサー
バーシステム100は、アフィリエイトサイト4への広
告の配信や管理を行うサーバであり、マスターサーバー
制御部101、顧客パストラッキングデータベース10
2、アフィリエイトマネージャ103、アフィリエイト
インセンティブ条件データベース104、アフィリエイ
トトランザクションデータベース105、アフィリエイ
トプロファイルデータベース106、アフィリエイトレ
ポートアーカイブデータベース107、商用サイト向け
インセンティブ条件データベース108、訪問商用サイ
トランキングデータベース109、訪問累積数計算部1
10、報酬レポートデータベース111、報酬計算部1
12からなる。
【0012】尚、以下、上記の顧客パストラッキングデ
ータベース102〜訪問商用サイトランキングデータベ
ース109および報酬レポートデータベース111のそ
れぞれは、顧客パストラッキングDB102、アフィリ
エイトインセンティブ条件DB104、アフィリエイト
トランザクションDB105、アフィリエイトプロファ
イルDB106、アフィリエイトレポートアーカイブD
B107、商用サイト向けインセンティブ条件DB10
8、訪問商用サイトランキングDB109、報酬レポー
トDB111と称す。尚、これらマスタサーバーシステ
ム100内の構成については後述する。
【0013】商用サイト2は、ネットワーク5上に設け
られた仮想店舗であり、商用サイトWWWサーバ21を
備えている。商用サイトWWWサーバ21は、ネットワ
ーク5を介してアクセスしてきた顧客に対して商品の閲
覧や販売を行うためのコンピュータである。尚、このよ
うな仮想店舗におけるWWWサーバについては既知であ
るため、ここでの詳細な説明は省略する。また、商用サ
イトWWWサーバ21はマスタークライアント制御部2
2を備えている。このマスタークライアント制御部22
は、顧客のアクセスや購入処理があった場合に、マスタ
サーバーシステム100のマスターサーバー制御部10
1に対して、これらの情報を通知する機能を有してい
る。尚、図面上、商用サイト2は一つしか示していない
が、複数の商用サイト2が存在する。顧客端末3は、ネ
ットワーク5に接続され、顧客がアフィリエイトサイト
4や商用サイト2にアクセスするためのコンピュータで
ある。アフィリエイトサイト4は、各商用サイト2のバ
ナー広告を掲載するサイトであり、ネットワーク5に接
続されたコンピュータで構成されている。ネットワーク
5は、例えばTCP/IPプロトコルのインターネット
といった通信網であるが、マスタサーバーシステム10
0、商用サイト2、顧客端末3、アフィリエイトサイト
4を相互に接続可能なものであればどのようなネットワ
ークでも適用可能である。尚、顧客端末3やアフィリエ
イトサイト4も図面上では一つのみであるが、複数の顧
客端末3やアフィリエイトサイト4が存在しているとす
る。
【0014】次に、マスタサーバーシステム100内の
構成について説明する。マスターサーバー制御部101
は、商用サイト2の商用サイトWWWサーバ21のマス
タークライアント制御部22と連携して顧客端末3のペ
ージ移動経路情報や購入情報などを随時受信し、これら
の情報に基づいてマスタサーバーシステム100内のア
フィリエイトマネージャ103や図示しないサーバシス
テム等と連携して、各種データベース(アフィリエイト
インセンティブ条件DB104〜報酬レポートDB11
1)のデータ管理(追加、削除、変更、加工等)を行う
機能を有している。顧客パストラッキングDB102
は、顧客の購入(およびそれと同等の行為)に至るまで
の経路情報(アフィリエイトサイト4経由も含む)、お
よび、顧客とアフィリエイトサイト4へのインセンティ
ブ算出のための購入情報(およびそれに準じた行為の情
報)等を管理するためのデータベースである。この顧客
パストラッキングDB102で管理する項目は、例え
ば、アクセスのあった顧客端末3のIPアドレス別に、
ReferrerURL(Uniform Resouruce Locator)、その顧客
端末3が経由したアフィリエイトサイト4のアフィリエ
イト識別番号、会員である個々の顧客を識別するために
付与されている顧客識別番号、アクセス時間といったも
のである。
【0015】アフィリエイトマネージャ103は、主と
してアフィリエイトサイト4への登録や成功報酬金額の
算定、報告書作成、指定された口座への成功報酬金額の
振込等、アフィリエイトサイト4に関する管理を行うた
めの機能部である。アフィリエイトインセンティブ条件
DB104は、各商用サイト2が顧客の購買行為に対し
てその経由したアフィリエイトサイト4に対してどのよ
うな条件で成功報酬を支払うかを管理するためのデータ
ベースである。アフィリエイトトランザクションDB1
05は、アフィリエイトサイト4に支払う成功報酬金額
等を算定するための決済等に関するデータを管理するた
めのデータベースである。アフィリエイトプロファイル
DB106は、個々のアフィリエイトサイト4のプロフ
ァイルを管理するためのデータベースである。
【0016】アフィリエイトレポートアーカイブDB1
07は、商用サイト2やアフィリエイトサイト4に対し
て、獲得した成功報酬金額を通知する報告書を作成する
ためのデータを管理するデータベースである。このアフ
ィリエイトレポートアーカイブDB107の項目は、例
えば、商用サイト2の商用サイト識別番号別に、あるい
はアフィリエイトサイト4のアフィリエイト識別番号別
に、レポート番号、そのアフィリエイトサイト4が獲得
した報酬金額合計、成功報酬獲得原因となった行為(こ
こではトランザクションという)が生じた日時であるト
ランザクション発生日時、そのトランザクションの対象
となった商品等の品名、その商品等の金額、そのトラン
ザクションの発生した商用サイト2の名称である発生サ
イト名、そのトランザクションが後日にキャンセルされ
たか否かを示すトランザクションキャンセル有無等であ
る。商用サイト向けインセンティブ条件DB108は、
アフィリエイトサイト4が顧客端末3の自サイト訪問行
為に対してその目的(呼び水)となった各商用サイトに
対してどのような条件で成功報酬を支払うかを管理する
ためのデータベースである。
【0017】訪問商用サイトランキングDB109は、
アフィリエイトサイト4を通して各商用サイト2を訪れ
た回数のランキングデータ等を管理するデータベースで
ある。図2は、訪問商用サイトランキングDB109の
項目の説明図である。図示のように、訪問商用サイトラ
ンキングDB109の項目は、商用サイト2の商用サイ
ト識別番号別に、アフィリエイト識別番号、商用サイト
訪問数、バナー広告の面積、ランキングといったもので
ある。
【0018】訪問累積数計算部110は、各アフィリエ
イトサイト4毎の、そのアフィリエイトサイト4を通し
てどの商用サイト2を訪問したかを計算する機能部であ
る。即ち、アフィリエイトマネージャ103から、商用
サイト識別番号と、アフィリエイト識別番号とを受け取
る毎に、あるアフィリエイトサイト4の各商用サイト2
別の商用サイト訪問数を計算し、この値で訪問商用サイ
トランキングDB109の値を更新する機能部である。
報酬レポートDB111は、商用サイト2毎に、報酬金
額と成功報酬の獲得原因といったデータを示すデータベ
ースである。図3は、報酬レポートDB111の説明図
である。図示のように、報酬レポートDB111は、商
用サイト2の商用サイト識別番号別に、アフィリエイト
識別番号、レポート番号、その商用サイト2が獲得した
報酬金額、成功報酬獲得原因といったものである。報酬
計算部112は、訪問商用サイトランキングDB109
に格納されているデータより、アフィリエイトサイト4
への訪問、および、そこからリンクされた商用サイト2
への訪問の呼び水になった要因を判断し、報酬を計算
し、獲得した報酬金額を各商用サイト2に知らせるため
の報告書を作成するためのデータを管理する機能部であ
る。
【0019】また、これら訪問累積数計算部110およ
び報酬計算部112によって、利益還元値算出手段11
3が構成されている。即ち、この利益還元値算出手段1
13は、顧客端末3がアフィリエイトサイト4のバナー
広告に従っていずれかの商用サイト2を訪問した数を、
その商用サイト2の広告の実績とし、この実績に対応し
てアフィリエイトサイト4が商用サイト2に対して利益
を還元する値を決定する機能を実現している。また、利
益還元値算出手段113を構成する訪問累積数計算部1
10および報酬計算部112は、それぞれ対応する制御
用プログラムと、これを実行するプロセッサやメモリ等
のハードウェアによって実現されているものである。
【0020】〈動作〉次に、具体例1の動作について説
明する。 [商用サイト2およびアフィリエイトサイト4の初期設
定動作]商用サイト2は、例えば、図示しない商用サイ
トWWWサーバ21のブラウザから、マスターサーバー
制御部101を通してアフィリエイトマネージャ103
にアクセスし、自サイトのバナー広告を掲載するアフィ
リエイトサイト4に対して支払う成功報酬であるアフィ
リエイトインセンティブ条件を通知する。これにより、
アフィリエイトマネージャ103は、この条件をアフィ
リエイトインセンティブ条件DB104に登録してお
く。
【0021】アフィリエイトサイト4は、例えば図示し
ないブラウザからマスターサーバー制御部101を通し
てアフィリエイトマネージャ103にアクセスし、予め
自己のアフィリエイトプロファイル情報(アフィリエイ
ト識別番号、アフィリエイトサイトのURL等)を通知
する。これにより、アフィリエイトマネージャ103は
これらの情報をアフィリエイトプロファイルDB106
に登録しておく。
【0022】次に、アフィリエイトサイト4は、例えば
ブラウザから、マスターサーバー制御部101を通して
アフィリエイトマネージャ103にアクセスし、自アフ
ィリエイトサイトがバナー広告を掲載する商用サイト2
に対して支払う成功報酬(以下、アフィリエイトサイト
呼び水成功報酬と呼ぶ)である商用サイト向けインセン
ティブ条件を通知する。これにより、アフィリエイトマ
ネージャ103は、この条件を商用サイト向けインセン
ティブ条件DB108に登録しておく。尚、これらの処
理は初期設定として説明したが、もちろん途中で変更も
可能であるし、別々に変更することも可能である。変更
した後はその情報に従って以降の処理を行う。
【0023】[顧客が利用しようとする商用サイト2へ
のアクセス時の動作]顧客端末3は、アフィリエイトサ
イト4経由で、利用しようとする商用サイト2の商用サ
イトWWWサーバ21にアクセスする。アクセスする際
は、必ず最初にマスタサーバーシステム100側のマス
ターサーバー制御部101が呼び出される。呼び出され
たマスターサーバー制御部101は、例えば、各アフィ
リエイトサイト4が持つアフィリエイト識別番号および
そのアフィリエイトサイト4のURL(HTTPが本来持つ
Referrerフィールドの機能を利用)および顧客端末3の
IPアドレスといった情報を受け取る。そして、このよ
うな情報を受け取ったマスターサーバー制御部101
は、これらの情報を顧客パストラッキングDB102に
保存する。
【0024】また、マスターサーバー制御部101は、
このアフィリエイト識別番号をアフィリエイトマネージ
ャ103に渡す。アフィリエイトマネージャ103はこ
のアフィリエイト識別番号がアフィリエイトプロファイ
ルDB106に登録されているアフィリエイト識別番号
と同じかどうかを判断する。同じであると判断した場合
には、商用サイト2にページを自動転送する。尚、この
目的のためにアフィリエイトサイト4に掲載するバナー
広告には商用サイト2のURLの他に、マスタサーバー
システム100のURLも埋め込まれている。これ以
降、顧客端末3が商用サイト2内の各ページを移動する
毎に、商用サイト2のマスタークライアント制御部22
は、その商用サイト2のURL(HTTPが本来持つReferr
erフィールドの機能を利用)および顧客端末3のIPア
ドレスを情報としてマスターサーバー制御部101に渡
す。また、これらの情報に加えて商品の情報も送信され
る。そして、顧客端末3の経路情報や購入情報は、マス
ターサーバー制御部101によって顧客パストラッキン
グDB102に保存される。
【0025】[顧客端末3からの商品購入およびキャン
セルの動作]商用サイト2が顧客端末3から商品購入の
通知を受けると、マスターサーバー制御部101に対し
てその購入情報を渡す。マスターサーバー制御部101
は、この購入情報を更にアフィリエイトマネージャ10
3に渡す。アフィリエイトマネージャ103は、この商
用サイト2側から入力された購入情報を受信し、その購
入情報をアフィリエイトトランザクションDB105に
保存する。また、キャンセルの場合も同様に、商用サイ
ト2が顧客端末3から商品購入のキャンセルの通知を受
けると、マスターサーバー制御部101に対してそのキ
ャンセル情報を渡す。マスターサーバー制御部101
は、このキャンセル情報を更にアフィリエイトマネージ
ャ103に渡す。アフィリエイトマネージャ103は、
この商用サイト2側から入力されたキャンセル情報を受
信し、そのキャンセル情報に基づき、アフィリエイトト
ランザクションDB105に対して訂正するための処理
を行う。
【0026】[各商用サイト2別の成功報酬金額報告書
の作成動作]マスターサーバー制御部101は、アフィ
リエイトマネージャ103に対して成功報酬金額報告書
の作成依頼を行う。尚、この作成依頼のタイミングは例
えば1ヶ月毎といった周期であるが、どのようなタイミ
ングであってもよい。アフィリエイトマネージャ103
は、このような作成依頼を受け取ると、アフィリエイト
トランザクションDB105とアフィリエイトインセン
ティブ条件DB104のデータ内容に基づいて、各アフ
ィリエイトサイト4について、各商用サイト2別にまと
めた成功報酬金額報告書を作成する。即ち、商品購入が
あった商用サイト2の広告に対しての成功報酬を支払う
ための報告書を作成する。この報告書データは、アフィ
リエイトレポートアーカイブDB107内に保管され
る。これらの報告書に基づいて、該当する商用サイト2
の承認を得た段階で、商用サイト2には請求書が発行さ
れる。アフィリエイトサイト4には、各々該当する報告
書を送付すると共に、その成功報酬金額の振込が行われ
る。これらの金銭処理はオンライン上で行っても、その
他の手段で行ってもよい。
【0027】[各商用サイト2別のアクセスランキング
計算に関する動作]商用サイト2が顧客端末3から自商
用サイト2へのアクセスを受けると、商用サイト2のマ
スタークライアント制御部22は、そのアクセス情報を
マスタサーバーシステム100に通知する。マスタサー
バーシステム100では、この通知をマスターサーバー
制御部101が受けると、更にアフィリエイトマネージ
ャ103を介して、訪問累積数計算部110に渡す。訪
問累積数計算部110では、受け取ったアクセス情報に
基づいて、各商用サイト2別に訪問数を加算し、ランキ
ングデータとして、商用サイト識別番号、訪問数と共
に、訪問商用サイトランキングDB109に格納する。
【0028】[各商用サイト2別のアフィリエイトサイ
ト呼び水成功報酬金額報告書の作成動作]マスターサー
バー制御部101は、アフィリエイトマネージャ103
に対してアフィリエイトサイト呼び水成功報酬金額報告
書の作成依頼を行う。尚、この作成依頼のタイミングは
上記のアフィリエイトサイト4への成功報酬金額報告書
の作成動作と同期して行うが、任意のタイミングであっ
てもよい。アフィリエイトマネージャ103は、このよ
うな作成依頼を受け取ると、報酬計算部112にその計
算を依頼する。報酬計算部112では、訪問商用サイト
ランキングDB109におけるその時点のデータと、商
用サイト向けインセンティブ条件DB108のデータと
を入手し、それらの内容に基づいて、各商用サイト2に
ついて、各アフィリエイトサイト4別にまとめた成功報
酬金額を計算し、報告書を作成する。尚、この計算方法
については後述する。この報告書データは報酬レポート
DB111内に保管される。これらの報告書に基づい
て、該当するアフィリエイトサイト4の承認を得た段階
で、アフィリエイトサイト4には請求書が発行される。
一方、商用サイト2には各々該当する報告書を送付する
と共に、その成功報酬金額の振込が行われる。これらの
金銭処理はオンライン上で行っても、その他の手段を用
いて行ってもよい。
【0029】[報酬計算部112における報酬計算動
作]報酬計算部112は、報酬計算を行う場合、訪問商
用サイトランキングDB109から各商用サイト2への
訪問数データを取得する。例えば、商用サイト2として
A、B、Cの三つの店があり、それぞれアフィリエイト
サイト4を通して100回、50回、20回各商用サイ
ト2を顧客が訪問したとする(図2では、三つの店が商
用サイト識別番号AAA、BBB、CCCに対応してい
る)。次に、アフィリエイトサイト4のバナー広告の面
積は、BはAの2倍、CはAの4倍であるとする。広告
費はAのサイズで1回1円、Bは2円、Cは4円とす
る。A、B、Cいずれかの商用サイト2への訪問が目的
で、アフィリエイトサイト4にアクセスした顧客端末3
は延べ170人となる。従って、総広告費は、170×
1+170×2+170×4=1190円となる。
【0030】次に、報酬計算部112は、商用サイト向
けインセンティブ条件DB108からインセンティブ情
報を取得する。インセンティブ条件が、 1.アフィリエイトサイト4への全訪問数(ここでは1
70)のうち各商用サイト2への訪問数(Aならば10
0)の割合で決定する。 2.全広告費の10%はアフィリエイトサイト4が取
る、としていたとすると、訪問数条件に基づき計算を行
うと次のようになる。 A:1071×100/170=630円の利益 B:1071×50/170=315円の利益 C:1071×20/170=126円の利益 アフィリエイトサイト4は1190×10(%)=11
9円の利益となる。
【0031】〈効果〉以上のように、具体例1によれ
ば、顧客端末3がアフィリエイトサイト4を訪れる要因
となった商用サイト2に対して報酬を与える仕組みを実
現したので、商用サイト2からみたときに、集客力の高
い商用サイト2ほど、より大きな成功報酬金額を受け取
り得ることになる。従って、集客力の高い商用サイト2
が本システムに加盟を希望するようになる。その結果、
アフィリエイトサイト4にとって集客力のある商用サイ
ト2の広告掲載の数が多くなり、トラフィック量の増大
化を図ることができる。
【0032】《具体例2》具体例2は、顧客の過去の実
績を加味して商用サイト2への報酬金額を決定するよう
にしたものである。
【0033】〈構成〉図4は、具体例2の主要部を示す
構成図である。具体例2の広告配信システムは、商用サ
イト2、顧客端末3、アフィリエイトサイト4、ネット
ワーク5およびマスタサーバーシステム100aからな
る。ここで、マスタサーバーシステム100a以外の構
成は具体例1と同様であるため、これらの図示は省略
し、それぞれの構成については図1の構成を援用して説
明する。マスタサーバーシステム100aは、マスター
サーバー制御部101、顧客パストラッキングDB10
2、アフィリエイトマネージャ103、アフィリエイト
インセンティブ条件DB104、アフィリエイトトラン
ザクションDB105、アフィリエイトプロファイルD
B106、アフィリエイトレポートアーカイブDB10
7、商用サイト向けインセンティブ条件DB108、訪
問商用サイトランキングDB109a、訪問累積数計算
部110a、報酬レポートDB111、報酬計算部11
2a、前回訪問商用サイト検索部114からなる。
【0034】ここで、マスターサーバー制御部101〜
商用サイト向けインセンティブ条件DB108および報
酬レポートDB111は、具体例1と同様の構成である
ため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略
する。訪問商用サイトランキングDB109aは、アフ
ィリエイトサイト4を通して各商用サイト2に訪れた数
のランキングデータ等を管理するためのデータベースで
ある。図5は、訪問商用サイトランキングDB109a
の説明図である。図示のように、具体例2の訪問商用サ
イトランキングDB109aは、商用サイト2の商用サ
イト識別番号別に、アフィリエイト識別番号、商用サイ
ト訪問数、バナー広告の面積、ランキングに加えて前回
商用サイト訪問数の項目が追加されている。この前回商
用サイト訪問数とは、その商用サイト2を前回に訪問し
た数を示す値である。訪問累積数計算部110aは、具
体例1の訪問累積数計算部110の機能を有すると共
に、前回訪問商用サイト検索部114が出力した前回訪
問商用サイトの情報に基づいて訪問商用サイトランキン
グDB109aのデータを更新する機能を有している。
【0035】報酬計算部112aは、訪問商用サイトラ
ンキングDB109aに格納されているデータに基づい
て、アフィリエイトサイト4への訪問およびそこからリ
ンクされた商用サイト2への訪問の呼び水になった要因
を判断し、報酬を計算する機能部であり、基本的な機能
は具体例1の報酬計算部112と同様であるが、具体例
2では、前回商用サイト訪問数を加味して報酬を計算す
る点が異なっている。即ち、訪問累積数計算部110a
と報酬計算部112aで構成される具体例2の利益還元
値算出手段113aは、顧客端末3がアフィリエイトサ
イト4のバナー広告に従っていずれかの商用サイト2を
訪問した数を、その商用サイト2の広告の実績にすると
共に、訪問商用サイトランキングDB109aに格納さ
れている前回商用サイト訪問数もその商用サイト2の広
告の実績として加味し、これらの実績に基づいてアフィ
リエイトサイト4が商用サイト2に対して利益を還元す
る値を決定する機能を実現している。前回訪問商用サイ
ト検索部114は、顧客がいずれかの商用サイト2を訪
問する度に、前回どこの商用サイト2を訪問しているか
を顧客パストラッキングDB102により検索し、その
検索結果を訪問累積数計算部110aに出力する機能部
である。
【0036】〈動作〉具体例2において、具体例1の動
作と異なるのは、前回訪問した商用サイトの情報を加味
して報酬金額を算出することであるため、この点を主体
に動作を説明する。
【0037】[訪問商用サイトランキングの計算]アフ
ィリエイトマネージャ103は、商用サイト2側から入
力されたアクセス情報を受信し、そのアクセス情報を訪
問累積数計算部110aに渡す。訪問累積数計算部11
0aは、このアクセス情報に基づき、訪問商用サイトラ
ンキングDB109a中の、商用サイト訪問数、ランキ
ングの値を更新する。また、これと同時にアフィリエイ
トマネージャ103は、商用サイト2側から入力された
アクセス情報を前回訪問商用サイト検索部114にも渡
す。情報を受け取った前回訪問商用サイト検索部114
は、アフィリエイトマネージャ103を通じて顧客パス
トラッキングDB102にアクセスし、現在、顧客端末
3が訪問している商用サイト2よりも以前に訪問してい
た商用サイト2を検索し、その検索結果を訪問累積数計
算部110aに渡す。訪問累積数計算部110aでは、
この検索結果に基づいて商用サイト2別に訪問数を累積
計算し、前回商用サイト訪問数の値も更新する。
【0038】[アフィリエイトサイト呼び水成功報酬金
額報告書作成までの動作]マスターサーバー制御部10
1は、アフィリエイトマネージャ103に対して、アフ
ィリエイトサイト呼び水成功報酬金額報告書の作成依頼
を行うと、アフィリエイトマネージャ103は、報酬計
算部112aにその計算を依頼する。報酬計算部112
aは、訪問商用サイトランキングDB109aのデータ
と、商用サイト向けインセンティブ条件DB108のデ
ータを入手し、それらの内容に基づいて、各商用サイト
2について、各アフィリエイトサイト4別にまとめた成
功報酬金額を計算し、報告書を作成する。この報告書は
報酬レポートDB111a内に保管される。そして、こ
れらの報告書に基づいて、該当するアフィリエイトサイ
ト4の承認を得た段階で、アフィリエイトサイト4に請
求書を発行する。また、商用サイト2には各々該当する
報告書を送付すると共に、その成功報酬金額の振込が行
われる。これらの金銭処理はオンライン上で行っても、
その他の手段で行ってもよい。
【0039】[報酬計算部112aによる報酬計算処
理]報酬計算部112aは、訪問商用サイトランキング
DB109aから各商用サイト2への訪問数データおよ
び前回訪問数データを取得する。例えば、商用サイト2
としてA、B、Cの三つの店があり、それぞれアフィリ
エイトサイト4を通して、100回、50回、20回の
訪問数があり、かつ、前回訪問として70回、20回、
10回の訪問数があったとする(図5では、三つの店が
商用サイト識別番号AAA、BBB、CCCに対応して
いる)。次に、アフィリエイトサイト4のバナー広告の
面積は、BはAの2倍、CはAの4倍であるとする。広
告費はAのサイズで1回1円、Bは2円、Cは4円とす
る。A、B、Cいずれかの商用サイト2への訪問が目的
で、アフィリエイトサイト4にアクセスした顧客端末3
は延べ170人となる。従って、総広告費は、170×
1+170×2+170×4=1190円となる。
【0040】次に、報酬計算部112は、商用サイト向
けインセンティブ条件DB108からインセンティブ情
報を取得する。インセンティブ条件が、 1:アフィリエイトサイト4への全訪問数(ここでは1
70)のうち各商用サイト2への訪問数(Aならば10
0)の割合で決定する。 2:前回訪問数の反映は上記1の場合と同様とする。即
ち、アフィリエイトサイト4への前回全訪問数(ここで
は100)のうち、各商用サイト2への前回訪問数(A
ならば70)の割合で決定する。 3:今回の訪問数と前回の訪問数に対する利益分配は、
今回分に全体の70%、前回分に全体の30%とする。 4:全広告費の10%はアフィリエイトサイト4が取
る。としていたとすると、訪問数条件に基づき計算を行
うと次のようになる。 A:1071×70/100×100/170+107
1×30/100×70/100=666円の利益 B:1071×70/100×50/170+1071
×30/100×20/100=285円の利益 C:1071×70/100×20/170+1071
×30/100×10/100=120円の利益 アフィリエイトサイトは1190×10(%)=119
円の利益となる。
【0041】例えば、三つの商用サイトA、B、Cそれ
ぞれで前回よりも訪問数が増加している要因として、前
回商用サイト訪問数が70回である商用サイトAが呼び
水になったと考えることができる。従って、具体例2で
は、商用サイトAがより利益率が高くなるようその報酬
を計算している。
【0042】〈効果〉以上のように、具体例2によれ
ば、具体例1の構成に加えて、前回商用サイト訪問数も
加味して各商用サイト2への利益分配を決定するように
したので、より、詳細にアフィリエイトサイト4への呼
び水効果に対応した利益分配とすることができる。
【0043】《利用形態》以上、各具体例では、訪問累
積数計算部110(110a)や報酬計算部112(1
12a)は、制御用プログラムがマスタサーバーシステ
ム100(100a)に予め格納されているとしたが、
これに限定されるものではない。これ以外にも、制御用
プログラムをコンピュータ読み取り可能な可搬性を有す
る記録媒体に記録して配布したり、あるいはネットワー
ク上で配布するといったことも可能であり、このような
制御用プログラムをマスタサーバーシステム100(1
00a)のコンピュータにインストールすることで、上
記各具体例を実現することができる。
【0044】また、上記各具体例では、商用サイト2へ
の報酬を、全広告費の中から分配するよう構成したが、
例えば、アフィリエイトサイト4が会員限定サイトであ
り、会費を徴収しているといった場合には、その会費の
中から分配することも可能である。更に、上記各具体例
では、商用サイト2への訪問数(アクセス数)と広告費
を対応させる例を示しているが、販売実績のある場合に
だけ適応することも可能である。即ち、訪問累積数計算
部110(110a)は、商用サイト訪問数ではなく、
商用サイトでの販売実績を管理するようにしてもよい。
【0045】具体例2では、前回の訪問数を反映させた
計算方法を示しているが、前回だけでなく、それ以上前
の訪問実績、購買実績を加味して計算するよう構成して
もよい。更に、商用サイト2がクーポン券を発行してい
たり、プレゼントを顧客に与えるようにしている場合
は、その商用サイト2に対して還元率が高くなるよう重
み付けを行ってもよい。
【0046】また、上記各具体例では、利益還元値算出
手段113(113a)や前回訪問商用サイト検索部1
14をマスタサーバーシステム100(100a)に設
けたが、これに限定されるものではなく、例えば、商用
サイト2に設けたり、あるいは、マスタサーバーシステ
ム100(100a)、商用サイト2およびアフィリエ
イトサイト4とは独立したサイトで行うよう構成しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の広告配信システムの具体例1を示す構
成図である。
【図2】具体例1の訪問商用サイトランキングデータベ
ースの説明図である。
【図3】報酬レポートデータベースの説明図である。
【図4】本発明の広告配信システムの具体例2の主要部
を示す構成図である。
【図5】具体例2の訪問商用サイトランキングデータベ
ースの説明図である。
【符号の説明】
2 商用サイト 3 顧客端末 4 アフィリエイトサイト(広告掲載サイト) 100 マスタサーバーシステム 113、113a 利益還元値算出手段 114 前回訪問商用サイト検索部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 19/00 G09F 19/00 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の販売を行う複数の商用サイトと、 前記複数の商用サイトにリンクされた広告を掲載する広
    告掲載サイトとを備え、当該広告に基づいて、前記広告
    掲載サイトに広告費用が支払われる広告配信システムに
    おいて、 顧客が前記広告掲載サイトの広告のリンク情報に従って
    前記いずれかの商用サイトにアクセスした数を、当該商
    用サイトの広告の実績とし、当該実績に対応して前記広
    告掲載サイトが前記それぞれの商用サイトに対して利益
    を還元する値を決定する利益還元値算出手段を備えたこ
    とを特徴とする広告配信システム。
  2. 【請求項2】 商品の販売を行う複数の商用サイトと、 前記複数の商用サイトにリンクされた広告を掲載する広
    告掲載サイトとを備え、当該広告に基づいて、前記広告
    掲載サイトに広告費用が支払われる広告配信システムに
    おいて、 顧客が前記広告掲載サイトの広告のリンク情報に従って
    前記いずれかの商用サイトで商品を購入した数を、当該
    商用サイトの広告の実績とし、当該実績に対応して前記
    広告掲載サイトが前記それぞれの商用サイトに対して利
    益を還元する値を決定する利益還元値算出手段を備えた
    ことを特徴とする広告配信システム。
  3. 【請求項3】 商品の販売を行う複数の商用サイトと、 前記複数の商用サイトにリンクされた広告を掲載する広
    告掲載サイトとを備え、当該広告に基づいて、前記広告
    掲載サイトに広告費用が支払われる広告配信システムに
    おいて、 顧客が前記広告掲載サイトの広告のリンク情報に従って
    過去にどの商用サイトにアクセスしたかを検索する前回
    訪問商用サイト検索部と、 顧客が前記広告掲載サイトの広告のリンク情報に従って
    前記いずれかの商用サイトにアクセスした数を当該商用
    サイトの広告の実績にすると共に、前記前回訪問商用サ
    イト検索部で検索された商用サイトを当該商用サイトの
    広告の実績とし、これら実績に基づいて、前記広告掲載
    サイトが前記商用サイトに対して利益を還元する値を決
    定する利益還元値算出手段を備えたことを特徴とする広
    告配信システム。
  4. 【請求項4】 商品の販売を行う複数の商用サイトと、 前記複数の商用サイトにリンクされた広告を掲載する広
    告掲載サイトとを備え、当該広告に基づいて、前記広告
    掲載サイトに広告費用が支払われる広告配信システムに
    おいて、 顧客が前記広告掲載サイトの広告のリンク情報に従って
    過去にどの商用サイトで商品を購入したかを検索する前
    回訪問商用サイト検索部と、 顧客が前記広告掲載サイトの広告のリンク情報に従って
    前記いずれかの商用サイトで商品を購入した数を当該商
    用サイトの広告の実績にすると共に、前記前回訪問商用
    サイト検索部で検索された商用サイトを当該商用サイト
    の広告の実績とし、これら実績に基づいて、前記広告掲
    載サイトが前記商用サイトに対して利益を還元する値を
    決定する利益還元値算出手段を備えたことを特徴とする
    広告配信システム。
  5. 【請求項5】 商品の販売を行う複数の商用サイトと、
    前記複数の商用サイトにリンクされた広告を掲載する広
    告掲載サイトとを備え、当該広告に基づいて、前記広告
    掲載サイトに広告費用が支払われる広告配信システムに
    おけるコンピュータを、 顧客が前記広告掲載サイトの広告のリンク情報に従って
    前記いずれかの商用サイトにアクセスした数を、当該商
    用サイトの広告の実績とし、当該実績に対応して前記広
    告掲載サイトが前記それぞれの商用サイトに対して利益
    を還元する値を決定する利益還元値算出手段として機能
    させるための広告配信システムの制御用プログラム。
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