JP2003208086A - 通信回線を利用した試験システム - Google Patents

通信回線を利用した試験システム

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JP2003208086A
JP2003208086A JP2002008263A JP2002008263A JP2003208086A JP 2003208086 A JP2003208086 A JP 2003208086A JP 2002008263 A JP2002008263 A JP 2002008263A JP 2002008263 A JP2002008263 A JP 2002008263A JP 2003208086 A JP2003208086 A JP 2003208086A
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Yuji Ishida
祐史 石田
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LOTOTO KK
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GAVAKING CO Ltd
LOTOTO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験会場に行くことなく試験を受けることが
出来ると共に、試験問題は指定時間にならないと表示さ
れず、また、試験終了時間が来ればそれ以後の入力が出
来なくなり、その結果が試験主催者側に回収されること
によって試験実施時間を厳格に管理することが可能な通
信回線を利用した試験システムを提供する。 【解決手段】 通信回線9を介して受験者側の端末装置
7と接続可能な管理サーバ3を備え、端末装置7に表示
された試験問題に応じて入力した回答を管理サーバ3が
回収して採点し、統計処理する通信回線を利用した試験
システム1において、管理サーバ3は、受験者が端末装
置7内に保存された試験問題を表示させようとした場合
には該端末装置7と管理サーバ3との間で通信を行わ
せ、当該時刻が管理サーバ3に予め設定されている試験
開始時刻の経過前である場合には端末装置7に試験問題
を表示させないようにした時間管理手段23を有して構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を利用し
た試験システムに関し、さらに詳しくは、端末装置から
入力された試験問題に対する回答を通信回線を介して受
験者側の端末装置と接続可能な管理サーバが回収して採
点し統計処理する通信回線を利用した試験システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、予備校等が主催する全国規模の公
開模擬試験では会場を使って予め定められた日時に試験
を実施することが行われている。受験者は決められた時
間、場所で同時に試験を受けるのでその結果は信頼性の
あるものとして学校選択の有効な判断資料となってい
る。また、各種資格取得のための専門学校等においても
同様な模擬試験等が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、主催者側にお
ける採点の都合、または試験会場の都合によって受験者
数が制限されてしまい、受験したくても受験できない場
合がある。また、試験会場が遠方である場合には試験を
受けること自体を断念しなければならない場合がある。
また、試験の公平を図るために試験時間が厳格に管理さ
れていることから、交通機関の遅れ等によって遅刻をし
たような場合であっても試験を受けさせてもらえない場
合もある。
【0004】このような不都合に対応するために現在で
はインターネットを利用して模擬試験を行うことも行わ
れている。すなわち、問題に対する回答を受験者がイン
ターネットに接続可能なコンピュータ等を介して試験主
催者側のサーバへ送信することにより回答を提出するも
のである。しかし、このようなシステムにあっては試験
主催者側で個々の受験者の制限時間を管理することが出
来ないことから時間の管理は受験者に委ねざるを得ない
状況となっている。従って、受験者側の時間管理が正し
く行われず、決められた制限時間をオーバーして回答が
なされたりすると試験結果の信頼性に欠けることにもな
り、全体として判断材料としての価値を減少させること
になる。
【0005】そこで、本発明においては、直接試験会場
に行くことなく試験を受けることが出来ると共に、試験
問題は指定時間にならないと表示されず、また、試験終
了時間が来ればそれ以後の入力が出来なくなり、その結
果が試験主催者側に回収されることによって試験実施時
間を厳格に管理することが可能な通信回線を利用した試
験システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の本発明は、通信回線を介して受験者
側の端末装置と接続可能な管理サーバを備え、端末装置
に表示された試験問題に応じて入力した回答を管理サー
バが回収して採点し、統計処理する通信回線を利用した
試験システムにおいて、管理サーバは、受験者が端末装
置内に保存された試験問題を表示させようとした場合に
は該端末装置と管理サーバとの間で通信を行わせ、当該
時刻が管理サーバに予め設定されている試験開始時刻の
経過前である場合には端末装置に試験問題を表示させな
いようにした時間管理手段を有して構成されていること
を特徴とする。
【0007】上記課題を解決するために請求項2に記載
の本発明は、請求項1に記載の通信回線を利用した試験
システムにおいて、時間管理手段は、受験者が試験開始
時刻の経過前に試験問題を表示させようとした場合には
端末装置に試験開始時刻までの時間を表示させると共に
カウントダウンを開始させ、カウントダウンが終了して
試験開始時刻となった場合には問題を表示させ回答の入
力を受け付けるように構成されていることを特徴とす
る。
【0008】上記課題を解決するために請求項3に記載
の本発明は、請求項1又は2に記載の通信回線を利用し
た試験システムにおいて、端末装置は、予め設定された
試験の制限時間経過前に試験を終了する場合には受験者
が自ら管理サーバへ回答データの送信処理を行うことに
より、一方、予め設定された試験の制限時間が終了した
場合にはその時点で新たな入力を制限して試験を強制終
了すると共にその時点における回答データを前記管理サ
ーバへ自動的に送信することにより、該回答データを管
理サーバが受信して答案の回収が行われるように構成さ
れていることを特徴とする。
【0009】上記課題を解決するために請求項4に記載
の本発明は、請求項3に記載の通信回線を利用した試験
システムにおいて、端末装置は、管理サーバへ回答の送
信が終了した時点で解答の表示が可能となる解答表示手
段を備えていることを特徴とする。
【0010】上記課題を解決するために請求項5に記載
の本発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の通信
回線を利用した試験システムにおいて、管理サーバは、
回収された各回答について採点を行うと共にそれらを統
計処理して得られた試験結果データを端末装置に送信す
る試験結果送信手段を備えていることを特徴とする。
【0011】上記課題を解決するために請求項6に記載
の本発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の通信
回線を利用した試験システムにおいて、試験問題は、C
D−ROM等の記録媒体を介して又は管理サーバからダ
ウンロードすることにより提供されることを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信回線を利
用した試験システムの一実施形態について図面を参照し
つつ詳細に説明する。図1は、本発明に係る通信回線を
利用した試験システムの一実施形態の構成図である。
【0013】図1に示された通信回線を利用した試験シ
ステム1は、試験の管理を行う管理サーバ3と、受験者
側の複数の端末装置7、7とが通信回線9を介してそれ
ぞれインターネット5に接続されて構成されている。
【0014】管理サーバ3は、図2に示すように、汎用
のコンピュータから構成可能とされ、試験の種類やスケ
ジュール等の試験情報を管理するアプリケーションプロ
グラムや試験問題及びその解答等の各種データ格納され
るハードディスクやメモリ等の記憶装置11と、記憶装
置11に記録された各種プログラムに基づいて各種の処
理を行う中央処理装置13と、所定の情報を入力するた
めのキーボードやマウス等のポインティングデバイス等
の入力装置15と、各種の処理結果を表示するディスプ
レイ17と、TCP(Transmission Control Protoco
l)/IP(Internet Protocol)に従ってデータ及び/
又はスクリプトを送受信するための装置であるダイアル
アップルータ、ターミナルアダプタ、モデム等の通信装
置19とにより構成されている。そして、管理サーバ3
は通信回線9を介してインターネット5に接続可能とさ
れている。
【0015】一方、端末装置7、7は、受験者側の端末
装置であり、管理サーバ3と同様に汎用のコンピュータ
から構成可能とされ、図示しない記憶装置、中央処理装
置、入力装置、通信装置、ディスプレイを備えている。
また、端末装置7、7はいずれも通信回線9によりイン
ターネット5に接続可能とされている。そして、端末装
置7、7には試験問題を表示するための専用のソフトウ
ェア又は汎用のブラウザソフトがインストールされてい
る。尚、端末装置7、7を構成する各機器類は管理サー
バ3のものとほぼ同様なのでその説明は省略する。
【0016】管理サーバ3は、上述したハード構成によ
り、図3に示すような動作を行う各種の手段が構築され
ている。すなわち、管理サーバ3は、通信回線9を介し
てインターネット5と接続してデータを送受信するため
の通信部21と、受験者の識別を行うためのID及びパ
スワードを確認した上でインターネット5を介して端末
装置7、7との通信を可能とする通信管理部22と、端
末装置7、7に保存された試験問題の表示や入力の制御
を行うための時間管理部23と、受験者の識別をするた
めのIDとパスワードやメールアドレス等の受験者情報
及び試験問題とその解答データ等を記録保存するデータ
ベース部25と、端末装置7、7から送られてきた回答
データに基づいて試験結果を算出する試験結果算出部2
7と、算出した試験結果等を登録されたメールアドレス
宛てに電子メールとして配信するメール配信部29とを
備えている。
【0017】通信部21は、インターネット5に接続さ
れた端末装置7、7から送信されてくる回答データの受
信を行うほか、端末装置7、7の要求に応じてデータベ
ース部25に予め保存された試験問題データを送信する
等、端末装置7、7との間での情報の授受を行う。
【0018】通信管理部22は、管理サーバ3に対して
端末装置7、7からアクセスが行われた際に送信される
IDとパスワードが受験者ごとに予め配布された固有の
IDとパスワードと同じか否かをデータベース部25に
記録されたデータと照合し、そのIDとパスワードとが
一致したときに初めて管理サーバ3に接続可能とする接
続の制御管理を行う。
【0019】時間管理部23は、予め記憶装置11に記
録されたプログラムに基づいて端末装置7、7における
試験問題の表示を制御する。ここで、端末装置7、7に
は試験問題を表示するための専用のソフトウェア又は汎
用のブラウザソフトがインストールされており、この専
用のソフトウェア又は汎用のブラウザソフトにより試験
問題の表示・回答の入力を行う。尚、試験問題は、試験
主催者が提供するCD−ROM、フレキシブルディス
ク、MO、DVD等の記録媒体を介して又は予め管理サ
ーバ3にアップロードされたものをダウンロードするこ
とにより提供され、受験者はその中から適宜選択して試
験問題データを入手する。
【0020】試験問題を表示するための専用のソフトウ
ェアは、試験問題を表示し、入力された回答を管理サー
バ3に送信する基本的な機能の他、試験問題を表示させ
ようとした場合には管理サーバ3と通信して時間管理部
23により試験問題の表示に関する制御を受けるように
されている。すなわち、端末装置7、7において試験問
題を表示するための専用のソフトウェアを起動し、試験
問題を表示させようとした場合には、まず、当該専用ソ
フトウェアは、インターネット5を介して管理サーバ3
の時間管理部23にアクセスする。すると、時間管理部
23ではその試験問題について予め設定された試験開始
日時及びその制限時間等の情報を管理サーバ3のデータ
ベース部25から抽出し、端末装置7、7が専用のソフ
トウェアで試験問題を表示させようとして管理サーバ3
にアクセスした時刻とデータベース部25に記録された
当該試験の試験開始時刻とを管理サーバ3の時間管理部
23に備えられたタイマによって比較する。そして、時
間管理部23のタイマが示す時刻が当該試験における試
験開始日時よりも前である場合には、図4に示すよう
に、端末装置7、7には試験問題の表示を行わせずに試
験開始時刻までの時間をタイマ表示すると共に、時間の
経過に従ってカウントダウンを開始するように構成され
ている。尚、図4は、試験問題を表示するための専用の
ソフトウェアによる表示画面の一例である。もちろん、
時間管理部23のタイマが示す時刻が当該試験における
試験開始日時よりも後である場合には、試験問題が表示
されるようになっている。カウントダウンが進み、試験
開始時刻になった場合には端末装置7、7には、図5に
示すように、問題文表示部35に試験終了までの時間と
問題文が表示されるようになっている。
【0021】図4に示すように、表示画面30は、試験
の種類や試験開始・終了までの時間等を示す試験情報表
示部31と、試験問題を表示する試験問題表示部32
と、正解と思われる枝の番号を入力するための番号部3
3と、次の問題文を表示させたり前の問題文に戻ったり
するための前後表示ボタン35a、35bと、選択した
回答が確定するための確定ボタン37と、予め設定され
た試験の制限時間経過前に試験を終了する場合には受験
者が自ら管理サーバへ回答データの送信を行うための提
出ボタン39と、を備えて構成されている。尚、表示画
面はこれに限るものではなく、任意の項目やデザインが
採用可能である。
【0022】ここで、図4に示されたように、「マンシ
ョン管理士試験」を例にして試験問題の表示について具
体的に説明すると、まず、端末装置7、7により専用ソ
フトウェアを起動して、別途入手した試験問題を表示さ
せようとすると、当該専用ソフトウェアはインターネッ
ト5を介して管理サーバ3にアクセスしその試験問題に
ついて予め設定された試験開始日時及びその制限時間等
の情報を管理サーバ3のデータベース部25から抽出す
る。例えば「マンション管理士試験」が「4月1日のP
M2:00〜3:00まで」の間に行なわれるもである
場合に、専用ソフトウェアが管理サーバ3にアクセスし
た時刻が時間管理部23のタイマの示す時刻で4月1日
のPM1:55であればデータベース部25に記録され
た当該試験の試験開始時刻である「4月1日のPM2:
00」と比較する。本事例の場合は専用ソフトウェアが
管理サーバ3にアクセスした時刻は試験開始時刻よりも
5分前であるので端末装置7、7では試験問題の表示を
行わせずに試験開始時刻までの時間をタイマ表示すると
共に、時間の経過に従ってカウントダウンを開始するよ
うに構成されている(図4では試験開始まで3分59秒
となっている)。そして、カウントダウンが進み試験開
始時刻となった場合には、図5に示すように、試験問題
表示部32に問題文が表示されると共に、試験情報表示
部31には試験終了までの時間が示される。そして、端
末装置7、7から問題に対する回答の入力が可能とな
る。
【0023】また、時間管理部23による試験問題の表
示に関する制御は次のような手段によっても実現可能で
ある。すなわち、端末装置7、7で試験問題を表示させ
ようとした場合には、当該専用ソフトウェアは、インタ
ーネット5を介して管理サーバ3にアクセスし、その試
験問題について予め設定された試験開始日時及びその制
限時間等の情報を管理サーバ3のデータベース部25か
ら抽出する。そして、端末装置7、7が専用のソフトウ
ェアで試験問題を表示させようとして管理サーバ3にア
クセスした時刻と端末装置7、7に内蔵されているタイ
マが示す時刻とを比較してその差分を専用ソフトウェア
が端末装置7、7内の図示しない記録装置に記録する。
そして専用ソフトウェアは試験問題データに含まれる当
該試験の試験開始時刻及び試験時間についての情報に基
づいて端末装置7、7の内蔵タイマが示す時刻に上記の
差分を加減して時間を計測する。すなわち。端末装置
7、7の内蔵タイマが4月1日AM10:00を示して
いる場合に時間管理部23のタイマが4月1日AM9:
55であれば、端末装置7、7のタイマの方が管理サー
バ3のタイマより5分だけ進んでいるので、管理サーバ
3のタイマとの整合を図るためにはその差分として端末
装置7、7の時刻より5分だけ差し引く必要がある。そ
こで、端末装置7、7のタイマの示す時刻から5分だけ
マイナスした時刻を用いて専用ソフトウェアを稼動させ
る。これにより、管理サーバ3の時間管理部23が有す
るタイマが示す時刻と端末装置7、7の内蔵タイマとの
整合が図られ、端末装置7、7のタイマに依存すること
なく管理サーバ3のタイマによって試験を進行させるこ
とが出来る。これにより、各端末装置7、7ごとの試験
時間のバラツキが防止されると共に、フライングの防止
を図ることが出来る。
【0024】このように、管理サーバ3の時間管理部2
3に備えられたタイマによって端末装置7、7の内蔵タ
イマの示す時刻との整合を図り、それが当該試験におけ
る試験開始日時よりも前である場合には、図4に示すよ
うに、試験問題の表示を行わせずに試験開始時刻までの
時間をタイマ表示すると共に、時間の経過に従ってカウ
ントダウンが開始する。もちろん、時間管理部23のタ
イマが示す時刻が当該試験における試験開始時刻よりも
後である場合には、試験問題が表示されるのはいうまで
もない。
【0025】さらに、専用ソフトウェアは予め設定され
た試験の制限時間が終了した場合にはその時点でそれ以
後の回答の入力が出来ないように制限して試験を強制終
了すると共に、その時点における回答データを管理サー
バ3へ自動的に送信するように構成されており、管理サ
ーバ3は各端末装置7、7から送信されてくる回答デー
タを受信することにより答案の回収を行うようにされて
いる。すなわち、図5に示すように、試験情報表示部3
1に示された試験終了までの残り時間がゼロとなった時
点でそれ以後の回答の入力が出来ないようにされてなる
と共に、その時点での回答データはインターネット5を
介して管理サーバ3に送信されるようになっている。こ
れにより試験時間オーバーによる受験者間の不公平をな
くすと共に、正確な試験結果を得ることが可能となる。
もちろん、制限時間前に提出することも可能であり、そ
の場合は、受験者自らが提出ボタン39をクリックする
ことにより回答結果が管理サーバ3に送信される。尚、
回答は示された問題に対して正解と思われる枝の番号と
同じ番号の番号部33をクリックすることにより行い、
それで決定する場合には確定ボタン37をクリックす
る。そして、前後表示ボタン35a、35bをクリック
すれば次の問題或は前の問題を表示させることが出来る
ようになっている。
【0026】管理サーバ3が端末装置7、7から送られ
てくる回答データを受信すると、管理サーバ3は端末装
置7、7に対して回答データを受け取った旨の情報を送
出する。そして、端末装置7、7では回答受信情報をキ
ーとして専用ソフトウェアに当該問題の解答を表示可能
とされている。すなわち、端末装置7、7における専用
ソフトウェアで問題の解答を表示させようとする場合に
は上記の回答受信情報が端末装置7、7内に記録されて
いるか否かを確かめ、回答受信情報が存在する場合には
解答を表示し、回答受信情報が存在しない場合には解答
を表示しないように構成されている。尚、解答は単に正
解の枝番号を示すだけではなく、正解又は誤りである理
由が解説と共に示されるようにするのが好ましい。ま
た、本実施形態においては四者択一形式の問題とされて
いるがもちろんこれに限るものではなく、正誤を判断さ
せるような問題はもちろん、記述式の回答を求める問題
であってもよい。これにより、受験前に事前に解答が閲
覧に供されることが防止されている。解答の表示につい
ては、上記の構成のほか、予め提供する試験問題には解
答は添付せず、管理サーバ3が回答データを受信した後
にその問題の解答を端末装置7、7に送信するようにす
ることもできる。尚、このような専用ソフトウェアを用
いずに汎用のブラウザソフトを用いることも可能であ
る。但し、この場合には、汎用のブラウザソフトに専用
ソフトウェアが備える上述した機能を、例えば、プラグ
インソフトの形でインストールしておけばよい。
【0027】データベース部25は、各受験者を識別す
るための情報である受験者の住所や連絡先、受験申し込
み時に各受験者に交付されるID及びパスワード(認証
情報)、受験結果(採点結果、統計分析、学力診断等の
総合診断)等を含む受験者情報と、試験問題のデータ等
が保存・登録されている。
【0028】試験結果算出部27は、端末装置7、7か
ら送信されてきた回答データを解答と照合することによ
り採点し、その採点結果に基づいて統計処理することに
より個人別及び全体の試験結果を算出する。ここで得ら
れた試験結果データはメール配信部29に送られ電子メ
ールにより各端末装置7、7に送信される。メール配信
部29は、予めデータベース部25に登録されたメール
アドレスに対して試験結果データや試験主催者との連絡
のための電子メールを生成し送信する。
【0029】次に、上述した試験システム1の動作につ
いて図面を参照しつつ説明する。図6は、試験システム
1の動作の手順を示すフローチャートである。
【0030】まず、公開模擬試験の受験を希望する受験
希望者は、端末装置7、7によりインターネット5上に
開設された公開模擬試験の主催者ホームページにアクセ
スする。主催者ホームページには受験可能な各種の公開
模擬試験情報が掲載されており、その中から自分が受験
したい試験を選択する。公開模擬試験情報ページには試
験の実施日時等の実施要領が表示される。
【0031】受験したい試験が決まったら図示しない申
込みページに移動して受験を希望する者の住所及び氏名
等の情報を入力すると共に、受験料の決済方法を別途振
込みかクレジットカードによるかを決定する。クレジッ
トカードによる場合にはカード番号を入力して決定する
ことによりIDとパスワードが発行される(ステップS
11)。一方、振込みによる場合には主催者側で入金の
確認が行われたあとにIDとパスワードの発行が行わ
れ、その後郵送又は電子メールによってIDとパスワー
ドが受験者側に送られる。各受験者に対して発行された
ID及びパスワードは受験者の住所及び氏名等の情報と
共に管理サーバ3のデータベース部25に記録保存され
る。
【0032】IDとパスワードの発行が完了したら端末
装置7、7にインストールされた専用ソフトウェアを起
動して表示画面に従って所定の箇所にID及びパスワー
ドを入力したのち、インターネット5を介して管理サー
バ3に接続する。端末装置7、7から送信されたIDと
パスワードは通信部21から通信管理部22に送られて
データベース部25に記録された情報との照合が行わ
れ、一致すれば管理サーバ3との接続が許可される。一
方、照合の結果データベース部25に記録された情報と
一致しない場合はその旨のメッセージを端末装置7、7
に送信すると共に、該当なしとして管理サーバ3との間
の接続を拒否する。
【0033】IDとパスワードが一致して管理サーバ3
への接続が許可されると試験問題のダウンロードページ
へ移動可能とされ、受験者は自分が受験する試験の試験
問題データを端末装置7、7にダウンロードする(ステ
ップS12)。尚、試験問題は管理サーバ3から直接ダ
ウンロードする方法に限らず、別途主催者側から送られ
るフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に
より入手することも可能である。
【0034】次に、受けようとする試験の実施要綱に従
って端末装置7、7において専用ソフトウェアを起動
し、試験問題を表示させようとすると、まず、当該専用
ソフトウェアは、インターネット5を介して管理サーバ
3にアクセスし、その試験問題について予め設定された
試験開始日時及びその制限時間等の試験情報を管理サー
バ3のデータベース部25から抽出する(ステップS1
3)。そして、端末装置7、7が管理サーバ3にアクセ
スした時刻とデータベース部25に記録された当該試験
の試験開始時刻とを管理サーバ3の時間管理部23に備
えられたタイマによって比較する(ステップS14)。
時間管理部23のタイマが示す時刻が当該試験における
試験開始日時よりも前である場合には、図4に示すよう
に、試験問題の表示を行わせずに試験開始時刻までの時
間をタイマ表示すると共に、時間の経過に従ってカウン
トダウンを開始する(ステップS15)。そして、試験
開始時刻になった場合には端末装置7、7にはタイマ表
示は試験終了までの残り時間なり、問題文表示部35に
問題文が表示される(ステップS16)。もちろん、時
間管理部23のタイマが示す時刻が当該試験における試
験開始日時よりも後である場合には、試験問題が表示さ
れる。
【0035】次に、図7に示すように、表示された試験
問題に対して回答を行い(ステップS21)、制限時間
前に全ての回答が終了し、その結果を提出する場合に
は、受験者は自ら提出ボタン39をクリックして回答結
果を管理サーバ3に送信する(ステップS22)。一
方、予め設定された試験の制限時間が終了した場合には
未回答の問題があってもその時点でそれ以降の回答の入
力を制限し、試験を強制終了させると共に、その時点に
おける回答データが管理サーバ3へ自動的に送信される
(ステップS23)。これにより、管理サーバ3は答案
の回収を行う。
【0036】回収された各受験者の回答データを当該試
験問題の解答と照合することにより採点し、その採点結
果に基づいて各種の統計処理することにより個人別及び
全体の試験結果を算出する(ステップS24)。そし
て、ここで得られた試験結果データはメール配信部29
に送られて電子メールにより受験者の各端末装置7、7
に送信される(ステップS25)。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信回線を介して受験者側の端末装置と接続可能な管理サ
ーバを備え、端末装置に表示された試験問題に応じて入
力した回答を管理サーバが回収して採点し、統計処理す
る通信回線を利用した試験システムにおいて、管理サー
バは、受験者が端末装置内に保存された試験問題を表示
させようとした場合には該端末装置と管理サーバとの間
で通信を行わせ、当該時刻が管理サーバに予め設定され
ている試験開始時刻の経過前である場合には端末装置に
試験問題を表示させないようにすると共に、受験者が試
験開始時刻の経過前に試験問題を表示させようとした場
合には端末装置に試験開始時刻までの時間を表示させる
と共にカウントダウンを開始させ、カウントダウンが終
了して試験開始時刻となった場合には問題を表示させ回
答の入力を受け付けるように構成されているので、直接
試験会場に行くことなく試験を受けることが出来ると共
に、試験問題は指定時間にならないと表示されず回答の
入力もできないことから試験実施時間を厳格に管理する
ことができ、信頼度の高い試験結果を得ることが可能と
なるという効果がある。
【0038】また、予め設定された試験の制限時間経過
前に試験を終了する場合には受験者が自ら管理サーバへ
回答データの送信処理を行うことにより、一方、予め設
定された試験の制限時間が終了した場合にはその時点で
新たな入力を制限して試験を強制終了すると共にその時
点における回答データを前記管理サーバへ自動的に送信
することにより、該回答データを管理サーバが受信して
答案の回収が行われるように構成されているので、試験
実施時間をさらに厳格に管理することができ、信頼度の
高い試験結果を得ることが可能となるという効果があ
る。
【0039】また、回答データを提出後にすぐに解答を
確認することが出来るので復習をスムーズに行うことが
出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信回線を利用した試験システム
の一実施形態の構成図である。
【図2】管理サーバの一実施形態の構成図である。
【図3】管理サーバの一実施形態のブロック図である。
【図4】専用ソフトウェアにより表示された試験開始前
の表示画面図である。
【図5】試験開始後の表示画面図である。
【図6】本発明に係る通信回線を利用した試験システム
の動作の手順を示す第一のフローチャートである。
【図7】本発明に係る通信回線を利用した試験システム
の動作の手順を示す第二のフローチャートである。
【符号の説明】 1 試験システム 3 管理サーバ 5 インターネット 7 端末装置 9 通信回線 11 記憶装置 13 中央処理装置 15 入力装置 17 ディスプレイ 21 通信部 22 通信管理部 23 時間管理部 25 データベース部 27 試験結果算出部 29 メール配信部 30 表示画面 31 試験情報表示部 32 試験問題表示部 33 番号部 34 端末メモリ 35a 前表示ボタン 35b 後表示ボタン 37 確定ボタン 39 提出ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 祐史 東京都品川区西五反田2−25−1 インテ ックス五反田2階 株式会社ヴァールハイ ト内 Fターム(参考) 2C028 AA10 BA01 BB04 BC01 BC03 BD02 CA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して受験者側の端末装置と
    接続可能な管理サーバを備え、前記端末装置に表示され
    た試験問題に応じて入力した回答を前記管理サーバが回
    収して採点し、統計処理する通信回線を利用した試験シ
    ステムにおいて、 前記管理サーバは、受験者が前記端末装置内に保存され
    た試験問題を表示させようとした場合には該端末装置と
    前記管理サーバとの間で通信を行わせ、当該時刻が前記
    管理サーバに予め設定されている試験開始時刻の経過前
    である場合には前記端末装置に試験問題を表示させない
    ようにした時間管理手段を有して構成されていることを
    特徴とする通信回線を利用した試験システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信回線を利用した試
    験システムにおいて、 前記時間管理手段は、受験者が試験開始時刻の経過前に
    試験問題を表示させようとした場合には前記端末装置に
    試験開始時刻までの時間を表示させると共にカウントダ
    ウンを開始させ、カウントダウンが終了して試験開始時
    刻となった場合には問題を表示させ回答の入力を受け付
    けるように構成されていることを特徴とする通信回線を
    利用した試験システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の通信回線を利用
    した試験システムにおいて、 前記端末装置は、予め設定された試験の制限時間経過前
    に試験を終了する場合には受験者が自ら前記管理サーバ
    へ回答データの送信処理を行うことにより、一方、予め
    設定された試験の制限時間が終了した場合にはその時点
    で新たな入力を制限して試験を強制終了すると共にその
    時点における回答データを前記管理サーバへ自動的に送
    信することにより、該回答データを前記管理サーバが受
    信して答案の回収が行われるように構成されていること
    を特徴とする通信回線を利用した試験システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の通信回線を利用した試
    験システムにおいて、 前記端末装置は、前記管理サーバへ回答の送信が終了し
    た時点で解答の表示が可能となる解答表示手段を備えて
    いることを特徴とする通信回線を利用した試験システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の通
    信回線を利用した試験システムにおいて、 前記管理サーバは、回収された各回答について採点を行
    うと共にそれらを統計処理して得られた試験結果データ
    を前記端末装置に送信する試験結果送信手段を備えてい
    ることを特徴とする通信回線を利用した試験システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の通
    信回線を利用した試験システムにおいて、 試験問題は、CD−ROM等の記録媒体を介して又は前
    記管理サーバからダウンロードすることにより提供され
    ることを特徴とする通信回線を利用した試験システム。
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