JP2003207325A - 照明装置および積層型電子部品の製造方法 - Google Patents

照明装置および積層型電子部品の製造方法

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JP2003207325A JP2002007431A JP2002007431A JP2003207325A JP 2003207325 A JP2003207325 A JP 2003207325A JP 2002007431 A JP2002007431 A JP 2002007431A JP 2002007431 A JP2002007431 A JP 2002007431A JP 2003207325 A JP2003207325 A JP 2003207325A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のリング照明を使用することができ、か
つ、照度劣化が少なく、照明反射によるハレーションを
防止することができる照明装置および積層型電子部品の
製造方法を提供する。 【解決手段】 照明装置は、リング状照明とプリズム用
ホルダと、該プリズム用ホルダに収容されたドーナツ状
プリズム34にて構成されている。リング状照明とドー
ナツ状プリズム34は略同一軸上に配置されている。ド
ーナツ状プリズム34は、中央部に穴35が設けられ、
入光面36側から出光面37側に向かって外形が小さく
なるようにテーパ面(外周面)38を有している。テー
パ面38には、塗装または蒸着などによって反射膜が形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明装置および積層
型電子部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】積層セラミックコンデンサなどの製造
は、複数の内部電極をセラミックグリーンシートの表面
に印刷する工程と、このセラミックグリーンシートを複
数枚積層し、これを加圧密着させて未焼成のセラミック
積層ブロックを形成するプレス成形工程と、セラミック
積層ブロックを内部電極の配置に合わせてカットし、個
々の積層セラミックチップを切り出すカット工程と、カ
ットした積層セラミックチップを焼成する工程と、焼成
した積層セラミックチップに外部電極を形成する工程と
を順次経て行なわれる。
【0003】ここに、セラミックグリーンシートの表面
に内部電極を形成した後、この内部電極の面積を測定す
るために、内部電極をCCDカメラで撮像して画像処理
することが行なわれている。
【0004】CCDカメラで撮像して画像処理する場
合、被写体である内部電極に光が不均一に照射される
と、CCDカメラで撮った画像にむらが発生する。この
ため、リング状照明が一般に使用されている。しかし、
被写体が内部電極のように反射物の場合には、照明反射
により、得られる画像にハレーションが起きるという問
題がある。
【0005】そこで、この問題を解決する照明装置とし
ては、例えば特開平6−235821号公報の照明装置
が知られている。図5に示すように、この照明装置51
は、リング状基部52と、該リング状基部52に配設さ
れた複数個の光ファイバ53と、拡散反射フード54に
て構成されている。光ファイバ53は円周外向きに所定
の角度をつけてリング状基部52に設けられている。拡
散反射フード54の内面はテーパ状の拡散反射面55で
あり、光ファイバ53から照射される光を拡散反射させ
る。
【0006】以上の照明装置51は、図6に示すよう
に、CCDカメラ31の先端部に取り付けられ、セラミ
ックグリーンシート46の表面に形成された内部電極4
7を照射する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
照明装置51は、光ファイバ53をリング状基部52に
円周外向きに配置した特殊なリング照明と、光を拡散反
射させるための拡散反射フード54とを必要とするた
め、価格が高価となる。また、従来の照明装置51は、
光を拡散反射(乱反射)させているため、照度劣化が大
きいという問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、通常のリング照
明を使用することができ、かつ、照度劣化が少なく、照
明反射によるハレーションを防止することができる照明
装置および積層型電子部品の製造方法を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】前記目的を達
成するため、本発明に係る照明装置は、リング状照明と
ドーナツ状プリズムを略同一軸上に配置し、ドーナツ状
プリズムが入光側から出光側に向かって外径が小さくな
るようにテーパ面を有し、該テーパ面に反射処理を施
し、リング状照明から照射された光のうち、テーパ面で
反射した光が集光して照明焦点を形成することを特徴と
する。
【0010】以上の構成により、通常のリング照明を使
用することができ、特殊なリング照明が不要となる。ま
た、拡散反射(乱反射)を利用した従来の照明装置とは
異なり、リング状照明から照射された光のうち、テーパ
面で反射した光を集光して照明焦点を形成するため、照
度劣化が抑えられる。
【0011】また、本発明に係る積層型電子部品の製造
方法は、セラミックグリーンシートを供給する工程と、
セラミックグリーンシート上に内部電極を形成する工程
と、内部電極が形成されたセラミックグリーンシートを
積層する工程とを備えた積層型電子部品の製造方法であ
る。そして、内部電極を形成する工程は、内部電極を直
接撮像し、得られた内部電極の画像を処理する工程を含
み、内部電極を撮像する際、前述の照明装置を用いて、
ドーナツ状プリズムのテーパ面で反射した光による照明
焦点の位置および照明焦点近傍で照明装置側の位置のい
ずれか一方の位置に、内部電極を形成したセラミックグ
リーンシートを配置して内部電極を照明しつつ内部電極
を撮像することを特徴とする。
【0012】内部電極の画像を処理する工程は、内部電
極の画像により内部電極の面積を測定している。また、
セラミックグリーンシートを積層する工程は、内部電極
の面積の測定値に基づいてセラミックグリーンシートを
積層する。
【0013】以上の方法により、照明装置からの光が、
被写体である絶縁層や内部電極を斜め方向から照射する
ため、絶縁層や内部電極からCCDカメラ等への直接照
明反射が少なくなり、ハレーションが抑えられる。ま
た、内部電極を形成した絶縁層を、照明焦点の位置もし
くは照明焦点近傍で照明装置側の位置に配置しているた
め、照明装置と被写体の距離が短くなる。これにより、
外部からの光による影響を受けにくく、安定した撮像が
可能となる。さらに、照明装置も小型になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る照明装置およ
び積層型電子部品の製造方法の実施形態について添付図
面を参照して説明する。なお、積層型電子部品として、
積層型コンデンサを例にして説明するが、積層型LCフ
ィルタや積層型LCノイズフィルタ、積層型高周波モジ
ュールなどの特にコンデンサを内蔵する積層型電子部品
であってもよい。
【0015】図1は、積層セラミックコンデンサ用印刷
積層装置1の概略構成図である。この装置1は、目標の
静電容量のコンデンサを製造するために、インラインで
セラミックグリーンシート厚とコンデンサ内部電極面積
を精度良く測定し、その測定値に基づいて積層するもの
である。装置1は、供給部2と、セラミックグリーンシ
ート厚測定部3と、印刷およびコンデンサ内部電極面積
測定部4と、乾燥部5と、打抜きおよび積層部6と、排
出部7とで構成されている。
【0016】供給部2において、長尺のキャリアフィル
ム付セラミックグリーンシート46は、供給ローラ11
にロール状に巻かれている。供給ローラ11から送り出
されたセラミックグリーンシート46は、セラミックグ
リーンシート厚測定部3へ送り込まれる。セラミックグ
リーンシート厚測定部3では、放射線方式やレーザ方式
の非接触膜厚測定ヘッド21によって、セラミックグリ
ーンシート46の厚みが逐次測定される。ただし、マイ
クロメータなどのような接触式膜厚計により測定しても
よい。測定値は、装置1の演算処理装置(図示せず)に
記憶される。
【0017】次に、厚みが測定されたセラミックグリー
ンシート46は、印刷およびコンデンサ内部電極面積測
定部4へ搬送される。ここで、印刷台25上のセラミッ
クグリーンシート46にスクリーン印刷版(図示せず)
を被せ、スキージ26で導電性ペーストを掃引すること
により、セラミックグリーンシート46の表面に複数の
コンデンサ内部電極47(図2参照)を形成する。ただ
し、図2には一つのコンデンサ内部電極47しか記載し
ていない。その後、セラミックグリーンシート46を測
定テーブル30に真空吸引や静電気などで固定し、CC
Dカメラ31でコンデンサ内部電極47を撮像する。
【0018】CCDカメラ31には、例えばノンインタ
ーレース(線順次走査)による全画素出力方式(画素数
が100万画素以上)のものが使用される。さらに好ま
しくは、開口数(NA)が0.05以上のテレセントリ
ック系レンズを取り付けたCCDカメラが使用される。
撮像の際には、照明装置29からの光を、被写体のコン
デンサ内部電極47に照射する。得られたコンデンサ内
部電極47の画像は、演算処理装置により処理され、コ
ンデンサ内部電極47の面積が算出される。コンデンサ
内部電極47の面積は、装置1の演算処理装置に記憶さ
れる。
【0019】次に、セラミックグリーンシート46は、
乾燥部5へ搬送される。乾燥部5では、ファンヒータ4
0からの熱風によってコンデンサ内部電極47を乾燥さ
せる。コンデンサ内部電極47を乾燥したセラミックグ
リーンシート46は、打抜きおよび積層部6へ搬送され
る。ここで、打抜きヘッド41,42によって、長尺の
セラミックグリーンシート46から矩形状ワークシート
46aが切り出される。切り出された矩形状ワークシー
ト46a(表面にはコンデンサ内部電極47が形成され
ている)は、プレス金型43内に積み重ねられる。この
とき、所望の静電容量Cを得るために、装置1の演算処
理装置に記憶されているセラミックグリーンシート46
の厚みtとコンデンサ内部電極47の面積Sとに基づい
て、矩形状ワークシート46aの積層枚数nを以下の
(1)式により算出する。 C=ε0×ε×(n―1)×S/t n={(C×t)/(ε0×ε×S)}+1 …(1) ただし、ε0:真空中の誘電率 ε:セラミックグリーンシートの比誘電率
【0020】こうして、コンデンサ内部電極47の面積
を順次測定し、累積面積に基づく矩形状ワークシート4
6aの積み重ね枚数が所望の静電容量Cに達するまで、
打抜きヘッド41,42による打ち抜きを繰り返し行
い、金型43内に所望の静電容量Cに見合う枚数の矩形
状ワークシート46aを重ねる。
【0021】さらに、必要があれば、打抜きヘッド4
1,42の打ち抜き位置をずらし、矩形状ワークシート
46aのうちの少なくとも一つを積み重ね方向に対して
垂直な方向にずらして打ち抜き、コンデンサ内部電極4
7の対向面積を調整する(いわゆる、ずらし積層)。こ
のように、インラインでセラミックグリーンシート46
の厚みtとコンデンサ内部電極47の面積Sを逐次測定
し、得られた測定値に基づいて静電容量設計にフィード
フォワードし、ずらし積層することにより、所望の静電
容量Cを有する積層セラミックコンデンサを精度良く得
ることができる。
【0022】積み重ねられた矩形状ワークシート46a
は、図示しないプレス機で加圧密着されて未焼成のセラ
ミック積層ブロックとされる。ワークシート46aを切
り出した後の長尺のセラミックグリーンシート46は排
出部7に搬送され、巻取りローラ12に巻き取られる。
【0023】こうして得られた未焼成のセラミック積層
ブロックは、コンデンサ内部電極47の配置に合わせて
カットされ、個々の積層セラミックチップとされる。切
り出された積層セラミックチップは焼成され、外部電極
が形成されて製品(積層セラミックコンデンサ)とされ
る。
【0024】ここで、CCDカメラ31でコンデンサ内
部電極47を撮像する際に使用される照明装置29につ
いて詳説する。
【0025】図2に示すように、照明装置29は、CC
Dカメラ31の先端側(レンズ側)に配置されている。
照明装置29は、リング状照明27とプリズム用ホルダ
28と、該プリズム用ホルダ28に収容されたドーナツ
状プリズム34にて構成されている。リング状照明27
とドーナツ状プリズム34は略同一軸上に配置されてい
る。リング状照明27とドーナツ状プリズム34の間の
距離は、短い方が好ましい。リング状照明27から放射
された光が大きく広がらないうちにドーナツ状プリズム
34に入光することにより、照度劣化をより一層抑える
ことができるからである。リング状照明27には、通常
のLED照明、ハロゲン照明、メタルハライド照明、キ
セノン照明、蛍光灯照明などで、好ましくは10000
ルクス以上の照度を有するものが用いられる。
【0026】ドーナツ状プリズム34は、図3および図
4に示すように、中央部に穴35が設けられ、入光面3
6側から出光面37側に向かって外形が小さくなるよう
にテーパ面(外周面)38を有している。テーパ面38
には、塗装または蒸着などによって反射膜(例えばアル
ミニウム膜などにより反射処理する)が形成されてい
る。入光面36に略垂直方向から入った光L2(図4参
照)は、ドーナツ状プリズム34のテーパ面38から漏
れることなく、テーパ面38で反射され、中央部方向に
集光する。つまり、照明装置29の前方に、ドーナツ状
プリズム34のテーパ面38で反射した光による照明焦
点Fが形成されている。なお、入光面に入った光のう
ち、光L1(図4参照)はテーパ面38で反射されるこ
となく、略直進する。
【0027】本実施形態の場合、リング状照明27の径
を35mmにし、ドーナツ状プリズム34の入光面36
の径を30〜40mm、出光面37の径を20〜35m
m、高さを4〜5mm、テーパ角θを35〜50°に設
定した。ただし、ドーナツ状プリズム34の各部分の寸
法値はこれに限定されるものではなく、テーパ面38で
反射された光が、中央部に置かれている被写体(コンデ
ンサ内部電極47)に集光する寸法値であればよい。
【0028】一方、被写体であるコンデンサ内部電極4
7を表面に設けたセラミックグリーンシート46は、ド
ーナツ状プリズム34の照明焦点Fの位置に配置された
り、あるいは、照明焦点F近傍で照明装置29側の位置
に配置されたりする。図2〜図4は、照明焦点F近傍で
照明装置29側の位置に配置した状態の図である。コン
デンサ内部電極47は、ドーナツ状プリズム34のテー
パ面38で反射された集束光の円形照射エリアE2内に
配置される。この円形照射エリアE2の外側には、テー
パ面38で反射されることなく、プリズム34内を略直
進した光L1が形成するリング形照射エリアE1があ
る。
【0029】円形照射エリアE2では、テーパ面38で
反射された光L3が集光されているため、照度劣化が小
さく、高い照度が得られる。また、円形照射エリアE2
では、照射光が、被写体であるコンデンサ内部電極47
やセラミックグリーンシート46を斜め方向から照射す
る。従って、コンデンサ内部電極47やセラミックグリ
ーンシート46からCCDカメラ31への直接照明反射
が少なく、ハレーションが起きにくい。特に、乾燥前の
コンデンサ内部電極47は照明反射し易く、本発明を適
用する効果は大きい。
【0030】また、コンデンサ内部電極47をスクリー
ン印刷で形成した場合、図4に示すように、エッジ部分
47aが盛り上がる現象(いわゆるサドル現象)が生じ
易い。このようなサドル現象が起きたエッジ部分47a
は、図6に示すような従来の略垂直方向からの照射光で
は影ができ易かった。そのため、精度の良い撮像が困難
であった。これに対して、本実施形態のように、サドル
現象が起きたエッジ部分47aに斜め方向から照射光を
当て、エッジ部分47aを明るく(高照度に)すること
により、高精度の撮像が可能となる。
【0031】さらに、被写体であるコンデンサ内部電極
47を形成したセラミックグリーンシート46を、照明
焦点Fの位置もしくは照明焦点F近傍で照明装置29側
の位置に配置しているので、照明装置29と被写体の距
離が短くなる。これにより、外部からの光による影響を
受けにくく、安定した撮像が可能となる。さらに、照明
装置29も小型になる。
【0032】なお、本発明は、前記実施形態に限定する
ものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更すること
ができる。例えば、反射膜は必ずしもドーナツ状プリズ
ム34のテーパ面38に形成する必要はない。すなわ
ち、プリズム用ホルダ28に、ドーナツ状プリズム34
のテーパ面38に合ったテーパ形状の穴を設ける。次
に、このプリズム用ホルダ28の穴のテーパ面に反射膜
を形成した後、この穴にドーナツ状プリズム34(ただ
し、テーパ面38に反射膜を形成していないもの)を嵌
め込んでもよい。
【0033】また、セラミックグリーンシートの材料と
しては、誘電体、磁性体、ガラスセラミックなど任意で
ある。本発明の照明装置においては、被写体は積層型電
子部品の内部電極に限らず、抵抗体やサーミスタ、バリ
スタ、コイルなどのセラミック基板の表面に電極パター
ンなどの被膜からなる被写体が形成されるような電子部
品にも適用できる。さらに、前記実施形態では、一つの
コンデンサ内部電極47の面積を測定しているが、複数
のコンデンサ内部電極47の面積を同時に測定してもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、通常のリング照明を使用することができ、特
殊なリング照明が不要となる。また、拡散反射(乱反
射)を利用した従来の照明装置とは異なり、リング状照
明から照射された光のうち、テーパ面で反射した光を集
光して照明焦点を形成するため、照度劣化を抑えること
ができる。照明装置からの光が、被写体である絶縁層や
内部電極を斜め方向から照射するため、絶縁層や内部電
極からCCDカメラ等への直接照明反射が少なくなり、
ハレーションが抑えられる。また、内部電極を形成した
絶縁層を、照明焦点の位置もしくは照明焦点近傍で照明
装置側の位置に配置しているため、照明装置と被写体の
距離を短くできる。これにより、外部からの光による影
響を受けにくく、安定した撮像が可能となる。さらに、
照明装置も小型にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層型電子部品の製造方法に使用
される印刷積層装置の一例を示す概略構成図。
【図2】本発明に係る照明装置の一例を示す正面図。
【図3】図2に示されているドーナツ状プリズムの外観
斜視図。
【図4】図2に示されているドーナツ状プリズムの断面
図。
【図5】従来の照明装置の断面図。
【図6】図5に示されている照明装置を用いたCCDカ
メラの撮像方法を示す正面図。
【符号の説明】
27…リング状照明 29…照明装置 31…CCDカメラ 34…ドーナツ状プリズム 36…入光面 37…出光面 38…テーパ面 46…セラミックグリーンシート 47…コンデンサ内部電極 F…照明焦点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 毅彦 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 2F065 AA58 CC25 FF04 GG02 GG03 GG07 GG08 GG17 JJ03 JJ26 LL04 LL47 LL59 UU01 5E082 AA01 AB03 BB01 BB07 BC38 EE04 EE23 EE35 FF05 FG04 FG06 FG26 FG46 GG28 MM22 MM24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状照明とドーナツ状プリズムを略
    同一軸上に配置し、前記ドーナツ状プリズムが入光側か
    ら出光側に向かって外径が小さくなるようにテーパ面を
    有し、該テーパ面に反射処理を施し、リング状照明から
    照射された光のうち、前記テーパ面で反射した光が集光
    して照明焦点を形成することを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 セラミックグリーンシートを供給する工
    程と、前記セラミックグリーンシート上に内部電極を形
    成する工程と、前記内部電極が形成されたセラミックグ
    リーンシートを積層する工程とを備えた積層型電子部品
    の製造方法であって、 前記内部電極を形成する工程は、前記内部電極を直接撮
    像し、得られた内部電極の画像を処理する工程を含み、
    前記内部電極を撮像する際、請求項1に記載の照明装置
    を用いて、前記ドーナツ状プリズムのテーパ面で反射し
    た光による照明焦点の位置および照明焦点近傍で照明装
    置側の位置のいずれか一方の位置に、内部電極を形成し
    た前記セラミックグリーンシートを配置して内部電極を
    照明しつつ内部電極を撮像すること、 を特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記内部電極の画像を処理する工程は、
    内部電極の画像により内部電極の面積を測定しているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の積層型電子部品の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 前記セラミックグリーンシートを積層す
    る工程は、内部電極の面積の測定値に基づいてセラミッ
    クグリーンシートを積層することを特徴とする請求項2
    または請求項3に記載の積層型電子部品の製造方法。
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CN114295075A (zh) * 2022-03-09 2022-04-08 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种内凹型工件的内表面整体三维轮廓测量装置及方法

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