JP2003206865A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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JP2003206865A
JP2003206865A JP2002009435A JP2002009435A JP2003206865A JP 2003206865 A JP2003206865 A JP 2003206865A JP 2002009435 A JP2002009435 A JP 2002009435A JP 2002009435 A JP2002009435 A JP 2002009435A JP 2003206865 A JP2003206865 A JP 2003206865A
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JP
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pipe
closed container
insertion hole
suction
burring
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JP2002009435A
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Hironori Tomota
裕基 友田
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸入管及び吐出管を挿通する挿通孔の近傍の
密閉容器外面を平坦面にし、挿通孔に外側より内側に向
けバーリング部を形成し、吸入管及び吐出管とバーリン
グ部の付け根をろう付により接合し、接合部の強度を向
上した密閉型圧縮機を提供する。 【解決手段】 密閉容器1内に、電動機と圧縮部2を配
置し、密閉容器1内を圧縮部2の吐出口から圧縮冷媒が
吐出される吐出室と、電動機を収容する電動機室2aに区
画し、圧縮部2の吸入室に吸入冷媒を導く吸入管10を接
続し、電動機室2aに圧縮冷媒を導出する吐出管11を接続
してなる密閉型圧縮機において、密閉容器1に吸入管10
及び吐出管11を挿通する挿通孔12,12aを設け、挿通孔1
2,12a近傍の密閉容器1外面を平坦面13,13aにし、挿通
孔12,12aに外側より内側に向けバーリング加工を施して
バーリング部14,14aを形成し、吸入管10及び吐出管11と
バーリング部14,14aの付け根をろう付16により接合し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機等に使
用される圧縮機に係り、詳しくは密閉容器に接続される
吸入管および吐出管をろう付するための接合部の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の密閉型圧縮機は例えば図3、図4
(A)及び図4(B)に示すようになものがある。図に
おいて、密閉容器1'内に、上下に圧縮部2'と電動機3を
配置し、同圧縮部2'は、鏡板に渦捲き状のラップを有す
る固定スクロール4と、同固定スクロール4と互いに噛
み合わせて複数の圧縮室5を形成する旋回スクロール6
と、同旋回スクロール6の背面のボス部6a、先端の旋回
軸7aを挿入し、前記電動機3の回転力を前記旋回スクロ
ール6に伝達するシャフト7と、同シャフト7の主軸7b
を支承するメインフレーム8などにより構成されてい
る。
【0003】前記密閉容器1'内を、前記圧縮室5の圧縮
冷媒を前記固定スクロール4の略中央部に形成された吐
出口4aから吐出される吐出室9と、前記電動機3を収容
する電動機室3aとに区画し、前記圧縮部2'の吸入室2a'
に吸入冷媒を導く吸入管10'を接続するとともに、前記
電動機室3aに圧縮冷媒を前記密閉容器1'の外部へ導出す
る吐出管11' を接続し密閉型圧縮機が構成されている。
【0004】図4(A)に示すように、密閉容器1'に、
吸入管10' を挿通する挿通孔12' を設け、同挿通孔12'
にバーリング加工を施してバーリング部14' を形成す
る。そして吸入管10' から圧縮部2'に熱が伝わるのを避
けるため、前記挿通孔12' にガイド配管15' を挿通し、
同ガイド配管15' と前記バーリング部14' をろう付16に
より接合し、前記吸入管10' とガイド配管15' とをろう
付16により接合する。
【0005】また、図4(B)に示すように、密閉容器
1'に、前記吐出管11' を挿通する挿通孔12a'を設け、同
挿通孔12a にバーリング加工を施してバーリング部14a'
を形成する。そして前記吐出管11' を前記挿通孔12a'に
挿通し、前記吐出管11' と前記バーリング部14a'をろう
付16により接合する。
【0006】しかしながら、上記構成のような密閉型圧
縮機の場合、バーリング部14',14a'の先端から配管との
隙間にろうが浸透しにくく、バーリング部14',14a'の先
端の一部としか配管が接合されず、ろう付16の強度が低
下するという恐れがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、吸入管および吐出管を挿通する挿
通孔の近傍の密閉容器外面を平坦面にすると共に、挿通
孔に密閉容器の外側より内側に向けバーリング部を形成
し、吸入管および吐出管とバーリング部の付け根をろう
付により接合することにより、配管の外周にろうが充分
に浸透し、接合部のろう付の強度が向上する密閉型圧縮
機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためなされたもので、密閉容器内に、電動機と圧
縮部を配置し、同密閉容器内を前記圧縮部の吐出口から
圧縮冷媒が吐出される吐出室と、前記電動機を収容する
電動機室に区画し、前記圧縮部の吸入室に吸入冷媒を導
く吸入管を接続するとともに、前記吐出室または前記電
動機室に圧縮冷媒を導出する吐出管を接続してなる密閉
型圧縮機において、前記密閉容器に、前記吸入管および
前記吐出管を挿通する挿通孔を設け、同挿通孔近傍の前
記密閉容器外面を平坦面にすると共に、前記挿通孔に前
記密閉容器の外側より内側に向けバーリング加工を施し
てバーリング部を形成し、前記吸入管および前記吐出管
を前記挿通孔に挿通し、同吸入管および吐出管と前記バ
ーリング部の付け根をろう付により接合した構成となっ
ている。
【0009】また、前記吸入管を接続する平坦面を、他
の面より外側へ突出した構成となっている。
【0010】また、前記吐出管を接続する平坦面を、他
の面より内側へ凹ますか、または外側へ突出した構成と
なっている。
【0011】また、前記吸入管と前記挿通孔の間に、ガ
イド配管を設け、同ガイド配管と前記バーリング部をろ
う付により接合した構成となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図1は本発明
における密閉型圧縮機の縦断面図、図2(A)は吐出管
の接続部を示す要部拡大上面図、図2(B)は吸入管の
接続部を示す要部拡大上面図である。ここでは内部高圧
型のスクロール型圧縮機を例にとり説明する。図におい
て、密閉容器1内に、上下に圧縮部2と電動機3を配置
し、同圧縮部2は、鏡板に渦捲き状のラップを有する固
定スクロール4と、同固定スクロール4と互いに噛み合
わせて複数の圧縮室5を形成する旋回スクロール6と、
同旋回スクロール6の背面のボス部6aに形成された旋回
軸受に、先端の旋回軸7aを挿入し、前記電動機3の回転
力を前記旋回スクロール6に伝達するシャフト7と、同
シャフト7の主軸7bを支承し前記圧縮部2の一部を構成
するメインフレーム8などにより構成されている。
【0013】前記密閉容器1内を、前記圧縮室5の圧縮
冷媒を前記固定スクロール4の略中央部に形成された吐
出口4aから吐出される吐出室9と、前記電動機3を収容
する電動機室3aとに区画し、前記圧縮部2の吸入室2aに
吸入冷媒を導く吸入管10を接続するとともに、前記電動
機室3aに圧縮冷媒を前記密閉容器1の外部へ導出する吐
出管11を接続し密閉型圧縮機が構成されている。
【0014】図2(A)に示すように、前記密閉容器1
に、前記吸入管10を挿通する第1挿通孔12を設け、同第
1挿通孔12の近傍の前記密閉容器1外面を平坦面13にす
ると共に、前記第1挿通孔12に前記密閉容器1の外側よ
り内側に向けバーリング加工を施してバーリング部14を
形成する。このとき、前記第1挿通孔12の内側の付け根
は所定の曲率をもつR部が形成される。そして前記吸入
管10から前記圧縮部2に熱が伝わるのを避けるため、前
記第1挿通孔12にガイド配管15を挿通し、同ガイド配管
15と前記バーリング部14の付け根のR部をろう付16によ
り接合し、前記吸入管10と前記ガイド配管15とをろう付
16により接合することにより、R部から前記ガイド配管
15の外周全域にろうが浸透し、前記密閉容器1と前記吸
入管10とを強硬に接合することができる。また、前記吸
入管10を接続する平坦面13は、前記バーリング部14が前
記固定スクロール4と干渉しないように、他の面より外
側へ突出させた構成となっている。
【0015】また、図2(B)に示すように、前記密閉
容器1に、前記吐出管11を挿通する第2挿通孔12a を設
け、同第2挿通孔12a の近傍の前記密閉容器1外面を平
坦面13a にすると共に、前記第2挿通孔12a に前記密閉
容器1の外側より内側に向けバーリング加工を施してバ
ーリング部14a を形成する。このとき、前記第2挿通孔
12a の内側の付け根は所定の曲率をもつR部が形成され
る。そして前記吐出管11を前記第2挿通孔12a に挿通
し、前記吐出管11と前記バーリング部14a の付け根のR
部とをろう付16により接合することにより、R部から前
記吐出管11の外周全域にろうが浸透し、前記密閉容器1
と前記吐出管11とを強硬に接合することができる。ま
た、前記吐出管11を接続する平坦面13a は、他の面より
内側へ凹ますか、または外側へ突出した構成となってい
る。
【0016】以上に説明したように、密閉容器1に、前
記吸入管10および前記吐出管11を挿通する第1挿通孔12
および第2挿通孔12a を設け、同第1挿通孔12および第
2挿通孔12a の近傍の前記密閉容器1外面を平坦面13,1
3aにすると共に、前記第1挿通孔12および第2挿通孔12
a に前記密閉容器1の外側より内側に向けバーリング加
工を施してバーリング部14,14aを形成し、前記吸入管10
および前記吐出管11を前記第1挿通孔12および第2挿通
孔12a に挿通し、同吸入管10および吐出管11と前記バー
リング部14,14aの付け根をろう付16により接合した構成
とすることにより、配管の外周にろうが充分に浸透する
ため接合部のろう付16の強度が向上し、密閉容器1と吸
入管10および吐出管11とが強硬に接合することができる
密閉型圧縮機となる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明においては、吸入管
および吐出管を挿通する挿通孔の近傍の密閉容器外面を
平坦面にすると共に、挿通孔に密閉容器の外側より内側
に向けバーリング加工を施してバーリング部を形成し、
吸入管および吐出管とバーリング部の付け根をろう付に
より接合した構成とすることにより、配管の外周にろう
が充分に浸透するため接合部のろう付の強度が向上し、
密閉容器と吸入管および吐出管とが強硬に接合すること
ができる密閉型圧縮機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における密閉型圧縮機の縦断面図であ
る。
【図2】本発明における要部拡大断面図で、(A)は吐
出管の接続部、(B)は吸入管の接続部である。
【図3】従来例における密閉型圧縮機の縦断面図であ
る。
【図4】従来例における要部拡大断面図で、(A)は吐
出管の接続部、(B)は吸入管の接続部である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 圧縮部 2a 吸入室 3 電動機 3a 電動機室 4 固定スクロール 4a 吐出口 5 圧縮室 6 旋回スクロール 6a ボス部 7a 旋回軸 7b 主軸 7 シャフト 8 メインフレーム 9 吐出室 10 吸入管 11 吐出管 12 第1挿入孔 12a 第2挿入孔 13,13a 平坦面 14,14a バーリング部 15 ガイド配管 16 ろう付

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に、電動機と圧縮部を配置
    し、同密閉容器内を前記圧縮部の吐出口から圧縮冷媒が
    吐出される吐出室と、前記電動機を収容する電動機室に
    区画し、前記圧縮部の吸入室に吸入冷媒を導く吸入管を
    接続するとともに、前記吐出室または前記電動機室に圧
    縮冷媒を導出する吐出管を接続してなる密閉型圧縮機に
    おいて、 前記密閉容器に、前記吸入管および前記吐出管を挿通す
    る挿通孔を設け、同挿通孔近傍の前記密閉容器外面を平
    坦面にすると共に、前記挿通孔に前記密閉容器の外側よ
    り内側に向けバーリング加工を施してバーリング部を形
    成し、前記吸入管および前記吐出管を前記挿通孔に挿通
    し、同吸入管および吐出管と前記バーリング部の付け根
    をろう付により接合してなることを特徴とする密閉型圧
    縮機。
  2. 【請求項2】 前記吸入管を接続する平坦面を、他の面
    より外側へ突出してなることを特徴とする請求項1記載
    の密閉型圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記吐出管を接続する平坦面を、他の面
    より内側へ凹ますか、または外側へ突出してなることを
    特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記吸入管と前記挿通孔の間に、ガイド
    配管を設け、同ガイド配管と前記バーリング部をろう付
    により接合してなることを特徴とする請求項1記載の密
    閉型圧縮機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050017238A (ko) * 2003-08-11 2005-02-22 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 소음 저감 장치
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JP2008038862A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Daikin Ind Ltd 圧縮機

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