JP2003206360A - プリプレグ及びそれを用いたプリント配線板 - Google Patents

プリプレグ及びそれを用いたプリント配線板

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JP2003206360A
JP2003206360A JP2002007643A JP2002007643A JP2003206360A JP 2003206360 A JP2003206360 A JP 2003206360A JP 2002007643 A JP2002007643 A JP 2002007643A JP 2002007643 A JP2002007643 A JP 2002007643A JP 2003206360 A JP2003206360 A JP 2003206360A
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resin
prepreg
printed wiring
wiring board
prepreg according
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JP2002007643A
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English (en)
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Kentaro Yabuki
健太郎 矢吹
Takeshi Hozumi
猛 八月朔日
Takayuki Baba
孝幸 馬塲
Masataka Arai
政貴 新井
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、誘電特性、レーザ加工性お
よび難燃性に優れたプリプレグおよびプリント配線板を
提供することである。 【解決手段】 本発明のプリプレグは、シアネート樹脂
及び/またはそのプレポリマーと、フェノール樹脂と、
無機充填材とを含む樹脂組成物を有機繊維で構成される
不織布に含浸してなることを特徴とするものである。ま
た、本発明のプリント配線板は、上記プリプレグに金属
箔を積層し、加熱加圧成形してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリプレグおよび
それを用いたプリント配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体の分野では高密度実装技術の進歩
により、半導体素子を従来の面実装からエリア実装に移
行していくトレンドが進行している。かかる高密度実装
技術に対応すべく、ボールグリッドアレイ(BGA)や
チップスケールパッケージ(CSP)など新しいパッケ
ージが登場、増加しつつある。そのため以前にもまして
インターポーザ用リジッド基板が注目されるようにな
り、高耐熱、低熱膨張基板の要求が高まってきている。
【0003】さらに近年、電子機器の高機能化等の要求
に伴い、電子部品の高密度集積化、高密度実装化等が進
んでいる。そのため、これらに使用される高密度実装対
応のプリント配線板等は、従来にも増して、小型化かつ
高密度化されている。このようなプリント配線板等の高
密度化への対応として、ビルドアップ多層配線板が多く
採用されている。ビルドアップ多層配線板を小型化かつ
高密度化するには、微細なビアにより層間接続する必要
がある。そのため、ビルドアップ多層配線板のビアは、
レーザ加工により形成される。しかし、ガラスクロスを
基材としたプリプレグでは、レーザ加工が困難なため、
均一で微細なビアを形成できなかった。また、同時に情
報処理用機器の高速化が要求されており、CPUの高ク
ロック周波数化が進んでいる。このため信号伝搬速度の
高速化が要求されており、これを実現するために低誘電
率、低誘電正接のプリント配線板が必要とされる。
【0004】また、半導体に用いられる樹脂部材は難燃
性が求められることが多い。従来、難燃性を付与するた
め、エポキシ樹脂の場合は臭素化エポキシなどのハロゲ
ン系難燃剤を用いることが一般的であった。しかし、ハ
ロゲン含有化合物は、ダイオキシン発生等の問題から使
用することが回避されるようになってきている。そのた
め、ハロゲンフリーの難燃化システムが求められ、リン
酸エステルや赤リン等のリン系難燃剤が検討された。し
かし、これらのリン系難燃剤は、加水分解しやすく、樹
脂との反応性に乏しいため半田耐熱性が低下する等の問
題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、誘電
特性、レーザ加工性および難燃性に優れたプリプレグお
よびプリント配線板を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(10)記載の本発明により達成される。 (1)シアネート樹脂及び/またはそのプレポリマー
と、フェノール樹脂と、無機充填材とを含む樹脂組成物
を有機繊維で構成される不織布に含浸してなることを特
徴とするプリプレグ (2)前記有機繊維を構成する樹脂のガラス転移点は、
200℃以上である上記(1)に記載のプリプレグ。 (3)前記有機繊維を構成する樹脂は、全芳香族ポリア
ミド樹脂を主成分とするものである上記(1)または
(2)に記載のプリプレグ。 (4)前記有機繊維を構成する樹脂は、全芳香族ポリエ
ステル樹脂を主成分とするものである上記(1)ないし
(3)のいずれかに記載のプリプレグ。 (5)前記シアネート樹脂及び/またはそのプレポリマ
ーは、ノボラック型シアネート樹脂及び/またはそのプ
レポリマーである上記(1)ないし(4)のいずれかに
記載のプリプレグ。 (6)前記シアネート樹脂及び/またはそのプレポリマ
ーの含有量は、樹脂組成物全体の5〜60重量%である
上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のプリプレ
グ。 (7)前記フェノール樹脂は、アリールアルキレン型フ
ェノール樹脂である上記(1)ないし(6)のいずれか
に記載のプリプレグ。 (8)前記無機充填材は、平均粒径2μm以下の球状溶
融シリカである上記(1)ないし(7)のいずれかに記
載のプリプレグ。 (9)前記無機充填材の含有量は、樹脂組成物全体の3
0〜80重量%である上記(1)ないし(8)のいずれ
かに記載のプリプレグ。 (10)上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のプ
リプレグに金属箔を積層し、加熱加圧成形してなるプリ
ント配線板。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプリプレグおよび
それを用いたプリント配線板について詳細に説明する。
本発明のプリプレグは、シアネート樹脂及び/またはそ
のプレポリマーと、フェノール樹脂と、無機充填材とを
含む樹脂組成物を有機繊維で構成される不織布に含浸し
てなることを特徴とするものである。また、本発明のプ
リント配線板は、上記プリプレグに金属箔を積層し、加
熱加圧成形してなるものである。
【0008】以下、プリプレグに関して説明する。本発
明のプリプレグでは、シアネート樹脂及び/またはその
プレポリマーを用いる。これにより、本発明のプリプレ
グをプリント配線板にした場合に、高耐熱、かつ低熱膨
張とすることができる。前記シアネート樹脂及び/また
はそのプレポリマーは、例えばハロゲン化シアン化合物
とフェノール類とを反応させ、必要に応じて加熱等の方
法でプレポリマー化することにより得ることができる。
具体的には、ノボラック型シアネート樹脂、ビスフェノ
ールA型シアネート樹脂、ビスフェノールE型シアネー
ト樹脂、テトラメチルビスフェノールF型シアネート樹
脂等のビスフェノール型シアネート樹脂等を挙げること
ができる。これらの中でもノボラック型シアネート樹脂
が好ましい。これにより、架橋密度増加による耐熱性向
上と、樹脂組成物等の難燃性を向上することができる。
ノボラック型シアネート樹脂は、その構造上ベンゼン環
の割合が高く、炭化しやすいためと考えられる。
【0009】ノボラック型シアネート樹脂としては、例
えば式(I)で示されるものを使用することができる。
【化1】 前記式(I)で示されるノボラック型シアネート樹脂の
nは、特に限定されないが、1〜10が好ましく、特に
1〜7が好ましい。これより少ないとノボラック型シア
ネート樹脂は結晶化しやすくなり、汎用溶媒に対する溶
解性が比較的低下するため、取り扱いが困難となる場合
がある。また、これより多いと架橋密度が高くなりす
ぎ、耐水性の低下や、硬化物が脆くなるなどの現象を生
じる場合がある。
【0010】前記シアネート樹脂及び/またはそのプレ
ポリマーの重量平均分子量は、特に限定されないが、重
量平均分子量500〜4500が好ましく、特に600
〜3000が好ましい。これより小さいとプリプレグを
作製した場合にタック性が生じ、プリプレグ同士が接触
したとき互いに付着したり、樹脂の転写が生じたりする
場合がある。また、これより大きいと反応が速くなりす
ぎ、銅張り積層板とした場合に、成形不良を生じたり、
層間ピール強度が低下したりする場合がある。
【0011】前記シアネート樹脂の含有量は、特に限定
されないが、樹脂組成物全体の5〜60重量%が好まし
く、特に10〜50重量%が好ましい。シアネート樹脂
及び/またはそのプレポリマーの含有量が前記下限値未
満では、耐熱性や低熱膨張化する効果が低下する場合が
あり、前記上限値を超えると架橋密度が高くなり自由体
積が増えるため耐湿性が低下する場合がある。
【0012】本発明のプリプレグでは、フェノール樹脂
を用いる。フェノール樹脂としては、例えばノボラック
型フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂、アリー
ルアルキレン型フェノール樹脂等が挙げられる。これら
の中でもアリールアルキレン型フェノール樹脂が好まし
い。これにより、さらに吸湿半田耐熱性を向上させるこ
とができる。
【0013】前記アリールアルキレン型フェノール樹脂
としては、例えばキシリレン型フェノール樹脂、ビフェ
ニルジメチレン型フェノール樹脂等が挙げられる。ビフ
ェニルジメチレン型フェノール樹脂は、例えば式(II)
で示すことができる。
【化2】 前記式(II)で示されるビフェニルジメチレン型フェノ
ール樹脂のnは、特に限定されないが、1〜12が好ま
しく、特に2〜8が好ましい。これより少ないと耐熱性
が低下する場合がある。また、これより多いと他の樹脂
との相溶性が低下し、作業性が悪くなる場合があるため
好ましくない。
【0014】前述のシアネート樹脂及び/またはそのプ
レポリマー(特にノボラック型シアネート樹脂)とアリ
ールアルキレン型フェノール樹脂との組合せにより、架
橋密度をコントロールし、金属と樹脂との密着性を向上
することができる。
【0015】前記フェノール樹脂の含有量は、特に限定
されないが、樹脂組成物全体の1〜55重量%が好まし
く、特に5〜40重量%が好ましい。フェノール樹脂が
前記下限値未満では耐熱性が低下する場合があり、前記
上限値を超えると低熱膨張の特性が損なわれる場合があ
る。前記フェノール樹脂の重量平均分子量は、特に限定
されないが、重量平均分子量400〜18000が好ま
しく、特に500〜15000が好ましい。重量平均分
子量が前記範囲より少ないとプリプレグにタック性が生
じるなどの問題が起こる場合が有り、これより多いとプ
リプレグ作製時、基材への含浸性が低下し、均一な製品
が得られないなどの問題が起こる場合がある。
【0016】本発明のプリプレグでは、無機充填材を用
いる。これにより、低熱膨張化、及び難燃性の向上が図
られる。また、前述したシアネート樹脂及び/またはそ
のプレポリマー(特にノボラック型シアネート樹脂)と
無機充填材との組合せにより、弾性率を向上することが
できる。前記無機充填材としては、例えばタルク、アル
ミナ、ガラス、シリカ、マイカ等を挙げることができ
る。これらの中でもシリカが好ましく、溶融シリカが低
膨張性に優れる点で好ましい。その形状は破砕状、球状
があるが、ガラス基材への含浸性を確保するために樹脂
組成物の溶融粘度を下げるには球状シリカを使うなど、
その目的にあわせた使用方法が採用される。
【0017】前記無機充填材の平均粒径は、特に限定さ
れないが、0.01〜5μmが好ましく、特に0.2〜
2μmが好ましい。無機充填材の粒径が前記下限値未満
であるとワニスの粘度が高くなるため、プリプレグ作製
時の作業性に影響を与える場合がある。また、前記上限
値を超えると、ワニス中で無機充填剤の沈降等の現象が
起こる場合がある。更に平均粒径5μm以下の球状溶融
シリカが好ましく、特に平均粒径0.01〜2μmの球
状溶融シリカが好ましい。これにより、無機充填剤の充
填性を向上させることができる。前記無機充填材の含有
量は、樹脂組成物全体の30〜80重量%が好ましく、
特に40〜70重量%が好ましい。無機充填材が前記範
囲内であると低熱膨張、低吸水とすることができる。
【0018】本発明のプリプレグでは、特に限定されな
いが、樹脂成分として更にエポキシ樹脂を用いることが
好ましい。これにより、シアネート樹脂及び/またはそ
のプレポリマーの反応性を向上させることができ、これ
により積層板の成形性が良好となる。エポキシ樹脂とし
ては、例えばフェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビ
スフェノール型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹
脂、アリールアルキレン型エポキシ樹脂等が挙げられ
る。これらの中でもアリールアルキレン型エポキシ樹脂
が好ましい。これにより、耐湿性を向上することができ
る。
【0019】前記アリールアルキレン型エポキシ樹脂と
は、繰り返し単位中に一つ以上のアリールアルキレン基
を有するエポキシ樹脂をいう。例えばキシリレン型エポ
キシ樹脂、ビフェニルジメチレン型エポキシ樹脂等が挙
げられる。これらの中でもビフェニルジメチレン型エポ
キシ樹脂が好ましい。ビフェニルジメチレン型エポキシ
樹脂は、例えば式(III)で示すことができる。
【化3】 前記式(III)で示されるビフェニルジメチレン型エポ
キシ樹脂のnは、特に限定されないが、1〜10が好ま
しく、特に2〜5が好ましい。これより少ないとビフェ
ニルジメチレン型エポキシ樹脂は結晶化しやすくなり、
汎用溶媒に対する溶解性が比較的低下するため、取り扱
いが困難となる場合がある。また、これより多いと樹脂
の流動性が低下し、成形不良等の原因となる場合があ
る。
【0020】更に、前述のシアネート樹脂及び/または
そのプレポリマー(特にノボラック型シアネート樹脂)
とフェノール樹脂とアリールアルキレン型エポキシ樹脂
(特にビフェニルジメチレン型エポキシ樹脂)との組合
せを用いて銅張り積層板を作製した場合、優れた寸法安
定性を得ることが出来る。
【0021】前記エポキシ樹脂の重量平均分子量は、特
に限定されないが、重量平均分子量500〜20000
が好ましく、特に800〜15000が好ましい。重量
平均分子量が前記範囲より少ないとプリプレグにタック
性が生じるなどの問題が起こる場合が有り、これより多
いとプリプレグ作製時、基材への含浸性が低下し、均一
な製品が得られないなどの問題が起こる場合がある。前
記エポキシ樹脂の含有量は、特に限定されないが、樹脂
組成物全体の1〜55重量%が好ましく、特に2〜40
重量%が好ましい。樹脂が前記下限値未満では、シアネ
ート樹脂の反応性が低下したり、得られる製品の耐湿性
が低下したり場合があり、前記上限値を超えると耐熱性
が低下する場合がある。
【0022】本発明のプリプレグでは、上記シアネート
樹脂及び/またはそのプレポリマー、フェノール樹脂及
びエポキシ樹脂の一部をビニルエステル樹脂、メラミン
樹脂等の他の熱硬化性樹脂、フェノキシ樹脂、ポリイミ
ド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリフェニレンオキサ
イド樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂等の熱可塑性樹脂
と併用しても良い。
【0023】本発明のプリプレグでは、特に限定されな
いが、カップリング剤を用いることが好ましい。カップ
リング剤は樹脂と無機充填剤の界面の濡れ性を向上させ
ることにより、基材に対して樹脂および充填剤を均一に
定着させ、耐熱性、特に吸湿後の半田耐熱性を改良する
ために配合する。カップリング剤としては通常用いられ
るものなら何でも使用できるが、これらの中でもエポキ
シシランカップリング剤、チタネート系カップリング
剤、アミノシランカップリング剤及びシリコーンオイル
型カップリング剤の中から選ばれる1種以上のカップリ
ング剤を使用することが無機充填剤界面との濡れ性が高
く、耐熱性向上の点で好ましい。本発明でカップリング
剤は、無機充填剤に対して0.05重量%以上、3重量
%以下が望ましい。これより少ないと充填剤を十分に被
覆できず十分な耐熱性が得られない場合があり、これよ
り多いと反応に影響を与え、曲げ強度等が低下するよう
になるためこの範囲での使用が望ましい。
【0024】本発明のプリプレグでは、必要に応じて硬
化促進剤を用いてもよい。硬化促進剤としては公知の物
を用いることが出来る。たとえば、ナフテン酸亜鉛、ナ
フテン酸コバルト、オクチル酸スズ、オクチル酸コバル
ト、ビスアセチルアセトナートコバルト(II)、トリ
スアセチルアセトナートコバルト(III)等の有機金
属塩、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジアザビ
シクロ[2,2,2]オクタン等の3級アミン類、2−フ
ェニル−4−メチルイミダゾール、2−エチル−4−エ
チルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾ
ール、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシイミ
ダゾール、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシイミダ
ゾール等のイミダゾール類、フェノール、ビスフェノー
ルA、ノニルフェノー等のフェノール化合物、酢酸、安
息香酸、サリチル酸、パラトルエンスルホン酸等の有機
酸等、またはこの混合物が挙げられる。
【0025】本発明のプリプレグでは、必要に応じて、
上記成分以外の添加物を添加することが出来る。これら
の各樹脂および各添加物で構成される樹脂組成物を、後
述する有機繊維で構成される不織布に含浸する。
【0026】本発明のプリプレグでは、上述の樹脂組成
物を有機繊維で構成される不織布に含浸する。前記有機
繊維を構成する樹脂としては、例えば芳香族ポリアミド
樹脂、ポリアミド樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂等が挙げら
れる。これらの中でも芳香族ポリエステル樹脂(特に全
芳香族ポリエステル樹脂)、芳香族ポリアミド樹脂(特
に全芳香族ポリアミド樹脂)から選ばれる1種以上の樹
脂を主成分とすることが好ましい。これにより、プリプ
レグをプリント配線板としたときにレーザ加工性を向上
することができる。また、特に芳香族ポリエステル樹脂
(全芳香族ポリエステル樹脂)が好ましい。これによ
り、プリプレグの電気特性(誘電特性)をより向上する
ことができる。
【0027】前記有機繊維を構成する樹脂のガラス転移
点は、特に限定されないが、200℃以上が好ましく、
特に250〜400℃が好ましい。ガラス転移点が前記
下限値未満であるとフリップチップ実装性が低下する場
合がある。
【0028】前記樹脂組成物を前記基材に含浸させる方
法は、例えば基材を樹脂ワニスに浸漬する方法、各種コ
ーターによる塗布する方法、スプレーによる吹き付ける
方法等が挙げられる。これらの中でも、基材を樹脂ワニ
スに浸漬する方法が好ましい。これにより、基材に対す
る樹脂組成物の含浸性を向上することができる。なお、
基材を樹脂ワニスに浸漬する場合、通常の含浸塗布設備
を使用することができる。
【0029】前記樹脂ワニスに用いられる溶媒は、前記
樹脂組成物に対して良好な溶解性を示すことが望ましい
が、悪影響を及ぼさない範囲で貧溶媒を使用しても構わ
ない。良好な溶解性を示す溶媒としては、例えばアセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロペンタノン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等
が挙げられる。前記樹脂ワニスの固形分は、特に限定さ
れないが、前記樹脂組成物の固形分30〜80重量%が
好ましく、特に40〜70重量%が好ましい。これによ
り、樹脂ワニスの基材への含浸性を向上できる。前記基
材に前記樹脂組成物を含浸させ、所定温度、例えば90
〜180℃で乾燥させることによりプリプレグを得るこ
とが出来る。
【0030】次に、プリント配線板について説明する。
本発明のプリント配線板は、上記のプリプレグに金属箔
を積層して加熱加圧成形してなるものである。これによ
り、耐熱性、低膨張性および難燃性に優れたプリント配
線板を得ることができる。プリプレグ1枚のときは、そ
の上下両面もしくは片面に金属箔を重ねる。また、プリ
プレグを2枚以上積層することもできる。プリプレグ2
枚以上積層するときは、積層したプリプレグの最も外側
の上下両面もしくは片面に金属箔あるいはフィルムを重
ねる。次に、プリプレグと金属箔とを重ねたものを加熱
加圧成形することでプリント配線板を得ることができ
る。前記加熱する温度は、特に限定されないが、120
〜220℃が好ましく、特に150〜200℃が好まし
い。前記加圧する圧力は、特に限定されないが、1.5
〜5MPaが好ましく、特に2〜4MPaが好ましい。
また、必要に応じて高温漕等で150〜300℃の温度
で後硬化を行ってもかまわない。
【0031】前記金属箔を構成する金属は、例えば銅ま
たは銅系合金、アルミまたはアルミ系合金、鉄または鉄
系合金が挙げられる。
【0032】以下、本発明を実施例および比較例により
詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【実施例】実施例1 樹脂ワニスの調製 ノボラック型シアネート樹脂(ロンザジャパン株式会社
製、プリマセット PT−60、重量平均分子量約26
00)20重量%(以下、%と略す)、ビフェニルジメ
チレン型エポキシ樹脂(日本化薬株式会社製、NC−3
000P、エポキシ当量275)11%、ビフェニルジ
メチレン型フェノール樹脂(明和化成株式会社製、ME
H−7851−S、水酸基当量203)9%、及びエポ
キシシラン型カップリング剤(日本ユニカー株式会社
製、A−187)0.3重量部(以下、部と略す)をメ
チルエチルケトンに常温で溶解し、球状溶融シリカSF
P−10X (電気化学工業株式会社製、平均粒径0.
3μm)10%及び球状溶融シリカSO−32R(株式
会社アドマテックス社製、平均粒径1.5μm)50%
を添加し、高速攪拌機を用いて10分攪拌して樹脂ワニ
スを調製した。
【0033】プリプレグの製造 上述の樹脂ワニスを芳香族ポリエステル不織布(厚さ4
0μm、三菱製紙製、G7−280T)に含浸し、12
0℃の加熱炉で2分乾燥してワニス固形分(プリプレグ
中に樹脂とシリカの占める割合)が約70%のプリプレ
グを得た。
【0034】プリント配線板の製造 上述のプリプレグを12枚数重ね、両面に18μmの銅
箔を重ねて、圧力4MPa、温度200℃で2時間加熱
加圧成形することによって0.6mmの両面プリント配
線板用基板を得た。他の厚みのプリント配線板用基板
は、プリプレグをそれに応じた枚数積層する事によって
得た。
【0035】(実施例2)有機不織布として、以下のも
のを用いた以外は、実施例1と同様にした。芳香族ポリ
エステルに代えて、芳香族ポリアミド不織布(厚さ40
μm、王子製紙製、APT−22)を用いた。
【0036】(実施例3)配合量を以下の通りにした以
外は、実施例1と同様にした。ノボラック型シアネート
樹脂(プリマセット PT−60)5%、ビフェニルジ
メチレン型エポキシ樹脂(NC−3000P)20%、
ビフェニルジメチレン型フェノール樹脂(MEH−78
51−S)15%、及びエポキシシラン型カップリング
剤(A−187)0.3部をメチルエチルケトンに常温
で溶解し、球状溶融シリカ(SFP−10X )10%
及び球状溶融シリカ(SO−32R)50%を添加し
た。
【0037】(実施例4)配合量を以下の通りにした以
外は、実施例1と同様にした。ノボラック型シアネート
樹脂(プリマセット PT−30)30%、ノボラック
型シアネート樹脂(プリマセット PT−60)30
%、ビフェニルジメチレン型エポキシ樹脂(NC−30
00P)5%、ビフェニルジメチレン型フェノール樹脂
(MEH−7851−S)5%、及びエポキシシラン型
カップリング剤(A−187)0.3部をメチルエチル
ケトンに常温で溶解し、球状溶融シリカ(SFP−10
X)5%及び球状溶融シリカ(SO−32R)25%を
添加した。
【0038】(実施例5)ビフェニルジメチレン型エポ
キシ樹脂を以下の通りにした以外は、実施例1と同様に
した。ビフェニルジメチレン型エポキシ樹脂に代えて、
ノボラック型エポキシ樹脂(大日本インキ化学工業株式
会社製、エピクロン N−775、エポキシ当量19
0)を用いた。
【0039】(実施例6)ビフェニルジメチレン型フェ
ノール樹脂を以下の通りにした以外は、実施例1と同様
にした。ビフェニルジメチレン型フェノール樹脂に代え
て、ノボラック樹脂(住友ベークライト株式会社製、P
R−51714、水酸基当量103)を用いた。
【0040】(実施例7)球状溶融シリカを以下の通り
にした以外は、実施例1と同様にした。球状溶融シリカ
SFP−10X及びSO−32Rに代えて、FB−5S
DX(電気化学工業株式会社製)を用いた。
【0041】(実施例8)配合量を以下の通りにした以
外は、実施例1と同様にした。ノボラック型シアネート
樹脂(プリマセット PT−60)10%、ビフェニル
ジメチレン型エポキシ樹脂(NC−3000P)6%、
ビフェニルジメチレン型フェノール樹脂(MEH−78
51−S)4%、及びエポキシシラン型カップリング剤
(A−187)0.3部をメチルエチルケトンに常温で
溶解し、球状溶融シリカ(SFP−10X )30%及
び球状溶融シリカ(SO−32R)50%を添加した。
【0042】(実施例9)配合量を以下の通りにした以
外は、実施例1と同様にした。ノボラック型シアネート
樹脂(プリマセット PT−30)15%、ノボラック
型シアネート樹脂(プリマセット PT−60)25
%、ビフェニルジメチレン型エポキシ樹脂(NC−30
00P)17%、ビフェニルジメチレン型フェノール樹
脂(MEH−7851−S)13%、及びエポキシシラ
ン型カップリング剤(A−187)0.3部をメチルエ
チルケトンに常温で溶解し、球状溶融シリカ(SFP−
10X)4%及び球状溶融シリカ(SO−32R)26
%を添加した。
【0043】(実施例10)配合量を以下の通りにした
以外は、実施例1と同様にした。ビスフェノールA型シ
アネート樹脂(旭化成エポキシ株式会社製、AroCy
B−30)10%、ビフェニルジメチレン型エポキシ
樹脂(NC−3000P)6%、ビフェニルジメチレン
型フェノール樹脂(MEH−7851−S)4%、及び
エポキシシラン型カップリング剤(A−187)0.3
部をメチルエチルケトンに常温で溶解し、球状溶融シリ
カ(SFP−10X )30%及び球状溶融シリカ(S
O−32R)50%を添加した。
【0044】(比較例1)配合量を以下の通りにした以
外は、実施例1と同様にした。ビフェニルジメチレン型
エポキシ樹脂(NC−3000P)23%、ビフェニル
ジメチレン型フェノール樹脂(MEH−7851−S)
17%、硬化助剤2−メチルイミダゾール(四国化成工
業株式会社製、2MZ)0.4部、及びエポキシシラン
型カップリング剤(A−187)0.3部をメチルエチ
ルケトンに常温で溶解し、球状溶融シリカ(SFP−1
0X )10%及び球状溶融シリカ(SO−32R)5
0%を添加した。
【0045】(比較例2)配合量を以下の通りにした以
外は、実施例1と同様にした。ノボラック型シアネート
樹脂(プリマセット PT−60)29%、ビフェニル
ジメチレン型エポキシ樹脂(NC−3000P)28
%、及びエポキシシラン型カップリング剤(A−18
7)0.3部をメチルエチルケトンに常温で溶解し、球
状溶融シリカ(SFP−10X )10%及び球状溶融
シリカ(SO−32R)50%を添加した。
【0046】(比較例3)配合量を以下の通りにした以
外は、実施例1と同様にした。ノボラック型シアネート
樹脂(プリマセット PT−60)50%、ビフェニル
ジメチレン型エポキシ樹脂(NC−3000P)28
%、ビフェニルジメチレン型フェノール樹脂(MEH−
7851−S)22%を添加した。
【0047】(比較例4)芳香族ポリエステル不織布の
代わりに、ガラス繊維(厚さ50μm、日東紡株式会社
績製、WEA−1080)を用いた以外は、実施例1と
同様にした。
【0048】実施例および比較例で得られた多層プリン
ト配線板について、以下の評価を行った。評価項目を、
評価方法と共に示す。得られた結果を表1に示す。 ガラス転移温度 厚さ0.6mmの両面多層プリント配線板を全面エッチ
ングし、得られた積層板から10mm×60mmのテス
トピースを切り出し、TAインスツルメント社製動的粘
弾性測定装置DMA983を用いて3℃/分で昇温し、
tanδのピーク位置をガラス転移温度とした。
【0049】誘電率・誘電正接 厚さ1.0mmの両面多層プリント配線板を全面エッチ
ングし、得られた積層板から97mm×25mm、53
mm×25mm、37mm×25mmのテストピースを
切り出し、トリプレート線路共振法により比誘電率、誘
電正接を測定した。
【0050】難燃性 UL−94規格に従い、1.0mm厚のテストピースを
垂直法により測定した。
【0051】吸水率 厚さ0.6mmの両面多層プリント配線板を全面エッチ
ングし、得られた積層板から50mm×50mmのテス
トピースを切り出し、JIS6481に従い測定した。
【0052】レーザ加工性 厚さ0.05mmの両面多層プリント配線板を全面エッ
チングし、得られた積層板をUV YAGレーザ(三菱
電機製)で加工し上部及び断面を顕微鏡観察した。
【0053】吸湿半田耐熱性 厚さ0.6mmの両面銅張積層板から50mm×50m
mに切り出し、JIS6481に従い半面エッチングを
行ってテストピースを作成した。125℃のプレッシャ
ークッカーで処理した後、260℃のはんだ槽に銅箔面
を下にして浮かべ、180秒後にフクレが発生する処理
時間を計測した。
【0054】膨張率 厚さ1.2mmの両面銅張積層板を全面エッチングし、
得られた積層板から4mm×4mmのテストピースを切
り出し、TMAを用いて縦・横方向(X・Y方向)の線
膨張係数を5℃/分で測定した。
【0055】
【表1】
【0056】表から明らかなように実施例1〜10は、
誘電率が低く、レーザー加工性、難燃性に優れていた。
また、実施例1、2、5〜8および10は、特に縦方向
の膨張率が低くなっていた。また、実施例1〜3は、特
に吸湿半田耐熱性に優れていた。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、誘電特性、レーザ加工
性および難燃性に優れたプリプレグおよびプリント配線
板を得ることができる。また、特定のフェノール樹脂を
用いる場合、特に吸湿半田耐熱性に優れたプリプレグお
よびプリント配線板を得ることができる。また、特定の
無機充填材を用いる場合、特に膨張率の低いプリプレグ
およびプリント配線板を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 61/06 C08L 61/06 67/03 67/03 77/10 77/10 79/00 79/00 Z H05K 1/03 610 H05K 1/03 610H 610K 610R (72)発明者 新井 政貴 東京都品川区東品川2丁目5番8号 住友 ベークライト株式会社内 Fターム(参考) 4F072 AB05 AB06 AB29 AD11 AD13 AE23 AF06 AF32 AG02 AG03 AG19 AH02 AK05 AL13 4F100 AA20 AB01A AB17 AB33A AK32B AK33B AK43 AL05B BA02 CA23B DE04 DG15B DH01B EJ82B GB43 JG05 JJ07 JL01 4J002 CC05X CE00X CF02W CF16Y CL06Y DJ016 FA04Y FA086 FD016 GQ00 GQ01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シアネート樹脂及び/またはそのプレポ
    リマーと、フェノール樹脂と、無機充填材とを含む樹脂
    組成物を有機繊維で構成される不織布に含浸してなるこ
    とを特徴とするプリプレグ。
  2. 【請求項2】 前記有機繊維を構成する樹脂のガラス転
    移点は、200℃以上である請求項1に記載のプリプレ
    グ。
  3. 【請求項3】 前記有機繊維を構成する樹脂は、全芳香
    族ポリアミド樹脂を主成分とするものである請求項1ま
    たは2に記載のプリプレグ。
  4. 【請求項4】 前記有機繊維を構成する樹脂は、全芳香
    族ポリエステル樹脂を主成分とするものである請求項1
    または2に記載のプリプレグ
  5. 【請求項5】 前記シアネート樹脂及び/またはそのプ
    レポリマーは、ノボラック型シアネート樹脂及び/また
    はそのプレポリマーである請求項1ないし4のいずれか
    に記載のプリプレグ。
  6. 【請求項6】 前記シアネート樹脂及び/またはそのプ
    レポリマーの含有量は、樹脂組成物全体の5〜60重量
    %である請求項1ないし5のいずれかに記載のプリプレ
    グ。
  7. 【請求項7】 前記フェノール樹脂は、アリールアルキ
    レン型フェノール樹脂である請求項1ないし6のいずれ
    かに記載のプリプレグ。
  8. 【請求項8】 前記無機充填材は、平均粒径2μm以下
    の球状溶融シリカである請求項1ないし7のいずれかに
    記載のプリプレグ。
  9. 【請求項9】 前記無機充填材の含有量は、樹脂組成物
    全体の30〜80重量%である請求項1ないし8のいず
    れかに記載のプリプレグ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    プリプレグに金属箔を積層し、加熱加圧成形してなるプ
    リント配線板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1854828A2 (de) 2006-05-12 2007-11-14 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Flammfeste, niedrigtemperaturhärtende, cyanatbasierte Prepregharze für Honeycomb-Sandwichbauteile
US7368497B2 (en) * 2001-08-31 2008-05-06 Sumitomo Bakelite Company, Ltd. Resin composition, prepreg, laminate, and semiconductor package
US10568233B2 (en) 2012-06-28 2020-02-18 3M Innovative Properties Company Thermally conductive substrate article

Cited By (4)

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EP1854828A3 (de) * 2006-05-12 2008-02-06 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Flammfeste, niedrigtemperaturhärtende, cyanatbasierte Prepregharze für Honeycomb-Sandwichbauteile
US10568233B2 (en) 2012-06-28 2020-02-18 3M Innovative Properties Company Thermally conductive substrate article

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