JP2003206148A - フォトニッククリスタル光ファイバの製造方法 - Google Patents
フォトニッククリスタル光ファイバの製造方法Info
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- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
- C03B37/027—Fibres composed of different sorts of glass, e.g. glass optical fibres
- C03B37/02781—Hollow fibres, e.g. holey fibres
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- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/22—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with other inorganic material
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- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 PCF用プリフォームを線引きする際、発生
しやすい気泡を抑え、伝送損失が低く高品質なPCFを
提供することにある。 【解決手段】 細径石英棒1の周りに、その細径石英棒
1と同一径の細径石英管2を複数本束ねてフォトニック
クリスタル光ファイバ用プリフォーム3とし、そのプリ
フォーム3を線引きしてフォトニッククリスタル光ファ
イバ10を製造する方法において、細径石英棒1と各細
径石英管2の最外層を、フッ素ドープ層4s,4pとす
ることで解決している。
しやすい気泡を抑え、伝送損失が低く高品質なPCFを
提供することにある。 【解決手段】 細径石英棒1の周りに、その細径石英棒
1と同一径の細径石英管2を複数本束ねてフォトニック
クリスタル光ファイバ用プリフォーム3とし、そのプリ
フォーム3を線引きしてフォトニッククリスタル光ファ
イバ10を製造する方法において、細径石英棒1と各細
径石英管2の最外層を、フッ素ドープ層4s,4pとす
ることで解決している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトニッククリ
スタル光ファイバの製造方法に係り、特に、プリフォー
ム線引き時の一体融着不良を改善し、ファイバの品質向
上を図ったフォトニッククリスタル光ファイバの製造方
法に関するものである。
スタル光ファイバの製造方法に係り、特に、プリフォー
ム線引き時の一体融着不良を改善し、ファイバの品質向
上を図ったフォトニッククリスタル光ファイバの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバは、コアに添加物を入
れることにより、クラッドとの屈折率の差をつけ、全反
射によって光波をコア内に導波させている。そして、異
なる光ファイバの屈折率プロファイルを用いることによ
り、様々な特性を持つ光ファイバが実現されている。し
かし、光通信ネットワークおよび光信号処理の高速化に
伴って、さらなる高容量な光ファイバが必要となってい
る。そこで、光ファイバの新しい可能性を切り開く技術
として、フォトニッククリスタル光ファイバ(PCF:
Photonic Crystal Fiber)が注
目されている。
れることにより、クラッドとの屈折率の差をつけ、全反
射によって光波をコア内に導波させている。そして、異
なる光ファイバの屈折率プロファイルを用いることによ
り、様々な特性を持つ光ファイバが実現されている。し
かし、光通信ネットワークおよび光信号処理の高速化に
伴って、さらなる高容量な光ファイバが必要となってい
る。そこで、光ファイバの新しい可能性を切り開く技術
として、フォトニッククリスタル光ファイバ(PCF:
Photonic Crystal Fiber)が注
目されている。
【0003】PCFとは、光ファイバの長手方向に一様
な2次元周期構造を持つフォトニック結晶(PC:Ph
otonic Crystal)がクラッドに設けられ
る光ファイバである。PCFはその導波原理の違いから
分類すると、おおよそ2種類に大別される。一つは、ク
ラッドに相当する領域にフォトニックバンドギャップ
(PBG:Photonic Band Gap)を形
成し、ブラッグ反射によって光波をコア内に閉じこめる
ものである。もう一つは、従来の光ファイバと同様に、
コアとクラッドの屈折率差を利用し、全反射によって光
波をコア内に閉じこめるものである。
な2次元周期構造を持つフォトニック結晶(PC:Ph
otonic Crystal)がクラッドに設けられ
る光ファイバである。PCFはその導波原理の違いから
分類すると、おおよそ2種類に大別される。一つは、ク
ラッドに相当する領域にフォトニックバンドギャップ
(PBG:Photonic Band Gap)を形
成し、ブラッグ反射によって光波をコア内に閉じこめる
ものである。もう一つは、従来の光ファイバと同様に、
コアとクラッドの屈折率差を利用し、全反射によって光
波をコア内に閉じこめるものである。
【0004】全反射を利用した従来のPCFとして、例
えば、図8に示すようなホーリーファイバ(HF:Ho
ley Fiber)80がある。ホーリーファイバ8
0は、従来の光ファイバがコアに添加物を入れることに
より、クラッドとの屈折率の差をつけているのに対し、
クラッド83に形成した空孔82を利用してコア81に
対する実効屈折率を下げたものである。ホーリーファイ
バ80は、クラッド83中の空孔82のデザインによ
り、超広帯域単一モード伝送領域、大きな実効コア断面
積、High−Δ(コアとクラッド間の比屈折率差)、
大きな構造分散など、従来の光ファイバでは実現できな
い特性を備えている。
えば、図8に示すようなホーリーファイバ(HF:Ho
ley Fiber)80がある。ホーリーファイバ8
0は、従来の光ファイバがコアに添加物を入れることに
より、クラッドとの屈折率の差をつけているのに対し、
クラッド83に形成した空孔82を利用してコア81に
対する実効屈折率を下げたものである。ホーリーファイ
バ80は、クラッド83中の空孔82のデザインによ
り、超広帯域単一モード伝送領域、大きな実効コア断面
積、High−Δ(コアとクラッド間の比屈折率差)、
大きな構造分散など、従来の光ファイバでは実現できな
い特性を備えている。
【0005】従来のPCF(ホーリーファイバ80)の
製造方法は、図9に示すように、外径500μm程度の
細径石英棒91と外径500μm、内径300μm程度
の細径石英管92とを長さ300mm前後に切断し、そ
の細径石英棒91の周りに細径石英管92を数百本束
ね、束ねた細径石英棒91と細径石英管92を、内径1
0〜15mm、外径25mm程度の石英ジャケット管9
3に挿入してPCF用プリフォーム94とし、通常の光
ファイバ線引き工程により、PCF用プリフォーム94
を線引きする際、石英ジャケット管93と石英ジャケッ
ト管93内の細径石英管92および細径石英棒91とを
融着一体化させながら、所定のファイバ径100〜15
0μmとなるように線引きしてPCFを製造する方法で
ある。
製造方法は、図9に示すように、外径500μm程度の
細径石英棒91と外径500μm、内径300μm程度
の細径石英管92とを長さ300mm前後に切断し、そ
の細径石英棒91の周りに細径石英管92を数百本束
ね、束ねた細径石英棒91と細径石英管92を、内径1
0〜15mm、外径25mm程度の石英ジャケット管9
3に挿入してPCF用プリフォーム94とし、通常の光
ファイバ線引き工程により、PCF用プリフォーム94
を線引きする際、石英ジャケット管93と石英ジャケッ
ト管93内の細径石英管92および細径石英棒91とを
融着一体化させながら、所定のファイバ径100〜15
0μmとなるように線引きしてPCFを製造する方法で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題 】しかしながら、従来
のPCFの製造方法では、PCF用プリフォーム94の
線引き時、細径石英棒91と細径石英管92や、細径石
英管92同士を融着一体化させる際に、細径石英棒91
および細径石英管92に加える加熱条件の不均一性によ
り、PCF用プリフォーム94の径方向での融着速度が
異なるため、気泡が発生し、製造したPCFに大きな伝
送損失が発生するという問題がある。この問題はPCF
の実用化への障害である。
のPCFの製造方法では、PCF用プリフォーム94の
線引き時、細径石英棒91と細径石英管92や、細径石
英管92同士を融着一体化させる際に、細径石英棒91
および細径石英管92に加える加熱条件の不均一性によ
り、PCF用プリフォーム94の径方向での融着速度が
異なるため、気泡が発生し、製造したPCFに大きな伝
送損失が発生するという問題がある。この問題はPCF
の実用化への障害である。
【0007】そこで、本発明の目的は、PCF用プリフ
ォームを線引きする際、発生しやすい気泡を抑え、伝送
損失が低く高品質なPCFを提供することにある。
ォームを線引きする際、発生しやすい気泡を抑え、伝送
損失が低く高品質なPCFを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために創案されたものであり、請求項1の発明は、
細径石英棒の周りに、その細径石英棒と同一径の細径石
英管を複数本束ねてフォトニッククリスタル光ファイバ
用プリフォームとし、そのプリフォームを線引きしてフ
ォトニッククリスタル光ファイバを製造する方法におい
て、上記細径石英棒と各細径石英管の最外層が、フッ素
ドープ層であるフォトニッククリスタル光ファイバの製
造方法である。
するために創案されたものであり、請求項1の発明は、
細径石英棒の周りに、その細径石英棒と同一径の細径石
英管を複数本束ねてフォトニッククリスタル光ファイバ
用プリフォームとし、そのプリフォームを線引きしてフ
ォトニッククリスタル光ファイバを製造する方法におい
て、上記細径石英棒と各細径石英管の最外層が、フッ素
ドープ層であるフォトニッククリスタル光ファイバの製
造方法である。
【0009】請求項2の発明は、細径石英棒と各細径石
英管の外径が400μm〜600μmであり、フッ素ド
ープ層の厚さが25μm〜50μmである請求項1記載
のフォトニッククリスタル光ファイバの製造方法であ
る。
英管の外径が400μm〜600μmであり、フッ素ド
ープ層の厚さが25μm〜50μmである請求項1記載
のフォトニッククリスタル光ファイバの製造方法であ
る。
【0010】請求項3の発明は、フッ素ドープ層のフッ
素含有量が0.1mol%以上である請求項1または2
記載のフォトニッククリスタル光ファイバの製造方法で
ある。
素含有量が0.1mol%以上である請求項1または2
記載のフォトニッククリスタル光ファイバの製造方法で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施の形態を
添付図面にしたがって説明する。
添付図面にしたがって説明する。
【0012】図1は、本発明の好適実施の形態であるフ
ォトニッククリスタル光ファイバ(PCF)の製造方法
を示す概略図である。
ォトニッククリスタル光ファイバ(PCF)の製造方法
を示す概略図である。
【0013】図1に示すように、本発明に係るPCF1
0の製造方法は、中心に配置され、プリフォーム線引後
にコアとなる細径石英棒1の周りに、プリフォーム線引
後にクラッドのハニカム状のフォトニック結晶を構成す
るように、細径石英棒1と同じ外径の細径石英管2を複
数本束ね、束ねた細径石英棒1と細径石英管2を、石英
ジャケット管93内に挿入してPCF用プリフォーム3
とし、通常の光ファイバ線引き工程により、PCF10
を製造するものであり、細径石英棒1と細径石英管2の
最外層をフッ素ドープ層4s,4pでそれぞれ形成し、
PCF用プリフォーム3を線引きする際、石英ジャケッ
ト管93と石英ジャケット管93内の細径石英管2およ
び細径石英棒1とを融着一体化させながら、所定のファ
イバ径φとなるように線引きしてPCF10を製造する
方法である。
0の製造方法は、中心に配置され、プリフォーム線引後
にコアとなる細径石英棒1の周りに、プリフォーム線引
後にクラッドのハニカム状のフォトニック結晶を構成す
るように、細径石英棒1と同じ外径の細径石英管2を複
数本束ね、束ねた細径石英棒1と細径石英管2を、石英
ジャケット管93内に挿入してPCF用プリフォーム3
とし、通常の光ファイバ線引き工程により、PCF10
を製造するものであり、細径石英棒1と細径石英管2の
最外層をフッ素ドープ層4s,4pでそれぞれ形成し、
PCF用プリフォーム3を線引きする際、石英ジャケッ
ト管93と石英ジャケット管93内の細径石英管2およ
び細径石英棒1とを融着一体化させながら、所定のファ
イバ径φとなるように線引きしてPCF10を製造する
方法である。
【0014】石英ジャケット管93としては、例えば、
内径φjiが10〜15mm、外径φjが25mm程度
のものを使用している。PCF10は、例えば、ファイ
バ径φが100〜150μmとなるように形成されてい
る。
内径φjiが10〜15mm、外径φjが25mm程度
のものを使用している。PCF10は、例えば、ファイ
バ径φが100〜150μmとなるように形成されてい
る。
【0015】細径石英棒1は、図2に示すように、純粋
石英で形成された石英棒21と、その外周に形成され、
純粋石英にフッ素が添加されたフッ素ドープ層4sとか
らなっている。この細径石英棒1は、例えば、外径φs
が400μm〜600μmとなるように形成されてい
る。細径石英棒1の最外層であるフッ素ドープ層4s
は、厚さφsfが25μm〜50μmとなるように形成
されている。フッ素ドープ層4sのフッ素含有量は、
0.1mol%以上となるようにしている。
石英で形成された石英棒21と、その外周に形成され、
純粋石英にフッ素が添加されたフッ素ドープ層4sとか
らなっている。この細径石英棒1は、例えば、外径φs
が400μm〜600μmとなるように形成されてい
る。細径石英棒1の最外層であるフッ素ドープ層4s
は、厚さφsfが25μm〜50μmとなるように形成
されている。フッ素ドープ層4sのフッ素含有量は、
0.1mol%以上となるようにしている。
【0016】細径石英管2は、図3に示すように、純粋
石英で形成された石英管31と、その外周に形成され、
純粋石英にフッ素が添加されたフッ素ドープ層4pとか
らなっている。この細径石英管2は、例えば、外径φp
が400μm〜600μm、内径φpiが300μm程
度となるように形成されている。細径石英管2の最外層
であるフッ素ドープ層4pは、例えば、厚さφpfが2
5μm〜50μmとなるように形成されている。フッ素
ドープ層4pのフッ素含有量は、0.1mol%以上と
なるようにしている。細径石英棒1の外径φsと細径石
英管2の外径φpとは、同じである。
石英で形成された石英管31と、その外周に形成され、
純粋石英にフッ素が添加されたフッ素ドープ層4pとか
らなっている。この細径石英管2は、例えば、外径φp
が400μm〜600μm、内径φpiが300μm程
度となるように形成されている。細径石英管2の最外層
であるフッ素ドープ層4pは、例えば、厚さφpfが2
5μm〜50μmとなるように形成されている。フッ素
ドープ層4pのフッ素含有量は、0.1mol%以上と
なるようにしている。細径石英棒1の外径φsと細径石
英管2の外径φpとは、同じである。
【0017】石英ジャケット管93内に挿入される細径
石英棒1と細径石英管2のフッ素ドープ層4s,4pの
厚さが25μm以下である場合は、フッ素ドープによる
細径石英棒1と細径石英管2の融点低下効果が足りな
く、プリフォーム3線引き時の一体融着不良により、気
泡が発生する。一方、フッ素ドープ層4s,4pの厚さ
が50μmを越えると、融点が低下しすぎ、石英ジャケ
ット管93よりもフッ素ドープ層4s,4pが先に溶け
てしまうため、設計通りに一体化することが不可能とな
る。したがって、細径石英棒1と細径石英管2のフッ素
ドープ層4s,4pの厚さφsf,φpfは、25〜5
0μmである範囲が要求される。
石英棒1と細径石英管2のフッ素ドープ層4s,4pの
厚さが25μm以下である場合は、フッ素ドープによる
細径石英棒1と細径石英管2の融点低下効果が足りな
く、プリフォーム3線引き時の一体融着不良により、気
泡が発生する。一方、フッ素ドープ層4s,4pの厚さ
が50μmを越えると、融点が低下しすぎ、石英ジャケ
ット管93よりもフッ素ドープ層4s,4pが先に溶け
てしまうため、設計通りに一体化することが不可能とな
る。したがって、細径石英棒1と細径石英管2のフッ素
ドープ層4s,4pの厚さφsf,φpfは、25〜5
0μmである範囲が要求される。
【0018】また、細径石英棒1と細径石英管2のフッ
素ドープ層4s,4pのフッ素含有量が0.1mol%
未満である場合は、フッ素ドープによる細径石英棒1と
細径石英管2の融点低下効果が足りなく、プリフォーム
3線引き時の一体融着不良により、気泡が発生する。し
たがって、細径石英棒1と細径石英管2のフッ素ドープ
層4s,4pのフッ素含有量は、0.1mol%以上が
要求される。
素ドープ層4s,4pのフッ素含有量が0.1mol%
未満である場合は、フッ素ドープによる細径石英棒1と
細径石英管2の融点低下効果が足りなく、プリフォーム
3線引き時の一体融着不良により、気泡が発生する。し
たがって、細径石英棒1と細径石英管2のフッ素ドープ
層4s,4pのフッ素含有量は、0.1mol%以上が
要求される。
【0019】次に、PCF10の製造方法の一例をより
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0020】まず、図2で説明した細径石英棒1と、図
3で説明した細径石英管2とを、図4および図5に示す
ような外付CVD(Chemical Vapor D
eposition)法によって作製する。
3で説明した細径石英管2とを、図4および図5に示す
ような外付CVD(Chemical Vapor D
eposition)法によって作製する。
【0021】図4に示すように、回転する石英棒41の
外周にフッ素を含むスート42を堆積させ、その後、電
気炉による焼結を行い、フッ素ドープガラス層を形成す
る。具体的には、外径φSが25mm、長さLSが1m
の石英棒41を外付CVD装置40にセットし、15r
pmで回転させながら、SiCl4 =250cc/分、
SiF4 =100cc/分、O2 =15l/分、H2 =
10l/分の原料及び燃料ガスGをバーナ43に供給
し、石英棒41の外周部にスート42を堆積させ、外径
φSBが35mmのフッ素ドープ外付スート母材44S
を作製した。この外付スート母材44SをHe=10l
/分、Cl2 =200cc/分の雰囲気で温度1500
℃の電気炉で加熱処理し、外径が30mmの透明ガラス
プリフォームを作製した。
外周にフッ素を含むスート42を堆積させ、その後、電
気炉による焼結を行い、フッ素ドープガラス層を形成す
る。具体的には、外径φSが25mm、長さLSが1m
の石英棒41を外付CVD装置40にセットし、15r
pmで回転させながら、SiCl4 =250cc/分、
SiF4 =100cc/分、O2 =15l/分、H2 =
10l/分の原料及び燃料ガスGをバーナ43に供給
し、石英棒41の外周部にスート42を堆積させ、外径
φSBが35mmのフッ素ドープ外付スート母材44S
を作製した。この外付スート母材44SをHe=10l
/分、Cl2 =200cc/分の雰囲気で温度1500
℃の電気炉で加熱処理し、外径が30mmの透明ガラス
プリフォームを作製した。
【0022】このガラスプリフォームの屈折率分布をプ
リフォームアナライザにより測定したところ、フッ素ド
ープ外付層は、石英の屈折率レベルに対して、−0.1
%屈折率が低下していた。この値は、フッ素濃度に換算
すると、0.3mol%に相当する。その後、ガラスプ
リフォームを通常の線引方法で線引きし、図2で説明し
た外径φsが500μmの細径石英棒1を作製した。
リフォームアナライザにより測定したところ、フッ素ド
ープ外付層は、石英の屈折率レベルに対して、−0.1
%屈折率が低下していた。この値は、フッ素濃度に換算
すると、0.3mol%に相当する。その後、ガラスプ
リフォームを通常の線引方法で線引きし、図2で説明し
た外径φsが500μmの細径石英棒1を作製した。
【0023】また、図5に示すように、同様にして外径
φPBが35mmのフッ素ドープ外付スート母材54P
を作製し、図3で説明した外径φpが500μmの細径
石英管2を複数本作製した。フッ素ドープ外付スート母
材54Pは、外径φPが25mm、内径φPiが18m
m、長さLPが1mの石英管51を外付CVD装置40
にセットして作製する。
φPBが35mmのフッ素ドープ外付スート母材54P
を作製し、図3で説明した外径φpが500μmの細径
石英管2を複数本作製した。フッ素ドープ外付スート母
材54Pは、外径φPが25mm、内径φPiが18m
m、長さLPが1mの石英管51を外付CVD装置40
にセットして作製する。
【0024】次に、作製した細径石英棒(コア用)と各
細径石英管(クラッド用)とを長さ300mmに切断し
た後、表面に付着している汚れやゴミを除去するため
に、流水でファイバ破片などの大きいゴミを洗い流した
後、エチルアルコールとトリクロロエチレンで超音波洗
浄を行い、細径石英棒と細径石英管の表面から遊離した
ゴミや汚れを純水で洗い流し、その後に1〜2%フッ酸
を用いて洗浄する。
細径石英管(クラッド用)とを長さ300mmに切断し
た後、表面に付着している汚れやゴミを除去するため
に、流水でファイバ破片などの大きいゴミを洗い流した
後、エチルアルコールとトリクロロエチレンで超音波洗
浄を行い、細径石英棒と細径石英管の表面から遊離した
ゴミや汚れを純水で洗い流し、その後に1〜2%フッ酸
を用いて洗浄する。
【0025】洗浄した細径石英棒と複数本の細径石英管
とを石英ジャケット管内に挿入して配列する際、細径石
英棒と複数本の細径石英管とを、お互いに交差すること
なく両端面を同一位置に周密に配列する必要がある。こ
のため、配列は純水中で超音波による微振動を与えなが
ら行った。
とを石英ジャケット管内に挿入して配列する際、細径石
英棒と複数本の細径石英管とを、お互いに交差すること
なく両端面を同一位置に周密に配列する必要がある。こ
のため、配列は純水中で超音波による微振動を与えなが
ら行った。
【0026】図6に示すように、純水Wを入れた超音波
洗浄器60の中に、所定寸法の石英ジャケット管93を
斜めに立て、その中に細径石英棒1と複数本の細径石英
管2を配列していく。石英ジャケット管93は、細径石
英棒1と細径石英管2よりも20mm〜30mm長いも
のを使用した。また、この石英ジャケット管93の長手
方向の寸法精度は配列の良否に大きく影響するため、内
径変動は±0.1mm以下のものを使用する必要があ
る。最後は、配列したものを乾燥用の容器に入れ、蒸発
乾燥し、図1で説明したPCF用プリフォーム3を作製
した。
洗浄器60の中に、所定寸法の石英ジャケット管93を
斜めに立て、その中に細径石英棒1と複数本の細径石英
管2を配列していく。石英ジャケット管93は、細径石
英棒1と細径石英管2よりも20mm〜30mm長いも
のを使用した。また、この石英ジャケット管93の長手
方向の寸法精度は配列の良否に大きく影響するため、内
径変動は±0.1mm以下のものを使用する必要があ
る。最後は、配列したものを乾燥用の容器に入れ、蒸発
乾燥し、図1で説明したPCF用プリフォーム3を作製
した。
【0027】本発明に係るPCFの製造方法では、PC
F用プリフォーム3の線引き時、細径石英棒1と各細径
石英管2や、細径石英管2同士を融着一体化させる際
に、細径石英棒1および細径石英管2に加える加熱条件
の不均一性があっても、細径石英棒1と各細径石英管2
の最外層を純粋石英より低融点のフッ素ドープ層4s,
4pで形成しているので、PCF用プリフォーム3の径
方向での融着速度が等しくなり、PCF用プリフォーム
3内に気泡が発生しない。
F用プリフォーム3の線引き時、細径石英棒1と各細径
石英管2や、細径石英管2同士を融着一体化させる際
に、細径石英棒1および細径石英管2に加える加熱条件
の不均一性があっても、細径石英棒1と各細径石英管2
の最外層を純粋石英より低融点のフッ素ドープ層4s,
4pで形成しているので、PCF用プリフォーム3の径
方向での融着速度が等しくなり、PCF用プリフォーム
3内に気泡が発生しない。
【0028】以上により作製したプリフォーム3を外径
φが125μmとなるように線引きしてファイバ化する
と、図7に示すようなPCF10を製造することができ
る。このPCF10の特性を調べたところ、波長が1.
3μmでの分散が44ps/km/nmと分散補償の特
性を備えると共に、波長が1.55μmでの伝送損失が
1.5dB/kmと非常に低損失な特性を備えるPCF
10を製造できた。
φが125μmとなるように線引きしてファイバ化する
と、図7に示すようなPCF10を製造することができ
る。このPCF10の特性を調べたところ、波長が1.
3μmでの分散が44ps/km/nmと分散補償の特
性を備えると共に、波長が1.55μmでの伝送損失が
1.5dB/kmと非常に低損失な特性を備えるPCF
10を製造できた。
【0029】このように、本発明のPCFの製造方法
は、石英ジャケット管内に挿入される細径石英棒と各細
径石英管の最外層を、純粋石英より低融点のフッ素ドー
プ層とすることで、PCF用プリフォームを線引きする
際の泡の発生を防ぐことができる。これにより、伝送損
失が低く高品質なPCFを製造することができる。
は、石英ジャケット管内に挿入される細径石英棒と各細
径石英管の最外層を、純粋石英より低融点のフッ素ドー
プ層とすることで、PCF用プリフォームを線引きする
際の泡の発生を防ぐことができる。これにより、伝送損
失が低く高品質なPCFを製造することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば、次のような優れた効果を発揮する。
本発明によれば、次のような優れた効果を発揮する。
【0031】細径石英棒と細径石英管の最外層がフッ素
ドープ層であることから、PCF用プリフォームを線引
きする際、気泡の発生を防ぐことができるので、伝送損
失が低く高品質なPCFを製造することができる。
ドープ層であることから、PCF用プリフォームを線引
きする際、気泡の発生を防ぐことができるので、伝送損
失が低く高品質なPCFを製造することができる。
【図1】本発明の好適実施の形態を示す概略図である。
【図2】本発明に係る細径石英棒の断面図である。
【図3】本発明に係る細径石英管の断面図である。
【図4】本発明に係る細径石英棒の製造方法を示す概略
図である。
図である。
【図5】本発明に係る細径石英管の製造方法を示す概略
図である。
図である。
【図6】本発明に係る細径石英棒と細径石英管の配列方
法を示す概略図である。
法を示す概略図である。
【図7】本発明に係るPCFの概略図である。
【図8】従来のPCF(ホーリーファイバ)の概略図で
ある。
ある。
【図9】従来のPCFの製造方法を示す概略図である。
1 細径石英棒
2 細径石英管
3 PCF用プリフォーム
4s,4p フッ素ドープ層
10 PCF
93 石英ジャケット管
フロントページの続き
(72)発明者 姚 兵
東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日
立電線株式会社内
(72)発明者 大薗 和正
東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日
立電線株式会社内
(72)発明者 大須賀 一志
東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日
立電線株式会社内
Fターム(参考) 2H050 AB04Z AB10Z AC62
4G021 BA02 BA04 CA11
4G062 AA07 BB02 CC01 DA08 LA08
LB08 NN32
Claims (3)
- 【請求項1】 細径石英棒の周りに、その細径石英棒と
同一径の細径石英管を複数本束ねてフォトニッククリス
タル光ファイバ用プリフォームとし、そのプリフォーム
を線引きしてフォトニッククリスタル光ファイバを製造
する方法において、上記細径石英棒と各細径石英管の最
外層が、フッ素ドープ層であることを特徴とするフォト
ニッククリスタル光ファイバの製造方法。 - 【請求項2】 細径石英棒と各細径石英管の外径が40
0μm〜600μmであり、フッ素ドープ層の厚さが2
5μm〜50μmである請求項1記載のフォトニックク
リスタル光ファイバの製造方法。 - 【請求項3】 フッ素ドープ層のフッ素含有量が0.1
mol%以上である請求項1または2記載のフォトニッ
ククリスタル光ファイバの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002196A JP2003206148A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | フォトニッククリスタル光ファイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002196A JP2003206148A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | フォトニッククリスタル光ファイバの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003206148A true JP2003206148A (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=27642128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002002196A Pending JP2003206148A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | フォトニッククリスタル光ファイバの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003206148A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7653317B2 (en) | 2003-09-26 | 2010-01-26 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Semiconductor laser device |
US11377384B2 (en) | 2017-01-19 | 2022-07-05 | University Of Bath | Method of making an imaging fibre apparatus and optical fibre apparatus with different core |
-
2002
- 2002-01-09 JP JP2002002196A patent/JP2003206148A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7653317B2 (en) | 2003-09-26 | 2010-01-26 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Semiconductor laser device |
US11377384B2 (en) | 2017-01-19 | 2022-07-05 | University Of Bath | Method of making an imaging fibre apparatus and optical fibre apparatus with different core |
US11577986B2 (en) | 2017-01-19 | 2023-02-14 | University Of Bath | Method of making an imaging fibre apparatus and optial fibre apparatus with different core |
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