JP2003205361A - 除滓作業機 - Google Patents

除滓作業機

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JP2003205361A
JP2003205361A JP2002005112A JP2002005112A JP2003205361A JP 2003205361 A JP2003205361 A JP 2003205361A JP 2002005112 A JP2002005112 A JP 2002005112A JP 2002005112 A JP2002005112 A JP 2002005112A JP 2003205361 A JP2003205361 A JP 2003205361A
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Japan
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slag
arm
telescopic
movable arm
working machine
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Application number
JP2002005112A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuharu Uematsu
靖治 上松
Nobuyuki Uematsu
伸行 上松
Yukio Koizumi
幸雄 小泉
Kazuo Oda
和夫 小田
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TAMASHIMA KEIKINZOKU KOGYO KK
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
TAMASHIMA KEIKINZOKU KOGYO KK
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by TAMASHIMA KEIKINZOKU KOGYO KK, Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical TAMASHIMA KEIKINZOKU KOGYO KK
Priority to JP2002005112A priority Critical patent/JP2003205361A/ja
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 除滓作業を行なうとともに滓層から金属成分
の回収も行なえる除滓作業機を提供する。 【解決手段】 自走式のベースマシンの前部に除滓作業
用アタッチメントを備えた除滓作業機であって、除滓作
業用アタッチメントに、伸縮動作することにより溶解炉
に対して進退する1または複数の伸縮アームと、その伸
縮アームの可動アーム先端部に設けられ湯面に浮遊する
滓を掻き出す除滓部材と、この除滓部材が設けられてい
る可動アームの先端部またはその可動アームと別の可動
アームの先端部に設けられ滓層を分断する滓分断部材と
を備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶解炉の湯面に浮
遊する滓を取り除く除滓作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、取鍋、タンディッシュ等の溶解炉
においては湯面に浮遊する滓を掻き出して不純物を取り
除くいわゆる除滓作業が行なわれる。この除滓作業は大
規模な製鉄所では機械化されており、図8に示すよう
に、生産レイアウトに合わせて溶銑処理ラインに固定式
の除滓作業機が設置されている。
【0003】この種の固定式除滓作業機は専用機であ
り、作業アタッチメント60は旋回モータ61で旋回さ
せることができ、その作業アタッチメント60のブーム
60aおよびアーム60bを複合操作することにより、
アーム60b先端に取り付けられた除滓テレスコアーム
62の先端を溶解炉の開口部に移動させるようになって
いる。そして、その除滓テレスコアーム62に設けられ
た駆動モータ63でテレスコアーム62の可動アームを
溶解炉内に進入させ、その可動アーム先端に取り付けた
除滓ブレード64を矢印K方向に往復動作させて滓の掻
き出しを行なうようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、製鉄所以外で溶
解炉を持つ例えば小規模のアルミ精錬所では、上記した
固定式除滓作業機を設置する代わりに自走式除滓機を使
用することもある。例えば、フォークリフトのベースマ
シンに除滓用の作業アタッチメントを取り付け、除滓作
業位置まで自走できるようにしたものである。
【0005】このような自走式除滓作業機も上記固定式
除滓作業機と同様にテレスコアームに相当する伸縮アー
ムを備えており、その先端に取り付けられた除滓ブレー
トを溶解炉奥部まで進入させ、湯面に浮遊する滓の層を
その除滓ブレードを用いて手前に掻き出すことにより除
滓が行なわれる。
【0006】溶解炉から溶湯とともに掻き出された滓は
容器に受けられ再度加熱される。そしてその滓中に含ま
れる金属成分としてのアルミが回収される。具体的に
は、溶湯表面に浮遊している10〜15cm程度の滓層
に対し縦方向に複数の切断線を入れることにより各切断
面からアルミを滲出させ溶湯に戻す。回収されたアルミ
は溶解炉に戻され、精錬の歩留りが高められる。
【0007】このように、除滓作業とアルミの回収作業
とは、従来、別の工程で行なわれており、作業効率が低
いという問題があった。
【0008】本発明は以上のような従来の除滓作業にお
ける課題を考慮してなされたものであり、除滓作業を行
なうとともに滓層から金属成分の回収も行なえる除滓作
業機を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、自走式のベー
スマシンの前部に除滓作業用アタッチメントを備えた除
滓作業機であって、上記除滓作業用アタッチメントに、
伸縮動作することにより溶解炉に対して進退する1また
は複数の伸縮アームと、その伸縮アームの可動アーム先
端部に設けられ湯面に浮遊する滓層を掻き出す除滓部材
と、この除滓部材が設けられている可動アームの先端部
またはその可動アームと別の可動アームの先端部に設け
られ上記滓層を分断する滓分断部材とを備えてなる除滓
作業機である。
【0010】本発明に従えば、伸縮アームに除滓部材と
滓分断部材が備えられているため、滓層を滓分断部材で
分断すると、滓層に閉じ込められている金属成分が滓層
から滲出して溶湯に戻る。次いで除滓部材を後退させる
と、金属成分が取り除かれて不純物のみからなる滓層が
溶解炉外部に掻き出される。
【0011】本発明において、上記伸縮アームを上下方
向に平行移動させる昇降機構を設ければ、例えばブーム
とアームを複合操作するといった複雑な操作を必要とせ
ず、除滓部材および滓分断部材を、溶解炉の開口位置に
簡便に移動させることができる。また、伸縮アームの高
さ調整が簡単に行なえると、滓層から金属成分を回収す
るときに正確に滓層を分断することができる。
【0012】また、昇降機構を、ベースマシンの前部に
設けられた垂直軸を支点として少なくとも左右いずれか
一方に変位できるように構成すれば、伸縮アームを溶解
炉に対して斜めに変位させることにより、溶解炉の正面
から外れた安全な位置で除滓作業および滓分断作業を行
なうことができる。
【0013】また、上記伸縮アームの基端アームを、水
平回転軸を介して昇降機構に枢支させ傾斜可能に構成す
れば、傾斜姿勢にある溶解炉の溶湯に対しても確実に金
属成分の回収および除滓が行なえる。また、枢支する位
置を基端アームの前端部に配置すれば、伸縮アームの傾
斜角度を大きくすることができる。
【0014】本発明における伸縮アームは具体的にはツ
インタイプとシングルタイプが示される。
【0015】ツインタイプは、複数の筒体を入れ子式に
収納する2本のテレスコアームからなり、一方のテレス
コアームの可動アーム内に回転軸が貫通して設けられ、
この回転軸の先端に回転ブレードが固定され、後端にそ
の回転ブレードを回転させるモータが接続され、他方の
テレスコアームの可動アーム先端部に除滓部材が設けら
れている。
【0016】このツインタイプに従えば、まず一方のテ
レスコアームを溶解炉内に挿入し、回転ブレードを回転
させると滓層が分断され、分断された滓層断面から金属
成分が滲出し溶湯に戻される。次に一方のテレスコアー
ムの可動アームを溶解炉から引き出すのと入れ替えに他
方のテレスコアームの可動アームを溶解炉に挿入し、除
滓部材を往復動作させると除滓作業が行なえる。
【0017】シングルタイプは、複数の筒体を入れ子式
に収納する1本のテレスコアームからなり、そのテレス
コアームの可動アーム内に回転軸が貫通して設けられ、
この回転軸の先端に回転ブレードが固定され、後端にそ
の回転ブレードを回転させるモータが接続され、回転ブ
レードを避けて可動アーム先端部から延設された支持材
に除滓部材が固定されている。
【0018】このシングルタイプに従えば、テレスコア
ームを溶解炉内に挿入し、回転ブレードを回転させれば
滓層の分断が行なえ、回転ブレードを停止させて除滓ブ
レードを往復動作させると除滓作業が行なえる。それに
より、ツインタイプのようにテレスコアームを入れ替え
ることなく滓層の分断と滓層の掻き出しが行なえる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明に係る除滓作業機の一実施
形態を示したものであり、(a)は平面図、(b)は側
面図である。
【0021】両図において、除滓作業機1は、油圧ショ
ベルのベースマシンである左右にクローラ2aを装着し
た下部走行体2上に上部旋回体3を旋回自在に搭載して
いる。
【0022】この上部旋回体3の左側にはオペレータm
が搭乗するキャビン4が設けられ、右側にはエンジンユ
ニット、油圧機器、燃料タンク等を収納したエンジンケ
ース5が配置されている。
【0023】また、上部旋回体3の前部には昇降機構6
を介し、伸縮アームとしての一対のテレスコアーム7,
8が平行して設けられている。この昇降機構6およびテ
レスコアーム7,8は除滓作業用アタッチメントとして
機能するものである。
【0024】昇降機構6は、上部旋回体3の旋回フレー
ム前部において垂直軸まわりに揺動するスイングブラケ
ット9と接続される接続部6aと、この接続部6aから
立設されたマスト6bと、このマスト6bに形成されて
いるガイドレール6cをガイドとして昇降するリフトア
ーム6dとを有している。また、上記接続部6とリフト
アーム6dとの間の昇降部6eには対向配置された二組
のローラ6f,6feが上下に配置されており、これら
のローラ6f,6fはガイドレール6cを前後両側から
挟み込んで転動するようになっている。
【0025】なお、スイングブラケット9は上部旋回体
3の旋回プレートに配置されているスイングシリンダ3
aを伸縮させることにより、上部旋回体3の前後方向中
心線C1を基準として右側に60°、左側に70°にス
イングさせることができるようになっている(図1
(a)参照)。
【0026】なお、本実施形態に示すスイングブラケッ
ト9は左右略等角にスイングするように構成されている
が、オペレータmが溶解炉Fの正面から左右いずれか一
方側に外れた位置で操作できれば、これに限らず、左右
でスイングする角度が異なっていても良く、また、左右
いずれか一方側だけにスイングする構成であっても良
い。
【0027】また、上記昇降部6eからはチェーン6g
が上方に引き出され、チェーンガイドローラ6hを折り
返して旋回フレームの前部に固定されている。
【0028】上記チェーンガイドローラ6hは昇降シリ
ンダ6iのロッド先端部に取り付けられており、その昇
降シリンダ6iを伸長させると、チェーン6gを介して
昇降部6eが持ち上げられ、それによってリフトアーム
6dが上昇する。
【0029】このリフトアーム6dの先端部には水平軸
6jを介してブラケット10が連結されており、このブ
ラケット10にテレスコアーム7および8が取り付けら
れている。また、ブラケット10とリフトアーム6dに
は揺動シリンダ10aが架設されており、この揺動シリ
ンダ10aを伸縮させると、ブラケット10を介してテ
レスコアーム7を傾斜させることができるようになって
いる(図1(b)において二点鎖線で示すテレスコアー
ム7´参照)。
【0030】また、テレスコアーム7の前端部を水平軸
6jを介して支持するように構成しているため、テレス
コアーム7の傾斜角度を大きくすることができる。それ
により、溶解炉Fを傾斜させた状態で除滓作業を行なう
場合であっても溶解炉F奥部の滓層を掻き出すことがで
きるようになっている。
【0031】なお、図中、Fは上記テレスコアーム7が
挿入される溶解炉である。本実施形態に示す溶解炉Fは
アルミ精錬用に使用される小型の溶解炉であり、内径D
1が1,800mm、開口部の径D2が600mm、奥行き全長Lが3,
000mmに形成されているものである。
【0032】次に、左テレスコアーム7の構成について
説明する。
【0033】左テレスコアーム7は、第1アーム7a内
に第2アーム7bを入れ子式に収納しており、第1アー
ム7aは基端カバー7cをガイドとして移動することが
でき、さらにこの基端カバー7cは上記したブラケット
10に支持されている。
【0034】図2は左テレスコアーム7の縦断面を示し
たものである。
【0035】基端カバー7cは、一対の縦板部701,702
と、これらの縦板部701および702を水平に連結する横板
部703および704とから筒箱状に構成されている。
【0036】横板部703の上面には回転軸705を保持した
軸受706が固定されており、横板部704の下面には回転軸
707を保持した軸受708が固定されている。
【0037】上記回転軸705および707の両端にはガイド
ローラ709a,709aおよびガイドローラ710a,710aがそれ
ぞれ取り付けられており、これらのガイドローラ709a,
709aおよび710a,710aは、第1アーム7aの周囲を囲む
ようにしてその各コーナー部に配置され、自ら転動する
ことにより前後方向に移動する第1アーム7aをガイド
するようになっている。
【0038】なお、第1アーム7aの移動をガイドする
ガイドローラは、紙面奥側にもう一組配置されている
(図1(b)参照)。
【0039】また、基端カバー7cにはモータ11が備
えられており、このモータ11の出力軸11aに固定さ
れているスプロケット11bは、チェーン12に噛み合
っている。
【0040】このチェーン12は、図3(a)に示すよ
うに、第1アーム7aの前端7dと後端7eとに張架さ
れており、スプロケット11bを正回転させるとチェー
ン12を介して第1アーム7aが矢印A方向に伸長し、
逆回転させると矢印B方向に縮小する。なお、図中13
はチェーン12にテンションを与えるための従動スプロ
ケットである。
【0041】また、図3(b)において、第1アーム7
aの前後両側には従動ローラ14および15が配設され
ており、両従動ローラ14,15にチェーン16が張架
されている。
【0042】17は第1クランプであり、チェーン16
と第2アーム7bの後端部とを接続している。18は第
2クランプであり、チェーン16と基端カバー7cとを
接続している。これにより、第1アーム7aが矢印A方
向に移動すると、チェーン16は第2クランプ18によ
って固定されたまま従動ローラ14,15が矢印A方向
に移動するため、第1クランプ17を介して第2アーム
7bが伸長する。このようにして、第1および第2アー
ム7a,7bが連動して伸長する。
【0043】この第2アーム7bの先端には、溶解炉F
(図1参照)内に貯留されている溶融物の湯面に浮遊す
る滓を掻き出す除滓部材としての除滓ブレード7dが取
り付けられている。
【0044】図1(a)に戻って説明する。
【0045】一方、右テレスコアーム8は、基本的に右
テレスコアーム7と同じ構成からなり、第1アーム8a
内に第2アーム8bを入れ子式に収納しており、第1ア
ーム8aは基端カバー8cをガイドとして移動すること
ができ、さらに基端カバー8cは上記したブラケット1
0に固定されている。
【0046】第2アーム8b内にはその後端部に設けら
れているモータ8dを駆動源として回転する回転軸8e
が収納されており、この回転軸8eの先端に滓分断部材
としての回転ブレード8fが取り付けられている。ただ
し、回転ブレード8fは、上記した除滓ブレード7dと
干渉しないように前後方向に位置をずらせて設けられて
いる。
【0047】次に上記構成を有する除滓作業機1の動作
について説明する。
【0048】除滓作業を行なうにあたり、まずオペレー
タは除滓作業機1の上部旋回体3を略90°左に旋回さ
せ、溶解炉Fの中心線C2に対して直交する方向から除
滓作業機1を接近させる。
【0049】こうすることにより、万一、溶解炉Fから
溶融物が飛散してもその飛散方向と異なる方向にすばや
く避難することができる。
【0050】次に、昇降機構6を操作してテレスコアー
ム7,8を、溶解炉Fの開口Fa位置に合わせる。
【0051】次に、右テレスコアーム8を伸長させて回
転ブレード8fを溶解炉F内に挿入する。
【0052】次いでモータ8dを駆動させて回転ブレー
ド8fを回転させ、滓層に降下させると、塊状の滓層が
分断される。分断された切断面からは金属成分としての
アルミが滲出し、滲出したアルミは滓層から溶湯に移行
する。
【0053】このようにして除滓作業を行なう前に滓層
からアルミを回収することができるため、精錬の歩止ま
りを高めることができる。
【0054】アルミ回収作業が終了すると、右テレスコ
アーム8を縮小させて回転ブレード8fを溶解炉Fから
引き出す。
【0055】右テレスコアーム8の縮小が完了すると、
次に左テレスコアーム7を伸長させ、除滓ブレード7d
を溶解炉F奥部に進入させる。そして、除滓ブレード7
dを滓層に沈め、湯面に若干浸漬する程度まで降下させ
る。
【0056】この状態で右テレスコアーム7を縮小させ
る。それにより、除滓ブレード7dが湯面上の滓層を掻
き取り始める。このようにして掻き取られた滓層は、溶
解炉の開口Faから外部に排出される。
【0057】左テレスコアーム7を伸長させて除滓ブレ
ード7dを溶解炉F内に送り込む操作と、テレスコアー
ム7を縮小させて滓層を除滓ブレード7dで掻き出す操
作とを繰り返し実行することにより、湯面から滓層が除
去される。
【0058】なお、図1(a)では溶解炉Fの正面に上
部旋回体3が位置しているが、アルミ回収作業または除
滓作業を行なう場合には、両テレスコアーム7,8を右
側にスイングさせ、例えば溶解炉Fの中心線C2から角
度Sだけ変位させた線C3上、すなわち溶解炉Fの正面
から外れた位置まで後退して各作業を行なうことができ
る。なお、両テレスコアーム7,8を左側にスイングさ
せた場合は、溶解炉Fの正面から外れた位置まで除滓作
業機1を前進させる。
【0059】このように、溶解炉Fの正面から外れた位
置で滓分断作業、除滓作業を行なうことができれば、万
一、溶解物が飛散してもオペレータmに降りかかること
がなく、安全に作業を行なうことができる。
【0060】しかも、上述したように、この除滓作業機
1は、溶融物が飛散する方向とは直交する方向に移動す
ることができるため、短時間に安全な位置に退避するこ
とができる。
【0061】図4は除滓作業機1に搭載されるテレスコ
アームの変形例を示したものであり、同図(a)は平面
図、同図(b)は側面図である。
【0062】図4(b)において、テレスコアーム20
は、固定アーム21内に可動アーム22を入れ子式に収
納する1本のテレスコアームから構成されており、この
テレスコアーム20に除滓ブレードと回転ブレードが配
置されている。
【0063】詳しく説明すると、固定アーム21の後部
上面にはブラケット23が立設されており、このブラケ
ット23に第1シーブ24と第2シーブ25が前後に列
設され、さらに伸縮シリンダ26のヘッド側ボス26a
がピン26bを介して接続されている。なお、伸縮シリ
ンダ26のロッド側ボス26cには、第3シーブ27と
第4シーブ28が同軸上に備えられている(図4(a)
参照)。
【0064】一方、固定アーム21の前部上面にはブラ
ケット29を介して第5シーブ30、およびブラケット
31を介して第6シーブ32がそれぞれ列設されてい
る。
【0065】そして、可動アーム22の後端部上面に固
定されているワイヤ固定端33の一方から前方に延びた
ワイヤ34は、第5シーブ30を折り返して後方に延
び、第6シーブ32を経由して第3シーブ27を折り返
し、固定アーム21の前部上面に固定されているワイヤ
固定端35に接続されている。
【0066】なお、ワイヤ34は2連の第3シーブ27
および2連の第6シーブ32に掛け渡されることによ
り、可動アーム22が伸長する分のストロークを確保す
るようになっている。
【0067】また、上記ワイヤ固定端33の他方から後
方に延びたワイヤ36は第1シーブ24を折り返して前
方に延び、第2シーブ25を経由して第4シーブ28を
折り返し、固定アーム21の後部上面に固定されている
ワイヤ固定端37に接続されている。
【0068】なお、ワイヤ36は2連の第2シーブ25
および2連の第4シーブ28に掛け渡されることによ
り、可動アーム22が縮小される分のストロークを確保
するようになっている。
【0069】また、ワイヤ36はダブルに掛け渡されて
おり、1本のワイヤロープが損傷しても他のワイヤロー
プで可動アーム22を縮小させ溶解炉Fから可動アーム
22を引き出すことができるようになっている。それに
対応して2連の第2シーブ25および2連の第4シーブ
28が左右に一対設けられている。
【0070】また、可動アーム22の先端には滓層を分
断するための回転ブレード38が備えられている。この
回転ブレード38の回転軸39は可動アーム22内を貫
通し、その可動アーム22後端に設けられた攪拌モータ
40の出力軸40aに接続されている。
【0071】上記回転ブレード38を避けてその上方お
よび左右両側に支持材41が鉤状に延設され、これらの
支持材41の先端に除滓ブレード42が取り付けられて
いる。
【0072】図5は上記回転ブレード38および除滓ブ
レード42を正面から見たものである。
【0073】同図において、回転ブレード38は回転軸
39から放射状に配置された6枚の翼体からなり、rは
その回転半径を示している。
【0074】支持材41は、回転半径rよりも外側に仮
想的に描かれた略三角形の各頂点に配置されており、こ
れらの支持材41に除滓ブレード42が支持されてい
る。この除滓ブレード42はその上側肩部が山形に切り
欠かれており、切欠き縁部42aから回転ブレード38
の一部が見えるようになっている。除滓ブレード42を
このような形状に切り欠くことにより軽量化が図れ、そ
れによって除滓ブレード42を安定動作させることがで
きる。
【0075】次に、上記構成を有するテレスコアーム2
0の動作を図4および図6を参照しながら説明する。
【0076】除滓作業前においてテレスコアーム20は
図4(b)に示すように縮小された状態にある。
【0077】この状態で油圧シリンダ26のロッド26
dを縮小させると、第3シーブ27が矢印D方向に移動
し、第3シーブ27と第6シーブ32との距離が広がる
ことにより、固定アーム21内に配線されワイヤ固定端
33に通じているワイヤ34が矢印E方向に引っ張ら
れ、それによって可動アーム22が伸長する。このと
き、ワイヤ固定端33の他方側に接続されているワイヤ
36も同じく矢印E方向に引っ張られるためワイヤ36
は緊張状態に維持される。
【0078】そして、ロッド26dが完全に縮小される
と、可動アーム22が図6の縦断面図に示すように最大
に伸長されることになる。
【0079】溶解炉F内で可動アーム22を最大に伸長
させ、次いで昇降機構6(図1(b)参照)を操作する
ことにより、溶湯Hの表面に浮遊している滓層Sを通し
溶湯Hに若干浸漬するまで除滓ブレード42を降下させ
る。
【0080】次に油圧シリンダ26のロッド26dを矢
印E方向に伸長させる。それにより、第4シーブ28
が、固定アーム21内に配線されワイヤ固定端33に接
続されているワイヤ36を矢印D方向に引っ張り、それ
により可動アーム22が縮小する。
【0081】この可動アーム22の縮小動作に伴って除
滓ブレード42が矢印D方向に移動するため、溶湯Hに
浮遊する滓層Hが溶解炉Fの外部に掻き出される。
【0082】なお、溶解炉Fが傾斜している場合には、
可動アーム22を縮小させつつ昇降機構6によるテレス
コアーム20を下降させるという複合操作を繰り返しな
がら除滓作業が行なわれる。
【0083】図7はテレスコアームのさらに別の変形例
を示したものである。なお、図4と同じ構成要素につい
ては同一符号を付してその説明を省略する。
【0084】同図に示すテレスコアーム50は、図4に
示したテレスコアーム20と同様に、固定アーム51内
に可動アーム52を入れ子式に収納し、可動アーム52
の先端部に除滓ブレードと回転ブレードとを配置してい
る点で共通しているが、可動アーム52を伸縮させる機
構として油圧シリンダの代わりにウインチを使用してい
る。
【0085】53は伸長用ウインチであり、このウイン
チ53から前方に繰り出されたワイヤ54は、前側シー
ブ55を折り返して固定アーム51内を通り、可動アー
ム52の後端部に設けられているワイヤ固定端56に接
続されている。
【0086】また、57は縮小用ウインチであり、この
ウインチ57から後方に繰り出されたワイヤ58は、後
側シーブ59を折り返して固定アーム51内を通り、可
動アーム52の前端部に設けられているワイヤ固定端6
0に接続されている。
【0087】そして、可動アーム52を伸長させる場合
には、伸長側ウインチ53を巻き取る一方で縮小用ウイ
ンチ57を巻き解き、これとは逆に、可動アーム52を
縮小させる場合には、縮小用ウインチ57を巻き取る一
方で伸長側ウインチ53を巻き解くことにより、テレス
コアーム50を伸縮させることができる。
【0088】なお、本発明に係る自走式ベースマシンの
下部走行体は、上記実施形態ではクローラを装着してい
るが、これに限らずホイールタイプで構成することもで
きる。
【0089】また、本発明の除滓部材は、上記実施形態
ではプレート状の除滓ブレードで構成したが、滓の掻き
出し機能を有するものであれば、例えば櫛歯状等のよう
に任意の形状に構成することができる。
【0090】また、本発明の伸縮アームは上記実施形態
では2段と3段のテレスコアームで構成したが、作業環
境または溶解炉の規模に応じ、それ以上の段数からなる
テレスコアームで構成することもできる。
【0091】また、本発明の除滓作業機は、上記実施形
態ではアルミ精錬工程の溶解炉を例にとり説明したが、
専用の除滓作業機を備えていない製鉄所の溶解炉に対し
て除滓作業を行なう場合にも適用することができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1の本発明によれば、自走式の除滓作業機に搭載
される除滓作業用アタッチメントに、伸縮動作すること
により溶解炉に対して進退する1または複数の伸縮アー
ムと、その伸縮アームの可動アーム先端部に設けられ湯
面に浮遊する滓を掻き出す除滓部材と、この除滓部材が
設けられている可動アームの先端部またはその可動アー
ムと別の可動アームの先端部に設けられ滓層を分断する
滓分断部材とを備えたため、滓層を滓分断部材で分断す
ると、滓層に閉じ込められている金属成分を滓層から滲
出させて溶湯に回収することができ、除滓部材を後退さ
せると、金属成分が取り除かれて不純物のみからなる滓
層を溶解炉外部に掻き出すことができる。
【0093】請求項2の本発明によれば、上記伸縮アー
ムを上下方向に平行移動させる昇降機構を設けたため、
除滓部材および滓分断部材を、溶解炉の開口位置に簡便
に移動させることができる。また、伸縮アームの高さ調
整が簡単に行なえるため、滓層を正確に分断することが
できる。
【0094】請求項3の本発明によれば、昇降機構を、
ベースマシンの前部に設けられた垂直軸を支点として少
なくとも左右いずれか一方に変位できるように構成した
ため、伸縮アームを溶解炉に対して斜めに変位させる
と、溶解炉の正面から外れた安全な位置で除滓作業およ
び滓分断作業を行なうことができる。
【0095】請求項4の本発明によれば、上記伸縮アー
ムの基端アームを、水平回転軸を介して昇降機構に枢支
させ傾斜可能に構成したため、傾斜姿勢にある溶解炉の
溶湯に対しても確実に滓分断および除滓が行なえる。
【0096】請求項5の本発明によれば、伸縮アームを
枢支する位置を基端アームの前端部に配置したため、伸
縮アームの傾斜角度を大きくすることができる。
【0097】請求項6の本発明によれば、回転ブレード
を回転させて滓分断を行なうように構成したため、簡単
な構成で滓中の金属成分を回収することができる。
【0098】請求項7の本発明によれば、伸縮アーム
が、複数の筒体を入れ子式に収納する2本のテレスコア
ームからなり、一方のテレスコアームの可動アーム内に
回転軸が貫通して設け、この回転軸の先端に回転ブレー
ドを固定し、後端にその回転ブレードを回転させるモー
タを接続し、他方のテレスコアームの可動アーム先端部
に除滓部材を設けたため、一方のテレスコアームを溶解
炉内に挿入し、回転ブレードを回転させると滓層が分断
され、分断された滓層断面から金属成分を滲出させて溶
湯に戻すことができる。この一方のテレスコアームの可
動アームを溶解炉から引き出すのと入れ替えに他方のテ
レスコアームの可動アームを溶解炉に挿入し、除滓部材
を往復動作させると除滓作業が行なえる。
【0099】請求項8の本発明によれば、伸縮アームが
複数の筒体を入れ子式に収納する1本のテレスコアーム
からなり、そのテレスコアームの可動アーム内に回転軸
を貫通して設け、この回転軸の先端に回転ブレードを固
定し、後端にその回転ブレードを回転させるモータを接
続し、回転ブレードを避けて可動アーム先端部から延設
された支持材に除滓部材を固定したため、テレスコアー
ムを溶解炉内に挿入し、回転ブレードを回転させれば滓
層の分断が行なえ、回転ブレードを停止させて除滓ブレ
ードを往復動作させると除滓作業が行なえる。従って、
テレスコアームを入れ替えることなく滓層の分断と滓層
の掻き出しが行なえる。
【0100】また、テレスコアームの軽量化が図れ、除
滓アタッチメントの操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る除滓作業機の一実施形態
を示す平面図、(b)はその側面図である。
【図2】図1に示すテレスコアームの断面図である
【図3】(a)は図1に示すテレスコアームの動作を説
明する平面図、(b)はその側面図である。
【図4】(a)はテレスコアームの変形例を示す平面
図、(b)はその側面図である。
【図5】図4(b)に示す除滓ブレード及び回転ブレー
ドの正面図である。
【図6】図4に示すテレスコアームの動作を示す側面図
である。
【図7】テレスコアームのさらに別の変形例を示す側面
図である。
【図8】従来の除滓作業機の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 除滓作業機 2 下部走行体 3 上部旋回体 4 キャビン 5 エンジンケース 6 昇降機構 7 左テレスコアーム 7a 第1アーム 7b 第2アーム 7c 基端カバー 7d 除滓ブレード 8 右テレスコアーム 8d モータ 8e 回転軸 8f 回転ブレード 7a 固定アーム 7b 可動アーム 7c 油圧シリンダ F 溶解炉 m オペレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上松 靖治 岡山県倉敷市玉島勇崎1461番地の2 玉島 軽金属工業株式会社内 (72)発明者 上松 伸行 岡山県倉敷市玉島勇崎1461番地の2 玉島 軽金属工業株式会社内 (72)発明者 小泉 幸雄 広島市安佐南区祇園3丁目12番25号 コベ ルコ建機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小田 和夫 広島市安佐南区祇園3丁目12番25号 コベ ルコ建機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4E014 NA09 NA11 4K055 LA01 LA02 LA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式のベースマシンの前部に除滓作業
    用アタッチメントを備えた除滓作業機であって、 上記除滓作業用アタッチメントに、伸縮動作することに
    より溶解炉に対して進退する1または複数の伸縮アーム
    と、その伸縮アームの可動アーム先端部に設けられ湯面
    に浮遊する滓層を掻き出す除滓部材と、この除滓部材が
    設けられている可動アームの先端部またはその可動アー
    ムと別の可動アームの先端部に設けられ上記滓層を分断
    する滓分断部材とを備えてなることを特徴とする除滓作
    業機。
  2. 【請求項2】 上記伸縮アームが、その伸縮アームを上
    下方向に平行移動させる昇降機構を介して上記ベースマ
    シンの前部に取り付けられている請求項1記載の除滓作
    業機。
  3. 【請求項3】 上記昇降機構が、上記ベースマシンの前
    部に設けられた垂直軸を支点として少なくとも左右いず
    れか一方に変位できるように構成されている請求項2記
    載の除滓作業機。
  4. 【請求項4】 上記伸縮アームの基端アームが水平回転
    軸を介して上記昇降機構に枢支され、傾斜可能に構成さ
    れている請求項2または3記載の除滓作業機。
  5. 【請求項5】 上記基端アームの前端部が上記水平回転
    軸を介して上記昇降機構に枢支されている請求項4記載
    の除滓作業機。
  6. 【請求項6】 上記滓分断部材が、駆動力を受けて回転
    する回転ブレードから構成される請求項1〜5のいずれ
    かに記載の除滓作業機。
  7. 【請求項7】 上記伸縮アームが、複数の筒体を入れ子
    式に収納する2本のテレスコアームからなり、一方のテ
    レスコアームの可動アーム内に回転軸が貫通して設けら
    れ、この回転軸の先端に上記回転ブレードが固定され、
    後端にその回転ブレードを回転させるモータが接続さ
    れ、他方のテレスコアームの可動アーム先端部に上記除
    滓部材が設けられている請求項6記載の除滓作業機
  8. 【請求項8】 上記伸縮アームが、複数の筒体を入れ子
    式に収納する1本のテレスコアームからなり、そのテレ
    スコアームの可動アーム内に回転軸が貫通して設けら
    れ、この回転軸の先端に上記回転ブレードが固定され、
    後端にその回転ブレードを回転させるモータが接続さ
    れ、上記回転ブレードを避けて上記可動アーム先端部か
    ら延設された支持材に上記除滓部材が固定されている請
    求項6記載の除滓作業機。
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