JP2003204542A - 遠隔監視システム - Google Patents

遠隔監視システム

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JP2003204542A
JP2003204542A JP2002001002A JP2002001002A JP2003204542A JP 2003204542 A JP2003204542 A JP 2003204542A JP 2002001002 A JP2002001002 A JP 2002001002A JP 2002001002 A JP2002001002 A JP 2002001002A JP 2003204542 A JP2003204542 A JP 2003204542A
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Kazuo Nagahama
和男 長濱
Katsuaki Nakazawa
克昭 中澤
Takafumi Morishita
孝文 森下
Akio Kuroda
章夫 黒田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理すべき者が端末から離れていても、監視
対象に異常が発生した場合には、管理すべき者に対して
確実に異常を認識させ適切な処置を可能にするシステム
を構成する。 【解決手段】 プラントの設備機器1の制御が可能で、
異常検出用のセンサSと、カメラCとからの情報が入力
する管理サーバーAをインターネットNと接続し、イン
ターネットNと接続する監視サーバーB、インターネッ
トNと接続する基地局Dを介して無線通信で接続する携
帯電話機P夫々を備え、センサSで異常を検出した場合
には管理サーバーAがインターネットNを介して携帯電
話機Pに異常を認識させる情報と、キー情報とを伝送
し、このキー情報を監視サーバーBから入力した場合
に、監視サーバーBから設備機器1の制御を可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視対象の監視情
報を取得する情報取得端末と、この情報取得端末からネ
ットワークを介して伝送された監視情報を受信して報知
手段に出力する監視端末と、制御手段からの制御信号に
よって制御される設備機器とを備えている遠隔監視シス
テムに関し、詳しくは、監視対象から離間した位置にお
いて監視対象の状況を把握する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のように構成された遠隔監視システ
ムとして、石油の精製等を行う大型のプラント類の遠隔
操作を行うシステムを想定することができる。このシス
テムでは情報取得手段として複数のカメラを設置し、プ
ラントの各部の稼働状況を把握するため必要な箇所に温
度センサや、圧力センサや、ガスセンサ、あるいは、ア
クチュエータ類の稼働状況をモニターする回転速度セン
サや、消費電力を計測する電力センサ等を備えており、
監視を行う際には、監視カメラからの画像情報や、セン
サ類からの情報をネットワークを介して監視端末に伝送
し、監視端末に備えたモニターに表示することで、リア
ルタイムでプラントの状況を把握でき、異常の発生時に
は迅速に適切な処置を可能にするものが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大型のプラント類を考
えるに、プラントが設置された施設内にネットワークを
構築し、この管理施設内に監視端末を備えることにより
遠隔管理システムを構成し、これにより監視端末からプ
ラントの管理が可能になるものである。又、例えば、石
油の精製を行うプラントは夜間や、休日のように施設内
の人員が少ない場合にも稼働するのが普通であるが、夜
間や休日には管理施設内の人員が少なくなることも多
く、このような状況において、管理を行うべき人員が持
ち場を離れなければならない状況も多く発生する。そし
て、管理すべき人員が持ち場を離れた際に、プラントに
異常が発生することもあり、このような状況では、異常
の発生に気づくまで時間を要し、適切な処置の遅れか
ら、プラント全体の稼働を停止させなければならない状
況に陥ることもある。
【0004】このような不都合は、プラント類に限るも
のではなく、例えば、河川の水面や海面を監視対象と
し、水門や揚水ポンプを設備機器として、この設備機器
を制御する施設に監視端末を設置した遠隔管理システム
を考えることが可能であり、この遠隔管理システムにお
いても、河川や海面の水位が異常に上昇した場合に、水
門や揚水ポンプを制御すべき施設に人員が不在である場
合のように、必要な処置を行うタイミングの遅れが水害
に繋がることも想定できる。
【0005】このような不都合を招来しないためには、
管理すべき人員の数を増すことや、監視端末の設置数を
増して管理すべき人員がどのような場所にいても監視端
末を介して監視を行えるようにすることも考えられる。
しかし、人員を増すことは人件費の面で、監視端末の設
置数を増すことも設置費用の点で企業や管理者の負担が
大きく改善の余地がある。
【0006】本発明の目的は、管理すべき者が端末から
離れていても、監視対象に異常が発生した場合には、管
理すべき者に対して確実に異常の発生を認識させ、適切
な処置を迅速に行わせ得るシステムを合理的に構成する
点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
遠隔監視システムの特徴、作用・効果は次の通りであ
る。 〔特徴〕監視対象の監視情報を取得する情報取得端末
と、この情報取得端末からネットワークを介して伝送さ
れた監視情報を受信して報知手段に出力する監視端末
と、制御部からの制御信号によって制御される設備機器
とを備えている遠隔監視システムにおいて、前記情報取
得端末が前記監視対象の異常を検出する異常検出手段
と、この異常検出手段で異常を検出した際に異常特定情
報、及び、前記設備機器の制御を可能にするキー情報を
前記ネットワークを介して携帯端末に伝送する情報伝送
手段とを備えて成り、前記制御部は前記ネットワークと
接続自在に構成され、かつ、前記異常検出手段で異常を
検出した後において、前記監視端末からネットワークを
介して送られたキー情報を受信した際には、監視端末か
らの制御信号に基づき設備機器の制御を許す遠隔制御許
容手段を備えている点にある。
【0008】〔作用・効果〕上記特徴によると、異常検
出手段で設備機器等の監視対象の異常を検出した場合に
は、情報伝送手段が、ネットワークを介して異常特定情
報とキー情報とを携帯端末に伝送することになるので、
設備機器を管理すべき人員が監視端末から離れていて
も、監視端末が設置された施設内に存在しなくとも、携
帯端末から異常の発生を認識できるものとなる。この後
に、異常の発生を認識した人員が監視端末からネットワ
ークを介してキー情報を制御部に伝送した場合には、遠
隔制御許容手段が、監視端末からの制御信号に基づき設
備機器の制御を許すものとなるので、この監視端末が設
備機器から離間した位置に設置されていても、必要な操
作を行って、例えば、異常の解消や、異常に対応した適
切な処置を行える。特に、このように監視端末からキー
情報を入力した後に、設備機器の操作を許すよう構成し
たので不正な操作を排除できる。その結果、端末から管
理を行うべき人員が離れている場合でも、異常が発生し
た場合には的確に異常の発生を認識させると共に、この
異常に対応した適切な処置を可能にするシステムが合理
的に構成された。
【0009】本発明の請求項2に係る遠隔監視システム
の特徴、作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕請求項1記載の遠隔監視システムにおいて、前
記情報取得端末が、監視対象を撮影するカメラを備えて
成ると共に、前記異常検出手段で異常を検出した際に
は、異常を検出した設備機器を撮影したカメラからの画
像情報を保存手段に保存する処理を行い、前記情報伝送
手段は、カメラからの画像情報を前記携帯端末の表示部
に表示する処理を行うよう構成されている点にある。
【0010】〔作用・効果〕上記特徴によると、異常の
発生時には情報伝送手段がカメラからの画像情報を携帯
端末に伝送することにより、画像情報から異常の状況を
把握できるものとなり、異常の発生時にはカメラからの
画像情報を保存手段に保存しているので、異常の発生の
後に、例えば、既に保存されている画像情報を監視端末
から確認することも可能となる。その結果、画像情報に
よって異常を的確に把握でき、保存された画像情報から
状況を把握することも可能なものとなる。
【0011】本発明の請求項3に係る遠隔監視システム
の特徴、作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕請求項2記載の遠隔監視システムにおいて、前
記ネットワークがインターネットで成り、前記携帯端末
がインターネットと接続可能な携帯電話機で成ると共
に、前記情報伝送手段は、前記異常特定情報と、キー情
報と、画像情報とを電子メール形式で携帯電話機に伝送
するよう処理形態が設定されている点にある。
【0012】〔作用・効果〕上記特徴によると、異常の
発生時にはインターネット回線を介して携帯電話機に対
して、異常特定情報と、キー情報と、画像情報とを電子
メール形式で伝送することになるので、広範な地域に対
して情報の伝送が可能なインターネットと市販されてい
る携帯電話機とを利用して管理を行うべき人員に対して
異常特定情報と、画像情報と、キー情報とを確実に伝送
することが可能となる。その結果、例えば、管理すべき
者が管理すべき施設から離れていても、管理すべき者に
対して異常の発生と、異常の詳細とを確実に伝え得るシ
ステムが低廉に構成された。
【0013】本発明の請求項4に係る遠隔監視システム
の特徴、作用・効果は次の通りである。 〔特徴〕請求項1〜3のいずれか1項に記載の遠隔監視
システムにおいて、前記キー情報が、前記異常検出手段
で異常を検出した時点から予め設定された時間内、ある
いは、異常が解消されるまでにおいてのみ有効となるよ
う有効期間が規定され、前記遠隔制御許容手段はキー情
報の有効性の判断を行うよう構成されている点にある。
【0014】〔作用・効果〕上記特徴によると、キー情
報が予め設定された時間内、あるいは、異常が解消され
るまでにおいてのみ有効であるので、異常の発生があっ
てから有効期間内にキー情報を入力した場合にのみ、遠
隔制御許容手段が設備機器を遠隔操作を許し、この有効
期間が経過した場合には、遠隔制御許容手段が設備機器
の遠隔操作を阻止することにより、遠隔操作が不能とな
る。その結果、異常発生から長時間が経過した後には、
あるいは、正常復帰後に設備機器に対する不正な操作を
回避できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、石油の精製を
行うプラント等を構成する設備機器1を監視対象とし、
この設備機器1の異常を検出する異常検出手段としての
複数のセンサSと、この設備機器1を撮影する複数のC
CD型のカメラCと、設備機器1を制御する制御端末2
と備え、かつ、このセンサSとカメラCからの検出信号
(監視情報の一例)が入力し、制御端末2に対して制御
信号を出力する情報取得端末としての管理サーバーAを
インターネットN(ネットワークの一例)に接続するW
ebサーバーとして構成すると共に、このインターネッ
トNに接続し、Webサーバーとして機能する監視端末
として複数の監視サーバーBを備えて遠隔監視システム
が構成されている。又、管理サーバーAはインターネッ
トNに接続する基地局Dを介して無線式の通信が可能に
構成された携帯端末としての携帯電話機Pに情報の伝送
を行えるよう構成されている。
【0016】前記管理サーバーAは、前記設備機器1の
敷地内の施設に設置されるものであり、この管理サーバ
ーAは汎用コンピュータ5と、情報の表示を行うモニタ
ー6と、情報の入力を行うキーボード7と、ポインティ
ングデバイスとしてのマウス8とを備えると共に、前記
複数のカメラCからの画像情報と、複数のセンサSから
の情報とをモニター6に表示した状態で設備機器1の制
御を可能にするインターフェース(CGI〈Common Gat
eway Interface〉)を具備し、又、インターネットNを
介して情報のアクセスを実現するソフトウエアをインス
トールして構成されている。
【0017】前記監視サーバーBは、前記設備機器1か
ら比較的離間した位置の管理事務所や、設備機器1の管
理を担当する者の自宅に設置されるものを想定してお
り、この監視サーバーBは汎用コンピュータ10と、情
報の表示を行う報知手段としてのモニター11と、情報
の入力を行うキーボード12と、ポインティングデバイ
スとしてのマウス13とを備えると共に、前記管理サー
バーAからの情報を取り込んでモニター11に表示し、
かつ、前記管理サーバーAに対して必要な情報の伝送を
実現するブラウザをインストールして構成されている。
【0018】前記基地局Dと携帯電話機Pとは、商用に
電話回線として提供されている設備で成り、携帯電話機
Pは画像情報の表示が可能な液晶表示部15を備えてい
る。
【0019】そして、管理サーバーAは、センサSで異
常を検出した場合に、この異常の発生(イベントの発
生)を示す情報をインターネットNを介して監視サーバ
ーBと、携帯電話機Pとに伝送するよう後述する情報伝
送手段29(図2を参照)を備えて構成されている。
【0020】前記管理サーバーAの汎用コンピュータ5
は図2に示すように、前記制御端末2に制御信号を出力
する制御部21を備え、この制御部21は、機器制御手
段22と、遠隔制御許容手段23とで成っている。この
汎用コンピュータ5は前記複数のセンサSからの信号が
入力する異常判別部24と、前記複数のカメラCからの
画像情報が入力する画像情報処理部25とを備え、又、
異常判別部24で異常の発生を判別した際に異常箇所を
特定する情報、及び、異常を特定し得る情報夫々を生成
する異常特定情報生成部26と、異常判別部24で異常
の発生を判別した際に設備機器1の制御を可能にするキ
ー情報(ID情報)を生成するキー情報生成部27と、
異常判別部24で異常の発生を判別した際に異常箇所に
対応する部位を撮影するカメラCからの画像情報を保存
するハードディスク28と、これら異常特定情報生成部
26からの異常特定情報、キー情報生成部27からのキ
ー情報、画像情報処理部25からの静止画像情報夫々を
電子メールの形式でインターネットに送り出す情報伝送
手段29と、この情報伝送手段29からの情報をインタ
ーネットNに送り出し、前記遠隔制御許容手段23にイ
ンターネットNからの情報を伝える通信インタフェース
30とを備えている。
【0021】前記センサSは、温度センサや、圧力セン
サや、ガスセンサ、あるいは、アクチュエータ類の稼働
状況をモニターする回転速度センサや、消費電力を計測
する電力センサの総称であり、設備機器1の各所に配置
されたものを指す。
【0022】これら機器制御手段22、遠隔制御許容手
段23、異常判別部24、画像情報処理部25、異常特
定情報生成部26、キー情報生成部27、情報伝送手段
29、通信インタフェース30夫々はハードウエア、又
は、ソフトウエア、若しくは、これらを組み合わて構成
されている。又、画像情報処理部25では、カメラCか
らビデオ信号で送られる画像情報をMPEG2形式(Mo
tion Picture ExpertsGroupが制定した形式)で1秒間
30フレームの動画像に圧縮符号化する処理と、このカ
メラCからの画像情報をJPEG形式(Joint Photogra
phic Experts Groupが制定した形式)の静止画像に圧縮
符号化する処理とを行うよう構成されている。そして、
この管理サーバーAでは以下のように制御が行われる。
【0023】図3のフローチャートに示すように、異常
情報伝送ルーチンでは、複数のセンサSの何れかからの
信号に基づき異常判別部24で異常の発生を判別した場
合には、画像情報処理部25が異常箇所を撮影した動画
像情報をハードディスク28に保存する処理を開始し、
異常特定情報生成部26で異常箇所を特定する情報、及
び、異常を特定し得るよう文字記号情報(キャラクター
コードで出力可能な情報)で成る情報を生成し、キー情
報生成部27で設備機器1の制御を可能にするよう文字
記号情報(キャラクターコードで出力可能な情報)で成
るキー情報を生成し、画像情報処理部25が異常箇所の
静止画像情報を取得し、又、キー情報の有効時間を保存
した後に、この異常特定情報とキー情報と静止画像情報
とを情報伝送手段29が電子メール形式で予め設定され
た監視サーバーBと、携帯電話Pとの電子メールアドレ
スを指定して電子メール形式で伝送する(#101〜#
105ステップ)。
【0024】このように電子メールによって情報の伝送
を行った後には、図4のフローチャートに示す対処ルー
チンの処理が実行される。つまり、監視サーバーBが管
理サーバーのURL(Uniform Resource Locater)を指
定してログインした場合には、管理サーバーAのCGI
がキー情報の入力を求める画像をHTML(Hyper Text
Markup Language)の形式で監視サーバーBに伝送して
キー情報の入力を求める画面を監視サーバーBのモニタ
ー11に表示させる。次に、この表示に基づきキー情報
の入力があった場合には、監視サーバーBのブラウザが
キー情報を管理サーバーAに伝送し、管理サーバーAの
CGIを構成する前記遠隔制御許容手段23はキー情報
の有効性と、キー情報の適、不適の判断を行う。そし
て、管理サーバーBに対して有効期間内の適正なキー情
報の入力が無い場合には、管理サーバーAのCGIが適
正なキー情報を入力するよう監視サーバーBのモニター
11にメッセージを表示させ、適正なキー情報の入力が
あった場合には、管理サーバーAのCGIが設備機器制
御画面を監視サーバーBに伝送すると共に、異常発生部
位を撮影したカメラCで撮影された動画像情報をストリ
ーミング伝送して、監視サーバーBのモニター11に表
示する処理を行う(#201〜#206ステップ)。
【0025】この設備機器制御画面は図面には示してい
ないが、設備機器1の制御可能な部位の稼働や停止を可
能にするスイッチ類や、設備機器1の各部位の稼働状態
や停止状態を示すインジケータ類をグラフィック化した
ものであり、制御画面のスイッチ類をキーボード12や
マウス13で選択して操作することで対応する設備機器
1の各部位をGUI(Grafical User Interface )式に
制御できると共に、画面中のインジケータ類の表示から
設備機器1の各部位の稼働状況を把握できるものにして
いる。
【0026】次に、ハードディスクに保存した画像情報
の表示を求める要求情報が監視サーバーBから伝送され
た場合には、管理サーバーAのCGIがハードディスク
28に保存された画像情報の伝送を行って監視サーバー
Bのモニター11に表示させる処理を行う。又、設備機
器制御画面に対して設備機器1を制御する情報が入力さ
れた場合には、監視サーバーBのブラウザが制御情報を
管理サーバーAに伝送し、CGIを構成する前記遠隔制
御許容手段23が対応する設備機器1の制御を許すもの
となり、このように入力された情報に対して機器制御手
段22を介して制御端末2に伝えられた制御が実行さ
れ、これらの処理は監視サーバーBがログアウトするこ
とで終了する(#207〜#210ステップ)。
【0027】尚、携帯電話機Pを使用せず、監視サーバ
ーBを使用して設備機器1を制御する理由は、インター
ネットNに対して直接接続する監視サーバーBの方が、
電波を利用する携帯電話機Pと比較したアクセス可能な
情報量が大きく、細密な表示が可能なモニター11の使
用が可能であるからであり、この監視サーバーBのモニ
ター11に対して、例えば、管理サーバーAからの細密
な動画像情報をストリーミング表示した状態で迅速な制
御を実現するものにしている。
【0028】このように、システムが構成されているの
で、夜間や休日のように管理すべき人員が少なくなる状
況において持ち場を離れた際に、設備機器1に異常が発
生した場合でも、監視すべき人員が携帯している携帯電
話機Pに対して電子メール形式で異常状況を把握し得る
情報と、キー情報とを自動的に伝送することが可能とな
り、このように電子メール形式で情報の伝送を行うこと
により、管理すべき人員は携帯電話機Pを介して異常の
発生と、その状況を把握できる。更に、このように状況
を把握した後には、インターネットNに直接接続する監
視サーバーBを介し、異常発生箇所を動画情報で表示さ
せて状況の確認を行いながら設備機器1の制御を行うの
で、異常の状況に即した適切な処置を行って異常の解消
を迅速に行えるものにしている。
【0029】特に、キー情報を入力した後に監視サーバ
ーBからの制御が許されるので、不正な操作を阻止する
ばかりで無く、キー情報を出力した後でも、予め規定さ
れた期間が経過した後にはキー情報が無効になるので、
監視サーバーBからの不適正な操作を回避出来るものに
なる。
【0030】〔別実施の形態〕本発明は上記実施の形態
以外に、例えば、河川の水面や海面を監視対象として、
この水面の水位を検出するセンサや、付近の状況を監視
するカメラを備えると共に、水門や揚水ポンプを設備機
器に設定し、この水門や揚水ポンプを制御する施設に管
理サーバーを設置し、担当者の自宅に監視サーバーを設
置することで遠隔監視システムを構成することも可能で
あり、このようにシステムを構成した場合には、河川や
海面の水位が異常に上昇した場合にも、携帯電話機に対
して管理サーバーから異常を認識させる情報の伝送を行
い、監視サーバーから入力した情報に基づいて水門や揚
水ポンプを制御することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠隔監視システムの構成を示す模式図
【図2】管理サーバーの構成を示すブロック図
【図3】異常情報伝送ルーチンのフローチャート
【図4】対処ルーチンのフローチャート
【符号の説明】
1 設備機器 11 報知手段 23 遠隔制御許容手段 29 情報伝送手段 A 情報取得端末 B 監視端末 C カメラ N ネットワーク P 携帯端末 S 異常検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311K (72)発明者 中澤 克昭 大阪府大阪市中央区博労町4丁目2番15号 クボタコンプス株式会社内 (72)発明者 森下 孝文 大阪府大阪市中央区博労町4丁目2番15号 クボタコンプス株式会社内 (72)発明者 黒田 章夫 大阪府大阪市中央区博労町4丁目2番15号 クボタコンプス株式会社内 Fターム(参考) 5C054 AA01 CD04 CG02 CG07 CH04 DA07 DA09 EA01 EA05 FE16 FE28 FF02 FF06 GB02 GB05 GB06 HA02 5C087 AA02 AA24 AA25 BB12 BB20 BB65 BB73 BB74 DD08 DD21 EE05 EE16 FF01 FF04 FF17 FF19 FF20 GG02 GG07 GG11 GG19 GG70 5K048 AA09 BA21 BA23 BA35 DA03 DC01 DC07 EB07 EB15 FB03 FB10 HA01 HA02 HA23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象の監視情報を取得する情報取得
    端末と、この情報取得端末からネットワークを介して伝
    送された監視情報を受信して報知手段に出力する監視端
    末と、制御部からの制御信号によって制御される設備機
    器とを備えている遠隔監視システムであって、 前記情報取得端末が前記監視対象の異常を検出する異常
    検出手段と、この異常検出手段で異常を検出した際に異
    常特定情報、及び、前記設備機器の制御を可能にするキ
    ー情報を前記ネットワークを介して携帯端末に伝送する
    情報伝送手段とを備えて成り、 前記制御部は前記ネットワークと接続自在に構成され、
    かつ、前記異常検出手段で異常を検出した後において、
    前記監視端末からネットワークを介して送られたキー情
    報を受信した際には、監視端末からの制御信号に基づき
    設備機器の制御を許す遠隔制御許容手段を備えている遠
    隔監視システム。
  2. 【請求項2】 前記情報取得端末が、監視対象を撮影す
    るカメラを備えて成ると共に、前記異常検出手段で異常
    を検出した際には、異常を検出した設備機器を撮影した
    カメラからの画像情報を保存手段に保存する処理を行
    い、前記情報伝送手段は、カメラからの画像情報を前記
    携帯端末の表示部に表示する処理を行うよう構成されて
    いる請求項1記載の遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークがインターネットで成
    り、前記携帯端末がインターネットと接続可能な携帯電
    話機で成ると共に、前記情報伝送手段は、前記異常特定
    情報と、キー情報と、画像情報とを電子メール形式で携
    帯電話機に伝送するよう処理形態が設定されている請求
    項2記載の遠隔監視システム。
  4. 【請求項4】 前記キー情報が、前記異常検出手段で異
    常を検出した時点から予め設定された時間内、あるい
    は、異常が解消されるまでにおいてのみ有効となるよう
    有効期間が規定され、前記遠隔制御許容手段はキー情報
    の有効性の判断を行うよう構成されている請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の遠隔監視システム。
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