JP2003204389A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 情報を送受信するための通信手段を有する情報通信装置であって、
   外部から温度情報を取得する温度情報取得部と、
   前記温度情報取得部で取得した温度情報を予め設定された温度情報と比較する温度情報比較部と、
   前記温度情報比較部での比較の結果、前記取得した温度情報が所定の条件を満たす場合には、前記情報通信装置の使用者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
   前記使用者の生体情報が予め格納された生体情報格納部と、
   前記取得した生体情報と前記生体情報格納部に格納された生体情報とを比較し、前記取得した生体情報と前記生体情報格納部に格納された生体情報が一致する場合に、前記使用者は正当使用者であると認証を行う生体情報認証部とを有することを特徴とする情報通信装置。
2. 請求項１記載の情報通信装置であって、所定の条件とは前記外部から取得した温度情報が予め設定した温度情報の範囲内であることを特徴とする情報通信装置。
3. 情報を送受信するための通信手段を有する情報通信装置であって、
   温度情報を取得する温度情報取得部と、
   前記情報通信装置の使用者の生体情報を取得する生体情報取得部とを有し、
   前記温度情報取得部で取得した温度情報と前記生体情報取得部で取得した生体情報とに基づき、前記使用者の認証を行うことを特徴とする情報通信装置。
4. 携帯電話であって、
   電波を送受信するアンテナと、
   前記アンテナに接続され、データを送受信するための通信手段と、
   音声を出力するスピーカあるいは音声を入力するマイクロフォンに接続された音声処理部と、
   情報の入出力キー及び電源のオン／オフを行う電源キーを有する操作キーを介して入力された情報を表示する表示部と、
   前記表示部を制御する表示制御部と、
   データあるいはプログラムを格納するメモリと、
   前記プログラムの実行あるいは前記操作キーから入力される命令や認証状態に基づき当該携帯電話の機能を制御する動作制御部と、
   前記通信手段と前記音声処理部と前記表示制御部と前記メモリと前記動作制御部とを接続するバスと、
   当該携帯電話の外部の温度を計測する使用検出手段と、
   前記使用検出手段に接続され、当該携帯電話の使用者の認証を行う個人認証手段とを有し、
   前記個人認証手段は、前記使用検出手段で検出した温度が所定の温度範囲内である場合、前記個人認証処理を実行することを特徴とする携帯電話。
5. 請求項４記載の携帯電話であって、
   前記使用検出手段は、温度を計測する温度取得部と、所定の温度範囲が指定された温度情報を格納する閾値格納部と、前記温度取得部で計測した温度情報と前記閾値格納部に格納された温度情報を比較する温度比較部と、前記温度比較部に接続されたタイマ部と、前記タイマ部に接続された認証管理部とを有し、
   前記温度比較部は、前記温度取得部で計測した温度情報が前記所定の温度範囲外である場合、前記タイマ部にカウント開始指示を発行し、一定期間内にカウント終了の指示を受けなかった場合には、タイムアウト情報を、前記認証管理部に通知することを特徴とする 携帯電話。
6. 請求項５記載の携帯電話であって、
   前記個人認証手段は、前記温度比較部の指示に基づき使用者の指紋情報を取得する生体情報取得部と、当該携帯電話の所有者の指紋情報を格納する生体情報格納部と、前記生体情報取得部で取得した指紋情報と前記生体情報格納部に格納された指紋情報を比較する生体情報認証部とを有し、
   前記生体情報認証部は、比較結果を前記認証管理部に出力することを特徴とする携帯電話。
7. 請求項５記載の携帯電話であって、
   前記認証管理部は、前記比較結果に基づき、認証済みであることを示す「認証完了」状態と、認証未済みであることを示す「認証未完」状態を有する認証モードと、生体情報により認証を行わない「認証不要」状態を有する非認証モードとを備え、該３つの状態により携帯電話の認証状況を管理し、
   各状態に応じて使用可能な機能を変更することを特徴とすることを特徴とする携帯電話。
8. 請求項７記載の携帯電話であって、
   前記認証管理部は、前記タイムアウト情報を受信した場合は、前記認証未完状態を設定し、受信および通話機能のみを使用可能とすることを特徴とする携帯電話。
9. 請求項６記載の携帯電話であって、
   前記使用検出手段の閾値格納部に格納する所定の温度範囲を指定する温度情報あるいは、前記使用検出手段のタイマ部がカウントする一定期間は前記所有者が設定可能であることを特徴とする携帯電話。
10. 請求項５記載の携帯電話であって、
    前記温度取得部は、当該携帯電話が操作キーを具備する面に対して側面部分あるいは背面部分に設けられたことを特徴とする携帯電話。
11. 請求項４記載の携帯電話であって、
    前記使用検出手段は、使用者の体温を取得する第１の温度取得部と、外気温度を取得する第２の温度取得部と、所定の差分温度範囲が指定された差分温度情報を格納する閾値格納部と、前記第１の温度取得部で計測された温度情報から前記第２の温度取得部で計測された温度情報を差し引いた差分温度と前記閾値格納部に格納された差分温度情報を比較する温度比較部とを有することを特徴とする携帯電話。
12. 請求項１１記載の携帯電話であって、
    前記温度比較部に接続されたタイマ部と、前記タイマ部に接続された認証管理部とを有し、
    前記温度比較部は、前記第１及び第２の温度取得部から取得した差分温度情報が前記所定の差分温度範囲外である場合、前記タイマ部にカウント開始指示を発行し、一定期間内にカウント終了の指示を受けなかった場合には、タイムアウト情報を、前記認証管理部に通知することを特徴とする携帯電話。
13. 請求項１１記載の携帯電話であって、
    前記第１の温度取得部は、当該携帯電話の操作キーを具備する面に対して側面部分の上部に設けられ、前記第２の温度取得部は当該携帯電話の操作キーを具備する面に対して側面部分の下部に設けたことを特徴とする携帯電話。