JP2003204077A - 反射型光電センサ - Google Patents

反射型光電センサ

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JP2003204077A JP2001401535A JP2001401535A JP2003204077A JP 2003204077 A JP2003204077 A JP 2003204077A JP 2001401535 A JP2001401535 A JP 2001401535A JP 2001401535 A JP2001401535 A JP 2001401535A JP 2003204077 A JP2003204077 A JP 2003204077A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別の反射型光電センサと併用することなく、
遠距離範囲にある検出対象に対する検出分解能を上げ、
不感帯の範囲を縮小する。 【解決手段】 投光レンズ1と、この投光レンズ1を介
して前方に光を射出する遠距離用の投光素子2と、受光
レンズ3と、この受光レンズ3を介して前方から入来す
る光を受光する受光素子4とにより構成される反射型光
電センサに、前方に光を射出する近距離用の投光素子5
をさらに備えた。そして、センサボディ6により、所定
距離D内の近距離範囲RSDにある検出対象で投光素子5
から射出された光が受光素子4の受光範囲内に反射する
ように、投光素子5を、投光レンズ1および投光素子2
の組みと受光レンズ3および受光素子4の組みとの間に
配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を前方に射出し
て検出対象で反射した光を受光する反射型光電センサに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の反射型光電センサの構成図
を示す。図3において、従来の反射型光電センサは、投
光レンズ1と、この投光レンズ1を介して前方に光を射
出する投光素子2と、受光レンズ3と、この受光レンズ
3を介して前方から入来する光を受光する受光素子4
と、これらの各部品を保持するセンサボディ(筐体)6
PAとを備えている。
【0003】投光素子2および受光素子4は図示しない
基板に実装され、これら投光素子2および受光素子4と
投光レンズ1および受光レンズ3は、図3に示すように
センサボディ6PAによって幾何学的に位置決めされる。
【0004】投光素子2は、電流を流すと発光するLE
Dまたはレーザダイオードなどである。受光素子4は、
受光面における入射光の位置の移動に応じて出力が変化
するPSD(位置検出素子)または2分割PD(フォト
ダイオード)などである。
【0005】このような構成の反射型光電センサでは、
投光素子2が赤外線などの光を射出すると、その光は、
投光レンズ1で集光された後、前方に検出対象があれば
その検出対象で反射する。そして反射した光が受光レン
ズ3で集光された後に受光素子4で受光されたとする
と、受光された光は電気的信号に変換されて反射型光電
センサの出力信号として用いられる。
【0006】ところで、この種の反射型光電センサで
は、投光レンズ1および投光素子2の組みと受光レンズ
3および受光素子4の組みとの離間距離、より具体的に
は、投光レンズ1と受光レンズ3との離間距離BL1、
並びに投光素子2と受光素子4との離間距離BLD1が
短いと、遠方の検出対象に対する検出分解能が悪くなる
という問題がある。
【0007】図4に図3の構成では遠方の検出対象に対
する検出分解能が悪くなる様子を示す。図4の検出対象
DOは図3のそれよりも遠い位置(L2>L1)にあ
り、反射型光電センサ自体は図3のそれと同じものであ
る。
【0008】図3に示すように、検出対象が図4のそれ
よりも近い位置にある場合、検出対象DOが位置P3か
ら位置P4にまたは位置P4から位置P3に移動したと
き、その移動距離ΔLに対応する受光素子4の受光面上
での変位長はΔL1となる。
【0009】これに対し、図4に示すように、検出対象
が図3のそれよりも遠い位置にある場合、検出対象DO
が位置P1から位置P2にまたは位置P2から位置P1
に、図3の場合と同じ距離だけ移動したとき、その移動
距離ΔLに対応する受光素子4の受光面上での変位長は
ΔL2となり、このΔL2は明らかにΔL1よりも短く
なる。つまり、検出対象が遠い位置にあるほど、同じ距
離だけ移動したとしても、受光素子4上の変位が幾何学
的に小さくなるので、検出素子4から出力される信号変
化も小さくなり、センサ感度が悪くなるのである(例え
ばL1≪L2のとき、ΔL1≫ΔL2となり、ΔL2≒
0となる)。この場合、ΔL2を受光素子4にて電気信
号に変換することが難しくなる。
【0010】図5に図3,図4のものよりも遠方の検出
対象に対する検出分解能を良くした反射型光電センサの
構成図を示す。図5の反射型光電センサは、投光レンズ
1と、投光素子2と、受光レンズ3と、受光素子4とを
図3,4の反射型光電センサと同様に備えているほか、
投光レンズ1および投光素子2の組みと受光レンズ3お
よび受光素子4の組みとを、図3,4よりも離して保持
するセンサボディ6PBを備えている。つまり、図5の反
射型光電センサでは、投光レンズ1と受光レンズ3との
離間距離BL2は図3,4のBL1よりも長く、投光素
子2と受光素子4との離間距離BLD2は図3,4のB
LD1よりも長くなっている。
【0011】このように離間距離BL2,BLD2をよ
り長く設定することにより、遠方の検出対象に対する検
出分解能を良くすることができる。例えば、図5に示す
ように、図4と同様に検出対象DOが位置P1から位置
P2にまたは位置P2から位置P1に移動したとする
と、その移動距離ΔLに対応する受光素子4の受光面上
での変位長はΔL3となり、このΔL3は明らかに図4
のΔL2よりも長くなるので、検出素子4から出力され
る信号変化がより大きくなり、センサ感度が良くなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5の
反射型光電センサでは、前方に検出不能範囲(不感帯と
もいう)が生じるという課題がある。
【0013】図6に図5の反射型光電センサにおける不
感帯の説明図を示す。離間距離BL2,BLD2を長め
に設定すると、図6に示すように、前方に位置する検出
対象が所定距離D外の遠距離範囲にある場合、その遠距
離範囲にある検出対象で投光素子2から射出された光が
受光素子4の受光範囲内に反射するが、前方に位置する
検出対象が所定距離D内にある場合、その所定距離D内
にある検出対象で投光素子2から射出された光が受光素
子4の受光範囲外に反射する。図6の例では、所定距離
Dの遠端に検出対象が位置するとき、その検出対象で反
射した光が受光素子4の受光範囲の外縁に入光すること
になるので、所定距離D内に検出対象が位置すれば、そ
の検出対象で反射した光はもはや受光素子4の受光範囲
に入光することができなくなるから、所定距離D内が不
感帯の範囲となる。そして、この不感帯の範囲は、離間
距離BL2,BLD2をより長く設定するほどより拡大
する。
【0014】この課題を解決するべく、従来では、図3
の構成の反射型光電センサと図5の構成の反射型光電セ
ンサとを併用する場合がある。しかし、異なる種類の反
射型光電センサを2個使用する構成では、設置スペース
の確保およびコスト高が新たな課題となる。
【0015】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、別の反射型光電センサと併用することなく、遠
距離範囲にある検出対象に対する検出分解能を上げるこ
とができるとともに、不感帯の範囲を縮小することがで
きる反射型光電センサを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明は、投光レンズと、この投光レン
ズを介して前方に光を射出する遠距離用投光素子と、受
光レンズと、この受光レンズを介して前方から入来する
光を受光する受光素子とを備え、前方に位置する検出対
象が所定距離外の遠距離範囲にある場合、その遠距離範
囲にある検出対象で前記遠距離用投光素子から射出され
た光が前記受光素子の受光範囲内に反射するとともに、
前方に位置する検出対象が前記所定距離内にある場合、
その所定距離内にある検出対象で前記遠距離用投光素子
から射出された光が前記受光素子の受光範囲外に反射す
るように、前記投光レンズおよび遠距離用投光素子の組
みと前記受光レンズおよび受光素子の組みとが離間して
設けられる反射型光電センサであって、前方に光を射出
する近距離用投光素子をさらに備え、前記所定距離内の
近距離範囲にある検出対象で前記近距離用投光素子から
射出された光が前記受光素子の受光範囲内に反射するよ
うに、前記近距離用投光素子を、前記投光レンズおよび
遠距離用投光素子の組みと前記受光レンズおよび受光素
子の組みとの間に配置してなることを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の反
射型光電センサにおいて、前記近距離用投光素子を1
個、前記投光レンズおよび遠距離用投光素子の組みを一
組、そして前記受光レンズおよび受光素子の組みを一組
備えることを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1記載の反
射型光電センサにおいて、前記近距離用投光素子は、レ
ンズ一体型形状のLEDまたはチップLEDであること
を特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1記載の反
射型光電センサにおいて、前記近距離用投光素子を2
個、前記投光レンズおよび遠距離用投光素子の組みを一
組、そして前記受光レンズおよび受光素子の組みを二組
備え、これらの各組みの間に前記投光レンズおよび遠距
離用投光素子の組みを配置し、この投光レンズおよび遠
距離用投光素子の組みと一方の組みの受光レンズおよび
受光素子との間に一方の投光素子を配置し、そして前記
投光レンズおよび遠距離用投光素子の組みと他方の組み
の受光レンズおよび受光素子との間に他方の投光素子を
配置してなることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明に
係る第1実施形態の反射型光電センサの構成図であり、
この図を用いて第1実施形態について説明する。
【0021】第1実施形態の反射型光電センサは、図1
に示すように、投光レンズ1と、LEDまたはレーザダ
イオードなどによりなり投光レンズ1を介して前方に光
を射出する遠距離用の投光素子2と、受光レンズ3と、
PSDまたは2分割PDなどによりなり受光レンズ3を
介して前方から入来する光を受光する受光素子4と、レ
ンズ一体型形状のLEDまたはチップLED(図では砲
弾形状のLED)によりなり前方に光を射出する近距離
用の投光素子5と、これらの各部品を保持するセンサボ
ディ6とを備えている。
【0022】このセンサボディ6は、前方に位置する検
出対象が所定距離D外の遠距離範囲RLDにある場合、遠
距離範囲RLDにある検出対象で投光素子2から射出され
た光が受光素子4の受光範囲内に反射するとともに、前
方に位置する検出対象が所定距離D内にある場合、所定
距離D内にある検出対象で投光素子2から射出された光
が受光素子4の受光範囲外(図では受光範囲外上方)に
反射するように、投光レンズ1および投光素子2の組み
と受光レンズ3および受光素子4の組みとを離間して保
持している。図1の例では、図5の従来の反射型光電セ
ンサと同様に、投光レンズ1と受光レンズ3との離間距
離はBL2に設定され、投光素子2と受光素子4との離
間距離はBLD2に設定されている。
【0023】また、センサボディ6は、所定距離D内の
近距離範囲RSD(図1の例では近端側を除くDの一部)
にある検出対象で投光素子5から射出された光が受光素
子4の受光範囲内に反射するように、投光素子5を、投
光レンズ1および投光素子2の組みと受光レンズ3およ
び受光素子4の組みとの間に配置して保持している。
【0024】上記構成の反射型光電センサによれば、投
光レンズ1および投光素子2の組みと受光レンズ3およ
び受光素子4の組みとを任意に適当な距離だけ離間する
ことにより、検出対象が遠距離範囲RLDで前後方向に移
動した場合におけるその移動距離に対応する受光素子4
の受光面上での変位長を、任意に設定することができ
る。図1の例では、図5の反射型光電センサと同様に、
離間距離BL2,BLD2に設定されているので、遠距
離範囲RLDにおいて、検出対象DOが位置P1から位置
P2にまたは位置P2から位置P1に、図5の場合と同
じ距離だけ移動したとすれば、その移動距離ΔLに対応
する受光素子4の受光面上での変位長は、図5と同様に
ΔL3となる。
【0025】この場合、図5の従来構成例では、図6で
説明したように不感帯の範囲Dが生じることになるが、
第1実施形態では、投光素子5を設け、この投光素子5
から射出された光が所定距離D内の近距離範囲RSDにあ
る検出対象で受光素子4の受光範囲内に向けて反射する
ようにしたので、近距離範囲RSDの分だけ不感帯の範囲
Dを縮小することができる。図1の例では、不感帯の範
囲Dのほとんどが近距離範囲RSDでカバーされている。
【0026】以上、第1実施形態によれば、投光レンズ
1および投光素子2の組みと受光レンズ3および受光素
子4の組みとを任意に適当な距離だけ離すことにより、
遠距離範囲にある検出対象に対する検出分解能を上げる
ことができる。
【0027】近距離範囲RSDにある検出対象で投光素子
5から射出された光が受光素子4の受光範囲内に反射す
るように、投光素子5が、投光レンズ1および投光素子
2の組みと受光レンズ3および受光素子4の組みとの間
に配置されるので、不感帯の範囲Dを縮小することがで
きる。この場合、従来の反射型光電センサと比較した場
合、投光素子5を1個追加するだけであるから、安価で
あるほか、別の反射型光電センサと併用することなく、
寸法を大きくすることなく不感帯の範囲Dを縮小するこ
とができる。
【0028】さらに、近距離用の投光素子5が砲弾形状
のLEDまたはチップLEDによりなるので、近距離用
の投光素子と投光レンズとを使用する構成と比べ、小型
化およびコスト低減が可能となる。また、一般的な部品
であるので、入手が容易である。
【0029】(第2実施形態)図2は本発明に係る第2
実施形態の反射型光電センサの構成図であり、この図を
用いて第2実施形態について説明する。
【0030】第2実施形態の反射型光電センサは、図2
に示すように、投光素子5を2個、投光レンズ1および
遠距離用の投光素子2の組みを一組、そして受光レンズ
3および受光素子4の組みを二組備えるとともに、これ
らの各組みの間に投光レンズ1および投光素子2の組み
を配置し、この投光レンズ1および投光素子2の組みと
一方の組みの受光レンズ3および受光素子4との間に一
方の投光素子5を配置し、そして投光レンズ1および投
光素子2の組みと他方の組みの受光レンズ3および受光
素子4との間に他方の投光素子5を配置して保持するセ
ンサボディ6Aを備えている。
【0031】このような構成の反射型光電センサでも、
一方の組みの受光レンズ3および受光素子4と、投光レ
ンズ1および投光素子2の組みと、これらの間に設けら
れる投光素子5とが第1実施形態の反射型光電センサと
同様に機能し、他方の組みの受光レンズ3および受光素
子4と、投光レンズ1および投光素子2の組みと、これ
らの間に設けられる投光素子5とが第1実施形態の反射
型光電センサと同様に機能するから、第1実施形態と同
様に、別の反射型光電センサと併用することなく、遠距
離範囲にある検出対象に対する検出分解能を上げること
ができるとともに、不感帯の範囲を縮小することができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明は、投光レンズと、この投光レンズを介し
て前方に光を射出する遠距離用投光素子と、受光レンズ
と、この受光レンズを介して前方から入来する光を受光
する受光素子とを備え、前方に位置する検出対象が所定
距離外の遠距離範囲にある場合、その遠距離範囲にある
検出対象で前記遠距離用投光素子から射出された光が前
記受光素子の受光範囲内に反射するとともに、前方に位
置する検出対象が前記所定距離内にある場合、その所定
距離内にある検出対象で前記遠距離用投光素子から射出
された光が前記受光素子の受光範囲外に反射するよう
に、前記投光レンズおよび遠距離用投光素子の組みと前
記受光レンズおよび受光素子の組みとが離間して設けら
れる反射型光電センサであって、前方に光を射出する近
距離用投光素子をさらに備え、前記所定距離内の近距離
範囲にある検出対象で前記近距離用投光素子から射出さ
れた光が前記受光素子の受光範囲内に反射するように、
前記近距離用投光素子を、前記投光レンズおよび遠距離
用投光素子の組みと前記受光レンズおよび受光素子の組
みとの間に配置してなるので、別の反射型光電センサと
併用することなく、投光レンズおよび遠距離用投光素子
の組みと受光レンズおよび受光素子の組みとを任意に適
当な距離だけ離すことにより、遠距離範囲にある検出対
象に対する検出分解能を上げることができ、近距離範囲
にある検出対象で近距離用投光素子から射出された光が
受光素子の受光範囲内に反射するように、近距離用投光
素子を、投光レンズおよび遠距離用投光素子の組みと受
光レンズおよび受光素子の組みとの間に配置することに
より、不感帯の範囲を縮小することができる。
【0033】請求項2記載の発明は、請求項1記載の反
射型光電センサにおいて、前記近距離用投光素子を1
個、前記投光レンズおよび遠距離用投光素子の組みを一
組、そして前記受光レンズおよび受光素子の組みを一組
備えるので、従来の反射型光電センサと比較した場合、
近距離用投光素子を1個追加するだけであるから、安価
であるほか、別の反射型光電センサと併用することな
く、しかも寸法を大きくすることなく不感帯の範囲を縮
小することができる。
【0034】請求項3記載の発明は、請求項1記載の反
射型光電センサにおいて、前記近距離用投光素子は、レ
ンズ一体型形状のLEDまたはチップLEDであること
を特徴とするので、近距離用投光素子とこの前方に配置
する投光レンズとを使用する構成と比べ、小型化および
コスト低減が可能となる。また、一般的な部品であるの
で、入手が容易である。
【0035】請求項4記載の発明は、請求項1記載の反
射型光電センサにおいて、前記近距離用投光素子を2
個、前記投光レンズおよび遠距離用投光素子の組みを一
組、そして前記受光レンズおよび受光素子の組みを二組
備え、これらの各組みの間に前記投光レンズおよび遠距
離用投光素子の組みを配置し、この投光レンズおよび遠
距離用投光素子の組みと一方の組みの受光レンズおよび
受光素子との間に一方の投光素子を配置し、そして前記
投光レンズおよび遠距離用投光素子の組みと他方の組み
の受光レンズおよび受光素子との間に他方の投光素子を
配置してなるので、請求項1記載の発明と同様に、別の
反射型光電センサと併用することなく、遠距離範囲にあ
る検出対象に対する検出分解能を上げることができると
ともに、不感帯の範囲を縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の反射型光電センサ
の構成図である。
【図2】本発明に係る第2実施形態の反射型光電センサ
の構成図である。
【図3】従来の反射型光電センサの構成図である。
【図4】図3の構成では遠方の検出対象に対する検出分
解能が悪くなる様子を示す図である。
【図5】図3,図4のものよりも遠方の検出対象に対す
る検出分解能を良くした反射型光電センサの構成図であ
る。
【図6】図5の反射型光電センサにおける不感帯の説明
図である。
【符号の説明】
1 投光レンズ 2 投光素子 3 受光レンズ 4 受光素子 5 投光素子 6,6A センサボディ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 DD02 FF09 GG07 GG13 JJ01 JJ05 JJ16 JJ18 JJ23 LL04 PP22 2F112 AA06 AA07 BA03 BA10 CA12 DA26 DA28 5F089 BA02 BB02 BC11 BC25 BC30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光レンズと、この投光レンズを介して
    前方に光を射出する遠距離用投光素子と、受光レンズ
    と、この受光レンズを介して前方から入来する光を受光
    する受光素子とを備え、 前方に位置する検出対象が所定距離外の遠距離範囲にあ
    る場合、その遠距離範囲にある検出対象で前記遠距離用
    投光素子から射出された光が前記受光素子の受光範囲内
    に反射するとともに、前方に位置する検出対象が前記所
    定距離内にある場合、その所定距離内にある検出対象で
    前記遠距離用投光素子から射出された光が前記受光素子
    の受光範囲外に反射するように、前記投光レンズおよび
    遠距離用投光素子の組みと前記受光レンズおよび受光素
    子の組みとが離間して設けられる反射型光電センサであ
    って、 前方に光を射出する近距離用投光素子をさらに備え、 前記所定距離内の近距離範囲にある検出対象で前記近距
    離用投光素子から射出された光が前記受光素子の受光範
    囲内に反射するように、前記近距離用投光素子を、前記
    投光レンズおよび遠距離用投光素子の組みと前記受光レ
    ンズおよび受光素子の組みとの間に配置してなることを
    特徴とする反射型光電センサ。
  2. 【請求項2】 前記近距離用投光素子を1個、前記投光
    レンズおよび遠距離用投光素子の組みを一組、そして前
    記受光レンズおよび受光素子の組みを一組備えることを
    特徴とする請求項1記載の反射型光電センサ。
  3. 【請求項3】 前記近距離用投光素子は、レンズ一体型
    形状のLEDまたはチップLEDであることを特徴とす
    る請求項1記載の反射型光電センサ。
  4. 【請求項4】 前記近距離用投光素子を2個、前記投光
    レンズおよび遠距離用投光素子の組みを一組、そして前
    記受光レンズおよび受光素子の組みを二組備え、これら
    の各組みの間に前記投光レンズおよび遠距離用投光素子
    の組みを配置し、この投光レンズおよび遠距離用投光素
    子の組みと一方の組みの受光レンズおよび受光素子との
    間に一方の投光素子を配置し、そして前記投光レンズお
    よび遠距離用投光素子の組みと他方の組みの受光レンズ
    および受光素子との間に他方の投光素子を配置してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の反射型光電センサ。
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