JP2003203746A - マイナスイオン発生装置及び空気清浄装置 - Google Patents

マイナスイオン発生装置及び空気清浄装置

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JP2003203746A JP2002300532A JP2002300532A JP2003203746A JP 2003203746 A JP2003203746 A JP 2003203746A JP 2002300532 A JP2002300532 A JP 2002300532A JP 2002300532 A JP2002300532 A JP 2002300532A JP 2003203746 A JP2003203746 A JP 2003203746A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マイナスイオンの発生量を確保することができ
るマイナスイオン発生装置を提供すること。 【解決手段】本発明にかかるマイナスイオン発生装置
は、空気流路において気流を発生させる気流発生手段5
を備えている。そして、コロナ放電を発生させるために
放電電極2と接地電極3を備えている。さらに、本発明
では、マイナスイオン放出体1を設けている。このマイ
ナスイオン放出体1は、電位の浮いたものであり、放電
電極2と接地電極3によって発生する電界により帯電
し、マイナスイオンを安定的に発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、マイナスイオンを
発生させるマイナスイオン発生装置及びマイナスイオン
発生装置を備えた空気清浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、使用者に清涼感を与えること
や、空間に存在する微生物の繁殖の防止、空間内の空気
清浄のために、マイナス(負)イオンを発生させるマイ
ナスイオン発生装置が提案されている。このマイナスイ
オン発生装置には、主として2つの方式がある。一つ
は、コロナ放電方式と呼ばれる方式であり、例えば、特
許文献1に開示されている。このコロナ放電方式では、
空気流路中に高電圧が印加された放電電極と接地電極と
が互いに近接されて設けられている。そして、放電電極
と接地電極との間に生じたコロナ放電によって、空間の
酸素分子等に電子が付着し、マイナスイオンが発生す
る。この方式によれば、ある程度安定したマイナスイオ
ン発生量が得られる。しかし、コロナ放電によりオゾン
が発生してしまう恐れがあるので、安定性を考慮してオ
ゾンがほとんど発生しないような条件(電圧、電極間距
離)に設定しておく必要があるが、そのような条件では
十分なマイナスイオン量が得られないことがある。
【0003】もう一つは、電子放射式と呼ばれる方式で
あり、例えば、特許文献2に開示されている。この電子
放射式では、空気流路中には放電電極のみが設けられて
いる。かかる放電電極には負極性の高電圧が印加されて
いる。一方、大気中に分散・浮遊している塵埃や水分子
等は大地とほぼ等しい電位(すなわち接地電位)もしく
は正の電位を持つので、放電電極から塵埃等へ向けて電
子が放出される。この電子が大気中の酸素分子等に付着
することにより、マイナスイオンが発生する。この方式
によれば、オゾン発生の心配は少ない。しかし、気流の
乱れ・湿度変化・塵等の存在等の影響を受けてマイナス
イオン発生量が安定しないという欠点がある。また、十
分な発生量が得られるとも言えない。
【0004】
【特許文献1】特開平11−342192号公報
【特許文献2】特開平9−232068号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のマイ
ナスイオン発生装置では、オゾンの発生を抑制しつつ安
定してマイナスイオンの発生量を確保することが困難で
あった。
【0006】そこで、本発明は、オゾンの発生を抑制し
つつ安定してマイナスイオンの発生量を確保することが
できるマイナスイオン発生装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるマイナス
イオン発生装置は、周囲環境(大地、大気)に対して負
の電位を有するマイナスイオンを発生するマイナスイオ
ン発生手段と、周囲環境(大気、大地)に対して負の電
位をとることが可能なマイナスイオン放出体とを備え、
このマイナスイオン放出体が前記マイナスイオン発生手
段の近傍に設置されているものである。マイナスイオン
とマイナスイオン放出体とが同じ負極性をとるため、両
者の間に反発方向のクーロン力が発生し、このクーロン
力によってマイナスイオンがマイナスイオン発生手段か
ら離れる方向に加速される。その結果、マイナスイオン
発生装置から外部へと放出されるマイナスイオンの量を
より多く確保することができる。
【0008】ここで、気流をマイナスイオン発生装置の
内部へと導いてマイナスイオンを外部へと放出させよう
とする場合、上記のクーロン力によるマイナスイオンの
加速方向と気流の方向とを一致させると効率が良い。そ
のため、マイナスイオン放出体はマイナスイオン発生手
段よりも風上に設置され得るものとすることが望まし
い。
【0009】また、マイナスイオン発生手段として前述
のコロナ放電方式または電子放射式の構成をとる場合、
マイナスイオン放出体の電位を放電電極の電位よりも高
くして、放電電極とマイナスイオン放出体との間に電場
を形成することが望ましい。これにより、マイナスイオ
ンが電場に沿ってマイナスイオン放出体に一旦接近し、
マイナスイオン放出体の表面近傍で上述の通り加速され
るので、マイナスイオン発生装置から外部へと放出され
るマイナスイオンの量をより多く確保することができ
る。
【0010】また、マイナスイオン放出体は、放電電極
が形成する電場中に置かれて帯電することにより負の電
位をとるものであることが好ましい。絶縁状態にあるマ
イナスイオン放出体は電場の影響を受けて分極し、放電
電極から放出される電子を引き付け、自然に負極性に帯
電してある電位に安定する。したがって、マイナスイオ
ン放出体の電位を安定させるための手段を別途に講じる
必要が無い。さらに、マイナスイオン発生手段とマイナ
スイオン放出体との相対的な位置を変更可能な相対位置
可変手段を備えることが好ましい。このような構成によ
り、電界発生手段に加える電圧を調整することなく、オ
ゾンが発生しないように調整したり、マイナスイオン発
生量を調節したりすることができる。
【0011】また、マイナスイオン放出体を、特定の気
体成分を除去する気体成分除去体と兼用するとよい。こ
のような構成により、マイナスイオン放出体の他に気体
成分除去体を設ける必要がなくなるため、装置を小型化
でき、また、気流に対する障害物を減らすことができ
る。
【0012】他方、本発明にかかる空気清浄装置は、上
述のマイナスイオン発生装置と、集塵手段と、気流発生
手段とを備えるものである。特に、マイナスイオン放出
体に、空気中に含まれる特定の成分を除去するための除
去手段を兼用させた空気清浄装置とすれば、装置を小型
化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】複数の発明の実施の形態を用い
て、本発明を説明する。
【0014】発明の実施の形態1.まず、図1を用い
て、本実施の形態1にかかるマイナスイオン発生装置を
有する空気清浄装置の構成について説明する。この空気
清浄装置は、マイナスイオン放出体1、放電電極2、接
地電極3、電源4、気流発生手段5、二段式電気集塵装
置6、筐体7、絶縁体8を備えている。なお、21は空
気の流路、22は流入口、23は流出口、24はマイナ
スイオン発生装置の上流部、25はマイナスイオン発生
装置の下流部であり、これらが空気清浄装置内の空気の
流れを示している。
【0015】マイナスイオン放出体1は、本発明におい
て特徴的な構成である。このマイナスイオン放出体1
は、所定の表面積を有し、導電体・半導体・絶縁体のい
ずれの材質から成るものであっても良く、電界中に置か
れることで帯電するものである。ただし、マイナスイオ
ン放出体1が導電体又は半導体から成る場合、マイナス
イオン放出体1は、周囲から絶縁されて電位が浮いたも
のであり、この実施の形態1においては、放電電極2、
接地電極3及び筐体7のいずれに対しても導電状態にな
いように構成される。但し、マイナスイオン放出体1
は、完全に他の構成によって電圧が印加されていないこ
とを意味するものではなく、後述する実施の形態のよう
に外部から電圧(電位)が与えられてもよい。図1に示
す例では、マイナスイオン放出体1は、電位を浮いたも
のとするために、絶縁体8を介して筐体7に保持されて
いる。マイナスイオン放出体1は、放電電極2及び接地
電極3よりも空気流路上の上流に配置されており、帯電
することで生じたマイナスイオンが気流によって放出さ
れる。
【0016】マイナスイオン放出体1の構成例を図2に
示す。好適な実施例では、マイナスイオン放出体1は、
紙、セラミック又は金属、アルミ等により構成され、こ
の紙面内に長方形形状を有し、かつ紙面垂直方向に所定
の厚さを有するハニカム構造体である。このハニカム構
造の基体表面の一部あるいは全体に酸化チタン等の触媒
材料が塗布されている。ハニカム構造体には気流の方向
(紙面垂直方向)に沿った多数の空隙11が構成されて
おり、その空隙11を気流が通過する。空隙11の数を
多くすることにより、マイナスイオン放出体1の表面積
を実質的に拡大しマイナスイオンの発生量を増加させる
ことが可能となる。また、このマイナスイオン放出体1
は、二段式電気集塵装置6で発生したオゾンを分解する
ために設けられたオゾン分解触媒を兼用したものである
が、このように兼用することにより、空気清浄のために
設けられた気体成分除去体をマイナスイオン放出体1と
しても兼用することにより、マイナスイオンを発生させ
るために新たなマイナスイオン放出体を設ける必要がな
くなるので、装置を小型化でき、また、圧力損失も減ら
すことができる。
【0017】なお、マイナスイオン放出体1として兼用
するものは上記のオゾン分解触媒に限らず、紫外線(U
V)ランプとともに用いられる光触媒等を利用するよう
にしてもよい。また、集塵装置として機械式フィルタを
用い、気体成分除去手段として、活性炭を用いたタイプ
の空気清浄装置にあっては、マイナスイオン放出体とし
て活性炭を利用してもよい。
【0018】図1の説明に戻る。筐体7の一端には流入
口22が、他端には流出口23が、それぞれ開口するよ
うに設けられている。また、筐体7の内部には流路21
が設けられており、流入口22と流出口23とを連通し
ている。流路21の途中に、流路21を完全に塞ぐよう
に、上述のマイナスイオン放出体1が設けられている。
ただし、マイナスイオン放出体1は、必ずしも流路21
を完全に塞ぐように設けられる必要はない。筐体7は静
電気防止剤を含む合成樹脂材料で形成されているため導
電性を有するので、マイナスイオン放出体1の端部と筐
体7との間に絶縁体8を設けて、マイナスイオン放出体
1を筐体7から電気的に絶縁している。もし、筐体7が
静電気防止剤を含まない合成樹脂材料で形成されている
ときには、絶縁体8を用いる必要はない。マイナスイオ
ン放出体1で仕切られた流路21のうち、流入口22側
が上流部24を、流出口23側が下流部25を、それぞ
れ形成する。放電電極2は、筐体7の流路21の下流部
25の任意の内壁面上に設置されている。また、接地電
極3は、放電電極2と、オゾンの発生しないように決定
された距離だけ離間して筐体7の流路21の下流部25
の任意の位置に設置される。この例では、放電電極2と
接地電極3間の距離は、9cmである。また、この例で
は、マイナスイオン放出体1と、放電電極2・接地電極
3間を結ぶ線分との距離は、放電電極2・接地電極3間
の距離よりも短くしている。
【0019】電源4は、商用電源から入力される単相1
00ボルトの交流を、トランス(図示なし)で昇圧し、
整流ブリッジ及びコンデンサ(いずれも図示なし)によ
り整流・平滑化して、直流電源に変換するものである。
電源4の負極は放電電極2に電気的に接続されている
(以下、「接続」という記載は「電気的な接続」を意味
する)。また、電源4の正極は接地電極3に接続される
と共に、図示しない金属製シャーシに接続されている。
一般的に、商用電源を建物内で使用するために、コンセ
ント及びこれに着脱可能なプラグが用いられる。このよ
うなコンセントにおいては、電源電極とは別に大地に接
地された専用の接地極が設けられているか、あるいは電
源電極の一方が大地に接地されていて接地極を兼任して
いる。上記の金属製シャーシは、抵抗器及びプラグを介
して上記のコンセントの接地極に接続される。したがっ
て、この金属製シャーシに接続されている接地電極3も
接地されて大地と同じ電位になる。この例にかかる電源
4は、時間的に変動しないマイナス6kVの直流電圧を
出力する。なお、この直流電圧として、時間的な変動を
伴う広義の直流電圧を適用することもできる。すなわち
脈流や断続的な電圧印加(矩形波)を用いても良い。放
電電極2に印加する電圧は、発生するマイナスイオン
量、オゾン量との関係を考慮して決定される。図3に放
電電極2への出力電圧とマイナスイオン量及びオゾン量
の関係を示す。図3に示されるように、出力電圧を増加
させると、マイナスイオン量及びオゾン量の双方とも増
加するが、先にマイナスイオン量の方が増加し始める。
そのため、通常は、オゾン量が増加し始めない領域内で
マイナスイオンをより多くを発生させる出力電圧が選択
される。
【0020】気流発生手段5は、空気流路21に気流を
発生させるものである。例えば、送気ファンにより構成
される。この気流発生手段5は、イオン風によって気流
を発生させる手段も含む。なお、この気流発生手段5の
位置は図示位置に限らない。例えば、下流部25の中に
設けるようにしても良い。
【0021】二段式電気集塵装置6は、空気中の塵や埃
等を除去する機能を有し、周知の集塵装置が適用可能で
ある。このような二段式電気集塵装置6では、少量のオ
ゾンが発生するので、下流側にオゾン分解触媒を設ける
ことが多い。
【0022】次に、本実施の形態にかかるマイナスイオ
ン発生装置の動作について説明する。流入口22から流
入した空気は、まず二段式電気集塵装置6を通る。二段
式電気集塵装置6によって、塵や埃等が除去された空気
は、気流発生手段5によって空気流路中をマイナスイオ
ン放出体1の方向へ流れる。
【0023】このとき、マイナスイオン放出体1が負に
帯電する過程は次のように推測される。放電電極2に電
源4によって数kVの負の直流電圧が印加されているた
め、接地された接地電極3との間に電界が発生する。こ
の電界により、図1に示すような電気力線(電界)が生
じる。電界中に置かれたマイナスイオン発生体1が導電
材料で形成されていれば静電誘導により、また絶縁材料
で形成されていれば分極により、いずれの場合もマイナ
スイオン発生体1の表面に局所的な正電荷が一時的に生
じる。一方、放電電極2から放出された電子あるいはこ
の電子を帯電した気体分子等(マイナスイオン)が電気
力線に沿って移動し、マイナスイオン放出体1に近付
く。すると、マイナスイオン放出体1の表面に現れてい
る正電荷との間にクーロン力(引力)が働き、この電子
あるいは気体分子等がマイナスイオン放出体1の表面に
捕捉される。このようにして、当該マイナスイオン放出
体1における負電荷量が過剰となり、マイナスイオン放
出体1が負に帯電して安定する。
【0024】空気流路21内の空気は、気流発生手段5
によってマイナスイオン放出体1の空隙11を通過す
る。このとき、マイナスイオン放出体1は、負に帯電
し、電荷が蓄積されているため、空気の流れにともなっ
てマイナスイオンを放出する。マイナスイオン放出体1
からはこのようにしてマイナスイオンが放出される。
【0025】なお、放電電極2によって負の電気の供給
がされるため、ここで前述のコロナ放電式あるいは電子
放射式と同じ原理によってマイナスイオンが放出され
る。
【0026】マイナスイオン放出体1の空隙11を通過
した空気は、流路21の下流部25において、放電電極
2と接地電極3との間、放電電極2とマイナスイオン放
出体1との間、マイナスイオン放出体1と接地電極3と
の間にそれぞれに形成された電界上を通過する。このと
き、これらの電界内では、若干のコロナ放電が生じてい
る。すなわち、放電電極2から接地電極3およびマイナ
スイオン放出体1に向けて電子が放出される。また、マ
イナスイオン放出体1から接地電極3に向けても電子が
放出される。そして、これらの放電によって、放電電極
2及び接地電極3付近の気体(特に酸素分子)に電子が
付着してマイナスイオンが発生する。従って、放電電極
2と接地電極3との間を通過した空気はさらにマイナス
イオンを含んだ状態となる。このとき、マイナスイオン
放出体1が負に帯電しているので、マイナスイオン放出
体1の近傍にあるマイナスイオンはクーロン力(反発
力)を受けて、マイナスイオン放出体1とは逆の方向、
すなわち流出口23の方向に加速され、装置外部に放出
される。このように、マイナスイオンがマイナスイオン
放出体1から受けるクーロン力の方向と、流路21を流
れる気流の方向(風向)とを概ね一致させてあるので、
流出口23から放出されるマイナスイオンの量を、従来
に比べて多くすることができる。言い換えれば、放電電
極2及び接地電極3によって形成される電界を気流が横
切って流れるように、さらにはマイナスイオン放出体1
からマイナスイオンが受けるクーロン力の方向に気流が
流れるように、流路21とマイナスイオン放出体1と放
電電極2及び接地電極3との位置関係を定めたので、流
出口23から放出されるマイナスイオンの量を多くする
ことができる。このとき放電電極2と接地電極3とマイ
ナスイオン放出体は、オゾンが発生しないような十分な
距離をおいて配置されているため、装置外部に放出され
る空気にはオゾンが含まれないか又は極めて少量とな
る。
【0027】以上のように、本実施の形態1にかかるマ
イナスイオン発生装置では、マイナスイオン放出体1に
電荷をためて気流によりマイナスイオンを放出するよう
にしたため、オゾンの発生を抑制しつつ安定してマイナ
スイオンの発生量を確保することができる。そして、本
実施の形態では、放電電極2と接地電極3とマイナスイ
オン放出体1はそれぞれに印加された電圧に対して、空
気流路中でオゾンが発生しにくい距離だけ離れて設置し
ており、オゾンが多量に発生してしまうことがないよう
にしている。
【0028】発明の実施の形態2.本実施の形態2にか
かるマイナスイオン発生装置では、マイナスイオン放出
体1をあらゆる方向へ移動可能としている。具体的に
は、図4に示すように、気流発生手段5側、気流の流れ
る方向、筐体7の放電電極2が設けられた側、筐体7の
接地電極3が設けられた側に移動可能としている。
【0029】マイナスイオン放出体1の移動機構として
は、種々の方式が含まれる。例えば、マイナスイオン放
出体1をネジにより固定し、当該ネジを回転させること
により移動させるようにしてもよい。また、筐体7にマ
イナスイオン放出体1の嵌め込み部分を複数設け、当該
複数の嵌め込み部分のいずれかに嵌め込み位置を変える
ことによって移動させてもよい。要は、通常の使用時に
は放電電極2に対するマイナスイオン放出体1の位置を
固定でき、調整時には放電電極2に対するマイナスイオ
ン放出体1の位置を変更できるように、周知の機構を適
宜採用すれば良い。
【0030】本実施の形態2にかかるマイナスイオン発
生装置では、マイナスイオン放出体1を移動可能とした
点以外は、実施の形態1にかかるマイナスイオン発生装
置と同様であるため、実施の形態1と同様に動作し、同
様の効果を奏する。
【0031】マイナスイオン発生量の調整手段として
は、電圧を可変とすることが一般的であるが、電気部品
や電極周囲の絶縁性能等のハードウェア仕様を最大電圧
に耐えられるように設計する必要があり、言い換えれば
過剰スペックにせざるを得ないという問題がある。これ
に対し、本実施の形態2では、放電電極2への印加電圧
を変えずマイナスイオン放出体1を移動可能として、マ
イナスイオン放出体1の帯電量が変化することや電界自
体の変化によってマイナスイオン発生量を調整するよう
にしたので、必要十分なスペックでの設計が可能であ
る。
【0032】発明の実施の形態3.本実施の形態3にか
かるマイナスイオン発生装置では、図5に示されるよう
に、マイナスイオン放出体1を設けているが、接地電極
を設けておらず、放電電極2のみが設けられている。即
ち、このマイナスイオン発生装置は、いわゆる電子放射
方式を採用している。
【0033】当該マイナスイオン発生装置では、空気流
路中には放電電極2から電子が飛び出し、酸素分子等に
付着することにより、マイナスイオンが発生する。そし
て、この実施の形態においても放電電極周囲に形成され
る電界により帯電させられる位置にマイナスイオン放出
体1が設けられているため、実施の形態1と同様に当該
マイナスイオン放出体1からもマイナスイオンが放出さ
れる。
【0034】本実施の形態3にかかるマイナスイオン発
生装置では、マイナスイオン放出体1に電荷をためて気
流によりマイナスイオンを放出するようにしたため、オ
ゾンの発生を抑制しつつ安定してマイナスイオンの発生
量を確保することができる。そして、放電電極2のみ有
し、接地電極3を有しない電子放射式であるため、さら
に一層高いレベルでオゾンの発生量を抑制することがで
きる。
【0035】発明の実施の形態4.本実施の形態4にか
かるマイナスイオン発生装置では、図6に示されるよう
に、本実施の形態3と同様に、マイナスイオン放出体1
を設けているが、接地電極を設けておらず、放電電極2
のみが設けられている。即ち、このマイナスイオン発生
装置は、上述した電子放射方式を採用している。
【0036】本実施の形態4にかかるマイナスイオン発
生装置では、特に、マイナスイオン放出体1をあらゆる
方向へ移動可能としている。具体的には、図4に示すよ
うに、気流発生器5側、気流の流れる方向、筐体7の放
電電極2が設けられた側、その反対側に移動可能として
いる。
【0037】本実施の形態4にかかるマイナスイオン発
生装置では、マイナスイオン放出体1に電荷をためて気
流によりマイナスイオンを放出するようにしたため、オ
ゾンの発生を抑制しつつ安定してマイナスイオンの発生
量を確保することができる。そして、放電電極2のみ有
し、接地電極3を有しない電子放射式であるため、さら
に一層高いレベルでオゾンの発生量を抑制することがで
きる。
【0038】マイナスイオン発生量の調整手段として
は、電圧を可変とすることが一般的であるが、電気部品
や電極周囲の絶縁性能等のハードウェア仕様を最大電圧
に耐えられるように設計する必要があり、言い換えれば
過剰スペックにせざるを得ないという問題がある。これ
に対し、本実施の形態4では、放電電極2への印加電圧
を変えずマイナスイオン放出体1を移動可能として、マ
イナスイオン放出体1の帯電量が変化することや電界自
体の変化によってマイナスイオン発生量を調整するよう
にしたので、必要十分なスペックでの設計が可能であ
る。
【0039】発明の実施の形態5.本実施の形態5にか
かるマイナスイオン発生装置では、図7に示されるよう
に、本実施の形態3と同様に、マイナスイオン放出体1
を設けているが、接地電極を設けておらず、放電電極2
のみが設けられている。即ち、このマイナスイオン発生
装置は、いわゆる電子放射方式を採用している。
【0040】本実施の形態5にかかるマイナスイオン発
生装置では、特に、放電電極2をあらゆる方向へ移動可
能としている。
【0041】本実施の形態5にかかるマイナスイオン発
生装置では、マイナスイオン放出体1に電荷をためて気
流によりマイナスイオンを放出するようにしたため、オ
ゾンの発生を抑制しつつ安定してマイナスイオンの発生
量を確保することができる。そして、放電電極2のみ有
し、接地電極3を有しない電子放射式であるため、さら
に一層高いレベルでオゾンの発生量を抑制することがで
きる。
【0042】マイナスイオン発生量の調整手段として
は、電圧を可変とすることが一般的であるが、電気部品
や電極周囲の絶縁性能等のハードウェア仕様を最大電圧
に耐えられるように設計する必要があり、言い換えれば
過剰スペックにせざるを得ないという問題がある。これ
に対し、本実施の形態5では、放電電極2への印加電圧
を変えずマイナスイオン放出体1を移動可能として、マ
イナスイオン放出体1の帯電量が変化することや電界自
体の変化によってマイナスイオン発生量を調整するよう
にしたので、必要十分なスペックでの設計が可能であ
る。
【0043】発明の実施の形態6.本実施の形態6にか
かるマイナスイオン発生装置の構成を図8に示す。図に
示されるように、この例では、放電電極2が複数設けら
れ、一列に並んで配置されている。また、この放電電極
2の列に対向して、一定間隔離れた位置に四角柱状の接
地電極3が設けられている。
【0044】例えば、放電電極2と接地電極3間の距離
は1cmとし、放電電極2に対して印加する電圧は−1
kVとすることができる。
【0045】このような構成によっても、上述の発明の
実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
【0046】発明の実施の形態7.本実施の形態7にか
かるマイナスイオン発生装置の構成を図9に示す。図に
示されるように、この例では、ポリプロピレン製のパイ
プ7が2本平行して設けられ、その内部にステンレス製
のパイプ12、13が固定されている。さらに、ポリプ
ロピレン製のパイプ7の一方に放電電極2と接地電極3
が設けられている。
【0047】このような構成によっても、上述の発明の
実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
【0048】発明の実施の形態8.図10に実施の形態
8の回路図を示す。31は商用電源、32は第一の整流
平滑回路、33はスイッチングコントローラー部、34
は昇圧トランス、35は第二の整流平滑回路である。商
用電源31から供給される交流電力は、第一の整流平滑
回路32、スイッチングコントロール部33、昇圧トラ
ンス34及び第二の整流平滑回路35を介して高圧の直
流電力に変換される。第二の整流平滑回路35の負極側
に放電電極2及びマイナスイオン放出体1が接続されて
おり、両者は同電位となっている。また、第二の整流平
滑回路の正極側は接地電極3に接続されると共に、図示
しないシャーシを介して大地と同電位となるように接地
されている。このように、マイナスイオン放出体1に対
して強制的に電位を与えるようにしてもよい。この場
合、マイナスイオン放出体1は、上述のごとくマイナス
イオンにクーロン力(反発力)を与えるのみならず、放
電電極としても機能する。また、マイナスイオン放出体
1の電位を、放電電極2の電位と接地電極3の電位との
間の電位に設定しようとする場合は、第二の整流平滑回
路の正極35と負極との間に二つの直列の分圧抵抗器を
接続し、これらの抵抗器で分圧されて生じた中間的な電
位にマイナスイオン放出体を接続すれば良い。あるい
は、昇圧トランス及び整流平滑回路をさらにもう一組設
けることにより異なる電位を得て、その電位をマイナス
イオン放出体に与えても良い。
【0049】
【発明の効果】本発明により、マイナスイオンの発生量
を確保することができるマイナスイオン発生装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるマイナスイオン
発生装置を有する空気清浄装置の構成を示す図である。
【図2】本発明にかかるマイナスイオン発生体の構成を
示す図である。
【図3】放電電極に対する出力電圧とマイナスイオン量
及びオゾン量の関係を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2にかかるマイナスイオン
発生装置を有する空気清浄装置の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態3にかかるマイナスイオン
発生装置を有する空気清浄装置の構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態4にかかるマイナスイオン
発生装置を有する空気清浄装置の構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態5にかかるマイナスイオン
発生装置を有する空気清浄装置の構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態6にかかるマイナスイオン
発生装置の構成を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態7にかかるマイナスイオン
発生装置の構成を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態8にかかるマイナスイオ
ン発生装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 マイナスイオン発生体 2 放電電極 3 接地電極 4 電源 5 気流発生手段 6 集塵装置 21 流路 22 流入口 23 流出口 24 上流
部 25 下流部 31 商用電源 32 第一の整流平滑回路 33 スイッチングコントローラー 34 昇圧トラン
ス 35 第二の整流平滑回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B03C 3/40 B03C 3/40 C H01T 19/00 H01T 19/00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲環境に対して負の電位を有するマイナ
    スイオンを発生するマイナスイオン発生手段と、 周囲環境に対して負の電位をとることが可能なマイナス
    イオン放出体とを備え、 前記マイナスイオン放出体が前記マイナスイオン発生手
    段の近傍に設置されているマイナスイオン発生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のマイナスイオン発生装置で
    あって、 前記マイナスイオン放出体は前記マイナスイオン発生手
    段よりも風上に設置され得るマイナスイオン発生装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のマイナスイオン発生
    装置であって、 前記マイナスイオン発生手段は、正極および負極を有す
    る直流電源と、直流電源の負極に電気的に接続された放
    電電極とを少なくとも有しており、前記マイナスイオン
    放出体は、前記放電電極の電位以上であってかつ接地電
    極の電位よりも低い電位をとり得るものであるマイナス
    イオン発生装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のマイナスイオン発生装置で
    あって、 前記マイナスイオン放出体は、前記放電電極が形成する
    電場中に置かれて帯電することにより負の電位をとるも
    のであるマイナスイオン発生装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4いずれかに記載のマイナス
    イオン発生装置であって、 前記マイナスイオン発生手段と前記マイナスイオン放出
    体との相対的な位置を変更可能な相対位置可変手段を備
    えるマイナスイオン発生装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5いずれかに記載のマイナス
    イオン発生装置であって、 前記マイナスイオン放出体に、空気中に含まれる特定の
    成分を除去するための除去手段を兼用させてなるマイナ
    スイオン発生装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6いずれかに記載のマイナス
    イオン発生装置と、 集塵手段と、 気流発生手段とを備える空気清浄装置。
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