JP2003203626A - 二次電池電極板の製造方法及び装置 - Google Patents
二次電池電極板の製造方法及び装置Info
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- JP2003203626A JP2003203626A JP2001399989A JP2001399989A JP2003203626A JP 2003203626 A JP2003203626 A JP 2003203626A JP 2001399989 A JP2001399989 A JP 2001399989A JP 2001399989 A JP2001399989 A JP 2001399989A JP 2003203626 A JP2003203626 A JP 2003203626A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】活物質スラリーの溶媒を効率良く迅速に除去す
ることができると共に、活物質スラリー表面を汚染する
ことのない二次電池電極板の製造方法及びそれを用いる
装置を提供する。 【解決手段】負極板製造装置10は、芯材1が、貯槽1
1の導入部に配設されたガイドローラー12から、貯槽
11の内部に配設された反転ローラー13を介した経路
で貯槽11の上側に位置する駆動ローラー対14によっ
て連続的に移動駆動され、反転ローラー13から駆動ロ
ーラー対14に至る芯材1の移動経路移動経路に臨ん
で、スクレーパー20が対向配設されると共に、その下
流側に送風装置30の噴射ノズル31が対向して配設さ
れて構成されている。
ることができると共に、活物質スラリー表面を汚染する
ことのない二次電池電極板の製造方法及びそれを用いる
装置を提供する。 【解決手段】負極板製造装置10は、芯材1が、貯槽1
1の導入部に配設されたガイドローラー12から、貯槽
11の内部に配設された反転ローラー13を介した経路
で貯槽11の上側に位置する駆動ローラー対14によっ
て連続的に移動駆動され、反転ローラー13から駆動ロ
ーラー対14に至る芯材1の移動経路移動経路に臨ん
で、スクレーパー20が対向配設されると共に、その下
流側に送風装置30の噴射ノズル31が対向して配設さ
れて構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状金属基材
の表面に活物質スラリーを付着させて活物質層を形成し
て成る二次電池の電極板の製造方法及びそれを用いる装
置に関する。
の表面に活物質スラリーを付着させて活物質層を形成し
て成る二次電池の電極板の製造方法及びそれを用いる装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】二次電池の電極板は、その一例として図
4にニッケル水素の負極板の拡大断面図を示すように、
鉄箔1Aの表面にニッケルメッキ1Bが施されて成るシ
ート状金属基材としての芯材1の表面に、活物質である
水素吸蔵材層2が形成されて構成されている。
4にニッケル水素の負極板の拡大断面図を示すように、
鉄箔1Aの表面にニッケルメッキ1Bが施されて成るシ
ート状金属基材としての芯材1の表面に、活物質である
水素吸蔵材層2が形成されて構成されている。
【0003】水素吸蔵材層2は、ニッケルを主成分とし
たランタンニッケル系から成る水素吸蔵合金粉末と樹脂
から成る有機バインダーとを混合したペースト状の活物
質スラリーを、芯材1の表面に付着・乾燥させて形成さ
れる。尚、芯材1には複数の孔部1Cが形成されてお
り、この孔部1Cを介して水酸化カリウム溶液等の電解
液が通過するようになっている。
たランタンニッケル系から成る水素吸蔵合金粉末と樹脂
から成る有機バインダーとを混合したペースト状の活物
質スラリーを、芯材1の表面に付着・乾燥させて形成さ
れる。尚、芯材1には複数の孔部1Cが形成されてお
り、この孔部1Cを介して水酸化カリウム溶液等の電解
液が通過するようになっている。
【0004】芯材への活物質スラリーの付着は、芯材を
活物質スラリーを収容した貯槽内を通して連続的に移動
させることによって行われるのが一般的である。例え
ば、図5にその一例の概念図を示すように、芯材1を、
貯槽11′の導入部に配設されたガイドローラー12′
から、貯槽11′の内部に配設された反転ローラー1
3′を介した経路で貯槽11′の上側に位置する駆動ロ
ーラー対14′によって連続的に移動駆動し、貯槽1
1′内の活物質スラリー15′中を潜らせて活物質を付
着させるものである。
活物質スラリーを収容した貯槽内を通して連続的に移動
させることによって行われるのが一般的である。例え
ば、図5にその一例の概念図を示すように、芯材1を、
貯槽11′の導入部に配設されたガイドローラー12′
から、貯槽11′の内部に配設された反転ローラー1
3′を介した経路で貯槽11′の上側に位置する駆動ロ
ーラー対14′によって連続的に移動駆動し、貯槽1
1′内の活物質スラリー15′中を潜らせて活物質を付
着させるものである。
【0005】反転ローラー13′から駆動ローラー対1
4′に至る芯材1の移動経路は略鉛直とされ、その移動
経路に臨んでスクレーパー20′とブラシ30′がそれ
ぞれ対向配設されており、スクレーパー20′によって
余分な活物質スラリーを掻き落としてその付着量を調節
すると共に、ブラシ30′によって活物質スラリーの溶
媒を除去するようになっている。
4′に至る芯材1の移動経路は略鉛直とされ、その移動
経路に臨んでスクレーパー20′とブラシ30′がそれ
ぞれ対向配設されており、スクレーパー20′によって
余分な活物質スラリーを掻き落としてその付着量を調節
すると共に、ブラシ30′によって活物質スラリーの溶
媒を除去するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のごとく、ブラシによって活物質スラリーの溶媒を除
去する構成では、作業開始時点におけるブラシの湿度
や、使用に伴うブラシの磨耗によって除去能力が変化し
て一定しないと共に、ブラシから脱落した毛が活物質ス
ラリー表面に付着して不良品を生ずる虞があるという問
題があった。
来のごとく、ブラシによって活物質スラリーの溶媒を除
去する構成では、作業開始時点におけるブラシの湿度
や、使用に伴うブラシの磨耗によって除去能力が変化し
て一定しないと共に、ブラシから脱落した毛が活物質ス
ラリー表面に付着して不良品を生ずる虞があるという問
題があった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、活物質スラリーの溶媒を効率良く迅
速に除去することができると共に、活物質スラリー表面
を汚染することのない二次電池電極板の製造方法及びそ
れを用いる装置を提供することを目的とする。
れたものであって、活物質スラリーの溶媒を効率良く迅
速に除去することができると共に、活物質スラリー表面
を汚染することのない二次電池電極板の製造方法及びそ
れを用いる装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係る二次電池電極板の製造方法は、シート状金属基
材の表面に活物質層が形成されて成る二次電池の電極板
の製造方法であって、前記シート状金属基材を、活物質
スラリーを収容したスラリー槽内に浸漬して連続的に移
動させて表面に前記活物質スラリーを付着させた後、余
分な活物質スラリーを掻き落として厚さを規定すると共
に、温風を吹き付けて溶媒を除去することを特徴とす
る。
明に係る二次電池電極板の製造方法は、シート状金属基
材の表面に活物質層が形成されて成る二次電池の電極板
の製造方法であって、前記シート状金属基材を、活物質
スラリーを収容したスラリー槽内に浸漬して連続的に移
動させて表面に前記活物質スラリーを付着させた後、余
分な活物質スラリーを掻き落として厚さを規定すると共
に、温風を吹き付けて溶媒を除去することを特徴とす
る。
【0009】また、その製造方法を用いて二次電池電極
板を製造する装置として、シート状金属基材を、活物質
スラリーを収容するスラリー槽内に浸漬して後略鉛直な
経路で連続的に移動する移動駆動手段と、前記略鉛直な
移動経路に臨んで配設された厚さ規定手段と、前記厚さ
規定手段より移動方向下流側の移動経路に臨む噴出口か
ら温風を噴射する温風噴射手段と、を備え、前記厚さ規
定手段によって前記活物質スラリーの付着量を規定する
と共に、前記温風噴射手段によって温風を吹き付けて溶
媒を除去するように構成されていることを特徴とする。
板を製造する装置として、シート状金属基材を、活物質
スラリーを収容するスラリー槽内に浸漬して後略鉛直な
経路で連続的に移動する移動駆動手段と、前記略鉛直な
移動経路に臨んで配設された厚さ規定手段と、前記厚さ
規定手段より移動方向下流側の移動経路に臨む噴出口か
ら温風を噴射する温風噴射手段と、を備え、前記厚さ規
定手段によって前記活物質スラリーの付着量を規定する
と共に、前記温風噴射手段によって温風を吹き付けて溶
媒を除去するように構成されていることを特徴とする。
【0010】更に、上記厚さ規定手段はスクレーパーで
あって、その移動方向下流側に上記温風噴射手段の噴射
ノズルが一体に形成されていることを特徴とする。
あって、その移動方向下流側に上記温風噴射手段の噴射
ノズルが一体に形成されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0012】図1は本発明に係る二次電池電極板の製造
方法を適用したニッケル水素電池の負極板製造装置の概
念図である。
方法を適用したニッケル水素電池の負極板製造装置の概
念図である。
【0013】図示負極板製造装置10は、鉄箔の表面に
ニッケルメッキが施されて成るシート状金属基材として
の芯材1の表面に、ニッケルを主成分としたランタンニ
ッケル系から成る水素吸蔵合金粉末と樹脂から成る有機
バインダーと混合したペースト状の活物質スラリーを塗
布するものであり、芯材1が、貯槽11の導入部に配設
されたガイドローラー12から、貯槽11の内部に配設
された反転ローラー13を介した経路で貯槽11の上側
に位置する移動駆動手段としての駆動ローラー対14に
よって連続的に移動駆動され、芯材1を貯槽11内の活
物質スラリー15を潜らせて付着させるように構成され
ている。
ニッケルメッキが施されて成るシート状金属基材として
の芯材1の表面に、ニッケルを主成分としたランタンニ
ッケル系から成る水素吸蔵合金粉末と樹脂から成る有機
バインダーと混合したペースト状の活物質スラリーを塗
布するものであり、芯材1が、貯槽11の導入部に配設
されたガイドローラー12から、貯槽11の内部に配設
された反転ローラー13を介した経路で貯槽11の上側
に位置する移動駆動手段としての駆動ローラー対14に
よって連続的に移動駆動され、芯材1を貯槽11内の活
物質スラリー15を潜らせて付着させるように構成され
ている。
【0014】反転ローラー13から駆動ローラー対14
に至る芯材1の移動経路は略鉛直とされ、その移動経路
に臨んで、厚さ規定手段としてのスクレーパー20が対
向配設されると共に、その下流側の移動経路の両側に温
風噴射手段としての送風装置30の噴射ノズル31が対
向して配設されている。
に至る芯材1の移動経路は略鉛直とされ、その移動経路
に臨んで、厚さ規定手段としてのスクレーパー20が対
向配設されると共に、その下流側の移動経路の両側に温
風噴射手段としての送風装置30の噴射ノズル31が対
向して配設されている。
【0015】送風装置30は、芯材1の幅方向全域に対
応する噴射口31Aを備える噴射ノズル31が、その噴
射口31Aを芯材1の移動方向上流側に向けて配設され
ると共に、この噴射ノズル31にポンプ32からフィル
ター33及びヒーター34を介した送風路35が接続さ
れており、ポンプ32によって圧送される空気が10〜
200℃程度の温風とされて供給されるようになってい
る。
応する噴射口31Aを備える噴射ノズル31が、その噴
射口31Aを芯材1の移動方向上流側に向けて配設され
ると共に、この噴射ノズル31にポンプ32からフィル
ター33及びヒーター34を介した送風路35が接続さ
れており、ポンプ32によって圧送される空気が10〜
200℃程度の温風とされて供給されるようになってい
る。
【0016】上記のごとく構成された負極板製造装置1
0は、駆動ローラー対14によって移動駆動される芯材
1に貯槽11に収容された活物質スラリーを付着させた
後、スクレーパー20によって余分な活物質スラリーを
掻き落として付着量を調節すると共に、送風装置30の
噴射ノズル31から吹き出す温風によって活物質スラリ
ーの溶媒を吹き飛ばすと共に蒸散させて除去するもので
ある。
0は、駆動ローラー対14によって移動駆動される芯材
1に貯槽11に収容された活物質スラリーを付着させた
後、スクレーパー20によって余分な活物質スラリーを
掻き落として付着量を調節すると共に、送風装置30の
噴射ノズル31から吹き出す温風によって活物質スラリ
ーの溶媒を吹き飛ばすと共に蒸散させて除去するもので
ある。
【0017】このように、温風を吹き付けることによっ
て、活物質スラリーの溶媒を効率良く迅速に除去するこ
とができると共に、非接触であるために活物質スラリー
の表面に異物が付着することがない。
て、活物質スラリーの溶媒を効率良く迅速に除去するこ
とができると共に、非接触であるために活物質スラリー
の表面に異物が付着することがない。
【0018】尚、厚さ規定手段はスクレーパーに限らず
他の構成であっても良く、また、温風噴射手段の噴射ノ
ズルは、必ずしも上記構成例のごとく芯材1の移動方向
上流側に向けなければならないものではなく、移動方向
下流方向に向けても良いものである。
他の構成であっても良く、また、温風噴射手段の噴射ノ
ズルは、必ずしも上記構成例のごとく芯材1の移動方向
上流側に向けなければならないものではなく、移動方向
下流方向に向けても良いものである。
【0019】図2は、上記とは異なる構成例を示す。
尚、上記構成例と同機能の部位には同符号を付して説明
は省略する。
尚、上記構成例と同機能の部位には同符号を付して説明
は省略する。
【0020】これは、噴射ノズル36を芯材1の移動方
向下流側に向けると共に、噴射ノズル36と厚さ規定手
段としてのスクレーパーを一体に構成したものである。
向下流側に向けると共に、噴射ノズル36と厚さ規定手
段としてのスクレーパーを一体に構成したものである。
【0021】即ち、噴射ノズル36は、図3にその先端
部の拡大断面図を示すように、板状のスクレーパー36
Aがその先端を芯材1の移動方向上流側とする所定角度
で配設されると共に、その上面側にノズルカバー36B
が配設されて両者の間に送風路36Cが形成されている
ものである。
部の拡大断面図を示すように、板状のスクレーパー36
Aがその先端を芯材1の移動方向上流側とする所定角度
で配設されると共に、その上面側にノズルカバー36B
が配設されて両者の間に送風路36Cが形成されている
ものである。
【0022】このように噴射ノズルとスクレーパーとを
一体化することで、簡略でコンパクトに構成することが
できる。
一体化することで、簡略でコンパクトに構成することが
できる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本願発明に係る二次
電池電極板の製造方法によれば、シート状金属基材を、
活物質スラリーを収容したスラリー槽内に浸漬して連続
的に移動させて表面に活物質スラリーを付着させた後、
余分な活物質スラリーを掻き落として厚さを規定すると
共に、温風を吹き付けて溶媒を除去することにより、温
風を吹き付けることによって、活物質スラリーの溶媒を
効率良く迅速に除去することができると共に、非接触で
あるために活物質スラリーの表面に異物が付着すること
がない。
電池電極板の製造方法によれば、シート状金属基材を、
活物質スラリーを収容したスラリー槽内に浸漬して連続
的に移動させて表面に活物質スラリーを付着させた後、
余分な活物質スラリーを掻き落として厚さを規定すると
共に、温風を吹き付けて溶媒を除去することにより、温
風を吹き付けることによって、活物質スラリーの溶媒を
効率良く迅速に除去することができると共に、非接触で
あるために活物質スラリーの表面に異物が付着すること
がない。
【0024】また、その製造方法を用いて二次電池電極
板を製造する装置として、シート状金属基材を、活物質
スラリーを収容するスラリー槽内に浸漬して後略鉛直な
経路で連続的に移動する移動駆動手段と、略鉛直な移動
経路に臨んで配設された厚さ規定手段と、厚さ規定手段
より移動方向下流側の移動経路に臨む噴出口から温風を
噴射する温風噴射手段と、を備え、厚さ規定手段によっ
て活物質スラリーの付着量を規定すると共に、温風噴射
手段によって温風を吹き付けて溶媒を除去するように構
成されていることにより、活物質スラリーの溶媒を効率
良く迅速に除去することができると共に、温風噴射手段
は活物質スラリーの表面に非接触であるために活物質ス
ラリーに異物が付着することがなく歩留まり良い製造が
可能となるものである。
板を製造する装置として、シート状金属基材を、活物質
スラリーを収容するスラリー槽内に浸漬して後略鉛直な
経路で連続的に移動する移動駆動手段と、略鉛直な移動
経路に臨んで配設された厚さ規定手段と、厚さ規定手段
より移動方向下流側の移動経路に臨む噴出口から温風を
噴射する温風噴射手段と、を備え、厚さ規定手段によっ
て活物質スラリーの付着量を規定すると共に、温風噴射
手段によって温風を吹き付けて溶媒を除去するように構
成されていることにより、活物質スラリーの溶媒を効率
良く迅速に除去することができると共に、温風噴射手段
は活物質スラリーの表面に非接触であるために活物質ス
ラリーに異物が付着することがなく歩留まり良い製造が
可能となるものである。
【0025】更に、厚さ規定手段はスクレーパーであっ
て、その移動方向下流側に上記温風噴射手段の噴射ノズ
ルが一体に形成されていることにより、簡略でコンパク
トに構成することができる。
て、その移動方向下流側に上記温風噴射手段の噴射ノズ
ルが一体に形成されていることにより、簡略でコンパク
トに構成することができる。
【図1】本発明に係る二次電池電極板の製造方法を適用
したニッケル水素電池の負極板製造装置の概念図であ
る。
したニッケル水素電池の負極板製造装置の概念図であ
る。
【図2】他の構成例の概念図である。
【図3】噴射ノズル部位の拡大断面図である。
【図4】従来例としてのニッケル水素電池の負極板製造
装置の概念図である。
装置の概念図である。
【図5】ニッケル水素電池の負極板の拡大断面図であ
る。
る。
1 芯材(シート状金属基材)
10 負極板製造装置
11 貯槽(スラリー槽)
14 駆動ローラー対(移動駆動手段)
20,35A スクレーパー(厚さ規定手段)
30 送風装置(温風噴射手段)
31,35 噴射ノズル
31A 噴射口
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B05D 1/18 B05D 1/18
7/14 7/14 G
H01M 4/04 H01M 4/04 A
Z
Fターム(参考) 4D075 AB03 AB32 AB38 AE24 AE27
BB33Z BB57Z BB92Z DA04
DB02 DC19 EA14
4F040 AA24 AB20 AC02 BA31 CC20
DA05 DB14 DB18
4F042 AA22 AB00 BA25 CC02 CC09
CC30 DB00 DD07 DD32 DF26
5H050 AA19 BA11 CB16 DA04 GA02
GA10 GA12 GA22 GA29
Claims (3)
- 【請求項1】シート状金属基材の表面に活物質層が形成
されて成る二次電池の電極板の製造方法であって、 前記シート状金属基材を、活物質スラリーを収容したス
ラリー槽内に浸漬して連続的に移動させて表面に前記活
物質スラリーを付着させた後、余分な活物質スラリーを
掻き落として厚さを規定すると共に、温風を吹き付けて
溶媒を除去することを特徴とする二次電池電極板の製造
方法。 - 【請求項2】シート状金属基材を、活物質スラリーを収
容するスラリー槽内に浸漬して後略鉛直な経路で連続的
に移動する移動駆動手段と、 前記略鉛直な移動経路に臨んで配設された厚さ規定手段
と、 前記厚さ規定手段より移動方向下流側の移動経路に臨む
噴出口から温風を噴射する温風噴射手段と、を備え、 前記厚さ規定手段によって前記活物質スラリーの付着量
を規定すると共に、前記温風噴射手段によって温風を吹
き付けて溶媒を除去するように構成されていることを特
徴とする請求項1に記載の二次電池電極板の製造方法を
用いる二次電池電極板の製造装置。 - 【請求項3】上記厚さ規定手段はスクレーパーであっ
て、その移動方向下流側に上記温風噴射手段の噴射ノズ
ルが一体に形成されていることを特徴とする請求項2に
記載の二次電池電極板の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001399989A JP2003203626A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 二次電池電極板の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001399989A JP2003203626A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 二次電池電極板の製造方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003203626A true JP2003203626A (ja) | 2003-07-18 |
Family
ID=27639785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001399989A Pending JP2003203626A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 二次電池電極板の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003203626A (ja) |
Cited By (12)
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---|---|---|---|---|
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