JP2003203449A - ヘッド支持機構 - Google Patents

ヘッド支持機構

Info

Publication number
JP2003203449A
JP2003203449A JP2002003278A JP2002003278A JP2003203449A JP 2003203449 A JP2003203449 A JP 2003203449A JP 2002003278 A JP2002003278 A JP 2002003278A JP 2002003278 A JP2002003278 A JP 2002003278A JP 2003203449 A JP2003203449 A JP 2003203449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
head
slider support
support beam
support mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002003278A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kuwajima
秀樹 桑島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002003278A priority Critical patent/JP2003203449A/ja
Publication of JP2003203449A publication Critical patent/JP2003203449A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高記録密度化および高速回転化のさらなる展
開がなされている情報記録装置において、記録媒体に対
するスライダの浮上特性およびストップ・アンド・ゴー
移動特性を改善し、ヘッドの位置決め応答性を向上す
る。 【解決手段】 スライダ支持ビーム11、たわみ部1
3、スライダ支持部14および配線構造体12が、金属
材料21、絶縁材料22および導電性材料23の積層シ
ート20に対するエッチング処理に基づいて形成されて
いる。積層シート20の金属材料21からスライダ支持
ビーム11が構成され、絶縁材料22からたわみ部13
およびスライダ支持部14が構成され、配線構造体12
および支点突起15が導電性材料23から構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮上型の記録/再
生用のヘッドを有する情報記録装置(例えば磁気ディス
ク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等)に装
着されるヘッド支持機構(サスペンション)に関する。
より詳しくは、スライダ支持ビームと、前記スライダ支
持ビームに可撓性をもって支持されるたわみ部と、前記
たわみ部に連設されたスライダ支持部と、前記スライダ
支持ビームの先端側に設けられた支点突起と、記録/再
生用のヘッドを有して前記スライダ支持部に一部が固定
され前記支点突起に回動自在に支持されたスライダと、
前記スライダ支持ビーム、たわみ部およびスライダ支持
部に敷設されて前記スライダに接続される配線系とを備
えたヘッド支持機構にかかわり、特には、軽量化を図り
ながら、サスペンションの剛性を高めるための技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置の記録密度は、
GMRヘッドの採用により大幅に改善されてきた(高記
録密度化)。その結果、ディスク枚数を1枚とする低コ
ストタイプの磁気ディスク装置を実現することが可能と
なっている。さらに、高記録密度化に伴って、ディスク
の直径を小さくかつ厚みを極限まで小さくして、装置の
小型化を実現する方向に向かうと考えられる。
【0003】ヘッド支持機構は、記録/再生用のヘッド
を搭載するスライダを、高速回転するディスク状の記録
媒体の表面に対して数ナノないし数十ナノメートル浮上
させて位置決めするディスクドライブ内のばね構造体で
ある。
【0004】以下に従来のヘッド支持機構について説明
する。
【0005】図8は従来のヘッド支持機構(サスペンシ
ョン)の一例についてその分解状態の斜視図を示す(特
開平10−55634号公報参照)。
【0006】図8において、101は図示しない剛性の
あるアクチュエータアームの先端側に取り付けられるベ
ースプレート、102はベースプレート101に取り付
けられるスライダ支持ビーム(ロードビーム)、103
はスライダ支持ビーム102の先端側に取り付けられる
たわみ部(フレキシブル配線基板)、104はたわみ部
103におけるジンバル部、105は記録/再生用のヘ
ッドを搭載したスライダであり、このスライダ105は
ジンバル部104に取り付けられている。スライダ支持
ビーム102の先端に凹ませることによって反対側に突
出させた支点突起106を設けてあり、この支点突起1
06がスライダ105をその中心で支持する。これによ
り、スライダ105はピッチング方向Dpおよびローリ
ング方向Drで自由に動く。たわみ部103は、スライ
ダ105上のヘッドに対する配線機能を兼ねている。
【0007】ヘッド支持機構は、ヘッドを搭載するスラ
イダ105をスライダ支持ビーム102の先端の支点突
起106で1点支持し、スライダ支持ビーム102の弾
性に基づく所定の付勢力をスライダ105に与え、スラ
イダ105をディスク状記録媒体表面の方へ押し付け
る。高速回転する記録媒体には、その表面に沿って空気
流が発生し、記録媒体表面に接近するスライダ105に
対して微小な揚力を与える。この揚力に抗してスライダ
支持ビーム102がそのばね作用によりスライダ105
に記録媒体側へ押圧付勢する力を与える。この揚力と押
圧付勢力とが均衡することによって、スライダ105を
正確な離間寸法で記録媒体表面上に浮上させる。
【0008】ヘッド支持機構は、2つのばね構造体、す
なわち、スライダ支持ビーム102とジンバル部104
を有するたわみ部103とを注意深く釣り合わせた結合
体である。スライダ支持ビーム102は剛性領域を担
い、たわみ部103またはそのジンバル部104は可撓
性ばね領域を担っている。
【0009】スライダ支持ビーム102は、そのビーム
面に沿った方向の曲げに対して高い剛性を有し、ビーム
面に垂直で記録媒体表面に対する遠近方向に沿って弾性
を発現する。スライダ支持ビーム102は、支点突起1
06を介してスライダ105に必要な負荷(ロード)を
加えるように調整されている。この負荷により、スライ
ダ105と支点突起106との間に摩擦力が生じるの
で、ピッチング方向Dpでもローリング方向Drでも自
由度をもたせる状態でスライダ105を1点支持するこ
とができる。
【0010】ジンバル部104は、スライダ支持ビーム
102の先端部に対してスライダ105をフレキシブル
に支持する可撓性要素である。ジンバル部104は、ス
ライダ支持ビーム102が撓んだり捻れたりする場合で
も、スライダ105を記録媒体表面に対して適正な浮動
姿勢、適正な浮上距離で位置保持するための要素であ
る。
【0011】上記のように構成されたヘッド支持機構が
剛性のアクチュエータアーム(図示せず)に取り付けら
れてヘッドアクチュエータを構成している。ヘッドアク
チュエータは、ディスク状記録媒体の半径方向にほぼ沿
って、ヘッド支持機構を急速移動させ、続いて急停止さ
せる(ストップ・アンド・ゴー移動)。そのようなヘッ
ド支持機構の移動と記録媒体の回転の組み合わせによっ
て、スライダ上のヘッドを記録媒体表面上のいずれのト
ラック、いずれのセクタにも迅速に到達させることがで
きる。
【0012】このときの急激なストップ・アンド・ゴー
移動によってヘッド支持機構には非常に大きな応力が発
生する。
【0013】上記した従来のヘッド支持機構の構造的特
徴として、スライダ105をフレキシブルに支持するジ
ンバル部104をたわみ部103において構成し、かつ
スライダ支持ビーム102の先端部の支点突起106で
ジンバル部104およびスライダ105を支える構成を
挙げることができる。
【0014】ジンバル部104と支点突起106との間
には、スライダ105が記録媒体から受ける空気流浮上
力とスライダ支持ビーム102の押圧付勢力とが均衡す
るときの摩擦力が作用するため、スライダ105および
ジンバル部104とスライダ支持ビーム102とが相対
的に捻れても、1点支持となっている支点突起106と
スライダ105との位置関係にズレは生じない。
【0015】トラッキングサーボ動作の結果、スライダ
上の記録/再生用のヘッドが目標トラックに接近する
と、そのときの慣性(勢い)で目標トラックを通り越す
オーバーシュートが生じる。このオーバーシュート誤差
が実質的にゼロとなれば、理想的なヘッド支持機構とな
る。
【0016】しかし、近時の記録媒体の高記録密度化に
伴って、オーバーシュート誤差を実質的にゼロにするこ
との困難さが増している。ヘッド支持機構の質量が大き
いほど、ヘッド支持機構の回動に伴う慣性量ひいてはオ
ーバーシュート誤差は大きくなる。オーバーシュート誤
差を低減するためには、ヘッド支持機構の質量を軽減す
る必要がある。
【0017】しかしながら、上記した従来技術のヘッド
支持機構にあっては、配線機能を兼ねた状態でスライダ
をフレキシブルに支持するたわみ部と、スライダに押圧
付勢力を与えつつ全体を支えるスライダ支持ビームと
が、互いに別体構成の2部材で構成されているため、ヘ
ッド支持機構の質量軽減に自ずと一定の限界をもたらし
ている。また、別体構成は、高精度な組み立てが要求さ
れるために、製造の歩留まりが良くなく、生産コストを
厳しくする要因となっている。
【0018】ヘッド支持機構の軽量化を図る従来技術と
して、特開平9−153263号公報に開示されたもの
が知られている。それは、金属材料(構造金属材料)、
絶縁材料および導電性材料の積層シートを出発材料とし
て、この積層シートに対するエッチング処理によって、
スライダ支持ビーム、ジンバル部、スライダ支持部、配
線系を一体の状態で作り込むものである。
【0019】図9は特開平9−153263号公報に開
示のヘッド支持機構の先端部の詳細を示す。このヘッド
支持機構においては、スライダ支持ビーム201の先端
部に開口部202が形成され、スライダ支持ビーム20
1上に敷設した配線系203の延長として実質的に十字
形をなす配線ジンバル部204が構成され、この配線ジ
ンバル部204にスライダ205を機械的かつ電気的に
接続してある。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平9−153
263号公報のヘッド支持機構は、金属材料、絶縁材料
および導電性材料の積層シートからスライダ支持ビー
ム、ジンバル部、スライダ支持部、配線系を一体の状態
で作り込んだものであり、これは、たわみ部とスライダ
支持ビームを一体化したものに相当している。
【0021】しかしながら、単に、たわみ部とスライダ
支持ビームを一体化しただけのものでは、支点突起とジ
ンバル部によるスライダ支持構成を採用することができ
ない。すなわち、支点突起がスライダを支持することに
より、ピッチング方向およびローリング方向での充分に
大きな自由度をもってスライダを1点支持するという構
成を採用することができない。そのため、サスペンショ
ン自体は、剛性の小さい構成しか実現できなくなる。
【0022】すなわち、ジンバル部の柔軟性を持たせる
ために構造材料の板厚を少なくすると、ヘッド支持機構
全体の剛性が低下してしまうという問題を有している。
【0023】大容量のための高記録密度化および高速ア
クセスのための高速回転化のさらなる展開は進められて
いる情報記録装置において、上記の特開平9−1532
63号公報のヘッド支持機構では、スライダ支持ビーム
の剛性が低く、かつスライダの自由度が低いことから、
記録媒体に対するスライダの浮上特性、ストップ・アン
ド・ゴー移動特性の面で不充分であり、ヘッドの位置決
め応答性の改善が必要となる。
【0024】このような事情に鑑みて、本発明は、高記
録密度化および高速回転化のさらなる展開がなされてい
る情報記録装置において、スライダ支持ビームのさらな
る高剛性化と軽量化を実現し、併せてスライダに高い自
由度をもたせることにより、記録媒体に対するスライダ
の浮上特性およびストップ・アンド・ゴー移動特性を改
善し、ヘッドの位置決め応答性を向上することを目的と
している。
【0025】
【課題を解決するための手段】ヘッド支持機構について
の本発明は、次のような手段を講じることにより、上記
の課題を解決する。すなわち、基本的構成として、スラ
イダ支持ビームと、スライダ支持ビームに可撓性をもっ
て支持されるたわみ部と、たわみ部に連設されたスライ
ダ支持部と、スライダ支持ビームの先端側に設けられた
支点突起と、記録/再生用のヘッドを有していてスライ
ダ支持部に一部が固定されているとともに支点突起に回
動自在に支持されたスライダと、スライダ支持ビーム、
たわみ部およびスライダ支持部に敷設されてスライダに
接続される配線系とを備えている。このような構成のヘ
ッド支持機構において、本発明は、金属材料、絶縁材料
および導電性材料を積層してなる積層シートを出発材料
とし、この積層シートに対するエッチング処理に基づい
て、スライダ支持ビーム、たわみ部スライダ支持部、配
線系および支点突起を形成している。スライダ支持ビー
ムは積層シートにおける金属材料から構成され、たわみ
部およびスライダ支持部は積層シートにおける絶縁材料
から構成され、配線系および支点突起は積層シートにお
ける導電性材料から構成されている。
【0026】スライダ支持ビームと、たわみ部およびス
ライダ支持部と、配線系との3者が互いに別体構成であ
れば、それぞれが単品的に取り扱われる関係で、自ずと
一定以上の肉厚を有していなければならない。このこと
が軽量化する上で1つの障害になっていたところ、本発
明は、前記3者をその出発材料から一体化したものであ
る。すなわち、スライダ支持ビームを構成する金属材料
と、たわみ部およびスライダ支持部を構成する絶縁材料
と、配線系および支点突起を構成する導電性材料とが、
あらかじめ積層シートの形態で一体化されている。この
3者の構成材料をあらかじめ積層状態で一体化して積層
シートとなしてあり、この積層シートを出発材料とし、
エッチング処理を行う。
【0027】積層シートにおける金属材料に対するエッ
チングによりスライダ支持ビームを形成し、金属材料の
上の絶縁材料に対するエッチングにより、たわみ部およ
びスライダ支持部を形成し、これによって、スライダ支
持ビーム上にたわみ部の一部を位置させて連設するとと
もに、たわみ部の残りの部分をスライダ支持ビームから
延出させる。また、たわみ部からの延長の状態でスライ
ダ支持部を形成する。そして、絶縁材料からなるたわみ
部およびスライダ支持部の上において、導電性材料に対
するエッチングにより配線系を形成するとともに、スラ
イダ支持ビームの先端側において絶縁材料上の導電性材
料に対するエッチング処理により支点突起を形成する。
【0028】記録/再生用のヘッドを搭載するスライダ
は別体であるが、このスライダを、その一部においてス
ライダ支持部に取り付け、別の部分をスライダ支持ビー
ム先端側の支点突起によって回動自在に支持する。この
回動自在な支持は、スライダをピッチング方向およびロ
ーリング方向で自由に首振り運動が行えるような支持と
する。
【0029】金属材料からなるスライダ支持ビームに
は、そのビーム面に垂直な方向で弾性をもたせるととも
に、ビーム面に沿った方向では剛性をもたせる。絶縁材
料からなるたわみ部には、ピッチング方向およびローリ
ング方向での可撓性をもたせる。たわみ部およびスライ
ダ支持部には導電性材料からなる配線系を敷設する。ス
ライダ支持部にスライダを支持させ、スライダ支持部上
の電極にスライダを電気的に接続し、スライダ支持ビー
ムの先端部の支点突起にスライダを1点支持させる。
【0030】以上において、スライダを除く主要メンバ
ーのスライダ支持ビーム、支点突起、たわみ部、スライ
ダ支持部および配線系が積層シートという単品でのエッ
チング処理で一体的に構成されているので、ヘッド支持
機構の全体の質量の軽量化を大きく進めることができ
る。
【0031】それでいて、スライダ支持ビームには高い
剛性をもたせてオーバーシュートを防止しながら急峻な
ストップ・アンド・ゴー移動の機能を充分に発揮させる
ことができる。しかも、スライダを支点突起で1点支持
する構成となっているので、スライダにピッチング方向
およびローリング方向で高い自由度を発揮させることが
できる。
【0032】以上のように、本発明のヘッド支持機構に
よれば、高記録密度化および高速回転化のさらなる展開
がなされている情報記録装置において、スライダ支持ビ
ームのさらなる高剛性化と軽量化を実現し、併せてスラ
イダに高い自由度をもたせることにより、記録媒体に対
するスライダの浮上特性およびストップ・アンド・ゴー
移動特性を改善し、ヘッドの位置決め応答性を向上する
ことができる。
【0033】上記において、好ましい態様として、次の
ような構成を挙げることができる。すなわち、前記のた
わみ部が、前記積層シートの絶縁材料に形成されたスリ
ットと、前記絶縁材料をもって前記スリットの両側に配
された一対の線状部とによって構成されていることであ
る。
【0034】このように構成すると、軽量化とともにス
ライダの自由度向上とを同時に促進することができる。
【0035】また、上記において、好ましい態様は、前
記の支点突起が、前記たわみ部における前記スリットに
おいて突出しているとともに、前記たわみ部における一
対の線状部が、前記支点突起に関して対称に配されてい
ることである。
【0036】このように構成すると、一対の線状部が支
点突起の一側を迂回するような配置形態に比べて、形状
が対称的であるため、無駄な材料使用がなく、さらなる
軽量化を有利に展開でき、また重量バランスが良好とな
る。
【0037】また、上記において、好ましい態様は、前
記の一対の線状部における、前記スライダ支持ビームか
ら自由な部分が一対の弾性ヒンジ部に構成されているこ
とである。
【0038】このように構成すると、それぞれ細長い線
状の弾性ヒンジ部が弾性的に変形するので、サーボトラ
ッキング動作におけるヘッド位置決めの応答性をさらに
向上することができる。
【0039】また、上記において、好ましい態様は、前
記の配線系が、この配線系を構成する前記導電性材料を
被覆するカバーコートによって保護されていることであ
る。
【0040】このように構成すると、積層シートのエッ
チング処理により上記のとおりの高剛性化と軽量化とを
もたらしつつ、配線系の耐久性を確保することができ
る。
【0041】また、上記において、好ましい態様は、前
記のスライダ支持部が、前記導電性材料で構成された少
なくとも一対の電極パッドを有し、前記各電極パッドに
連なる前記導電性材料からなる配線系が前記一対の線状
部において対称的に配されていることである。
【0042】このように構成すると、一対の線状部(弾
性ヒンジ部)がスライダに対するジンバル部と配線系の
配置箇所を兼ねるとともに、その形状が対称的であるゆ
えに、軽量化とともにスライダの自由度の向上を促進す
ることができる。
【0043】また、上記において、好ましい態様は、前
記のスライダ支持部における前記電極パッドと前記スラ
イダにおける配線端子とが電気的かつ機械的に接合され
ていることである。
【0044】この構成は、1点支持のスライダの高速応
答性に寄与する。
【0045】また、上記において、好ましい態様は、前
記のスライダ支持ビームが、その両側に一体的に折り曲
げて形成した補強リブを備えていることである。
【0046】このように構成すると、スライダ支持ビー
ムの軽量化と高剛性化とを矛盾なく進めることができ
る。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかわるヘッド支
持機構の実施の形態について図面に基づいて詳細に説明
する。
【0048】図1はヘッド支持機構(サスペンション)
Aの構成を示す斜視図、図2は図1のヘッド支持機構の
構造を分かりやすくするためにあえて分解して示した状
態の斜視図である。これらの図において、符号の10は
ベースプレート、11はスライダ支持ビーム、12は配
線構造体、13は配線構造体12における先端側のたわ
み部、14は配線構造体12のさらに先端部のスライダ
支持部、15はスライダ支持ビーム11の先端側に設け
られた支点突起、16はスライダである。
【0049】ベースプレート10はスライダ支持ビーム
11をスポット溶接などにより固定されている。スライ
ダ支持ビーム11は、ベースプレート10に固定される
基端部11aと、基端部11aの近傍の開口部11b
と、開口部11bの両サイドのバネ部11c,11c
と、高剛性のビーム主部11dと、ビーム主部11dの
先端に連なる先端突部11eと、先端突部11eに設け
られた支点突起15と、ビーム主部11dの両サイドを
折り曲げて形成した補強リブ11f,11fとを備えて
いる。
【0050】スライダ支持ビーム11は配線構造体12
を保持している。配線構造体12は、大きく分けて、前
部12A、中間部12B、後部12Cからなり、前部1
2Aはたわみ部13とスライダ支持部14からなる。配
線構造体12は、後述する積層シート20を素材として
作製されるが、その素材の段階からスライダ支持ビーム
11と一体である。図2はあえて分離して描いている。
実体は図1に近く、スライダ支持ビーム11と配線構造
体12とは不可分に密着している。ベースプレート10
は、スライダ支持ビーム11に対して後付けである。ス
ライダ16は、スライダ支持ビーム11およびスライダ
支持部14に対して後付けである。
【0051】配線構造体12の前部12Aのたわみ部1
3はスライダ支持ビーム11の先端部に位置している。
配線構造体12のさらに先端部のスライダ支持部14
は、スライダ支持ビーム11によっては直接には支持さ
れておらず、可撓性のあるたわみ部13を介してスライ
ダ支持ビーム11に連設されている。たわみ部13に
は、その中央にスリット13aが形成されており、スリ
ット13aの両サイドは細長い一対の線状部13b,1
3bとなっている。一対の線状部13b,13bにおい
て、スライダ支持ビーム11によっては支持されていな
い部分が一対の弾性ヒンジ部13c,13cとなってい
る(図5参照)。スライダ支持ビーム11の先端部に設
けた支点突起15がスリット13a内で突出している。
一対の弾性ヒンジ部13c,13cは、支点突起15に
関して対称に配されている。一対の弾性ヒンジ部13
c,13cは、その弾性的に変形により、スライダ16
がスライダ支持部14とともに自由に揺動することを可
能にする。
【0052】図6はスライダ支持部14によって支持さ
れるべきスライダ16を示す。図6(a)はスライダ1
6を表面側から見た斜視図、図6(b)はスライダ16
を裏面側から見た斜視図である。スライダ16の表面側
とは、図示しない磁気ディスクに対面する側である。
【0053】図6に示すように、スライダ16の前部側
面に書き込みヘッドと読み取りヘッドとの複合タイプの
磁気ヘッド17が搭載されており、その磁気ヘッド17
に対する配線のための複数の配線端子18a…がスライ
ダ16の裏面に形成されている。スライダ16の表面に
はエアーギャップ19が形成されている。エアーギャッ
プ19は、高速回転する磁気ディスクの表面で発生する
空気流を通流させることにより、磁気ディスク表面に対
してスライダ16を浮上させる。
【0054】スライダ支持部14には、スライダ16の
配線端子18a…に対応して複数の電極パッド14a…
が形成されている。この電極パッド14a…は配線構造
体12における配線の端部に形成されている。
【0055】スライダ16の重心部がスライダ支持ビー
ム11の先端の支点突起15の頂点に当接して1点支持
され、かつ、スライダ16の下面の一部がスライダ支持
部14に支持されている。その支持は、スライダ支持部
14の複数の電極パッド14a…にスライダ16の配線
端子18a…が超音波溶着等で接続されていることであ
る。これは、電気的かつ機械的な接続である。
【0056】図示しない磁気ディスクに対向するスライ
ダ16に対して、スライダ支持ビーム11におけるバネ
部11c,11cは所定のロード荷重を与える。
【0057】ベースプレート10、スライダ支持ビーム
11、配線構造体12をもってスライダ16に対するサ
スペンションAを構成しているが、このサスペンション
Aにおけるベースプレート10が図示しないアクチュエ
ータアームにスポット溶接等で取り付けられるようにな
っている。なお、アクチュエータアームに対して複数の
サスペンションAを取り付ける場合もあるし、1つだけ
取り付ける場合もある。アクチュエータアームは、ボイ
スコイルモータによって旋回駆動される。
【0058】図7は積層シート20の構造および積層シ
ート20をエッチング処理してサスペンションAを作製
する様子を示す。
【0059】図7(a)に示すように、積層シート20
は、ステンレス鋼等の金属材料(構造金属材料)21、
絶縁材料22および銅合金等の導電性材料23の3つの
薄膜層を積層し、接着剤によって接合一体化したもので
ある。
【0060】図7(b)に示すように、積層シート20
に対してフォトリソグラフィ技術とエッチング処理技術
とを用いて、絶縁材料22の層の上に導電性材料23か
らなるヘッド配線23a…を形成し、同時に先端側にお
いて、導電性材料23によって支点突起15を形成する
(図4、図5(b)参照)。さらに、ヘッド配線23a
…の上にカバーコート24を施す。また、金属材料21
に対してエッチング処理を施し、図1、図2に示すよう
な形状の基端部11a、開口部11b、一対のバネ部1
1c,11c、ビーム主部11d、先端突部11eおよ
び補強リブ11f,11fを有するスライダ支持ビーム
11を金属材料21から構成する。
【0061】図3は図1におけるX−X線での断面図で
ある。スライダ支持ビーム11は金属材料21によって
構成されている。スライダ支持ビーム11の上の配線構
造体12は、第1絶縁層31、配線層32および第2絶
縁層33からなり、第1絶縁層31は絶縁材料22によ
ってスライダ支持ビーム11の上に構成され、配線層3
2は導電性材料23によって第1絶縁層31の上に構成
され、配線層32を被覆する第2絶縁層33はカバーコ
ート24によって構成されている。配線層32は、電極
パッド14a…に連なる複数のヘッド配線23a…を有
している。
【0062】図4は図1におけるY−Y線での断面図で
ある。スライダ支持ビーム11における先端突部11e
は金属材料21によって構成されている。先端突部11
eの上に絶縁層41があり、絶縁層41の上にスライダ
16を1点支持する支点突起15がある。絶縁層41は
絶縁材料22によって構成され、支点突起15は導電性
材料23によって構成されている。支点突起15は、ヘ
ッド配線23a…と同時に、かつ、ヘッド配線23a…
と同一材料すなわち導電性材料23でエッチング処理に
より構成されている。
【0063】先端突部11eの両サイドにおいて、たわ
み部13における弾性ヒンジ部13c,13cが位置し
ている。たわみ部13において、先端突部11eの直上
はスリット13aとなっている。弾性ヒンジ部13c,
13cの上にヘッド配線23a…があり、ヘッド配線2
3a…が絶縁層42で被覆されている。弾性ヒンジ部1
3c,13cは絶縁材料22によって構成され、ヘッド
配線23a…は導電性材料23によって構成され、絶縁
層42はカバーコート24によって構成されている。
【0064】図5(a)はスライダ支持部14の近傍を
拡大して示す平面図、図5(b)はその側方断面図であ
る。ビーム主部11dの先端側に先端突部11eが一体
的に連設されている。ビーム主部11dの両サイドには
折り曲げ加工によって補強リブ11f,11fが一体的
に形成されている。補強リブ11f,11fは、ビーム
主部11dの剛性、とりわけ先端突部11eの近傍の剛
性を高めている。
【0065】配線構造体12におけるスリット13aの
両サイドの線状部13b,13bは、その大部分がビー
ム主部11dに直接に支持されているが、末端部はビー
ム主部11dおよび先端突部11eの外側に配置され、
自由に撓む一対の弾性ヒンジ部13c,13cに構成さ
れている。一対の弾性ヒンジ部13c,13cは支点突
起15に関して対称な位置関係および対称な形状となっ
ている。
【0066】一対の弾性ヒンジ部13c,13cに一体
連設の状態でスライダ支持部14があり、このスライダ
支持部14に複数の電極パッド14a…が形成されてい
る。
【0067】一対の線状部13b,13bにはそれぞれ
複数のヘッド配線23a…が配設されている。このヘッ
ド配線23a…は弾性ヒンジ部13c,13cにも配設
され、さらにスライダ支持部14に延設され、電極パッ
ド14a…に連なっている。一方の線状部13bにおけ
るヘッド配線23a…の本数、配置は、他方の線状部1
3bにおけるヘッド配線23a…の本数、配置と同数、
対称的である。
【0068】図5において、スライダ16は一点鎖線で
示されているが、スライダ16の裏面の配線端子18a
…がスライダ支持部14の電極パッド14a…に超音波
溶着等で電気的かつ機械的に接合され、さらに、スライ
ダ16の裏面の重心が支点突起15の頂点によって支持
されている。スライダ16に対する連結は、支点突起1
5での1点支持と、配線端子18a…の電極パッド14
a…に対する連結とである。スライダ支持部14はスラ
イダ支持ビーム11に対して一対の弾性ヒンジ部13
c,13cで連結されており、弾性ヒンジ部13c,1
3cには3次元の自由度があるので、支点突起15の頂
点を中心として、スライダ16はピッチング方向Dpお
よびローリング方向Drで自由に姿勢を可変することが
できる。
【0069】図5においては、補強リブ11f,11f
を含むビーム主部11dおよび先端突部11eは金属材
料21によって形成されている。弾性ヒンジ部13c,
13cを含む一対の線状部13b,13bおよびスライ
ダ支持部14は絶縁材料22によって形成されている。
一対の線状部13b,13bの上のヘッド配線23a
…、弾性ヒンジ部13c,13cの上のヘッド配線23
a…、スライダ支持部14の上のヘッド配線23a…お
よびスライダ支持部14の上の電極パッド14a…は、
導電性材料23によって形成されている。
【0070】以上のように、本発明の実施の形態の一体
型リードサスペンションによれば、軽量化、低コスト化
を図ることができるとともに、スライダを1点支持する
構成が取れ、サスペンションの剛性を高めることができ
る。これにより、従来のサスペンションに比べてより高
い共振特性を得ることができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、高記録
密度化および高速回転化のさらなる展開がなされている
情報記録装置において、スライダ支持ビームのさらなる
高剛性化と軽量化を実現し、併せてスライダに高い自由
度をもたせることにより、記録媒体に対するスライダの
浮上特性およびストップ・アンド・ゴー移動特性を改善
し、ヘッドの位置決め応答性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のヘッド支持機構(サス
ペンション)の構成を示す斜視図
【図2】 図1のヘッド支持機構の構造を分かりやすく
するためにあえて分解して示した状態の斜視図
【図3】 図1におけるX−X線での断面図
【図4】 図1におけるY−Y線での断面図
【図5】 本発明の実施の形態のヘッド支持機構におい
てスライダ支持部の近傍を拡大して示す平面図(a)と
その側方断面図(b)
【図6】 本発明の実施の形態のヘッド支持機構におけ
るスライダを表面側から見た斜視図(a)とスライダを
裏面側から見た斜視図(b)
【図7】 本発明の実施の形態のヘッド支持機構におい
てサスペンションを構成する積層シートの構造および積
層シートをエッチング処理してサスペンションを作製す
る様子を示す概略の断面図
【図8】 従来のヘッド支持機構の一例の分解状態を示
す斜視図
【図9】 従来のヘッド支持機構の別の例の要部の斜視
【符号の説明】
A サスペンション(ヘッド支持機構) 10 ベースプレート 11 スライダ支持ビーム 11a 基端部 11b 開口部 11c バネ部 11d ビーム主部 11e 先端突部 11f 補強リブ 12 配線構造体 13 たわみ部 13a スリット 13b 線状部 13c 弾性ヒンジ部 14 スライダ支持部 14a 電極パッド 15 支点突起 16 スライダ 17 磁気ヘッド 18a 配線端子 19 エアーギャップ 20 積層シート 21 金属材料 22 絶縁材料 23 導電性材料 23a ヘッド配線 24 カバーコート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライダ支持ビームと、前記スライダ支
    持ビームに可撓性をもって支持されるたわみ部と、前記
    たわみ部に連設されたスライダ支持部と、前記スライダ
    支持ビームの先端側に設けられた支点突起と、記録/再
    生用のヘッドを有して前記スライダ支持部に一部が固定
    され前記支点突起に回動自在に支持されたスライダと、
    前記スライダ支持ビーム、たわみ部およびスライダ支持
    部に敷設されて前記スライダに接続される配線系とを備
    えたヘッド支持機構において、 前記スライダ支持ビーム、たわみ部、スライダ支持部、
    配線系および支点突起が、金属材料、絶縁材料および導
    電性材料の積層シートに対するエッチング処理に基づい
    て形成されており、 前記スライダ支持ビームは前記積層シートの金属材料か
    ら構成され、かつ、前記たわみ部およびスライダ支持部
    は前記積層シートの絶縁材料から構成され、前記配線系
    および前記支点突起は前記積層シートの導電性材料から
    構成されていることを特徴とするヘッド支持機構。
  2. 【請求項2】 前記たわみ部は、前記積層シートの絶縁
    材料に形成されたスリットと、前記絶縁材料をもって前
    記スリットの両側に配された一対の線状部とによって構
    成されている請求項1に記載のヘッド支持機構。
  3. 【請求項3】 前記支点突起は、前記たわみ部における
    前記スリットにおいて突出しているとともに、前記たわ
    み部における一対の線状部は、前記支点突起に関して対
    称に配されている請求項2に記載のヘッド支持機構。
  4. 【請求項4】 前記一対の線状部は、前記スライダ支持
    ビームから自由な部分が一対の弾性ヒンジ部に構成され
    ている請求項2または請求項3に記載のヘッド支持機
    構。
  5. 【請求項5】 前記配線系は、この配線系を構成する前
    記導電性材料を被覆するカバーコートによって保護され
    ている請求項1から請求項4までのいずれかに記載のヘ
    ッド支持機構。
  6. 【請求項6】 前記スライダ支持部は、前記導電性材料
    で構成された少なくとも一対の電極パッドを有し、前記
    各電極パッドに連なる前記導電性材料からなる配線系が
    前記一対の線状部において対称的に配されている請求項
    2から請求項5までのいずれかに記載のヘッド支持機
    構。
  7. 【請求項7】 前記スライダ支持部における前記電極パ
    ッドと前記スライダにおける配線端子とが電気的かつ機
    械的に接合されている請求項6に記載のヘッド支持機
    構。
  8. 【請求項8】 前記スライダ支持ビームは、その両側に
    一体的に折り曲げて形成した補強リブを備えている請求
    項1から請求項7までのいずれかに記載のヘッド支持機
    構。
JP2002003278A 2002-01-10 2002-01-10 ヘッド支持機構 Pending JP2003203449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002003278A JP2003203449A (ja) 2002-01-10 2002-01-10 ヘッド支持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002003278A JP2003203449A (ja) 2002-01-10 2002-01-10 ヘッド支持機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003203449A true JP2003203449A (ja) 2003-07-18

Family

ID=27642903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002003278A Pending JP2003203449A (ja) 2002-01-10 2002-01-10 ヘッド支持機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003203449A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7218482B2 (en) 2004-01-26 2007-05-15 Sae Magnetics (H.K.) Ltd. Micro-actuator, head gimbal assembly and manufacturing method thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7218482B2 (en) 2004-01-26 2007-05-15 Sae Magnetics (H.K.) Ltd. Micro-actuator, head gimbal assembly and manufacturing method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3282823B2 (ja) マルチピース一体型サスペンション・アセンブリ、その作成方法および磁気記憶システム
JP4156203B2 (ja) ディスク装置用サスペンション
US8068313B2 (en) Microactuator, head gimbal assembly, and disk drive device
US7256968B1 (en) Microactuated dimple for head suspensions
US8427783B2 (en) Head-gimbal assembly, microactuator, and manufacturing method of the microactuator
JP7188874B2 (ja) トレースジンバルに一体的に形成された疑似構造を有する3段作動式ディスクドライブサスペンション
JP2002203384A (ja) ヘッド支持機構
JPH1125628A (ja) 接触検出機能付ヘッドスライダ及びディスク装置
JPH09161425A (ja) ヘッドアクチュエータ
JP2007257824A (ja) サスペンション、これを備えたヘッドジンバルアセンブリ及びディスク装置
JP7413237B2 (ja) サスペンションアッセンブリおよびディスク装置
JP2007257734A (ja) サスペンション、これを用いたヘッドジンバルアセンブリ及びディスクドライブ
JP5219655B2 (ja) 重量平衡構造を有するヘッドジンバルアセンブリ、ディスクドライブユニット及びその製造方法
US7265945B2 (en) Head drive device including head support mechanism having support arm rotatable relative to base arm via rotation support part, and disk apparatus including the head drive device
US20070165332A1 (en) Actuation device and method for high density hard disk drive head
JP4898742B2 (ja) ディスク装置用サスペンション
JPH10134529A (ja) 制振シート付きフレキシブル印刷回路及びこれを用いたディスク装置
JP2003203449A (ja) ヘッド支持機構
US7554772B2 (en) Head gimbal assembly having an independent spacer therein and disk drive unit with the same
JPH1153854A (ja) ヘッド支持機構とそれを備えた磁気ディスク装置
KR20000022669A (ko) 헤드 어셈블리 및 디스크 드라이브
JP3925482B2 (ja) ヘッド支持機構、ヘッドアームアセンブリ及び該ヘッドアームアセンブリを備えたディスク装置
JP5303776B2 (ja) サスペンション、ヘッドジンバルアセンブリ及びその製造方法及び磁気ディスクドライブユニット
JP3966229B2 (ja) ヘッド支持機構、ヘッド駆動装置およびディスク装置
US7535681B2 (en) Micro-actuator including side arms having back-turned extensions, head gimbal assembly and disk drive unit with the same