JP2003203439A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003203439A
JP2003203439A JP2002001858A JP2002001858A JP2003203439A JP 2003203439 A JP2003203439 A JP 2003203439A JP 2002001858 A JP2002001858 A JP 2002001858A JP 2002001858 A JP2002001858 A JP 2002001858A JP 2003203439 A JP2003203439 A JP 2003203439A
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JP
Japan
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rack
lead screw
gear portion
optical pickup
optical disk
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Pending
Application number
JP2002001858A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Sasao
智浩 笹尾
Yoshinori Takada
義則 高田
Takashi Kususe
尚 楠瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装置において、チルト調整に依る
リードスクリュー溝とラックのギヤ部との噛合い角度を
常に最適化し、ラックのギヤ部の偏摩耗を防止し、ラッ
ク歯飛びを低減させ、ラックギヤ部の摩耗レベルを最小
限に抑えることで、ドライブ寿命を延ばすことができる
ようにする。 【解決手段】ラック11をギヤ部13と固定部12との
ツーピース構造とし、更に、ギヤ部13と固定部12と
の嵌合部分が真空状態に陥ることを防ぐ為に空気逃がし
孔17を設ける。これにより、チルト調整等でラック1
1のギヤ部13とリードスクリュー5の溝とが互いに捩
じられた場合でも、ギヤ部13が滑らかに回動かつ摺動
し、常に最適な噛合いを実現し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置に関
し、特に、CD、DVD等のディスク状の記録媒体を用
いた再生装置または記録再生装置を構成する光ディスク
装置に関し、より詳細には、光学ピックアップの送り機
構に特徴を有する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の光ディスク装置の光ピッ
クアップ送り機構を示す。この従来の光ディスク装置
は、ベース7に固定されたターンテーブル一体型スピン
ドルモータ8に光ディスク10が載置されるように構成
されている。そして、光学ピックアップ1が、光ディス
ク10の半径方向へ移動自在なように、一対の保持レー
ル6、9によって支持されている。
【0003】一方の保持レール6は主軸として構成さ
れ、他方の保持レール9は副軸として構成されている。
主軸としての一方の保持レール6は、その一端が支点6
sを構成するとともにその他端がチルト調整部6rを構
成することで、図7に示すように支点6sを中心として
チルト調整部6rが揺動できるように構成されている。
同様に、副軸としての他方の保持レール9も、その一端
の支点9sを中心として他端のチルト調整部9rが揺動
できるように構成されている。これによって、光学ピッ
クアップ1のチルト調整が可能である。
【0004】図6および図8に示すように、主軸として
の一方の保持レール6の近傍には位置固定式のリードス
クリュー5がこの保持レール6と同方向に設けられてお
り、光学ピックアップ1にはこのリードスクリュー5に
噛合うラック3が設けられている。このラック3におい
て、21は光学ピックアップに固定された固定部、22
はリードスクリュー5に噛合うギヤ部、4はギヤ部22
をリードスクリュー5に対しばね付勢するスプリングで
ある。23はリードスクリュー5のリード溝である。そ
して、駆動モータ2によってリードスクリュー5が回転
駆動されることで、光学ピックアップ1を光ディスク1
0の半径方向へ移動させることが可能とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の光ディスク装置では、チルト調整部6r、9rを
揺動させて光学ピックアップ1のチルト調整を行なう
と、位置固定式のリードスクリュー5のリード溝23と
光学ピックアップラック3のギヤ部22とに支点6sを
回転中心とした捩じれの変位が発生し、リードスクリュ
ー5のリード溝23とラック3のギヤ部22との噛合い
角度が最適ではなくなる。このため、ラック3のギヤ部
22の偏摩耗、ラック歯飛び、短寿命、前述のラック偏
摩耗によるフォワード方向とリバース方向でのピックア
ップ送り精度のバラツキ等が発生する問題を抱えてい
る。
【0006】本発明は、チルト調整に依るリードスクリ
ュー溝とラックのギヤ部との噛合い角度を常に最適化
し、ラックのギヤ部の偏摩耗を防止し、ラック歯飛びを
低減させ、ラックギヤ部の摩耗レベルを最小限に抑える
ことで、ドライブ寿命を延ばすことができる光ディスク
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の光ディスク装置は、回転駆動される光
ディスクから情報を再生または前記光ディスクに情報を
記録再生するための光学ピックアップと、前記光学ピッ
クアップを保持するとともに、揺動可能に構成されて、
前記光ピックアップをチルト調整可能な保持レールと、
回転式のリードスクリューと、このリードスクリューに
かみ合うとともに、このリードスクリューの回転にとも
ない前記光学ピックアップを前記保持レールに沿って光
ディスクの半径方向に移動させるラックとを有し、この
ラックは、光ピックアップに固定された固定部と、前記
リードスクリューにかみ合うギヤ部とを有し、前記ギヤ
部は前記固定部に対し相対回転自在に構成されているよ
うにしたものである。
【0008】このような構成であると、チルト調整時に
リードスクリューと保持レールとに設置角度差が発生し
た場合でも、ラックのギヤ部が固定部に対して相対回転
することにより、ラックのギヤ部とリードスクリュー溝
との噛合いは最適化される。その結果、ラックのギヤ部
とリードスクリュー溝の噛合い不良に依るラック歯飛び
の発生はなくなり、ラックのギヤ部の偏摩耗は発生せ
ず、ドライブ寿命を向上させることが可能となる。ま
た、ラックのギヤ部の偏摩耗が発生しなくなるために、
光学ピックアップのフォワード方向とリバース方向での
送り精度のバラツキを低減化させることも可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の光デ
ィスク装置について、図1〜図5を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態の光ディスク装置の要部上面
図、図2は図1における光学ピックアップ送り機構の側
面図、図3はラック断面の詳細図、図4および図5はラ
ック構造図である。なお、各図において、図6〜図8に
示した従来のものと同じ機構構成要素には同じ符号を付
して、その詳細な説明は省略する。
【0010】図1〜図5において、11はラックであ
り、その固定部12が光学ピックアップに固定されると
ともに、そのギヤ部13がリードスクリュー5に噛合う
ように構成されている。ここでは、上述のように保持レ
ール6、9は角度調節可能となっているがリードスクリ
ュー5は角度調整不可能な為、レール6、9のチルト調
整を行なうと、リードスクリュー5とラックギヤ部12
の噛合い角度が変化する。
【0011】ラック11の固定部12には丸孔状の凹部
14が形成されており、ギヤ部13には、この凹部14
に摺動可能に嵌合する円筒状の凸部15が形成されてい
る。詳細には、固定部12の凹部14とギヤ部13の凸
部15とは、互いに回転自在かつ固定部12とギヤ部1
3とが互いに接近離間自在な状態で、相互に嵌合されて
いる。円筒状の凸部15の内部には圧縮コイルばね16
が収容されており、このばね16は、その一端がギヤ部
13に接するとともにその他端が固定部12に接するこ
とで、固定部12とギヤ部13とを互いに離間させる方
向にばね付勢させて、ギヤ部13をリードスクリュー5
に噛合わせるように作用する。
【0012】図示のように、固定部12には、凹部14
と凸部15とが嵌合状態で容易に接近離間できるように
空気逃がし孔17が貫通状態で形成されている。すなわ
ち、この空気逃がし孔17を設けることで、凹部14と
凸部15との嵌合部分が真空状態となったり空気圧縮状
態となったりすることを回避できる。なお、空気逃がし
孔17は、固定部12以外の部分、たとえばギヤ部13
に形成することもできる。
【0013】また図4および図5に示すように、固定部
12には、この固定部12に対してギヤ部13が一定角
度以上相対的に回転しないように、このギヤ部13に当
たってその回転角度を制限するためのストッパ18が設
けられている。このような構成であると、ギヤ部13の
動作範囲は図5(b)に示すような範囲に限定され、こ
れによってギヤ部13の過剰な回転を防止して、ドライ
ブに衝撃がかけられた時にギヤ部13とリードスクリュ
ー5の溝ピッチの噛合い外れが生じることを防止でき
る。
【0014】このような構成であると、ラック11のギ
ヤ部13と固定部12とが相対的に回転可能なため、ギ
ヤ部13がリードスクリュー5のリード溝角度に最適に
噛合う角度に回転することができる。すなわち、ギヤ部
13とリードスクリュー5の溝部23との最適な噛合い
状態を保持することができる。また、ギヤ部13がばね
16によって常にリードスクリュー5の方向へ付勢され
ていることによっても、噛合い状態を良好にすることが
できる。
【0015】なお、ラック11のギヤ部12の凸部15
と固定部12の凹部14との嵌合は、光学ピックアップ
1の送り量を安定化させるために適切な半径方向隙間を
保った状態とする必要がある。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ラック構
造を固定部とギヤ部とにツーピース化し、ギヤ部が固定
部に対し相対回転自在なようにしたため、リードスクリ
ュー溝とラックのギヤ部との噛合いが常に最適化され、
このため、ラック歯飛びが低減し、ラックギヤ部の偏摩
耗が緩和され、ドライブのライフ寿命を向上させること
ができる。
【0017】また本発明によれば、ラックの固定部、ま
たはラックのギヤ部、またはこれら固定部とギヤ部の双
方に空気逃がし孔を設けることにより、ギヤ部を固定部
に対し滑らかに相対的に接近離間移動させることができ
る。
【0018】また本発明によれば、ラックの固定部とギ
ヤ部との回転角度を制限するためのストッパを有した構
成としたため、ギヤ部とリードスクリュー溝との噛合い
外れの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の光ディスク装置の要部上
面図
【図2】図1における光学ピックアップ送り機構の側面
【図3】図1におけるラック断面の詳細図
【図4】図1におけるラックの詳細構造を示す図
【図5】図1におけるラックの詳細構造を示す別の図
【図6】従来の光ディスク装置を示す要部上面図
【図7】図6における光学ピックアップ送り機構の側面
【図8】図6におけるラック断面の詳細図
【符号の説明】
1 光学ピックアップ 5 リードスクリュー 6 保持レール(主軸) 9 保持レール(副軸) 11 ラック 12 固定部 13 ギヤ部 16 圧縮コイルばね 17 空気逃がし孔 18 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠瀬 尚 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 Fターム(参考) 5D068 AA02 BB01 CC03 EE05 GG10 5D117 AA02 JJ10 JJ13 KK08 KK25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される光ディスクから情報を再
    生または前記光ディスクに情報を記録再生するための光
    学ピックアップと、前記光学ピックアップを保持すると
    ともに、揺動可能に構成されて、前記光ピックアップを
    チルト調整可能な保持レールと、回転式のリードスクリ
    ューと、このリードスクリューにかみ合うとともに、こ
    のリードスクリューの回転にともない前記光学ピックア
    ップを前記保持レールに沿って光ディスクの半径方向に
    移動させるラックとを有し、このラックは、光ピックア
    ップに固定された固定部と、前記リードスクリューにか
    み合うギヤ部とを有し、前記ギヤ部は前記固定部に対し
    相対回転自在に構成されている光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 ギヤ部をリードスクリューに対しばね付
    勢するスプリングを有する請求項1記載の光ディスク装
    置。
  3. 【請求項3】 固定部とギヤ部とは、互いに回転自在か
    つ互いに接近離間自在な状態で相互に嵌合されるととも
    に、嵌合状態での接近離間のための空気逃がし孔を有す
    る請求項1または2記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 固定部とギヤ部との回転角度を制限する
    ためのストッパを有する請求項1から3までのいずれか
    1項記載の光ディスク装置。
JP2002001858A 2002-01-09 2002-01-09 光ディスク装置 Pending JP2003203439A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100343912C (zh) * 2005-01-11 2007-10-17 广明光电股份有限公司 光盘机防止跳齿结构
JP2008310919A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Kenwood Corp 光ピックアップ送り装置
JP2011134371A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Funai Electric Co Ltd 光ディスク装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100343912C (zh) * 2005-01-11 2007-10-17 广明光电股份有限公司 光盘机防止跳齿结构
JP2008310919A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Kenwood Corp 光ピックアップ送り装置
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