JP2003203342A - 光ディスク記録再生装置および光ディスク記録再生装置におけるデータ書込み制御方法 - Google Patents

光ディスク記録再生装置および光ディスク記録再生装置におけるデータ書込み制御方法

Info

Publication number
JP2003203342A
JP2003203342A JP2002000741A JP2002000741A JP2003203342A JP 2003203342 A JP2003203342 A JP 2003203342A JP 2002000741 A JP2002000741 A JP 2002000741A JP 2002000741 A JP2002000741 A JP 2002000741A JP 2003203342 A JP2003203342 A JP 2003203342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opc
pca
data
recording
optical disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002000741A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Morozumi
美喜男 両角
Yoshinori Masuzawa
良典 増沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinano Kenshi Co Ltd
Original Assignee
Shinano Kenshi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinano Kenshi Co Ltd filed Critical Shinano Kenshi Co Ltd
Priority to JP2002000741A priority Critical patent/JP2003203342A/ja
Priority to US10/186,674 priority patent/US20030185120A1/en
Priority to DE10239235A priority patent/DE10239235A1/de
Publication of JP2003203342A publication Critical patent/JP2003203342A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内側と外側の両方にPCAが存在する場合に
おいて、ユーザ側でどちらか一方のPCAでOPCを行
なうか、または両方のPCAでOPCを行なうかを選択
可能とする光ディスク記録再生装置、およびデータ書込
み制御方法を提供することにある。 【解決手段】 第1PCA2と第2PCA9とを有する
光ディスク10へデータ書込み可能な光ディスク記録再
生装置30であって、ユーザに第1PCA2および第2
PCA9のうちどちらか一方のエリアでOPCを行なう
か、または第1PCA2および第2PCA9の両方のエ
リアでOPCを行なうかを選択させ、どちらか一方のエ
リアでOPCを行なうことが選択された場合には選択さ
れたどちらか一方のエリアでOPCを行なうように制御
し、両方のエリアでOPCを行なうことが選択された場
合には両方のエリアでOPCを行なうように制御する第
1制御手段24を具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−RやCD−
RW等の光ディスクにデータを書込むことができる光デ
ィスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクにデータを記録するための光
ディスク記録再生装置として、CD−R(Conpact Disc
-Recordable)装置やCD−RW(Conpact Disc-Rewrit
able)装置が知られている。
【0003】光ディスクへデータを書込む際には、書込
んだピットの密度が一定となるように書込みの線速度を
一定に保つ、いわゆるCLV(Constant Liner Velocit
y)方式により光ディスクの回転が制御され、書込みが
行なわれてきた。CLV方式は、線速度を一定に保つた
め、光ディスクの内周側を書込む際には光ディスクの回
転速度が速くなり、書込みが外周側に向かうにしたがっ
て光ディスクの回転速度は遅くなる。一方、近年の光デ
ィスク記録再生装置においては、従来以上の速度でデー
タを光ディスクに書込むようにすることが望まれている
が、CLV方式で単に回転速度の上昇だけを行なうと光
ディスクの内周側の回転速度が速くなりすぎてしまい、
内周側においては確実なデータの書込みが行なわれない
という問題があった。
【0004】そこで、光ディスクの内周側の回転速度は
上げずに光ディスク全体の書込み時間を短縮し、全体と
して書込み速度を上げるべく、ゾーンCLVという制御
方式により制御される光ディスク記録再生装置が開発さ
れている。ゾーンCLV方式による書込みの一例を図9
に示す。この例では、光ディスク10のユーザデータを
書込む部位6の内周側では16倍速で書込み、所定時間
経過後に外周へ移行すると20倍速で書込み、さらに所
定時間経過後に外周に移行すると24倍速で書込みを行
なうというように、データの書込みが光ディスクの外周
側に移行するにしたがって、段階的に線速度を上げてい
き回転速度を速くして、光ディスク全体として書込み速
度を上げようとしている。このようにゾーンCLV方式
を採用することによって、光ディスク10の内周側は従
来の回転速度で回転するので内周側で書込みエラーを生
じさせず、且つ全体として書込み速度を上げることがで
きた。
【0005】なお、光ディスク記録再生装置は、光ディ
スクへデータを書込む際に光ディスクの記録面の最内周
に位置するテストエリアであるPCA(Power Caribrat
ionArea)2においてデータ書込みの試験(いわゆるO
PC(Optimum Power Control))を行ない、書込み時
のレーザ光のパワーを適正な値となるように設定してい
る。
【0006】以下、光ディスク記録再生装置のOPC、
つまりレーザ光の最適パワーの設定について説明する。
光ディスク記録再生装置は、まず光ディスクからATI
P(Absolute Time Pregroove)を読み出す。ATIP
は光ディスクを製造するメーカにおいて光ディスクの情
報を記録しておくところである。光ディスクの情報とし
ては、当該光ディスクにデータを書込む際の推奨レーザ
パワー値がある。光ディスク記録再生装置は、このAT
IPから推奨レーザパワー値を読み出し、読み出した推
奨レーザパワー値からレーザ光のパワーを徐々に上げて
いきながらPCAにおいて試し書きを行なう。試し書き
したデータは読み出され、読み出した光強度の波形の上
下対照性(アシンメトリ)を確認する。上下対照性の確
認により、最も上下対照性の良い時点でのレーザパワー
が、その光ディスクの最適なレーザパワー値であるとし
て設定される。
【0007】しかし、ゾーンCLV方式を採用した光デ
ィスク記録再生装置においては、光ディスクの外周側で
は線速度を上げているので、最初にPCAで設定したレ
ーザ光の出力値では、最適なパワー値であるとはいえな
くなってしまうという問題があった。つまり、図9に示
した例では、OPCのときは16倍速でレーザパワー値
を設定していたが、書込みが光ディスク外周側に至った
場合には、線速度が20倍速や24倍速になり、最適な
レーザパワー値は、16倍速で設定した場合とは違って
きて、線速度が速いほど大きなパワーが必要になってく
るのである。
【0008】そこで、書込み時のレーザパワー値を最適
化するために、光ディスクのリードアウトエリア8の外
周側にもPCAを形成しておき、この外周側のPCA9
でもOPCを行なうことができるようにする技術が開発
されてきている。この外周側のPCA9を設けたこと
で、ゾーンCLV方式で書込みを行なう場合に、光ディ
スク10の内側に書込む際のレーザパワーを内側のPC
A2で設定し、線速度が上昇してきている外側の部分で
最適となるレーザパワーを外周側のPCA9で再度OP
Cを行なうことにより、今まで以上に高い記録品位の光
ディスクの書込みを行なうことができるようになった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】リードアウトエリアの
外側にもPCAを設けて2個所でOPCを行なうことが
できるようになった光ディスクへ、データを書込み可能
な光ディスク記録再生装置は、装着された光ディスクが
2個所にPCAを有することをATIPなどから検出し
た場合には、記録品位の向上を図るために、自動的に2
個所でOPCを行なうように制御していた。
【0010】しかし、上記のように2個所にAPCがあ
る光ディスクが挿入されると自動的に2個所でOPCを
行なってしまう光ディスク記録再生装置においては、従
来よりも1回余計にOPCが行なわれることによって書
込み時間が長くなってしまうという課題がある。特に、
多少記録品位が悪くなってもいいから書込み時間の短縮
を図ろうとするような書込み時間の短縮を重視するユー
ザにとっては、2個所にPCAがある光ディスクに書込
みを行なう場合でも、常にどちらか一方のエリアでOP
Cを行なうことを欲するはずである。
【0011】なお、光ディスクにデータを書込む場合に
は、リードアウトエリアを越えてさらに外周へデータの
書込みが行なわれる場合がある。かかる場合、外周側に
PCAを形成した光ディスクにデータ書込みを行なおう
とするとすでに外周側PCAでOPCを行なっているに
もかかわらずこの部分にデータが上書きされてしまうこ
ととなってしまう。すでにOPCを行なって試験的なデ
ータが書込まれているところに、さらにデータを書込む
ようにしてもCD−Rの場合にはそもそも上書きができ
ないので、この部分のデータは欠損してしまう。一方、
CD−RWの場合であれば、上書きにより記録品位が悪
くなってしまうという課題がある。
【0012】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、内側と外側の両方にP
CAが存在するような光ディスクにデータを書込む場合
において、ユーザ側でどちらか一方のエリアでOPCを
行なうか、または両方のエリアでOPCを行なうかを選
択可能とし、書込み時間を重視するユーザにとっては書
込み時間を優先せせることができる光ディスク記録再生
装置、およびデータ書込み制御方法を提供することにあ
る。また、内側と外側の両方にPCAが存在するような
光ディスクにデータを書込む場合において、検出した記
録方式が外側のPCAまで書込み可能な記録方式である
場合には、内側のPCAのみでOPCを行なうように制
御することで記録品位をさらに高めることができる光デ
ィスク記録再生装置、およびデータ書込み制御方法を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
る光ディスク記録再生装置によれば、リードインエリア
の内周側にOPCが行なわれる第1PCAを有し、且つ
リードアウトエリアの外周側にもOPCが行なわれる第
2PCAを有する光ディスクへデータ書込み可能な光デ
ィスク記録再生装置であって、ユーザに前記第1PCA
および前記第2PCAのうちどちらか一方のエリアでO
PCを行なうか、または前記第1PCAおよび前記第2
PCAの両方のエリアでOPCを行なうかを選択させ、
どちらか一方のエリアが選択された場合には選択された
側のエリアでOPCを行なうように制御し、両方のエリ
アが選択された場合には両方のエリアでOPCを行なう
ように制御する第1制御手段を具備することを特徴とし
ている。この構成を採用することによって、記録品位を
優先させるユーザであれば両方のPCAでOPCを行な
うように選択することができ、書込み時間の短縮を優先
させるユーザであれば一方のPCAでOPCを選択する
ことができる。したがって、様々なユーザの要求に合わ
せてデータの書込みを行なうことができる。
【0014】また本発明にかかる光ディスク記録再生装
置によれば、リードインエリアの内周側にOPCが行な
われる第1PCAを有し、且つリードアウトエリアの外
周側にもOPCが行なわれる第2PCAを有する光ディ
スクへデータ書込み可能な光ディスク記録再生装置であ
って、ユーザが選択した記録方式またはすでに光ディス
クにデータが書込まれている場合には書込まれているデ
ータの記録方式を検出し、該検出した記録方式が第2P
CAまで書込み可能な記録方式である場合には、前記第
1PCAのみでOPCを行なうように制御する第2制御
手段を具備することを特徴としている。この構成を採用
することによって、光ディスクがCD−RかCD−RW
であるかにかかわらず、外周側のPCAへデータが書込
まれてしまうおそれが有る場合には、内側のPCAだけ
でOPCを行なうようにしている。この構成を採用する
ことによって、外側のPCAにデータが上書きされるお
それが無くなり、当該光ディスクがCD−Rの場合には
外側のPCA部分のデータ欠損を防止する事ができ、当
該光ディスクがCD−RWの場合にはデータの記録品位
を維持することができる。
【0015】また、前記第2制御手段は、前記検出した
記録方式が、セッションアットワンスまたはディスクア
ットワンスである場合に第1PCAエリアでOPCを行
なうように制御するようにしても好適である。
【0016】さらに、前記第2制御手段は、検出した記
録方式が第2PCAまで書込み可能な記録方式以外の方
式である場合には、ユーザに前記第1PCAおよび前記
第2PCAのうちどちらか一方のエリアでOPCを行な
うか、または前記第1PCAおよび前記第2PCAの両
方のエリアでOPCを行なうかを選択させ、どちらか一
方のエリアが選択された場合には選択された側のエリア
でOPCを行なうように制御し、両方のエリアが選択さ
れた場合には両方のエリアでOPCを行なうように制御
することを特徴とする。この構成によれば、外側のPC
Aにデータが上書きされるおそれが無い場合には、記録
品位を優先させるユーザであれば両方のPCAでOPC
を行なうように選択することができ、書込み時間の短縮
を優先させるユーザであれば一方のPCAでOPCを選
択することができる。
【0017】本発明にかかる光ディスク記録再生装置に
おけるデータ書込み制御方法によれば、リードインエリ
アの内周側にOPCが行なわれる第1PCAを有し、且
つリードアウトエリアの外周側にもOPCが行なわれる
第2PCAを有する光ディスクへデータ書込み可能な光
ディスク記録再生装置におけるデータ書込み制御方法で
あって、ユーザに前記第1PCAおよび前記第2PCA
のうちどちらか一方のエリアでOPCを行なうか、また
は前記第1PCAおよび前記第2PCAの両方のエリア
でOPCを行なうかを選択させ、どちらか一方のエリア
が選択された場合には選択された側のエリアでOPCを
行なうように制御し、両方のエリアが選択された場合に
は両方のエリアでOPCを行なうように制御することを
特徴としている。この方法を採用することによって、記
録品位を優先させるユーザであれば両方のPCAでOP
Cを行なうように選択することができ、書込み時間の短
縮を優先させるユーザであれば一方のPCAでOPCを
選択することができる。したがって、様々なユーザの要
求に合わせてデータの書込みを行なうことができる。
【0018】本発明にかかる光ディスク記録再生装置に
おけるデータ書込み制御方法によれば、リードインエリ
アの内周側にOPCが行なわれる第1PCAを有し、且
つリードアウトエリアの外周側にもOPCが行なわれる
第2PCAを有する光ディスクへデータ書込み可能な光
ディスク記録再生装置におけるデータ書込み制御方法で
あって、ユーザが選択した記録方式、またはすでに光デ
ィスクにデータが書込まれている場合には書込まれてい
るデータの記録方式を検出し、該検出した記録方式が第
2PCAまで書込み可能な記録方式である場合には、前
記第1PCAのみでOPCを行なうように制御すること
を特徴としている。この方法を採用することによって、
光ディスクがCD−RかCD−RWであるかにかかわら
ず、外周側のPCAへデータが書込まれてしまうおそれ
が有る場合には、内側のPCAだけでOPCを行なうよ
うにしている。この構成を採用することによって、外側
のPCAにデータが上書きされるおそれが無くなり、当
該光ディスクがCD−Rの場合には外側のPCA部分の
データ欠損を防止する事ができ、当該光ディスクがCD
−RWの場合にはデータの記録品位を維持することがで
きる。
【0019】本発明にかかる光ディスク記録再生装置に
おけるデータ書込み制御方法によれば、リードインエリ
アの内周側にOPCが行なわれる第1PCAを有し、且
つリードアウトエリアの外周側にもOPCが行なわれる
第2PCAを有する光ディスクへデータ書込み可能な光
ディスク記録再生装置におけるデータ書込み制御方法で
あって、ユーザが選択した記録方式、またはすでに光デ
ィスクにデータが書込まれている場合には書込まれてい
るデータの記録方式を検出し、該検出した記録方式が第
2PCAまで書込み可能な記録方式である場合には、前
記第1PCAのみでOPCを行なうように制御し、検出
した記録方式が第2PCAまで書込み可能な記録方式で
はない場合には、ユーザに前記第1PCAおよび前記第
2PCAのうちどちらか一方のエリアでOPCを行なう
か、または前記第1PCAおよび前記第2PCAの両方
のエリアでOPCを行なうかを選択させ、どちらか一方
のエリアが選択された場合には選択された側のエリアで
OPCを行なうように制御し、両方のエリアが選択され
た場合には両方のエリアでOPCを行なうように制御す
ることを特徴としている。この方法を採用することによ
って、外側のPCAにデータが上書きされるおそれが無
くなり、当該光ディスクがCD−Rの場合には外側のP
CA部分のデータ欠損を防止する事ができ、当該光ディ
スクがCD−RWの場合にはデータの記録品位を維持す
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。まず、図1に光
ディスク記録再生装置の第1実施形態の内部構造につい
てのブロック図を示し、これに基づいて本実施形態の装
置の構成および動作について説明する。光ディスク記録
再生装置30は、光ディスクの一例としてのCD−Rま
たはCD−RWにデータを書込み可能な装置である。光
ディスク記録再生装置30は、ホストコンピュータ50
内か、あるいはホストコンピュータ50外部に、回線5
1を介して通信可能に接続されている。
【0021】光ディスク記録再生装置30は、光ディス
ク10に照射するレーザ光を発振するレーザダイオード
12(以下、単にLDという場合もある)と、該LD1
2を駆動する駆動電流をLD12へ供給するレーザドラ
イバー14と、レーザドライバー14を電圧制御するA
PC(Auto Power Contorol)回路16とを備えてい
る。LD12は、光ピックアップ11内に内蔵され、光
ピックアップ11と共に光ディスク10の内周側から外
周側に移動して光ディスク10にデータを書込む。LD
12は、レーザドライバー14に接続されており、レー
ザドライバー14による電流制御によってそのレーザパ
ワーが制御される。レーザドライバー14には、APC
回路16が接続されている。このAPC回路16が、レ
ーザドライバー14に印加される電圧を調整し、設定さ
れたレーザパワー値において変動が生じないように、一
定のレーザパワーが出力されるようにしている。
【0022】光ディスク10から反射する光は、図示し
ない検出器を介して反射信号としてRFアンプ18に入
力され増幅される。RFアンプ18に入力した光ディス
ク10からの反射信号は、サーボプロセッサ20に入力
される。サーボプロセッサ20は、反射信号に基づいて
スピンドルモータ22の回転、光ピックアップ11のフ
ォーカスおよびトラッキング等のサーボ制御を行なう。
【0023】CPU24(特許請求の範囲でいう第1制
御手段)は、光ディスク10から読み出されたATIP
から、光ディスク10がPCAを2個所に有しているも
のであるか否かを判断することができる。さらに、CP
U24は、装着されている光ディスク10がすでにデー
タの書込みが行なわれたものである場合には、リードイ
ンエリアからどのような記録方式によってデータ書込み
が行なわれたかを判断することができる。なお、CPU
24の動作は、制御プログラムに基づいて行なわれるも
のであり、このような制御プログラムはファームウェア
として予めメモリ25内に記憶されている。
【0024】送受信部44は、ATAPIまたはSCS
I等の規格でホストコンピュータ50との間でデータ転
送や信号入出力が可能となるように、データや信号を処
理するように設けられている。
【0025】光ディスク記録再生装置30のデータ書込
みの制御方法の第1実施形態を図2のフローチャートに
基づいて説明する。まず、ステップS100において、
データを書込むべく光ディスク10が装着されると、光
ピックアップ11は、光ディスクのメーカー側で予め光
ディスクに書込んであるATIPを読み出す。次のステ
ップS102では、装着された光ディスク10が読み出
したATIPの内容から外周側にもPCAを有するもの
で有るかどうかを、CPU24が判断する。ステップS
102において、CPU24が、装着された光ディスク
10が外周側にもPCAが存在すると判断した場合はス
テップS104へ移行し、外周側にはPCAが存在しな
いと判断した場合であればへ移行する。
【0026】ステップS104では、CPU24がホス
トコンピュータ50に対してユーザ選択信号を出力する
ように制御し、このユーザ選択信号を受けたホストコン
ピュータ50がユーザに対して内周側と外周側の両方の
PCAでOPCを行なうか、あるいはどちらか一方のP
CAでOPCを行なうかを選択させる画面表示を行な
う。ユーザは、ホストコンピュータ50の表示にしたが
って、選択動作を行なう。ホストコンピュータ50に表
示された選択画面により、ユーザは内周側と外周側の両
方のPCAでOPCを行なうか、またはどちらか一方の
PCAでOPCを行なうかを選択する。ユーザがどちら
かを選択すると、ホストコンピュータ50から光ディス
ク記録再生装置30へ選択コマンドが出力される。選択
コマンドがCPU24へ入力されると、CPU24はこ
の選択コマンドに基づいて、選択されたエリアでOPC
を行なうように、APC回路16やサーボプロセッサ2
0等を制御する。
【0027】ステップS104以降の動作では、ユーザ
が内周側と外周側の両方のPCAでOPCを行なうこと
を選んだ場合にはステップS106へ移行し、ユーザが
どちらか一方のPCAでOPCを行なうことを選んだ場
合にはへ移行する。ステップS106では、まずCP
U24は内周側のPCAでOPCを行ない、このOPC
で設定されたレーザパワーでデータの書込を行なうよう
に、APC回路16やサーボプロセッサ20等を制御す
る。そして次のステップS108では、CPU24は、
データの書込みが光ディスクの所定位置に到達したら、
外周側のPCAでOPCを行なうようにAPC回路16
やサーボプロセッサ20等を制御する。外周側のPCA
でOPCを行なった後はデータの書込みは、外周側PC
Aで設定したレーザパワーで行なわれる。ステップS1
08の後、データ書込みは終了する。
【0028】次に、移行した場合について説明する。
に移行する場合とは、ユーザがどちらか一方のエリア
でのOPCを行なうよう選択した場合である。したがっ
て、次のステップS110においては、ホストコンピュ
ータ50は再度外周側と内周側のPCAのどちらでOP
Cを行なうかをユーザに選択させる画面表示を行なう。
ユーザは、ホストコンピュータ50の表示にしたがっ
て、選択動作を行なう。ホストコンピュータ50に表示
された選択画面により、ユーザはどちらのPCAでOP
Cを行なうかを選択する。ユーザがどちらかを選択する
と、ホストコンピュータから光ディスク記録再生装置3
0へ選択コマンドが出力される。CPU24は入力され
た選択コマンドに基づいて、選択された側のPCAでO
PCを行なうようにAPC回路16やサーボプロセッサ
20等を制御する。
【0029】ステップS110で、ユーザが内周側のP
CAでOPCを行なうことを選択した場合には、ステッ
プS112へ移行する。ステップS112では、CPU
24は内周側のPCAでOPCを行なうようにAPC回
路16やサーボプロセッサ20等を制御し、データの書
込みを内周側のPCAで設定したレーザパワーで行な
う。ステップS112の後、データ書込みは終了する。
【0030】一方、ステップS110で、ユーザが外周
側のPCAでOPCを行なうことを選択した場合には、
ステップS111へ移行する。ステップS111では、
CPU24は外周側のPCAでOPCを行なうようにA
PC回路16やサーボプロセッサ20等を制御し、デー
タの書込みを外周側のPCAで設定したレーザパワーで
行なう。ステップS111の後、データ書込みは終了す
る。
【0031】なお、装着された光ディスク10が外周側
にはPCAが存在しないものである場合にへ移行した
後を説明する。かかる場合には、そもそも外周側にPC
Aが存在しないのであるから、従来通りに内周側のPC
AでOPCを行なう以外ない。したがって、この場合は
ステップS112へ移行し、CPU24は内周側のPC
AでOPCを行なうようにAPC回路16やサーボプロ
セッサ20等を制御し、データの書込みを内周側のPC
Aで設定したレーザパワーで行なう。ステップS112
の後、データ書込みは終了する。
【0032】次に本発明の第2実施形態について説明す
る。第2実施形態では、第1実施形態とは異なり、記録
方式によっては外周側のPCAにユーザデータが書込ま
れてしまうようなおそれがある場合には、内周側のPC
Aで自動的にOPCを行なうように制御することが特徴
となっている。光ディスク記録再生装置の内部構造につ
いては、第1実施形態で説明した内部構造と同一である
ので、ここでの説明を省略する。ただし、CPU24は
特許請求の範囲にいう第2制御手段に該当する。
【0033】以下、第2実施形態のデータ書込みの制御
方法について図3、図4のフローチャートに基づいて説
明する。まず、ステップS200において、データを書
込むべく光ディスク10が装着されると、光ピックアッ
プ11は、光ディスクのメーカー側で予め光ディスクに
書込んであるATIPを読み出す。次のステップS20
2では、装着された光ディスク10が読み出したATI
Pの内容から外周側にもPCAを有するもので有るかど
うかを、CPU24が判断する。
【0034】ステップS202において、CPU24
が、装着された光ディスク10が外周側にもPCAが存
在すると判断した場合にはステップS204へ移行し、
外周側にはPCAが存在しないと判断した場合であれば
ステップS207へ移行する。
【0035】ステップS204では、CPU24は、装
着されている光ディスク10のすでに記録されている記
録方式、あるいはユーザが選択した記録方式が、SAO
(セッションアットワンス)またはDAO(ディスクア
ットワンス)であるか否かを判断する。すでに何らかの
データが記録されている光ディスク10の場合には、C
PU24は、読み出したリードインエリアに記録されて
いる内容から、どのような記録方式によってデータが記
録されたかを判断する。また、いまだデータが記録され
ていない光ディスク10が装着された場合には、ユーザ
が選択した記録方式がどのような方式によるものかをホ
ストコンピュータ50から入力される記録方式コマンド
によって判断することができる。
【0036】このステップS204において、CPU2
4が、記録方式がSAOまたはDAOであると判断した
場合には、ステップS206へ移行し、SAOおよびD
AOのどちらの方式でもないと判断した場合にはステッ
プS207へ移行する。
【0037】ここで、CD−RおよびCD−RWの記録
方式について説明する。記録方式がSAOとDAOの場
合には、データ書込み開始前に光ディスクの何処のエリ
アまで書込みするかということが判明する。したがっ
て、記録方式がSAOとDAOの場合は、外周側のPC
Aを利用可能か否かを判断することができるためであ
る。他の記録方式、例えばTAO(トラックアットワン
ス)、PW(パケットライト)、RAW(ローライト)
等の記録方式にあっては、追記可能なため最終的に記録
が終了するのはどのアドレスになるかはデータ書込み開
始時点では判断することができない。そこで、SAOと
DAO以外の記録方式による場合には、内周側のAPC
でOPCを行なうようにしたのである。
【0038】フローチャートの説明に戻る。ステップS
206では、記録方式がSAOまたはDAOである場合
に、記録領域がリードアウトよりも内周側であるか否か
を、CPU24が判断している。つまり、CPU24
は、書込みべきデータの最終アドレスが光ディスク上の
どの位置に達するかを判断しているのである。もしも、
記録領域がリードアウトよりも外周側へ越えているよう
であれば、外周側のPCAを使わないようにステップS
207へ移行する。一方、記録領域がリードアウトより
も内周側であるとCPU24が判断した場合には、ステ
ップS208へ移行する。
【0039】ステップS208では、CPU24は、内
周側のPCAおよび外周側のPCAの両方のエリアでO
PCを行なうか、あるいは内周側のPCAまたは外周側
のPCAのいずれか一方でOPCを行なうようにAPC
回路16やサーボプロセッサ20等を制御する。
【0040】一方、ステップS207では、外周側のP
CAでOPCを行なうとデータが上書きされてしまうの
で、CPU24は、内周側のPCAでOPCを行なうよ
うにAPC回路16やサーボプロセッサ20等を制御す
る。これで、第2実施形態のデータ書込み制御方法は終
了する。
【0041】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。第3実施形態では、第1実施形態と第2実施形態
とを組み合わせた動作を行なうものである。具体的に
は、外周側のPCAにユーザデータが書込まれてしまう
ようなおそれが無い記録方式の場合には、ユーザが内周
側のPCAおよび外周側のPCAの両方でOPCを行な
うか、あるいは内周側のPCAまたは外周側のPCAの
どちらか一方でOPCを行なうようにするかをユーザに
選択させるように制御するところが特徴となっている。
本実施形態の光ディスク記録再生装置の内部構造につい
ては、第1実施形態で説明した内部構造と同一であるの
で、ここでの説明を省略する。ただし、CPU24は特
許請求の範囲にいう第2制御手段に該当する。
【0042】以下、第3実施形態のデータ書込みの制御
方法について図5〜図7のフローチャートに基づいて説
明する。まず、ステップS300において、データを書
込むべく光ディスク10が装着されると、光ピックアッ
プ11は、光ディスクのメーカー側で予め光ディスクに
書込んであるATIPを読み出す。次のステップS30
2では、CPU24が、装着された光ディスク10が読
み出したATIPの内容から外周側にもPCAを有する
もので有るかどうかを判断する。
【0043】ステップS302において、CPU24
が、装着された光ディスク10が外周側にもPCAが存
在すると判断した場合はステップS304へ移行し、外
周側にはPCAが存在しないものであると判断した場合
にはへ移行する。
【0044】ステップS304では、CPU24は、装
着されている光ディスク10のすでに記録されている記
録方式あるいはユーザが選択した記録方式が、SAOま
たはDAOであるか否かを判断する。すでに何らかのデ
ータが記録されている光ディスク10の場合には、CP
U24は、読み出したリードインエリアに記録されてい
る内容から、どのような記録方式によってデータが記録
されたかを判断する。また、いまだデータが記録されて
いない光ディスク10が装着された場合には、ユーザが
選択した記録方式がどのような方式によるものかをホス
トコンピュータ50から入力される記録方式コマンドに
よって判断することができる。
【0045】このステップS304において、CPU2
4が記録方式がSAOまたはDAOであると判断した場
合にはステップS306へ移行し、SAOおよびDAO
のどちらの記録方式でもないと判断した場合にはステッ
プへ移行する。
【0046】ステップS306では、記録方式がSAO
またはDAOである場合に、記録領域がリードアウトよ
りも内周側であるか否かを、CPU24が判断してい
る。もしも、記録領域がリードアウトよりも外周側へ越
えているようであれば、外周側のPCAを使わないよう
にへ移行する。記録領域がリードアウトよりも内周側
であるとCPU24が判断した場合には、ステップS3
08へ移行する。
【0047】ステップS308では、CPU24がホス
トコンピュータ50に対してユーザ選択信号を出力し、
このユーザ選択信号を受けたホストコンピュータ50が
ユーザに対して内周側と外周側の両方のPCAでOPC
を行なうか、あるいはどちらか一方のPCAでOPCを
行なうかを選択させる画面表示を行なう。ユーザは、ホ
ストコンピュータ50の表示にしたがって、選択動作を
行なう。ホストコンピュータ50に表示された選択画面
により、ユーザは内周側と外周側の両方のPCAでOP
Cを行なうか、またはどちらか一方のPCAでOPCを
行なうかを選択する。ユーザがどちらかを選択すると、
ホストコンピュータ50から光ディスク記録再生装置3
0へ選択コマンドが出力される。選択コマンドがCPU
24へ入力すると、CPU24はこの選択コマンドに基
づいて、選択されたエリアでOPCを行なうようにAP
C回路16やサーボプロセッサ20等を制御する。
【0048】ステップS308でユーザが内周側と外周
側の両方のPCAでOPCを行なうことを選んだ場合に
はへ移行し、ユーザがどちらか一方のPCAでOPC
を行なうことを選んだ場合にはへ移行する。
【0049】ステップS308からへ移行すると、C
PU24は、ステップS310において、内周側のPC
AでOPCを行ない、このOPCで設定されたレーザパ
ワーでデータの書込を行なうようにAPC回路16やサ
ーボプロセッサ20等を制御する。そして次のステップ
S312では、CPU24は、データの書込みが光ディ
スクの所定位置に到達したら、外周側のPCAでOPC
を行なうようにAPC回路16やサーボプロセッサ20
等を制御する。外周側のPCAでOPCを行なった後は
データの書込みは、外周側PCAで設定したレーザパワ
ーで行なわれる。ステップS312の後、データ書込み
は終了する。
【0050】ステップS308で、ユーザがどちらか一
方のPCAでOPCを行なうことを選んでに移行する
と、ステップS314において、ホストコンピュータ5
0は、外周側と内周側のPCAのどちらでOPCを行な
うかをユーザに選択させる画面表示を行なう。ユーザ
は、ホストコンピュータ50の表示にしたがって、選択
動作を行なう。ホストコンピュータ50に表示された選
択画面により、ユーザはどちらのPCAでOPCを行な
うかを選択する。ユーザがどちらかを選択すると、ホス
トコンピュータ50から光ディスク記録再生装置30へ
選択コマンドが出力される。CPU24は入力された選
択コマンドに基づいて、選択された側のPCAでOPC
を行なうようにAPC回路16やサーボプロセッサ20
等を制御する。
【0051】ステップS314で、ユーザが内周側のP
CAでOPCを行なうことを選択した場合には、ステッ
プS316へ移行する。ステップS316では、CPU
24は内周側のPCAでOPCを行なうようにAPC回
路16やサーボプロセッサ20等を制御し、データの書
込みを内周側のPCAで設定したレーザパワーで行な
う。ステップS316の後、データ書込みは終了する。
【0052】一方、ステップS314で、ユーザが外周
側のPCAでOPCを行なうことを選択した場合には、
ステップS315へ移行する。ステップS315では、
CPU24は外周側のPCAでOPCを行なうようにA
PC回路16やサーボプロセッサ20等を制御し、デー
タの書込みを外周側のPCAで設定したレーザパワーで
行なう。ステップS315の後、データ書込みは終了す
る。
【0053】なお、外周側にPCAが無い光ディスク1
0である場合、記録方式がSAOおよびDAO以外の方
式である場合、または記録方式がSAOまたはDAOで
あっても記憶領域の外周側に出ている場合には、外周側
のPCAではOPCを行なうことができないので、を
経てステップS316へ移行する。ステップS316で
は、CPU24は内周側のPCAでOPCを行なうよう
にAPC回路16やサーボプロセッサ20等を制御し、
データの書込みを内周側のPCAで設定したレーザパワ
ーで行なう。ステップS316の後、データ書込みは終
了する。
【0054】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0055】
【発明の効果】本発明に係る光ディスク記録再生装置に
よれば、記録品位を優先させるユーザであれば両方のP
CAでOPCを行なうように選択することができ、書込
み時間の短縮を優先させるユーザであれば一方のPCA
でOPCを選択することができる。したがって、様々な
ユーザの要求に合わせてデータの書込みを行なうことが
できる。
【0056】また、請求項2記載の光ディスク記録再生
装置によれば、光ディスクがCD−RかCD−RWであ
るかにかかわらず、外周側のPCAへデータが書込まれ
てしまうおそれが有る場合には、内側のPCAだけでO
PCを行なうようにしている。この構成を採用すること
によって、外側のPCAにデータが上書きされるおそれ
が無くなり、当該光ディスクがCD−Rの場合には外側
のPCA部分のデータ欠損を防止する事ができ、当該光
ディスクがCD−RWの場合にはデータの記録品位を維
持することができる。
【0057】また、請求項3記載の光ディスク記録再生
装置によれば、第2制御手段は、検出した記録方式が、
セッションアットワンスまたはディスクアットワンスで
ある場合に第1PCAエリアでOPCを行なうように制
御するようにしても好適である。
【0058】請求項4記載の光ディスク記録再生装置に
よれば、外側のPCAにデータが上書きされるおそれが
無い場合には、記録品位を優先させるユーザであれば両
方のPCAでOPCを行なうように選択することがで
き、書込み時間の短縮を優先させるユーザであれば一方
のPCAでOPCを選択することができる。
【0059】請求項5記載の光ディスク記録再生装置に
おけるデータ書込み制御方法によれば、記録品位を優先
させるユーザであれば両方のPCAでOPCを行なうよ
うに選択することができ、書込み時間の短縮を優先させ
るユーザであれば一方のPCAでOPCを選択すること
ができる。したがって、様々なユーザの要求に合わせて
データの書込みを行なうことができる。
【0060】請求項6記載の光ディスク記録再生装置に
おけるデータ書込み制御方法によれば、光ディスクがC
D−RかCD−RWであるかにかかわらず、外周側のP
CAへデータが書込まれてしまうおそれが有る場合に
は、内側のPCAだけでOPCを行なうようにしてい
る。この構成を採用することによって、外側のPCAに
データが上書きされるおそれが無くなり、当該光ディス
クがCD−Rの場合には外側のPCA部分のデータ欠損
を防止する事ができ、当該光ディスクがCD−RWの場
合にはデータの記録品位を維持することができる。
【0061】請求項7記載の光ディスク記録再生装置に
おけるデータ書込み制御方法によれば、外側のPCAに
データが上書きされるおそれが無くなり、当該光ディス
クがCD−Rの場合には外側のPCA部分のデータ欠損
を防止する事ができ、当該光ディスクがCD−RWの場
合にはデータの記録品位を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録再生装置の第1〜
第3実施形態の構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る光ディスク記録再生装置における
データ書込み制御方法の第1実施形態の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図3】本発明に係る光ディスク記録再生装置における
データ書込み制御方法の第2実施形態の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートの続きである。
【図5】本発明に係る光ディスク記録再生装置における
データ書込み制御方法の第3実施形態の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】図5のフローチャートの続きである。
【図7】図5のフローチャートの続きである。
【図8】光ディスクへの記録方式について説明する説明
図である。
【符号の説明】
2,9 PCA 4 リードイン 6 ユーザデータ 8 リードアウト 10 光ディスク 11 光ピックアップ 12 レーザダイオード 14 レーザドライバー 16 APC回路 18 RFアンプ 20 サーボプロセッサ 22 スピンドルモータ 24 制御手段(CPU) 25 メモリ 30 光ディスク記録再生装置 44 送受信部 50 ホストコンピュータ 51 回線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードインエリアの内周側にOPCが行
    なわれる第1PCAを有し、且つリードアウトエリアの
    外周側にもOPCが行なわれる第2PCAを有する光デ
    ィスクへデータ書込み可能な光ディスク記録再生装置で
    あって、 ユーザに前記第1PCAおよび前記第2PCAのうちど
    ちらか一方のエリアでOPCを行なうか、または前記第
    1PCAおよび前記第2PCAの両方のエリアでOPC
    を行なうかを選択させ、 どちらか一方のエリアでOPCを行なうことが選択され
    た場合には選択されたどちらか一方のエリアでOPCを
    行なうように制御し、 両方のエリアでOPCを行なうことが選択された場合に
    は両方のエリアでOPCを行なうように制御する第1制
    御手段を具備することを特徴とする光ディスク記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 リードインエリアの内周側にOPCが行
    なわれる第1PCAを有し、且つリードアウトエリアの
    外周側にもOPCが行なわれる第2PCAを有する光デ
    ィスクへデータ書込み可能な光ディスク記録再生装置で
    あって、 ユーザが選択した記録方式、またはすでに光ディスクに
    データが書込まれている場合には書込まれているデータ
    の記録方式を検出し、該検出した記録方式が第2PCA
    まで書込み可能な記録方式である場合には、前記第1P
    CAのみでOPCを行なうように制御する第2制御手段
    を具備することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第2制御手段は、 前記検出した記録方式が、セッションアットワンスまた
    はディスクアットワンスである場合に第1PCAエリア
    でOPCを行なうように制御することを特徴とする請求
    項2記載の光ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記第2制御手段は、 検出した記録方式が第2PCAまで書込み可能な記録方
    式以外の方式である場合には、ユーザに前記第1PCA
    および前記第2PCAのうちどちらか一方のエリアで OPCを行なうか、または前記第1PCAおよび前記第
    2PCAの両方のエリアでOPCを行なうかを選択さ
    せ、 どちらか一方のエリアでOPCを行なうことが選択され
    た場合には選択されたどちらか一方のエリアでOPCを
    行なうように制御し、 両方のエリアでOPCを行なうことが選択された場合に
    は両方のエリアでOPCを行なうように制御することを
    特徴とする請求項2または3記載の光ディスク記録再生
    装置。
  5. 【請求項5】 リードインエリアの内周側にOPCが行
    なわれる第1PCAを有し、且つリードアウトエリアの
    外周側にもOPCが行なわれる第2PCAを有する光デ
    ィスクへデータ書込み可能な光ディスク記録再生装置に
    おけるデータ書込み制御方法であって、 ユーザに前記第1PCAおよび前記第2PCAのうちど
    ちらか一方のエリアでOPCを行なうか、または前記第
    1PCAおよび前記第2PCAの両方のエリアでOPC
    を行なうかを選択させ、 どちらか一方のエリアでOPCを行なうことが選択され
    た場合には選択されたどちらか一方のエリアでOPCを
    行なうように制御し、 両方のエリアでOPCを行なうことが選択された場合に
    は両方のエリアでOPCを行なうように制御することを
    特徴とする光ディスク記録再生装置におけるデータ書込
    み制御方法。
  6. 【請求項6】 リードインエリアの内周側にOPCが行
    なわれる第1PCAを有し、且つリードアウトエリアの
    外周側にもOPCが行なわれる第2PCAを有する光デ
    ィスクへデータ書込み可能な光ディスク記録再生装置に
    おけるデータ書込み制御方法であって、 ユーザが選択した記録方式、またはすでに光ディスクに
    データが書込まれている場合には書込まれているデータ
    の記録方式を検出し、該検出した記録方式が第2PCA
    まで書込み可能な記録方式である場合には、前記第1P
    CAのみでOPCを行なうように制御することを特徴と
    する光ディスク記録再生装置におけるデータ書込み制御
    方法。
  7. 【請求項7】 リードインエリアの内周側にOPCが行
    なわれる第1PCAを有し、且つリードアウトエリアの
    外周側にもOPCが行なわれる第2PCAを有する光デ
    ィスクへデータ書込み可能な光ディスク記録再生装置に
    おけるデータ書込み制御方法であって、 ユーザが選択した記録方式、またはすでに光ディスクに
    データが書込まれている場合には書込まれているデータ
    の記録方式を検出し、該検出した記録方式が第2PCA
    まで書込み可能な記録方式である場合には、前記第1P
    CAのみでOPCを行なうように制御し、 検出した記録方式が第2PCAまで書込み可能な記録方
    式ではない場合には、ユーザに前記第1PCAおよび前
    記第2PCAのうちどちらか一方のエリアでOPCを行
    なうか、または前記第1PCAおよび前記第2PCAの
    両方のエリアでOPCを行なうかを選択させ、どちらか
    一方のエリアでOPCを行なうことが選択された場合に
    は選択されたどちらか一方のエリアでOPCを行なうよ
    うに制御し、両方のエリアでOPCを行なうことが選択
    された場合には両方のエリアでOPCを行なうように制
    御することを特徴とする光ディスク記録再生装置におけ
    るデータ書込み制御方法。
JP2002000741A 2002-01-07 2002-01-07 光ディスク記録再生装置および光ディスク記録再生装置におけるデータ書込み制御方法 Pending JP2003203342A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000741A JP2003203342A (ja) 2002-01-07 2002-01-07 光ディスク記録再生装置および光ディスク記録再生装置におけるデータ書込み制御方法
US10/186,674 US20030185120A1 (en) 2002-01-07 2002-07-02 Optical disk player and method of optimum power control test
DE10239235A DE10239235A1 (de) 2002-01-07 2002-08-27 CD-Abspielgerät und Verfahren für einen Test zur optimalen Leistungssteuerung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000741A JP2003203342A (ja) 2002-01-07 2002-01-07 光ディスク記録再生装置および光ディスク記録再生装置におけるデータ書込み制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003203342A true JP2003203342A (ja) 2003-07-18

Family

ID=19190540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002000741A Pending JP2003203342A (ja) 2002-01-07 2002-01-07 光ディスク記録再生装置および光ディスク記録再生装置におけるデータ書込み制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20030185120A1 (ja)
JP (1) JP2003203342A (ja)
DE (1) DE10239235A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100667300B1 (ko) 2005-01-03 2007-01-12 삼성전자주식회사 기록방식 튜닝영역이 구분된 광디스크, 이를 이용하는광기록재생장치 및 그 방법
US8264926B2 (en) 2003-12-26 2012-09-11 Panasonic Corporation Information recording medium with power calibration area

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003168216A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Sony Corp 光記録媒体、並びに、光記録媒体に対する記録装置及び方法
JP2005190525A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Hitachi Ltd 情報記録方法、および、光ディスク装置
JP2005285153A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Toshiba Corp 情報記録媒体、情報再生装置、情報再生方法、および情報記録方法
JP4058020B2 (ja) * 2004-05-14 2008-03-05 株式会社東芝 光ディスク記録再生方法及び記録再生装置及び光ディスク

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8264926B2 (en) 2003-12-26 2012-09-11 Panasonic Corporation Information recording medium with power calibration area
KR100667300B1 (ko) 2005-01-03 2007-01-12 삼성전자주식회사 기록방식 튜닝영역이 구분된 광디스크, 이를 이용하는광기록재생장치 및 그 방법
US7864641B2 (en) 2005-01-03 2011-01-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical disk having divided write strategy tuning areas, optical recording/reproducing apparatus and method using the same

Also Published As

Publication number Publication date
DE10239235A1 (de) 2003-07-17
US20030185120A1 (en) 2003-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100288402B1 (ko) 광디스크드라이브의버퍼언더런대응방법
JP4006184B2 (ja) 情報記録再生方法、情報記録再生装置、情報処理装置及びコンピュータ・プログラム
JP2004288308A (ja) 情報記録方法及びその装置
JP2004310997A (ja) 光情報記録媒体、光情報記録装置、情報処理装置、プログラム及び情報記録方法
JP2001250235A (ja) 光情報記録媒体及び記録装置
US7471602B2 (en) Recording/reproducing method and recording/reproducing apparatus and optical disk
US7349307B2 (en) Method of recording data optimally onto a recording medium
EP1607970A1 (en) Information recording device, information recording method, information recording program, and recording medium containing the information recording program
JP2003203342A (ja) 光ディスク記録再生装置および光ディスク記録再生装置におけるデータ書込み制御方法
JP4339075B2 (ja) 光ディスク装置および光ディスクの記録補正方法
EP1703498A1 (en) Recording device, recording method, reproducing device, and reproducing method
US20050141862A1 (en) Recording medium, information recording apparatus, information recording method, and information recording medium
JP3883193B2 (ja) 記録条件決定方法、プログラム及び記録媒体、情報記録装置、並びに情報記録システム
EP1821298A2 (en) Method to determine optimum erase power in optical disc apparatus
JP3824088B2 (ja) 光ディスク装置
US20060285460A1 (en) Method of managing optimum power control data in lead-in zone of high-density optical disc
JP2003132545A (ja) 光ディスク装置および光ディスク記録媒体への書込み方法
JP3574430B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP4029964B2 (ja) 情報記録制御プログラム及び記録媒体、並びに情報記録装置
JPH11306662A (ja) 情報記録装置
JP2002304729A (ja) 光ディスク装置、その記録動作制御方法及び情報処理装置
JP2003085761A (ja) 光ディスク装置
JP4202874B2 (ja) 光記録装置および方法
JP2004288362A (ja) 情報記録方法、情報記録装置、情報記録用プログラム及び記憶媒体
KR20010055057A (ko) 기록가능한 광디스크의 억세스 제한 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040323

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040831